JP2002015245A - データ記録装置の貸し出しサービス提供方法及びシステム - Google Patents

データ記録装置の貸し出しサービス提供方法及びシステム

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JP2002015245A
JP2002015245A JP2000194731A JP2000194731A JP2002015245A JP 2002015245 A JP2002015245 A JP 2002015245A JP 2000194731 A JP2000194731 A JP 2000194731A JP 2000194731 A JP2000194731 A JP 2000194731A JP 2002015245 A JP2002015245 A JP 2002015245A
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JP2000194731A
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Tetsuyuki Morita
哲之 森田
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Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はユーザがデータ記録装置を一時的に
借りる場合に借りたデータ記録装置を用いて記録したデ
ータのユーザ側への移動を容易にすることが可能なデー
タ記録装置の貸し出しサービス提供方法及びシステムを
提供することを目的とする。 【解決手段】 利用者の操作に従ってデータを生成し記
録するデータ記録装置を任意の利用者に一時的に貸し出
すためのデータ記録装置の貸し出しサービス提供方法で
あって、データ記録装置の貸し出しに関する管理情報を
記録し貸出先の利用者から入力される少なくとも1つの
配送先情報を前記管理情報に基づいて記録し貸し出され
たデータ記録装置によって生成されたデータと前記配送
先情報とを関連付け、前記データ記録装置によって生成
されたデータの少なくとも一部分を、前記配送先情報に
よって特定される宛先に向けて通信網を介して配送す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばディジタル
カメラやアプリケーションサーバのようなデータ記録装
置を任意の利用者に対して一時的に貸し出す場合に利用
可能なデータ記録装置の貸し出しサービス提供方法及び
システムに関する。ここで、データ記録装置とは、ロー
カルにデータを記録する装置全般を意味し、例えばディ
ジタルカメラや、映像記録装置、アプリケーションを利
用して処理されたデータをローカルのコンピュータ内に
記録するコンピュータなどに相当する。また、このデー
タ記録装置を利用してデータを記録する操作について
は、物理的にデータ記録装置と同じ場所で直接操作して
もよいし、物理的に離れた場所からネットワークを利用
して記録操作を行ってもよい。
【0002】
【従来の技術】例えば、ディジタルカメラを利用する場
合、撮影により得られるデータはディジタルカメラに内
蔵された記録媒体に記録される。記録媒体の記憶容量に
は限界があるので、後で印刷などに利用したいデータに
ついては何らかの記録媒体に転送して保存しておく必要
がある。
【0003】ディジタルカメラを所有しているユーザの
場合には、そのデータを保存するための記録媒体やプリ
ンタも所有している場合が多いので、データの保存に関
しては特に問題は生じない。しかしながら、ディジタル
カメラを所有しているユーザであっても、常にそれを所
持した状態で移動している訳ではないので、映像を記録
したいと考えた時に撮影ができない場合も多い。特に、
比較的大型のデータ記録装置(例えば高性能のビデオカ
メラ)を利用する場合には、持ち運びに不便であるため
常に持ち歩く訳にはいかない。
【0004】また、性能の良いデータ記録装置は高価で
あるため一部のマニア以外が所有するのは困難である。
そこで、ディジタルカメラのようなデータ記録装置を所
有していないユーザや、映像の記録が必要になったとき
にデータ記録装置を所持していないユーザは、必要に応
じてレンタルサービスを利用し、データ記録装置を一時
的に借り受けて撮影するのが望ましい。
【0005】レンタルサービスで借り受けたデータ記録
装置を用いて撮影した場合には、所定の期間内にデータ
記録装置を返却しなければならないので、返却後にも利
用したいデータを記録した場合には、データ記録装置を
返却する前に、あるいは返却する際にユーザが所持する
記録媒体に必要なデータをデータ記録装置から転送して
データをユーザ側に移動する必要がある。
【0006】ところで、現実のレンタルサービスでは、
機器の貸し出しのみを行っている。例えば、CDを貸し
出すレンタルショップではCDという物品のみの貸し出
しサービスを行っている。また、ディジタルカメラのよ
うにデータを記録可能な装置の貸出を行うレンタルショ
ップにおいても、その装置の貸し出しのみを行ってい
る。
【0007】また、コンピュータ上のアプリケーション
プログラムなどのサービスを貸し出すサービスプロバイ
ダ(ASP)の場合には、貸し出されたアプリケーショ
ンプログラムを用いてユーザが作成したデータは、サー
ビスプロバイダが所有するサーバ上に保存されるものが
多い。その場合、ユーザは作成したデータをユーザ自身
が所有するコンピュータ上でオフラインで利用すること
はできない。
【0008】一方、ネットワークを利用してデータを配
送するサービスとしては、例えば豊田通商株式会社が行
っている「e-parcel」が存在する。しかし、このサービ
スでは単にデータの配送だけを行っており、機器の貸し
出しは行っていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】例えば、ユーザがレン
タルサービスで借り受けたデータ記録装置を用いて撮影
した場合には、データ記録装置を返却する前あるいは返
却する際に、ユーザが所持するデータ記録媒体に必要な
データをデータ記録装置から転送してデータをユーザ側
に移動する必要がある。
【0010】しかしながら、データ記録媒体が高価であ
る場合には、ユーザがデータ記録媒体を所有するのが困
難であり、返却前にデータ記録装置のデータを移動でき
ない。また、ユーザがデータ記録媒体を購入し、それに
必要なデータを移動した場合であっても、データ記録媒
体に対してアクセス可能な装置(例えばパソコン)をユ
ーザが所有していない場合にはユーザがデータを利用す
ることはできない。
【0011】また、コンピュータを利用して情報の作成
や加工を行うユーザは、オフラインで動作するアプリケ
ーションプログラムと、オンラインのサービスプロバイ
ダが提供するアプリケーションプログラムとを組み合わ
せて情報を処理したいと考える場合もある。しかしなが
ら、サービスプロバイダが提供するアプリケーションプ
ログラムで生成したデータはサービスプロバイダ側のサ
ーバ上に保持され、ユーザ側のコンピュータに移動する
ことはできないので、そのデータをユーザ側のコンピュ
ータ上でオフラインのアプリケーションプログラムから
利用することはできない。
【0012】本発明は、ユーザがデータ記録装置を一時
的に借りる場合に、借りたデータ記録装置を用いて記録
したデータのユーザ側への移動を容易にすることが可能
なデータ記録装置の貸し出しサービス提供方法及びシス
テムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1は、利用者の操
作に従ってデータを生成し記録するデータ記録装置を任
意の利用者に一時的に貸し出すためのデータ記録装置の
貸し出しサービス提供方法であって、データ記録装置の
貸し出しに関する管理情報を記録し、貸出先の利用者か
ら入力される少なくとも1つの配送先情報を前記管理情
報に基づいて記録し、貸し出されたデータ記録装置によ
って生成されたデータと前記配送先情報とを関連付け、
前記データ記録装置によって生成されたデータの少なく
とも一部分を、前記配送先情報によって特定される宛先
に向けて通信網を介して配送することを特徴とする。
【0014】請求項1においては、データ記録装置を借
りた利用者は、そのデータ記録装置で記録したデータに
関する配送先を配送先情報として指定することができ
る。また、データ記録装置で記録したデータは、利用者
の指定した配送先情報によって特定される宛先に向けて
通信網を介して配送される。このため、例えば利用者が
外出先のアミューズメントパーク内でレンタルしたディ
ジタルカメラを用いて撮影を行った場合には、前記ディ
ジタルカメラで記録した映像のデータを利用者の指定し
た宛先に直接届けることができる。従って、利用者がデ
ィジタルカメラを返却する前に、データを利用者の携帯
するデータ記録媒体に移動する必要はなく、利用者がデ
ータ記録媒体を所有する必要もない。
【0015】データ記録装置の貸し出しの際には、貸出
先を特定するための情報が前記管理情報として保存され
る。貸し出しの際に、同時に貸出先を特定するための情
報を、貸出先と貸し出しサービス提供者との間で共有す
るため、セキュアに前記共有を行うことができる。ま
た、前記管理情報を利用することにより、配送先情報に
ついてもセキュアに共有することができる。
【0016】前記管理情報としては、例えば貸し出しを
管理する装置が発行するID,利用者のパスワード,公
開鍵及び秘密鍵のいずれか一方,利用者の指紋データに
代表される生体情報、あるいはこれらの組み合わせを利
用することができる。前記配送先情報としては、配送先
を決定するための情報だけでなく、配送先を認証するた
めの情報を持つこともできる。例えば、IPアドレスと
メールアドレス、及び貸出先を管理する装置が発行する
ID、利用者のパスワード,公開鍵及び秘密鍵のいずれ
か一方、利用者の指紋データに代表される生体情報、あ
るいはこれらの組み合わせを利用できる。
【0017】請求項2は、請求項1のデータ記録装置の
貸し出しサービス提供方法において、保存された前記管
理情報に基づいて、任意の端末から通信網を介して入力
される情報を前記配送先情報として受け付けることを特
徴とする。請求項2においては、任意の端末から通信網
を介して入力される情報を前記配送先情報として受け付
けることができる。従って、利用者はデータ記録装置の
貸し出しや返却と同時に配送先情報を指定する必要はな
く、利用者は自分の都合に合わせて自宅の端末や会社の
端末などを利用して任意の時間に配送先を指定すること
ができる。
【0018】データ記録装置の貸し出しの際には、貸出
先を特定するための情報が前記管理情報として保存され
る。この管理情報を用いることにより、任意の端末から
通信網を介して入力される情報について利用者の認証を
行うことができる。前記管理情報としては、例えば貸し
出しを管理する装置が発行するID,利用者のパスワー
ド,公開鍵及び秘密鍵のいずれか一方,利用者の指紋デ
ータに代表される生体情報、あるいはこれらの組み合わ
せを利用することができる。
【0019】請求項3は、請求項1のデータ記録装置の
貸し出しサービス提供方法において、記録された配送先
情報に対応する端末に対して、配送すべきデータの存在
を通信網を介して通知し、任意の端末から通信網を介し
て配送要求が入力された場合に、前記配送要求を保存さ
れた前記管理情報もしくは配送先情報に基づいて認証
し、前記配送要求の認証に成功した場合には、前記端末
に対して前記データを配送することを特徴とする。
【0020】請求項3においては、利用者あるいはそれ
以外の配送先の受取人が、自分の都合に合わせて、任意
の時間に自宅の端末や会社の端末を利用して、データを
受け取ることができる。しかも、配送先に対しては配送
すべきデータの存在が通信網を介して(例えば電子メー
ルにより)通知されるので、配送先を指定した利用者と
異なる人(例えば利用者の友人)に対してもデータを配
送することができる。
【0021】また、データ記録装置の貸し出しとデータ
の配送とを完全に分離することができる。例えば、サー
ビスプロバイダの提供するアプリケーションプログラム
のサービスを一時的に利用する場合には、アプリケーシ
ョンプログラムの利用と、それによって作成されたデー
タの配送とがネットワーク上で連続しないことが望まれ
る場合がある。
【0022】すなわち、アプリケーションプログラムを
利用する場合には低速のネットワークを介して接続され
た端末を利用するのが望ましく、作成されたデータを配
送する場合には高速のネットワークを利用して大量のデ
ータを短時間で転送するのが望ましい場合がある。ま
た、アプリケーションプログラムを利用する場合にはイ
ンターネットのように接続が容易なネットワークを利用
するのが望ましく、作成された重要なデータを配送する
場合には安全なクローズドネットワークを利用するのが
望ましい場合がある。
【0023】また、データを即時配送するよりも一週間
後にまとめて配送するのが望ましい場合もある。請求項
3ではデータ記録装置の貸し出しとデータの配送とを分
離することができるので、上記のような利用者の様々な
要求に対応できる。請求項4は、請求項1のデータ記録
装置の貸し出しサービス提供方法において、前記管理情
報として、データ記録装置の貸し出しの度に生成される
貸し出し識別情報と、貸出先の利用者を特定するための
利用者識別情報とを記録することを特徴とする。
【0024】請求項4においては、貸し出し識別情報と
利用者識別情報とを前記管理情報として保持するので、
貸し出し識別情報及び利用者識別情報の両方を用いて利
用者の認証をより確実に行うことができる。例えば、利
用者以外の不正なアクセスによって貸し出し識別情報及
び利用者識別情報の一方が一致した場合でも、そのアク
セスを拒否することができるので安全性が高い。
【0025】請求項5は、請求項1のデータ記録装置の
貸し出しサービス提供方法において、前記データを配送
する前に、当該データのフォーマットを宛先が必要とす
る仕様に従って変換することを特徴とする。請求項5に
おいては、配送先が所有する機器やソフトウェアで利用
可能なデータフォーマットに合うようにデータを変換し
てからデータを配送することができる。従って、データ
の配送元が扱う機器の種類と配送先が所有する機器の種
類とが異なる場合であっても、配送先では配送されたデ
ータを扱うことができる。
【0026】請求項6は、請求項1のデータ記録装置の
貸し出しサービス提供方法において、音声や映像を記録
する装置を前記データ記録装置として貸し出した後でそ
れが返却された場合には、前記データ記録装置によって
記録されたデータを前記管理情報に対応付けて所定の蓄
積装置に保存することを特徴とする。請求項6において
は、返却されたデータ記録装置によって記録されたデー
タが蓄積装置に保存されるので、蓄積装置に保存された
データを読み出して自動的に配送することができる。ま
た、ディジタルカメラのようなデータ記録装置を貸し出
す場合に、データの配送前であっても同じデータ記録装
置を繰り返し貸し出すことができる。
【0027】請求項7は、請求項1のデータ記録装置の
貸し出しサービス提供方法において、データの作成や処
理を実行するアプリケーションプログラムのサービスを
通信網を介して提供するアプリケーションサーバを前記
データ記録装置として貸し出すことを特徴とする。
【0028】請求項7においては、利用者がオンライン
の操作でサービス提供業者のアプリケーションサーバ上
に作成したデータを、利用者が指定する配送先に配送す
ることができるので、そのデータをオフラインでも利用
することができる。請求項8は、利用者の操作に従って
データを生成し記録するデータ記録装置を任意の利用者
に一時的に貸し出すためのデータ記録装置の貸し出しサ
ービス提供システムであって、データ記録装置の貸し出
しに関する管理情報を記録する貸し出し管理手段と、貸
出先の利用者から入力される少なくとも1つの配送先情
報を前記管理情報に基づいて記録する配送先記録手段
と、貸し出されたデータ記録装置によって生成されたデ
ータと前記配送先情報とを関連付ける配送先管理手段
と、前記データ記録装置によって生成されたデータの少
なくとも一部分を、前記配送先情報によって特定される
宛先に向けて通信網を介して配送するデータ配送手段と
を設けたことを特徴とする。
【0029】請求項8においては、請求項1と同様に、
利用者がデータ記録装置を返却する前に、データを利用
者の携帯するデータ記録媒体に移動する必要はなく、利
用者がデータ記録媒体を所有する必要もない。請求項9
は、請求項8のデータ記録装置の貸し出しサービス提供
システムにおいて、前記配送先記録手段は、保存された
前記管理情報に基づいて任意の端末から通信網を介して
入力される情報を前記配送先情報として受け付けること
を特徴とする。
【0030】請求項9においては、請求項2と同様に、
任意の端末から通信網を介して入力される情報を前記配
送先情報として受け付けることができる。従って、利用
者はデータ記録装置の貸し出しや返却と同時に配送先情
報を指定する必要はなく、利用者は自分の都合に合わせ
て自宅の端末や会社の端末などを利用して任意の時間に
配送先を指定することができる。
【0031】請求項10は、請求項8のデータ記録装置
の貸し出しサービス提供システムにおいて、記録された
配送先情報に対応する端末に対して、配送すべきデータ
の存在を通信網を介して通知する配送通知手段を設ける
とともに、前記データ配送手段は、任意の端末から通信
網を介して配送要求が入力された場合に前記配送要求を
保存された前記管理情報もしくは配送先情報に基づいて
認証し、前記認証に成功した場合には前記端末に対して
前記データを配送することを特徴とする。
【0032】請求項10においては、請求項3と同様
に、利用者あるいはそれ以外の配送先の受取人が、自分
の都合に合わせて、任意の時間に自宅の端末や会社の端
末を利用して、データを受け取ることができる。請求項
11は、請求項8のデータ記録装置の貸し出しサービス
提供システムにおいて、前記貸し出し管理手段が、管理
情報としてデータ記録装置の貸し出しの度に生成される
貸し出し識別情報と、貸出先の利用者を特定するための
利用者識別情報とを記録することを特徴とする。
【0033】請求項11においては、請求項4と同様
に、貸し出し識別情報と利用者識別情報とを前記管理情
報として保持するので、貸し出し識別情報及び利用者識
別情報の両方を用いて利用者の認証をより確実に行うこ
とができる。例えば、利用者以外の不正なアクセスによ
って貸し出し識別情報及び利用者識別情報の一方が一致
した場合でも、そのアクセスを拒否することができるの
で安全性が高い。
【0034】請求項12は、請求項8のデータ記録装置
の貸し出しサービス提供システムにおいて、前記データ
配送手段がデータを配送する前に、当該データのフォー
マットを宛先が必要とする仕様に従って変換するデータ
フォーマット変換手段を設けたことを特徴とする。請求
項12においては、請求項5と同様に、データの配送元
が扱う機器の種類と配送先が所有する機器の種類とが異
なる場合であっても、配送先では配送されたデータを扱
うことができる。
【0035】請求項13は、請求項8のデータ記録装置
の貸し出しサービス提供システムにおいて、音声や映像
を記録する装置を前記データ記録装置として貸し出した
後でそれが返却された場合には、前記データ記録装置に
よって記録されたデータを前記管理情報に対応付けて所
定の蓄積装置に保存するデータ保存手段を設けたことを
特徴とする。
【0036】請求項13においては、請求項6と同様
に、返却されたデータ記録装置によって記録されたデー
タが蓄積装置に保存されるので、蓄積装置に保存された
データを読み出して自動的に配送することができる。ま
た、ディジタルカメラのようなデータ記録装置を貸し出
す場合に、データの配送前であっても同じデータ記録装
置を繰り返し貸し出すことができる。
【0037】請求項14は、請求項8のデータ記録装置
の貸し出しサービス提供システムにおいて、データの作
成や処理を実行するアプリケーションプログラムのサー
ビスを通信網を介して提供するアプリケーションサーバ
を貸し出し対象の前記データ記録装置として管理するこ
とを特徴とする。請求項14においては、請求項7と同
様に、利用者がオンラインの操作でサービス提供業者の
アプリケーションサーバ上に作成したデータを、利用者
が指定する配送先に配送することができるので、そのデ
ータをオフラインでも利用することができる。
【0038】請求項15は、請求項8のデータ記録装置
の貸し出しサービス提供システムにおいて、前記データ
配送手段をインターネット網に接続したことを特徴とす
る。請求項15においては、配送されるデータをインタ
ーネット網に接続された任意の端末で受け取ることがで
きる。
【0039】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明のデ
ータ記録装置の貸し出しサービス提供方法及びシステム
の1つの実施の形態について図1〜図4を参照して説明
する。この形態は、請求項1〜請求項6,請求項8〜請
求項13及び請求項15に対応する。
【0040】図1はこの形態のシステムの構成例を示す
ブロック図である。図2は貸し出し管理処理を示すフロ
ーチャートである。図3は配送管理処理を示すフローチ
ャートである。図4はデータベースで管理する情報の構
成例を示す模式図である。この形態では、請求項8の貸
し出し管理手段はステップS12,S13に対応し、配
送先記録手段はステップS22,S23に対応し、配送
先管理手段はステップS15に対応し、データ配送手段
はステップS25〜S31に対応する。
【0041】また、請求項10の配送通知手段はステッ
プS25に対応する。請求項11の貸し出し識別情報は
ID−iに対応し、利用者識別情報はID−a,PW−
aに対応する。請求項12のデータフォーマット変換手
段はステップS30に対応する。請求項13のデータ保
存手段はステップS15に対応する。図1の例では、本
発明のデータ記録装置の貸し出しサービス提供システム
をアミューズメントパーク内に設置した場合を想定して
いる。このシステムには、貸し出し管理装置10,配送
管理装置20,データベース30,クライアント端末4
0及び貸し出し対象物50が備わっている。
【0042】この例では、アミューズメントパークに入
場した利用者に対して一時的に貸し出される貸し出し対
象物50としてディジタルビデオ装置(記録装置)52
及びビデオテープ51を想定しているが、他の機器(例
えばディジタルカメラ)を貸し出すこともできる。貸し
出し対象物50の貸し出し及び返却の際には、貸し出し
管理装置10に接続されたクライアント端末40を利用
して、貸し出しに関する管理情報を入力する。入力され
た管理情報は、貸し出し管理装置10を介してデータベ
ース30に記録される。なお、この明細書では貸し出し
対象物50を借りる人を利用者と呼ぶことにする。
【0043】また、利用者が借りたディジタルビデオ装
置52でビデオテープ51に記録した映像や音声などの
データは、返却の際にビデオテープ51から読み出さ
れ、貸し出し管理装置10を介してデータベース30に
記録される。配送管理装置20は、データベース30に
記録された各利用者のデータの配送を管理する。配送管
理装置20はインターネット網60に接続されているの
で、インターネット網60に接続可能な様々なコンピュ
ータ70,80に対してデータを配送することができ
る。
【0044】データの配送先の指定については、貸し出
し対象物50の返却の際に行うことも可能であるが、利
用者自身が任意のコンピュータ70,80を用いて都合
の良いときに行うことができる。実際の配送先について
は、利用者の自宅のコンピュータ70を指定することも
できるし、利用者の友人のコンピュータ80を指定する
こともできるし、両方にデータを配送することもでき
る。
【0045】図1の貸し出し管理装置10は、図2に示
す貸し出し管理処理を実行する。図2の処理の内容につ
いて以下に説明する。任意の利用者に対して新たにディ
ジタルビデオ装置52及びビデオテープ51を貸し出す
場合には、クライアント端末40を操作して貸し出し管
理装置10に貸し出し要求を入力する。
【0046】貸し出し要求が発生すると、貸し出し管理
装置10の処理はステップS11からS12に進む。ス
テップS12では、新たな貸し出し識別番号(ID−
i)を生成する。この貸し出し識別番号(ID−i)
は、データベース30に記録される。次のステップS1
3では、貸出先の利用者を特定するための情報を利用者
識別情報として入力する。この例では、利用者識別情報
として利用者識別番号(ID−a)及びパスワード(P
W−a)を使用する。これらの利用者識別情報は利用者
自身が入力する。ステップS13の利用者識別情報は、
貸し出し識別番号(ID−i)に対応付けてデータベー
ス30に記録される。
【0047】ディジタルビデオ装置52及びビデオテー
プ51を利用者が業者に返却する場合には、クライアン
ト端末40を操作して貸し出し管理装置10に返却要求
を入力する。返却要求が発生すると、貸し出し管理装置
10の処理はステップS14からS15に進む。ステッ
プS15では、利用者から返却されたビデオテープ51
からそれに記録された映像などのデータを読み取る。そ
して、このデータをデータベース30に保存する。保存
するデータは、貸し出しの際に発行した貸し出し識別番
号(ID−i)と対応付けた状態でデータベース30に
記録される。
【0048】ステップS16では、1つの貸し出しに関
する管理情報(ID−i,ID−a,PW−a)をクラ
イアント端末40に送出する。これにより、利用者は管
理情報(ID−i,ID−a,PW−a)を画面などで
確認し覚えておくことができる。勿論、画面に出力する
代わりにプリンタで紙に記録して利用者に渡してもよ
い。データベース30には、貸し出し対象物50の貸し
出しの度に、図4に示すような貸し出し識別番号(ID
−i),利用者識別情報(ID−a,PW−a),配送
先情報及び映像等のデータが互いに関連付けた状態で蓄
積される。
【0049】配送先情報については、1組に限らず貸し
出し毎に必要な数だけ管理できる。各々の配送先情報と
しては、配送先のコンピュータを特定するためのIPア
ドレスと、配送先の受取人に対応するメールアドレス
と、配送先の受取人のパスワード(PW−b)とが記録
される。映像等のデータはバイナリ形式のデータとして
保存される。
【0050】但し、データの配送先を特定するための配
送先情報については、貸し出しや返却の際に指定する必
要はなく、利用者が自宅のコンピュータ70等を利用し
て都合の良いときに指定することができる。この場合の
配送先の指定は、図3に示す処理によって受け付けられ
る。図3の配送管理処理は、図1に示す配送管理装置2
0によって実行される。図3の配送管理処理の内容につ
いて、以下に説明する。
【0051】利用者は、例えばインターネット網60に
接続可能な自宅のコンピュータ70を利用して、データ
ベース30に保存されたデータに関する配送先の指定を
行うことができる。この場合、インターネット網60を
介してコンピュータ70から配送管理装置20に対して
配送先の指定要求を入力すると、配送管理装置20の処
理はステップS21からS22に進む。
【0052】ステップS22では、利用者のコンピュー
タ70から入力される貸し出し識別番号(ID−i)及
び利用者識別情報(ID−a,PW−a)を、データベ
ース30に登録されている情報(ID−i,ID−a,
PW−a)と比較する。すなわち、配送先の指定要求を
入力した人が予め登録された利用者本人と一致するか否
かの認証を行う。認証に成功した場合にはステップS2
2からS23に進むが、認証できない場合には配送先の
指定を受け付けない。
【0053】ステップS23では、配送先を特定するた
めの情報を利用者のコンピュータ70から入力する。具
体的には、配送先のコンピュータ(70,80)に割り
当てられたIP(Internet Protocol)アドレス,配送
先の受取人のメールアドレス及び配送先の受取人に割り
当てたパスワード(PW−b)を入力する。なお、ここ
で配送先として複数の受取人を指定することができる。
例えば、利用者自身の他に、利用者の友人に関する情報
を配送先として入力すれば、利用者の友人にもデータを
配送することができる。
【0054】ステップS23で入力された配送先の情報
は、貸し出し識別番号(ID−i)に対応付けてデータ
ベース30上に保存される。ステップS24では、配送
先の指定が完了したことを利用者が操作しているコンピ
ュータ70に対して通知する。次のステップS25で
は、ステップS23で指定された各々の配送先のメール
アドレスに対して、配送案内をメールで自動的に送信す
る。このメールでは、配送管理装置20に配送可能なデ
ータが存在することを通知する。このメールには、必要
に応じて配送管理装置20のアドレスや、データを作成
した利用者のメールアドレスや、貸し出し識別番号(I
D−i)や配送先のパスワード(PW−b)の情報を含
めてもよい。
【0055】一方、配送先の人(例えば利用者の友人)
がステップS25の配送案内メールを受け取った場合に
は、その人は自宅のコンピュータ(80)を利用してイ
ンターネット網60から配送管理装置20にアクセス
し、データ転送を要求する。配送管理装置20にデータ
転送の要求が入力された場合、配送管理装置20の処理
はステップS26からS27に進む。
【0056】ステップS27では、配送管理装置20は
データ転送を要求したコンピュータ(80)に関する認
証を行う。すなわち、当該コンピュータのIPアドレス
をネットワークから割り出して特定するとともに、貸し
出し識別番号(ID−i)及び配送先のパスワード(P
W−b)をコンピュータ(80)から入力し、データベ
ース30に保存されている情報と比較する。IPアドレ
スの比較により、コンピュータが正規の配送先であるか
を認証でき、パスワードの比較により受信者が正規の受
取人であるかを認証できる。
【0057】認証に成功した場合にはステップS27か
らS28に進み、認証できない場合にはデータ転送の要
求を拒否する。ステップS28では、ステップS27で
コンピュータ(80)から入力された貸し出し識別番号
(ID−i)に対応付けられた映像等のデータをデータ
ベース30から入力する。
【0058】図3の例では、配送されるデータのフォー
マットを受取人が指定することができる。すなわち、映
像などのデータには様々なフォーマットが存在するた
め、データベース30に保存されたデータのフォーマッ
トと受取人が利用するアプリケーションプログラムある
いは再生機器が再生できるデータのフォーマットとが一
致しない場合がある。
【0059】そこで、この例では受取人が希望するデー
タのフォーマット(例えば「mpeg2」)をデータ転送の
要求の際に指定する。配送管理装置20は、受取人のコ
ンピュータ(80)から入力されるフォーマットの情報
をステップS29で受け付ける。そして、そのフォーマ
ットと一致するようにステップS28で入力されたデー
タのフォーマットをステップS30で変換する。
【0060】ステップS31では、フォーマット変換後
の(例えば「mpeg2」形式の)データを配送先のコンピ
ュータ(80)に対して送出する。なお、インターネッ
ト網60等を介して配送管理装置20と任意のコンピュ
ータ(70,80)との間で行う通信については、配送
管理装置20の処理はHTTP(Hyper Text Transfer P
rotocol)サーバを用いて実現できるし、コンピュータ側
の処理はWebブラウザを用いて実現することができ
る。
【0061】なお、図1に示す貸し出し管理装置10,
配送管理装置20,データベース30及びクライアント
端末40については、単一のコンピュータのハードウェ
ア上に全ての機能を搭載することもできるし、複数のコ
ンピュータに機能を分散するように構成することもでき
る。但し、複数のコンピュータに機能を分散してシステ
ムを構成する場合には、安全性の高いシステムを実現す
るために、複数のコンピュータが互いに認証できるよう
に構成するのが望ましい。
【0062】また、配送先を指定するために利用するコ
ンピュータ(70)と、実際にデータの配送を要求する
ために利用するコンピュータ(80)とは同一の端末で
あってもよいし互いに異なる端末であってもよく、利用
者の入力する情報により必要に応じて変更することがで
きる。なお、配送先指定要求やデータ転送要求の際に本
人を認証するための情報としては、公開鍵秘密鍵ペアの
いずれか一方、あるいは指紋データに代表される生体情
報等を用いてもよいし、複数種類の認証情報を組み合わ
せて利用すればより確実な認証が可能になる。
【0063】また、データ配送の管理のために更なる情
報を付加してもよい。例えば、配送日時の指定を可能に
すれば、指定した日時にデータを配送できる。なお、上
記の形態では配送先のコンピュータが配送管理装置20
にアクセスしてデータの配送を受けるように制御してい
るが、例えば電子メールのような形態で配送管理装置2
0から一方的に配送先にデータを配送することも可能で
ある。
【0064】(第2の実施の形態)本発明のデータ記録
装置の貸し出しサービス提供方法及びシステムのもう1
つの実施の形態について、図5を参照して説明する。こ
の形態は、請求項7及び請求項14に対応する。図5は
この形態のシステムの構成例を示すブロック図である。
この形態は第1の実施の形態の変形例であり、貸し出し
及びデータ配送の管理については第1の実施の形態と基
本的に同一である。
【0065】但し、この形態の貸し出し対象55は図5
に示すように所定のアプリケーションプログラムを搭載
したサーバコンピュータ56やハードディスク57であ
る。例えば、3D画像を作成するためのアプリケーショ
ンプログラムをサーバコンピュータ56上に搭載してお
き、サーバコンピュータ56とオンラインで接続された
コンピュータがサーバコンピュータ56上のアプリケー
ションプログラムを利用する。
【0066】図5の例では、レンタルショップ内に設置
されたクライアント端末40が専用線網90を介してサ
ーバコンピュータ56と接続されているので、利用者は
そのレンタルショップ内でクライアント端末40を操作
して、サーバコンピュータ56上に存在するアプリケー
ションプログラムを一時的に借りて使用することができ
る。
【0067】但し、サーバコンピュータ56上に存在す
るアプリケーションプログラムを利用して作成されるデ
ータは、通常はサーバコンピュータ56上もしくはハー
ドディスク57上に保持されるため、オフラインで利用
することはできない。そこで、図5の例では貸し出し対
象55の貸し出しを管理する貸し出し管理装置10が返
却の際にサーバコンピュータ56上のデータを管理情報
と対応付けてデータベース30上に転送し、配送管理装
置20でデータを配送できるように制御する。
【0068】返却の際には、例えばクライアント端末4
0から一時利用の終了要求を貸し出し管理装置10に入
力すればよい。貸し出し対象55が異なる以外は、貸し
出し管理装置10の動作は図2と同一である。この例で
は、図2のステップS15でサーバコンピュータ56上
のデータをデータベース30に転送する。
【0069】また、配送管理装置20の動作についても
図3と同一である。例えば、利用者の自宅のコンピュー
タ70を用いて配送先を指定することができるし、利用
者の友人を配送先に指定すれば、友人のコンピュータ8
0からの要求によりデータベース30上のデータをダウ
ンロードすることができる。なお、貸し出しを管理する
装置(10,20,30),クライアント端末40及び
貸し出し対象55は、互いに通信が可能な状態であれば
よいので、これらを1つのレンタルショップ内に設置す
る必要はなく、互いに異なる場所に設置してもよい。
【0070】また、サーバコンピュータ56の一時利用
については、ある時点で一人の利用者のみが独占的にサ
ーバコンピュータ56を利用するように制御する必要は
ない。例えば、サーバコンピュータ56に複数のクライ
アント端末40を接続し、1台のサーバコンピュータ5
6の処理を時分割で複数の利用者に割り当てれば、複数
の利用者がサーバコンピュータ56を共有し、同時にサ
ーバコンピュータ56を一時利用することができる。
【0071】なお、サーバコンピュータ56のオンライ
ンサービスを利用する場合にサーバコンピュータ56と
接続するために用いるネットワークや、データベース3
0上のデータの配送先を指定する場合に用いるネットワ
ークや、データベース30上のデータを指定された配送
先に配送する場合に用いるネットワークについては、ビ
ジネスモデルの種類や利用者及びサービス提供業者の必
要性に応じて様々な種類のネットワークを選択すればよ
い。
【0072】例えば、サーバコンピュータ56の一時利
用に用いるネットワークとしては、安価で容易に利用で
きるインターネットを利用し、データの配送には高速で
セキュアな専用線のネットワークを用いることが考えら
れる。また、ネットワークとしてインターネット以外の
ISDN網,DSL網,専用線などの広帯域ネットワー
クを用いることによって、高速配送を行うことが可能で
ある。更に、電話網,ISDN網,専用線,バーチャル
プライベートネットワーク網のようなクローズドネット
ワークを用いる場合には、よりセキュアなデータ配送が
可能になる。
【0073】また、インターネットなどのオープンなネ
ットワーク上にデータ蓄積用のサーバを配置し、このデ
ータ蓄積用のサーバと接続するもう1つのネットワーク
として広帯域あるいはセキュアなネットワークを利用す
ることで、接続性と高速性と安全性とのバランスを考慮
したデータ配送を行うことも可能である。なお、配送管
理装置20で配送するデータとしては、様々な種類のも
のを扱うことができ、例えば電子商取引(エレクトリッ
クコマース:EC)を行うための商取引のデータを扱う
ようにしてもよい。
【0074】
【発明の効果】以上の通り、本発明によればデータを記
録する装置あるいはサービスの貸し出しとデータの配送
とを統一的に管理しているので、様々な効果が期待でき
る。例えば、ディジタルカメラやビデオカメラの貸し出
しを受ける利用者は、撮影したデータを持ち帰るために
特別な記録媒体を持ち歩く必要がなく、高価な記録媒体
を購入する必要がない。また、サーバコンピュータの貸
し出しを受ける場合には、作成したデータを自分のコン
ピュータに移動してオフラインのアプリケーションで利
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のシステムの構成例を示すブ
ロック図である。
【図2】貸し出し管理処理を示すフローチャートであ
る。
【図3】配送管理処理を示すフローチャートである。
【図4】データベースで管理する情報の構成例を示す模
式図である。
【図5】第2の実施の形態のシステムの構成例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
10 貸し出し管理装置 20 配送管理装置 30 データベース 40 クライアント端末 50 貸し出し対象物 51 ビデオテープ 52 ディジタルビデオ装置 55 貸し出し対象 56 サーバコンピュータ 57 ハードディスク 60 インターネット網 70,80 コンピュータ 90 専用線網

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の操作に従ってデータを生成し記
    録するデータ記録装置を任意の利用者に一時的に貸し出
    すためのデータ記録装置の貸し出しサービス提供方法で
    あって、 データ記録装置の貸し出しに関する管理情報を記録し、 貸出先の利用者から入力される少なくとも1つの配送先
    情報を前記管理情報に基づいて記録し、 貸し出されたデータ記録装置によって生成されたデータ
    と前記配送先情報とを関連付け、 前記データ記録装置によって生成されたデータの少なく
    とも一部分を、前記配送先情報によって特定される宛先
    に向けて通信網を介して配送することを特徴とするデー
    タ記録装置の貸し出しサービス提供方法。
  2. 【請求項2】 請求項1のデータ記録装置の貸し出しサ
    ービス提供方法において、保存された前記管理情報に基
    づいて、任意の端末から通信網を介して入力される情報
    を前記配送先情報として受け付けることを特徴とするデ
    ータ記録装置の貸し出しサービス提供方法。
  3. 【請求項3】 請求項1のデータ記録装置の貸し出しサ
    ービス提供方法において、 記録された配送先情報に対応する端末に対して、配送す
    べきデータの存在を通信網を介して通知し、 任意の端末から通信網を介して配送要求が入力された場
    合に、前記配送要求を保存された前記管理情報もしくは
    配送先情報に基づいて認証し、 前記配送要求の認証に成功した場合には、前記端末に対
    して前記データを配送することを特徴とするデータ記録
    装置の貸し出しサービス提供方法。
  4. 【請求項4】 請求項1のデータ記録装置の貸し出しサ
    ービス提供方法において、前記管理情報として、データ
    記録装置の貸し出しの度に生成される貸し出し識別情報
    と、貸出先の利用者を特定するための利用者識別情報と
    を記録することを特徴とするデータ記録装置の貸し出し
    サービス提供方法。
  5. 【請求項5】 請求項1のデータ記録装置の貸し出しサ
    ービス提供方法において、前記データを配送する前に、
    当該データのフォーマットを宛先が必要とする仕様に従
    って変換することを特徴とするデータ記録装置の貸し出
    しサービス提供方法。
  6. 【請求項6】 請求項1のデータ記録装置の貸し出しサ
    ービス提供方法において、音声や映像を記録する装置を
    前記データ記録装置として貸し出した後でそれが返却さ
    れた場合には、前記データ記録装置によって記録された
    データを前記管理情報に対応付けて所定の蓄積装置に保
    存することを特徴とするデータ記録装置の貸し出しサー
    ビス提供方法。
  7. 【請求項7】 請求項1のデータ記録装置の貸し出しサ
    ービス提供方法において、データの作成や処理を実行す
    るアプリケーションプログラムのサービスを通信網を介
    して提供するアプリケーションサーバを前記データ記録
    装置として貸し出すことを特徴とするデータ記録装置の
    貸し出しサービス提供方法。
  8. 【請求項8】 利用者の操作に従ってデータを生成し記
    録するデータ記録装置を任意の利用者に一時的に貸し出
    すためのデータ記録装置の貸し出しサービス提供システ
    ムであって、 データ記録装置の貸し出しに関する管理情報を記録する
    貸し出し管理手段と、 貸出先の利用者から入力される少なくとも1つの配送先
    情報を前記管理情報に基づいて記録する配送先記録手段
    と、 貸し出されたデータ記録装置によって生成されたデータ
    と前記配送先情報とを関連付ける配送先管理手段と、 前記データ記録装置によって生成されたデータの少なく
    とも一部分を、前記配送先情報によって特定される宛先
    に向けて通信網を介して配送するデータ配送手段とを設
    けたことを特徴とするデータ記録装置の貸し出しサービ
    ス提供システム。
  9. 【請求項9】 請求項8のデータ記録装置の貸し出しサ
    ービス提供システムにおいて、前記配送先記録手段は、
    保存された前記管理情報に基づいて任意の端末から通信
    網を介して入力される情報を前記配送先情報として受け
    付けることを特徴とするデータ記録装置の貸し出しサー
    ビス提供システム。
  10. 【請求項10】 請求項8のデータ記録装置の貸し出し
    サービス提供システムにおいて、 記録された配送先情報に対応する端末に対して、配送す
    べきデータの存在を通信網を介して通知する配送通知手
    段を設けるとともに、 前記データ配送手段は、任意の端末から通信網を介して
    配送要求が入力された場合に前記配送要求を保存された
    前記管理情報もしくは配送先情報に基づいて認証し、前
    記認証に成功した場合には前記端末に対して前記データ
    を配送することを特徴とするデータ記録装置の貸し出し
    サービス提供システム。
  11. 【請求項11】 請求項8のデータ記録装置の貸し出し
    サービス提供システムにおいて、前記貸し出し管理手段
    が、管理情報としてデータ記録装置の貸し出しの度に生
    成される貸し出し識別情報と、貸出先の利用者を特定す
    るための利用者識別情報とを記録することを特徴とする
    データ記録装置の貸し出しサービス提供システム。
  12. 【請求項12】 請求項8のデータ記録装置の貸し出し
    サービス提供システムにおいて、前記データ配送手段が
    データを配送する前に、当該データのフォーマットを宛
    先が必要とする仕様に従って変換するデータフォーマッ
    ト変換手段を設けたことを特徴とするデータ記録装置の
    貸し出しサービス提供システム。
  13. 【請求項13】 請求項8のデータ記録装置の貸し出し
    サービス提供システムにおいて、音声や映像を記録する
    装置を前記データ記録装置として貸し出した後でそれが
    返却された場合には、前記データ記録装置によって記録
    されたデータを前記管理情報に対応付けて所定の蓄積装
    置に保存するデータ保存手段を設けたことを特徴とする
    データ記録装置の貸し出しサービス提供システム。
  14. 【請求項14】 請求項8のデータ記録装置の貸し出し
    サービス提供システムにおいて、データの作成や処理を
    実行するアプリケーションプログラムのサービスを通信
    網を介して提供するアプリケーションサーバを貸し出し
    対象の前記データ記録装置として管理することを特徴と
    するデータ記録装置の貸し出しサービス提供システム。
  15. 【請求項15】 請求項8のデータ記録装置の貸し出し
    サービス提供システムにおいて、前記データ配送手段を
    インターネット網に接続したことを特徴とするデータ記
    録装置の貸し出しサービス提供システム。
JP2000194731A 2000-06-28 2000-06-28 データ記録装置の貸し出しサービス提供方法及びシステム Pending JP2002015245A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014050159A1 (ja) 2012-09-28 2014-04-03 株式会社 東芝 情報処理装置、データ返却方法およびプログラム

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