JP2002023596A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002023596A
JP2002023596A JP2000200878A JP2000200878A JP2002023596A JP 2002023596 A JP2002023596 A JP 2002023596A JP 2000200878 A JP2000200878 A JP 2000200878A JP 2000200878 A JP2000200878 A JP 2000200878A JP 2002023596 A JP2002023596 A JP 2002023596A
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Naoshi Hayakawa
直志 早川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリーニング装置のハウジングを安価でかつ
精度良く設けるとともに、定着装置からの熱で、クリー
ニング装置内に収納するトナーが固化することを防ぐこ
とができるようにし、加えて安定した記録媒体の分離を
提供する。 【解決手段】 分離部材48によって画像転写後の記録
媒体を像担持体10から分離する一方、画像転写後に像
担持体10上に残留するトナーをクリーニング装置15
で除去回収する画像形成装置において、クリーニング装
置15のハウジング36の外側に、クリーニング装置1
5の幅方向に長い断熱部材38を並設し、その断熱部材
38に取り付けられた分離部材48が、ハウジング36
と連結してなる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機やプリン
タやファクシミリ、またはそれらの複合機などの画像形
成装置に関する。そのうち、特に帯電・書込み・現像・
転写・クリーニング等を繰り返して像担持体上に逐次ト
ナー画像を形成し、そのトナー画像を記録媒体にまたは
中間転写体等の別の像担持体を介して記録媒体に順次転
写し、記録媒体上に画像を記録する電子写真式の画像形
成装置に適用することができる。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子写真式の画像形成装
置にあっては、クリーニング装置を備え、そのクリーニ
ング装置に設けるクリーニング部材で、画像転写後に像
担持体上に残留するトナーを除去回収する。
【0003】クリーニング装置には、ハウジング内に収
納して例えばコイル状のトナー搬送部材を設け、回収し
たトナーを、リサイクル使用のために現像装置へと戻し
たり、廃棄のために回収容器へと送り出したりする。
【0004】また、ハウジングに取り付けて像担持体側
の開口に入口シールを設け、いったんクリーニング装置
内に回収したトナーのこぼれ落ちを防ぐ。
【0005】そして、ハウジングは、樹脂の一体形状で
つくることを主流としていた。それは、樹脂ハウジング
には、形状の自由度が大きく複雑な形状にも対応でき、
金型の初期投資はあるものの、他材料に比較して材料費
が安く、大量生産時には金型投資を相殺してコストを低
減できるメリットがあるからである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これは普及
機でのことであって、例えばA1の縦通紙(594〔m
m〕)が可能な広幅機となると、細長くなることから、
成形後の熱収縮による変形で精度が狂い、また剛性不足
から、組付け時の変形で精度が狂って、例えば収納する
トナー搬送部材がぶつかって大きく振動し、その振動が
共振によっていわゆるコイル暴れに至る問題があった。
【0007】また、入口シールの取り付け角度がずれる
ことにより先端が波打ち状態となり、その先端の像担持
体への当接が不均一となってトナーこぼれを生ずる問題
があった。
【0008】さらには、金型投資を相殺して採算が取れ
るまでの大量生産ができないから、コストアップとなる
問題もあった。
【0009】このため、ハウジングを板金製とすると、
幅600〔mm〕以上のものにおいては、樹脂に比べて型費
が安く、材料費が高いものの、生産量が少ない場合には
樹脂より安くできる傾向にある。また、剛性があるか
ら、組付け時にも変形が少なく、組付け精度を上げるこ
とができる。
【0010】しかし、幅600〔mm〕以上となると、やは
りハウジング自体を寸法精度良くつくることが困難とな
り、寸法確認と矯正作業の繰り返しを必要とし、結局コ
ストアップとなる問題があった。
【0011】また、ハウジングをアルミニウム製とする
と、同様に、全体として安価に、かつ剛性を持たせて精
度を上げることができる。特に押出し加工や引抜き加工
でつくると、ダイキャスト成形でつくる場合に比して金
型製造費を安くすることができる。
【0012】反面、ハウジングをアルミニウム製とする
と、アルミニウムは比熱が小さいことから伝熱性が高く
なり、定着装置の熱を受けて温度上昇し、収納するトナ
ーが固化して搬送不良を発生する問題があった。特に、
広幅機では、通紙サイズが大きくなって発熱量が高くな
り、かつ統計上待機時間も長くなることから、このよう
な問題を発生するおそれが十分にあった。
【0013】また、アルミニウム製のハウジングに、例
えばタップ穴加工を行う場合には、工具へのアルミニウ
ムかすの固着を防止するために前処理としてオイルを塗
布する工程、次いでボール盤により下穴をあける工程、
続いてタップ仕上げを行う工程、最後にオイルを除去す
る脱脂工程の4工程を最低必要とする。
【0014】クリーニング装置のハウジングには、各種
の部品を取り付けなければならないから、二次加工を必
要とする。しかし、ハウジングをアルミニウム製とする
と、どうしても上述のような面倒な加工を行わなければ
ならず、コストアップとなる問題があった。
【0015】かかる問題を解決する1つの方法として、
従来、クリーニング装置のハウジングを、トナー搬送部
材や、入口シール等を設けるハウジング部と、タップ穴
加工や、各種の部品を取り付ける部品支持部とによって
構成するようにしたものが提案されている。
【0016】ところで、クリーニング装置において、像
担持体から静電的に貼り付いた画像転写後の記録媒体を
分離する分離部材である分離爪は、記録媒体をその両端
から剥離分離すると中央にたるみが生じ、次工程の定着
装置にて、しわになりやすくなることから、クリーニン
グ装置の両側板間を通す部品支持部のフレームのほぼ中
央に設置するのが通常であった。
【0017】しかしながら、クリーニング装置の両側板
間を通す部品支持部のフレームのほぼ中央部に分離爪を
設置すると、この中央部が分離爪の重量分、機械動作時
の振動の影響を受けやすく、部品支持部の両端から連続
的な振動が与えられると、この中央部の振幅は最大にな
り、分離爪の連続的な位置変動をまねき、安定して記録
媒体を分離することが困難となる問題があった。
【0018】この分離爪の振動は、弾性変形内の微小振
動であるため、静止時には気づかないが、この微小変動
が分離爪先端位置に伝播すると、この先端が瞬間的に像
担持体表面から離れる。例えばこのタイミングと、記録
媒体の先端が分離爪先端位置へ移動するタイミングとが
同期してしまうと、記録媒体が分離爪をすりぬけてクリ
ーニング入口シール部まで侵入する場合があった。
【0019】これにより、ジャム発生や、それに起因す
る機械動作中断をまねく問題があり、さらには、記録媒
体を除去する際にクリーニング入口シール部のトナーが
大量に飛散ることで搬送面を汚染し、清掃する手間を増
やすため、未だ不十分な問題があった。
【0020】そこで、この発明の第1の課題は、画像形
成装置において、定着装置からの熱で、クリーニング装
置内に収納するトナーが固化することを防ぐことができ
るとともに、安定した記録媒体の分離を提供することに
ある。
【0021】第2の課題は、しっかりと確実に取り付け
る必要のある部品を、ハウジングにコストアップなく容
易に取り付けることにある。
【0022】第3の課題は、定着装置からの熱がハウジ
ングへ伝達するのをより一層防止することにある。
【0023】第4の課題は、メンテナンスのための清掃
や交換を簡単とし、位置精度良く、しかもしっかりと確
実に取り付ける必要のある部品をハウジングに取り付け
ることにある。
【0024】第5の課題は、分離部材の設置位置を簡単
に精度良くすることにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明は、
上述した第1の課題を達成すべく、分離部材によって画
像転写後の記録媒体を像担持体から分離する一方、画像
転写後に像担持体上に残留するトナーをクリーニング装
置で除去回収する画像形成装置において、クリーニング
装置のハウジングの外側に、クリーニング装置の幅方向
に長い断熱部材を並設し、その断熱部材に取り付けられ
た分離部材が、ハウジングと連結してなる、ことを特徴
とする。
【0026】この発明の上述した第2の課題を達成すべ
く、分離部材をハウジングに、接着して連結するとよ
く、このとき、この発明の上述した第3の課題を達成す
べく、連結する分離部材とハウジングとの間に、断熱体
を介在するとよい。
【0027】また、この発明の上述した第4の課題を達
成すべく、分離部材をハウジングに、ねじ止めして連結
するとよく、このとき、この発明の上述した第5の課題
を達成すべく、ねじ止めのねじ込み量を調整して、分離
部材とハウジングとの間隔を調整可能にするとよい。
【0028】さらに、この発明の上述した第3の課題を
達成すべく、ねじが、断熱材料からなるとよい。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態につき詳細に説明する。図1には、この
発明による画像形成装置の要部概略構成を示す。図示画
像形成装置は、A0サイズ(幅841〔mm〕)の通紙が可
能な広幅機である。
【0030】図中符号10は、幅970〔mm〕のドラム状
の像担持体である。像担持体10のまわりには、帯電装
置11、LED書込み装置12、2成分現像装置13、
転写分離装置14、クリーニング装置15、除電装置1
6などを配置する。
【0031】像担持体10と転写分離装置14間には、
記録媒体搬送路Pを形成する。記録媒体搬送路Pには、
画像形成装置における長手方向の手前側(図中左側)に
給紙装置17を設け、先側(図中右側)に排紙装置18
を設ける。排紙装置18のさらに先には、定着装置19
を設ける。
【0032】そして、像担持体10の反時計方向への回
転とともに、まずその表面を帯電装置11で一様に帯電
し、次いでLED書込み装置12で書込みを行うことに
より該像担持体10上に静電潜像を形成する。続いて、
現像装置13内に備える現像ローラ20でトナーを付着
し、静電潜像を可視像化して該像担持体10上に画像を
形成する。
【0033】他方、同時に不図示の給紙ローラを回転し
て図示省略した給紙カセット内から、用紙やカード等の
記録媒体を送り出し、給紙装置17で案内してそれに設
けるレジストローラ21で像担持体10の回転にタイミ
ングを合わせ、該像担持体10と転写分離装置14間に
送り込む。
【0034】そして、転写分離装置14を用い、像担持
体10上に形成した画像を記録媒体に転写する。画像転
写後の記録媒体は、後述する分離部材である分離爪48
によってその像担持体10の表面から剥離分離されて
後、排紙装置18で案内されて定着装置19に導かれ
る。
【0035】この後、定着装置19は、その記録媒体上
に転写画像を定着して記録した後、その記録媒体を不図
示の排紙スタック部上に排出して、そこにスタックす
る。
【0036】一方、画像転写後の像担持体10は、反時
計方向への回転とともに、表面上に残留するトナーを、
クリーニング装置15のブレード状のクリーニング部材
22でかき落として除去回収し、除電装置16で除電し
て次の画像形成に備える。
【0037】ところで、図示画像形成装置では、図2に
示すように、像担持体10の中心軸30を各々ベアリン
グ31を介して樹脂製の側板32で支持し、像担持体1
0を回転自在に設ける。一方の側板32から突出する片
方の中心軸30の先端には、タイミングプーリ33を固
着してなる。
【0038】両側板32には、各々取付ねじ35を用い
て、クリーニング装置15の第1のハウジング36、お
よび第1のハウジング36の外側に並設された断熱部材
である第2のハウジング38の各両端を取り付ける。
【0039】第1のハウジング36は、幅960〔mm〕の
アルミニウム製で、例えば押出し加工や引抜き加工でつ
くり、下部にU字状のコイル収納部37を形成する。そ
して、図3に示すように、そのコイル収納部37内に、
回収したトナーを搬送するコイル状のトナー搬送部材3
9を収納する。トナー搬送部材39は、回転して、回収
したトナーを、廃棄のために不図示の廃トナー回収容器
へと落下する。リサイクル使用のために現像装置13へ
と戻すようにしてもよい。
【0040】また、この第1のハウジング36は、コイ
ル収納部37の先端外側に基端側を貼り付けて、マイラ
等からなる入口シール部40を保持する。入口シール部
40は、所定の角度で設けて先端側を像担持体10の外
周に押し当て、クリーニング装置15内にいったん回収
したトナーのこぼれ落ちを防いでなる。
【0041】他方、第2のハウジング38は、幅960〔m
m〕の、例えば亜鉛処理鋼板(SECC、SPCC)な
どを用いた板金製で、両側板32間(すなわち、クリー
ニング装置15の幅方向)において第1のハウジング3
6とは非接触で支持され、図1に示すようにその第1の
ハウジング36と定着装置19との間に配置する。
【0042】この第2のハウジング38には、図3に示
すように、該第2のハウジング38に形成したダボ43
を嵌め付けて位置決めし、取付ねじsを用いて支持部材
である支持ブラケット44を取り付ける。
【0043】これとともに、この支持ブラケット44
は、図4にそれと第1のハウジング36との連結部分を
拡大して示すように、第1のハウジング36における分
離爪44近傍の位置に形成される凸部36Aに、硬質ゴ
ム材、樹脂材料等からなる断熱体36Bを介在して例え
ば接着剤や、両面テープ等を用いて接着して連結する。
【0044】支持ブラケット44には、軸45を中心と
して回動自在に解除レバー46を取り付け、また軸47
を中心として回動自在に分離爪48を取り付け、解除レ
バー46の先端を分離爪48に係合する。樹脂製の分離
爪48の先端には、ステンレス製の刃49を設けてな
る。最近は、先端も樹脂製とすることも可能となってい
る。
【0045】解除レバー46の基端には、また駆動ソレ
ノイド50のアーム51の先端を係合する。駆動ソレノ
イド50は、第2のハウジング38に、図示省略したね
じを用いて取り付ける。図2中符号52は、図示省略し
たねじが貫通するねじ挿通穴である。
【0046】そして、駆動ソレノイド50をON状態と
すると、図5(A)で示すように、アーム51を引き寄
せて解除レバー46を軸45を中心として反時計方向に
回動し、分離爪48を自重で軸47を中心として時計方
向に回動し、刃49を像担持体10の周面に軽く押し当
てる。これにより、画像転写後の記録媒体を像担持体1
0の表面から分離し、定着装置19方向へと導く。
【0047】このとき、分離爪48は、支持ブラケット
44が第1のハウジング36の凸部36Aに、断熱体3
6Bを介在して連結していることから、機械動作に伴う
振動の影響を受けることなく、像担持体10に対して常
に安定した状態で刃49を押し当てる。
【0048】また、駆動ソレノイド50をOFF状態と
すると、図5(B)で示すように、アーム51を戻し、
解除レバー46を軸45を中心として時計方向に回動
し、分離爪48を自重に抗して軸47を中心として反時
計方向に回動し、刃49を像担持体10の周面から離
す。
【0049】この例では、また図6に示すように、支持
ブラケット44に両面テープでPセンサ(トナー濃度判
定センサ)54を貼り付ける。このPセンサ54は、当
然、別のブラケットを用いて第2のハウジング38に、
支持ブラケット44と同様にボスで位置決めし、ねじ止
めして取り付けるようにしてもよい。
【0050】さて、第2のハウジング38には、さらに
図2に示すように取付穴59を複数あけ、その各取付穴
59に図6に示すようにクランプ60のスナップフィッ
ト61をはめ付ける。スナップフィット61は、径方向
の溝を有し、取付穴59に挿入するとき両側を変形して
外径を小さくし、挿入後に元の形状に戻して取付穴59
の穴縁に掛け、抜け止めする。そして、そのクランプ6
0には、Pセンサ54用のハーネス62を掛け、また駆
動ソレノイド50用のハーネス63を掛ける。
【0051】第2のハウジング38には、また図3に示
すように、加圧スプリング65の一端を掛ける。加圧ス
プリング65は、引張りスプリングで、第2のハウジン
グ38にあけた図2に示す挿通穴64を通して配置し、
他端をホルダフレーム66に掛ける。ホルダフレーム6
6は、図2に示す支持ピン67を用いて両端を各々側板
32に取り付け、両側板32間で回動自在に支持する。
ホルダフレーム66にはブレード状のクリーニング部材
22の基端を取り付け、先端を像担持体10の周面に押
し当ててなる。
【0052】なお、この実施の形態では、本発明を、像
担持体上に形成した画像を直接記録媒体に転写する画像
形成装置に適用するようにした場合について述べたが、
この発明は、これに限らず、要は、像担持体上に形成し
た画像をいったん中間転写体等の別の像担持体に転写し
て後、別の像担持体上の画像を記録媒体に転写するもの
であれば、例えばカラー画像形成装置などにも適用する
ことができる。
【0053】また、この実施の形態では、分離爪48の
支持ブラケット44と、第1のハウジング36の凸部3
6Aとを断熱体36Bを介して接着して連結するように
した場合について述べたが、本発明は、これに限らな
い。
【0054】例えば図7に示すように、第2のハウジン
グ38の孔にねじ72を通し、支持ブラケット44の両
側で止め輪71を取り付けて抜け止めして後、そのねじ
72の先端にナット70をねじ付ける。その後、ねじ7
2を第1のハウジング36の凸部36Aに形成される雌
ねじ穴にねじ付けて、第1のハウジング36に支持ブラ
ケット44を取り付け、そのねじ込み量を調整すること
により、第1のハウジング36と支持ブラケット44と
の間隔を無段階的に調節し、像担持体10に対する分離
爪48の押し当て強さを調整するようにしてもよい。こ
のとき、ねじ72は、ポリカーボネイト等の樹脂材料な
どからなる断熱材料を用いてつくるとよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明によれ
ば、断熱部材をハウジングと定着装置との間に配置する
ことから、断熱部材で遮ってハウジングが受ける定着装
置の熱の影響を極力小さくし、収納する回収トナーの固
化を防ぐことができる。
【0056】これとともに、この断熱部材に取り付けら
れた分離部材の支持部材とハウジングとを連結するか
ら、分離部材が機械動作に伴って振動するのを未然に防
止し、像担持体から記録媒体を常に安定して分離するこ
とができる。
【0057】請求項2に係る発明によれば、分離部材の
支持部材をハウジングに例えば接着剤や、両面テープに
よって、接着して連結することにより、しっかりと確実
に取り付ける必要のある分離部材を、ハウジングにコス
トアップなく容易に取り付けることができる。
【0058】請求項3に係る発明によれば、分離部材の
支持部材とハウジングとの間に断熱体を介在するように
して連結することにより、断熱部材において極力小さく
した定着装置の熱が支持部材を介してハウジングに伝達
するのを未然に防止でき、かくして収納する回収トナー
の固化をより一層防止することができる。
【0059】請求項4に係る発明によれば、分離部材と
ハウジングとをねじで連結するから、分離部材をハウジ
ングに、メンテナンスのための清掃や交換を簡単とし、
位置精度良く、しかもしっかりと確実に取り付けること
ができる。
【0060】請求項5に係る発明によれば、ねじ止めの
ねじ込み量を無段階で調整して、分離部材とハウジング
との間隔を簡単に調整するから、像担持体に対する分離
部材の押し当て強さを調整することができ、かくして像
担持体から記録媒体を常に安定して分離することができ
る。
【0061】請求項6に係る発明によれば、分離部材の
支持部材とハウジングとを連結するねじが断熱材料から
なるので、断熱部材において極力小さくした定着装置の
熱が支持部材を介してハウジングに伝達するのを未然に
防止でき、かくして収納する回収トナーの固化をより一
層防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による画像形成装置の要部概略構成図
である。
【図2】その画像形成装置で用いるクリーニング装置部
分の分解斜視図である。
【図3】そのクリーニング装置部分の分解側面図であ
る。
【図4】その分離爪の支持ブラケットと第1のハウジン
グとの連結部分の拡大図である。
【図5】そのクリーニング装置に備える分離爪の作動説
明図で、(A)は駆動ソレノイドのON状態、(B)は
OFF状態を示す。
【図6】スナップフィットで取り付けてクランプでハー
ネスを保持した状態を示すクリーニング装置部分の側面
図である。
【図7】他の実施の形態による分離爪の支持ブラケット
と第1のハウジングとの連結部分の拡大図である。
【符号の説明】
10 像担持体 15 クリーニング装置 19 定着装置 22 クリーニング部材 32 側板 36 第1のハウジング 36A 凸部 36B 断熱体 37 コイル収納部 38 第2のハウジング 39 トナー搬送部材 40 入口シール 44 支持ブラケット 46 解除レバー 48 分離爪 50 駆動ソレノイド 51 アーム 54 Pセンサ 60 クランプ 61 スナップフィット 62 Pセンサ用ハーネス 63 ソレノイド用ハーネス 65 加圧スプリング 66 ホルダフレーム 70 ナット 71 止め輪 72 ねじ s 取付ねじ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分離部材によって画像転写後の記録媒体
    を像担持体から分離する一方、上記画像転写後に上記像
    担持体上に残留するトナーをクリーニング装置で除去回
    収する画像形成装置において、 上記クリーニング装置のハウジングの外側に、上記クリ
    ーニング装置の幅方向に長い断熱部材を設け、 その断熱部材に取り付けられた上記分離部材が、上記ハ
    ウジングと連結してなる、画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記分離部材の支持部材を上記ハウジン
    グに、接着して連結してなる、請求項1に記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 上記連結する支持部材とハウジングとの
    間に、断熱体を介在してなる、請求項1または2に記載
    の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記支持部材を上記ハウジングに、ねじ
    止めして連結してなる、請求項1に記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 上記ねじ止めのねじ込み量を調整して、
    上記分離部材と上記ハウジングとの間隔を調整可能とし
    てなる、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 ねじが、断熱材料からなる、請求項4ま
    たは5に記載の画像形成装置。
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