JP2001221514A - 集熱装置 - Google Patents

集熱装置

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JP2001221514A
JP2001221514A JP2000033390A JP2000033390A JP2001221514A JP 2001221514 A JP2001221514 A JP 2001221514A JP 2000033390 A JP2000033390 A JP 2000033390A JP 2000033390 A JP2000033390 A JP 2000033390A JP 2001221514 A JP2001221514 A JP 2001221514A
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JP
Japan
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heat
collecting
reflector
composite
light
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Pending
Application number
JP2000033390A
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English (en)
Inventor
Heiji Fukutake
平二 福武
Hitoshi Yano
仁司 矢野
Takeo Saito
武雄 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Exedy Corp
Original Assignee
Exedy Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S23/00Arrangements for concentrating solar-rays for solar heat collectors
    • F24S23/70Arrangements for concentrating solar-rays for solar heat collectors with reflectors
    • F24S23/80Arrangements for concentrating solar-rays for solar heat collectors with reflectors having discontinuous faces
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 集光(集熱)効率を損なうことなくそ
の製造も容易な集熱装置を提供する。 【解決手段】 管状の集熱体と、太陽に向けて開口
し、集熱体に太陽光を反射させるべく該集熱体に沿って
延在し、これを囲繞する反射板とを有する集熱装置に於
ける上記反射板を、その側面部で複合放物面をなし、か
つ底面部が平坦または平面の組み合わせからなる形状と
することで、反射板の形状が単純になり、その製造が容
易になると共に完全な複合放物面に比較しても殆ど集光
(集熱)効率が低下しない。特に反射板を複合放物面の
一対の最底部同士間を平面状にした形状とすることで、
一層形状が単純化され製造が容易になる。また、最底部
同士間を複合放物面に近似する平面の組み合わせにより
形成することで、全く集光率を低下させることがなく、
高い集光(集熱)効率と製造容易性とが一層高次元で両
立する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽光を熱に変換
する集熱装置に関し、特に水などの流体を太陽光により
昇温させるべく内部に流体通路が画定された管状の集熱
体と、この集熱体に太陽光を集中的に反射する反射板と
を有する集熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、内部に水などを流し、これを
太陽光により昇温させるための管状の集熱体と、この集
熱体に太陽光を集中的に反射する反射板とを有する集熱
装置が太陽熱温水器などに利用されている。
【0003】また、上記反射板を、断面形状が互いに角
度θで傾く一対の放射線とインボリュート曲線とを組み
合わせてなる複合放物面(CPC:Compound
Parabolic Concentrator)とし
た集熱装置は、その集光(集熱)効率の高さから注目さ
れている(例えば米国特許第4,002,499号、ま
たは特開平11−287521号公報等参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記反
射板は平板を加工して形成するのが一般的な製造方法で
あるが、上記したような複合放物面はその形状が複雑で
あり、特に中心部の突起部分の加工が厄介であり、更に
その形状を維持するために多数のリブを用いるが、この
リブも上記複合放物面に沿った形状としなければなら
ず、その製造も厄介であった。
【0005】本発明は、上記したような従来技術の問題
点を解決するべく案出されたものであり、集光(集熱)
効率を損なうことなくその製造も容易な集熱装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
べく、本発明では、流体を昇温させるべく、内部に前記
流体の通路を有する管状の集熱体と、太陽に向けて開口
し、前記集熱体に太陽光を反射させるべく該集熱体に沿
って延在し、これを囲繞する反射板とを有する集熱装置
に於いて、前記反射板を、その側面部で複合放物面(C
PC:Compound Parabolic Con
centrator)をなし、かつ底面部が平坦または
平面の組み合わせからなる形状とした。これにより、反
射板の形状が単純になり、しかも完全な複合放物面に比
較しても殆ど集熱効率が低下しない。特に前記反射板を
複合放物面の一対の最底部同士間を平面状にした形状と
することで、一層形状が単純化され、また前記最底部同
士間を前記複合放物面に近似する平面の組み合わせによ
り形成することで、一層集光(集熱)効率を低下させる
ことがない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施形態
について添付の図面を参照して詳細に説明する。
【0008】図1は、本発明の請求項1及び請求項2に
基づく第1の実施形態に於ける太陽熱温水器に用いる集
熱装置の全体構成を示す斜視図である。この集熱装置
は、上方に開口する箱状をなすケーシング1と、その内
部に並列に配置された多数の集熱ユニット2とを有して
いる。各集熱ユニット2は、円管状の集熱体3と、この
集熱体3に太陽光を集中的に反射するための反射板4と
から構成されている。これら各集熱ユニット2の各集熱
体3は直列に接続され、その一端がポンプ等を介して冷
水の供給源に接続され、他端が加熱された水を貯留する
貯水タンクや直接暖房機等の温水の利用先に接続されて
いる。また、ケーシング1の開口は光を通す透明な1枚
または複数のガラス等からなる保護・保温部材5により
閉塞され、ケーシング1内を密閉状態としている。
【0009】図2に示すように、集熱ユニット2の反射
板4は、表面が鏡面加工された薄板を、その側面部4a
が公知の複合放物面をなし、かつ底面部4bが平面状を
なす樋状となるように加工し、複数のリブで支持したも
のからなる。ここで、複合放物面とは、上記したように
その断面が、角度θをなす一対の同形状の放物線とイン
ボリュート曲線とを組み合わせてなる形状をなし、その
開口から入射した光が最も効率良く底面近傍の集熱体3
に向けて反射される形状である。本構成ではその中心部
の突起t(想像線)を省略し、一対の最底部同士間をつ
ないで平面状にしている。
【0010】本発明者らによるシミュレーションによ
り、全体が複合放物面をなす反射板は、その開口からの
入射光の平均約2.5%が集熱体3に集光しないのに比
較して本構成の反射板4は入射光の平均約10%が集熱
体3に集光しないことが分かった(図4)。即ち集光
(集熱)効率に約7.5%の差があるものの、実際には
複合放物面の形成し難さから生じる集光ロスを考慮する
とその差はほとんど問題とならない。
【0011】一方、集熱ユニット2の集熱体3は、通常
の円管であるが、例えば内管とこれを外囲する外管とを
有する2重管構造をなすようにし、内管と外管との間に
断面が環状をなすように流体(水)の通路を画定したも
のでも良い。これによれば流量が通常の円管に対して少
なくなると共に管の表面積は変わらないことから内部流
体への熱伝達効率が向上し、また、加温し難い流体の中
心部近傍を空洞化することで、まんべんなく流体を加温
することができる。
【0012】図3は、本発明の請求項1及び請求項3に
基づく第2の実施形態に於ける図2と同様な図であり、
第1の実施形態と同様に太陽熱温水器に用いる集熱装置
であるが、第1の実施形態とその全体構成は同様であ
り、集熱体の構造のみ異なるものであるので集熱体以外
の説明を省略する。
【0013】本構成では、反射板14が、表面が鏡面加
工された薄板を、その側面部14aが上記同様な複合放
物面をなし、かつ底面部14bが平面の組み合わせによ
り複合放物面と近似する形状ををなす樋状となるように
加工し、複数のリブで支持したものからなる。本構成で
はその中心部の突起tはあるものの平面の組み合わせに
より形成されていることからその加工が正確な複合放物
面に比較して著しく容易になっている。それ以外の構成
は上記実施携帯と同様である。
【0014】本発明者らによるシミュレーションによ
り、全体が複合放物面をなす反射板は、その開口からの
入射光の平均約2.5%が集熱体3に集光しないのに比
較して本構成の反射板14も入射光の平均約2.5%が
集熱体3に集光しないことが分かった(図4)。これは
実際には本構成の反射板と複合放物面をなす反射板との
製造容易性を考慮すると本構成の反射板の方が集光(集
熱)効率に優れていることが分かる。
【0015】
【発明の効果】上記した説明により明らかなように、本
発明による集熱装置によれば、管状の集熱体と、太陽に
向けて開口し、集熱体に太陽光を反射させるべく該集熱
体に沿って延在し、これを囲繞する反射板とを有する集
熱装置に於ける上記反射板を、その側面部で複合放物面
をなし、かつ底面部が平坦または平面の組み合わせから
なる形状とすることで、反射板の形状が単純になり、そ
の製造が容易になると共に完全な複合放物面に比較して
も殆ど集光(集熱)効率が低下しない。特に反射板を複
合放物面の一対の最底部同士間を平面状にした形状とす
ることで、一層形状が単純化され製造が容易になる。ま
た、最底部同士間を複合放物面に近似する平面の組み合
わせにより形成することで、全く集光率を低下させるこ
とがなく、高い集光(集熱)効率と製造容易性とが一層
高次元で両立する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された本発明の請求項1及び請求
項2に基づく第1の実施形態に於ける太陽熱温水器に用
いる集熱装置の全体構成を示す斜視図。
【図2】図1の集熱ユニットの断面図。
【図3】本発明の請求項1及び請求項3に基づく第2の
実施形態に於ける図2と同様な断面図。
【図4】完全な複合放物面をなす反射板と本発明による
第1の実施形態に於ける反射板と本発明による第2の実
施形態に於ける反射板との太陽光の入射角と反射無効部
の割合(入射光全体に対する集熱体に集光しない光の割
合)との関係を示すグラフ。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 集熱ユニット 3 集熱体 3a 内管 3b 外管 4 反射板 4a 側面部 4b 底面部 5 保護・保温部材 14 反射板 14a 側面部 14b 底面部 t 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢野 仁司 大阪府寝屋川市木田元宮1丁目1番1号 株式会社エクセディ内 (72)発明者 齋藤 武雄 宮城県仙台市青葉区貝ヶ森5丁目5−12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽光を受けて熱に変換し、流体を昇
    温させるべく、内部に前記流体の通路を有する管状の集
    熱体と、太陽に向けて開口し、前記集熱体に太陽光を反
    射させるべく、該集熱体に沿って延在し、これを囲繞す
    る反射板とを有する集熱装置であって、 前記反射板が、その側面部で複合放物面(CPC:Co
    mpound Parabolic Concentr
    ator)をなし、かつ底面部が平坦または平面の組み
    合わせからなることを特徴とする集熱装置。
  2. 【請求項2】 前記反射板が、前記複合放物面の一対
    の最底部同士間をつなぐ平面状にした形状をなすことを
    特徴とする請求項1に記載の集熱装置。
  3. 【請求項3】 前記反射板が、前記複合放物面の一対
    の最底部同士間を該複合放物面に近似する平面の組み合
    わせにより形成したことを特徴とする請求項1に記載の
    集熱装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6604521B2 (en) * 2001-09-11 2003-08-12 Travis Smith Solar collector pipe
US6619283B2 (en) * 2001-09-11 2003-09-16 Manu Ghela Solar collector pipe
CN102798231A (zh) * 2012-08-14 2012-11-28 中国华能集团清洁能源技术研究院有限公司 一种新型太阳能二次反射面及其支撑装置
CN105241080A (zh) * 2015-10-21 2016-01-13 中国华能集团清洁能源技术研究院有限公司 一种菲涅尔式太阳能热发电用复合抛物面二次反射镜结构
CN105546841A (zh) * 2016-02-18 2016-05-04 李俊娇 一种气垫型蝶式太阳能聚光装置
CN106088486A (zh) * 2016-06-16 2016-11-09 昆山诃德新能源科技有限公司 一种横向聚光太阳能集热屋面

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