JP2002020188A - バイオガス生産方法およびバイオガス生産装置 - Google Patents
バイオガス生産方法およびバイオガス生産装置Info
- Publication number
- JP2002020188A JP2002020188A JP2000198601A JP2000198601A JP2002020188A JP 2002020188 A JP2002020188 A JP 2002020188A JP 2000198601 A JP2000198601 A JP 2000198601A JP 2000198601 A JP2000198601 A JP 2000198601A JP 2002020188 A JP2002020188 A JP 2002020188A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compost
- liquid fertilizer
- fermenter
- biogas
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/40—Bio-organic fraction processing; Production of fertilisers from the organic fraction of waste or refuse
Landscapes
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Fertilizers (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 有機物（汚泥、生ゴミ、家畜糞尿、農産残滓
等）で堆肥を製造するときの熟成により発生する自然発
酵熱と電気ヒータ、熱風吹込等外部加熱装置を利用して
メタンガス等バイオガスの発生を促進するようにした新
規の、バイオガスの生産方法およびバイオガス生産装置
を提供する。 【解決手段】 堆肥を発酵させる堆肥発酵場と、堆肥発
酵場等からの脱離液、糞尿等の受入れ用口部を有する液
肥用発酵槽と、堆肥発酵場で熟成中の堆肥から受熱して
液肥用発酵槽内の液肥を加温する熱伝導部と、ヒータ、
熱風吹込等外部加熱装置から受熱して同液肥用発酵槽内
の液肥を加温する加熱部と、液肥用発酵槽の上部に設け
たメタンガス等バイオガスの集め用室と、を備えたもの
である。
等）で堆肥を製造するときの熟成により発生する自然発
酵熱と電気ヒータ、熱風吹込等外部加熱装置を利用して
メタンガス等バイオガスの発生を促進するようにした新
規の、バイオガスの生産方法およびバイオガス生産装置
を提供する。 【解決手段】 堆肥を発酵させる堆肥発酵場と、堆肥発
酵場等からの脱離液、糞尿等の受入れ用口部を有する液
肥用発酵槽と、堆肥発酵場で熟成中の堆肥から受熱して
液肥用発酵槽内の液肥を加温する熱伝導部と、ヒータ、
熱風吹込等外部加熱装置から受熱して同液肥用発酵槽内
の液肥を加温する加熱部と、液肥用発酵槽の上部に設け
たメタンガス等バイオガスの集め用室と、を備えたもの
である。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、有機物（汚泥、生
ゴミ、家畜糞尿、農産残滓等）で堆肥を製造するときの
熟成により発生する自然発酵熱と電気ヒータ、熱風吹込
等外部加熱装置を利用してメタンガス等バイオガスの発
生を促進するようにしたバイオガスの生産方法およびバ
イオガス生産装置に関するものである。すなわち固形堆
肥と液肥とメタンガス等バイオガスとを一個所例えば農
家等で一挙に生産できるようにした方法および装置に関
するものである。
ゴミ、家畜糞尿、農産残滓等）で堆肥を製造するときの
熟成により発生する自然発酵熱と電気ヒータ、熱風吹込
等外部加熱装置を利用してメタンガス等バイオガスの発
生を促進するようにしたバイオガスの生産方法およびバ
イオガス生産装置に関するものである。すなわち固形堆
肥と液肥とメタンガス等バイオガスとを一個所例えば農
家等で一挙に生産できるようにした方法および装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】そもそも、堆肥を製造するときには熟成
により熱（約６５℃〜７５℃）が自然発生すること、ま
た液肥用発酵槽内の液肥からはメタンガス等バイオガス
が自然発生することは、従前知られていた。
により熱（約６５℃〜７５℃）が自然発生すること、ま
た液肥用発酵槽内の液肥からはメタンガス等バイオガス
が自然発生することは、従前知られていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記従来
の技術において述べた２つのことに着目し且つこれ等に
電気ヒータ、熱風吹込等外部加熱装置を付属的に所謂風
呂の追い焚きのように利用することを加え、よってメタ
ンガス等バイオガスを短い期間で効率良く生産できるよ
うにした新規のバイオガス生産方法およびバイオガス生
産装置を提供することを目的とする。
の技術において述べた２つのことに着目し且つこれ等に
電気ヒータ、熱風吹込等外部加熱装置を付属的に所謂風
呂の追い焚きのように利用することを加え、よってメタ
ンガス等バイオガスを短い期間で効率良く生産できるよ
うにした新規のバイオガス生産方法およびバイオガス生
産装置を提供することを目的とする。
【０００４】因みに、現在、上記従来の技術において述
べた２つのことに着目し且つこれ等に電気ヒータ、熱風
吹込等外部加熱装置を付属的に所謂風呂の追い焚きのよ
うに利用することを加えてメタンガス等バイオガスを短
い期間で効率良く生産できるようにしたバイオガス生産
方法およびバイオガス生産装置は見当たらない。
べた２つのことに着目し且つこれ等に電気ヒータ、熱風
吹込等外部加熱装置を付属的に所謂風呂の追い焚きのよ
うに利用することを加えてメタンガス等バイオガスを短
い期間で効率良く生産できるようにしたバイオガス生産
方法およびバイオガス生産装置は見当たらない。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項１に係るバイオガス生産方法は、堆肥
を熟成するときに発生する熱とヒータ、熱風吹込等外部
加熱装置から供給される熱を利用して液肥用発酵槽内の
液肥を加温することによって当該液肥から出るメタンガ
ス等バイオガスの発生を促進するようにしたものであ
る。
に本発明の請求項１に係るバイオガス生産方法は、堆肥
を熟成するときに発生する熱とヒータ、熱風吹込等外部
加熱装置から供給される熱を利用して液肥用発酵槽内の
液肥を加温することによって当該液肥から出るメタンガ
ス等バイオガスの発生を促進するようにしたものであ
る。
【０００６】また、請求項２に係るバイオガス生産装置
は、堆肥を発酵させる堆肥発酵場と、堆肥発酵場等から
の脱離液、糞尿等の受入れ用口部を有する液肥用発酵槽
と、堆肥発酵場で熟成中の堆肥から受熱して液肥用発酵
槽内の液肥を加温する熱伝導部と、ヒータ、熱風吹込等
外部加熱装置から受熱して同液肥用発酵槽内の液肥を加
温する加熱部と、液肥用発酵槽の上部に設けたメタンガ
ス等バイオガスの集め用室と、を備えたものである。
は、堆肥を発酵させる堆肥発酵場と、堆肥発酵場等から
の脱離液、糞尿等の受入れ用口部を有する液肥用発酵槽
と、堆肥発酵場で熟成中の堆肥から受熱して液肥用発酵
槽内の液肥を加温する熱伝導部と、ヒータ、熱風吹込等
外部加熱装置から受熱して同液肥用発酵槽内の液肥を加
温する加熱部と、液肥用発酵槽の上部に設けたメタンガ
ス等バイオガスの集め用室と、を備えたものである。
【０００７】
【実施例】図に示す実施例は、伝熱性を高くする工夫を
施したコンクリート製堆肥盤１の上で堆肥２を有機発酵
させる堆肥発酵場３と当該堆肥発酵場３からの脱離液や
家畜の糞尿等の受入れ用口部４を片側に有する液肥用嫌
気性発酵槽５とを、上記コンクリート製堆肥盤１が液肥
用嫌気性発酵槽５の天井として機能して同液肥用嫌気性
発酵槽５の上部にメタンガス等バイオガスの集め用室１
６を形成する構造として設けると共に液肥用嫌気性発酵
槽５の内に中間の高さまでの間仕切り壁６を設けて後側
槽部７と前側槽部８に区画し、当該前側槽部８の先端壁
に液肥流出口９とガス取出し口１０を、当該液肥流出口
９の下辺縁と間仕切り壁６の上辺縁とが略同じの高さと
なり且つガス取出し口１０が上方となる位置関係として
開設し、また糞尿等受入れ用口部４を液落し孔１１付き
とし、更にコンクリート製堆肥盤１の下面において間仕
切り壁６と対応する個所と糞尿等受入れ用口部４との間
の個所にメタンガス等バイオガスの大気中への放散阻止
壁を兼ねる熱伝導壁１２を、その下辺縁が前側槽部８の
底の近くまで達する状態として垂設すると共に上記液肥
流出口９に中間にトラップ取付部（図示せず）をもつ送
液路１３を介して貯留槽１４を連結し、またガス取出し
口１０に管路１５を介してガスホルダー（図示せず）に
連結し、更に液肥用嫌気性発酵槽５の後側槽部７と前側
槽部８の底部内に電気ヒータ１９、２０を敷き状態で設
け、この電気ヒータ１９、２０で同液肥用嫌気性発酵槽
５内の液肥を付属的に所謂風呂の追い焚きのように利用
すべくし、よってメタンガス等バイオガスを短い期間で
効率良く生産できるようにしたものである。尚、電気ヒ
ータ１９、２０への電力供給装置は一般的のものである
のでその詳細な説明および図示は省略する。
施したコンクリート製堆肥盤１の上で堆肥２を有機発酵
させる堆肥発酵場３と当該堆肥発酵場３からの脱離液や
家畜の糞尿等の受入れ用口部４を片側に有する液肥用嫌
気性発酵槽５とを、上記コンクリート製堆肥盤１が液肥
用嫌気性発酵槽５の天井として機能して同液肥用嫌気性
発酵槽５の上部にメタンガス等バイオガスの集め用室１
６を形成する構造として設けると共に液肥用嫌気性発酵
槽５の内に中間の高さまでの間仕切り壁６を設けて後側
槽部７と前側槽部８に区画し、当該前側槽部８の先端壁
に液肥流出口９とガス取出し口１０を、当該液肥流出口
９の下辺縁と間仕切り壁６の上辺縁とが略同じの高さと
なり且つガス取出し口１０が上方となる位置関係として
開設し、また糞尿等受入れ用口部４を液落し孔１１付き
とし、更にコンクリート製堆肥盤１の下面において間仕
切り壁６と対応する個所と糞尿等受入れ用口部４との間
の個所にメタンガス等バイオガスの大気中への放散阻止
壁を兼ねる熱伝導壁１２を、その下辺縁が前側槽部８の
底の近くまで達する状態として垂設すると共に上記液肥
流出口９に中間にトラップ取付部（図示せず）をもつ送
液路１３を介して貯留槽１４を連結し、またガス取出し
口１０に管路１５を介してガスホルダー（図示せず）に
連結し、更に液肥用嫌気性発酵槽５の後側槽部７と前側
槽部８の底部内に電気ヒータ１９、２０を敷き状態で設
け、この電気ヒータ１９、２０で同液肥用嫌気性発酵槽
５内の液肥を付属的に所謂風呂の追い焚きのように利用
すべくし、よってメタンガス等バイオガスを短い期間で
効率良く生産できるようにしたものである。尚、電気ヒ
ータ１９、２０への電力供給装置は一般的のものである
のでその詳細な説明および図示は省略する。
【０００８】上記の堆肥発酵場３は、約６ｍの幅で長さ
が約１００ｍのコンクリート製堆肥盤１の両端縁および
向い側縁に立上り壁１７を設けて手前側に壁の無い手前
開放型とした発酵乾燥処理方式のものであって、例えば
牛舎等から排出された処理物をショベル車またはダンプ
車で直接投入し、且つ調整材をショベル車で上面に投入
すると共に予め配装した攪拌機１８で混合して発酵を促
し、そして発酵の鈍いところがあるときにはショベル車
で調整材を補充することを行ってさらに発酵を促進し、
よって発酵乾燥した堆肥をつくる形式のものであり、次
ぎのような特徴をもっているものである。
が約１００ｍのコンクリート製堆肥盤１の両端縁および
向い側縁に立上り壁１７を設けて手前側に壁の無い手前
開放型とした発酵乾燥処理方式のものであって、例えば
牛舎等から排出された処理物をショベル車またはダンプ
車で直接投入し、且つ調整材をショベル車で上面に投入
すると共に予め配装した攪拌機１８で混合して発酵を促
し、そして発酵の鈍いところがあるときにはショベル車
で調整材を補充することを行ってさらに発酵を促進し、
よって発酵乾燥した堆肥をつくる形式のものであり、次
ぎのような特徴をもっているものである。
【０００９】・処理物をそのまま堆肥発酵場に投入でき
る。 ・調整材はショベル車で前の処理物の上に投入できる。 ・攪拌機で混合と攪拌ができる。 ・出し入れがどこからでもできる。 ・堆肥の発酵調整がどこからでもできる。 ・片側に壁がないので建物をローコストで得ることがで
きる。 ・機械はシンプルな構造であるので故障が少ない。 ・ランニングコストが安い。
る。 ・調整材はショベル車で前の処理物の上に投入できる。 ・攪拌機で混合と攪拌ができる。 ・出し入れがどこからでもできる。 ・堆肥の発酵調整がどこからでもできる。 ・片側に壁がないので建物をローコストで得ることがで
きる。 ・機械はシンプルな構造であるので故障が少ない。 ・ランニングコストが安い。
【００１０】上記実施例装置は、有機発酵中の堆肥２が
堆肥盤１を約６０℃〜７５℃に加温し、この堆肥盤１の
熱が熱伝導壁１２を介して液肥用発酵槽内の液肥を温め
るようになっていて且つ電気ヒータ１９、２０が液肥温
め温度が目標値よりも外気温度の影響によって低下した
場合等に追い焚きして目標温度を確保するようになって
いるものであって、液肥からのメタンガス等バイオガス
の発生率を顕著に高くするようにしたものである。
堆肥盤１を約６０℃〜７５℃に加温し、この堆肥盤１の
熱が熱伝導壁１２を介して液肥用発酵槽内の液肥を温め
るようになっていて且つ電気ヒータ１９、２０が液肥温
め温度が目標値よりも外気温度の影響によって低下した
場合等に追い焚きして目標温度を確保するようになって
いるものであって、液肥からのメタンガス等バイオガス
の発生率を顕著に高くするようにしたものである。
【００１１】本発明は、たとえば本発明の精神を逸脱し
ない限りにおいて次のような種々の改変が可能であっ
て、本発明に係るバイオガス生産方法およびバイオガス
生産装置はこれ等改変実施されたことにも及ぶものであ
る。 ・ 堆肥発酵場および液肥用発酵槽は、上記堆肥の熟成
による加温機能を果すようになってさえいれば、互いに
離れていても、また各々は上記実施例以外の適宜の構造
であっても良く、大型化もしくはコンパクト化等に好都
合であり且つスペースの有効利用に好適である。 ・ 堆肥発酵場の堆肥盤と液肥用発酵槽の周壁と直結し
て、当該周壁を熱伝導壁として利用するようにしても良
く、この場合、全体の構築が簡単になり低コスト化に有
利である。 ・ 堆肥発酵場の堆肥熟成による発酵熱を取り出す手段
として、堆肥の中に金属板等熱伝導性材料から成る集熱
板を埋め込んでも良く、この場合、集熱板の交換等が容
易になる。 ・ 後側槽部７と前側槽部８間に熱伝導壁１２を設けな
い。小型のものに有利である。 ・ 後側槽部７の底部内の電気ヒータ１９または前側槽
部８の底部内の電気ヒータ２０を設けない。 ・ 受入れ用口部４と液肥用嫌気性発酵槽５とを別々に
構成する。大型化もしくはコンパクト化等に好都合であ
り且つスペースの有効利用に好適である。 ・ 液肥用発酵槽を各々が独立する分割型とし、その中
の１つもしくは２つを常温で発酵するようにする。 ・ 液肥用嫌気性発酵槽の外周壁を断熱壁とし、外部へ
の無駄な放熱を防ぐようにする。 ・ 液肥の中に熱風をバブル（気泡）として吹込んで加
熱と攪拌を効率よくなすようにする。 ・ 発酵槽に液肥の攪拌羽を装備してある場合には当該
攪拌羽の軸にヒータを内蔵させたり熱風吹出口を設けた
りして構成を容易にする。 ・ 液肥用嫌気性発酵槽５の上部のメタンガス等バイオ
ガスの集め用室１６やその他の適宜の効果的な個所にメ
タンガス等バイオガスの発生を促す状態として設ける。
ない限りにおいて次のような種々の改変が可能であっ
て、本発明に係るバイオガス生産方法およびバイオガス
生産装置はこれ等改変実施されたことにも及ぶものであ
る。 ・ 堆肥発酵場および液肥用発酵槽は、上記堆肥の熟成
による加温機能を果すようになってさえいれば、互いに
離れていても、また各々は上記実施例以外の適宜の構造
であっても良く、大型化もしくはコンパクト化等に好都
合であり且つスペースの有効利用に好適である。 ・ 堆肥発酵場の堆肥盤と液肥用発酵槽の周壁と直結し
て、当該周壁を熱伝導壁として利用するようにしても良
く、この場合、全体の構築が簡単になり低コスト化に有
利である。 ・ 堆肥発酵場の堆肥熟成による発酵熱を取り出す手段
として、堆肥の中に金属板等熱伝導性材料から成る集熱
板を埋め込んでも良く、この場合、集熱板の交換等が容
易になる。 ・ 後側槽部７と前側槽部８間に熱伝導壁１２を設けな
い。小型のものに有利である。 ・ 後側槽部７の底部内の電気ヒータ１９または前側槽
部８の底部内の電気ヒータ２０を設けない。 ・ 受入れ用口部４と液肥用嫌気性発酵槽５とを別々に
構成する。大型化もしくはコンパクト化等に好都合であ
り且つスペースの有効利用に好適である。 ・ 液肥用発酵槽を各々が独立する分割型とし、その中
の１つもしくは２つを常温で発酵するようにする。 ・ 液肥用嫌気性発酵槽の外周壁を断熱壁とし、外部へ
の無駄な放熱を防ぐようにする。 ・ 液肥の中に熱風をバブル（気泡）として吹込んで加
熱と攪拌を効率よくなすようにする。 ・ 発酵槽に液肥の攪拌羽を装備してある場合には当該
攪拌羽の軸にヒータを内蔵させたり熱風吹出口を設けた
りして構成を容易にする。 ・ 液肥用嫌気性発酵槽５の上部のメタンガス等バイオ
ガスの集め用室１６やその他の適宜の効果的な個所にメ
タンガス等バイオガスの発生を促す状態として設ける。
【００１２】
【発明の効果】本発明は、上記の通りであるので、メタ
ンガス等バイオガスを短い期間で効率良く生産できる新
規のバイオガス生産方法およびバイオガス生産装置を提
供するという所期の目的を完全に達成する著効を奏する
ものであり、また本発明によれば、固形堆肥と液肥とメ
タンガス等バイオガスとを一個所で一挙に生産できるの
で農産業者には極めて好都合であり、特にハウス栽培を
行っている者にはメタンガス等バイオガスを燃焼熱源と
して安く自家利用できる経済的等の利点があり、更に本
発明は電気ヒータ、熱風吹込等外部加熱装置から供給さ
れる熱を利用して液肥用発酵槽内の液肥を任意に加温可
能としたので、上記したように追い焚きをしたりこれを
止めたりできるものであって、発酵に適する最良の温度
状態の確保に便利で好都合であり、液肥から出るメタン
ガス等バイオガス発生の促進に好適なものである等の実
用的効果を有するものである。
ンガス等バイオガスを短い期間で効率良く生産できる新
規のバイオガス生産方法およびバイオガス生産装置を提
供するという所期の目的を完全に達成する著効を奏する
ものであり、また本発明によれば、固形堆肥と液肥とメ
タンガス等バイオガスとを一個所で一挙に生産できるの
で農産業者には極めて好都合であり、特にハウス栽培を
行っている者にはメタンガス等バイオガスを燃焼熱源と
して安く自家利用できる経済的等の利点があり、更に本
発明は電気ヒータ、熱風吹込等外部加熱装置から供給さ
れる熱を利用して液肥用発酵槽内の液肥を任意に加温可
能としたので、上記したように追い焚きをしたりこれを
止めたりできるものであって、発酵に適する最良の温度
状態の確保に便利で好都合であり、液肥から出るメタン
ガス等バイオガス発生の促進に好適なものである等の実
用的効果を有するものである。
【図１】本発明の実施例を示す平面図である。
【図２】同じくＡーＡ線に沿う断面図である。
【図３】同じくＢーＢ線に沿う断面図である。
１ 堆肥盤 ２ 堆肥 ３ 堆肥発酵場 ４ 糞尿等の受入れ用口部 ５ 液肥用嫌気性発酵槽 ６ 間仕切り壁 ７ 後側槽部 ８ 前側槽部 ９ 液肥流出口 １０ ガス取出し口 １１ 液落し孔 １２ 熱伝導壁 １３ 送液路 １４ 貯留槽 １５ 管路 １６ バイオガスの集め用室 １７ 立上り壁 １８ 攪拌機 １９ 電気ヒータ ２０ 電気ヒータ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｃ０５Ｇ 3/06 Ｃ０５Ｇ 5/00 Ａ 5/00 Ｂ０９Ｂ 3/00 Ｄ Ｃ
Claims (2)
- 【請求項１】 堆肥を熟成するときに発生する熱とヒー
タ、熱風吹込等外部加熱装置から供給される熱を利用し
て液肥用発酵槽内の液肥を加温することによって当該液
肥から出るメタンガス等バイオガスの発生を促進するよ
うにしたことを特徴とするバイオガス生産方法。 - 【請求項２】 堆肥を発酵させる堆肥発酵場と、堆肥発
酵場等からの脱離液、糞尿等の受入れ用口部を有する液
肥用発酵槽と、堆肥発酵場で熟成中の堆肥から受熱して
液肥用発酵槽内の液肥を加温する熱伝導部と、ヒータ、
熱風吹込等外部加熱装置から受熱して同液肥用発酵槽内
の液肥を加温する加熱部と、液肥用発酵槽の上部に設け
たメタンガス等バイオガスの集め用室と、を備えたバイ
オガス生産装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000198601A JP2002020188A (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | バイオガス生産方法およびバイオガス生産装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000198601A JP2002020188A (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | バイオガス生産方法およびバイオガス生産装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002020188A true JP2002020188A (ja) | 2002-01-23 |
Family
ID=18696744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000198601A Pending JP2002020188A (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | バイオガス生産方法およびバイオガス生産装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002020188A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100659497B1 (ko) | 2005-03-25 | 2006-12-20 | 한국에너지기술연구원 | 농임산폐기물의 유동층 열분해 및 가스화 장치와 그 방법 |
| JP2007007629A (ja) * | 2005-07-04 | 2007-01-18 | Office Neo:Kk | 尿浄化方法及び装置 |
| GB2481212A (en) * | 2010-06-15 | 2011-12-21 | Arvind Rajput | A biogas production apparatus |
| CN105272472A (zh) * | 2015-11-06 | 2016-01-27 | 海南大学 | 一种猪粪尿原液发酵的沼液配方肥及其制备方法 |
| CN114275989A (zh) * | 2022-01-20 | 2022-04-05 | 四川省草业技术研究推广中心 | 一种高寒牧区种草用的沼液沼渣和沼气生产罐 |
-
2000
- 2000-06-30 JP JP2000198601A patent/JP2002020188A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100659497B1 (ko) | 2005-03-25 | 2006-12-20 | 한국에너지기술연구원 | 농임산폐기물의 유동층 열분해 및 가스화 장치와 그 방법 |
| JP2007007629A (ja) * | 2005-07-04 | 2007-01-18 | Office Neo:Kk | 尿浄化方法及び装置 |
| GB2481212A (en) * | 2010-06-15 | 2011-12-21 | Arvind Rajput | A biogas production apparatus |
| GB2481212B (en) * | 2010-06-15 | 2016-07-13 | Rajput Arvind | Apparatus for biogas production |
| CN105272472A (zh) * | 2015-11-06 | 2016-01-27 | 海南大学 | 一种猪粪尿原液发酵的沼液配方肥及其制备方法 |
| CN114275989A (zh) * | 2022-01-20 | 2022-04-05 | 四川省草业技术研究推广中心 | 一种高寒牧区种草用的沼液沼渣和沼气生产罐 |
| WO2023138326A1 (zh) * | 2022-01-20 | 2023-07-27 | 四川省草业技术研究推广中心 | 一种高寒牧区种草用的沼液沼渣和沼气生产罐 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7891114B2 (en) | Biomass converters and processes | |
| JP5295754B2 (ja) | 発酵乾燥用コンテナ装置及び含水有機物の乾燥方法 | |
| CN109293407A (zh) | 一种厨余垃圾快速制肥装置及方法 | |
| CN102557764A (zh) | 一种生活垃圾生物干化反应器及垃圾生物干化方法 | |
| JP2002020188A (ja) | バイオガス生産方法およびバイオガス生産装置 | |
| CN110903116B (zh) | 一种新型无臭有机垃圾堆肥处理系统 | |
| WO2010150288A1 (en) | Apparatus for the production of compost | |
| JP2003104785A (ja) | 生物系廃棄物処理方法及び装置 | |
| CN113511930A (zh) | 集装箱式堆肥发酵车间 | |
| CN208810803U (zh) | 低温红外辐照耦合生物反应装置 | |
| CN202499815U (zh) | 一种生活垃圾生物干化反应器 | |
| JP2001342088A (ja) | バイオガス生産方法およびバイオガス生産装置 | |
| JP2005281058A (ja) | 有機廃棄物処理システム及び方法 | |
| CN1193965C (zh) | 一种堆肥装置 | |
| CN105967763A (zh) | 一种环保节能型畜禽粪便及有机废物快速激活发酵方法 | |
| CN205874251U (zh) | 一种通风装置以及发酵桶 | |
| JP2005324179A (ja) | 有機物発酵処理装置および該装置を用いた発酵処理方法 | |
| JP2002234783A (ja) | 堆肥化システム | |
| CN215480618U (zh) | 一种太阳能餐厨垃圾好氧堆肥机 | |
| CN202610118U (zh) | 一种有机废物堆肥设备 | |
| JPH11114542A (ja) | 好気性発酵処理装置 | |
| CN217418560U (zh) | 一种堆肥曝气自动加热装置 | |
| CN208200769U (zh) | 一种畜禽粪污节能快速堆肥装置 | |
| CN212205444U (zh) | 一种用于有机肥料加工的烘干装置 | |
| JPH09172895A (ja) | 家畜敷料の再生方法及びその再生方法に使用する再生装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040525 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040531 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040730 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050913 |