JP2002024189A - 超並列コンピュータ及びその処理方法 - Google Patents

超並列コンピュータ及びその処理方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】疎結合並列コンピュータにおけるCPU間の交
信において、処理間の同期により生じる待ち時間をなく
し、スループットを最大にする。 【解決手段】複数の共有メモリー102と、共有メモリ
ー102に接続される複数のCPU101とからなるセ
ルコンピュータ106と、複数のセルコンピュータを結
合する為の超並列バス103と、超並列バス103に接
続されプログラムとデータを記憶する2次記憶装置10
4と、2次記憶装置104に格納されて、セルコンピュ
ータ106の初期立上げ時に、セルコンピュータ106
の共有メモリー102に読み上げられ、指定されたデー
タを、非同期定周期で目標のセルコンピュータに送信す
るプロセスと、受信したデータを自身が存在する共有メ
モリー上に設定するプロセスを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の中央演算装
置(以下、CPUと称する)と、複数のオペレーティン
グシステム(以下、OSと称する)及び、それらを接続
する通信手段を有する並列コンピュータの処理方法に関
し、特にCPU間でのデータ交信効率の向上に関する。
【0002】
【従来の技術】並列コンピュータはSMP(対称型並列
処理)タイプと、MP(マッシブリー並列処理)タイプ
の2種類に大別される。SMPタイプは、図15に示す
様に、1つの共有メモリー上に複数のCPUを接続し、
このメモリーを介してCPU同士が交信を行なう。装置
構成が簡単で、コストパフォーマンスが高い為、ビジネ
ス用コンピュータとして広く使用されている。しかし、
共有メモリーへのデータのアクセス処理能力に限界があ
る為、処理遅れ無しに交信できる条件での最大のCPU
数は、16程度にすぎない。
【0003】一方、特開平7−141318号に見られ
るMPタイプの並列コンピュータは、各CPUにそれぞ
れメモリーが接続され、かつ、図4に示す様に、各CP
U同士が高速の通信回線で相互に、1対1で結合されて
いる。従って、任意の2つのCPU間の交信は、他のC
PU間の交信に全く影響を受けない。このため、CPU
交信処理による待ち時間は極めて小さい。しかし、メモ
リーが膨大に必要となり、かつ、CPU間の接続回路が
複雑になることから、コストパフォーマンス、スケーラ
ビリティ、エキスパンダビリティが低下するという欠点
を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の様な欠点は、C
PUの並列度が大きくなる程大きなものとなり、現実的
には、100本以下のCPUによる、並列コンピュータ
程度しか、実用に供することは出来なかった。しかし、
近年の産業・経済の動向等より、並列度が1000を超
える様な大型の構成の並列コンピュータであっても、処
理性が低下しない様な方法と手段が必要になってきてい
る。
【0005】本発明の目的は、複数のCPUを共通の母
線で結合している並列コンピュータにおいて、CPU間
のデータ交信における処理間の同期により生じていた待
ち時間を無くし、超並列コンピュータのスループットを
最大にすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、SMPタイプ
とMPタイプの並列コンピュータの利点を活かし、かつ
欠点を無くす様に構成されたハードウェアと、ソフトウ
ェアの処理方式を実現するものである。
【0007】基本的には、複数のSMPコンピュータを
高速のバスまたはLANで接続した、複数OSを有する
クラスタ・コンピュータを構築し、同一の共有メモリー
上のCPU間のデータ交信は、メモリーアクセス時間以
内の高速方式で実現し、同一の共有メモリー上に交信す
るCPUが無い場合は、交信データを必要とする応用プ
ロセス毎に定められた非同期定周期で転写されているタ
ーゲットデータを、自身のメモリー上から取り込む。こ
れにより、バスまたはLANによる交信に要する、長時
間の同期による遅れ時間を無くすことができる。
【0008】これを実現する為には、交信に必要な情報
をCPU間で送受信するプロセスを、予め2次記憶装置
上に格納しておき、コンピュータの立上げ時に各共有メ
モリー上に、それらをアップロードする。送信プロセス
は、周期的にタイマーより動作指令を受け、共有メモリ
ーが持つ自己のノードから他のノードへデータの転送が
必要な場合、応用プログラムが稼動していないアイドル
状態のCPUを用いて、複写先ノードの所定のアドレス
に所定のデータ量を転写するように、複写先ノードの受
信プロセスに依頼をする。受信プロセスは依頼を受ける
と、指定されたアドレスから指定された容量分のデータ
を転写する。また、前記送信・受信プロセスは複数の前
記中央演算装置のうち、アイドル状態にあるもので動作
するように前記OSによって制御される。
【0009】このように、送信・受信プロセスは、応用
プロセス(プログラム)とは全く独立に、非同期に動作
するので、応用プロセスがターゲットプロセスと交信を
行なう場合は、物理的な通信回線を通じてのデータ交信
は行なわず、自身が接続されている所定のアドレスより
データを取り込むように動作する。
【0010】以上のように、どの様なCPUと交信する
場合であっても、実時間での物理的なデータ交信が不要
になる為、CPU間を結合する通信回線のスループット
に関わりなく、メモリーアクセスに要する時間だけで、
CPU間のデータ交換が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の一実施例による
超並列コンピュータの装置構成を示す。本装置は複数の
CPU101、共有メモリー102、並列接続バス10
3、2次記憶装置104、マンマシン装置105により
構成されている。図2から図4を用いて、本装置の概略
を説明する。
【0012】図2は一実施例による超並列コンピュータ
の外観図である。複数のキャビネットとパソコンやワー
クステーションにより実現できるマンマシン装置により
成っている。各キャビネットの中にはセルコンピュータ
106がセットされている。セルコンピュータは上記し
たSMPコンピュータである。本例では、3キャビネッ
トが有り、各々のキャビネットは6台のセルコンピュー
タを有し、各セルコンピュータには4台のCPU101
が装着されている。
【0013】図3は、セルコンピュータ106の構成を
示しており、4個のCPU101がメモリーコントロー
ラーを介して、共有メモリー102に接続され、かつ並
列接続バス103がバス(LAN)コントローラーを介
して接続されている。ここでは、4個のCPUが同時に
共有メモリーをアクセスした場合でも、単独でのメモリ
ーアクセス時間より大きな処理時間を要しないように、
メモリーアクセスのスイッチ機構がメモリーコントロー
ラーの中に装備されている。
【0014】図4は、図3における2つのコントローラ
ーを除いて表現した模式図であり、図3と等価である。
図1は、図4の図法を用いて本実施例の構成を表現した
ものである。
【0015】図5は、本実施例によるソフトウェアプロ
グラムファイルの存在場所と動作場所への転送の説明図
である。各セルコンピュータ106は、独自のOSを有
しており、それぞれが任意のタイミングで動作を開始、
終了できる。
【0016】動作開始タイミング、すなわちシステム初
期化タイミングで、2次記憶装置104に格納されてい
る送信プロセス、受信プロセス及びデータ複写情報ファ
イルが、超並列接続バス103を介して該当セルコンピ
ュータの共有メモリー102上にアップロード(転写)
される。各プロセスは、共有メモリに接続されている複
数のCPU101のうち、応用プログラムが動作してい
ないアイドル状態のCPUで動作するように、OSによ
り制御される。すなわち、本来の業務処理が動作してい
るCPUの動作に影響を与えないように、空き状態のC
PUを用いる。
【0017】図6は、データ複写情報ファイルの構成を
示している。本ファイルは、Nケースの情報を有してお
り、各ケース内には、大別するとCPU交信時の相手方
のCPU、つまり複写元情報(from)と交信元のCP
U、つまりデータを必要とするCPU側である複写先情
報(to)を有している。
【0018】複写元情報は、該当セルコンピュータのノ
ード番号fn1、データの存在している先頭アドレスfad
1、転送バイト数fbt1及び転送周期tc1で構成される。ま
た、複写先情報は、複写先セルコンピュータのノードtn
1と、複写先頭アドレスtad1で成っている。なお、複写
元情報及び複写先情報は応用プロセス毎の周期tc1を
有し、各情報は非同期定周期で動作する。また、各ケー
スは、1つのプログラム(プロセス)がシステムに新た
に設定される場合に追加され、削除されるつど、消去さ
れる。
【0019】図7は、本実施例の動作例を説明したもの
である。例えば、ノードfn1内の送信プロセスSprfn1は
タイマーにより、一定周期時間毎に起動される。そし
て、先述のデータ複写情報ファイルを参照して、自身か
らデータを転送するタイミングの場合、共有メモリーの
アドレスfad1からfbt1バイトのデータをノードtn1のセ
ルコンピュータ内の受信プロセスに対して、周期tc1で
送信する。ノードtn1内の受信プロセスRprtn1はデータ
を受信した後、自身の共有メモリー上のアドレスtad1か
らfbt1バイト分のデータを設定する。
【0020】図8は、送信プロセスSprfniの処理の流れ
図である。一定周期時間で起動され、登録されているデ
ータを全て参照し、自ノードからの送信が必要なデータ
か、否かを判定し(処理B)、送信が必要な場合は、自
身の共有メモリーのアドレスfadiからfbtiバイトを、ノ
ードtniの共有メモリーのアドレスtadiへセットする様
な依頼を送信する。ここで起動周期時間tciは、並列接
続バス3のデータ通信能力に応じて適正に定めることが
できる。
【0021】図9は、受信プロセスRprtniの処理の流れ
図である。データを受信(処理D)した後、自身の共有
メモリーのアドレスtadiにfbtiバイトのデータをセット
する様に動作する(処理E)。
【0022】以下、図10〜図12を用いて、具体例に
より説明する。図10は表示装置に画面を表示するアプ
リケーションで、従来の処理動作である。本例では「プ
ロセス状態表示」という画面を表示するため、操作者は
表示要求ボタンを押し下げする。このタイミングで、ノ
ード上のCPU=1に存在しているアプリケーション
プログラムが起動される。
【0023】まず、処理aで要求を受け付け、どの画面
を表示するか決定する。次に、処理bで取り込むべき情
報を取得するために、ノード上のCPU=5で動作す
るプログラム2に、プロセス状態情報の取り込みをLA
Nまたはバスを介して依頼する。依頼されたプログラム
2はプロセス入出力装置を介して、プロセス入出力値を
取り込む。取り込まれたデータは再びLANなどを介し
て、待ち状態にあったプログラム1に転送する。これを
受信したプログラム1の処理bは再び動作を始め、次ぎ
の処理cにデータを渡す。処理cで該当データを編集
し、処理dで図示のような「プロセス状態表示」を画面
に表示する。
【0024】以上の動作をタイミングチャートに示す
と、図12(a)のようになる。CPU=1上のプログ
ラム1は、処理bがCPU=5上のプログラム2に情報
取り込み依頼を行った後、データが返送されるまで待ち
状態となる。つまり、データ取り込み・転送における同
期により、待ち時間が発生することを示している。この
待ち時間はプロセス状態転送時間t1と、ノードから
ノードへの転送時間t2により構成される。
【0025】一方、図11は本実施例によるもので、図
10と同じ機能を実現する場合の処理動作である。本実
施例では、ノード間の情報の送信・受信プロセスによ
り、所定のプロセス状態情報はノードのサーバー内の
共有メモリー上にセットされている。従って、見かけ
上、アプリケーションプログラムは自己の接続する共有
メモリからプロセス状態情報を読み込むだけである。
【0026】すなわち、立上げ時に2次記憶装置から読
み出した送信プロセス、受信プロセス及びデータ複写情
報ファイルにより、ノード1、ノード2の送受信関係が
図示のように設定されている。なお、点線は非同期通信
を表している。ノード2はプロセス状態の取込を行い、
送信プロセスがアプリケーションから定義された所定周
期で送信し、プロセス状態を受信した受信プロセスはノ
ード1の共有メモリーに設定している。ノード1は表示
要求の発生した時に処理を開始するので、処理bは自己
の共有メモリーを読み込むだけとなり、待ち時間なしと
なる。
【0027】図12(b)に本実施例による処理タイミ
ングチャートを示す。本実施例ではボタンを押下げてか
ら表示が完了するまでに必要な時間Tは、T=ta+t
b+tc+tdであり、従来のようにt1+t2の待ち
時間は無くなる。
【0028】図13は、応用プログラムの一般的な流れ
図で、従来方式と、本実施例によるCPU間交信に要す
る処理時間を比較して示したものである。他ノードで動
作するCPUとの交信処理として、交信1(処理G)と
交信2(処理I)が含まれている。従来方式は、他ノー
ドとの実際の交信時間と他CPU間の交信競合により、
処理Gと処理Iはそれぞれ500(ms)程度の処理中断
が発生している。これに対し、本実施例の装置と方法を
用いると、それぞれメモリーアクセス時間の10(μ
s)程度しか要していない。すなわち、見かけ上の他C
PUとの交信時間がゼロに近ずいていることがわかる。
【0029】ここで重要なことは、交信する先のCPU
での実時間の情報が本当に必要か、否かということであ
る。例えば、ノード1のCPU1の処理Aのという処
理結果を、ノード2のCPU2の処理Bのという処理
が取込んで処理をして、再びCPU1へ…というよう
に、いわゆる同期が絶対に必要な処理の場合、処理プロ
セスを分割して、並列コンピュータで動作させること自
体が無意味である。つまり、同期が必要な処理はプログ
ラムを分割してはいけないのである。
【0030】逆に、他のプロセスの結果については、少
し位の時間のズレ等があっても、個々のプロセスには影
響を与えないように設計されたシステムでは、本発明の
非同期のデータ交信が可能になり、スループット、レス
ポンス、信頼性が圧倒的に高くなる。何故ならば、この
様な非同期のデータ交信を行うことにより、システム全
体が協調して処理できるコンピュータシステムであれ
ば、いくらでも任意にCPUやOSを増やすことがで
き、この結果、必要とするスループットを容易に獲得で
きるからである。
【0031】図14は、超並列動作のタイミングチャー
トを示したものである。(a)は従来の同期型超並列動
作で、縦軸がノードとCPU番号、横軸が時間軸を示し
ている。このグラフ内の実線は、プロセスが有効に動作
している状態を示しており、破線は、何らかの要因で待
状態になっていることを示している。
【0032】従来の様にCPU交信要求のつど、実際に
データ交信を行なうと、図示の例では、3/4以上の処
理可能CPU時間が「待」あるいは「アイドル」で浪費
されてしまっている。超並列クラスタ構成を採用して
も、ほとんど並列効率が向上していないことがわかる。
【0033】(b)は本実施例による超並列処動作のタ
イミングチャートで、従来方式と同じ座標軸による。フ
ァイルの競合による、プロセスの待時間の発生が所々に
見られるが、CPU交信による大きな待時間が全く無く
なることが分かる。つまり、本実施例により低価格で簡
単な構成による、CPUが1000以上にもなるクラス
タ接続の超並列コンピュータが、従来のMP型コンピュ
ータと同等のスループットで動作させることができるこ
とを示している。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、共有メモリーとSMP
クラスタによる超並列コンピュータのスループットを最
大にできる効果がある。また、費用や複雑性の極めて大
きなMP型超並列コンピュータと同等のスループット
を、数百〜数万分の1の費用で簡単に実現できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による超並列コンピュータの
構成図。
【図2】本実施例の超並列コンピュータの外観図。
【図3】セルコンピュータの概略構成図。
【図4】セルコンピュータの構成の模式図。
【図5】送信プロセス、受信プロセス、データ複写情報
ファイルの格納位置と動作位置の説明図。
【図6】データ複写情報ファイルの構成図。
【図7】本実施例による処理動作の説明図。
【図8】送信プロセスの処理フロー図。
【図9】受信プロセスの処理フロー図。
【図10】従来の画面表示動作の説明図。
【図11】本実施例による画面表示動作の説明図。
【図12】画面表示動作の処理タイミングチャート。
【図13】応用プロセスの他CPUとの交信フロー図。
【図14】従来の同期型超並列動作及び本実施例による
非同期型超並列動作のタイミングチャート。
【図15】従来の超並列コンピュータの密結合構造図。
【符号の説明】
101…CPU、102…共有メモリー、103…並列
接続バス、104…2次記憶装置、105…マンマシン
装置、106…セルコンピュータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/177 682 G06F 15/177 682B

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共有メモリーと、該共有メモリーに複数
    接続される中央演算装置から構成される複数のセルコン
    ピュータと、該複数のセルコンピュータを結合するバス
    より構成される超並列コンピュータの処理方法におい
    て、 前記超並列コンピュータ内の任意の2つの中央演算装置
    の交信が、応用プロセス毎に定められた非同期定周期で
    転写されているターゲットデータを、前記中央演算装置
    自身が接続されているメモリー上から取込むことを特徴
    とする超並列コンピュータの処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記共有メモリーの持つ複写元ノードから他の複写先ノ
    ードへ前記バスを通じてターゲットデータを転送する送
    信プロセスは、アイドル状態の中央演算装置を用いて、
    複写先ノードの所定アドレスに転写するように、複写先
    ノードの受信プロセスに依頼することを特徴とする超並
    列コンピュータの処理方法。
  3. 【請求項3】 共有メモリーと、該共有メモリーに複数
    接続される中央演算装置から構成される複数のセルコン
    ピュータと、複数の前記セルコンピュータを結合する並
    列バスより構成される超並列コンピュータの処理方法に
    おいて、 予め2次記憶装置に格納されている、交信に必要な情報
    と前記中央演算装置間の送受信を行なうプロセスを、コ
    ンピュータの立上げ時に前記共有メモリー上にアップロ
    ードし、 送信プロセスは周期的にタイマーより動作指令を受け、
    共有メモリーが持つ自己のノードから他のノードへター
    ゲットデータの転送が必要な場合は、アイドル状態の中
    央演算装置を用いて、複写先ノードの所定のアドレスに
    所定のデータ量を転写するように、複写先ノードの受信
    プロセスに依頼し、 依頼を受けた受信プロセスは、指定されたアドレスから
    指定された容量分のデータを転写することを特徴とする
    超並列コンピュータの処理方法。
  4. 【請求項4】 共有メモリーと、該共有メモリーに複数
    接続される中央演算装置から構成され、任意のタイミン
    グで動作を開始、終了できるオペレーティングシステム
    を有する複数のセルコンピュータと、複数の前記セルコ
    ンピュータを結合するための並列バスと、該並列バスに
    接続されて、プログラムとデータを記憶するための2次
    記憶装置と、該2次記憶装置内に格納され、前記セルコ
    ンピュータの初期立上げ時に前記セルコンピュータの共
    有メモリー上に読み上げられ指定されたデータを一定周
    期で目標のセルコンピュータに送信する送信プロセス
    と、受信したデータを自身が存在する共有メモリー上に
    設定する受信プロセスを備え、前記プロセスの各々は複
    数の前記中央演算装置のうち、アイドル状態にある中央
    演算装置で動作するように前記オペレーティングシステ
    ムによって制御されることを特徴とする超並列コンピュ
    ータ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記共有メモリー上に読み上げられるデータとして、ノ
    ード番号、アドレス、バイト数及び周期を含む複写元情
    報と、ノード番号、アドレスを含む複写先情報からなる
    データ複写情報ファイルを、前記2次記憶装置に格納し
    ていることを特徴とする超並列コンピュータ。
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JP2008059420A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Hitachi Ltd 転写メモリシステムに用いられるノードおよびメモリ領域管理方法
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