JP2002016607A - データ送信管理方法 - Google Patents

データ送信管理方法

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JP2002016607A JP2000193746A JP2000193746A JP2002016607A JP 2002016607 A JP2002016607 A JP 2002016607A JP 2000193746 A JP2000193746 A JP 2000193746A JP 2000193746 A JP2000193746 A JP 2000193746A JP 2002016607 A JP2002016607 A JP 2002016607A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線ネットワークにおいてバスリセットが生
じた時に既存チャネルの再割り当てに要する時間を正確
に見積もり、各局が新規チャネルの割り当て要求をでき
るだけ早く出せるような方法を提供する。 【解決手段】 各局が現時点での割り当てチャネル数を
記憶し、前記チャネル数に基づいて、前記再割り当て時
間を見積もることにより上記課題を解決する。あるい
は、各チャネル毎に前記チャネルに関与する局の総和を
計算し、これに基づいて、前記再割り当て時間を見積も
ることにより上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の機器で構成し
た無線ネットワークにおけるデータ送信管理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルビデオカメラで撮った映
像をモニタに映し出すことなどに見られるように、複数
の機器をケーブルで接続し画像および音声などのマルチ
メディアデータの送受を行う有線ネットワークが注目さ
れている。これらネットワークにおいて、マルチメディ
アデータの送信の際には、予め送信するデータの帯域予
約を行い、データの送信を行っている。
【0003】しかし、ネットワークを構成する局の構成
に変化が生じた場合(以下、バスリセットと呼ぶ)に
は、それ以前にデータの送信を行っていた局はデータの
送信を継続するため、再度データの帯域予約を行うこと
(以下、再予約と呼ぶ)が必要となる。また、バスリセ
ット前におけるデータ送信が優先されることから、再予
約が終了した段階で新規の帯域予約を行う必要がある。
【0004】文献(A)IEEE Standard f
or A High Performance Seria
l busには有線ネットワークを例にバスリセットに
おける再予約に関する手法が記載されている。ここでは
アイソクロナスリソースマネージャと呼ばれる特定の局
が他の局(ノード局)の情報を管理している。
【0005】アイソクロナスリソースマネージャはノー
ド局からの帯域割り当て要求を受信し、図9に示すフレ
ーム構成で各局のデータ送信の制御を行っている。フレ
ームスタート領域ではフレームの開始をネットワーク内
の全ノードに通知する。アイソクロナス領域では前記ア
イソクロナスリソースマネージャにより、1フレーム毎
に帯域が割り当てられたノード間のデータの送信が行わ
れる。
【0006】ここで、バスリセットが生じると、アイソ
クロナス領域ではネットワークの変化に関係しない局ど
うしのデータ送信がまだ行われている可能性があること
から、前記再予約はアシンクロナス領域で行われること
になる。
【0007】ところで、文献Aに記載の有線ネットワー
クの場合、バスリセットが生じてから再予約が完了する
までにかかる時間は正確な予測が不可能であることか
ら、再予約が完了する前に通常予約(新規予約)要求が
来ることを避けるため、予め大きめの一定時間に設定さ
れていた。
【0008】また、最近では有線に変わり、複数の機器
を無線でデータの送受を行う無線ネットワークが検討さ
れている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、無線ネット
ワークは、ケーブルなどに見られる有線ネットワークと
違い通信路状況が場所および時間により大きく変化す
る。したがって、劣悪な通信路状況においても対応する
ため、文献Aと異なるデータ送信管理方法が検討されて
いる。
【0010】図3に、検討されている従来の無線ネット
ワーク11の構成図を示す。無線ネットワークではハブ
局13と呼ばれる特定の局が他の局(ノード局)の情報を
管理している。
【0011】無線ネットワーク内には、複数のノード局
が存在し、その中から1つのハブ局が選定される。無線
ネットワーク内にあるノード間でマルチメディアデータ
17の送受信を行う場合、チャネルの確保が必要とな
る。そのため、前もってチャネルの割り当て通知を行う
要求局12とデータの送信を行う送信局14とデータの
受信を行う受信局15との間で、ハブ局を介してチャネ
ル割り当てに関する情報16がやり取りされる。
【0012】通常は送信局あるいは受信局のいずれかが
要求局となるが、別個の場合もある。例として要求局を
リモコン、送信局をビデオ、受信局をテレビとした場合
が考えられる。また、ハブ局自身が要求局、送信局、受
信局のいずれかになる場合もある。いずれの場合におい
ても要求局のチャネル割り当て要求には送信局、受信局
等の必要な情報は含まれている。
【0013】次に無線ネットワークと有線ネットワーク
の制御方法における相違点を以下に示す。 (1)無線ではアイソクロナス領域にはチャネルという
時間スロットが存在し、このチャネル割り当ての予約お
よび解除をアシンクロナス領域で行う。(2)有線では
チャネル予約を要求した局のみに帯域予約完了を通知し
たが、無線では要求局がデータの送信局および受信局を
アシンクロナス領域で、前もってハブ局に通知し、ハブ
局はチャネル割り当て完了通知を、要求局だけでなく、
送信局、受信局に対しても通知する。 (3)データ送信の信頼性を高めるため、無線ではチャ
ネル割り当て完了通知を受信した各局は送信したハブ局
に対しAckを返送する。
【0014】上述のように、有線の場合と比べ、無線の
場合は1つのデータ伝送に対する予約に対し必要となる
処理が大きくなる。従って、チャネル割り当てに関する
情報の送信先の数が多くなると再予約の時間が膨大なも
のとなる。しかし、チャネル割り当てに関する情報の送
信先の数が最大の場合を想定して再予約の時間を長い一
定時間に合わせるのは無駄である。
【0015】本発明は上記課題を解決するために考案さ
れたもので、無線ネットワークにおいて再予約に必要な
時間を状況に応じて出来るだけ短くする方法を提供する
ことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】チャネルの再予約に要す
る時間が依存するものとして次のものが挙げられる。・
チャネル数・各チャネルにおいて関与する(要求局、送
信局、受信局に相当する)ノード局数。
【0017】本発明はこの点に着眼したもので具体的に
は、本願の第1の発明は、ネットワークを構成する各局
のデータ送信時間が排他的に割り当てられている無線ネ
ットワークにおける各局のデータ送信管理方法であっ
て、各局において、ネットワーク全体に現時点で割り当
てられている送信時間枠の総数を記憶し、無線ネットワ
ークの構成に変化が生じた場合に発生する時間枠割り当
て済み局からの再割り当て要求および前記再割り当て要
求に基づく各局のデータ送信時間の再割り当てに要する
時間を、前記各局が記憶している前記現時点の送信時間
枠の総数に基づいて推定し、前記推定時間の経過後に各
局から新規割り当て要求を出すようにしたものであり、
再予約から新規予約へできるだけ早く移行することがで
きる。
【0018】本願の第2の発明は、ネットワークを構成
する各局のデータ送信時間が排他的に割り当てられてい
る無線ネットワークにおける各局のデータ送信管理方法
であって、各局において現時点で割り当てられている各
送信時間枠に関与する局数の総和を記憶し、無線ネット
ワークの構成に変化が生じた場合に発生する時間割り当
て済み局からの再割り当て要求および前記再割り当て要
求に基づく各局のデータ送信時間の再割り当てに要する
時間を、各局が記憶している前記局数の総和に基づいて
推定し、前記推定時間の経過後に各局から新規割り当て
要求を出すものであり、第1の発明に比べて推定がさら
に正確になり、再予約から新規予約へできるだけ早く移
行することができる。
【0019】本願の第3の発明では、データ送信時間枠
を要求する局と、前記要求に対応して実際にデータ送信
時間枠を割り当てられる局とが異なるようにすること
で、要求局と送信局とが一致しなくとも、遠隔操作でデ
ータの送受信を行うことができる。
【0020】本願の第4の発明では、無線ネットワーク
で用いるフレーム構成をハブ局でフレームのスタート信
号を送信するための領域と、通常のデータを送信するた
めの領域と、チャネル割り当てに関する情報を送信する
ための領域と、前記データ送信時間枠の割り当てに関す
る情報を送信するための領域と、前記送信時間枠の総数
あるいは前記各送信時間枠に関与する局数の総和を送信
するための領域を含むことで、無線ネットワーク全体の
再予約時間の決定を効果的に行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について、図面を用いて説明する。
【0022】<フレーム構成>図2に本発明のフレーム
構成について示す。フレームスタート領域は、フレーム
がスタートしたことをハブ局が無線ネットワーク内の全
ノードに送信するための領域である。アイソクロナス領
域は画像、音声等のマルチメディアデータの送信を行う
領域である。
【0023】アシンクロナス領域は、アイソクロナス領
域内におけるチャネルの割り当ての予約、および解除を
行うための領域でもある。また、バスリセット時におけ
るチャネルの再割り当てにも使用される。
【0024】制御情報領域は、上記アシンクロナス領域
で送信するチャネル数または、各チャネルの関与するノ
ード数の総和をハブ局がブロードキャストで伝送するた
めの領域である。
【0025】上記の数値を受信したノード局は、これら
の値を更新する。バスリセットが生じた場合にはこれら
の数値を用いて再予約時間の推定を行う。
【0026】<再予約時間算出方法>次に、再予約時間
算出方法について説明する。
【0027】(第1の算出方法)第1の算出方法は、前
記制御情報伝送領域に現在使われているチャネル数を送
信する方法である。無線ネットワーク内のハブ局は自ら
集計するチャネル数を用いて、また、ノードはハブ局か
ら制御情報領域において伝送されるチャネル数を用い
て、再予約に必要な時間を推定する。
【0028】1つのチャネルの割り当てにはどれだけの
フレーム数が必要かが重要となる。再予約に必要な時間
は以下の式で求められる。
【0029】T=Nchannel×Fchannel
×Tframe Nchannelは1フレーム内に存在するチャネル
数、Fchannelは1チャネル当たりの再予約に要
するフレーム数、Tframeは1フレーム当たりの時
間である。
【0030】(第2の算出方法)第2の算出方法は、ハ
ブ局が各チャネルにおいて要求局、送信局、受信局とな
っている局をテーブルとして管理し、常時その時の各チ
ャネルに関与するノード数の総和に基づいて再予約に必
要な時間を推定する。
【0031】また、無線ネットワーク内のハブ局以外の
ノードも、制御情報領域で伝送される上記各チャネルに
関与するノード数の総和に基づいて再予約に必要な時間
を推定する。
【0032】ハブ局のチャネル割り当て管理テーブル:
まず、ハブ局の持っているチャネル割り当て管理テーブ
ルについて図8を用いて説明する。
【0033】アイソクロナス領域でデータの送受が行わ
れる際には、ハブ局は要求局から送信されたチャネル割
り当て要求パケットを受信しチャネルの割り当てを行う
が、その結果は逐次このチャネル割り当て管理テーブル
に格納される。
【0034】要求局、送信局、受信局はそれぞれ、その
ノード番号が付される。要求局、送信局は1つ、受信局
は複数あってもよい。また、要求局と送信局あるいは要
求局と受信局のうちの1つが同一のものでも構わない。
【0035】パラメータは送信局が受信局に対しデータ
を送信する際のパラメータとなる送信タイミングおよび
変調方式が記載されている。
【0036】関与ノード数は各チャネルにおいて要求
側、送信側、受信側のいずれかに関与しているノードの
数を表す。これら関与ノード数がすべてのチャネルで加
算されたものが、制御情報領域で伝送される各チャネル
の関与するノード数の総和である。
【0037】再予約に必要な時間Tは以下の式で算出さ
れる。
【0038】 T=Nnode×Fnode×Tframe Nnodeは各チャネルが関与するノードの数の総和、
Fnodeは1ノード当たりの再予約に要する時間、T
frameは1フレーム当たりの時間である。
【0039】<各予約手順の概要>次に図1に示されて
いる通常予約とバスリセット直後の再予約の手順につい
てハブ局とノード局の予約手順について示す。ここで、
1はフレームスタート領域、2はアイソクロナス領域、
3はアシンクロナス領域、4は制御情報領域、5は通常
予約処理、6は再予約処理を示す。
【0040】<通常予約手順の概要>まず、通常の予約
手順についてハブ局とノード局に分けて説明する。この
処理はハブ局もノード局も図1の5で示すようにフレー
ムの3すなわちアシンクロナス領域を用いて行われるも
のである。
【0041】<ハブ局の通常予約手順>図4はハブ局の
通常予約の手順を示したものである。
【0042】ステップ41で処理が開始されると、まず
ステップ42において、受信フレームがアシンクロナス
領域の内部であるかどうかの判定が行われる。
【0043】アシンクロナス領域の内部であるならば、
次にステップ43において、チャネル割り当て要求パケ
ットが受信されたかどうかの判定を行う。受信していな
ければ、ステップ42に戻る。
【0044】受信していれば、ステップ44においてチ
ャネル割り当て処理を行う。チャネル割り当て要求パケ
ットにはそのチャネルの要求局、送信局、受信局になる
ノード番号が格納しており、ハブ局はそのパケットを受
信することで、チャネル割り当て処理を行い、自局内の
チャネル割り当て管理テーブルを更新する。
【0045】更新処理が終わると、ステップ45におい
てチャネル割り当て通知パケットを要求局、送信局、受
信局に対し送信する。次に送信した局からAckを受信
したかどうかの判定を行う。もし、受信していなければ
ステップ46を繰り返し、受信したならばステップ42
に戻る。
【0046】一方、ステップ42の判定で、アシンクロ
ナス領域の内部でないならば、ステップ47において、
上記アシンクロナス領域で更新されたハブ局内のチャネ
ル割り当て管理テーブル内の、アイソクロナス領域内の
チャネル数または各チャネルに関与するノード数の総数
を次の制御情報領域でブロードキャストで送信し、一連
の操作は終了する(ステップ48)。
【0047】<ノード局の通常予約手順>図5はノード
局の通常予約手順を示したものである。
【0048】ステップ51において処理が開始される
と、まずステップ52において、受信フレームがアイソ
クロナス領域の内部であるかどうかの判定を行う。
【0049】アシンクロナス領域の内部であれば、次に
ステップ53において、自局内に新規チャネル割り当て
要求があるかどうかの判定を行う。要求が無ければステ
ップ52に戻り、要求があれば、ステップ54におい
て、ハブ局に対し、チャネルの要求局、送信局、受信局
のノード番号を含むチャネル割り当て要求パケットを送
信する。
【0050】上記パケットを受信したハブ局は受信した
要求内容に基づき、チャネル割り当て処理を行い、チャ
ネル割り当て管理テーブルを更新する。
【0051】次にステップ55において、ハブ局からチ
ャネル割り当て通知パケットが受信されたかどうかの判
定を行う。通知パケットを受信していなければステップ
55を繰り返し、通知パケットを受信していなければ、
ステップ56において、ノードはパケット内にあるチャ
ネル数あるいは各チャネルに関与するノードの総和を取
得し、Ackパケットをハブ局に対し送信する。
【0052】ステップ57において、他にチャネル割り
当て要求がある場合にはステップ54に戻り、割り当て
要求がない場合にはステップ52に戻る。
【0053】ステップ52の判定において、アシンクロ
ナス領域の内部でないならば、ステップ58において、
次の制御情報領域でハブ局から送信されるはずのチャネ
ル数またはチャネル関与ノード総数を受信し、一連の操
作は終了する(ステップ59)。
【0054】<バスリセット直後の再予約手順>次に、
バスリセット直後の再予約手順についてハブ局とノード
局に分けて説明する。この処理はハブ局もノード局も図
1の6に示すようにフレームの3すなわちアシンクロナ
ス領域を用いて行われるものである。
【0055】<ハブ局のバスリセット時の予約手順>図
6はバスリセット直後におけるハブ局の再予約手順を示
したものである。
【0056】バスリセットが発生し、ノード構成が完了
すると、ステップ61において、処理が開始される。ま
ずステップ62において、チャネル数または各チャネル
に関与した局数の総和に基づき、再予約時間の推定を行
う。
【0057】推定が完了すると、再予約処理が開始され
るが、まずステップ63において、前記推定した再予約
時間から、タイムアウトされたかどうかの判定を行う。
【0058】タイムアウトされていないならば、ステッ
プ64において、チャネル割り当て要求パケットが受信
されたかどうかの判定を行う。受信されていない場合ス
テップ63に戻る。
【0059】もし、チャネル割り当て要求パケットを受
信したならば、ステップ65において、パケット内に格
納されている要求局、送信局、受信局のノード番号を取
得し、チャネル割り当て処理を行い、チャネル割り当て
管理テーブルを更新する。ステップ66において、チャ
ネル割り当て通知パケットをチャネルに関与する局(要
求局、送信局、受信局)に送信する。
【0060】上記パケットを受信した要求局、送信局、
受信局の各局はハブ局に対しAckパケットを送信す
る。
【0061】ステップ67において、ハブ局はチャネル
割り当て通知パケットを送信した局からのAckパケッ
トが受信されたかどうかの判定を行う。
【0062】Ackパケットが受信されなければステッ
プ67を繰り返す。もし、受信されたならば、ステップ
63に戻る。
【0063】ステップ63の判定において、タイムアウ
トされたならば一連の処理を終了する(ステップ6
8)。
【0064】<ノード局のバスリセット直後の予約手順
>図7はバスリセット直後のノード局の再予約手順を示
したものである。
【0065】バスリセットが発生し、ノード構成が完了
すると、ステップ71において処理が開始される。まず
ステップ72において、チャネル数または各チャネルに
関与した局数の総和に基づき、再予約時間の推定を行
う。これ以下再予約処理が開始される。
【0066】次にステップ73において、チャネル割り
当て要求があるかどうかの判定が行われる。もし、要求
があるならば、ステップ74において、要求局、送信
局、受信局のノード番号を含めた、チャネル割り当て要
求パケットを送信する。
【0067】上記パケットをハブ局が受信すると、チャ
ネル割り当て管理テーブルが更新された後、要求局、送
信局、受信局に対し、チャネル割り当て通知パケットが
送信される。
【0068】ノードは、ステップ75において、ハブ局
からの上記パケットが受信されたかどうかの判定を行
う。もし、受信されなければ、ステップ75を繰り返
す。
【0069】上記パケットが受信されると、ステップ7
6において、ノードはそのパケットを受信しチャネルパ
ラメータを取得し、Ackパケットをハブ局に対し送信
する。
【0070】ステップ77において、もし他にチャネル
割り当て要求があるならば、ステップ74に戻るが、要
求がない場合は、ステップ78において、前もって設定
した再予約時間に対してタイムアウトになったかどうか
の判定を行う。タイムアウトしない場合はタイムアウト
されるまで待つ。タイムアウトになると、一連の操作は
終了する(ステップ79)。
【0071】
【発明の効果】本願の第1の発明は各局が記憶している
ネットワーク全体の送信枠数に基づき再割り当て時間を
見積もるものであり、各局が新規チャネルの割り当て要
求をできるだけ早く出せるようになる。
【0072】本願の第2の発明は各局が記憶しているネ
ットワーク全体の送信枠数に基づき、第1の発明よりも
正確に再割り当て時間を見積もるものであり、各局が新
規チャネルの割り当て要求をできるだけ早く出せるよう
になる。
【0073】本願の第3の発明では要求局と送信局が異
なるような無線ネットワーク、すなわちリモコンが送信
枠を要求し、実際の送信はビデオからTVになされるよ
うなネットワークの場合にも適用できる。
【0074】本願の第4の発明は本発明の第1から第3
の発明を実現するための好適なフレーム構成を提供す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における通常のチャネル予約の様子とバ
スリセット直後の再予約の様子を示した図である。
【図2】本発明のフレーム構成を示した図である。
【図3】本発明における無線ネットワークの構成および
データの流れを示した図である。
【図4】本発明における通常のハブ局の予約手順を示し
た流れ図である。
【図5】本発明における通常のノード局の予約手順を示
した流れ図である。
【図6】本発明におけるバスリセット直後のハブ局の再
予約手順を示した流れ図である。
【図7】本発明におけるバスリセット直後のノード局の
再予約手順を示した流れ図である。
【図8】本発明におけるハブ局のもつチャネル割り当て
管理テーブルについて示した図である。
【図9】従来方式(有線)のフレーム構成について示し
た図である。
【符号の説明】
1 フレームスタート領域 2 アイソクロナス領域 3 アシンクロナス領域 4 制御情報領域 5 通常予約処理 6 再予約処理 11 無線ネットワーク 12 要求局 13 ハブ局 14 送信局 15(a)、15(b) 受信局 16 チャネル割り当てに関する情報 17 マルチメディアデータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを構成する各局のデータ送
    信時間が排他的に割り当てられている無線ネットワーク
    における各局のデータ送信管理方法であって、各局にお
    いて、ネットワーク全体に現時点で割り当てられている
    送信時間枠の総数を記憶し、無線ネットワークの構成に
    変化が生じた場合に発生する時間枠割り当て済み局から
    の再割り当て要求および前記再割り当て要求に基づく各
    局のデータ送信時間の再割り当てに要する時間を、前記
    各局が記憶している前記現時点の送信時間枠の総数に基
    づいて推定し、前記推定時間の経過後に各局から新規割
    り当て要求を出すことを特徴とするデータ送信管理方
    法。
  2. 【請求項2】 ネットワークを構成する各局のデータ送
    信時間が排他的に割り当てられている無線ネットワーク
    における各局のデータ送信管理方法であって、各局にお
    いて現時点で割り当てられている各送信時間枠に関与す
    る局数の総和を記憶し、無線ネットワークの構成に変化
    が生じた場合に発生する時間割り当て済み局からの再割
    り当て要求および前記再割り当て要求に基づく各局のデ
    ータ送信時間の再割り当てに要する時間を、各局が記憶
    している前記局数の総和に基づいて推定し、前記推定時
    間の経過後に各局から新規割り当て要求を出すことを特
    徴とするデータ送信管理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のデータ送信管理
    方法であって、データ送信時間枠を要求する局と、前記
    要求に対応して実際にデータ送信時間枠を割り当てられ
    る局とが異なることを特徴とするデータ送信管理方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載のデー
    タ送信管理方法であって、そのフレーム構成はフレーム
    のスタート信号を送信するための領域と、通常のデータ
    を送信するための領域と、前記データ送信時間枠の割り
    当てに関する情報を送信するための領域と、前記送信時
    間枠の総数あるいは前記各送信時間枠に関与する局数の
    総和を送信するための領域を含むことを特徴とするデー
    タ送信管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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