JP2002016583A - 光cdma伝送システム - Google Patents

光cdma伝送システム

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JP2002016583A JP2000196337A JP2000196337A JP2002016583A JP 2002016583 A JP2002016583 A JP 2002016583A JP 2000196337 A JP2000196337 A JP 2000196337A JP 2000196337 A JP2000196337 A JP 2000196337A JP 2002016583 A JP2002016583 A JP 2002016583A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合波される各送信データ間のレベル差が減少
するように各符号化装置から出力されるレベルを調整す
ることにより、受信側で各受信データを正しく復号でき
る光CDMA伝送システムを提供する。 【解決手段】 複数のユーザー端末11〜13から出力
された信号を伝送回線401〜403から受信して光C
DMA光信号を光伝送回線310に送出する符号化手段
21〜23と、符号化手段21〜23から出力する光信
号の強度を制御する出力強度制御手段31〜33と、光
CDMA信号を光伝送回線310から受信して復号した
信号を出力する復号手段261〜263と、復号手段2
61〜263から求められる各情報通信端末毎の相関強
度値を比較した比較情報を生成し、復号手段261〜2
63にて復号した信号に対応する出力強度制御手段31
〜33に向けて比較情報を通知する比較処理手段281
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバを用い
た通信網中において、光CDMA(符号分割多重接続:
code division multiple access)技術を用いて信号を
多重化して送受信する光CDMA伝送システムに関し、
特に、光CDMA伝送システム中で多重化される各信号
の出力強度値の差を減少させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】国内の光ファイバを用いた通信網はNT
T等により構築されたものが知られている。また、光C
DMA技術を用いて多重化した光信号を光通信網中で伝
送する方法も盛んに研究されている。
【0003】次に、従来の光CDMA伝送システムにつ
いて説明する。
【0004】図9は、従来の光CDMA伝送システムの
構成を示すブロック図である。
【0005】図9に示した従来の光CDMA伝送システ
ムは、情報通信端末(情報送受信手段)所在地(SB:
以下、電話所在地と記載)1内に配置されたユーザ端末
(UT)11、ユーザ端末12、あるいは、ユーザ端末
13と、情報通信端末が収容される端局(ST)3内に
配置された光CDMA信号符号化装置(CD:以下、符
号化装置と記載)21〜23と、同様に端局3内に配置
された光合波装置(SC)41と、情報通信端末の通信
相手先情報通信端末が収容される端局である端局4内に
配置された光分波装置(DV)51と、端局4内の光C
DMA信号復号装置(DC:以下、復号装置と記載)6
1〜63と、通信相手先である電話所在地6内等に配置
されたユーザ端末111〜113と、端局4内に配置さ
れた符号化装置121〜123と、端局4内の光合波装
置141と、端局3内に配置された光分波装置151
と、端局3内の復号装置161〜163とから構成され
る。
【0006】また、上記各装置間には、光合波装置41
と光分波装置51を接続する光ファイバ回線(OF)3
01と、光合波装置141と光分波装置151を接続す
る光ファイバ回線302と、ユーザ端末11〜13と符
号化装置21〜23とを接続する電気通信回線(ML)
401〜403と、復号装置61〜63とユーザ端末1
11〜113とを接続する電気通信回線501〜503
と、ユーザ端末111〜113と符号化装置121〜1
23とを接続する電気通信回線601〜603と、復号
装置161〜163とユーザ端末11〜13とを接続す
る電気通信回線701〜703とを有している。
【0007】なお、図9中では、例えば、ユーザ端末1
1に接続する電気通信回線401と電気通信回線701
とは分離して記載されているが、各回線は同一のペアケ
ーブル(電線)内に多重化して形成することができ、光
ファイバ回線301と光ファイバ回線302も同一の光
ファイバ内に多重して形成することができる。
【0008】ユーザ端末11〜13および111〜11
3は、例えば、電話機(情報通信端末)あるいはモデム
付の情報処理装置等である。なお、図9中では、各装置
等がどのユーザ端末から送出された信号を処理するもの
であるかを区別するために、各装置のブロック毎に
(a)〜(f)の符号を付加している。
【0009】符号化装置21〜23および121〜12
3は、例えば、ユーザ端末11から送出された電気通信
信号である送信データを、光学信号に変換すると共にプ
ライム符号等の拡散信号を用いて光CDMA信号に符号
化する装置である。
【0010】光合波装置41および141は、複数の符
号化装置21〜23から複数の光ファイバにより送信さ
れてきた光CDMA信号を1本の光ファイバ301等で
送信できるように合波した合波信号を生成するための、
例えば、スターカプラ等の装置である。
【0011】光分波装置51および151は、1本の光
ファイバ301、302等により送信されてきた合波信
号を光CDMA多重したまま分波する装置であり、光合
波装置41および141と同様な構成を有するが入出力
方向が逆になる。
【0012】復号装置61〜63および161〜163
は、符号化装置21〜23および121〜123におい
て用いられたものと同様な拡散信号を利用することによ
り、受信した各光CDMA多重化された光信号から各光
CDMA信号を復号して電気通信信号からなる受信デー
タに変換する装置である。
【0013】図9の従来の光CDMA伝送システムの動
作としては、以下のようになる。
【0014】例えば、電話所在地1内のユーザ端末11
から電気通信回線401を用いて送出された電気通信信
号の送信データは、端局3内の符号化装置21により、
光CDMA多重方式に用いるためにコード符号化した光
信号(以後、光CDMA信号と記載する。)に変換さ
れ、その光CDMA信号は、光合波装置41により他の
符号化装置22、23からの光CDMA信号と合波され
て光ファイバ回線301に送出される。合波された信号
を受信した端局4内の光分波装置51は、その受信信号
を多重化したまま分波して出力する。光分波装置51か
らの光CDMA信号を受信した復号装置61は、多重化
された光CDMA受信信号の中から、特定コードの光信
号のみを復調して電気通信信号の受信データとして電気
通信回線501に出力する。電話所在地6内のユーザ端
末11では、電気通信回線501から受信データを受け
てデータ内容に基づいた処理を行う。
【0015】電話所在地1から電話所在地6に向けての
上り信号系(図9中の左側から右側に向けて流れる信号
系)のみについての動作は以上のようになるが、電話所
在地6から電話所在地1に向けての下り信号系(図9中
の右側から左側に向けて流れる信号系)の動作も上記と
同様にして実施される。このようにして、例えば、電話
所在地1のユーザ端末11は、電話所在地6のユーザ端
末111との間でデータの送受信を実施することができ
る。
【0016】従来の光CDMA伝送システムを記載した
文献としては、例えば、John E. Midwinter編集のPhoto
nics In Switching, Volume II, ISBN:0-12-496051-0
が挙げられ、その77ページには、対向するユーザ端末
間に、符号化装置、光合波装置(スターカプラ)および
符号化装置復号装置を用いた光CDMA伝送システムを
示す図が掲載されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記光CD
MA伝送システムにおける上り信号系の受信側の端局4
の復号化器61〜63において、受信した合波信号を元
の各光CDMA信号に選択的にデコードするには、元の
各光CDMA信号の出力値がほぼ同等値であることが望
ましいことが知られている。
【0018】仮に、符号化装置21から出力される光C
DMA信号の出力値が、符号化装置22および符号化装
置23から出力される光CDMA信号の出力値よりも極
端に小さい場合を考える。その場合、符号化装置21〜
23から拡散信号により拡散されて出力された各光CD
MA信号が、さらに光合波装置41により多重化され
る。ところが、その際に、符号化装置21からの光CD
MA信号が拡散された信号の出力値は、符号化装置22
および符号化装置23からの光CDMA信号が拡散され
た信号の出力値に比べて小さいレベルで多重化される。
すると、受信側で符号化装置21から出力される光CD
MA信号を復号しようとしても、符号化装置21からの
光CDMA信号にとって雑音である符号化装置22およ
び符号化装置23からの光CDMA信号のレベルが大き
いため、正しく復号できなくなる場合が発生する。
【0019】このような現象は、拡散信号により元の複
数の信号を拡散して多重化するCDMA方式では一般的
に起こり得る現象であり、例えば、無線CDMAの場合
にも、基地局と端末装置間の距離が様々に変化し、基地
局のカバーエリアの端部に端末装置が位置している場合
と基地局の直近に位置している場合とでは、基地局の受
信値が極端に変化することから、基地局から遠い端末装
置からの受信信号が正しく復号できなくなる場合が発生
する。そのため、無線CDMAでは、例えば、基地局側
において、基地局から遠い端末装置からの受信信号が検
出できない場合には、基地局からその端末装置へ制御信
号を送出して、その端末装置から送出される信号の値が
基地局で受信される際に他の端末装置からの受信信号と
略同等値になるように端末装置の送信出力制御を実施し
ている。
【0020】ところが、従来の光CDMA伝送では、基
本的な伝送方式にのみ議論が集中し光信号の強度をいか
に均一にするかについての議論はなされてこなかった。
また、これまでは、高価なシステムを局間の伝送に使用
することから、最初に強度を設定すれば良いとの認識で
あったが、コストダウンや長期使用に耐えることが必要
になった結果、レーザーや変調器等の部品の経時品質劣
化に対応しなければならなくなった。
【0021】また、無線で使用される技術の場合、基本
的に、CDMA符号化は端末局と端局とで行われ、信号
強度の調節は端末および端局で行うことができた。しか
し、有線網の場合には、端末と符号化装置が離れている
場合が多く、その場合には端局では光信号強度の調節は
できないという特性がある。また、有線の通信では、送
信側の符号化装置と受信側の符号化装置との間のどこか
で光信号強度を調整することができるという特性もあ
る。
【0022】光CDMA伝送では、上記の特性に着目
し、その特性を生かした方法の開発が必要である。すな
わち、光信号強度の調整を端末ではない部分で行う方
法、あるいは、送信側の符号化装置と受信側の符号化装
置との間のどこかで信号強度を調整する方法の開発が望
まれる。
【0023】また、TDMやATM多重を用いて、加入
者端末と端局とを光ファイバで結ぶ光ネットワークであ
って、特に、端局と加入者端末との間に設置されたコン
テナに光スターカプラが設置されるパッシブダブルスタ
ー(PDS)ネットワークが存在するが、このネットワ
ークに光CDMAを適用する方法はほとんど検討されて
いない。PDSでは、端局からあるユーザ群に向けて送
られる光信号は全て一旦1本の光ファイバにまとめられ
て送出され、その後、スターカプラで分岐されて全ての
加入者に送り出される。逆に加入者端末から送出される
光信号は、スターカプラまではその加入者の信号だけが
通り、そこから端局までの光ファイバは他の加入者と共
有される。
【0024】例えば、上記したPDS網のように、端局
とユーザー端末との間に、光CDMA信号を符号化する
と共に合波/分波を実施するコンテナ等が配置される場
合には、符号化装置と端局との間の距離が情報通信端末
毎に異なるだけでなく、光合波装置により合波する際に
各ポート間の信号通過レベル或いは通過損失にばらつき
が発生することから、端局で受信する各信号間のレベル
差が増大する。
【0025】具体的には、現在の光合波装置における情
報通信端末側のポート数は16個あるいは32個である
ことが多いが、引越し時の市町村への転入や転出による
情報通信端末の増減はほとんど1軒毎であることから、
工事毎の各ポートの切断や継ぎ変え等によって通過損失
にばらつきが発生し、さらに、それらの各ポートに対し
て経年変化によて通過損失のばらつきが加えられる。こ
のように、PDS網における光合波装置の各ポートのば
らつきは避けられないことから、端局で受信する各信号
間のレベル差の増大も避けられない。
【0026】上記のように、PDS網等のような電話所
在地の近傍において光合波装置の個別のポートに対する
工事を実施する可能性を有するシステムでは、端局で受
信する各信号間のレベル差が増大する可能性がある。し
かし、従来は、上記理由から、各符号化装置から出力さ
れる値(強度)を調整することにより、合波される各送
信データ間のレベル差を減少させて、受信側で各受信デ
ータを正しく復号できるようにする技術は知られていな
かった。
【0027】本発明は、上述した如き従来の問題を解決
するためになされたものであって、合波される各送信デ
ータ間のレベル差が減少するように各符号化装置から出
力されるレベルを調整することにより、受信側で各受信
データを正しく復号できる光CDMA伝送システムを提
供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1に記載した本発明の光CDMA伝送システ
ムは、情報送受信手段が出力した信号を伝送回線から受
信して光CDMA多重方式に用いるためにコード符号化
した光信号を光伝送回線に送出する符号化手段と、前記
符号化手段から出力する光信号の強度を制御する出力強
度制御手段と、前記光CDMA符号化された光信号を光
伝送回線から受信して復号した信号を出力する復号手段
と、前記復号手段において求められる各情報送受信手段
毎の相関強度値を比較した比較情報を生成し、前記復号
手段により復号した信号に対応する出力強度制御手段に
向けて前記比較情報を通知する比較処理手段とを備える
ことを特徴とする。
【0029】請求項2の本発明は、請求項1に記載の光
CDMA伝送システムにおいて、前記符号化手段および
前記出力強度制御手段は、電話所在地と該情報送受信手
段を収容する端局との間に位置する合波/分波手段内に
配置され、前記復号手段および前記比較処理手段は、前
記端局内に配置され、前記比較情報は、前記合波/分波
手段と前記端局とを接続する光伝送回線または専用回線
により通知されることを特徴とする。
【0030】請求項3の本発明は、請求項2に記載の光
CDMA伝送システムにおいて、前記出力強度制御手段
は、前記符号化手段内に配置されることを特徴とする。
【0031】請求項4の本発明は、請求項1に記載の光
CDMA伝送システムにおいて、前記符号化手段および
前記出力強度制御手段は、電話所在地内に配置され、前
記復号手段および前記比較処理手段は、前記情報送受信
手段を収容する端局内に配置され、前記比較情報は、前
記電話所在地と前記端局とを接続する光伝送回線または
専用回線により通知されることを特徴とする。
【0032】請求項5の本発明は、請求項4に記載の光
CDMA伝送システムにおいて、前記出力強度制御手段
は、前記符号化手段内に配置されることを特徴とする。
【0033】請求項6の本発明は、請求項1に記載の光
CDMA伝送システムにおいて、前記符号化手段は、電
話所在地内に配置され、前記出力強度制御手段は、電話
所在地と該情報送受信手段を収容する端局との間に位置
する合波/分波手段内に配置され、前記復号手段および
前記比較処理手段は、前記端局内に配置され、前記比較
情報は、前記合波/分波手段と前記端局とを接続する光
伝送回線または専用回線により通知されることを特徴と
する。
【0034】請求項7の本発明は、請求項1に記載の光
CDMA伝送システムにおいて、前記符号化手段は、電
話所在地内に配置され、前記出力強度制御手段、前記復
号手段および前記比較処理手段は、前記情報送受信手段
を収容する端局内に配置され、前記比較情報は、前記端
局内の光伝送回線または専用回線により通知されること
を特徴とする。
【0035】請求項8の本発明は、請求項1に記載の光
CDMA伝送システムにおいて、前記符号化手段および
前記出力強度制御手段は、前記情報送受信手段を収容す
る端局内に配置され、前記復号手段および前記比較処理
手段は、前記端局と接続する相手の端局内に配置され、
前記比較情報は、前記相手の端局と前記情報送受信手段
の端局とを接続する光伝送回線により通知されることを
特徴とする。
【0036】請求項9の本発明は、請求項8に記載の光
CDMA伝送システムにおいて、前記比較情報は、前記
相手の端局と前記情報送受信手段の端局とを接続する多
重回線の前記情報送受信手段に対応する各チャネルの信
号に各々付加されて通知されることを特徴とする。
【0037】請求項10の本発明は、請求項8に記載の
光CDMA伝送システムにおいて、前記比較情報は、前
記相手の端局と前記情報送受信手段の端局とを接続する
多重回線中の少なくとも1チャネルを用いて通知される
ことを特徴とする。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示した実施形態
に基づいて説明する。 実施の形態1.図1(a)、(b)は、本発明の実施の
形態1の光CDMA伝送システムにおける電話所在地内
のユーザ端末からその情報通信端末(情報送受信手段)
が契約する端局までの上り信号系の構成を示すブロック
図である。
【0039】尚、図1において、図9に示した従来の光
CDMA伝送システムと同じ機能の部分については同じ
符号を付し、重複する説明を省略する。
【0040】図1(a)の光CDMA伝送システムが、
図9に示した従来の光CDMA伝送システムと異なる主
な点は、本実施形態がPDS網の光CDMA伝送システ
ムであることから、電話所在地1内のユーザ端末11か
ら端局3までの間にコンテナ2(合波/分波手段)が挿
入されており、さらに、コンテナ2内に符号化装置21
〜23(符号化手段)と光合波装置41(光合波手段)
に加えて、各符号化装置21〜23を制御する光強度調
整装置(AD)31〜33(光強度調整手段)を有して
いる点と、端局3内に光分波装置251と、復号装置2
61〜263(復号手段)と、復号装置261〜263
にて検出される各相関強度値を比較する比較処理装置
(CP)281(比較処理手段)と、復号装置261〜
263から出力された送信データを相手先毎に切り換え
て送出する交換機(EX)271とを備える点である。
【0041】また、通常のPDS網では、光源と光合波
装置(SC)との距離がある程度長い場合を意図してい
るため、本実施形態中のPDS網は必ずしも通常のPD
S網と同一というわけではなく、厳密には、光アクセス
網の一形態ということになる。
【0042】また、端局3からユーザ端末11〜13ま
での下り信号系については、記載を省略しているが、例
えば、図1(a)中の信号の向き(矢印)の方向を全て
逆にし、端局3内の復号装置261〜263を符号化装
置に置き換え、光分波装置251を光合波装置に置き換
え、コンテナ2内の光合波装置41を光分波装置に置き
換え、光強度調整装置31〜33を省略するか機能させ
ないようにし、符号化装置21〜23を復号装置に置き
かえることで、本実施形態の下り信号系の経路を示すこ
とができる。
【0043】また、図1(a)中の交換機271は、端
局3内に通常配置される装置であり、図9中には示され
ていないが、従来の端局3にも備えられている。交換機
271から他局(例えば、図9の端局4等)へ光ファイ
バ回線301により信号を伝送する場合には、交換機2
71内の図示しない符号化装置と光合波装置により、復
号装置261〜263からの各出力信号について、その
相手先毎に再び符号化および合波を行ってから他局へ送
出する。一方、例えば、交換機271からTDMやWD
Mの光通信回線や、有線の電気信号回線や、無線のマイ
クロ波回線等を用いて他局へ信号を送信する場合には、
各出力信号について、それらの伝送経路に適した多重化
を行ってから他局へ送受信する。
【0044】比較処理装置281は、復号装置261で
復号時に検出される相関強度値(a)と、復号装置26
2で復号時に検出される相関強度値(b)と、復号装置
263で復号時に検出される相関強度値(c)とを抽出
して各々を比較し、各相関強度値の比較結果となる比較
信号を光強度調整装置31〜33に出力する。仮に、符
号化装置21〜23中における符号化装置21から出力
される光CDMA信号の出力値が、他の符号化装置22
および23から出力される光CDMA信号の出力値より
も極端に低い場合には、比較処理装置281は、相関強
度値(a)が他の相関強度値(b)あるいは(c)に比
べて弱い旨の比較情報を光強度調整装置31〜33に送
出する。その送出に用いる回線は、光ファイバ回線であ
る光ファイバ回線320を用いても良いし、一般的な電
気通信回線を用いても良い。また、光ファイバ回線32
0は、レーザ信号の指向性を利用して光ファイバ回線3
10と同一の光ファイバ内に構築してもよい。
【0045】符号化装置21から出力される光CDMA
信号の出力値が、他の符号化装置22および23から出
力される光CDMA信号の出力値よりも低い旨の通知を
受けた光強度調整装置31〜33では、符号化装置21
の出力が他の符号化装置22、23と同等になるように
調整を行う。例えば、符号化装置21〜23の各光CD
MA信号の出力値が充分に大きく、光強度調整装置31
〜33内にアッテネータ手段が配置される場合等には、
光強度調整装置31〜33内のアッテネータ手段を調整
することにより、符号化装置21〜23の各出力値が受
信時において同等のレベルになるように調整することが
できる。
【0046】また、図1(b)は、図1(a)中の電話
所在地1内のユーザ端末11を複数のユーザ端末11
a、bとした場合を示している。この場合であっても、
上記と同様にして、符号化装置21〜23の各出力値が
受信時において同等のレベルになるように調整すること
ができることがわかる。
【0047】このように、上記のようにPDS網等の電
話所在地と端局との間に光CDMA回線の合波/分波を
実施する本実施形態の光CDMA伝送システムでは、電
話所在地と該情報通信端末を収容する端局との間に位置
するコンテナ(合波/分波手段)内に、情報通信端末が
出力した信号を伝送回線から受信して光CDMA多重方
式に用いるためにコード符号化した光信号を光伝送回線
に送出する符号化手段と、光CDMA符号化された光信
号を光伝送回線から受信して復号した信号を各情報通信
端末への伝送回線に出力する復号手段と、比較情報に基
づいて符号化手段から出力する光信号の強度を制御する
出力強度制御手段とを備えると共に、端局内に、復号手
段により復号した信号から求められる各情報通信端末毎
の相関強度値を比較した比較情報を生成し、復号した信
号を出力する情報通信端末に対応した符号化手段に向け
て端局内で検出された比較情報を合波/分波手段と端局
とを接続する光伝送回線または専用回線により通知する
比較処理手段と、を備えるので、合波される各送信デー
タ間のレベル差が減少するように各符号化装置から出力
されるレベルを調整することができ、受信側で各受信デ
ータを正しく復号することができる。 実施の形態2.次に、本発明の実施の形態2について説
明する。
【0048】図2は、本発明の実施の形態2の光CDM
A伝送システムの上り信号系の構成を示すブロック図で
ある。
【0049】図2の光CDMA伝送システムが、図1に
示した実施の形態1の光CDMA伝送システムと異なる
主な点は、コンテナ2中の光強度調整装置31〜33が
符号化装置21〜23に内臓される点である。
【0050】本実施形態では、光強度調整手段を符号化
手段中に設けてハードウエアを集積させている。具体的
には、実際の光強度調整手段を符号化手段中に設置する
場合と、光強度調整手段を別途に設けずに符号化手段中
の光源の強度を変化させる場合がある。このようにし
て、本実施形態では、光CDMA伝送システムを低コス
ト化することができる。 実施の形態3.次に、本発明の実施の形態3について説
明する。
【0051】図3は、本発明の実施の形態3の光CDM
A伝送システムの上り信号系の構成を示すブロック図で
ある。図3に示した構成は、従来からPDS網として知
られる構成に対して本発明を適用したものである。
【0052】図3の光CDMA伝送システムが、図1に
示した実施の形態1の光CDMA伝送システムと異なる
主な点は、コンテナ2中の符号化装置21〜23および
光強度調整装置31〜33が電話所在地1に配置シフト
したことから無くなり、コンテナ2内が光合波装置41
のみになっている点と、電話所在地1とコンテナ2を接
続する手段が電気通信回線401から光ファイバ311
になっている点である。
【0053】このように、本実施形態では、電話所在地
1とコンテナ2を接続する手段が電気通信回線401か
ら光ファイバ311になっていることから、外部からの
雑音を拾いやすい電気通信回線を長く引き回す必要が無
くなり、電線よりも光ファイバの方が通信容量が大きい
ため大容量データの通信を容易に実施することができ
る。また、上記の電気通信回線に替えて光ファイバを用
いる場合であっても、屋外に設置するたコンテナ(C
N)が光合波装置(SC)のみを内蔵するようになるの
で、設置面積が小さくなり、土地の使用量(代金)等を
減少させることができる。 実施の形態4.次に、本発明の実施の形態4について説
明する。
【0054】図4は、本発明の実施の形態4の光CDM
A伝送システムの上り信号系の構成を示すブロック図で
ある。
【0055】図4の光CDMA伝送システムが、図3に
示した実施の形態3の光CDMA伝送システムと異なる
主な点は、電話所在地1中の光強度調整装置31〜33
が符号化装置21〜23に内臓される点である。
【0056】このように、本実施形態では、上記実施の
形態3で示したように、電線から光ファイバに変更され
ることによる対雑音性能の向上と大容量化が容易となる
ことに加えて、実施の形態2で示したように、光CDM
A伝送システムを低コスト化することができる。 実施の形態5.次に、本発明の実施の形態5.について
説明する。
【0057】図5は、本発明の実施の形態5.の光CD
MA伝送システムの上り信号系の構成を示すブロック図
である。
【0058】図5の光CDMA伝送システムが、図1に
示した実施の形態1の光CDMA伝送システムと異なる
主な点は、コンテナ2中の符号化装置21〜23が電話
所在地1に配置シフトしたことから無くなり、コンテナ
2内が光強度調整装置31〜33と光合波装置41のみ
になっている点と、電話所在地1とコンテナ2を接続す
る手段が電気通信回線401から光ファイバ311にな
っている点である。
【0059】また、本実施形態において、アッテネータ
手段だけでは符号化装置21〜23の各出力値を受信時
における同等のレベルに調整できない場合には、光強度
調整装置31〜33と符号化装置21〜23とが離隔し
ているため、実施の形態2や実施の形態4のように、光
強度調整装置31〜33を符号化装置21〜23に内蔵
させることはできないが、例えば、光強度調整装置31
〜33から符号化装置21〜23に向けて、光ファイバ
回線311〜313を介して重畳した制御信号を送信す
ることにより、符号化装置21〜23内のレーザ光発生
手段に対する調整を実施することができる。
【0060】このように、本実施形態では、実施の形態
3に示したように、電話所在地1とコンテナ2を接続す
る手段が電気通信回線401から光ファイバ311にな
っていることから、外部からの雑音を拾いやすい電気通
信回線を長く引き回す必要が無くなり、電線よりも光フ
ァイバの方が通信容量が大きいため大容量データの通信
が容易となることに加え、電話所在地1内に配置される
装置が符号化装置21〜23のみと実施の形態3よりも
少なくなるため、情報通信端末側の設備負担を減少させ
ることができる。
【0061】また、メンテナンスを各端末側ではなくコ
ンテナ側で一括して行うことができるので、メンテナン
ス作業が容易になる。 実施の形態6.次に、本発明の実施の形態6.について
説明する。
【0062】図6は、本発明の実施の形態6.の光CD
MA伝送システムの上り信号系の構成を示すブロック図
である。
【0063】図6の光CDMA伝送システムが、図1に
示した実施の形態1の光CDMA伝送システムと異なる
主な点は、コンテナ2中の光強度調整装置31〜33お
よび光合波装置41が端局3内に配置シフトし、コンテ
ナ2中の符号化装置21〜23が毛役者宅1内に配置シ
フトしてコンテナ2が無くなっている点と、電話所在地
1と端局3を接続する手段が電気通信回線401から光
ファイバ311になっている点である。
【0064】また、本実施形態において、アッテネータ
手段だけでは符号化装置21〜23の各出力値を受信時
における同等のレベルに調整できない場合には、実施の
形態5.と同様に、例えば、光強度調整装置31〜33
から符号化装置21〜23に向けて、光ファイバ回線3
11〜313を介して制御信号を送信することにより、
符号化装置21〜23内のレーザ光発生手段に対する調
整を実施することができる。
【0065】このように、本実施形態では、実施の形態
3に示したように、雑音を拾いやすい電気通信回線を長
く引き回す必要が無くなり、大容量データの通信が容易
となること、実施の形態5に示したように、情報通信端
末側の設備負担を減少させることができることに加え、
コンテナを無くせることから、屋外での光ファイバの接
続工事を減少させることができる。
【0066】なお、本実施形態は、電話所在地と端局間
にコンテナ等を有していないが、構成上から慣例的に本
実施形態もPDS網の1種と見なせる。 実施の形態7.次に、本発明の実施の形態7について説
明する。
【0067】図7は、本発明の実施の形態7の光CDM
A伝送システムの構成を示すブロック図である。
【0068】図7の光CDMA伝送システムが、図1に
示した実施の形態1の光CDMA伝送システムと異なる
主な点は、(1)コンテナ2中の符号化装置21〜23、
光強度調整装置31〜33および光合波装置41が全て
端局3内に配置される一方で、端局3内から光分波装置
251と、復号装置261〜263および光合波装置1
41が無くなっている点と、(2)端局3内から無くなっ
た光分波装置251と復号装置261〜263および光
合波装置141とにより実施していた機能について、通
信相手先の情報通信端末の端局4内に配置された光分波
装置51と復号装置61〜63と比較処理装置81とに
より実施している点と、(3)比較処理装置81による各
符号化装置21〜23毎の出力の比較結果を、端局4内
において対応する各符号化装置121〜123を用いて
下り回線に乗せている点と、(4)端局3内の復号装置1
61〜163では受信データ中から相手先のユーザ端末
111〜113により送出された信号と比較処理装置8
1から送出された比較結果を分離して、比較結果を符号
化装置21〜23中の光強度調整装置31〜33に送出
する点である。
【0069】また、上記のように個別構成の違いでな
く、全体的な構成上から本実施の形態7が実施の形態1
等と特に異なる点としては、実施の形態1等では上り側
の情報通信端末用の符号化装置21〜23の出力強度を
調整するために上り信号を送出する符号化装置21〜2
3から端局3までの局地的な光ファイバ回線のみで制御
ループを構成していたが、実施の形態7では、上り側の
情報通信端末を収容する端局3の出力について、下り側
の情報通信端末を収容する端局4において相関強度を比
較し、比較結果を下り回線を用いて端局3に送出すると
いうように、上りと下りの光ファイバ回線をフルに使用
して制御ループを構成している点が挙げられる。
【0070】その点では、実施の形態7は実施の形態1
と比較するのではなく、図9に示した従来の光CDMA
伝送システムと比較した方が理解しやすい。
【0071】例えば、図7の光CDMA伝送システム
が、図9に示した従来の光CDMA伝送システムと異な
る主な点は、上り回線用として、端局3の各符号化装置
21〜23内に光強度調整装置31〜33を有し、端局
4内に各復号装置61〜63から出力される相関強度を
比較する比較処理装置81を有し、比較結果を端局4内
の各復号装置61〜63に対応する下り回線の各符号化
装置121〜123から端局3に向けて送出し、端局3
の各復号装置161〜163で比較結果を判別して各復
号装置161〜163に対応する符号化装置21〜23
内の光強度調整装置31〜33に向けて送出する。
【0072】また、下り回線用として、端局4の各符号
化装置121〜123内に光強度調整装置131〜13
3を有し、端局3内に各復号装置161〜163から出
力される相関強度を比較する比較処理装置181を有
し、比較結果を端局3内の各復号装置161〜163に
対応する上り回線の各符号化装置21〜23から端局4
に向けて送出し、端局4の各復号装置61〜63で比較
結果を判別して各復号装置61〜63に対応する符号化
装置121〜123内の光強度調整装置131〜133
に向けて送出する。
【0073】なお、図7では交換機81の記載を省略し
ているが、本実施形態では、例えば、電気通信回線40
1と光強度調整装置31の間に電子交換機が入り、本光
CDMA装置は局間伝送装置として使用するような構成
とすることもできる。このような構成の場合、電子交換
機と本光CDMA装置とを接続する局内インターフェー
ス部が情報送信手段に相当することになる。
【0074】また、光強度調整装置31〜33、131
〜133については、本実施形態では符号化装置21〜
23に内蔵させているが、符号化装置21〜23と光合
波装置41との間に別装置として設けるようにしても良
い。
【0075】このように、本実施形態の光CDMA伝送
システムでは、従来の光CDMA伝送システムに対して
少しの装置の追加と改良を実施するのみで、合波される
各送信データ間のレベル差が減少するように各符号化装
置から出力されるレベルを調整することができ、受信側
で各受信データを正しく復号することができる。実施の
形態8.次に、本発明の実施の形態8について説明す
る。
【0076】図8は、本発明の実施の形態8の光CDM
A伝送システムの構成を示すブロック図である。
【0077】図8の光CDMA伝送システムが、図7に
示した実施の形態7の光CDMA伝送システムと異なる
主な点は、例えば、上り回線について、端局4内の比較
処理装置81にて検出された比較結果を、符号化装置1
23から復号装置163に至る比較結果通知用の専用チ
ャネルにより端局3に通知し、端局3では、復号装置1
63から各符号化装置21〜23内の光強度調整装置3
1〜33に比較情報を送出し、下り回線について、端局
3内の比較処理装置181にて検出された比較結果を、
符号化装置23から復号装置63に至る比較結果通知用
の専用チャネルにより端局4に通知し、端局4では、復
号装置63から各符号化装置121〜123内の光強度
調整装置131〜133に比較情報を送出する点であ
る。
【0078】このように、本実施形態の光CDMA伝送
システムでは、実施の形態7に記載した事項に加えて、
比較結果通知用の専用チャネルを設けることにより、例
えば、制御エラーの起こる確率や、送信データの量が多
い場合の制御遅れ等が起こる確率を減少させることがで
きる。
【0079】なお、本実施形態では、電話所在地1と端
局3との間あるいは電話所在地6と端局4との間等にコ
ンテナ等を有していないPDS網以外の光CDMA伝送
システムについて説明したが、本発明はこれに限られる
ものではなく、例えば、上記端局3あるいは端局4にて
実施した機能についてコンテナ等により実施することに
より、PDS網の場合にも適用することができる。
【0080】また、上記各実施の形態1〜8中では、ユ
ーザ端末と符号化手段とを接続するため等に電気通信回
線(ML)を用いているものがあるが、この接続に光フ
ァイバを用いることができることはいうまでもない。
【0081】
【発明の効果】上記のように請求項1及び2の本発明
は、合波される各送信データ間のレベル差が減少するよ
うに各符号化装置から出力されるレベルを調整すること
ができ、受信側で各受信データを正しく復号することが
できる。
【0082】また、請求項3の本発明は、アッテネータ
手段だけでは符号化装置の各出力値を受信時における同
等のレベルに調整できない場合であっても、符号化装置
の出力値を調整できるので、受信側で各受信データを正
しく復号することができる。
【0083】また、請求項4の本発明は、外部からの雑
音を拾いやすい電気通信回線を長く引き回す必要が無く
なり、大容量データの通信を容易に実施することができ
る。
【0084】また、請求項5の本発明は、対雑音性能の
向上と大容量化が容易となることに加えて、アッテネー
タ手段だけでは符号化装置の各出力値を受信時における
同等のレベルに調整できない場合であっても、符号化装
置に対する調整を実施することができる。
【0085】また、請求項6の本発明は、雑音を拾いや
すい電気通信回線を長く引き回す必要が無くなり、大容
量データの通信が容易となることに加え、電話所在地内
に配置される装置を実施の形態3よりも少なくできるた
め、情報通信端末側の設備負担を減少させることができ
る。
【0086】また、請求項7の本発明は、雑音を拾いや
すい電気通信回線を長く引き回す必要が無くなり、大容
量データの通信が容易となること、情報通信端末側の設
備負担を減少させることができることに加え、コンテナ
を無くせることから、屋外での光ファイバの接続工事を
減少させることができる。
【0087】また、請求項8および9の本発明は、従来
の光CDMA伝送システムに対して少しの装置の追加と
改良を実施するのみで、合波される各送信データ間のレ
ベル差が減少するように各符号化装置から出力されるレ
ベルを調整することができ、受信側で各受信データを正
しく復号することができる。
【0088】また、請求項10の本発明は、請求項8お
よび9の本発明について上記した効果に加えて、比較結
果通知用の専用チャネルを設けることにより、制御エラ
ーの起こる確率や、送信データの量が多い場合の制御遅
れ等が起こる確率を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)(b)は、本発明の実施の形態1の光
CDMA伝送システムにおける上り信号系の構成を示す
ブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態2の光CDMA伝送シス
テムの上り信号系の構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態3の光CDMA伝送シス
テムの上り信号系の構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態4の光CDMA伝送シス
テムの上り信号系の構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明の実施の形態5.の光CDMA伝送シ
ステムの上り信号系の構成を示すブロック図である。
【図6】 本発明の実施の形態6.の光CDMA伝送シ
ステムの上り信号系の構成を示すブロック図である。
【図7】 本発明の実施の形態7の光CDMA伝送シス
テムの上り信号系の構成を示すブロック図である。
【図8】 本発明の実施の形態8.の光CDMA伝送シ
ステムの上り信号系の構成を示すブロック図である。
【図9】 従来の光CDMA伝送システムの構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 電話所在地(SB)、 2 コンテナ(CN:合波
/分波手段)、 3端局(ST)、 11〜13 ユー
ザ端末(UT)、 21〜23 光CDMA符号化装置
(CD:符号化手段)、 31〜33 光強度調整装置
(AD:光強度調整手段)、 41 光合波装置(S
C:光合波手段)、 251 光分波装置(DV:光分
波手段)、 261〜263 光CDMA復号装置(D
C:復号手段)、 271 交換機(EX)、 281
比較処理装置(CP:比較処理手段) 301、31
0、320 光ファイバ回線(OF)、 401〜40
3電気通信回線(ML)、(a)〜(f) 各装置等が
どのユーザ端末から送出された信号を処理するものであ
るかを区別するための符号。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報送受信手段が出力した信号を伝送回
    線から受信して光CDMA多重方式に用いるためにコー
    ド符号化した光信号を光伝送回線に送出する符号化手段
    と、 前記符号化手段から出力する光信号の強度を制御する出
    力強度制御手段と、 前記光CDMA符号化された光信号を光伝送回線から受
    信して復号した信号を出力する復号手段と、 前記復号手段において求められる各情報送受信手段毎の
    相関強度値を比較した比較情報を生成し、前記復号手段
    により復号した信号に対応する出力強度制御手段に向け
    て前記比較情報を通知する比較処理手段とを備えること
    を特徴とする光CDMA伝送システム。
  2. 【請求項2】 前記符号化手段および前記出力強度制御
    手段は、情報送受信手段所在地と該情報送受信手段を収
    容する端局との間に位置する合波/分波手段内に配置さ
    れ、 前記復号手段および前記比較処理手段は、前記端局内に
    配置され、 前記比較情報は、前記合波/分波手段と前記端局とを接
    続する光伝送回線または専用回線により通知されること
    を特徴とする請求項1に記載の光CDMA伝送システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記出力強度制御手段は、前記符号化手
    段内に配置されることを特徴とする請求項2に記載の光
    CDMA伝送システム。
  4. 【請求項4】 前記符号化手段および前記出力強度制御
    手段は、情報送受信手段所在地内に配置され、 前記復号手段および前記比較処理手段は、前記情報送受
    信手段を収容する端局内に配置され、 前記比較情報は、前記情報送受信手段所在地と前記端局
    とを接続する光伝送回線または専用回線により通知され
    ることを特徴とする請求項1に記載の光CDMA伝送シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記出力強度制御手段は、前記符号化手
    段内に配置されることを特徴とする請求項4に記載の光
    CDMA伝送システム。
  6. 【請求項6】 前記符号化手段は、情報送受信手段所在
    地内に配置され、 前記出力強度制御手段は、情報送受信手段所在地と該情
    報送受信手段を収容する端局との間に位置する合波/分
    波手段内に配置され、 前記復号手段および前記比較処理手段は、前記端局内に
    配置され、 前記比較情報は、前記合波/分波手段と前記端局とを接
    続する光伝送回線または専用回線により通知されること
    を特徴とする請求項1に記載の光CDMA伝送システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記符号化手段は、情報送受信手段所在
    地内に配置され、 前記出力強度制御手段、前記復号手段および前記比較処
    理手段は、前記情報送受信手段を収容する端局内に配置
    され、 前記比較情報は、前記端局内の光伝送回線または専用回
    線により通知されることを特徴とする請求項1に記載の
    光CDMA伝送システム。
  8. 【請求項8】 前記符号化手段および前記出力強度制御
    手段は、前記情報送受信手段を収容する端局内に配置さ
    れ、 前記復号手段および前記比較処理手段は、前記端局と接
    続する相手の端局内に配置され、 前記比較情報は、前記相手の端局と前記情報送受信手段
    の端局とを接続する光伝送回線により通知されることを
    特徴とする請求項1に記載の光CDMA伝送システム。
  9. 【請求項9】 前記比較情報は、前記相手の端局と前記
    情報送受信手段の端局とを接続する多重回線の前記情報
    送受信手段に対応する各チャネルの信号に各々付加され
    て通知されることを特徴とする請求項8に記載の光CD
    MA伝送システム。
  10. 【請求項10】 前記比較情報は、前記相手の端局と前
    記情報送受信手段の端局とを接続する多重回線中の少な
    くとも1チャネルを用いて通知されることを特徴とする
    請求項8に記載の光CDMA伝送システム。
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