JP2002016530A - 移動無線機及びその制御装置 - Google Patents

移動無線機及びその制御装置

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JP2002016530A
JP2002016530A JP2000200237A JP2000200237A JP2002016530A JP 2002016530 A JP2002016530 A JP 2002016530A JP 2000200237 A JP2000200237 A JP 2000200237A JP 2000200237 A JP2000200237 A JP 2000200237A JP 2002016530 A JP2002016530 A JP 2002016530A
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達雄 仁田
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    • H04B1/7073Synchronisation aspects
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04B2201/00Indexing scheme relating to details of transmission systems not covered by a single group of H04B3/00 - H04B13/00
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    • H04B2201/707Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】同期捕捉の処理量を削減して処理時間及び消費
電流を低減することができる移動無線機を提供する。 【解決手段】送信機により複数の拡散符号コードの候補
の中からそのうちの1つもしくはいくつかを選択して送
信し、送信された拡散符号コードの候補を受信機により
検索して同期捕捉を行なう移動無線機の制御装置であっ
て、受信機は、同期を捕捉したときの各拡散符号コード
の候補の群データ及び対応するスクランブルコードのう
ち少なくとも群データを使用頻度の高い順に並び替えて
データベースを作成する制御部12を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動無線機及びその
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のW−CDMAシステムにお
けるフレームのフォーマットを示す図であり、図9は従
来の例えば標準規格で定められている同期捕捉処理の流
れを示す図である。
【0003】W−CDMAシステムにおいては、図8に
示すように、1フレームが10msからなり、その中を
15のslot(slot番号は#0〜#14)に分割
した形になっている。
【0004】同期捕捉の処理は、初めに、slot毎に
挿入されているプライマリサーチコード(以降P−SC
Hで示す)をマッチドフィルタで検出してslotのタ
イミングを同定する(ステップS100)。次にP−S
CHと同様に、slot毎に挿入されているセカンダリ
サーチコード(S−SCH)のパターンをチェックし、
検索するコードの群及びフレームのタイミングを同定す
る。ここでS−SCHは1〜17までのパターンを示す
ため、slot毎に1フレーム分のパターンを取得し、
受信機で保持しているテーブルと照らし合わせることで
群とフレーム先頭が検出できる。
【0005】例えば仮に設定したフレームに対してsl
ot毎のS−SCHのパターンが、5,16,7,3,
14,16,3,10,5,12,14,12,10,
1,1と検出できた場合、この数字の並びは群2番に相
当するため群番号が特定できる。続けて本来の群2番の
パターンはシステムのフレーム先頭から順に1,1,
5,16,7,3,14,16,3,10,5,12,
14,12,10であるため、検出したパターンの14
スロット目が本来のシステムフレームの先頭であると特
定できる。これらのパターンを硬判定で行うとビットエ
ラー等によって検索失敗となってしまう率が高くなるた
め、通常は軟判定による受信電力の測定を全てのパター
ンに対して行いそれらの比較によって群を特定する。こ
のシステムでは群が64群あるためそのまま検索すると
64群全てのパターンを検索する必要がある。
【0006】すなわちステップS101〜S103で示
すように群♯1〜♯64の各群についてS−SCH(1
5個)の合計電力を求めた後、ステップS104にて群
♯1〜♯64の電力値を比較し、最大のものを現在検索
している群とするとともに、フレームタイミングも同時
に特定する。
【0007】フレーム先頭のタイミング及び群が特定で
きたところで、次にこの群に属するすべてのスクランブ
ルコード(ここでは♯1〜♯8)を、特定したフレーム
タイミングに合せて復調を行って電力を判定し(ステッ
プS105〜S107)、スクランブルコード♯1〜♯
8の電力値を比較することにより送信側がどのスクラン
ブルコードで送信を行っているかを特定する(ステップ
S108)。
【0008】ここまでの処理を完了するとシステムとし
て同期捕捉が完了(ステップS109)し通信を行うこ
とが可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の方法では、電源投入直後や同期外れ後の同期捕
捉処理を行う場合に、群の同定で64回同じ処理を行う
必要があり、また群を同定後のスクランブルコードの同
定も群に属する全てのコードを使用して動作させ、それ
らを比較する事でコードを決定する必要がある。
【0010】従って、同期捕捉の処理量が多くなり、処
理時間がかかることや消費電流が大きくなることが問題
となる。
【0011】本発明はこのような課題に着目してなされ
たものであり、同期捕捉の処理量を削減して処理時間及
び消費電流を低減することができる移動無線機及びその
制御装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明は、送信機により複数の拡散符号コー
ドの候補の中からそのうちの1つもしくはいくつかを選
択して送信し、送信された拡散符号コードの候補を受信
機により検索して同期捕捉を行なう移動無線機であっ
て、上記受信機は、同期を捕捉したときの各拡散符号コ
ードの候補の群データ及び対応するスクランブルコード
のうち少なくとも群データを使用頻度の高い順に並び替
えてデータベースを作成する制御部を有する。
【0013】また、第2の発明は、第1の発明に係る移
動無線機において、上記制御部は、拡散符号コードの候
補を特定するたびに上記データベースを更新する。
【0014】また、第3の発明は、第1の発明に係る移
動無線機において、上記制御部は、上記データベースを
検索するにあたって優先順位の高いものから順に検索す
る。
【0015】また、第4の発明は、第3の発明に係る移
動無線機において、上記制御部は、予め設定した条件を
満たした拡散符号コードの候補を検出した場合には、拡
散符号コードの候補を特定できたものとして以降の処理
を停止する。
【0016】また、第5の発明は、第1の発明に係る移
動無線機において、上記制御部は、検索を行うべき上記
データベースの要素の個数を適応的に変更する。
【0017】また、第6の発明は、第5の発明に係る移
動無線機において、上記制御部は、上記データベースの
各拡散符号コードの候補の使用頻度を使用率で表し、予
め指定した使用頻度以上の割合を示したもののみを検索
対象とする。
【0018】また、第7の発明は、送信機により複数の
拡散符号コードの候補の中からそのうちの1つもしくは
いくつかを選択して送信し、送信された拡散符号コード
の候補を受信機により検索して同期捕捉を行なう移動無
線機の制御装置であって、同期を捕捉したときの各拡散
符号コードの候補の群データ及び対応するスクランブル
コードのうち少なくとも群データを使用頻度の高い順に
並び替えてデータベースを作成する。
【0019】また、第8の発明は、第7の発明に係る移
動無線機の制御装置において、拡散符号コードの候補を
特定するたびに上記データベースを更新する。
【0020】また、第9の発明は、第7の発明に係る移
動無線機の制御装置において、上記データベースを検索
するにあたって優先順位の高いものから順に検索する。
【0021】また、第10の発明は、第7の発明に係る
移動無線機の制御装置において、予め設定した条件を満
たした拡散符号コードの候補を検出した場合には、拡散
符号コードの候補を特定できたものとして以降の処理を
停止する。
【0022】また、第11の発明は、第7の発明に係る
移動無線機の制御装置において、検索を行うべき上記デ
ータベースの要素の個数を適応的に変更する。
【0023】また、第12の発明は、第11の発明に係
る移動無線機の制御装置において、上記データベースの
各拡散符号コードの候補の使用頻度を使用率で表し、予
め指定した使用頻度以上の割合を示したもののみを検索
対象とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。図1は本発明を適用した移動
無線機の構成を示す図である。同図において、図示しな
い基地局から送信された無線信号は、アンテナ1で受信
されたのちアンテナ共用器2(DUP)を介して受信回
路(RX)3に入力される。受信回路3では、上記無線
周波信号が周波数シンセサイザ(SYN)4から出力さ
れた受信局部発振信号とミキシングされて中間周波信号
に周波数変換される。なお、上記周波数シンセサイザ4
から発生される受信局部発振信号の周波数は、CPUで
構成される制御部12からの制御信号SYCによって指
示される。
【0025】上記受信中間周波信号は、CDMA信号処
理部6において、直交復調処理が施されたのち、受信チ
ャネルに割り当てられた拡散符号(PN符号)により逆
拡散処理され、これによりデータレートに応じた所定の
フォーマットの復調データに変換される。そして、この
変換された復調データは音声符号処理部7に入力され、
また上記受信データのうちデータレートを示すデータに
ついては受信データレートとして制御部12に入力され
る。
【0026】音声符号処理部7は、上記CDMA信号処
理部6から出力された復調データに対し、制御部12か
ら通知される受信データレートに応じた伸長処理を施し
たのち、ビタビ復号等を用いた復号処理と誤り訂正復号
処理を行って、ベースバンドの受信ディジタルデータを
再生する。
【0027】PCM符号処理部8は、制御部12から出
力されたディジタル音声信号通信の種別(音声通信、デ
ータ通信)に応じて異なる信号処理を行なう。すなわ
ち、音声通信時には、音声符号処理部7から出力された
受信ディジタルデータをPCM復号してアナログ受話信
号を出力する。このアナログ受話信号は、受話増幅器9
にて増幅されたのちスピーカ10より拡声出力される。
またデータ通信時には、音声符号処理部7から出力され
た受信ディジタルデータを制御部12へ出力する。制御
部12は、上記受信ディジタルデータを記憶部13に格
納する。ここで記憶部13はEEPROM等の不揮発性
メモリで構成されている。また、必要に応じて、上記受
信ディジタルデータを外部インタフェースから図示しな
い携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistanc
e )やノート型パーソナル・コンピュータ等のパーソナ
ル・コンピュータへ出力する。
【0028】これに対し、音声通信時における話者の送
話音声は、マイクロホン11に入力された後、送話増幅
器18で適正レベルまで増幅される。そして、PCM符
号処理部8にてPCM符号化処理が施されたのち、送信
データとして音声符号処理部7に入力される。また、図
示しないパーソナル・コンピュータから出力されたデー
タ或いは図示しないカメラから入力された画像データ
は、外部インタフェースを介して制御部12に入力さ
れ、この制御部12からPCM符号処理部8を介して音
声符号処理部7に出力される。
【0029】音声符号処理部7は、音声通信時には、P
CM符号処理部8から出力された送信音声データより入
力音声のエネルギー量を検出し、この検出結果に基づい
てデータレートを決定する。そして、上記送信データを
上記データレートに応じたフォーマットのバースト信号
に圧縮し、さらに誤り訂正符号化処理を施したのちCD
MA信号処理部6へ出力する。また、データ通信時にお
いては、PCM符号処理部8から出力された送信データ
を、予め設定されたデータレートに応じたフォーマット
のバースト信号に圧縮し、さらに誤り訂正符号化処理を
施してCDMA信号処理部6へ出力する。なお、音声通
信時およびデータ通信時のいずれのデータレートも、送
信データレートとして制御部12に通知される。
【0030】CDMA信号処理部6は、上記音声符号処
理部7にて圧縮されたバースト信号に対して、送信チャ
ネルに割り当てられたPN符号を用いて拡散処理を施
す。そしてこの拡散符号化された送信信号に対して直交
変調処理を行い、この直交変調信号を送信回路(TX)
5へ出力する。
【0031】送信回路5は、上記直交変調信号を周波数
シンセサイザ4から発生される送信局部発振信号と合成
して無線周波信号に変換する。そして、送信回路5は、
制御部12により通知される送信データレートに基づい
て、上記無線周波信号の有効部分だけを高周波増幅し、
送信無線周波信号として出力する。この送信回路5から
出力された送信無線周波信号は、アンテナ共用器2を介
してアンテナ1に供給され、このアンテナ1から図示し
ない基地局へ向けてバースト送信される。
【0032】入力部14には、ダイヤルキーや発信キ
ー、電源キー、終了キー、音量調節キー、モード指定キ
ー等のキー群が設けられている。また表示部15には、
通話相手端末の電話番号や装置の動作状態、さらには受
信データ等を表示するためのLCD表示器や、バッテリ
16の充電動作を表すLEDランプが設けられている。
なお、17は電源回路であり、バッテリ16の出力をも
とに所定の動作電源電圧Vccを生成して各回路部に供給
する。
【0033】ところで制御部12は、例えばマイクロコ
ンピュータを主制御部として有するもので、発着信に応
じて基地局との間に通信リンクを開設して音声通信やデ
ータ通信を行なうための通信制御機能や、通話相手の音
声を記憶部13を用いて録音/再生する制御機能に加
え、後述する本実施形態の同期捕捉処理を行なう機能を
備えている。
【0034】以下、本実施形態の同期捕捉処理について
説明する。移動無線機が比較的同じ場所で使用される場
合、電源投入後に同期捕捉処理によって捕捉する基地局
は高い確率で同じもの、もしくは限定された数個の基地
局となる。そのような場合に、同期捕捉処理を行う群・
スクランブルコードに優先順位を持たせたデータベース
を作成し、特に優先度の高いいくつかのパターンのみ先
に検索を行うことで、いつもと同じ基地局の場所で使用
した場合、同期捕捉の処理時間を飛躍的に短くする事が
可能となる。またそれ以外の場所で使用した場合にもデ
ータベースに保持されたデータの検索が終了した段階
で、従来通りの同期捕捉処理を行うことで全てのパター
ンに対応する事が可能である。
【0035】まず、同期を捕捉した時の群及びその時使
用したスクランブルコードを保持しておく。これらのデ
ータは上記した記憶部13にデータベースとして記憶
し、使用頻度の高いものから順に並び替えを行う。使用
頻度の低いものはデータベースから削除してもよい。ま
たハンドオフ等で使用する群・スクランブルコードが変
わった場合にもデータベースの更新をする事ができる。
上記のデータベースは群のみ、あるいは群とスクランブ
ルコードの組み合わせにより構成することが可能であ
る。
【0036】この結果、図5及び図6に示すようなデー
タベーステーブルが作成される。
【0037】もしくは、データベーステーブルを作成せ
ずにもともと受信機に保持されているテーブルの並び順
を変更して使用しても効果は同じとなる。
【0038】以下に図2を参照して本発明の第1実施形
態による同期捕捉処理の詳細を説明する。この実施形態
では、テーブルの情報が群のデータのみであり、従って
構成されるデータベーステーブルは図5のようになる。
【0039】同期捕捉処理の開始直後にslot毎に挿
入されているP−SCHを検出しslotタイミングを
同定する処理は従来例と同じである(ステップS1)。
次に、検出したslotタイミングでデータベースの指
定データ(群)をチェックする(ステップS2、S
3)。ここでは、捕捉を行う毎と新しい群を使用する毎
に更新しているデータベースを使用し、初めにデータベ
ースの先頭に用意されている群、この例では群番号#3
のパターンを使用しフレーム同定を行う。
【0040】このとき、特定した群番号のパターンでS
−SCHの相関値(電力値)を求め(ステップS5)、こ
のときの相関値が事前に設定したしきい値よりも大きい
か否かを判断して(ステップS6)、大きい場合には群
・フレームが特定できたものとする。この処理を、群・
フレームの特定ができるか、もしくはデータベースに保
存されているデータをチェックし終えるまで続ける。
【0041】この処理を繰り返し、予め設定した条件と
しての処理回数(データベースの何番目までを優先検索
するかの処理回数)に達したか否かを判断して(ステッ
プS4)、YESの場合には、上記の処理を停止してデ
ータベース以外の群・フレームについて従来例通りの同
期捕捉処理を行う(ステップS5)。
【0042】この場合従来通りの処理ではあるが、デー
タベースによる優先処理の対象となっている群は確認済
みであり、検出NGとなっているため拡散符号コードの
候補から外してもよい。
【0043】群の特定が出来た後にスクランブルコード
の特定を行う。この処理は従来例と同じで、複数ある群
に属するスクランブルコードを、特定したフレームタイ
ミングに当てて電力を測定し(ステップS7)、電力の
大きなものを選択する処理である。
【0044】ステップS7あるいはステップS8の後
は、ステップS9に進んでデータベースを更新し、同期
捕捉処理を完了する(ステップS10)。
【0045】次に図3を参照して本発明の第2実施形態
による同期捕捉処理の詳細を説明する。この実施形態で
は、データベーステーブルを群とスクランブルコードの
組み合わせで構成する。この場合に構成されるテーブル
は図6に示すような構成となる。
【0046】同期捕捉処理開始直後にslot毎に挿入
されているP−SCHを検出してslotタイミングを
同定する処理(ステップS20)は前述の第1実施形態
と同じである。
【0047】次に検出したslotタイミングでデータ
ベースの指定データ(群及びコード)をチェックする
(ステップS21、S22)。ここでは、捕捉を行うた
びに更新しているデータベースを使用し初めにデータベ
ースの先頭に用意されている群・コード、この例では群
番号#3とスクランブルコード番号#1を使用して、検
出したslotタイミングでそのタイミングがデータベ
ースが指定する群及びコードに一致するかどうかを確認
する。
【0048】群のパターンを使用してフレーム同期処理
を行い、そこで検出したフレームにスクランブルコード
をあてて電力を測定する。従来の方法では複数のコード
があるためそれらの比較によって検出を行っていたが、
本実施形態では1つのスクランブルコードだけを対象と
しているため比較処理はできない。そこでここではスク
ランブルコードを当てて電力を測定した時に、その電力
値が設定しておいたしきい値以上か否かにより検出OK
かどうかを判断し(ステップS22)、検出OKであっ
た場合にはステップS25に進んでデータベースを更新
した後に同期捕捉処理を完了する(ステップS26)。
【0049】また、検出がOKでなかった場合には群・
コードの組み合わせが違っていたとしてデータベースの
次の拡散符号コードの候補を使用し同様の手順でチェッ
クを行う。この例では群番号#45、スクランブルコー
ド番号#5でしきい値以上の電力が取れるかどうかの処
理を行う。
【0050】上記の処理を繰り返し、予め設定した条件
としての処理回数(データベースの何番目までを優先検
索するかの処理回数)に達した場合にはステップS23
の判断がYESとなるのでステップS24に進んで、デ
ータベース以外の群・フレームについて従来通りの同期
捕捉処理を行う。ここでの処理において、データベース
による優先処理の対象となっている群・スクランブルコ
ードの組み合わせは既に確認済みであり、検出NGとな
っているので拡散符号コードの候補から外してもよい。
【0051】次に図4を参照して本発明の第3実施形態
による同期捕捉処理の詳細を説明する。
【0052】第3実施形態の処理の内容及び流れは第2
実施形態と同じであるが、チェックを行うデータベース
の要素の個数を適応的に変化させる構成となっている。
例えば、図7に示すように群・コードの組み合わせテー
ブルの使用頻度を使用率(%)で表し、事前に指定した使
用頻度以上の割合を示したものだけを検索対象とする。
【0053】まず、同期捕捉処理開始直後にslot毎
に挿入されているP−SCHを検出してslotタイミ
ングを同定する(ステップS30)。次に群同定の処理
を行うに先立ってデータベーステーブルをチェックし、
使用頻度が指定のしきい値を上回っている要素の個数を
求める(ステップS31)。例えばこのときのしきい値
が10%と設定されていたとすると、図7ではNo.1
からNo.3までの3つの要素が条件を満たしており、
チェック数は3となる。この値を設定個数としてステッ
プS32〜S37により上記した第2実施形態と同じ処
理を行う事によって、さらに効率のよい同期捕捉処理が
可能となる。
【0054】上記したように本実施形態では、過去に使
用した群、あるいは群及びスクランブルコードを使用頻
度の多い順に記憶しておき、同期捕捉を行う場合には使
用頻度の高い1つもしくは複数の群及びスクランブルコ
ードを優先して検索する。また、優先して検索を行った
群とスクランブルコードで所定の条件を満たした場合に
は同期捕捉が完了したとしてそれ以降の処理を行わな
い。また条件を満たさなかった場合には他の群とコード
について従来の検索処理を行うようにしている。このよ
うに使用頻度の高い群及びスクランブルコードを最初に
検索することによって、同期捕捉処理の時間及び処理量
を大幅に削減する事が可能となる。
【0055】なお、上記した実施形態の同期捕捉処理は
ハードウェアにより行なうようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、同期捕捉の処理量を削
減して処理時間及び消費電流を低減することができる移
動無線機及びその制御装置を提供することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した移動無線機の構成を示す図で
ある。
【図2】本発明の第1実施形態による同期捕捉処理の詳
細を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施形態による同期捕捉処理の詳
細を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の第3実施形態による同期捕捉処理の詳
細を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の第1実施形態において構成されるデー
タベーステーブルを示す図である。
【図6】本発明の第2実施形態において構成されるデー
タベーステーブルを示す図である。
【図7】本発明の第3実施形態において構成されるデー
タベーステーブルを示す図である。
【図8】従来のW−CDMAシステムにおけるフレーム
のフォーマットを示す図である。
【図9】従来の同期捕捉処理の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 アンテナ共用器(DUP) 3 受信回路(RX) 4 周波数シンセサイザ(SYN) 5 送信回路(TX) 6 CDMA信号処理部 7 音声符号処理部 8 PCM符号処理部 9 受話増幅器 10 スピーカ 11 マイクロホン 12 制御部 13 記憶部 14 入力部 15 表示部 16 バッテリ 17 電源回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K022 EE01 EE14 EE23 EE34 5K047 AA02 BB01 CC01 DD01 DD02 GG27 GG34 HH12 HH45 JJ06 MM03 MM13 MM24 5K067 AA14 AA43 CC10 CC21 DD25 EE02 FF02 HH22 HH23 JJ15 KK15

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信機により複数の拡散符号コードの候
    補の中からそのうちの1つもしくはいくつかを選択して
    送信し、送信された拡散符号コードの候補を受信機によ
    り検索して同期捕捉を行なう移動無線機であって、 上記受信機は、同期を捕捉したときの各拡散符号コード
    の候補の群データ及び対応するスクランブルコードのう
    ち少なくとも群データを使用頻度の高い順に並び替えて
    データベースを作成する制御部を有することを特徴とす
    る移動無線機。
  2. 【請求項2】 上記制御部は、拡散符号コードの候補を
    特定するたびに上記データベースを更新することを特徴
    とする請求項1記載の移動無線機。
  3. 【請求項3】 上記制御部は、上記データベースを検索
    するにあたって、優先順位の高いものから順に検索する
    ことを特徴とする請求項1記載の移動無線機。
  4. 【請求項4】 上記制御部は、予め設定した条件を満た
    した拡散符号コードの候補を検出した場合には、拡散符
    号コードの候補を特定できたものとして以降の処理を停
    止することを特徴とする請求項3記載の移動無線機。
  5. 【請求項5】 上記制御部は、検索を行うべき上記デー
    タベースの要素の個数を適応的に変更することを特徴と
    する請求項1記載の移動無線機。
  6. 【請求項6】 上記制御部は、上記データベースの各拡
    散符号コードの候補の使用頻度を使用率で表し、予め指
    定した使用頻度以上の割合を示したもののみを検索対象
    とすることを特徴とする請求項5記載の移動無線機。
  7. 【請求項7】 送信機により複数の拡散符号コードの候
    補の中からそのうちの1つもしくはいくつかを選択して
    送信し、送信された拡散符号コードの候補を受信機によ
    り検索して同期捕捉を行なう移動無線機の制御装置であ
    って、 同期を捕捉したときの各拡散符号コードの候補の群デー
    タ及び対応するスクランブルコードのうち少なくとも群
    データを使用頻度の高い順に並び替えてデータベースを
    作成することを特徴とする移動無線機の制御装置。
  8. 【請求項8】 拡散符号コードの候補を特定するたびに
    上記データベースを更新することを特徴とする請求項7
    記載の移動無線機の制御装置。
  9. 【請求項9】 上記データベースを検索するにあたっ
    て、優先順位の高いものから順に検索することを特徴と
    する請求項7記載の移動無線機の制御装置。
  10. 【請求項10】 予め設定した条件を満たした拡散符号
    コードの候補を検出した場合には、拡散符号コードの候
    補を特定できたものとして以降の処理を停止することを
    特徴とする請求項7記載の移動無線機の制御装置。
  11. 【請求項11】 検索を行うべき上記データベースの要
    素の個数を適応的に変更することを特徴とする請求項7
    記載の移動無線機の制御装置。
  12. 【請求項12】 上記データベースの各拡散符号コード
    の候補の使用頻度を使用率で表し、予め指定した使用頻
    度以上の割合を示したもののみを検索対象とすることを
    特徴とする請求項11記載の移動無線機の制御装置。
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