JP2002019701A - 粉粒体充填装置 - Google Patents

粉粒体充填装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、粉粒体の破砕や過熱を防止で
き、しかも、粉ダレ量の低減及び粉ダレ時間の短縮を図
ることができる粉粒体の充填装置を提供する。 【解決手段】 紛状体の充填装置は、オーガ8の先端部
をストレート部36に形成して、オーガ8のスクリュー
フィン8aの下端と吐出口34との間に所定の長さに亘
り、クッション室として機能する粉溜まり室38を確保
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオーガスクリューを
備えた粉粒体充填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の粉体充填装置にとっては、その
オーガスクリューの回転が停止した後の吐出口からの粉
粒体の落ちこぼれ、いわゆる粉ダレを如何に少なくする
かが重要である。このため、たとえば特許第2728129号
公報や実公昭36-18785号公報の充填装置はその吐出口に
菊座やシャッタを取付けて、粉ダレを低減するようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、菊座は
その目が細かければ細かい程、粉ダレの低減には有効で
あるものの、粉粒体が菊座を通過する際、粉粒体を破砕
し易く、また粉粒体の過熱を引起してしまう。一方、シ
ャッタはその構造が複雑になるばかりでなく、その精度
を維持するための保守に手間がかかり、また、その部品
の脱落により、充填された粉粒体への異物の混入を招く
虞がある。
【0004】さらに、上述した公知の充填装置は何れも
粉ダレを少なくすることにのみ拘泥し、充填装置の高速
化を図る上で重要なファクタとなる粉ダレ時間の短縮に
関しては何等考慮されていない。より詳しくは、充填装
置が製袋充填機に適用される場合、粉ダレは横シール
時、そのシール部分に粉粒体の噛み込みを発生させるこ
とから、このような噛み込みを防止するには粉ダレの終
了を待って横シールを行わなければならず、それゆえ、
一袋当たりの製袋充填に要する時間が長くなってしまう
ことから、長い粉ダレ時間は製袋充填機の高速化に大き
な障害となる。
【0005】本発明は上述の事情に基づいてなされたも
ので、その目的とするところは簡単な構成でもって、粉
粒体の破砕や過熱を招くことなく粉ダレを低減し、なお
かつ粉だれ時間の短縮を図り、その高速化に好適した粉
粒体充填装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する請
求項1に係る本発明の粉粒体充填装置は、一端から粉粒
体の供給を受け、他端に粉粒体の吐出口を有するスクリ
ューケーシングと、このスクリューケーシング内に収容
され、その回転に伴いスクリューケーシング内の粉粒体
を吐出口に向けて送り出し、吐出口から吐出させるオー
ガスクリューと、このオーガスクリューの先端に設けら
れ、オーガスクリューの回転が停止されたときに吐出口
の内周縁との間にて粉粒体のブリッジを形成し、粉粒体
の吐出を停止させるブリッジ座と、オーガスクリューの
スクリューフィン先端と吐出口との間に所定の長さに亘
って設けられ、前記送出流路の流路断面積よりも大の流
路断面積を有する粉溜まり室とを備える。
【0007】上述の粉粒体充填装置によれば、オーガス
クリューの回転中、そのスクリューフィンにより送り出
される粉粒体は粉溜まり室を経て吐出口に至り、そし
て、吐出口の内周縁とブリッジ座との間の間隙から吐出
される。この後、オーガスクリューの回転が停止した直
後、粉溜まり室内の粉粒体はその慣性により吐出口に向
かうエネルギを有しているが、粉溜まり室内での粉粒体
の充満密度がスクリューフィン側の送出流路での充満密
度よりも粗いので、その慣性エネルギは粉溜まり室内に
て粉粒体相互が擦れ合うように動くことで吸収される。
つまり、慣性エネルギは粉溜まり室内での粉粒体の嵩が
有するクッション性により吸収される。それゆえ、オー
ガスクリューの回転停止直後、粉溜まり室内にてスクリ
ューフィン側から吐出口に向けて伝達される吐出圧が急
激に減衰される。この結果、吐出口の内周縁とブリッジ
座と間に粉粒体のブリッジが速やかに形成され、粉粒体
の吐出は直ちに停止される。
【0008】請求項2に係る本発明の粉粒体充填装置の
場合、そのオーガスクリューは吐出口側の先端部にスク
リューフィン部分を欠落させたストレート部を有し、こ
のストレート部とスクリューケーシングの内面との間に
て粉溜まり室が形成されている。上述したようにオーガ
スクリューのストレート部は、スクリューケーシング内
に簡単にして粉溜まり室を確保し、しかも、粉溜まり室
内での粉粒体の流動性をも十分に担保される。
【0009】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、オーガスクリ
ュー形製袋充填機は、垂直に配置されたファネル2を備
えている。ファネル2は上部が漏斗状なし、粉粒体の供
給を受けるホッパ4と、ホッパ4の下側に連なるスクリ
ューケーシング6とからなっている。ファネル2内には
オーガスクリュー(以下、単にオーガと称する)8が回
転可能に収容され、オーガ8はホッパ4からスクリュー
ケーシング6の下端近傍まで延びている。オーガ8の軸
はホッパ4から突出してモータ10に連結され、モータ
10はオーガ8を一方向に回転させる。
【0010】また、ホッパ4内にはアジテータ12が配
置され、このアジテータ12はオーガ8の軸に囲む回転
スリーブ14にステー16を介して連結されている。回
転スリーブ14はギヤ列18を介してモータ20に接続
されている。したがって、モータ20はアジテータ12
をオーガ8と干渉することなく、その回りに回転させ、
ここで、アジテータ12の回転方向はオーガ8の回転方
向とは逆である。
【0011】ファネル2のスクリューケーシング6はフ
ォーマ22により囲まれ、このフォーマ22に向けて包
材としてのフィルムFが導かれている。フォーマ22を
通過したフィルムFはスクリューケーシング6を囲む円
筒状に形成されるとともにその両側縁が所定の形態で重
合わされ、そして、スクリューケーシング6に沿って引
出されている。
【0012】スクリューケーシング6の外側にはフォー
マ22の下側に縦シーラ24が配置されている。縦シー
ラ24は、スクリューケーシング6の間にて互いに重合
わされたフィルムFの両側縁を挟むヒータブロックを有
し、このヒータブロックはフィルムFの両側縁をヒート
シールし、フィルムFに縦シールを形成する。また、ス
クリューケーシング6の外側には、スクリューケーシン
グ6を両側から挟むようにして一対の繰出しユニット2
6が配置されている。これら繰出しユニット26は一方
向に走行するサクションを有し、このサクションベルト
にフィルムFを吸着しながら、図1中矢印Aで示す下方
にフィルムFをスクリューケーシング6に沿って繰出
す。
【0013】したがって、繰出しユニット26によるフ
ィルムFの繰出と、縦シーラ24によるフィルムFの縦
シールとが連動して行われることで、フィルムFは完全
な円筒状に連続して成形される。さらに、ファネル2の
下方には横シーラ28が配置され、横シーラ28はファ
ネル2の軸線を挟んで配置された一対のヒータブロック
30を有する。これらヒータブロック30は、図1中矢
印Bで示すように互いに接離する方向に水平に往復動
し、円筒状フィルムFを挟持してヒートシールし、円筒
状フィルムFに横シールを形成する。
【0014】また、一対のヒータブロック30の一方に
はナイフが突没可能に内蔵され、そして、その他方には
突出したナイフを受入れる逃げ溝が形成されている。ナ
イフは、円筒状フィルムFの横シールが形成されたの
ち、横シールの中央から円筒状フィルムFを切断し、個
々の袋を製造する。なお、横シールは、後述するように
円筒状フィルムF内への粉粒体の充填動作と交互に行わ
れ、これにより、製造された個々の袋には所定量の粉粒
体が充填されている。
【0015】図2を参照すると、ファネル2の下端部が
拡大して示されている。ファネル2、つまり、スクリュ
ーケーシング6の下端にはノズルリング32が装着さ
れ、このノズルリング32の内径はスクリューケーシン
グ6の吐出口34を形成している。図2から明らかなよ
うにオーガ8は吐出口34側の先端部分にそのスクリュ
ーフィン8aが設けられておらず、その先端部分はその
軸部のみからなるストリート部36として形成されてい
る。ストレート部36はスクリューケーシング6の内面
との間に粉溜まり室38を形成し、粉溜まり室38の流
路断面積はスクリューケーシング6内にてオーガ8によ
り形成される粉粒体の送出流路の流路断面積よりも、そ
のスクリューフィン8aの分だけ増加されている。した
がって、スクリューケーシング6の軸線方向の単位長さ
当たりでみて、粉溜まり室38は粉溜まり室38よりも
上側に位置するスクリューケーシング6の部位内に比
べ、その容積が大となっている。
【0016】また、ストレート部36の長さL、すなわ
ち、スクリューケーシング6の軸線方向に沿う粉溜まり
室38の長さは所定の長さ以上確保されている。さら
に、ストレート部36の下端には円形のブリッジ座、い
わゆるドリップ40がボルト42を介して取付けられて
いる。ドリップ40は吐出口34を形成するノズルリン
グ32の内周縁よりも若干スクリューケーシング6内に
位置付けられ、吐出口34を環状に絞っている。
【0017】ここで、スクリューケーシング6内に粉粒
体が充満され、そして、オーガ8の回転が停止した状態
にあるとき、環状の吐出口34は、図2に示されている
ようにドリップ40の外周縁とノズルリング32の内周
縁との間にて、アーチ状をなした粉粒体CのブリッジD
を形成して吐出口34からの粉粒体Cの自然落下を阻止
する。一方、オーガ8の回転により、スクリューケーシ
ング6内の粉粒体Cが吐出口34に向けて送り出される
と、ブリッジDが破られ、吐出口34から粉粒体Cが吐
出され、その吐出量はオーガ8の回転数により決定され
る。上述したように環状の吐出口34はブリッジDが確
実に形成される程度にその開口面積が絞られていなけれ
ばならないが、しかしながら、粉粒体Cが吐出口34を
通過する際の破砕や過熱を避けるために、その開口面積
は一定以上に確保されている。
【0018】次に、図3〜図8を参照して製袋充填機の
製袋充填プロセスを簡単に説明する。先ず、図3の状態
は、前回の製袋充填プロセスが完了して次の製袋充填プ
ロセスが開始された状態、つまり、オーガ8が回転し、
スクリューケーシング6の吐出口34から円筒状のフィ
ルムF内への粉粒体Cの充填が開始された状態を示して
いる。
【0019】この後、粉粒体Cの充填が進むと、横シー
ラ28のヒータブロック30はその休止位置から互いに
近接する方向に移動を開始し(図4)、そして、粉粒体
Cが所定量だけ充填された時点でオーガ8の回転が停止
され、吐出口34に粉粒体CのブリッジDが形成される
ことで、吐出口34からの粉粒体Cの充填が停止される
と同時に、繰出しユニット22の作動を受け、円筒状フ
ィルムFは所定の長さだけ繰出される(図5)。
【0020】この後、横シーラ28のヒータブロック3
0は円筒状フィルムFに接触し始める(図6)。図6
中、参照符号Eは吐出口34から落下する粉粒体Cの粉
ダレを示している。粉ダレが終了した後、ヒータブロッ
ク30は円筒状フィルムFを挟持してヒートシールし、
円筒状フィルムFに横シールを形成するとともに、その
中央から切断して、粉粒体Cが充填されたパックPを形
成する(図7)。また、図7に示されるように横シール
の形成と同時にオーガ8が回転されて、粉粒体Cの充填
が開始されるとともに、横シーラ28のヒータブロック
30はその休止位置に向けて戻って、図3の状態に復帰
し、そして、製袋充填プロセスが繰返される。
【0021】図8は、1製袋充填プロセス中、オーガ8
の動作を1点鎖線Gで示し、そして、オーガ8の動作に
伴う吐出口34から粉粒体Cの充填量を実線Hで示して
いる。なお、破線は従来の製袋充填機の場合での粉粒体
Cの充填量Iを示し、ここで、従来の製袋充填機とはそ
の先端に至るまでスクリューフィンを有し、ストレート
部を有していないオーガを備えたものである。
【0022】図8中の実線H,Iから明かなように、オ
ーガ8の回転が停止した後にあっても粉粒体Cの充填は
継続しており、これらの継続時間は吐出口34からの粉
ダレ時間T1,T2をそれぞれ示している。ここで、実施
形態の製袋充填機を示す実線Hの粉ダレ時間T1は従来
の製袋充填機を示す破線Iの粉ダレ時間T2よりも大幅
に短縮されていることが分かる。
【0023】すなわち、実施形態の製袋充填機のオーガ
8はその先端部にストレート部36を有し、このストレ
ート部36により単位容積を増加させた粉溜まり室38
を形成しているので、この粉溜まり室38内での粉粒体
Cの充満密度はスクリューフィン8a側での粉粒体Cの
充満密度よりも粗い。このため、オーガ8の回転が停止
した直後、粉溜まり室38内にて吐出口34に向かう粉
粒体の慣性エネルギは、粉粒体相互が擦れ合うようにし
て動くことで消費され、そして吸収される。つまり、粉
溜まり室38がクッション室として機能することから、
オーガ8の回転が停止されると、その吐出口34の近傍
の吐出圧が急激に解放されて、吐出口34にて粉粒体の
ブリッジが速やかに形成され、粉粒体の吐出が直ちに停
止される。この結果、粉ダレの量が低減されると同時
に、粉ダレ時間T1もまた大幅に短縮される。
【0024】上述したように粉ダレ時間T1が大幅に短
縮されると、粉ダレに起因した噛み込みを招くことな
く、円筒状フィルムFの横シール及び切断を迅速に行
え、1個のパックPの製造に要する時間の短縮、つま
り、製袋充填機の高速化が可能となる。次に、図9はオ
ーガ8のストレート部36の長さと粉ダレ時間T1との
関係を表し、実線Kは最大粉ダレ時間、実線Mは最小粉
ダレ時間を示している。図9から明かなようにストレー
ト部36の長さが15mm以上確保されていると、最大及
び最小粉ダレ時間K,Mともに減少し、そして、ほぼ一
定値に収束するのが分かる。したがって、ストレート部
36(粉溜まり室38)の長さを所定長さ以上確保して
おくことで、粉ダレ時間T1は確実に短縮される。
【0025】図10は充填前の紛状体の粒度分布X(破
線)と、パックPに充填した後の粉粒体の粒度分布Y
(実線)を示し、これらの粒度分布X,Yに顕著な相違
は見られない。このことは、吐出口34がノズルリング
32の内周縁とドリップ40の外周縁との間で形成され
る単純な形状であり、それゆえ、吐出口34から粉粒体
Cが吐出される際、粉粒体Cに破砕が生じてないことを
示している。また、粉粒体Cの破砕防止は、粉粒体Cの
過熱をも防止されることを意味する。
【0026】なお、図9及び図10の実験結果を得た製
袋包装機の仕様及び粉粒体は以下の通りである。 スクリューケーシング6の内径 :40mm オーガ8の外径 :37mm スクリューフィン8aのピッチ:50mm ノズルリング32の内径 :37mm ドリップ40の外径 :16mm 粉粒体 :中挽きコーヒー 本発明は上述の実施形態に制約されるものではなく、種
々の変形が可能である。
【0027】たとえば、図11に示されるようにスクリ
ューケーシング6の下端からオーガ8のストレート部3
6を突出させ、そして、スクリューケーシング6の下端
にストレート部36を囲むような延長筒部44を取付け
るようにしてもよい。この延長筒44は、ドリップ40
と協働して環状の吐出口34を形成する一方、スクリュ
ーケーシング6の内径よりも拡径した粉溜まり室38を
形成している。
【0028】また、図12に示されるようにオーガ8の
ストレート部36はオーガ8自身の軸径よりも小径であ
ってよく、この場合、粉溜まり室の38の容積をさらに
拡張することができる。さらに、本発明の充填装置は製
袋充填機に限らず、他のタイプの充填機にも適用可能で
あり、粉粒体の種類に制約を受けるものでもない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係る本発
明の粉粒体の充填装置は、そのスクリューケーシング内
において、オーガスクリューのスクリューフィンと吐出
口との間に所定の長さに亘り、クッション室として機能
する粉溜まり室を確保してあるので、オーガスクリュー
の回転が停止された後、その吐出口での吐出圧が急激に
解放されることで、吐出口に粉粒体のブリッジを確実且
つ安定して形成でき、粉粒体の粉ダレ量の低減と同時に
その粉ダレ時間の大幅な短縮が図られ、その充填動作の
高速化に大きく寄与する。また、粉粒体のブリッジはオ
ーガスクリューの先端に取付けたブリッジ座と吐出口の
内周縁との間に形成されるものであるので、吐出口の開
口面積を十分に確保でき、粉粒体が吐出口から吐出され
る際の破砕や過熱を簡単の構成で防止することができ、
メンテナンスに要する手間も必要としない。
【0030】また、請求項2に係る本発明の充填装置
は、オーガスクリューの先端部をストレート部として、
粉溜まり室を形成しているので、粉溜まり室を簡単に得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の粉粒体の製袋充填機を示した概略
図である。
【図2】図1のファネルの下端部を拡大して示した断面
図である。
【図3】粉粒体の充填が開始された状態を示す図であ
る。
【図4】粉粒体の充填中を示す図である。
【図5】オーガの回転が停止された状態を示す図であ
る。
【図6】粉ダレが発生している状態を示す図である。
【図7】横シール中の状態を示す図である。
【図8】オーガの動作と粉粒体の充填との関係を示した
グラフである。
【図9】オーガ先端のストレート部と粉ダレ時間との関
係を示したグラフである。
【図10】充填の前後での粉粒体の粒度分布を比較して
示したグラフである。
【図11】他の粉溜まり室を示した図である。
【図12】さらに別の粉溜まり室を示した図である。
【符号の説明】
6 スクリューケーシング 8 オーガスクリュー 8a スクリューフィン 34 吐出口 36 ドリップ(ブリッジ座) 38 粉溜まり室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 周 瓔 千葉県流山市駒木台149番地 株式会社東 京自働機械製作所研究所内 Fターム(参考) 3E018 AA04 AB01 AB03 BA02 BB07 CA10 EA01 3E055 AA03 CA04 DA20 FA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端から粉粒体の供給を受け、他端に粉
    粒体の吐出口を有するスクリューケーシングと、 前記スクリューケーシング内に回転可能に収容されて前
    記スクリューケーシングの内面とスクリューフィンとの
    間に螺旋状の送出流路を形成し、その回転に伴い前記ス
    クリューケーシング内の粉粒体を前記送出流路に沿って
    前記吐出口に向けて送り出し、前記吐出口から吐出させ
    るオーガスクリューと、 前記オーガスクリューの先端に設けられ、前記オーガス
    クリューの回転が停止されたときに前記吐出口の内周縁
    との間に粉粒体のブリッジを形成し、粉粒体の吐出を停
    止させるブリッジ座と、 前記オーガスクリューのスクリューフィン先端と前記吐
    出口との間に所定の長さに亘って設けられ、前記送出流
    路の流路断面積よりも大の流路断面積を有する粉溜まり
    室とを具備したことを特徴とする粉粒体充填装置。
  2. 【請求項2】 前記オーガスクリューは前記吐出口側の
    先端部にスクリューフィン部分を欠落させたストレート
    部を有し、前記粉溜まり室は前記ストレート部と前記ス
    クリューケーシングの内面との間にて形成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の粉粒体充填装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005212795A (ja) * 2004-01-27 2005-08-11 Nisshin Seifun Group Inc 粉体充填装置
JP2015074488A (ja) * 2013-10-11 2015-04-20 三光機械株式会社 オーガー充填装置

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JP2005212795A (ja) * 2004-01-27 2005-08-11 Nisshin Seifun Group Inc 粉体充填装置
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