JP2002024361A - 建物情報管理システムおよびその方法 - Google Patents

建物情報管理システムおよびその方法

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JP2002024361A
JP2002024361A JP2000209032A JP2000209032A JP2002024361A JP 2002024361 A JP2002024361 A JP 2002024361A JP 2000209032 A JP2000209032 A JP 2000209032A JP 2000209032 A JP2000209032 A JP 2000209032A JP 2002024361 A JP2002024361 A JP 2002024361A
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JP2000209032A
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Yoshihiro Kawano
芳裕 川野
Mitsuru Kawaguchi
満 川口
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Asahi Kasei Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 個別の建物に関し、その状況を表すデータ項
目から、その建物の活用変換の度合を判別する。 【解決手段】 建物の活用変換の要因について照合基準
を設定し、個別の建物の状況を表すデータ項目を照合基
準に照合し、その建物の活用変換度合を演算処理するた
めの第1入力手段21、第2入力手段22、照合指示手
段23、記憶手段24、演算処理手段25および出力手
段26とを備え、演算処理結果を所定の形式で出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の新築から寿
命が尽きて解体に至るまでの長期間にわたって、ことに
世代間に承継可能な長寿命住宅において、当該建物に関
連する各種の情報を集積して管理する建物情報管理シス
テムおよびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建物、ことに住宅においては、通
常、一世代毎に一回建て替える程度の割合に短期の寿命
が想定され、建物の補修維持管理は大部分が非専門家の
個人のレベルで行われているのが実情である。
【0003】建物を計画的に維持・保全するために建物
自体の構造部材や設備機器などの運営管理のアイデアが
特開平5−159940号公報、特開平10−69507号公報等に開
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、時宜を
失する不適切で不的確な建物の補修維持管理は余計な費
用を要したり、建物の価値下落、寿命短縮、さらには災
厄招来など、建物の所有者や使用者に多大な種々のマイ
ナスをもたらすことになる。個人レベルの損失に留まら
ず社会全体においても地球資源浪費や大量の発生廃棄物
処理などの課題が生じることになる。また、上記特開平
5−159940号公報、特開平10−69507号公報等は、建物自
体および関連設備などの運営管理に留まるものである。
【0005】さらに、たとえばALC(Autoclaved Lig
ht-weight Concrete)使用の世代間で承継可能な長寿命
住宅などの建物においては従来のように建物、インテリ
ア、エクステリア、付帯設備機器の定期およびまたは随
時の点検チェックおよび補修、交換やリニューアルな
ど、個別の建物に関連する情報のみを管理するだけで
は、いわば物のみについての管理で、物の補修維持管理
を計画的に行なうことが一応は可能であるとしても、物
に関する情報のみでは超長期の高度管理に限界があると
いう解決すべき課題が従来技術にはあった。
【0006】そこで本発明の目的は、建物を長期間にわ
たって高度に活用することを可能とする建物情報管理シ
ステムおよびその方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、建物に関連する各種の情
報を集積して管理する建物情報管理システムであって、
個別の建物に関連する建物属性データ項目を収納する建
物属性ファイルと、並びに該建物の所有者および使用者
に関連する所有者使用者属性データ項目を収納する所有
者使用者属性ファイルとを含む個別建物データベース
と、前記建物属性データ項目において所要の属性データ
項目に関し、所定の評価付けを行なって標準的な照合基
準を設定した建物属性照合ファイルと、前記所有者使用
者属性データ項目において所要の属性データ項目に関
し、所定の評価付けを行なって標準的な照合基準を設定
した所有者使用者属性照合ファイルと、および前記建物
属性照合ファイルと前記所有者使用者属性照合ファイル
の相関関係の照合基準を設定した建物・所有者使用者相
関属性照合ファイルとを含む照合データベースとを有す
る記憶手段と、前記建物属性ファイルに前記建物属性デ
ータ項目を入力し、前記所有者使用者属性ファイルに前
記所有者使用者属性データ項目を入力するための第1入
力手段と、前記建物属性照合ファイル、所有者使用者属
性照合ファイルおよび建物・所有者使用者相関属性照合
ファイルの各々に照合基準を設定するための第2入力手
段と、個別の建物に関し、所要の前記建物属性データ項
目および所要の前記所有者使用者属性データ項目を、前
記建物属性照合ファイル、所有者使用者属性照合ファイ
ルおよび建物・所有者使用者相関属性照合ファイルの照
合基準に照合することを指示するための照合指示手段
と、該照合指示手段による照合指示に応じて所定の演算
処理を行って、個別の建物の活用変換の度合を算出する
演算処理手段と前記演算処理結果を所定の形式で出力す
る出力手段とを具えたことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載の建物
情報管理システムにおいて、前記各手段は該建物情報管
理システムを運営する会社の本社に設置され、前記第1
入力手段、前記照合指示手段および前記出力手段は前記
会社の支店・営業所および/または特約代理店に設置さ
れることを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、請求項2に記載の建物
情報管理システムにおいて、さらに建物の所有者が前記
第1入力手段を有することを特徴とする。
【0010】請求項4の発明は、建物に関連する各種の
情報を集積して管理する建物情報管理方法であって、個
別の建物に関連する建物属性データ項目を収納する建物
属性ファイルと、並びに該建物の所有者および使用者に
関連する所有者使用者属性データ項目を収納する所有者
使用者属性ファイルとを含む個別建物データベースと、
前記建物属性データ項目において所要の属性データ項目
に関し、所定の評価付けを行なって標準的な照合基準を
設定した建物属性照合ファイルと、前記所有者使用者属
性データ項目において所要の属性データ項目に関し、所
定の評価付けを行なって標準的な照合基準を設定した所
有者使用者属性照合ファイルと、および前記建物属性照
合ファイルと前記所有者使用者属性照合ファイルの相関
関係の照合基準を設定した建物・所有者使用者相関属性
照合ファイルとを含む照合データベースとが予め記憶手
段に記憶されており、前記建物属性ファイルに前記建物
属性データ項目を入力し、前記所有者使用者属性ファイ
ルに前記所有者使用者属性データ項目を入力するための
第1の入力ステップと、前記建物属性照合ファイル、所
有者使用者属性照合ファイルおよび建物・所有者使用者
相関属性照合ファイルの各々に照合基準を設定するため
の第2の入力ステップと、個別の建物に関し、所要の前
記建物属性データ項目および所要の前記所有者使用者属
性データ項目を、前記建物属性照合ファイル、所有者使
用者属性照合ファイルおよび建物・所有者使用者相関属
性照合ファイルの照合基準に照合することを指示するた
めの照合指示ステップと、該照合指示ステップによる照
合指示に応じて所定の演算処理を行って、個別の建物の
活用変換の度合を算出する演算処理ステップと前記演算
処理結果を所定の形式で出力する出力ステップとを具え
たことを特徴とする。
【0011】請求項5の発明は、請求項4に記載の建物
情報管理方法において、前記記憶手段は該建物情報管理
システムを運営する会社の本社に設置されており、前記
各ステップは該会社の本社で行われ、前記第1の入力ス
テップ、前記照合指示ステップおよび前記出力ステップ
は前記会社の支店・営業所および/または特約代理店で
行われることを特徴とする。
【0012】請求項6の発明は、請求項5に記載の建物
情報管理方法において、さらに建物の所有者が前記第1
の入力ステップを行うことを特徴とする。
【0013】以上、本発明は、物に関する情報の他に、
それらを利用する主体者たる人的要因を加えることによ
って、物情報と人情報の相乗作用で超長期間にわたる建
物の高度活用を図ることを飛躍的に向上させる。人的要
因として建物の所有者および使用者に関連する情報を使
用する。
【0014】また本発明は、各種の情報において、それ
らのデータ項目に関し、所定の評価付けを行なって標準
的な照合基準をあらかじめ設定しておき、これらに個別
の建物の各種情報のデータ項目を照合して演算処理する
ことによって、その建物の状況および人的要因状況をよ
り客観的に評価付けする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0016】図1は、本実施形態におけるシステム構成
を示す。図1において、センター機器13は建物情報管
理システムを運営する中枢セクションである本社などの
センターに設置されるものである。
【0017】センター機器13は、後述の図2で説明さ
れる建物情報管理システム27の有する第1入力手段2
1、第2入力手段22、照合指示手段23、記憶手段2
4、演算処理手段25および出力手段26などの全ての
機能を有する。
【0018】支店機器12は、通常、第1入力手段2
1、照合指示手段23および出力手段26の機能を有す
るが、たとえば大規模支店では記憶手段24および演算
処理手段25の一部の機能も併有させる方が好適な場合
もあり、また非常事態に備えて、サブセンターとしてセ
ンター機器13と同様の機器を設置し、バックアップ機
能を付与することによって、危機管理態勢も向上する。
【0019】代理店機器11は、通常、第1入力手段2
1、照合指示手段23および出力手段26の機能を有す
るが、アクセスを許可するものの識別、パスワード等の
公知手段はセンター機器13の建物情報管理システム2
7に組み込むものとする。
【0020】所有者機器14は建物の所有者の機器であ
り、第1入力手段21の機能を有するが、バソコン等の
端末の他、簡便にはインターネットに接続する携帯電話
装置なども利用可能である。ハードの進歩発展によって
開発される装置も適宜利用される。センター機器13、
支店機器12および代理店機器11などは、有線・無線
の通信方式が適切に利用されて、相互に結合される。
【0021】図2は、本発明実施形態の建物情報管理シ
ステム27の基本構成を示す。図2において、第1入力
手段21、第2入力手段22、照合指示手段23、記憶
手段24、演算処理手段25および出力手段26の結合
関係の概略を示す。
【0022】第1入力手段21、第2入力手段22およ
び照合指示手段23はキーボード、マウスなどの一つの
入力装置として一体化されてもよく、これらに対する操
作の確認のためのモニター表示装置は常套手段として併
用され、またモニター表示手段装置が出力手段6の一部
として兼用することも可能である。
【0023】記憶手段24、演算処理手段25はいわゆ
るCPUやメモリ等を有する中央処理装置としてユニッ
ト化されることが実際的である。出力手段26は利用に
便利な形態で出力すればよく、必要な都度に視認するだ
けでよいものはCRT(陰極線管)、液晶ディスプレイ
等のモニター機器に所要のレイアウトで表示する。また
出力手段26に出力するデータ項目が、多岐にわたる場
合、大量の場合、多人数に配布する場合、およびある期
間保管して検討するもの等においては、必要により図表
グラフを併用して文書に印刷するなど、公知の装置が利
用できる。
【0024】記憶手段24は、個別建物データベースお
よび照合データベースを有する。個別建物データベース
には建物属性ファイル、所有者使用者属性ファイルが含
まれる。照合データベースには建物属性照合ファイル、
所有者使用者属性照合ファイルおよび建物・所有者使用
者相関属性照合ファイルが含まれる。
【0025】建物属性ファイルには個別の建物に関連す
る建物属性データ項目が収納される。所有者使用者属性
ファイルにはその建物の所有者使用者に関連する所有者
使用者属性データ項目が収納される。
【0026】建物属性データ項目は、その建物(建物情
報管理システム27が対象とするすべての建物に管理記
番号を付与しておく)に関連して、建物の特徴を表すデ
ータ項目である。たとえば、種類、タイプ、型番、外
観、階層、延床面積、間取り、部材、インテリア内装、
エクステリア外装、給排水・電力・ガスなどのユーティ
リティ、照明・通信回線などの電気設備、空調・給湯な
どの付帯設備、駐車場設備、庭などの建物周囲状況、リ
フォーム状況、定期または随時の補修・交換、改装の状
況などの内で、その建物のキーポイントになるデータ項
目が施工時期などの時期、グレード等と共に認識把握さ
れるものである。
【0027】所有者使用者属性データ項目は、その建物
の所有者(共有者も含まれる)および使用者に関連する
データ項目で、たとえば、氏名、年令、職業、現役引退
時期、住所、家族構成、通学種類・学校所在地、所有者
との関係、賃借関係などの内で、その建物のキーポイン
トとなるデータ項目が聞き取り時期と共に認識把握され
るものである。
【0028】建物属性照合ファイルは、建物属性データ
項目の内で、賃貸、売却など建物の活用変換に係る所要
の属性データ項目、すなわち建物属性照合データ項目に
関し、所定のランク評価付けを行なって、標準的な照合
基準を設定したものを収納するファイルである。たとえ
ば、設備劣化・破損レベル、内装汚損レベル、外装劣化
レベル、設備老朽化レベル電動雨戸等ホームオートメー
ション化レベル、防犯対策レベル、外観デザイン陳腐化
レベル、バリアフリー化レベル、維持管理負担レベル、
プラン不適合レベル、面積過大レベル、面積過小レベ
ル、庭の維持管理負担レベル、駐車場不足レベル、周辺
環境悪化レベル、立地レベルなどが含まれる。
【0029】所有者使用者属性照合ファイルは、所有者
使用者属性データ項目の内で、建物の活用変換に係る所
要の属性データ項目、すなわち所有者使用者属性照合デ
ータ項目に関し、所定の評価ランク付けを行なって、標
準的な照合基準を設定したものを収納するファイルであ
る。たとえば、使用者減少レベル、所有者他界レベル、
所有者破産レベル、所有者退職レベル所有者転職レベ
ル、使用者転勤レベル、使用者転居レベル、親引取同居
レベル子同居二世帯化レベル、居住者高齢化レベル、居
住者要介護レベルなどが含まれる。
【0030】建物・所有者使用者相関属性照合ファイル
は、建物属性照合ファイルと所有者使用者属性照合ファ
イルの組み合わせ、すなわち両者の相関関係の照合基準
を設定するものである。たとえば建物の面積過大レベル
と居住者の高齢化レベルとの相関、建物の立地レベルと
居住者の親引取同居レベルとの相関などが建物の活用変
換の度合の大小に影響が大きい。
【0031】第1入力手段21は、記憶手段24の個別
建物データベースの建物属性ファイル、所有者使用者属
性ファイルに、それぞれ建物属性データ項目、所有者使
用者属性データ項目を入力するためのものである。第2
入力手段22は、記憶手段24の照合データベースの建
物属性照合ファイル、所有者使用者属性照合ファイルお
よび建物・所有者使用者相関属性照合ファイルに、それ
ぞれ所定の評価付けを行なって標準的な照合基準を設定
するためのものである。これらについては、後記におい
て、説明される。
【0032】照合指示手段23は、個別の建物に関し、
建物属性データ項目、所有者使用者属性データ項目の内
で、所要の重要なデータ項目を建物属性照合ファイル、
所有者使用者属性照合ファイルおよび建物・所有者使用
者相関属性照合ファイルのそれぞれの照合基準に照合す
ることを指示するものである。演算処理手段25は、上
記の照合指示に基づいて、記憶手段24の照合データベ
ースおよび必要によって個別建物データベースとやり取
りして演算処理し、所要の演算処理結果を出力手段26
に出力する。
【0033】次に建物属性照合ファイル、所有者使用者
属性照合ファイルおよび建物・所有者使用者相関属性照
合ファイルを含む照合データベースについて説明する。
図3は本実施態における建物属性照合ファイルを示す。
【0034】図3において、建物属性データ項目につい
て、それぞれを区分し、それらのレベルに評点を付与す
る。評点の数値が大きいほど、その建物属性データ項目
の活用変換の度合が高い。
【0035】これらの建物属性データ項目の区分とレベ
ル評点が照合基準として、第2入力手段22によって建
物属性照合ファイルに設定される。たとえば建物属性デ
ータ項目の内で、設備劣化・破損としてガス器具が使え
なくなったり、ガス漏れが起こったり、キッチンセット
・洗面台・風呂・便器等の一部が使えなくなったり、水
漏れが起こったり、換気扇・エアコン等の電気設備が使
えなくなったり、漏電、停電等が起こったりした場合
は、建物の変換活用の度合が大きくなる。
【0036】前記の評点は例示であり、実際の建物情報
管理システムでは、その時代の状況に応じて、評点が決
められる。重要な属性データ項目については加重評点が
考慮される。
【0037】建物属性照合ファイルに対する個別の建物
の建物属性データ項目の照合および演算処理は次のよう
に行われる。ある建物属性データ項目をこれに対応する
建物属性照合ファイルの建物属性照合データ項目に当て
はめると、その該当評点が得られる。同様に他の建物属
性データ項目についても対応する建物属性照合データ項
目に当てはめることによって、その評点が得られる。この
ようにして得られた評点の合計点がその建物の活用変換
の度合を表す。
【0038】図4は所有者使用者属性照合ファイルの内
容を示す。図4において、所有者使用者属性データ項目
について、それぞれを区分し、それらのレベルに評点を
付与する。評点の数値が大きいほど、その所有者使用者
属性データ項目の活用変換の度合が高い。これらの所有
者使用者属性データ項目の区分とレベル評点が照合基準
として、第2入力手段22によって所有者使用者属性照
合ファイルに設定される。たとえば所有者使用者属性デ
ータ項目の内で、親の引き取り、子との同居など人数が
多くなった場合は、子の独立、家族の他界、退職、転勤
などで人数少なくなった場合と共に、評点が付加され、
建物の活用変換の度合が大きいと判断される。
【0039】前記の評点は例示であり、実際の建物情報
管理システムでは、その時代の状況に応じて、評点が決
められる。重要な属性データ項目については加重評点が
考慮される。
【0040】所有者使用者属性照合ファイルに対する個
別の建物の所有者使用者属性データ項目の照合および演
算処理は次のように行われる。ある所有者使用者属性デ
ータ項目をこれに対応する所有者使用者属性照合ファイ
ルの所有者使用者属性照合データ項目に当てはめると、
その該当評点が得られる。同様に他の所有者使用者属性
データ項目についても対応する所有者使用者属性照合デ
ータ項目に当てはめることによって、その評点が得られ
る。このようにして得られた評点の合計点がその建物の
活用変換の度合を表す。
【0041】図5は建物・所有者使用者相関属性照合フ
ァイルの内容を示す。図5において、縦軸に建物属性照
合データ項目をとり横軸に所有者使用者属性照合データ
項目をとり、それぞれの該当する項目のマトリクス上の
交点において評点を付与する。評点の数値が大きいほ
ど、その建物属性照合データ項目とその所有者使用者属
性照合データ項目との相関において建物の活用変換の度
合が大きくなる。
【0042】たとえば、建物属性照合データ項目で面積
過小に該当した場合で、さらに所有者使用者属性照合デ
ータ項目で親引取同居に該当する場合には、評点が付加
され、その建物の活用変換の度合が大きいと判断され
る。
【0043】前記の評点は例示であり、実際の建物情報
管理システムでは、その時代の状況に応じて、評点が決
められる。重要な属性データ項目については加重評点が
考慮される。
【0044】建物・所有者使用者相関属性照合ファイル
に対する個別の建物の建物属性データ項目および所有者
使用者属性データ項目の照合および演算処理は次のよう
に行われる。ある建物の建物属性データ項目をこれに対
応する建物属性照合データ項目の欄に当てはめ、さらに
所有者使用者属性データ項目をこれに対応する所有者使
用者属性照合データ項目の欄に当てはめ、ふたつの欄の
交点から、その該当評点が得られる。同様に他の建物属
性データ項目と所有者使用者属性データ項目との組み合
わせによって、その評点が得られる。このようにして得
られた評点の合計点がその建物の活用変換の度合を表
す。
【0045】図6は個別建物データベースの各種の属性
ファイルに個別の建物に関連する各種の属性データ項目
を入力するための処理手順を示す。図6では、上記の入
力処理を、支店機器12からセンター機器13に対して
(図1参照)行なう例を示す。
【0046】この例では、第1入力手段21(図2参
照)は図1の支店機器12に設置され、記憶手段24
(図2参照)はセンター機器13に設置されている。
【0047】図6において、支店機器12がセンター機
器13に常時接続されていない場合には、ステップS60
1で支店機器12をセンター機器13に接続する。接続
は無線、有線、光ファイバー等の公知の方式が利用され
る。
【0048】ステップS602では、支店機器12のモニ
ター画面に入力する属性データ項目が所定のレイアウ
ト、順序などで、ガイド表示される。ステップS603で
は、支店機器12の第1入力手段21(図2参照)から
個別の建物に関連する建物属性データ項目および所有者
使用者属性データ項目をセンター機器13の記憶手段2
4(図2参照)の個別建物データベースの建物属性ファ
イルおよび所有者使用者属性ファイルに入力する。
【0049】入力する個別建物の入力処理を、複数の建
物について行なう場合には、ステップS602に戻って、
ステップS603の入力を繰り返して行なう。
【0050】一連の入力処理を完了したら、ステップS
605で支店機器12をセンター機器13から分離する。
以上、支店機器12からの入力処理について説明した
が、センター機器13、代理店機器11、所有者機器1
4からの入力処理も同様に行なわれる。
【0051】図7は照合データベースの建物属性照合フ
ァイル、所有者使用者属性照合ファイルおよび建物・所
有者使用者相関属性照合ファイルに照合基準を設定入力
するための処理手順を示す。図7では、上記の設定入力
処理をセンター機器13で行なう(図1参照)。
【0052】この例では、第2入力手段22(図2参
照)と記憶手段24(図2参照)はセンター機器13に
設置されている。
【0053】ステップS701では、センター機器13の
第2入力手段22(図2参照)から記憶手段24の照合
データベースの建物属性照合ファイルに照合基準を設定
入力する。設定入力される照合基準は図3および関連す
る説明を前述したので、重複説明は省略する。
【0054】同様にステップS702では、所有者使用者
属性照合ファイルに照合基準を設定入力する。設定入力
される照合基準は図4および関連する説明を前述したの
で、重複説明は省略する。
【0055】更にステップS703では、建物・所有者使
用者相関属性照合ファイルに照合基準を設定入力する。
設定入力される照合基準は図5および関連する説明を前
述したので、重複説明は省略する。
【0056】図7は簡潔にするために、ステップS70
1、ステップS702、ステップS703が直列的に並べてあ
るが、それらの設定処理は、順序を逆にしても差し支え
ないし、ある時点ではその内の一つだけ設定入力する
(改訂、追加、削除の場合もある)こともあり得る。
【0057】以上の照合基準の設定入力は、支店機器1
2から行われる場合もありうるが、同様に行われる。
【0058】図8は個別の建物に関し、所要の属性デー
タ項目を所要の属性照合ファイルの照合基準に照合する
ことを指示し、所定の演算処理の後に出力するための処
理手順を示す。図8では前記の照合指示、演算処理およ
び結果の出力をセンター機器13で行なう(図1参
照)。
【0059】この例では、照合指示手段23(図2参
照)、演算処理手段25(図2参照)と記憶手段24
(図2参照)はセンター機器13に設置されている。セ
ンター機器13は照合指示手段23で演算処理手段2
5、記憶手段24に照合指示して、演算処理を行なう
(図2参照)。
【0060】ステップS801では、記憶手段24の照合
データベースの各種の属性照合ファイルに照合する対象
である個別の建物の管理記番号を指示する。たいていの
場合には、記憶手段24の個別建物データベースの各種
の属性ファイルに、当該建物に関連する建物属性データ
項目および所有者使用者属性データ項目が既に記憶され
ている。
【0061】ステップS802では、これらの属性データ
項目の内で、当該照合において照合すべき所要の属性デ
ータ項目を指示する。ステップS803では、記憶手段2
4の照合データベースの建物属性照合ファイル、所有者
使用者属性照合ファイルおよび建物・所有者使用者相関
属性照合ファイルに、当該建物に関連する建物属性デー
タ項目および所有者使用者属性データ項目の内で、所要
の属性データ項目を照合し、演算プログラム等によっ
て、所定の演算処理を行なう。
【0062】ステップS804では、演算処理の結果を出
力する。複数の個別の建物について照合する場合には、
各ステップを繰り返す。出力は公知の形式が適宜、利用
され、便利な形態で行なう。必要な都度に視認すれば事
足りる場合には、いわゆるモニター画面表示する。デー
タ項目が多く保管する必要のある場合には、図表グラフ
等に文書印刷する。
【0063】照合演算処理において、個別の建物毎に照
合するほかに、公知手法で、照合データベースの各種の
属性照合ファイルで所要のレベルにある建物を検索抽出
することによって、所要のレベルに該当する建物の総数
および該当する個別建物を見出すことができ、建物情報
管理システムが対象とする建物の有効活用方策に役立て
ることができる。
【0064】以上述べた実施形態に限らず、実際の建物
情報管理システムは、図1に示すような構成に限らず、
それを運営する会社の規模、業務範囲、支店・営業所な
どの配置状況、特約代理店の有無および協力関係度合な
どに応じて、適切な機器を配設すればよい。また、上述
の各種の手段の機能を行なう具体的な機器および関連機
器などは、コンピューター等で、公知に利用されている
入力機器、出力装置、表示装置、印刷装置、中央処理装
置、記憶媒体、サーバ装置、セキュリティ装置、識別装
置、暗号装置など、これらを結合する有線・無線の通信
方式を適切に組み合わせればよい。また永年の間に種々
の要因変化やハード等の進歩などに追随して改変される
べきものである。
【0065】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、個別の建物についての所要の属性データ項目を所要
の属性照合ファイルの照合基準に照合することによっ
て、個別の建物に関連する建物、所有者および使用者の
状況をより客観的に評価付けすることが、容易に且つ統
一的に行なわれ、個別の建物の活用変換の度合が評点の
合計から求められ、その建物を最大限に活用するための
端緒を開くものとして役立つ。
【0066】しかも多大の数の建物について区分けが行
なえることは、多数の建物群における個別建物の位置付
けも明確になり、賃貸などの運用、更には有利な売却計
画などその建物のより一層の活用を図ることに役立つ。
【0067】また、本発明によれば、建物情報管理シス
テムを運営する会社などの支店・営業所および特約代理
店で、直接、各種の属性データ項目を各種の属性ファイ
ルに入力したり、所要の属性データ項目を所要の属性照
合ファイルの照合基準に照合指示して演算処理結果を出
力するので、建物所有者への対応が迅速になる等、建物
情報管理システムが効率よく運用される。
【0068】なお支店・営業所などおよび特約代理店で
の入力、照合指示、出力などの状況は本社などのセンタ
ーで把握されることによって、建物群全体の情報管理が
可能である。
【0069】また、本発明によれば、建物の所有者が、
所有する建物につき直接、所要の属性データ項目を出力
することを可能とするので、建物の所有者に利便をもた
らす。なおこれらの入力、出力などの状況が本社などの
センターに把握されれば、建物の所有者に対する運営会
社のレコメンド(recommend)等のサービスが迅速にな
ることにも役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態の配置される機器を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明実施形態の建物情報管理システムの基本
構成を示すブロック図である。
【図3】本発明実施態における建物属性照合ファイルを
示すマトリクス図である。
【図4】本発明実施態における所有者使用者属性照合フ
ァイルのマトリクス図である。
【図5】本発明実施態における建物・所有者使用者相関
属性照合ファイルのマトリクス図である。
【図6】本発明実施態における属性ファイルに属性デー
タ項目を入力するフローチャートである。
【図7】本発明実施態における属性照合ファイルに照合
基準を設定入力するフローチャートである。
【図8】本発明実施態における照合指示、演算処理、出
力のフローチャートである。
【符号の説明】
11 代理店機器 12 支店機器 13 センター機器 14 所有者機器 21 第1入力手段 22 第2入力手段 23 照合指示手段 24 記憶手段 25 演算処理手段 26 出力手段 27 建物情報管理システム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物に関連する各種の情報を集積して管
    理する建物情報管理システムであって、 個別の建物に関連する建物属性データ項目を収納する建
    物属性ファイルと、並びに該建物の所有者および使用者
    に関連する所有者使用者属性データ項目を収納する所有
    者使用者属性ファイルとを含む個別建物データベース
    と、 前記建物属性データ項目において所要の属性データ項目
    に関し、所定の評価付けを行なって標準的な照合基準を
    設定した建物属性照合ファイルと、前記所有者使用者属
    性データ項目において所要の属性データ項目に関し、所
    定の評価付けを行なって標準的な照合基準を設定した所
    有者使用者属性照合ファイルと、および前記建物属性照
    合ファイルと前記所有者使用者属性照合ファイルの相関
    関係の照合基準を設定した建物・所有者使用者相関属性
    照合ファイルとを含む照合データベースとを有する記憶
    手段と、 前記建物属性ファイルに前記建物属性データ項目を入力
    し、前記所有者使用者属性ファイルに前記所有者使用者
    属性データ項目を入力するための第1入力手段と、 前記建物属性照合ファイル、所有者使用者属性照合ファ
    イルおよび建物・所有者使用者相関属性照合ファイルの
    各々に照合基準を設定するための第2入力手段と、 個別の建物に関し、所要の前記建物属性データ項目およ
    び所要の前記所有者使用者属性データ項目を、前記建物
    属性照合ファイル、所有者使用者属性照合ファイルおよ
    び建物・所有者使用者相関属性照合ファイルの照合基準
    に照合することを指示するための照合指示手段と、 該照合指示手段による照合指示に応じて所定の演算処理
    を行って、個別の建物の活用変換の度合を算出する演算
    処理手段と前記演算処理結果を所定の形式で出力する出
    力手段とを具えたことを特徴とする建物情報管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の建物情報管理システム
    において、前記各手段は該建物情報管理システムを運営
    する会社の本社に設置され、前記第1入力手段、前記照
    合指示手段および前記出力手段は前記会社の支店・営業
    所および/または特約代理店に設置されることを特徴と
    する建物情報管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の建物情報管理システム
    において、さらに建物の所有者が前記第1入力手段を有
    することを特徴とする建物情報管理システム。
  4. 【請求項4】 建物に関連する各種の情報を集積して管
    理する建物情報管理方法であって、 個別の建物に関連する建物属性データ項目を収納する建
    物属性ファイルと、並びに該建物の所有者および使用者
    に関連する所有者使用者属性データ項目を収納する所有
    者使用者属性ファイルとを含む個別建物データベース
    と、 前記建物属性データ項目において所要の属性データ項目
    に関し、所定の評価付けを行なって標準的な照合基準を
    設定した建物属性照合ファイルと、前記所有者使用者属
    性データ項目において所要の属性データ項目に関し、所
    定の評価付けを行なって標準的な照合基準を設定した所
    有者使用者属性照合ファイルと、および前記建物属性照
    合ファイルと前記所有者使用者属性照合ファイルの相関
    関係の照合基準を設定した建物・所有者使用者相関属性
    照合ファイルとを含む照合データベースとが予め記憶手
    段に記憶されており、 前記建物属性ファイルに前記建物属性データ項目を入力
    し、前記所有者使用者属性ファイルに前記所有者使用者
    属性データ項目を入力するための第1の入力ステップ
    と、 前記建物属性照合ファイル、所有者使用者属性照合ファ
    イルおよび建物・所有者使用者相関属性照合ファイルの
    各々に照合基準を設定するための第2の入力ステップ
    と、 個別の建物に関し、所要の前記建物属性データ項目およ
    び所要の前記所有者使用者属性データ項目を、前記建物
    属性照合ファイル、所有者使用者属性照合ファイルおよ
    び建物・所有者使用者相関属性照合ファイルの照合基準
    に照合することを指示するための照合指示ステップと、 該照合指示ステップによる照合指示に応じて所定の演算
    処理を行って、個別の建物の活用変換の度合を算出する
    演算処理ステップと前記演算処理結果を所定の形式で出
    力する出力ステップとを具えたことを特徴とする建物情
    報管理方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の建物情報管理方法にお
    いて、前記記憶手段は該建物情報管理システムを運営す
    る会社の本社に設置されており、前記各ステップは該会
    社の本社で行われ、前記第1の入力ステップ、前記照合
    指示ステップおよび前記出力ステップは前記会社の支店
    ・営業所および/または特約代理店で行われることを特
    徴とする建物情報管理方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の建物情報管理方法にお
    いて、さらに建物の所有者が前記第1の入力ステップを
    行うことを特徴とする建物情報管理方法。
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