JP2002015444A - 可動部材の支持機構および対物レンズ駆動装置の支持機構 - Google Patents

可動部材の支持機構および対物レンズ駆動装置の支持機構

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JP2002015444A JP2000196724A JP2000196724A JP2002015444A JP 2002015444 A JP2002015444 A JP 2002015444A JP 2000196724 A JP2000196724 A JP 2000196724A JP 2000196724 A JP2000196724 A JP 2000196724A JP 2002015444 A JP2002015444 A JP 2002015444A
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Takao Terajima
隆雄 寺嶌
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動部材を複数本の可撓性支持部材によって
固定部材に支持させる構造において、可動部材の移動時
における所定方向に対する傾きの発生を防ぐ。 【解決手段】 可動部材1の両側を、固定部材10に対
して2本ずつ計4本の支持ワイヤ11a〜11dにて支
持し、各支持ワイヤー11a〜11d間における上下方
向(z方向)の間隔を、可動部材1側の間隔Zaよりも
固定部材10側の間隔Zbの方が広くなるように設定す

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動部材を複数の
略平行に配置された可撓性支持部材によって固定部材に
連結してなる構成の可動部材の支持機構、および対物レ
ンズが設置された可動部材を複数の略平行に配置された
可撓性支持部材によって固定部材に連結してなる構成の
対物レンズ駆動装置の支持機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ピックアップ装置に搭載される
対物レンズアクチュエータにおいて、対物レンズが設置
された可動部材を、互いに平行に配置された可撓性を有
する複数の弾性支持部材によって、フォーカシング方向
およびトラッキング方向に移動可能に支持する構成にし
た支持機構がある。
【0003】例えば実用新案登録第2515977号公
報に記載されている光ピックアップ装置では、可動部材
であるレンズホルダの重心を含む平面内で、レンズホル
ダを弾性支持部材により支持して、レンズホルダの重心
に推力を作用させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の光
ピックアップ装置などに採用されている支持機構、すな
わち、互いに平行に配置された可撓性を有する複数の弾
性支持部材によって、可動部材を所定の方向へ移動可能
に支持する構成の支持機構では、可動部材に推力を作用
させた場合、弾性支持部材に引張り圧縮力が作用して、
この引張り圧縮力が各弾性支持部材によって異なるた
め、各弾性支持部材ごとに異なる変形が生じ、可動部材
が傾いてしまうという問題があった。
【0005】本発明の目的は、前記従来の問題を解決
し、可動部材の移動時における所定方向に対する傾きの
発生を防止した可動部材の支持機構および対物レンズ駆
動装置の支持機構を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、可動部材を複数の略平行
に配置された可撓性支持部材によって固定部材に連結し
てなる可動部材の支持機構において、前記固定部材を弾
性部材によって構成すると共に、前記可撓性支持部材間
の間隔を前記可動部材側より前記固定部材側の方を広く
することによって、前記可動部材における所定の移動方
向に対して生じる傾きを抑制したことを特徴とし、この
構成によって、可動部材を変位させた際に生じる固定部
材の変形と、可撓性支持部材間の前記間隔の設定とによ
って、可動部材の所定の移動方向に対する傾きの発生を
キャンセルすることができるため、可動部材を所定方向
へ平行移動させることができる。
【0007】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
可動部材の支持機構において、可動部材を移動させる方
向における可撓性支持部材間の間隔を可動部材側より固
定部材側の方を広くしたことを特徴とし、この構成によ
って、前記のように可動部材の所定の移動方向に対する
傾きの発生をキャンセルすることができ、可動部材を所
定方向へ平行移動させることができる。
【0008】請求項3記載の本発明は、請求項1または
2記載の可動部材の支持機構において、線状または板状
をなす可撓性支持部材の長手方向の固定部材における部
位の剛性を低く設定したことを特徴とし、この構成によ
って、固定部材の剛性を前記のように低くして共振の影
響を低減させるようにしても、可動部材を所定方向へ平
行移動させることができる。
【0009】請求項4記載の本発明は、請求項1,2ま
たは3記載の可動部材の支持機構において、可動部材を
移動させるための駆動力の作用点を、可撓性支持部材と
可動部材とが連結する位置よりも固定部材側に設定した
ことを特徴とし、この構成によって、駆動力の作用点を
連結位置からオフセットさせることにより、固定部材の
変形を低減させることができ、除去しきれない変形は可
撓性支持部材間の前記間隔の設定によりキャンセルする
ことができる。
【0010】請求項5記載の本発明は、対物レンズが搭
載された可動部材を複数の略平行に配置された可撓性支
持部材によって固定部材に連結してなり、前記対物レン
ズを所定の方向へ移動させるため前記可動部材を駆動す
る対物レンズ駆動装置の支持機構において、前記固定部
材を弾性部材によって構成すると共に、前記可撓性支持
部材間の間隔を前記可動部材側より前記固定部材側の方
を広くすることによって、前記可動部材における所定の
移動方向に対して生じる傾きを抑制したことを特徴と
し、この構成によって、対物レンズ(可動部材)を変位
させた際に生じる固定部材の変形と、可撓性支持部材間
の前記間隔の設定とによって、対物レンズの所定の移動
方向に対する傾きの発生をキャンセルすることができる
ため、対物レンズを所定方向へ平行移動させることがで
きる。
【0011】請求項6記載の本発明は、入射光を反射す
る第1ミラーと、この第1ミラーで反射された光を対物
レンズの光軸方向へ反射して入射させる第2ミラーとが
備えられ、前記第1ミラーと対物レンズとを搭載した可
動部材を複数の略平行に配置された可撓性支持部材によ
って固定部材に連結してなり、前記対物レンズを所定の
方向へ移動させるため前記可動部材を駆動する対物レン
ズ駆動装置の支持機構であって、前記固定部材を弾性部
材によって構成すると共に、前記可撓性支持部材間の間
隔を前記可動部材側より前記固定部材側の方を広くする
ことによって、前記可動部材における所定の移動方向に
対して生じる傾きを抑制したことを特徴とし、この構成
によって、第1ミラー(可動部材)を変位させた際に生
じる固定部材の変形と、可撓性支持部材間の前記間隔の
設定とによって、第1ミラーの所定の移動方向に対する
傾きの発生をキャンセルすることができるため、第1ミ
ラーを所定方向へ平行移動させることができ、移動によ
る光軸ずれを低減させることができる。
【0012】請求項7記載の本発明は、請求項5または
6記載の対物レンズ駆動装置の支持機構において、対物
レンズの光軸方向における可撓性支持部材間の間隔を可
動部材側より固定部材側の方を広くしたことを特徴と
し、この構成によって、対物レンズのフォーカシング時
の傾きを防止することができる。
【0013】請求項8記載の本発明は、請求項5,6ま
たは7記載の対物レンズ駆動装置の支持機構において、
線状または板状をなす可撓性支持部材の長手方向の固定
部材における部位の剛性を低く設定したことを特徴と
し、この構成によって、固定部材の剛性を前記のように
低くして共振の影響を低減させるようにしても、可動部
材を所定方向へ平行移動させることができる。
【0014】請求項9記載の本発明は、請求項5,6,
7または8記載の対物レンズ駆動装置の支持機構におい
て、可動部材を移動させるための駆動力の作用点を、可
撓性支持部材と可動部材とが連結する位置よりも固定部
材側に設定したことを特徴とし、この構成によって、駆
動力の作用点を連結位置からオフセットさせることによ
り、固定部材の変形を低減させることができ、除去しき
れない変形は可撓性支持部材間の前記間隔の設定により
キャンセルすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0016】図1は本発明の第1実施形態を説明するた
めの4本ワイヤー支持構造の対物レンズアクチュエータ
の分解斜視図であり、1はレンズホルダである可動部材
であって、可動部材1には前部に対物レンズ2が設けら
れ、中央部にフォーカシングコイル3とトラッキングコ
イル4とが設けられ、両側部に支持部5が設けられてい
る。6はベース部材であって、ベース部材6上には磁石
7がヨーク部8に設けられ、さらに入射する光ビームを
対物レンズ2方向へ立ち上げるように偏向するための立
上げミラー9が設けられている。10は倒H字状をした
板状弾性部材からなる固定部材であって、固定部材10
の4つの端部10aには可撓性支持部材である4本の支
持ワイヤー11a,11b,11c,11dの長手方向
の一端部がそれぞれ固定され、この支持ワイヤー11a
〜11dの他端部が可動部材1の支持部5にそれぞれ固
定されている。
【0017】組立時には、固定部材10の基部10bは
ベース部材6の固定立壁12にネジ13により固定さ
れ、可動部材1に設けられたフォーカシングコイル3と
トラッキングコイル4と、ベース部材6上に設けられた
磁石7とヨーク部8とにより、可動部材1をフォーカシ
ング方向とトラッキング方向へ移動駆動させる磁気回路
を構成する。
【0018】前記構成の対物レンズアクチュエータは光
ピックアップ装置に搭載され、レーザ光源からの光ビー
ムを、立上げミラー9によって対物レンズ2方向へ偏向
し、記録/再生時に対物レンズ2によって光ディスクの
記録面に光スポットとして集光させるものである。そし
て、対物レンズアクチュエータにおけるフォーカシング
制御は、フォーカシングコイル3に電流を流して前記磁
気回路によってz軸方向の推力を発生させ、支持ワイヤ
ー11a〜11dが撓むことにより対物レンズ2を含む
可動部材1をz軸方向へ変位させることによって行わ
れ、またトラッキング制御は、トラッキングコイル4に
電流を流して前記磁気回路によってx軸方向の推力を発
生させ、支持ワイヤー11a〜11dが撓むことにより
対物レンズ2を含む可動部材1をx軸方向へ変位させる
ことによって行われる。
【0019】前記制御動作の際に、z軸方向における上
側の支持ワイヤー11a,11cには圧縮応力が作用
し、下側の支持ワイヤー11b,11dには引張応力が
作用する。このとき、図2に示す説明図のように、固定
部材10が剛体であれば、固定部材10は矢印に示す圧
縮/引張応力により変形せずに、可動部材1がz軸方向
に平行移動して変位する。しかし実際には、図3に示す
説明図のように、固定部材10は弾性体であるため、圧
縮/引張応力により変形し、可動部材1は矢印A方向へ
傾いてしまう。
【0020】特に可動部材1を高周波で駆動する際に、
支持ワイヤー11a〜11dの共振が可動部材1の動作
に影響しないようにするためには、固定部材10におけ
るy軸方向(支持ワイヤー11a〜11dにおける長手
方向)の剛性を低くすることが有効であるが、この場
合、先に説明したように可動部材1の傾きは大きくなる
傾向にある。
【0021】そこで図4に示す説明図のように、各支持
ワイヤー11a〜11d間における上下方向(z方向)
の間隔を、可動部材1側の間隔Zaよりも固定部材10
側の間隔Zbの方が広くなるようにハの字状に設定する
ことが有効であると考えられる。すなわち、フォーカシ
ングコイル3に電流を流すと、図2の説明図と同様に、
可動部材1はz軸方向へ変位する。このとき、図5に示
す説明図のように、固定部材10が剛体であれば、圧縮
/引張応力により固定部材10が変形せずに、可動部材
1が矢印A´方向へ傾き、図3に示す矢印Aと逆の方向
へ傾くため、傾きが相殺される。
【0022】しかし実際には、固定部材10は弾性体で
ある。そこで本実施形態では、固定部材10の変形によ
る傾き量と、支持ワイヤー11a〜11dをハの字状に
配置したことによる傾き量とが等しくなるように設定す
ることにより、図6に示す説明図のように可動部材1に
おける傾きを相殺するようにしている。
【0023】また各支持ワイヤー11a〜11dに生じ
る圧縮/引張応力は、可動部材1における支持部5にお
けるモーメントと釣り合う量となる。図2〜図6に示す
ように、可動部材1における磁気回路から受ける駆動力
の作用点と、可動部材1の支持点である支持部5の位置
とが一致している場合、モーメントは支持ワイヤー11
a〜11dが撓むことにより発生する曲げモーメントの
和となる。
【0024】前記駆動力の作用点を支持部5から移動
(オフセット)させた場合、駆動力によってもモーメン
トが発生し、駆動力の作用点が支持ワイヤー11a〜1
1dを二等分する位置にある場合には、支持ワイヤー1
1a〜11dの撓みによるモーメントと駆動力によるモ
ーメントとが釣り合い、圧縮/引張応力が生じない。し
たがって、このように構成して可動部材1の傾きを低減
するようにすれば、部品のばらつきによる影響が少ない
という利点がある。しかし、駆動力の作用点は可動部材
1の重心に位置させる必要があり、図7に示す説明図の
ように、一般的には支持ワイヤー11a〜11dを二等
分する位置までオフセットさせることができず、傾きを
取りきれない。
【0025】図8に示す本発明の第2実施形態の構成を
示す説明図のように、駆動力の作用点を支持部5からオ
フセットさせると共に、各支持ワイヤー11a〜11d
間における上下方向(z軸方向)の間隔を、可動部材1
側よりも固定部材10側の方が広くなるようにハの字状
に設定することによって可動部材1における傾きを除去
することができる。
【0026】図9は本発明の第3実施形態を説明するた
めの4本ワイヤー支持構造の対物レンズアクチュエータ
の分解斜視図、図10は図9の対物レンズアクチュエー
タの組立状態を示す斜視図であり、第3実施形態におい
て、図1に示す第1実施形態の構成と異なる点は、立上
げミラー9を、反射面がy軸方向外側に向くように90
度回転させ、さらに対物レンズ2の設置側の可動部材1
における端部を突出させ、この突出部1aに、入射する
光ビームを立上げミラー9の反射面へ偏向させるための
可動ミラー15が固着されている構成である。
【0027】したがって、第3実施形態では、図10に
示すように、光源から出射された光ビームLは、x軸方
向から可動ミラー15へ入射すると、可動ミラー15に
よりy軸方向へ偏向されて、立上げミラー9によってz
軸方向へ偏向され、対物レンズ2へ入射することにな
る。ここで、可動部材1がx軸方向へ平行に移動される
と、可動ミラー15から立上げミラー9へ向かう光ビー
ムLも平行に同量だけ移動するため、立上げミラー9か
ら対物レンズ2へ入射する光ビームLにおける光軸の位
置が対物レンズ2に対して一定となる。
【0028】ここで単に、トラッキングコイル4に電流
を流して可動部材1をトラッキング方向(x軸方向)に
駆動した場合、図3と同様に固定部材10が変形して、
図12(動作時の平面状態)に示す説明図のように、図
11(静止時の平面状態)に示す状態から可動部材1が
z軸周りに傾いてしまう。可動部材1がz軸周りに傾く
と、可動ミラー15から立上げミラー9へ向かう光ビー
ムLの光軸も傾いてしまい、対物レンズ2へ入射する光
ビームLの光軸がずれてしまうことになる。
【0029】そこで、第3実施形態では、図13(静止
時の平面状態),図14(動作時の平面状態)に示す説
明図のように、支持ワイヤー11a〜11dを平面(x
y面)においてハの字状に配置することにより、z軸周
りの傾きを防ぐようにしている。また第3実施形態で
は、図13,図14に示すように、上述した可動部材1
における支持部5のオフセットも合わせて実施してい
る。
【0030】第3実施形態のような可動部材/ミラー一
体構造では、支持ワイヤー11a〜11dが光ビームL
を妨げないようにする必要があるため、オフセット量を
多くすることはできない。したがって、支持ワイヤー1
1a〜11dを前記のようにハの字状に配列すること
は、より効果的である。
【0031】図15に第4実施形態における要部の斜視
図に示すように、第3実施形態の可動部材/ミラー一体
構造において、支持ワイヤー11a〜11dを、yz面
とxy面との両方において、それぞれハの字状に配置す
ることにより、z軸方向の変位による対物レンズ2の傾
きの防止と、x軸方向の変位による光軸ずれとを防止す
ることができる。
【0032】なお、本発明は、前記各実施形態として説
明した4本ワイヤー支持構造の対物レンズアクチュエー
タのみならず、可動部材を複数本の線材あるいは板材か
らなる可撓性支持部材を介して固定部材に支持させる構
造の装置にも適用することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
対物レンズが搭載されたレンズホルダなどの可動部材
を、複数の略平行に配置された可撓性支持部材によって
固定部材に連結してなる支持機構において、可動部材を
変位させた際に生じる固定部材の変形と、可撓性支持部
材間の間隔の設定とによって、可動部材の所定の移動方
向に対する傾きの発生をキャンセルすることができるた
め、可動部材を所定方向へ正確に平行移動させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を説明するための4本ワ
イヤー支持構造の対物レンズアクチュエータの分解斜視
【図2】4本ワイヤー支持構造における問題点の説明図
(剛性固定部材)
【図3】4本ワイヤー支持構造における問題点の説明図
(弾性固定部材)
【図4】本発明の第1実施形態における比較例の説明図
(静止状態)
【図5】本発明の第1実施形態における比較例の説明図
(動作状態)
【図6】本発明の第1実施形態における動作状態の説明
【図7】本発明の第2実施形態における比較例の説明図
【図8】本発明の第2実施形態の構成を説明する説明図
【図9】本発明の第3実施形態を説明するための4本ワ
イヤー支持構造の対物レンズアクチュエータの分解斜視
【図10】本発明の第3実施形態の対物レンズアクチュ
エータの組立状態を示す斜視図
【図11】本発明の第3実施形態における比較例の説明
図(静止時の平面状態)
【図12】本発明の第3実施形態における比較例の説明
図(動作時の平面状態)
【図13】本発明の第3実施形態における平面状態の説
明図(静止状態)
【図14】本発明の第3実施形態における平面状態の説
明図(動作状態)
【図15】本発明の第4実施形態を説明するための要部
の斜視図
【符号の説明】
1 可動部材 2 対物レンズ 3 フォーカシングコイル 4 トラッキングコイル 5 支持部 6 ベース部材 7 磁石 8 ヨーク部 9 立上げミラー 10 固定部材 11a〜11d 支持ワイヤー 12 固定立壁 15 可動ミラー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動部材を複数の略平行に配置された可
    撓性支持部材によって固定部材に連結してなる可動部材
    の支持機構において、 前記固定部材を弾性部材によって構成すると共に、前記
    可撓性支持部材間の間隔を前記可動部材側より前記固定
    部材側の方を広くすることによって、前記可動部材にお
    ける所定の移動方向に対して生じる傾きを抑制したこと
    を特徴とする可動部材の支持機構。
  2. 【請求項2】 前記可動部材を移動させる方向における
    前記可撓性支持部材間の間隔を前記可動部材側より前記
    固定部材側の方を広くしたことを特徴とする請求項1記
    載の可動部材の支持機構。
  3. 【請求項3】 線状または板状をなす前記可撓性支持部
    材の長手方向の前記固定部材における部位の剛性を低く
    設定したことを特徴とする請求項1または2記載の可動
    部材の支持機構。
  4. 【請求項4】 前記可動部材を移動させるための駆動力
    の作用点を、前記可撓性支持部材と前記可動部材とが連
    結する位置よりも前記固定部材側に設定したことを特徴
    とする請求項1,2または3記載の可動部材の支持機
    構。
  5. 【請求項5】 対物レンズが搭載された可動部材を複数
    の略平行に配置された可撓性支持部材によって固定部材
    に連結してなり、前記対物レンズを所定の方向へ移動さ
    せるため前記可動部材を駆動する対物レンズ駆動装置の
    支持機構において、 前記固定部材を弾性部材によって構成すると共に、前記
    可撓性支持部材間の間隔を前記可動部材側より前記固定
    部材側の方を広くすることによって、前記可動部材にお
    ける所定の移動方向に対して生じる傾きを抑制したこと
    を特徴とする対物レンズ駆動装置の支持機構。
  6. 【請求項6】 入射光を反射する第1ミラーと、この第
    1ミラーで反射された光を対物レンズの光軸方向へ反射
    して入射させる第2ミラーとが備えられ、前記第1ミラ
    ーと対物レンズとを搭載した可動部材を複数の略平行に
    配置された可撓性支持部材によって固定部材に連結して
    なり、前記対物レンズを所定の方向へ移動させるため前
    記可動部材を駆動する対物レンズ駆動装置の支持機構で
    あって、 前記固定部材を弾性部材によって構成すると共に、前記
    可撓性支持部材間の間隔を前記可動部材側より前記固定
    部材側の方を広くすることによって、前記可動部材にお
    ける所定の移動方向に対して生じる傾きを抑制したこと
    を特徴とする対物レンズ駆動装置の支持機構。
  7. 【請求項7】 前記対物レンズの光軸方向における前記
    可撓性支持部材間の間隔を前記可動部材側より前記固定
    部材側の方を広くしたことを特徴とする請求項5または
    6記載の対物レンズ駆動装置の支持機構。
  8. 【請求項8】 線状または板状をなす前記可撓性支持部
    材の長手方向の前記固定部材における部位の剛性を低く
    設定したことを特徴とする請求項5,6または7記載の
    対物レンズ駆動装置の支持機構。
  9. 【請求項9】 前記可動部材を移動させるための駆動力
    の作用点を、前記可撓性支持部材と前記可動部材とが連
    結する位置よりも前記固定部材側に設定したことを特徴
    とする請求項5,6,7または8記載の対物レンズ駆動
    装置の支持機構。
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US7287264B2 (en) 2002-06-06 2007-10-23 Ricoh Company, Ltd. Objective lens drive apparatus with objective lens portion movable along support member axial direction
WO2010086957A1 (ja) * 2009-01-27 2010-08-05 パイオニア株式会社 光学ピックアップ装置

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