JP2002022749A - マイクロプレートのインキュベート方法 - Google Patents

マイクロプレートのインキュベート方法

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JP2002022749A
JP2002022749A JP2000206033A JP2000206033A JP2002022749A JP 2002022749 A JP2002022749 A JP 2002022749A JP 2000206033 A JP2000206033 A JP 2000206033A JP 2000206033 A JP2000206033 A JP 2000206033A JP 2002022749 A JP2002022749 A JP 2002022749A
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sheet
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insulating material
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェルの開口をシートで密閉したマイクロプ
レートを恒温室に収納した後に取り出しても、該シート
に結露しにくいマイクロプレートのインキュベート方法
を提供する。 【解決手段】 複数のウェルの開口が2次元に配列され
たマイクロプレート10の各ウェルに溶液を分注し、前
記開口をシートで密閉したマイクロプレート10をイン
キュベートする方法であって;前記密閉したシートに断
熱材21、22を重ねて、断熱材21、22でマイクロ
プレート10を覆う工程と;断熱材21、22で覆った
マイクロプレート10を恒温室に収納する工程と;恒温
室に収納されたマイクロプレート10を、所定の時間だ
け恒温室に放置した後、恒温室から取り出す工程とを備
えるマイクロプレートのインキュベート方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロプレート
のインキュベート方法に関し、特にマイクロプレートの
各ウェルに溶液を分注し該ウェルの開口をシートで密閉
したマイクロプレートのインキュベート方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】マイクロプレートのウェルに溶液を分注
して、該ウェル中で免疫反応等の反応を起こさせるため
に、従来から、溶液を分注したウェルの開口をシートで
密閉して、そのマイクロプレートを恒温室に収納し、イ
ンキュベートすることが行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来のイ
ンキュベート方法によれば、所定時間だけ恒温室に収納
した後にマイクロプレートを取り出すと、ウェルの開口
を密閉したシートの内側に結露が生じ、溶液の濃度が変
化するため、正常な測定ができないことがあった。
【0004】そこで本発明は、ウェルの開口をシートで
密閉したマイクロプレートを恒温室に収納した後に取り
出しても、該シートに結露しにくいマイクロプレートの
インキュベート方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるマイクロプレートのインキュベート方
法は、例えば図2、図3に示すように、複数のウェル1
の開口が2次元に配列されたマイクロプレート10の各
ウェル1に溶液3を分注し、前記開口をシート2で密閉
したマイクロプレート10をインキュベートする方法で
あって;前記密閉したシート2に断熱材4を重ねて、断
熱材4でマイクロプレート10を覆う工程と;断熱材4
で覆ったマイクロプレート10を恒温室14(図4)に
収納する工程と;恒温室14に収納されたマイクロプレ
ート10を、所定の時間だけ恒温室14に放置した後、
恒温室14から取り出す工程とを備える。
【0006】溶液は典型的には水溶液であるが、他の溶
液例えばアルコール溶液であってもよい。また断熱材で
覆うとは、別体の断熱材をシートに重ねる場合の他、シ
ートに断熱材を重ねて一体に加工した2重シートを用い
る場合も含む。各ウェルに液を分注するとは、マイクロ
プレートの複数のウェルのうち必要なウェルに分注する
ことであって必ずしも全てのウェルを意味するものでは
ない。
【0007】このように構成すると、密閉したシートに
断熱材を重ねて、断熱材でマイクロプレートを覆う工程
を備えるので、恒温室に収納されたマイクロプレート
を、所定の時間だけ恒温室に放置した後、恒温室から取
り出しても、シートの内面に液が結露するのを防止する
ことができる。
【0008】また以上の方法では、断熱材4が主として
輻射伝熱を防止する部材であるものとしてもよい。輻射
伝熱の断熱材は、例えば高い反射率を有する金属箔、例
えばアルミ箔である。このような金属箔は特に折り畳ん
で複数シートを重ねるようにするとよい。
【0009】輻射伝熱を防止する部材、例えば金属箔を
用いると、覆いが容易に実行でき、覆ったマイクロプレ
ートの取り扱いも容易である。
【0010】また前記方法では、断熱材4が主として伝
導伝熱を防止する部材であるものとしてもよい。伝導伝
熱の断熱材は、例えば空隙率の高い材料、例えば発泡ス
チロールである。また金属箔を複数枚重ねて用いる場合
は、重ねられた箔同士の間にできる空隙が伝導伝熱を遮
断する作用を発揮するので、輻射伝熱防止の他に、伝導
伝熱を防止する部材とも言うことが出来る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。なお、各図において互い
に同一あるいは相当する部材には同一符号または類似符
号を付し、重複した説明は省略する。
【0012】図1は、本発明によるインキュベート方法
に用いる、断熱材を重ねたマイクロプレート10を示す
斜視図である。図中、複数のウェルの開口が2次元に配
列されたマイクロプレート10(個々のウェルは不図
示)の開口が、シート(不図示)で密閉されている。マ
イクロプレート10の詳細構造の一例は後述する。
【0013】(a)は、第1の実施の形態を示すもので
あり、開口がシートで密閉されたマイクロプレート10
の各ウェル1の開口側(図中上面側)には、主として輻
射伝熱を防止する部材としての2枚重ねのアルミホイル
(アルミ箔)21が重ねられている。したがって、マイ
クロプレート10は、ウェル1の開口側がアルミホイル
21で覆われていることになる。アルミホイル21の厚
さは、市販の標準的アルミホイルを用いることができ、
その厚さは0.01〜0.05mm程度である。アルミ
ホイルは少なくとも片面は鏡面状に仕上げられており、
反射率が高いことが好ましい。反射率が高いとそれだけ
輻射伝熱を防止することができる。
【0014】この第1の実施の形態では、アルミホイル
は2枚重ねとしたが、1枚であっても輻射伝熱は防止す
ることができる。しかしながら、複数枚例えば2枚、4
枚と重ねて用いると、その重ねられたシート同士の間に
僅かながら空隙ができ、その空隙が伝導伝熱をある程度
防止することができ、また対流伝熱もある程度防止でき
るので好ましい。また2枚重ねとすると、反射率の高い
面が2面できるので、輻射伝熱を両面から防止すること
ができる。この効果は、反射率の高い面を外側にしても
内側にしても得られるが、外側にするのがより好まし
い。
【0015】(b)は、第2の実施の形態を示すもので
あり、マイクロプレート10の各ウェル1の開口側(図
中上面側)には、伝導伝熱を防止する部材としての厚さ
約5mmの発泡スチロール板22が重ねられている。し
たがって、マイクロプレート10は、ウェル1の開口側
が発泡スチロール板22で覆われていることになる。発
泡スチロール板22は、白色とするのが好ましい。白色
とすれば、輻射伝熱もある程度まで防止することができ
る。
【0016】図中発泡スチロール板22は、単板に作製
されており、単にマイクロプレート10上に載置されて
いるだけであるが、(a)にアルミホイルの場合で図示
してあるようにコの字形に縁を成形して、マイクロプレ
ートにかぶせることができるようにするとよい。コの字
に折り曲げた縁は矩形の発泡スチロール板の対向する2
辺(図中長辺)のみに形成されているが、4辺に縁を形
成すると、発泡スチロール板がマイクロプレート上で横
ズレも縦ズレもすることがないので好ましい。
【0017】図2、図3を参照して本発明の実施の形態
に用いるマイクロプレートの典型例を説明する。
【0018】図2はマイクロプレート10をウェル1の
開口を鉛直方向上方に向けて置いた場合の、開口側から
見た平面図である。図中ウェル1は水平面上に2次元に
配列されている。本実例では、ウェル1は幅方向(図中
上下方向)に8行、長手方向に12列のマトリクス状に
配列されている。
【0019】図3は図2のA−A断面図であり、マイク
ロプレート10のウェル1の1個を抽出して正面から見
た断面図である。
【0020】(a)は、溶液3を分注したウェル1の開
口を、粘着面をもつビニール製シート2(住友ベークラ
イト社製;プレシール(商品名))で覆った状態を示
す。ビニールシートは粘着面側がマイクロプレートのウ
ェルの開口側に向けられ、粘着面がウェルの開口の縁に
粘着し、ウェルを密閉する。
【0021】(b)は、アルミ製シート4と密着した前
記ビニール製シート2で、シートの粘着面によって前記
マイクロプレート10のウェル1を覆った状態を示す。
なお、前述のようにアルミ製シートの代わりにアルミホ
イルを特に2枚又は4枚重ねにして、ビニール製シート
を覆うようにしても、以下に説明するのと同様な効果が
得られるが、アルミ製シート4と密着した前記ビニール
製シート2を用いると、別途アルミホイルで覆いをする
手間が省ける。
【0022】図4は、本発明の実施に用いる恒温室14
の一例を示す斜視図である。図中、全体として直方体状
の筺体に形成された恒温室本体15の一面が開口されて
おり、恒温室本体15にヒンジ(不図示)で開閉可能に
取り付けられた蓋16が、前記開口を密閉することがで
きるように構成されている。恒温室本体15の壁及び蓋
16には、適切な断熱材が充填されている。したがって
蓋16が本体15の開口を閉じると、恒温室14は、そ
の外部との間でほぼ完全に断熱される。恒温室本体15
には、不図示の温度維持装置が具備されている。温度装
置は、例えばヒーターとサーモスタットを含んで構成さ
れる。また恒温室14内は、全体が均一な温度となるよ
うに、室内空気は循環するように構成されている。
【0023】恒温室本体15の内部には、等間隔で鉛直
方向に複数の棚が装着されており、その上に多数のマイ
クロプレート10を載置し収納することができる。
【0024】恒温室14内の温度は、インキュベートに
よって起こさせようとしている反応によって定まるが、
本発明が特に効果を発揮するのは、室温よりもある程度
高い場合である。例えば45℃以上、さらには50℃以
上の温度である。上限は通常は80℃程度である。
【0025】図5、図6を参照して、本発明の実施例及
び比較例を説明する。
【0026】マイクロプレート中のサンプル液の蒸発防
止対策の予備試験
【0027】実施例と比較例に共通な工程を先ず説明す
る。未感作マイクロプレート(Nunc社製、フルオロ
Nuncモジュールプレート)に、6×SSC(0.1
Msodium citrate, 0.9M NaC
l(pH7))を105μl/ウェルで加え、53℃恒
温室で3.5〜24時間インキュベートした。マイクロ
プレートは、粘着面を持ったビニール製シート(住友ベ
ークライト社製;プレートシール)でシートの粘着面に
よって前記マイクロプレートのウェルを覆った。
【0028】実施例1では、前記ビニール製シートの上
を厚さ5mmの発泡スチロール板で覆った。実施例2で
は、前記ビニール製シートの上をアルミ箔で覆った。比
較例1では、前記ビニール製シートの上をプラスチック
板で覆った。比較例2では、前記ビニール製シートの上
を厚さ1.5mmガラス板で覆った。比較例3では、前
記ビニール製シートの上を厚さ1mmの銅板で覆った。
比較例4では、前記ビニール製シートの上を他のもので
は覆わず、露出したままとした。
【0029】各々について、前記インキュベーションの
後、マイクロプレートを恒温室から取り出して、ウェル
を覆ったビニール製シートの内側に結露した水滴の有無
で蒸発の程度を判定した。その結果を図5の表に示す。
同表に示すように、発泡スチロールで覆ったものと、ア
ルミ箔で覆ったものには、ウェル中のサンプル液の蒸発
を防止する効果が認められた。言い換えれば、蒸発した
液が、ビニール製シートの内側に結露して、その分だけ
溶液の濃度が変化してしまうのを防止する効果が認めら
れた。
【0030】実施例3 (1)プローブ結合マイクロプレートウェル1の作製 6×SSC(0.1M sodium citrat
e,0.9M NaCl(pH7))中に溶解したPo
lyLysPhe(Sigma社)を30μg/150
μl/ウエル量でマイクロプレート(Nunc社製、フ
ルオロNuncモジュールプレート)のウェル1に加
え、37℃で1時間インキュベートし、50mM Na
HCO(pH8.3)でウェル1を洗浄し、未吸着の
PolyLysPheを除いた。次いで、洗浄後のウェ
ル1に0.2M NaHCO,1mM EDTA(p
H8)中に溶解した2−イミノチオランを130nmo
l/200μl量加え、室温で1時間インキュベート
し、10mM KHPO、1mM EDTA(pH
7)でウェル1を洗浄し、未反応の2−イミノチオラン
を除いてチオール基を導入したウェル1を作製した。
【0031】また、図6に示す5‘末端がアミノ化され
た30merの長さの任意配列を持つオリゴヌクレオチ
ド(以下、NHプローブという)を化学合成した。1
分子内にマレイミド基とスクシンイミドエステル基を持
つ二価性の架橋試薬をジメチルホルムアミドに溶解し、
架橋試薬とNH2プローブをモル比300対1の割合で
混合後、37℃で1時間インキュベートしてマレイミド
化プローブを作製した。次いで、マレイミド化プローブ
をセファデックスG−25カラムで精製した。
【0032】前記チオール基を導入したウェル1にマレ
イミド化プローブ25pmol/100μlを加え、室
温で2時間インキュベートし、プローブをウェル1に結
合させた。10mM KHPO、1mM EDTA
(pH7)でウェル1を洗浄し、未反応プローブを除去
した。
【0033】更に、ウェル1の未反応チオール基は、1
0mM KHPO、1mM EDTA(pH7)に
溶解したヨードアセトアミドを200nmol/250
μl加え、室温1時間インキュベートし、ブロックし
た。10mM KHPO、1mM EDTA(pH
7)でウェル1を洗浄し、風乾後、プローブ結合マイク
ロプレートウェル1を得、室温暗所に保存した。
【0034】(2)プローブハイブリダイズ試験 以下図7に示すような、NHプローブと一部相補性の
配列を持つ2種の蛍光標識したプローブAと蛍光標識し
たプローブBの0〜200fmolを70μlの10m
M Tris(pH8),1mM EDTA(以下TE
bufferという)中に溶解し、100℃5分間イン
キュベートした。急速氷冷後、35μlの18×SSC
(0.3M sodium citrate,2.7M
NaCl(pH7))を加え終濃度6×SSCのプロ
ーブA又はプローブBの試験サンプルとした。Aプロー
ブ、Bプローブ共に、長さは20merであった。
【0035】図3に示すように、各試験サンプル105
μlを(1)「プローブ結合マイクロプレートウェル1
の作製」で作製したプローブ結合マイクロプレートウエ
ル1に加え、粘着面をもつビニール製シート2(住友ベ
ークライト社製;プレシール)で覆ったもの(a)(比
較例)と、アルミ製シート4と密着した前記ビニール製
シート2でシートの粘着面によってマイクロプレートの
ウェル1を覆ったもの(b)(実施例3)とを用意し
た。
【0036】次いで図3(a)、(b)に示すような2
種のマイクロプレートを53℃の恒温室で一晩インキュ
ベートした。ウェル1に未吸着のプローブを1×SSC
で洗浄除去した後、ウェル1に結合したプローブを蛍光
プレート測定機(コロナ社製;コロナマイクロプレート
リーダ MTP−F2)によって測定した。その測定結
果と検量線からウェル1に結合した試験サンプルの各プ
ローブA又はBの量を測定した。
【0037】図8のグラフを参照して、以上の実験の結
果を説明する。図中黒で塗りつぶした四角マーク(Aプ
ローブ)及び黒で塗りつぶした丸マーク(Bプローブ)
で示すように、アルミ製シートを密着したビニール製シ
ートで覆った図3(b)のウェル1では試験サンプル量
の減少が認められなかった。
【0038】一方、図中白抜きの四角マーク(Aプロー
ブ)及び白抜きの丸マーク(Bプローブ)で示すよう
に、ビニール製シートだけで覆った図3(a)のウェル
1では試験サンプル量の減少が認められた。測定結果か
ら、ビニール製シートだけで覆った図3(a)のウェル
1ではプローブA及びBの結合量はほぼ同じとなり非特
異反応による結合が認められた。また、アルミ製シート
を密着したビニール製シートで覆った図3(b)のウェ
ル1ではプローブA及びBの結合量には差が認められ、
正常な測定を行うことができた。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、密閉した
シートに断熱材を重ねて、断熱材でマイクロプレートを
覆う工程を備えるので、恒温室に収納されたマイクロプ
レートを、所定の時間だけ恒温室に放置した後、恒温室
から取り出しても、シートの内面に液が結露するのを防
止することができるマイクロプレートのインキュベート
方法を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインキュベート方法に用いる断熱材を
重ねたマイクロプレートを示す斜視図である。
【図2】マイクロプレートをウェルの開口を鉛直方向上
方に向けて置いた場合の平面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に用いる恒温室の一例を示
す斜視図である。
【図5】実施例1、2と比較例の実験結果の表を示す図
である。
【図6】実施例3の感作用オリゴプローブの配列を示す
図である。
【図7】AプローブとBプローブの配列を示す図であ
る。
【図8】実施例3と比較例の結果を示す線図である。
【符号の説明】
1 ウェル 2 ビニール製シート 3 溶液 4 断熱材 10 マイクロプレート 14 恒温室 21 アルミ箔 22 発泡スチロール板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のウェルの開口が2次元に配列され
    たマイクロプレートの前記各ウェルに溶液を分注し、前
    記開口をシートで密閉したマイクロプレートをインキュ
    ベートする方法であって;前記密閉したシートに断熱材
    を重ねて、該断熱材で前記マイクロプレートを覆う工程
    と;前記断熱材で覆ったマイクロプレートを恒温室に収
    納する工程と;前記恒温室に収納されたマイクロプレー
    トを、所定の時間だけ前記恒温室に放置した後、前記恒
    温室から取り出す工程とを備える;マイクロプレートの
    インキュベート方法。
  2. 【請求項2】 前記断熱材が主として輻射伝熱を防止す
    る部材である、請求項1に記載のマイクロプレートのイ
    ンキュベート方法。
  3. 【請求項3】 前記断熱材が主として伝導伝熱を防止す
    る部材である、請求項1に記載のマイクロプレートのイ
    ンキュベート方法。
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