JP2002016546A - 送信電力制御方式、制御方法及び基地局、制御局並びに記録媒体 - Google Patents

送信電力制御方式、制御方法及び基地局、制御局並びに記録媒体

Info

Publication number
JP2002016546A
JP2002016546A JP2000198059A JP2000198059A JP2002016546A JP 2002016546 A JP2002016546 A JP 2002016546A JP 2000198059 A JP2000198059 A JP 2000198059A JP 2000198059 A JP2000198059 A JP 2000198059A JP 2002016546 A JP2002016546 A JP 2002016546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
balance adjustment
nperiod
cfn
adjustment period
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000198059A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3473555B2 (ja
Inventor
Kojiro Hamabe
孝二郎 濱辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2000198059A priority Critical patent/JP3473555B2/ja
Priority to US09/891,082 priority patent/US6978150B2/en
Priority to EP09005004.8A priority patent/EP2075922B1/en
Priority to EP20010115850 priority patent/EP1168656B1/en
Priority to EP20090005003 priority patent/EP2071741B1/en
Priority to EP09005007.1A priority patent/EP2071744B1/en
Priority to EP20090005001 priority patent/EP2071739B1/en
Priority to DE60141432T priority patent/DE60141432D1/de
Priority to EP09005006.3A priority patent/EP2071743B1/en
Priority to EP20090005002 priority patent/EP2071740B1/en
Priority to EP15193447.8A priority patent/EP3001576B1/en
Priority to EP09005005.5A priority patent/EP2071742B1/en
Priority to KR10-2001-0037963A priority patent/KR100446320B1/ko
Publication of JP2002016546A publication Critical patent/JP2002016546A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3473555B2 publication Critical patent/JP3473555B2/ja
Priority to KR10-2004-0021645A priority patent/KR100490216B1/ko
Priority to US10/948,422 priority patent/US7072681B2/en
Priority to US11/214,322 priority patent/US7409223B2/en
Priority to US11/904,068 priority patent/US7565164B2/en
Priority to US12/353,811 priority patent/US7738909B2/en
Priority to US12/353,806 priority patent/US8107990B2/en
Priority to US12/353,791 priority patent/US8095167B2/en
Priority to US12/353,801 priority patent/US7805153B2/en
Priority to US12/389,976 priority patent/US7805154B2/en
Priority to HK09107249A priority patent/HK1129965A1/xx
Priority to HK09107254.7A priority patent/HK1129969A1/xx
Priority to HK09107252.9A priority patent/HK1129968A1/zh
Priority to HK09107251.0A priority patent/HK1129967A1/zh
Priority to HK09107247A priority patent/HK1129963A1/xx
Priority to HK09107250.1A priority patent/HK1129966A1/zh
Priority to HK09107248A priority patent/HK1129964A1/xx
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/54Signalisation aspects of the TPC commands, e.g. frame structure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/38TPC being performed in particular situations
    • H04W52/40TPC being performed in particular situations during macro-diversity or soft handoff
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/30TPC using constraints in the total amount of available transmission power
    • H04W52/36TPC using constraints in the total amount of available transmission power with a discrete range or set of values, e.g. step size, ramping or offsets
    • H04W52/367Power values between minimum and maximum limits, e.g. dynamic range

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Transmitters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 セルラ通信システムにおけるソフトハンドオ
ーバ時に、制御局から各基地局までの制御信号の伝送遅
延にばらつきに起因する送信電力バランス制御信号の受
信タイミングが異なった場合、バランス調整の同期がく
ずれることになって、基地局間の送信電力のバランスが
くずれるのを防ぐ。 【解決手段】 移動局への送信フレームのフレーム番号
をCFN、バランス調整期間をNperiodフレームとしたと
き、制御信号の受信に応答して、mod(CFN,m×N
period)=L(但し、mは自然数、Lは0またはm×N
periodより小なる自然数であって全ての基地局に共通と
する)となるフレーム番号CFNのフレームから、バラン
ス調整期間を開始制御する。これにより、以降のバラン
ス調整期間の計算タイミングは基地局間で同期がとれ
て、基地局間の送信電力のバランスが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】本発明は送信電力制御方式、制御方法及
び基地局、制御局並びにその制御プログラムを記録した
記録媒体に関し、特にセルラ通信システムにおけるソフ
トハンドオーバ時に、複数の基地局からある1つの移動
局に対する送信電力のバランス調整を行う場合のバラン
ス調整開始タイミングの決定方式に関する。
【0002】
【従来の技術】符号分割多重方式のセルラシステムでは
多数の回線が同一の周波数を用いているので、ある回線
の信号の受信電力(希望波電力)は、他の回線に対して
は妨害となる干渉波電力となる。従って、移動局が送信
して基地局が受信する上り回線においては、希望波電力
が所定値以上となると、干渉波電力が増加するため、回
線内容量が減少する。これを防ぐため、移動局の送信電
力を厳しく制御する必要がある。上り回線の送信電力制
御は、基地局が希望波電力を測定して、それを制御目標
値と比較して、希望波電力が大きい場合には移動局に対
して上り回線の送信電力(以下「上り送信電力」とも呼
ぶ。)を減少させる上り制御命令を送信し、希望波電力
が小さい場合には移動局に対して上り送信電力を増加さ
せる上り制御命令を送信する。そして、移動局はその上
り制御命令に従って上り送信電力を増減させる。この送
信電力制御における上り制御命令の送信は、基地局から
移動局へ送信する下り回線を用いる。
【0003】一方、下り回線においても、希望波電力と
干渉波電力との比が所定量となるように送信電力制御を
行うことによって、高い回線容量を実現している。詳述
すると、下り回線の送信電力制御では移動局が下り回線
の受信品質を測定し、それを制御目標値と比較して、受
信品質が制御目標値よりも高い場合には基地局に対して
下り回線の送信電力(以下「下り送信電力」とも呼
ぶ。)を減少させる下り制御命令を送信し、受信品質が
制御目標値よりも低い場合には基地局に対して下り送信
電力を増加させる下り制御命令を送信する。そして、基
地局はその下り制御命令に従って下り送信電力を増減す
る。
【0004】しかしながら、この方法では、移動局の場
所の移動に伴って移動局から基地局までの伝搬損失が急
激に増加した場合に、基地局は移動局からの下り制御命
令を受信できなくなる。と同時に、移動局においても基
地局からの上り制御命令を受信できなくなることがあ
る。このとき、基地局が移動局からの下り制御命令によ
ってのみ下り回線の送信電力を制御する従来の方法で
は、伝搬損失が増加したままの状態が続くと、基地局が
移動局からの下り制御命令を受信できない間は、基地局
は下り回線の送信電力を増加させないので、移動局にお
いても基地局からの上り制御命令を受信できなくなる状
態となり、上り回線の信号の上り送信電力を増加させる
ことがなく、基地局との間の通信が中断した状態が続く
という問題が発生する。
【0005】また、一般に、基地局が受信する信号のう
ち、音声やデータなどのユーザ情報の部分は、受信誤り
が瞬間的に発生しても誤り訂正などを行って正確に復号
化できるように、比較的長い情報量をまとめて符号化し
て、復号化の際にも比較的長い時間をかけて長い情報量
をまとめて復号化している。
【0006】しかし、移動局が高速に移動する場合にお
いて、伝搬路の高速なフェージング変動に追従させて受
信品質を一定に保つような高速な送信電力制御を行う場
合には、たとえユーザ情報を正確に復号化できたとして
も、制御命令の判定は瞬時に行う必要があるため、制御
命令の判定は誤り訂正などの効果を得ることができず、
誤っていることが比較的多い。
【0007】このような制御命令の判定誤りは、伝搬損
失の増減と関係して発生するため、連続して発生する可
能性が比較的高い。そして、制御命令の判定誤りが連続
すると、基地局は移動局からの下り制御命令に従って下
り回線の信号の下り送信電力を制御できず、移動局にお
いて下り回線の信号の受信が正確に行えない状態となる
可能性がある。一方、この状態では、移動局において
も、下り回線の信号に含まれる基地局からの上り制御命
令を受信できないため、上り回線の信号の上り送信電力
も制御できなくなる可能性がある。このときには、基地
局において上り回線の信号のうち、下り制御命令の判定
誤りが多発するだけでなく、さらにユーザ情報も正確に
受信できなくなる可能性がある。このような場合にも、
基地局と移動局との間の通信が中断した状態が続くとい
う問題が発生する。
【0008】また、セルラシステムにおいて、移動局が
セル間を移動するとき、その境界付近で複数の基地局と
同時に回線を設定しながらセル間で回線を切り替えるソ
フトハンドオーバという技術がある。この技術は、特に
符号分割多重方式を採用しているセルラシステムにおい
ては重要な技術である。尚、そのソフトハンドオーバに
関しては、米国特許第5,102,501号明細書に詳
述されている。
【0009】ソフトハンドオーバ実行中の上り回線の送
信電力制御は、上り回線の伝搬損失が最小となる可能性
がある全ての基地局の上り制御命令が移動局で受信でき
るように行うことが重要である。
【0010】このため、各基地局からの希望波電力が移
動局において等しくなるように下り回線の送信電力を制
御する方法が考えられる。しかしこの方法では、移動局
までの伝搬損失が大きい基地局は下り送信電力をその分
だけ大きく設定するので、干渉波電力が増加し、下り回
線の容量が減少する。下り回線の容量の減少を抑える方
法として、それぞれの基地局の下り送信電力が互いに等
しくなるように制御する方法がある。
【0011】この方法では、移動局までの伝搬損失が小
さい基地局からの上り制御命令の受信電力が、伝搬損失
が大きい基地局からの上り制御命令の受信電力に比べて
大きく、その差が大きいときには、伝搬損失が大きい基
地局からの上り制御命令の受信に失敗する確率が高くな
る。このような場合は、上り回線の送信電力は、伝搬損
失が小さい基地局からの上り制御命令によって主に制御
されるので、余り問題にならない。一方、伝搬損失の差
が小さいときには、両方の基地局に従って上り送信電力
を制御することが重要である。このような場合には、そ
れぞれの上り制御命令をほぼ等しい電力で受信できるの
で、両方の上り制御命令を正確に受信できる確率が高く
なる。従って、上り回線の送信電力制御のために、上り
回線の伝搬損失が最小となる可能性のある基地局からの
上り制御命令を全て受信できることになる。
【0012】また、ソフトハンドオーバの実行中は、フ
ェージング変動などによって、移動局からそれぞれの基
地局までの伝搬損失の大小が高速に入れ替わった場合
に、移動局に対して送信を行う基地局を、それに応じて
高速に切り替えなくても、如何なる瞬間においても、伝
搬損失が最小となっている基地局が送信を行っている。
このとき、基地局の下り送信電力が互いに等しくなけれ
ば、伝搬損失が最小になる基地局が切り替わるときに、
受信品質が増減するため、受信品質が劣化しやすくな
る。しかし、それぞれの基地局の下り送信電力が互いに
等しくなっていれば、伝搬損失が最小になる基地局が切
り替わっても、受信品質がほぼ一定に保たれるダイバー
シチ効果により、受信品質を一層向上させることもでき
る。
【0013】このような下り回線の送信電力制御では、
移動局が下り回線の受信品質を測定し、それを制御目標
値と比較して、受信品質が制御目標値よりも高い場合に
は基地局に対して下り送信電力を減少させる下り制御命
令を送信し、受信品質が制御目標値よりも低い場合には
基地局に対して下り送信電力を増加させる下り制御命令
を送信する。ソフトハンドオーバの実行中には、移動局
が送信する下り制御命令を複数の基地局が受信する。そ
して、それぞれの基地局は、その下り制御命令に従って
下り送信電力を同じように増加または減少させながら制
御する。従って、それぞれの基地局の下り送信電力の初
期値が互いに等しければ、同じように増加または減少を
繰り返すので、下り制御命令の受信に誤りがなければ、
下り送信電力は互いに等しい状態を保ったまま制御され
ることになる。
【0014】しかしながら、この方法では、移動局まで
の伝搬損失が最も小さい基地局では、移動局からの下り
制御命令をほぼ正確に受信できるが、移動局からの伝搬
損失が大きい基地局では、下り制御命令の電信電力が小
さいために移動局からの下り制御命令の受信に失敗する
ことが多くなる。従って、それぞれの基地局の下り送信
電力を互いに等しく保つことができなくなる。
【0015】そこで、ソフトハンドオーバ実行中に、そ
れぞれの基地局において下り制御命令の受信に誤りが生
じても、各基地局が互いにほぼ等しい電力で送信できる
様にして、高い回線容量が得られる様にしたセルラ通信
システムにおける送信電力制御方法が、特開平11−3
40910号公報に提案されている。
【0016】図6にそのセルラシ通信ステムの概略構成
が示されている。図6において、サービスエリアが第1
および第2のセル11,12に分割されており、第1お
よび第2のセルには、それぞれ、第1および第2の基地
局(#1)21,22(#2)が配置されると共に、第
1および第2の移動局61,62が存在する。第1およ
び第2の基地局21,22は共通の制御局71に接続さ
れており、制御局71は更に他の制御局からなる通信網
(図示せず)に接続されている。尚、図示しないが、こ
のセルラ通信システムは、他に多数の基地局を備えてお
り、各セル内には多数の移動局が存在するものとする。
【0017】第1および第2の基地局21,22はそれ
ぞれ一定の送信電力で第1および第2のパイロット信号
31,32を送信する。各移動局61,62は、パイロ
ット信号の電力を測定するためのSIR(希望波と干渉
電力との比)測定器を備えており、第1および第2のパ
イロット信号31,32の受信電力をそれぞれ測定す
る。移動局は、パイロット信号の測定器を図7に示すよ
うな短い時間スロット単位に切り替えて、フレーム毎に
複数の基地局のパイロット信号のそれぞれを1回ずつ測
定する。図7の例では、1フレームに6スロットあるの
で、最大6つの基地局からのパイロット信号を測定でき
る。尚、図6において、41,41a,41b,42は
下り回線の信号、51,52は上り回線の信号である。
【0018】次に、図8を参照して図6に図示したセル
ラ通信システムにおける下り回線のための送信電力制御
について説明する。図8は、ソフトハンドーバの実行中
に、基地局が移動局からの下り制御命令を受けて下り回
線の下り送信電力を決定するフロー図である。ここで
は、下り送信電力Pはデシベル値で表されるとする。
【0019】尚、基地局が移動局とソフトハンドオーバ
を開始するとき、その基地局が以前からその移動局に対
して送信を行っている主要基地局であれば、下り送信電
力Pは、その移動局に対する送信電力の直前の値のまま
とし、その基地局が新たにその移動局に対して送信を開
始した補助基地局であれば下り送信電力Pを初期値P0
に設定するものとする。また、主要基地局と補助基地局
は、制御局71からソフトハンドオーバを開始するフレ
ーム番号を通知されるものとする。初期値P0は下り送
信電力の制御範囲にある任意の値とする。
【0020】先ず、制御局71より複数基地局間の送信
電力バランス制御メッセージが到着すると、基地局はフ
レームカウンタをI=0にリセットし(ステップS20
1)、フレーム毎にIを+1する(ステップS20
2)。ここで、下り制御命令(TPC:Transmission P
ower Control)は移動局より一定の間隔で通知される
が、この新たに通知された下り制御命令が存在して(ス
テップS203)、その下り制御命令が電力増加を指示
している場合には(ステップS204)、下り回線の送
信電力Pを所定の値△Pだけ増加させ(ステップS20
5)、下り制御命令が電力減少を指示している場合に
は、下り回線の送信電力Pを所定の値△Pだけ減少させ
る(S206)。
【0021】以上の処理S203〜S206が予め定め
られたバランス調整期間としてのフレーム数Nperiodだ
け繰り返えされ、その期間が経過した場合、(ステップ
S207)すなわちI=Nperiodとなった場合には、予
め定めた基準電力(目標値や参照値とも称される)Cと
更新前の下り送信電力Pとの差(C−P)に係数(1−
r)を乗じた値を下り送信電力Pに積算して、 P=P+(1−r)(C−P) とする(ステップS208)。係数rは予め定めた一定
値であり、係数rは0以上1未満の値とする。また、C
は下り送信電力Pの最大電力Pmax と最小電力Pmin と
の中間電力とする。
【0022】もし、更新した送信電力Pが最大電力Pma
x よりも大きい場合には、下り送信電力Pを最大電力P
max とし(ステップS209,S210)、更新した送
信電力Pが最小電力Pmin よりも小さい場合には、下り
送信電力Pを最小電力Pminとする(ステップS21
1,S212)。そして、再びステップS202より処
理を繰り返すのである。
【0023】この方法によれば、ソフトハンドオーバを
開始した時点では、主要基地局と補助基地局の下り送信
電力の初期値が異なるので、主要基地局の下り送信電力
P1と補助基地局の下り送信電力P2との間には差|P
1―P2|がある。また、1つまたは複数の基地局が下
り制御命令の受信に失敗すると、これら下り送信電力P
1とP2の差|P1―P2|が増加することがある。し
かし、ステップS203〜S206の部分の制御、即ち
移動局からの下り制御命令によって下り送信電力を増加
または減少させる部分では、それぞれの基地局は、同じ
下り制御命令の通知を受けるので、それぞれの基地局が
その下り制御命令の受信に失敗しなければ、下り送信電
力P1とP2を同じように増加または減少させるので、
これら下り送信電力PとP2の差|P1―P2|が変わ
ることはない。
【0024】一方、同時にI=Nperiodのフレーム数毎
に、主要基地局と補助基地局は下り送信電力P1とP2
を、それぞれP1+(1−r)(C−P1)、P2+
(1−r)(C−P2)と同時に更新するから、これら
下り送信電力P1とP2の差|P1―P2|は、r|P
1―P2|となる。このように、下り送信電力の差|P
1―P2|は、時間Nperiod毎にr倍になる。そして、
係数rは1よりも小さいから、新たな下り制御命令の受
信誤りによって下り送信電力の差|P1―P2|が増加
しない限り、制御量の差は等比級数的に減少して0に収
束する。また、たとえ新たな下り制御命令の受信誤りの
発生によって下り送信電力の差|P1―P2|が増加し
ても、その差|P1―P2|を減少させることができ
る。従って、下り制御命令の受信に失敗しても、基地局
の間で下り送信電力に関する情報を互いにやりとりする
ことなく、下り回線の送信電力Pi(i=1,2)を基
地局の間で相互にほぼ等しい値に合わせることができ
る。
【0025】すなわち、ステップS203〜S206の
部分での制御で、下り送信電力を増加または減少後、ス
テップS207〜S212の部分の制御にて、複数の基
地局の下り送信電力の違いを少なくする(バランス調
整)と共に、複数の基地局の間で共通に定めた基準電力
Cに近づくように下り送信電力が更新されることにな
る。
【0026】このように、移動局がソフトハンドオーバ
の実行中に、それぞれの基地局が移動局に対して、上り
回線の送信電力制御の上り制御命令を、基地局の間でほ
ぼ等しい電力で送信するので、それぞれの基地局から移
動局までの伝搬損失がほぼ同じで、何れの基地局にも上
り回線の伝搬損失が最小となる可能性があるときには、
移動局では全ての上り制御命令を受信できる。従って、
移動局は、何れの基地局に対しても希望波電力が過剰に
ならないように上り送信電力を制御できるのである。ま
た、ソフトハンドオーバの実行中に、フェージング変動
などによって、移動局からそれぞれの基地局までの伝搬
損失の大小が高速に入れ替わった場合にも、受信品質が
ほぼ一定に保たれるダイバーシチ効果により、移動局に
おける受信品質を一層向上させることもできるのであ
る。このように、希望波電力が過剰にならないように上
り送信電力を制御することにより、上り回線の回線容量
が増大し、また、ダイバーシチ効果により、移動局にお
ける受信品質を向上できれば、受信品質を一定としたと
きの下り回線の回線容量が増大することになる。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】この様に、各基地局に
おいては、送信電力のバランス調整期間において、調整
量だけ送信電力を減少させるのであるが、この調整量は
調整期間の開始時点の送信電力と基準値である参照値C
との差の所定の割合である。この様子を図9(a)に示
している。図において、Pbali(i=1,2)が調整す
べき電力量でありT1,T2,T3が調整タイミングを
示している。なお、図においては、r=0としてPbali
の幅を示している。
【0028】各基地局の送信電力は、移動局からの同一
送信電力制御命令(TPCビット)に従って増減するた
めに、送信電力制御命令に受信誤りがなけれは、同じよ
うに増減する。このとき、調整期間の開始時点が各基地
局で同一タイミングであれば、2つの基地局のうち一方
の基地局の送信電力が大きい時(P1>P2)、調整期
間の開始時点の送信電力と参照値Cとの差Pbal も、他
方の基地局に比べて大きいために(Pbal1>Pbal2)、
調整期間には当該一方の送信電力(P1)を大きく減少
させる。この様に、送信電力が大きい基地局が大きく送
信電力を減少させることから、基地局間の送信電力の差
は小となって、バランス調整がなされることになる。
【0029】しかしながら、図9(b)に示す如く、調
整期間の開始時点が基地局毎にT1、T1´の様に異な
ると、送信電力制御命令により送信電力は常時変化して
いるので、2つの基地局のうち、一方の基地局の送信電
力が他方の基地局のそれよりも大きくても(P1>P
2)、前者の基地局の調整開始時点T1が送信電力の比
較的小さい瞬間であり、後者の基地局の調整開始時点が
送信電力の比較的大きい瞬間であれば、前者よりも後者
の基地局の方が、調整期間の開始時点の送信電力と参照
値Cとの差が大となり(Pbal1<Pbal2)、調整期間の
送信電力を大きく減少させることになる。そのために、
基地局間の送信電力の差が大きくなって電力バランスが
困難となる。その結果、基地局間の送信電力の均衡が図
れず、回線容量が減少するという問題がある。
【0030】この様に、調整期間の開始時点が基地局毎
にT1,T1´の様に異なる現象は、制御局71から各
基地局21,22への送信電力バランス調整のための制
御メッセージが、制御局と基地局間での伝送遅延のばら
つきに起因して生するものである。図2(a)にかかる
従来の電力バランス調整のための制御メッセージの受信
タイミングが基地局間で異なる場合の例を示したもので
ある。図2(a)では、バランス調整期間としてNperi
od=2とし、フレーム番号は0〜7の合計8個の番号を
とるものとして、これを繰り返すものとしている。この
様に、従来例では、電力バランス制御メッセージの受信
タイミングの差が以降常に続くので、基地局間でのPba
l の計算タイミングが常時ずれることになって、図9
(b)に示した様なPbal1とPbal2との逆転現象が生じ
ることになるのである。
【0031】本発明の目的は、制御局から基地局間の制
御メッセージの伝送遅延のばらつきがあって送信電力バ
ランス調整の開始時点が異なっても、調整期間Nperiod
を繰返すうちに調整開始タイミングが互いに一致して同
期がとれるようになって、基地局間の送信電力の均衡を
図って回線容量の増大を可能とした送信電力制御方式、
その方法及び基地局、制御局並びにその制御プログラム
を記録した記録媒体を得ることである。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
セルと、これ等複数のセルにそれぞれ配置された複数の
基地局と、これ等セル内を移動する移動局と、これ等複
数の基地局に共通に設けられてこれ等基地局から前記移
動局への送信電力のバランス調整をなすための制御命令
を、前記基地局へ送出する制御局とを含むセルラ通信シ
ステムにおける送信電力制御方式であって、前記基地局
の各々は、前記バランス調整を行うためのバランス調整
期間の開始を、このバランス調整期間のフレーム数に基
いて定められたフレーム番号から行うよう制御する制御
手段を含むことを特徴とする送信電力制御方式がえられ
る。そして、前記移動局への送信フレームのフレーム番
号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレームと
したとき、前記制御手段は、前記制御命令の受信に応答
して、mod(CFN,m×Nperiod)=L(但し、mは
自然数、Lは0またはm×Nperiodより小なる自然数で
あって全ての基地局に共通とする)となるフレーム番号
CFNのフレームから、前記バランス調整期間を開始制御
することを特徴とする。
【0033】また、前記移動局への送信フレームのフレ
ーム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレ
ームとしたとき、前記制御手段は、前記制御命令の受信
に応答して、前記CFNをm×Nperiod進数(但し、mは
自然数)で表現してその1桁目の数が所定値となるフレ
ームから、前記バランス調整期間を開始制御することを
特徴とする。
【0034】更に、前記移動局への送信フレームのフレ
ーム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレ
ームとしたとき、前記制御手段は、前記制御命令の受信
に応答して、前記CFNがm×Nperiod+L(但し、mは
0または自然数、Lは全ての基地局に共通な0または自
然数)となるフレームから、前記バランス調整期間を開
始制御することを特徴とする。
【0035】更に、前記移動局への送信フレームのフレ
ーム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレ
ームとしたとき、前記制御手段は、前記制御命令の受信
に応答して、前記CFNがm×Nperiod+L(但し、mは
0または自然数、Lは全ての基地局に共通な0または自
然数)となるフレームから、前記バランス調整期間を開
始制御することを特徴とする。
【0036】更にはまた、前記制御局は、前記移動局へ
の送信フレームのフレーム番号をCFN、前記バランス調
整期間をNperiodフレームとしたとき、前記CFNが最小
値1、最大値CFNmax 、または最小値0、最大値CFNma
x −1であるときには、前記Nperiodとして、k×Npe
riod=CFNmax (kは整数)なる関係を満たす値に選定
する手段を含み、前記基地局の各々の制御手段は、m×
Nperiod+L(但し、mは0または自然数、Lは全ての
基地局に共通な0または自然数)となるフレームから、
前記バランス調整期間を開始制御することを特徴とす
る。
【0037】更に、前記移動局への送信フレームのフレ
ーム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレ
ームとしたとき、前記制御手段は、前記CFNが最小値
1、最大値CFNmax 、または最小値0、最大値CFNmax
−1であるときには、前記Nperiodとして、k×Nperi
od=CFNmax (kは整数)なる関係を満たす値に選定
し、m×Nperiod+L(但し、mは0または自然数、L
は全ての基地局に共通な0または自然数)となるフレー
ムから、前記バランス調整期間を開始制御することを特
徴とする。そして、前記制御手段は、前記バランス調整
における調整量を、前記バランス調整期間の開始時点の
前記送信電力と目標値との差の所定割合とすることを特
徴とする。
【0038】本発明によれば、複数のセルと、これ等複
数のセルにそれぞれ配置された複数の基地局と、これ等
セル内を移動する移動局と、これ等複数の基地局に共通
に設けられてこれ等基地局から前記移動局への送信電力
のバランス調整をなすための制御命令を、前記基地局へ
送出する制御局とを含むセルラ通信システムにおける送
信電力制御方法であって、前記基地局の各々において、
前記バランス調整を行うためのバランス調整期間の開始
を、このバランス調整期間のフレーム数に基いて定めら
れたフレーム番号から行うよう制御する制御ステップを
含むことを特徴とする送信電力制御方法が得られる。
【0039】そして、前記移動局への送信フレームのフ
レーム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフ
レームとしたとき、前記制御ステップは、前記制御命令
の受信に応答して、mod(CFN,m×Nperiod)=L
(但し、mは自然数、Lは0またはm×Nperiodより小
なる自然数であって全ての基地局に共通とする)となる
フレーム番号CFNのフレームから、前記バランス調整期
間を開始制御するステップを含むことを特徴とする。
【0040】また、前記移動局への送信フレームのフレ
ーム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレ
ームとしたとき、前記制御ステップは、前記制御命令の
受信に応答して、前記CFNをm×Nperiod進数(但し、
mは自然数)で表現してその1桁目の数が所定値となる
フレームから、前記バランス調整期間を開始制御するス
テップを含むことを特徴とする。
【0041】更に、前記移動局への送信フレームのフレ
ーム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレ
ームとしたとき、前記制御ステップは、前記制御命令の
受信に応答して、前記CFNがm×Nperiod+L(但し、
mは0または自然数、Lは全ての基地局に共通な0また
は自然数)となるフレームから、前記バランス調整期間
を開始制御するステップを含むことを特徴とする。
【0042】更にはまた、前記移動局への送信フレーム
のフレーム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperi
odフレームとしたとき、前記制御ステップは、前記CFN
が最大値から最小値または最小値から最大値に不連続に
変化するときには、m×Nperiod+L(但し、mは0ま
たは自然数、Lは全ての基地局に共通な0または自然
数)となるフレームから、前記バランス調整期間を再開
制御するステップを含むことを特徴とする。
【0043】また、前記制御局において、前記移動局へ
の送信フレームのフレーム番号をCFN、前記バランス調
整期間をNperiodフレームとしたとき、前記CFNが最小
値1、最大値CFNmax 、または最小値0、最大値CFNma
x −1であるときには、前記Nperiodとして、k×Npe
riod=CFNmax (kは整数)なる関係を満たす値に選定
するステップと、前記基地局の制御ステップにおいて、
m×Nperiod+L(但し、mは0または自然数、Lは全
ての基地局に共通な0または自然数)となるフレームか
ら、前記バランス調整期間を開始制御するステップを含
むことを特徴とする。
【0044】また、前記移動局への送信フレームのフレ
ーム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレ
ームとしたとき、前記制御ステップは、前記CFNが最小
値1、最大値CFNmax 、または最小値0、最大値CFNma
x −1であるときには、前記Nperiodとして、k×Npe
riod=CFNmax (kは整数)なる関係を満たす値に選定
し、m×Nperiod+L(但し、mは0または自然数、L
は全ての基地局に共通な0または自然数)となるフレー
ムから、前記バランス調整期間を開始制御することを特
徴とする。そして、前記制御ステップは、前記バランス
調整における調整量を、前記バランス調整期間の開始時
点の前記送信電力と目標値との差の所定割合とすること
を特徴とする。
【0045】本発明によれば、複数のセルと、これ等複
数のセルにそれぞれ配置された複数の基地局と、これ等
セル内を移動する移動局と、これ等複数の基地局に共通
に設けられてこれ等基地局から前記移動局への送信電力
のバランス調整をなすための制御命令を、前記基地局へ
送出する制御局とを含むセルラ通信システムにおける基
地局であって、前記バランス調整を行うためのバランス
調整期間の開始を、このバランス調整期間のフレーム数
に基いて定められたフレーム番号から行うよう制御する
制御手段を含むことを特徴とする基地局が得られる。
【0046】そして、前記移動局への送信フレームのフ
レーム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフ
レームとしたとき、前記制御手段は、前記制御命令の受
信に応答して、mod(CFN,m×Nperiod)=L(但
し、mは自然数、Lは0またはm×Nperiodより小なる
自然数であって全ての基地局に共通とする)となるフレ
ーム番号CFNのフレームから、前記バランス調整期間を
開始制御することを特徴とする。
【0047】また、前記移動局への送信フレームのフレ
ーム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレ
ームとしたとき、前記制御手段は、前記制御命令の受信
に応答して、前記CFNをm×Nperiod進数(但し、mは
自然数)で表現してその1桁目の数が所定値となるフレ
ームから、前記バランス調整期間を開始制御することを
特徴とする。
【0048】更に、前記移動局への送信フレームのフレ
ーム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレ
ームとしたとき、前記制御手段は、前記制御命令の受信
に応答して、前記CFNがm×Nperiod+L(但し、mは
0または自然数、Lは全ての基地局に共通な0または自
然数)となるフレームから、前記バランス調整期間を開
始制御することを特徴とする。
【0049】更にはまた、前記移動局への送信フレーム
のフレーム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperi
odフレームとしたとき、前記制御手段は、前記CFNが最
大値から最小値または最小値から最大値に不連続に変化
するときには、m×Nperiod+L(但し、mは0または
自然数、Lは全ての基地局に共通な0または自然数)と
なるフレームから、前記バランス調整期間を再開制御す
ることを特徴とする。
【0050】また、前記移動局への送信フレームのフレ
ーム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレ
ームとしたとき、前記制御手段は、前記CFNが最大値C
FNmax であるときには、前記Nperiodとして、k×Npe
riod=CFNmax (kは整数)なる関係を満たす値に選定
し、m×Nperiod+L(但し、mは0または自然数、L
は全ての基地局に共通な0または自然数)となるフレー
ムから、前記バランス調整期間を開始制御することを特
徴とする。そして、前記制御手段は、前記バランス調整
における調整量を、前記バランス調整期間の開始時点の
前記送信電力と目標値との差の所定割合とすることを特
徴とする。
【0051】本発明によれば、複数のセルと、これ等複
数のセルにそれぞれ配置された複数の基地局と、これ等
セル内を移動する移動局と、これ等複数の基地局に共通
に設けられてこれ等基地局から前記移動局への送信電力
のバランス調整をなすための制御命令を、前記基地局へ
送出する制御局とを含み、前記基地局の各々が、m×N
period+L(但し、mは0または自然数、Lは全ての基
地局に共通な0または自然数、Nperiodは前記バランス
調整のための期間を示す)となるフレームから、前記バ
ランス調整期間を開始制御するようにしたセルラ通信シ
ステムにおける制御局であって、前記移動局への送信フ
レームのフレーム番号をCFNとしたとき、前記CFNが最
小値1、最大値CFNmax 、または最小値0、最大値CFN
max −1であるときには、前記Nperiodとして、k×N
period=CFNmax (kは整数)なる関係を満たす値に選
定する手段を含むことを特徴とする制御局が得られる。
【0052】本発明によれば、複数のセルと、これ等複
数のセルにそれぞれ配置された複数の基地局と、これ等
セル内を移動する移動局と、これ等複数の基地局に共通
に設けられてこれ等基地局から前記移動局への送信電力
のバランス調整をなすための制御命令を、前記基地局へ
送出する制御局とを含むセルラ通信システムの基地局に
おける送信電力制御方法の制御プログラムを記録した記
録媒体であって、前記制御プログラムは、前記基地局の
各々において、前記バランス調整を行うためのバランス
調整期間の開始を、このバランス調整期間のフレーム数
に基いて定められたフレーム番号から行うよう制御する
制御ステップを含むことを特徴とする記録媒体が得られ
る。
【0053】本発明の作用を述べる。ある移動局が複数
の基地局とソフトハンドオーバにある時に、複数基地局
から当該移動局への送信電力のバランス調整を行う場合
に、各基地局におけるバランス調整を行うためのバラン
ス調整期間の開始を、このバランス調整期間のフレーム
数に基いて定められたフレーム番号から行うよう制御す
るものである。これにより、制御局からのバランス制御
メッセージの受信タイミングが伝送遅延のばらつきに起
因して各基地局でずれた場合にも、バランス調整期間を
繰り返すうちに互いにバランス調整のためのバランス計
算タイミングが、基地局間で同期がとれて、基地局間の
送信電力バランスが正確に可能となる。また、移動局へ
の送信フレームのフレーム番号が最大値から最小値(ま
たは最小値から最大値に)不連続に変化する前後で、バ
ランス制御メッセージが各々の基地局に受信されたと
き、バランス調整の周期とフレーム総数の関係に起因し
てバランス調整のタイミングが基地局間でずれることが
ある。しかし、バランス調整期間の開始をフレームを定
める規則と同一の規則により定められたフレームから、
前記バランス調整期間を再開することにより、フレーム
番号が、最大値から最小値まで戻って繰り返しても、バ
ランス調整期間の開始の候補となるフレーム番号は不変
となる。従って、バランス計算タイミング基地局間で同
期がとれて、基地局間の送信電力バランスを正確にとる
ことが可能となる。また、移動局への送信フレームのフ
レーム番号の総数をCFN、バランス計算の周期となるバ
ランス調整期間をNperiodとして、このNperiodを、k
×Nperiod=CFNmax(kは整数)なる関係を満たすk
が存在する値に選定することにより、フレーム番号が最
大値から最小値まで戻って繰り返しても、バランス調整
期間の開始の候補となるフレーム番号は不変となる。従
って、フレーム番号が最大値から最小値(または、最小
値から最大値に)不連続に変化する前後で、バランス制
御メッセージが各々の基地局に受信されても、バランス
計算タイミングが基地局間で同期がとれて、基地局間の
送信電力バランスを正確にとることが可能となる。
【0054】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の実施例につき説明する。図1は本発明の実施例に使用
する基地局の概略構成図であり、システム構成例は図6
に示したものと同一であり、また各基地局(#1)21
及び(#2)22から移動局61への下り回線のフレー
ム構成は図7の例と同一であって、基地局間で、同一時
刻に送信されるフレームのフレーム番号は同一であるも
のとする。
【0055】図1を参照すると、基地局は、アンテナ2
01と、送受信共用部202と、受信信号の受信処理を
行って受信信号を端子207へ出力する受信回路203
と、下り回線のSIR測定を行うSIR測定部204
と、このSIR測定結果等を参照して送信電力の制御を
行う送信電力制御部205と、端子208からの送信信
号やSIR測定結果信号を重畳して、送信電力制御部2
05からの制御に応じて増幅制御する送信回路206と
を含んでいる。また、これ等各部の動作制御をなすため
のCPU(制御装置)209と、このCPUの動作制御
のためのをプログラムが予め格納された読出し専用の記
録媒体(ROM)210をも含んでいるものとする。
【0056】本発明においては、図9(b)で示した如
く、制御局71からの電力バランス制御メッセージが、
基地局#1と#2とにおいて、T1やT1´の様にずれ
ることに起因する基地局間の送信電力の差が大きくなっ
てバランスしなくなることを防止するものである。その
ために、図2(b)の様に、基地局間で電力バランスの
調整開始タイミングを同一として、互いに同期をとる様
にしている。
【0057】尚、図2(b)の例では、フレーム番号C
FNが0〜7(フレーム(番号)総数をCFNmax として、
CFNmax −1=7)の8フレームで構成され、これが繰
り返される場合であり、調整期間をNperiod=2とした
ものが示されている。
【0058】これを一般的に表現すれば、次の3つの態
様が考えられる。先ず、第一の態様としては、 mod(CFN,m×NperiodD )=L (但し、mは自然数、Lは0またはm×Nperiodより小
なる自然数であって全ての基地局に共通とする)となる
フレーム番号CFNのフレームから、バランス調整期間を
開始制御する場合である。すなわち、フレーム番号CFN
をm ×Nperiodで割った余りが“L”となる様なフレー
ム番号のフレームで、バランス調整を開始するのであ
る。以降は、Nperiod毎にバランス調整がなされること
になる。図2(b)の例では、m=1、L=0の場合に
相当する。尚、図2では、Pbal の計算タイミングはフ
レ−ムの先頭として示しているが、実際には、これ等フ
レ−ムの所定タイミング(例えばSスロット目)として
も良いものである。
【0059】第二の態様としては、フレーム番号CFNを
m×Nperiod進数(mは自然数)で表現したとき、その
1桁目の数が所定値となるフレームから、バランス調整
を開始するのである。以降は、同様にNperiod毎にバラ
ンス調整がなされることになる。図2(b)の例では、
m=1、所定値=0の場合に相当する。
【0060】第三の態様としては、フレーム番号CFNが
m×Nperiod+Lとなるフレームからバランス調整を開
始するのである。尚、mは0または自然数、Lは全ての
基地局に共通な0または自然数とする。図2(b)の例
では、m=1、L=0の場合に相当している。
【0061】図3は上述した各態様における基地局の動
作を示したフローチャートであり、制御局からの電力バ
ランス制御メッセージの到着(受信)に応答して、図3
の制御動作が開始される。先ず、現在のフレーム番号C
FNを取得し(ステップS11)、フレームカウンタ(特
に図示せず)IをI=mod(CFN,Nperiod)に設定
する(ステップS12)。そして、図9に示したPbal
=(1−r)(C−P)を0にリセットする(ステップ
S13)。尚、図9では、基準値Cが各基地局の送信電
力P1,P2に対して小なるレベルとして描かれてお
り、その場合にはPbal =(1−r)(P−C)となる
が、本例では、以下基準値Cが各基地局の送信電力P
1,P2よりも大に設定されている場合につき説明す
る。
【0062】次に、スロットカウンタ(特に図示せず)
JをJ=0にリセットして(ステップS14)、TPC
ビットの受信待ちとなる(ステップS15)。TPCビ
ットの受信に応答して、このTPCビットが電力増加命
令であれば(ステップS16)、送信電力Pが所定量S
1だけ増加制御され(ステップS17)、逆に減少命令
であれば、送信電力Pが所定量S1だけ減少制御される
(ステップS18)。そして、Pbal が所定量S2より
も大の場合には(ステップS19)、送信電力Pが所定
量S2だけ増加制御されると共に(ステップS20)、
Pbal は所定量S2だけ減少制御されることになる(ス
テップS21)。
【0063】ステップS19において、Pbal が所定量
S2よりも小の場合には、Pbal と−S2との比較がな
され(ステップS22)、−S2よりも小ならば、P−
S2の処理がなされると共に(ステップS23)、Pba
l は所定量S2だけ増加制御されることになる(ステッ
プS24)。ステップS2l、S24の後、またステッ
プS22で“NO”の場合には、スロットカウンタJが
+1される(ステップS25)。
【0064】以上のステップS15〜S25の処理が、
1フレームを構成するスロット数Nslotだけ繰り返され
ることになる(ステップS26)。Nslotだけ繰り返さ
れてJ=Nslotとなると、フレームカウンタIが+1さ
れ、次のフレームの処理に移ることになる(ステップS
28)。このとき、IがNperiodに等しくなるまで、上
記のステップS14〜S27の処理が繰り返される。
【0065】I=Nperiodになると、Pbal の調整が開
始される。すなわち、Pbal =(1−r)(C−P)の
計算がなされ(ステップS29)、フレームカウンタI
=0のリセットがなされるのである(ステップS3
0)。そして、再びステップS14へ戻って、次のフレ
ームの最初のスロットJ=0から、送信電力制御が開始
されることになる。
【0066】以上の処理により、各スロット毎における
TPCビットによる下り回線の各基地局の送信電力の制
御がなされつつ、制御局からの電力バランス制御メッセ
ージの伝送遅延によるばらつきに起因する基地局相互間
の電力バランスの開始タイミングの同期が図れることに
なるのである。
【0067】図3に示した動作フローは、フレーム番号
CFNが0〜最大値(CFNmax −1)をとり、フレーム総
数がCFNmax 個で繰返される場合(例えば、図2では0
〜7の8個のフレーム数が繰返される場合)において、
CFNmax がNperiodの整数倍であるときに限り成り立つ
動作フローである。しかるに、CFNmax がNperiodの整
数倍ではない場合には、例えば、図4に示す様に、基地
局#1のPbal の計算タイミングが、フレーム番号CFN
=4から開始され以後Nperiod=3毎に実行されると、
次の0〜7のフレームでは、フレーム番号CFN=2が計
算タイミングとなる。このとき、基地局#2への電力バ
ランス制御メッセージの到着タイミングがフレーム番号
CFN=1であれば、この基地局#2では、フレーム番号
CFN=4からPbal の計算タイミングが開始されること
になる。すると、両基地局の計算タイミングの同期がと
れなくなり、やはり問題が生ずることになる。
【0068】そこで、かかる場合には、基地局#1にお
いて、フレーム番号CFNを“0”リセットして、m×N
period+L(mは0または自然数、Lは全ての基地局に
共通な0または自然数)のフレーム番号から、計算タイ
ミングを再開することで、図4に示すように、基地局#
1と#2との同期がとれることになる。尚、図4の例で
は、m=0、L=1としている。このように、前記フレ
ーム番号が最大値から最小値(または最小値から最大値
に)不連続に変化するときには、バランス調整期間の開
始のフレームを定める規則と同一の規則により定められ
たフレームから、前記バランス制御期間を再開すること
で、同期がとれることになる。
【0069】このような場合の、基地局の動作フローを
図5に示しており、図3の動作フローのステップと同等
ステップは同一符号を付して示している。図3と相違す
る部分についてのみ説明すると、ステップS27の次
に、フレーム番号カウンタCFNを設けて、このフレーム
番号カウンタの値を+1する(ステップS31)。そし
て、このフレーム番号カウンタの値が最大値CFNmax に
なったか否かを判定し(ステップS32)、この判定の
結果が“YES”であれば、フレーム番号カウンタCFN
を“0”リセットするのである(ステップS33)。そ
して、ステップS29へ移行することになる。
【0070】尚、図4,図5の説明では、フレーム番号
カウンタの値が昇順の場合であるが、逆に降順の場合に
も同様に適用できるものである。
【0071】尚、図5においては、CFN=0を含むNpe
riodフレーム毎のフレームの最後の電力値Pで、Pbal
を計算するものとして示している。また、図3及び図5
の両フローにおいては、Pbal はPbal =(1−r)
(C−P)として計算し、この計算毎にPbal の更新を
なすようにしているが、Pbal =Pbal +(1−r)
(C−P)として、積算する例であっても良いものであ
る。
【0072】尚、Nperiodとして、k×Nperiod=CFN
max となる様な整数kが存在する値に選定しておくこと
により、上記のフレーム番号カウンタCFNを“0”リセ
ットする実施例は不要となることは勿論である。この場
合、k×Nperiod=CFNmaxとなる様な整数kが存在す
る値に、Nperiodを選択するのは基地局で行っても良い
が、一般には制御局にて選定され、これが各基地局へ通
知されることになる。従って各基地局では、m×Nperi
od+Lとなるフレームからバランス調整を開始すること
で、フレーム番号CFNが最大値から最小値(または、そ
の逆に最小値から最大値に戻してカウントダウンする場
合も含めて)に変化したとしても、以降も両基地局の計
算タイミングの同期が可能となる。例えば、CFNmax=
256であるときには、Nperiodは、1、2、4、8、
16、32、64、128、256の中から選定するこ
とになる。
【0073】また、上記図3及び図5の動作フローにつ
いては、図1に示したROM210等の記録媒体に格納
されたプログラムをCPU209が読取って実行するこ
とで、処理されることになる。制御局における機能ブロ
ック図や動作フローについては、特に示していないが、
同様に記録媒体に予め動作制御プログラムを格納してC
PUなどによりこれを読み取らせつつ実行させること
で、送信電力バランス制御メッセージの送出やNperiod
の選定などの動作が可能であることは明白である。
【0074】
【発明の効果】以上述べた様に、本発明によれば、制御
局から基地局までの制御信号の伝送遅延にばらつきに起
因する制御信号の受信タイミングが異なった場合、最初
の調整期間の開始点が相違することはあっても、以降の
バランス調整のタイミングは同期がとれることになるの
で、これにより、基地局間の送信電力のバランスが改善
され、回線容量の増加につながるという効果がある。
【0075】特に、再開制御を行う発明では、Nperiod
としてk×CFNmax となるようなkが存在しない値に選
定しても、バランス調整のタイミングの同期がとれるた
め、CFNmax の値とは関係なくNperiodを選定できる。
基地局間の送信電力のバランスに対する所定の要求基準
を満足するためには、バランス調整の頻度を所定の頻度
以上にする必要があるが、CFNmax の値とは関係なくNp
eriod を選定できるため、バランス調整の頻度を所定の
頻度以上で最小にできる。このため、バランス調整のタ
イミングの同期をとる制御の処理を少なくできるという
効果がある。
【0076】また、Nperiodとして、k×Nperiod=C
FNmax となるようなkが存在する値に選定する発明で
は、フレーム総数に限りがある場合でも、再開制御が不
要になるので、バランス調整のタイミングの同期をとる
制御の処理を少なくできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の基地局の概略構成図である。
【図2】本発明による送信電力バランスの計算タイミン
グを、従来例との対比で示す図である。
【図3】本発明の基地局の一実施例の動作を示すフロー
であり、CFNmax がNperiodの整数倍であるときのもの
である。
【図4】CFNmax がNperiodの整数倍ではないときの動
作例を示す図である。
【図5】本発明の基地局の他の実施例の動作を示すフロ
ーであり、CFNmax がNperiodの整数倍ではないときの
ものである。
【図6】本発明が適用されるシステム構成図である。
【図7】本発明におけるフレーム構成図である。
【図8】従来システムにおける基地局動作フロー図であ
る。
【図9】制御局からの電力バランス制御メッセージが伝
送遅延のばらつきに起因して、基地局間で違ったタイミ
ングで到着したときに、送信電力のバランス調整が良好
とはならない場合を説明する図である。
【符号の説明】
11,12 セル 21,22 基地局 61,62 移動局 71 制御局 201 アンテナ 202 送受信共用回路 203 受信回路 204 SIR測定部 205 送信電力制御部 206 送信回路 209 CPU 210 ROM(記録媒体)

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセルと、これ等複数のセルにそれ
    ぞれ配置された複数の基地局と、これ等セル内を移動す
    る移動局と、これ等複数の基地局に共通に設けられてこ
    れ等基地局から前記移動局への送信電力のバランス調整
    をなすための制御命令を、前記基地局へ送出する制御局
    とを含むセルラ通信システムにおける送信電力制御方式
    であって、 前記基地局の各々は、 前記バランス調整を行うためのバランス調整期間の開始
    を、このバランス調整期間のフレーム数に基いて定めら
    れたフレーム番号から行うよう制御する制御手段を含む
    ことを特徴とする送信電力制御方式。
  2. 【請求項2】 前記移動局への送信フレームのフレーム
    番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレーム
    としたとき、前記制御手段は、前記制御命令の受信に応
    答して、mod(CFN,m×Nperiod)=L(但し、m
    は自然数、Lは0またはm×Nperiodより小なる自然数
    であって全ての基地局に共通とする)となるフレーム番
    号CFNのフレームから、前記バランス調整期間を開始制
    御することを特徴とする請求項1記載の送信電力制御方
    式。
  3. 【請求項3】 前記移動局への送信フレームのフレーム
    番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレーム
    としたとき、前記制御手段は、前記制御命令の受信に応
    答して、前記CFNをm×Nperiod進数(但し、mは自然
    数)で表現してその1桁目の数が所定値となるフレーム
    から、前記バランス調整期間を開始制御することを特徴
    とする請求項1記載の送信電力制御方式。
  4. 【請求項4】 前記移動局への送信フレームのフレーム
    番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレーム
    としたとき、前記制御手段は、前記制御命令の受信に応
    答して、前記CFNがm×Nperiod+L(但し、mは0ま
    たは自然数、Lは全ての基地局に共通な0または自然
    数)となるフレームから、前記バランス調整期間を開始
    制御することを特徴とする請求項1記載の送信電力制御
    方式。
  5. 【請求項5】 前記mを自然数とし、前記Lを0として
    なることを特徴とする請求項4記載の送信電力制御方
    式。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記フレーム番号が最
    大値から最小値または最小値から最大値に不連続に変化
    するときには、バランス調整期間の開始のフレームを定
    める規則と同一の規則により定められたフレームから、
    前記バランス調整期間を再開制御することを特徴とする
    請求項1記載の送信電力制御方式。
  7. 【請求項7】 前記移動局への送信フレームのフレーム
    番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレーム
    としたとき、前記制御手段は、前記CFNが最大値から最
    小値または最小値から最大値に不連続に変化するときに
    は、m×Nperiod+Lとなるフレームから、前記バラン
    ス調整期間を再開制御することを特徴とする請求項4記
    載の送信電力制御方式。
  8. 【請求項8】 前記制御局は、 前記移動局への送信フレームのフレーム番号をCFN、前
    記バランス調整期間をNperiodフレームとしたとき、前
    記CFNが最小値1、最大値CFNmax 、または最小値0、
    最大値CFNmax −1であるときには、前記Nperiodとし
    て、k×Nperiod=CFNmax (kは整数)なる関係を満
    たす値に選定する手段を含み、 前記基地局の各々の制御手段は、 m×Nperiod+L(但し、mは0または自然数、Lは全
    ての基地局に共通な0または自然数)となるフレームか
    ら、前記バランス調整期間を開始制御することを特徴と
    する請求項1記載の送信電力制御方式。
  9. 【請求項9】 前記移動局への送信フレームのフレーム
    番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレーム
    としたとき、前記制御手段は、前記CFNが最小値1、最
    大値CFNmax 、または最小値0、最大値CFNmax −1で
    あるときには、前記Nperiodとして、k×Nperiod=C
    FNmax (kは整数)なる関係を満たす値に選定し、m×
    Nperiod+L(但し、mは0または自然数、Lは全ての
    基地局に共通な0または自然数)となるフレームから、
    前記バランス調整期間を開始制御することを特徴とする
    請求項1記載の送信電力制御方式。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記バランス調整に
    おける調整量を、前記バランス調整期間の開始時点の前
    記送信電力と参照値との差の所定割合とすることを特徴
    とする請求項1〜9いずれか記載の送信電力制御方式。
  11. 【請求項11】 複数のセルと、これ等複数のセルにそ
    れぞれ配置された複数の基地局と、これ等セル内を移動
    する移動局と、これ等複数の基地局に共通に設けられて
    これ等基地局から前記移動局への送信電力のバランス調
    整をなすための制御命令を、前記基地局へ送出する制御
    局とを含むセルラ通信システムにおける送信電力制御方
    法であって、 前記基地局の各々において、 前記バランス調整を行うためのバランス調整期間の開始
    を、このバランス調整期間のフレーム数に基いて定めら
    れたフレーム番号から行うよう制御する制御ステップを
    含むことを特徴とする送信電力制御方法。
  12. 【請求項12】 前記移動局への送信フレームのフレー
    ム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレー
    ムとしたとき、前記制御ステップは、前記制御命令の受
    信に応答して、mod(CFN,m×Nperiod)=L(但
    し、mは自然数、Lは0またはm×Nperiodより小なる
    自然数であって全ての基地局に共通とする)となるフレ
    ーム番号CFNのフレームから、前記バランス調整期間を
    開始制御するステップを含むことを特徴とする請求項1
    1記載の送信電力制御方法。
  13. 【請求項13】 前記移動局への送信フレームのフレー
    ム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレー
    ムとしたとき、前記制御ステップは、前記制御命令の受
    信に応答して、前記CFNをm×Nperiod進数(但し、m
    は自然数)で表現してその1桁目の数が所定値となるフ
    レームから、前記バランス調整期間を開始制御するステ
    ップを含むことを特徴とする請求項11記載の送信電力
    制御方法。
  14. 【請求項14】 前記移動局への送信フレームのフレー
    ム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレー
    ムとしたとき、前記制御ステップは、前記制御命令の受
    信に応答して、前記CFNがm×Nperiod+L(但し、m
    は0または自然数、Lは全ての基地局に共通な0または
    自然数)となるフレームから、前記バランス調整期間を
    開始制御するステップを含むことを特徴とする請求項1
    1記載の送信電力制御方法。
  15. 【請求項15】 前記mを自然数とし、前記Lを0とし
    てなることを特徴とする請求項14記載の送信電力制御
    方法。
  16. 【請求項16】 前記制御手段は、前記フレーム番号が
    最大値から最小値または最小値から最大値に不連続に変
    化するときには、バランス調整期間の開始のフレームを
    定める規則と同一の規則により定められたフレームか
    ら、前記バランス調整期間を再開制御することを特徴と
    する請求項11記載の送信電力制御方法。
  17. 【請求項17】 前記移動局への送信フレームのフレー
    ム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレー
    ムとしたとき、前記制御ステップは、前記CFNが最大値
    から最小値または最小値から最大値に不連続に変化する
    ときには、m×Nperiod+Lとなるフレームから、前記
    バランス調整期間を再開制御するステップを含むことを
    特徴とする請求項14記載の送信電力制御方法。
  18. 【請求項18】 前記制御局において、 前記移動局への送信フレームのフレーム番号をCFN、前
    記バランス調整期間をNperiodフレームとしたとき、前
    記CFNが最小値1、最大値CFNmax 、または最小値0、
    最大値CFNmax −1であるときには、前記Nperiodとし
    て、k×Nperiod=CFNmax (kは整数)なる関係を満
    たす値に選定するステップと、 前記基地局の制御ステップにおいて、 m×Nperiod+L(但し、mは0または自然数、Lは全
    ての基地局に共通な0または自然数)となるフレームか
    ら、前記バランス調整期間を開始制御するステップを含
    むことを特徴とする請求項11記載の送信電力制御方
    法。
  19. 【請求項19】 前記移動局への送信フレームのフレー
    ム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレー
    ムとしたとき、前記制御ステップは、前記CFNが最小値
    1、最大値CFNmax 、または最小値0、最大値CFNmax
    −1であるときには、前記Nperiodとして、k×Nperi
    od=CFNmax (kは整数)なる関係を満たす値に選定
    し、m×Nperiod+L(但し、mは0または自然数、L
    は全ての基地局に共通な0または自然数)となるフレー
    ムから、前記バランス調整期間を開始制御することを特
    徴とする請求項11記載の送信電力制御方法。
  20. 【請求項20】 前記制御ステップは、前記バランス調
    整における調整量を、前記バランス調整期間の開始時点
    の前記送信電力と参照値との差の所定割合とすることを
    特徴とする請求項11〜19いずれか記載の送信電力制
    御方法。
  21. 【請求項21】 複数のセルと、これ等複数のセルにそ
    れぞれ配置された複数の基地局と、これ等セル内を移動
    する移動局と、これ等複数の基地局に共通に設けられて
    これ等基地局から前記移動局への送信電力のバランス調
    整をなすための制御命令を、前記基地局へ送出する制御
    局とを含むセルラ通信システムにおける基地局であっ
    て、 前記バランス調整を行うためのバランス調整期間の開始
    を、このバランス調整期間のフレーム数に基いて定めら
    れたフレーム番号から行うよう制御する制御手段を含む
    ことを特徴とする基地局。
  22. 【請求項22】 前記移動局への送信フレームのフレー
    ム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレー
    ムとしたとき、前記制御手段は、前記制御命令の受信に
    応答して、mod(CFN,m×Nperiod)=L(但し、
    mは自然数、Lは0またはm×Nperiodより小なる自然
    数であって全ての基地局に共通とする)となるフレーム
    番号CFNのフレームから、前記バランス調整期間を開始
    制御することを特徴とする請求項21記載の基地局。
  23. 【請求項23】 前記移動局への送信フレームのフレー
    ム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレー
    ムとしたとき、前記制御手段は、前記制御命令の受信に
    応答して、前記CFNをm×Nperiod進数(但し、mは自
    然数)で表現してその1桁目の数が所定値となるフレー
    ムから、前記バランス調整期間を開始制御することを特
    徴とする請求項21記載の基地局。
  24. 【請求項24】 前記移動局への送信フレームのフレー
    ム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレー
    ムとしたとき、前記制御手段は、前記制御命令の受信に
    応答して、前記CFNがm×Nperiod+L(但し、mは0
    または自然数、Lは全ての基地局に共通な0または自然
    数)となるフレームから、前記バランス調整期間を開始
    制御することを特徴とする請求項21記載の基地局。
  25. 【請求項25】 前記mを自然数とし、前記Lを0とし
    てなることを特徴とする請求項24記載の基地局。
  26. 【請求項26】 前記制御手段は、前記フレーム番号が
    最大値から最小値または最小値から最大値に不連続に変
    化するときには、バランス調整期間の開始のフレームを
    定める規則と同一の規則により定められたフレームか
    ら、前記バランス調整期間を再開制御することを特徴と
    する請求項21記載の基地局。
  27. 【請求項27】 前記移動局への送信フレームのフレー
    ム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレー
    ムとしたとき、前記制御手段は、前記CFNが最大値から
    最小値または最小値から最大値に不連続に変化するとき
    には、m×Nperiod+Lとなるフレームから、前記バラ
    ンス調整期間を再開制御することを特徴とする請求項2
    4記載の基地局。
  28. 【請求項28】 前記移動局への送信フレームのフレー
    ム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレー
    ムとしたとき、前記制御手段は、前記CFNが最小値1、
    最大値CFNmax、または最小値0、最大値CFNmax−1で
    あるときには、前記Nperiodとして、k×Nperiod=C
    FNmax (kは整数)なる関係を満たす値に選定し、m×
    Nperiod+L(但し、mは0または自然数、Lは全ての
    基地局に共通な0または自然数)となるフレームから、
    前記バランス調整期間を開始制御することを特徴とする
    請求項21記載の基地局。
  29. 【請求項29】 前記制御手段は、前記バランス調整に
    おける調整量を、前記バランス調整期間の開始時点の前
    記送信電力と参照値との差の所定割合とすることを特徴
    とする請求項21〜28いずれか記載の基地局。
  30. 【請求項30】 複数のセルと、これ等複数のセルにそ
    れぞれ配置された複数の基地局と、これ等セル内を移動
    する移動局と、これ等複数の基地局に共通に設けられて
    これ等基地局から前記移動局への送信電力のバランス調
    整をなすための制御命令を、前記基地局へ送出する制御
    局とを含み、前記基地局の各々が、 m×Nperiod+L(但し、mは0または自然数、Lは全
    ての基地局に共通な0または自然数、Nperiodは前記バ
    ランス調整のための期間を示す)となるフレームから、
    前記バランス調整期間を開始制御するようにしたセルラ
    通信システムにおける制御局であって、 前記移動局への送信フレームのフレーム番号をCFNとし
    たとき、前記CFNが最小値1、最大値CFNmax 、または
    最小値0、最大値CFNmax −1であるときには、前記N
    periodとして、k×Nperiod=CFNmax (kは整数)な
    る関係を満たす値に選定する手段を含むことを特徴とす
    る制御局。
  31. 【請求項31】 複数のセルと、これ等複数のセルにそ
    れぞれ配置された複数の基地局と、これ等セル内を移動
    する移動局と、これ等複数の基地局に共通に設けられて
    これ等基地局から前記移動局への送信電力のバランス調
    整をなすための制御命令を、前記基地局へ送出する制御
    局とを含むセルラ通信システムの基地局における送信電
    力制御方法の制御プログラムを記録した記録媒体であっ
    て、 前記制御プログラムは、 前記基地局の各々において、 前記バランス調整を行うためのバランス調整期間の開始
    を、このバランス調整期間のフレーム数に基いて定めら
    れたフレーム番号から行うよう制御する制御ステップを
    含むことを特徴とする記録媒体。
  32. 【請求項32】 前記移動局への送信フレームのフレー
    ム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレー
    ムとしたとき、前記制御ステップは、前記制御命令の受
    信に応答して、mod(CFN,m×Nperiod)=L(但
    し、mは自然数、Lは0またはm×Nperiodより小なる
    自然数であって全ての基地局に共通とする)となるフレ
    ーム番号CFNのフレームから、前記バランス調整期間を
    開始するよう制御するステップを含むことを特徴とする
    請求項31記載の記録媒体。
  33. 【請求項33】 前記移動局への送信フレームのフレー
    ム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレー
    ムとしたとき、前記制御ステップは、前記制御命令の受
    信に応答して、前記CFNをm×Nperiod進数(但し、m
    は自然数)で表現してその1桁目の数が所定値となるフ
    レームから、前記バランス調整期間を開始するよう制御
    するステップを含むことを特徴とする請求項31記載の
    記録媒体。
  34. 【請求項34】 前記移動局への送信フレームのフレー
    ム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレー
    ムとしたとき、前記制御ステップは、前記制御命令の受
    信に応答して、前記CFNがm×Nperiod+L(但し、m
    は0または自然数、Lは全ての基地局に共通な0または
    自然数)となるフレームから、前記バランス調整期間を
    開始するよう制御するステップを含むことを特徴とする
    請求項31記載の記録媒体。
  35. 【請求項35】 前記mを自然数とし、前記Lを0とし
    てなることを特徴とする請求項34記載の記録媒体。
  36. 【請求項36】 前記制御ステップは、前記フレーム番
    号が最大値から最小値または最小値から最大値に不連続
    に変化するときには、バランス調整期間の開始のフレー
    ムを定める規則と同一の規則により定められたフレーム
    から、前記バランス調整期間を再開制御するステップを
    含むことを特徴とする請求項31記載の記録媒体。
  37. 【請求項37】 前記移動局への送信フレームのフレー
    ム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレー
    ムとしたとき、前記制御ステップは、前記CFNが最大値
    から最小値または最小値から最大値に不連続に変化する
    ときには、m×Nperiod+Lとなるフレームから、前記
    バランス調整期間を再開制御するステップを含むことを
    特徴とする請求項34記載の記録媒体。
  38. 【請求項38】 前記移動局への送信フレームのフレー
    ム番号をCFN、前記バランス調整期間をNperiodフレー
    ムとしたとき、前記制御ステップは、前記CFNが最小値
    1、最大値CFNmax、または最小値0、最大値CFNmax−
    1であるときには、前記Nperiodとして、k×Nperiod
    =CFNmax (kは整数)なる関係を満たす値に選定して
    前記調整期間を開始制御するステップを含むことを特徴
    とする請求項31記載の記録媒体。
  39. 【請求項39】 前記制御ステップは、前記バランス調
    整における調整量を、前記バランス調整期間の開始時点
    の前記送信電力と参照値との差の所定割合とすることを
    特徴とする請求項31〜38いずれか記載の記録媒体。
  40. 【請求項40】 複数のセルと、これ等複数のセルにそ
    れぞれ配置された複数の基地局と、これ等セル内を移動
    する移動局と、これ等複数の基地局に共通に設けられて
    これ等基地局から前記移動局への送信電力のバランス調
    整をなすための制御命令を、前記基地局へ送出する制御
    局とを含み、前記基地局の各々が、m×Nperiod+L
    (但し、mは0または自然数、Lは全ての基地局に共通
    な0または自然数、Nperiodは前記バランス調整のため
    の期間を示す)となるフレームから、前記バランス調整
    期間を開始制御するようにしたセルラ通信システムの制
    御局における制御方法のプログラムを記録した記録媒体
    であって、 前記プログラムは、前記移動局への送信フレームのフレ
    ーム番号をCFNとしたとき、前記CFNが最小値1、最大
    値CFNmax 、または最小値0、最大値CFNmax−1であ
    るときには、前記Nperiodとして、k×Nperiod=CFN
    max (kは整数)なる関係を満たす値に選定するステッ
    プを含むことを特徴とする記録媒体。
JP2000198059A 2000-06-25 2000-06-30 送信電力制御方式、制御方法及び基地局、制御局並びに記録媒体 Expired - Lifetime JP3473555B2 (ja)

Priority Applications (29)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000198059A JP3473555B2 (ja) 2000-06-30 2000-06-30 送信電力制御方式、制御方法及び基地局、制御局並びに記録媒体
US09/891,082 US6978150B2 (en) 2000-06-30 2001-06-25 Apparatus and method for transmission power balance adjustment in a mobile cellular system
EP20090005002 EP2071740B1 (en) 2000-06-30 2001-06-28 Transmission power control method
EP20090005003 EP2071741B1 (en) 2000-06-30 2001-06-28 Transmission power control method
EP09005007.1A EP2071744B1 (en) 2000-06-30 2001-06-28 Transmission power control method
EP20090005001 EP2071739B1 (en) 2000-06-30 2001-06-28 Transmission power control method
EP09005004.8A EP2075922B1 (en) 2000-06-30 2001-06-28 Transmission power control system, control method, base station and control station
EP09005006.3A EP2071743B1 (en) 2000-06-30 2001-06-28 Transmission power control method
EP20010115850 EP1168656B1 (en) 2000-06-30 2001-06-28 Transmission power control method
EP15193447.8A EP3001576B1 (en) 2000-06-30 2001-06-28 Transmission power control system, control method, base station and program
EP09005005.5A EP2071742B1 (en) 2000-06-30 2001-06-28 Transmission power control method
DE60141432T DE60141432D1 (de) 2000-06-30 2001-06-28 Verfahren zur Sendeleistungsregelung
KR10-2001-0037963A KR100446320B1 (ko) 2000-06-30 2001-06-29 송신 전력 제어 시스템, 제어 방법, 기지국 및 제어국
KR10-2004-0021645A KR100490216B1 (ko) 2000-06-30 2004-03-30 송신 전력 제어 시스템, 제어 방법, 기지국 및 제어국
US10/948,422 US7072681B2 (en) 2000-06-30 2004-09-23 Transmission power balance adjustment system and method for cellular communication systems
US11/214,322 US7409223B2 (en) 2000-06-30 2005-08-29 Apparatus and method for transmission power balance adjustment in a mobile cellular system
US11/904,068 US7565164B2 (en) 2000-06-30 2007-09-26 Apparatus and method for transmission power balance adjustment in a mobile cellular system
US12/353,801 US7805153B2 (en) 2000-06-30 2009-01-14 Apparatus and method for transmission power balance adjustment in a mobile cellular system
US12/353,811 US7738909B2 (en) 2000-06-30 2009-01-14 Apparatus and method for transmission power balance adjustment in a mobile cellular system
US12/353,806 US8107990B2 (en) 2000-06-25 2009-01-14 Apparatus and method for transmission power balance adjustment in a mobile cellular system
US12/353,791 US8095167B2 (en) 2000-06-30 2009-01-14 Apparatus and method for transmission power balance adjustment in a mobile cellular system
US12/389,976 US7805154B2 (en) 2000-06-30 2009-02-20 Apparatus and method for transmission power balance adjustment in a mobile cellular system
HK09107248A HK1129964A1 (en) 2000-06-30 2009-08-07 Transmission power control method
HK09107250.1A HK1129966A1 (zh) 2000-06-30 2009-08-07 發射功率控制方法
HK09107249A HK1129965A1 (en) 2000-06-30 2009-08-07 Transmission power control method
HK09107254.7A HK1129969A1 (en) 2000-06-30 2009-08-07 Transmission power control system, control method, base station and control station
HK09107252.9A HK1129968A1 (zh) 2000-06-30 2009-08-07 發射功率控制方法
HK09107251.0A HK1129967A1 (zh) 2000-06-30 2009-08-07 發射功率控制方法
HK09107247A HK1129963A1 (en) 2000-06-30 2009-08-07 Transmission power control method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000198059A JP3473555B2 (ja) 2000-06-30 2000-06-30 送信電力制御方式、制御方法及び基地局、制御局並びに記録媒体

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003102404A Division JP3870925B2 (ja) 2003-04-07 2003-04-07 送信電力制御システム、制御方法及び基地局並びに基地局における送信電力制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002016546A true JP2002016546A (ja) 2002-01-18
JP3473555B2 JP3473555B2 (ja) 2003-12-08

Family

ID=18696279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000198059A Expired - Lifetime JP3473555B2 (ja) 2000-06-25 2000-06-30 送信電力制御方式、制御方法及び基地局、制御局並びに記録媒体

Country Status (6)

Country Link
US (9) US6978150B2 (ja)
EP (9) EP2071744B1 (ja)
JP (1) JP3473555B2 (ja)
KR (2) KR100446320B1 (ja)
DE (1) DE60141432D1 (ja)
HK (7) HK1129966A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007517459A (ja) * 2003-12-29 2007-06-28 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 通信網に関連する方法及び装置
KR100791134B1 (ko) 2005-08-24 2008-01-02 가부시키가이샤 엔.티.티.도코모 사용자 데이터 송신 방법 및 무선 네트워크 제어국

Families Citing this family (54)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100306286B1 (ko) * 1998-08-04 2001-09-29 윤종용 부호분할 다중접속 통신시스템의 채널 통신 장치 및 방법
JP3473555B2 (ja) * 2000-06-30 2003-12-08 日本電気株式会社 送信電力制御方式、制御方法及び基地局、制御局並びに記録媒体
EP2405694A1 (en) 2001-06-13 2012-01-11 IPR Licensing Inc. Base station and system for coordination of wireless maintenance channel power control
JP4147780B2 (ja) * 2002-02-12 2008-09-10 日本電気株式会社 品質しきい値設定方法及びそれを用いた通信制御装置
JP4048855B2 (ja) * 2002-07-16 2008-02-20 日本電気株式会社 故障検出装置
TW200733596A (en) * 2002-10-17 2007-09-01 Interdigital Tech Corp Power control for communications systems utilizing high speed shared channels
US8400979B2 (en) * 2003-01-07 2013-03-19 Qualcomm Incorporated Forward link handoff for wireless communication systems with OFDM forward link and CDMA reverse link
CN100372405C (zh) * 2003-04-29 2008-02-27 华为技术有限公司 下行专用信道功率均衡实现方法
GB2402021A (en) 2003-05-19 2004-11-24 Nec Corp Rate control method and apparatus for data packet transmission from a mobile phone to a base station
TWI234973B (en) * 2003-07-01 2005-06-21 Benq Corp A data throughput adjusting method
US9312929B2 (en) 2004-04-02 2016-04-12 Rearden, Llc System and methods to compensate for Doppler effects in multi-user (MU) multiple antenna systems (MAS)
US10187133B2 (en) 2004-04-02 2019-01-22 Rearden, Llc System and method for power control and antenna grouping in a distributed-input-distributed-output (DIDO) network
US8542763B2 (en) 2004-04-02 2013-09-24 Rearden, Llc Systems and methods to coordinate transmissions in distributed wireless systems via user clustering
US11309943B2 (en) 2004-04-02 2022-04-19 Rearden, Llc System and methods for planned evolution and obsolescence of multiuser spectrum
US8654815B1 (en) 2004-04-02 2014-02-18 Rearden, Llc System and method for distributed antenna wireless communications
US10886979B2 (en) 2004-04-02 2021-01-05 Rearden, Llc System and method for link adaptation in DIDO multicarrier systems
US9819403B2 (en) 2004-04-02 2017-11-14 Rearden, Llc System and method for managing handoff of a client between different distributed-input-distributed-output (DIDO) networks based on detected velocity of the client
US10985811B2 (en) 2004-04-02 2021-04-20 Rearden, Llc System and method for distributed antenna wireless communications
US10200094B2 (en) 2004-04-02 2019-02-05 Rearden, Llc Interference management, handoff, power control and link adaptation in distributed-input distributed-output (DIDO) communication systems
US10749582B2 (en) 2004-04-02 2020-08-18 Rearden, Llc Systems and methods to coordinate transmissions in distributed wireless systems via user clustering
US11394436B2 (en) 2004-04-02 2022-07-19 Rearden, Llc System and method for distributed antenna wireless communications
US9826537B2 (en) 2004-04-02 2017-11-21 Rearden, Llc System and method for managing inter-cluster handoff of clients which traverse multiple DIDO clusters
US10425134B2 (en) 2004-04-02 2019-09-24 Rearden, Llc System and methods for planned evolution and obsolescence of multiuser spectrum
US10277290B2 (en) 2004-04-02 2019-04-30 Rearden, Llc Systems and methods to exploit areas of coherence in wireless systems
US11451275B2 (en) 2004-04-02 2022-09-20 Rearden, Llc System and method for distributed antenna wireless communications
US9685997B2 (en) * 2007-08-20 2017-06-20 Rearden, Llc Systems and methods to enhance spatial diversity in distributed-input distributed-output wireless systems
US7454174B2 (en) * 2004-08-03 2008-11-18 Qualcomm, Incorporated Estimation of received signal strength
JP2006054580A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Nec Corp 移動通信システム及びその下り送信電力制御方法
WO2006077647A1 (ja) * 2005-01-24 2006-07-27 Fujitsu Limited 送信電力制御方法および移動端末装置
KR100768509B1 (ko) * 2005-03-10 2007-10-18 한국전자통신연구원 무선 휴대 인터넷 시스템의 암호화 및 복호화 장치, 그리고그 방법
US7269422B2 (en) * 2005-07-08 2007-09-11 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Wireless telecommunications with adjustment of uplink power level
JP4684888B2 (ja) * 2005-12-28 2011-05-18 キヤノン株式会社 通信装置及び電力制御方法
JP2007195076A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Nec Corp 無線通信システムとその送信電力制御方法および装置
US8150412B2 (en) * 2006-03-06 2012-04-03 Alcatel Lucent Interference mitigation in a wireless communication system
JP5036212B2 (ja) * 2006-04-21 2012-09-26 キヤノン株式会社 通信装置及びその送信電力制御方法
JP4595916B2 (ja) * 2006-10-18 2010-12-08 日本電気株式会社 送信電力制御システム、制御方法及び基地局並びに移動局
US8989155B2 (en) * 2007-08-20 2015-03-24 Rearden, Llc Systems and methods for wireless backhaul in distributed-input distributed-output wireless systems
CN101252363B (zh) * 2008-04-03 2012-03-21 北京创毅视讯科技有限公司 减小发射机带内功率不平度的方法、复用器及发射系统
KR20110071105A (ko) * 2008-09-30 2011-06-28 스파이더클라우드 와이어리스, 인크. 동적 토폴로지 적응
WO2010072014A1 (en) * 2008-12-25 2010-07-01 Siemens Aktiengesellschaft Active antenna device, network device and access point of a wireless network
JP2012005015A (ja) * 2010-06-21 2012-01-05 Ntt Docomo Inc 無線中継局装置及び移動端末装置
US11189917B2 (en) 2014-04-16 2021-11-30 Rearden, Llc Systems and methods for distributing radioheads
US11050468B2 (en) 2014-04-16 2021-06-29 Rearden, Llc Systems and methods for mitigating interference within actively used spectrum
US10194346B2 (en) 2012-11-26 2019-01-29 Rearden, Llc Systems and methods for exploiting inter-cell multiplexing gain in wireless cellular systems via distributed input distributed output technology
US11190947B2 (en) 2014-04-16 2021-11-30 Rearden, Llc Systems and methods for concurrent spectrum usage within actively used spectrum
US10164698B2 (en) 2013-03-12 2018-12-25 Rearden, Llc Systems and methods for exploiting inter-cell multiplexing gain in wireless cellular systems via distributed input distributed output technology
US9923657B2 (en) 2013-03-12 2018-03-20 Rearden, Llc Systems and methods for exploiting inter-cell multiplexing gain in wireless cellular systems via distributed input distributed output technology
US9973246B2 (en) 2013-03-12 2018-05-15 Rearden, Llc Systems and methods for exploiting inter-cell multiplexing gain in wireless cellular systems via distributed input distributed output technology
US10488535B2 (en) 2013-03-12 2019-11-26 Rearden, Llc Apparatus and method for capturing still images and video using diffraction coded imaging techniques
US10547358B2 (en) 2013-03-15 2020-01-28 Rearden, Llc Systems and methods for radio frequency calibration exploiting channel reciprocity in distributed input distributed output wireless communications
US11290162B2 (en) 2014-04-16 2022-03-29 Rearden, Llc Systems and methods for mitigating interference within actively used spectrum
US20160112908A1 (en) * 2014-10-17 2016-04-21 Qualcomm Incorporated Inter radio access technology measurement based power conservation
US11589318B1 (en) * 2021-07-28 2023-02-21 L3Harris Technologies, Inc. Abrupt interference mitigation
US20230144939A1 (en) * 2021-11-08 2023-05-11 Charter Communications Operating, Llc Methods and apparatus for reducing downlink transmission power in a wireless system

Family Cites Families (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8301710D0 (en) * 1983-01-21 1983-02-23 Protocol Eng Ltd Production of lines of separation in sheet & c member
US4613990A (en) 1984-06-25 1986-09-23 At&T Bell Laboratories Radiotelephone transmission power control
US5257404A (en) * 1991-10-04 1993-10-26 Motorola, Inc. Simulcast synchronization and equalization system and method therefor
JPH0787405A (ja) * 1993-09-14 1995-03-31 Sony Corp 撮像装置
US5884187A (en) 1996-03-13 1999-03-16 Ziv; Noam A. Method and apparatus for providing centralized power control administration for a set of base stations
JP3323424B2 (ja) 1996-07-29 2002-09-09 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信システムにおける下り送信電力制御方法および移動通信システム
US5893035A (en) * 1996-09-16 1999-04-06 Qualcomm Incorporated Centralized forward link power control
US6085108A (en) * 1997-12-15 2000-07-04 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Modified downlink power control during macrodiversity
US6259927B1 (en) * 1997-06-06 2001-07-10 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Transmit power control in a radio communication system
US5982760A (en) * 1997-06-20 1999-11-09 Qualcomm Inc. Method and apparatus for power adaptation control in closed-loop communications
US6708041B1 (en) 1997-12-15 2004-03-16 Telefonaktiebolaget Lm (Publ) Base station transmit power control in a CDMA cellular telephone system
DE69925800T2 (de) 1998-02-19 2006-05-04 Qualcomm, Inc., San Diego Verfahren und vorrichtung zum maximieren der ruhezeit unter benützung eines schnellanrufskanals
JP3381783B2 (ja) 1998-03-03 2003-03-04 日本電気株式会社 セルラシステムの送信電力制御方法、基地局装置、制御局、および移動局
US6134444A (en) * 1998-03-30 2000-10-17 Motorola, Inc. Method and apparatus for balancing uplink and downlink transmissions in a communication system
FI114060B (fi) 1998-04-03 2004-07-30 Nokia Corp Menetelmä ja laitteet tehon säätöön matkaviestinjärjestelmässä
US6144861A (en) * 1998-04-07 2000-11-07 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Downlink power control in a cellular mobile radio communications system
US6275478B1 (en) * 1998-07-10 2001-08-14 Qualcomm Incorporated Methods and apparatuses for fast power control of signals transmitted on a multiple access channel
US6466772B1 (en) * 1998-09-25 2002-10-15 Skyworks Solutions, Inc. Apparatus and method for improving power control loop linearity
US6351650B1 (en) * 1999-01-28 2002-02-26 Qualcomm Incorporated System and method for forward link power balancing in a wireless communication system
US6788685B1 (en) * 1999-01-28 2004-09-07 Qualcomm, Incorporated Method and apparatus for controlling transmission power in a CDMA communication system
US6587446B2 (en) * 1999-02-11 2003-07-01 Qualcomm Incorporated Handoff in a wireless communication system
EP1037396B1 (en) * 1999-03-16 2012-05-02 Alcatel Lucent A method for improving performances of a mobile radiocommunication system using a power control algorithm
US6334047B1 (en) * 1999-04-09 2001-12-25 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Adaptive power control in a mobile radio communications system
US6539213B1 (en) * 1999-06-14 2003-03-25 Time Domain Corporation System and method for impulse radio power control
US6453177B1 (en) * 1999-07-14 2002-09-17 Metawave Communications Corporation Transmitting beam forming in smart antenna array system
US6222878B1 (en) * 1999-09-27 2001-04-24 Sicom, Inc. Communication system with end-to-end quadrature balance control
JP3473555B2 (ja) * 2000-06-30 2003-12-08 日本電気株式会社 送信電力制御方式、制御方法及び基地局、制御局並びに記録媒体
US6594499B1 (en) * 2000-09-25 2003-07-15 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Downlink power control in a cellular telecommunications network
US6873613B1 (en) * 2000-10-16 2005-03-29 Ericsson Inc. Methods for wirelessly communicating time division multiple access (TDMA) data using adaptive multiplexing and coding
WO2002071645A2 (en) * 2001-03-02 2002-09-12 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Power offset reduction algorithm during soft handoff for fast forward power control
US7082107B1 (en) * 2001-11-26 2006-07-25 Intel Corporation Power control in wireless communications based on estimations of packet error rate
US7127222B2 (en) * 2002-09-26 2006-10-24 Broadcom Corporation Automatic gain control adjustment of a radio receiver
US7123931B2 (en) * 2003-03-10 2006-10-17 Lucent Technologies Inc. Smooth method for adjusting downlink transmitted power
US7155250B2 (en) * 2003-03-10 2006-12-26 Lucent Technologies Inc. Fast method for adjusting downlink transmitted power
US7181235B2 (en) * 2003-03-10 2007-02-20 Lucent Technologies Inc. Hybrid method for adjusting downlink transmitted power
US7162250B2 (en) * 2003-05-16 2007-01-09 International Business Machines Corporation Method and apparatus for load sharing in wireless access networks based on dynamic transmission power adjustment of access points
TWI234973B (en) * 2003-07-01 2005-06-21 Benq Corp A data throughput adjusting method
US7454174B2 (en) * 2004-08-03 2008-11-18 Qualcomm, Incorporated Estimation of received signal strength
US7519382B2 (en) * 2005-03-31 2009-04-14 Alcatel-Lucent Usa Inc. Method of power control for call migration
US7123811B1 (en) * 2005-09-01 2006-10-17 Chunghwa Picture Tubes, Ltd. Circular display device with a projective light source
EP1998475B1 (en) * 2006-03-17 2018-01-03 NEC Corporation Transmission power control method and base station

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007517459A (ja) * 2003-12-29 2007-06-28 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 通信網に関連する方法及び装置
KR100791134B1 (ko) 2005-08-24 2008-01-02 가부시키가이샤 엔.티.티.도코모 사용자 데이터 송신 방법 및 무선 네트워크 제어국

Also Published As

Publication number Publication date
EP2071739A2 (en) 2009-06-17
US7409223B2 (en) 2008-08-05
US20090124278A1 (en) 2009-05-14
HK1129964A1 (en) 2009-12-11
US20020002058A1 (en) 2002-01-03
HK1129967A1 (zh) 2009-12-11
EP2071741A3 (en) 2010-11-10
US20090156248A1 (en) 2009-06-18
KR100446320B1 (ko) 2004-08-30
EP2071742A3 (en) 2010-11-17
KR20040036697A (ko) 2004-04-30
US20080020793A1 (en) 2008-01-24
EP2075922A2 (en) 2009-07-01
EP2071740B1 (en) 2011-12-28
HK1129969A1 (en) 2009-12-11
EP2071743A3 (en) 2010-11-17
EP2071740A3 (en) 2010-11-10
US6978150B2 (en) 2005-12-20
EP2071739A3 (en) 2010-11-10
EP2071742A2 (en) 2009-06-17
EP2071744A2 (en) 2009-06-17
US20060003791A1 (en) 2006-01-05
EP2071739B1 (en) 2011-12-28
EP2071744B1 (en) 2016-01-06
US7072681B2 (en) 2006-07-04
EP2071743B1 (en) 2016-01-06
US20090124276A1 (en) 2009-05-14
HK1129966A1 (zh) 2009-12-11
US8107990B2 (en) 2012-01-31
EP1168656A2 (en) 2002-01-02
EP2071741B1 (en) 2012-02-08
US20090131097A1 (en) 2009-05-21
US20090124277A1 (en) 2009-05-14
US7738909B2 (en) 2010-06-15
US8095167B2 (en) 2012-01-10
EP3001576A1 (en) 2016-03-30
US7565164B2 (en) 2009-07-21
EP2075922B1 (en) 2015-11-25
DE60141432D1 (de) 2010-04-15
HK1129963A1 (en) 2009-12-11
US7805154B2 (en) 2010-09-28
JP3473555B2 (ja) 2003-12-08
EP2071744A3 (en) 2010-11-17
KR100490216B1 (ko) 2005-05-18
KR20020002289A (ko) 2002-01-09
EP1168656A3 (en) 2004-03-10
US7805153B2 (en) 2010-09-28
EP1168656B1 (en) 2010-03-03
EP2075922A3 (en) 2010-11-17
US20050037797A1 (en) 2005-02-17
EP2071742B1 (en) 2016-01-06
EP2071743A2 (en) 2009-06-17
EP2071740A2 (en) 2009-06-17
EP2071741A2 (en) 2009-06-17
HK1129965A1 (en) 2009-12-11
EP3001576B1 (en) 2017-09-20
HK1129968A1 (zh) 2009-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3473555B2 (ja) 送信電力制御方式、制御方法及び基地局、制御局並びに記録媒体
JPH11340910A (ja) セルラシステムの送信電力制御方法、基地局装置、制御局、および移動局
JP4595912B2 (ja) 送信電力制御システム、制御方法及び基地局並びに移動局
JP4595911B2 (ja) 送信電力制御システム、制御方法及び基地局並びに移動局
JP4595918B2 (ja) 送信電力制御システム、制御方法及び基地局並びに移動局
JP3870925B2 (ja) 送信電力制御システム、制御方法及び基地局並びに基地局における送信電力制御方法
JP4385230B2 (ja) 送信電力制御システム、制御方法及び基地局並びに移動局
JP4595916B2 (ja) 送信電力制御システム、制御方法及び基地局並びに移動局
JP4595917B2 (ja) 送信電力制御システム、制御方法及び基地局並びに移動局

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3473555

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100919

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130919

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term