JP2002022287A - 集熱装置 - Google Patents

集熱装置

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JP2002022287A
JP2002022287A JP2000212287A JP2000212287A JP2002022287A JP 2002022287 A JP2002022287 A JP 2002022287A JP 2000212287 A JP2000212287 A JP 2000212287A JP 2000212287 A JP2000212287 A JP 2000212287A JP 2002022287 A JP2002022287 A JP 2002022287A
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JP
Japan
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heat
heat collecting
unit
collecting unit
constitution
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000212287A
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English (en)
Inventor
Heiji Fukutake
平二 福武
Hitoshi Yano
仁司 矢野
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Exedy Corp
Original Assignee
Exedy Corp
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Publication date
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Priority to US09/886,902 priority patent/US20020011245A1/en
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Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers

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  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 簡単な構造をもって太陽光から吸収した熱の
放出をできる限り防止し得ると共に装置の構成変更も容
易な集熱装置を提供する。 【解決手段】 太陽光を受けて熱に変換する。集熱ユニ
ット2が1つまたは複数設けられた集熱装置に於いて、
集熱ユニット2内が密閉されるようにその上面開口を透
光性の蓋7で覆う構造とすることで、集熱ユニット2内
に熱が留まり、放熱量が減り、装置としての集熱効率が
向上する。また、反射板4の周囲を断熱材で覆う構造と
すれば、反射板4からの放熱も防止でき、ケーシング内
に受容せずとも各集熱ユニット単位で外乱からの保護、
保温ができるため、単体使用もでき、また任意の数の集
熱ユニット2を任意なレイアウトで組み合わせての使用
もできるため、構成または設計の自由度、或いはその変
更自由度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽光を熱に変換
する集熱装置に関し、特に水などの流体を太陽光により
昇温させるべく内部に流体通路が画定された管状の集熱
体と、この集熱体に太陽光を集中的に反射するための反
射板とを有する集熱ユニットが1つまたは複数設けられ
た集熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、内部に水などを流し、これを
太陽光により昇温させるための管状の集熱体と、この集
熱体に太陽光を集中的に反射する反射板とを有する集熱
ユニットがケーシング内に複数並列に設けられた集熱装
置が太陽熱温水器などに利用されている。
【0003】このような集熱装置にあっては、その集熱
効率を高める上で可能な限り放熱を抑える必要があるた
め、例えばケーシング全体を外部と密閉して断熱するよ
うな構成が一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ケーシ
ング自体も放熱すること及びケーシング自体にデッドス
ペースがあり、この部分が昇温するまで熱が奪われるな
ど、単にケーシングを密閉するのみではその放熱量が依
然多く、集熱効率を必ずしも高めることはできなかっ
た。特に例えば極寒の地域、冬季にはその放熱量は大き
い。例えばケーシングのデッドスペースを小さくすると
集熱ユニットが外気に近くなり、一層放熱する。また、
ケーシング全体を断熱材で覆うことも考えられるが、最
も放熱量の大きな上面開口、即ち集光面を断熱材で覆う
ことはできず、装置が大型化するのに比較してその効果
は期待できるものではない。
【0005】一方、集熱装置は、その使用目的、規模に
よって求められる熱量、流体量等が異なるため、使用条
件によりその大きさ等を容易にその構成を変更可能にな
っていると良いが、上記したような構造の集熱装置は、
それらを変えるにはケーシングを含めて全体的に設計変
更しなければならなかった。
【0006】本発明は、上記したような従来技術の問題
点を解決するべく案出されたものであり、簡単な構造を
もって太陽光から吸収した熱の放出をできる限り防止し
得ると共に装置の構成変更も容易な集熱装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
べく、本発明では、太陽光を受けて熱に変換し、流体を
昇温させるべく、内部に前記流体の通路を有する管状の
集熱体と、前記集熱体に太陽光を反射させるべくこれを
部分的に囲繞する反射板とを具備する集熱ユニットが1
つまたは複数設けられた集熱装置に於いて前記集熱ユニ
ット内が密閉されるようにその上面開口を透光性の蓋で
覆うものとした。これにより、各集熱ユニット内に熱が
留まり、放熱量が減る。また、前記反射板の周囲を断熱
材で覆うことで反射板からの放熱も防止できる。
【0008】また、このように構成した集熱ユニットは
ケーシング内に受容せずとも各集熱ユニット単位で外乱
からの保護、保温がなされることから単体で使用するこ
ともでき、また任意の数の集熱ユニットを任意なレイア
ウトで組み合わせて使用することもできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施形態
について添付の図面を参照して詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明に基づく第1の実施形態に
於ける太陽熱温水器に用いる集熱装置の全体構成を示す
斜視図である。この集熱装置は、上方に開口する箱状を
なすケーシング1と、その内部に並列に配置された多数
の集熱ユニット2とを有している。各集熱ユニット2
は、管状の集熱体3と、この集熱体3に太陽光を集中的
に反射するための反射板4とを有している。これら各集
熱ユニット2の各集熱体3は結合パイプにより直列に接
続され、その一端がポンプ等を介して冷水の供給源に接
続され、他端が加熱された水を貯留する貯水タンクや直
接暖房機等の温水の利用先に接続されている。実際には
各熱体3は並列に結合したり、複数の直列に結合した集
熱体3を並列に結合したり、複数の並列に結合した集熱
体3を直列に結合しても良い。
【0011】ケーシング1の開口は光を通す透明な1枚
または複数のガラス等からなる本体カバー5により閉塞
され、ケーシング1内を密閉状態としている。また、ケ
ーシング1内の各集熱ユニット2の反射板4とケーシン
グ1壁部との間には断熱材6が充填されている。
【0012】図2に示すように、各集熱ユニット2の上
面開口、即ち集光面はガラスまたは樹脂からなる透光性
の板状のユニットカバー7により閉塞され、集熱ユニッ
ト2内を密閉している。そのため、集熱体3が昇温して
もその熱は集熱ユニット2内に留まり、外部に逃げるこ
とがない。
【0013】各集熱ユニット2の反射板4は、表面が鏡
面加工された薄板を公知の複合放物面(CPC:Com
pound Parabolic Concentra
tor)をなす樋状に加工し、複数のリブで補強したも
のからなる。ここで、複合放物面とは、その断面が、角
度θをなす一対の同形状の放物線とインボリュート曲線
とを組み合わせてなる形状をなし、その開口から入射し
た光が最も効率良く底面近傍の集熱体3に向けて反射さ
れる形状である(例えば米国特許第4,002,499
号参照)。その中心部の突起4aは理想的には集熱体3
に接すると良いが、接することにより放熱し、熱損失す
ることを防止するべくその先端を低くしてやや離間させ
ている(ギャップ)。
【0014】本構成によれば、各集熱ユニット2の上面
開口がユニットカバー7により閉塞され、その内部が密
閉されることにより、また、ケーシング1全体も本体カ
バー5により閉塞され、その内部が密閉されることによ
り、所謂二重ガラス構造と同様にその保温効果が極めて
大きくなっている(図3)。
【0015】図4は、本発明に基づく第2の実施形態に
於ける太陽熱温水器に用いる集熱装置の全体構成を示す
斜視図であり、第1の実施形態と同様な部分には同一の
符号を付し、その詳細な説明を省略する。本構成では、
図5に併せて示すように、箱状ケーシングを設けず、互
いに並列な複数の集熱ユニット12の両端部に接続管ケ
ース15a、15bを設けている。各集熱ユニット12
は、第1の実施形態と同様に、管状の集熱体13と、こ
の集熱体13に太陽光を集中的に反射するための反射板
14とを有し、各集熱ユニット12の上面開口をガラス
または樹脂からなる透光性の板状のユニットカバー17
により閉塞して集熱ユニット12内を密閉しているが、
更に反射板14の外面全体を覆うように断熱材16が一
体的に設けられている。
【0016】これにより、集熱ユニット12はその両端
の配管部分を保護、保温するのみで単体で設置しても集
熱装置として機能することとなり、また、複数の集熱ユ
ニット12を直列または並列に接続して使用する場合
も、各集熱ユニット12をケーシング内に受容する必要
がないことからその配置自由度が高く、使用ユニット数
の増減も容易になり、構成の変更が容易である。
【0017】尚、上記構成では反射板4がCPCをなす
樋状に加工したものとしたが、通常の、例えば放物面を
なす反射板を用いた場合でも同様な保温効果、構成変更
容易性を有することは云うまでもない。
【0018】
【発明の効果】上記した説明により明らかなように、本
発明による集熱装置によれば、太陽光を受けて熱に変換
し、流体を昇温させるべく、内部に前記流体の通路を有
する管状の集熱体と、この集熱体に太陽光を反射させる
べくこれを部分的に囲繞する反射板とを具備する集熱ユ
ニットが1つまたは複数設けられた集熱装置に於いて集
熱ユニット内が密閉されるようにその上面開口を透光性
の蓋で覆う構造とすることで、集熱ユニット内に熱が留
まり、放熱量が減り、装置としての集熱効率が向上す
る。また、反射板の周囲を断熱材で覆う構造とすれば、
反射板からの放熱も防止でき、ケーシング内に受容せず
とも各集熱ユニット単位で外乱からの保護、保温がなさ
れることから単体で使用することもでき、また任意の数
の集熱ユニットを任意なレイアウトで組み合わせて使用
することもできるため、構成または設計の自由度、或い
はその変更自由度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく第1の実施形態に於ける集熱装
置の全体構成を示す斜視図。
【図2】図1の集熱ユニットの正面断面図。
【図3】図1のIII−III線について見た断面図。
【図4】本発明に基づく第2の実施形態に於ける集熱装
置の全体構成を示す斜視図。
【図5】図4の集熱ユニットの正面断面図。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 集熱ユニット 3 集熱体 4 反射板 4a 突起 5 本体カバー 6 断熱材 7 ユニットカバー(蓋) 12 集熱ユニット 13 集熱体 14 反射板 15a、15b 接続管ケース 16 断熱材 17 ユニットカバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽光を受けて熱に変換し、流体を昇
    温させるべく、内部に前記流体の通路を有する管状の集
    熱体と、前記集熱体に太陽光を反射させるべくこれを部
    分的に囲繞する反射板とを具備する集熱ユニットが1つ
    または複数設けられた集熱装置であって、 前記集熱ユニット内が密閉されるようにその上面開口を
    透光性の蓋で覆ったことを特徴とする集熱装置。
  2. 【請求項2】 前記反射板の周囲を断熱材で覆ったこ
    とを特徴とする請求項1に記載の集熱装置。
JP2000212287A 2000-07-13 2000-07-13 集熱装置 Pending JP2002022287A (ja)

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JP2000212287A JP2002022287A (ja) 2000-07-13 2000-07-13 集熱装置
US09/886,902 US20020011245A1 (en) 2000-07-13 2001-06-21 Radiation heat collector

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JP2000212287A JP2002022287A (ja) 2000-07-13 2000-07-13 集熱装置

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ID=18708228

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8467214B2 (en) 2007-08-31 2013-06-18 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device having multiport memory

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