JP2002015135A - 有価証券取引用文書閲覧サーバ、有価証券取引装置および方法 - Google Patents

有価証券取引用文書閲覧サーバ、有価証券取引装置および方法

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JP2002015135A
JP2002015135A JP2000197696A JP2000197696A JP2002015135A JP 2002015135 A JP2002015135 A JP 2002015135A JP 2000197696 A JP2000197696 A JP 2000197696A JP 2000197696 A JP2000197696 A JP 2000197696A JP 2002015135 A JP2002015135 A JP 2002015135A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 注文者が約定内容を確認したことを証券会社
が知ることができるようにする。 【解決手段】 取引センタ10のメール送信クライアン
ト105が約定通知メールを注文者のメール・ウェブ閲
覧機能付き携帯電話機20に送信する。注文者は認証を
行なったのちウェブサーバ101に約定照会ウェブペー
ジの閲覧を要求し、ウェブページの約定確認通知用のオ
プションを選択し、これにより確認処理プログラム12
0のURLおよび取引番号をウェブサーバ101に引き
渡す。確認処理プログラム120は取引データベース1
10の確認フィールドに確認のフラグを立てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、有価証券取引技
術に関し、とくに、取引が成立したこと(約定)を注文
者が自ら確認したことを証券会社が知ることができるよ
うにしたものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットを利用して株式等
の有価証券の売買注文を行なえるようになってきてい
る。また、注文の取引が成立したかどうかを電子メール
(約定通知メール)で通知するサービスも行なわれてい
る。
【0003】ところで電話等で株式売買を注文した場合
には証券会社の担当者から電話で通知があるのが普通で
ある。注文者は、約定の有無を確認でき、証券会社とし
ても、注文者が約定を知ったことを確認でき、スムーズ
な清算(受渡し)を確かなものにできる。なお、注文者
は約定日から所定の期間内(約定日から4営業日)に清
算(受け渡し)を行なわなければならない。
【0004】しかしながら、インターネットを利用した
株式の売買においては、注文者が約定確認ページをアク
セスすることを前提としている。したがって、証券会社
は注文者が約定を確認したかどうかを知ることができな
い。また約定通知メールサービスがある場合でも、注文
者のメールアカウントが変更になることもあり、また、
注文者が頻繁にメールを閲覧する保証もない(通常、メ
ール着信通知機能はない)。したがって、証券会社が、
注文者が確実に約定を知ったかどうかを知ることができ
ない。
【0005】
【発明が解決する課題】この発明は、以上の事情を考慮
してなされたものであり、注文者が約定に関する通知を
受け取ってその内容を確認したかどうか、あるいは自ら
が約定確認ページを閲覧して約定の内容を確認したかど
うかを証券会社が知ることができるシステムを提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、上述
の目的を達成するために、特許請求の範囲に記載のとお
りの構成を採用している。ここでは、特許請求の範囲の
記載について補充的に説明を行なっておく。
【0007】すなわち、この発明の一側面によれば、上
述の目的を達成するために、有価証券取引装置に、利用
者からのアクセスを認証する手段と、認証に成功した利
用者から、有価証券の取引の成立および不成立の少なく
とも一方の確認を行なったことに関する通知を受ける手
段と、上記通知を記憶する手段とを設けるようにしてい
る。
【0008】この構成においては、注文者(利用者)が
有価証券の取引の成立や不成立を確認したことを有価証
券取引装置側で明示的に知ることができ、成立を確認し
ていない注文者に対して電話等で連絡を取り、スムーズ
な決済を図ることができる。
【0009】注文者は取引の成立や不成立をみずから取
引確認サイト(約定確認ページ)にアクセスして約定内
容を閲覧し(ウェブページによる通知)、その内容を確
認することもできる。そして、この確認サイトで確認の
操作を行なってもよい。また、成立や不成立を通知する
電子メールが有価証券取引装置等から注文者に送られ
て、これを用いて成立や不成立を確認し、こののち、取
引確認サイト(約定確認ページ)、あるいは約定確認ペ
ージと別途設けられた注文者確認通知サイトにアクセス
して、有価証券取引装置に確認を通知してもよい。また
上述の電子メールを返信して約定の確認に代えてもよ
い。この場合、約定通知電子メールに返信者が注文者で
あることを示す情報を入れておいたり、返信文にそのよ
うなことを含ませることにより、本人認証を行なうこと
ができる。
【0010】確認を通知した注文者に対してはポイント
(所定の条件の下で商品やサービスと代替可能な数値)
や手数料割引等を行なうようにしてもよい。
【0011】この発明の上述の側面および他の側面は特
許請求の範囲に記載され、また以下詳細に説明される。
【0012】なお、この発明は装置またはシステムとし
て実現できるのみでなく、方法としても実現可能であ
る。また、そのような発明の一部をソフトウェアとして
構成することができることはもちろんである。またその
ようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために
用いるソフトウェア製品(記録媒体)もこの発明の技術
的な範囲に含まれることも当然である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例について
説明する。
【0014】図1は、この発明の有価証券取引システム
の実施例を示しており、この図において、証券会社の取
引センタ10、ウェブ閲覧・メール閲覧機能付き携帯電
話機20、クライアント端末30等がインターネット4
0に接続されている。より具体的には、携帯電話機20
はパケット網50および移動体電話センタ60を介して
インターネット40に接続されている。クライアント端
末30は例えばPPP(ポイント・ツー・ポイント・プ
ロトコル)プロトコルによってインターネットサービス
プロバイダ70にダイアルアップで接続されこのインタ
ーネットサービスプロバイダ70を介してインターネッ
ト40に接続されている。なお、固定電話加入者網や移
動体加入者網についてはとくに図では示していないが、
通話等で適宜利用される。
【0015】この例において、証券会社の取引センタ1
0は、主にインターネット40を利用した有価証券の売
買取引を行なうためのものであり、場合によっては、C
TI(コンピュータテレフォニインテグレーション)を
利用した取引、窓口取引等も行なうものであってよい。
売買注文システム100は、インターネット、電話、窓
口を利用した取引注文を証券取引所に対して実行するも
のである。売買注文システム100が取引センタ10の
外部に配置され、専用線、IP(インターネットプロト
コル)網を用いたプライベートネットワーク等により両
者間が接続されていてもよい。取引センタ10の構成
は、証券取引所の取引態様等に応じて変わり売る。
【0016】取引センタ10は、売買注文システム10
0、ウェブサーバ101、アプリケーションサーバ10
2、データベース管理システム103、メールサーバ1
04、メール送信クライアント105、ルータ106等
を有している。これらコンピュータリソースはLAN1
07に接続されている。
【0017】ウェブサーバ101は、HTTP(ハイパ
ーテキストトランスファプロトコル)プロトコルに従っ
てクライアント(クライアント端末30や携帯電話機2
0)から要求を受け取り、要求に応じたHTML文書
(XML文書)101aをクライアントに転送する。H
TML文書としては例えば有価証券取引用に注文ウェブ
ページ、注文照会ウェブページ、約定照会ウェブペー
ジ、約定確認ウェブページ等を保持している。アプリケ
ーションサーバ102は、ウェブサーバ101を介して
クライアントから送られたプログラム名および引数に基
づいて種々の処理を実行するものである。アプリケーシ
ョンサーバ102にかえてウェブサーバ101のCGI
(コモンゲートインタフェース)のプログラムを用いて
もよい。データベース管理システム103は、有価証券
の売買注文に関連する種々のデータベースを管理するも
のである。データベースは、例えば、顧客データベース
(顧客情報)108、銘柄データベース(銘柄情報)1
09、取引データベース(取引情報)110等である。
【0018】データベース管理システム103が管理す
る顧客データベース108は、例えば図2に示すように
顧客の支店番号、口座番号、暗証番号、氏名、住所、メ
ールアドレス、電話番号等の情報を保持するものであ
る。支店番号、口座番号に代えてユーザIDを用いても
よい。銘柄データベース109は図3に示すように有価
証券の銘柄について銘柄コード(取引コードとも呼
ぶ)、銘柄名、単位株等の情報を保持するものである。
また、取引データベース110は、図4に示すように、
注文された取引について取引番号、支店番号、口座番
号、銘柄コード(取引コード)、数量、注文日時、取引
種類(買い、源泉分離の売り、申告分離の売り)、株価
(指値)、結果(成立、不成立、注文中)、確認(注文
者が成立、不成立を確認したかどうか)等の情報を保持
する。
【0019】ウェブサーバ101、アプリケーションサ
ーバ102、データベース管理システム103を用いて
具体的な証券取引システムの機能(注文受領、注文照会
処理、約定照会処理、約定メール送信処理、約定確認受
領処理等)が実現される。こららの機能については後に
詳述する。クライアントはウェブベースで証券取引シス
テムの各種の機能を利用できる。
【0020】メールサーバ104はSMTP(シンプル
メールトランスファプロトコル)デーモン等を実行する
ものであり、メールの配送を行なう。メール送信クライ
アント105は、注文した取引が成立したとき、または
不成立となったときに、注文者に電子メールを送信する
ものである。これについても後に詳述する。注文者への
電子メールはメールサーバ104により配送される。
【0021】クライアント端末30は、例えば、住居3
01に配置されたパーソナルコンピュータ、ワークステ
ーション、インテリジェントゲーム機、インテリジェン
ト家庭電気製品(例えばテレビ受像機、セットトップボ
ックス)等であり、ウェブブラウザを実装している。ク
ライアント端末30は、取引センタ10が提供する有価
証券取引システムにアクセスし、有価証券の取引注文、
注文照会、約定照会、約定確認通知等を行なうことがで
きる。取引センタ10はインターネット40上に公開さ
れているため、パスワード等の本人認証やグループ認証
を行なう必要がある。また適宜ファイヤーウォール等の
セキュリティ機構が設けられることが望ましい。
【0022】移動体電話センタ60は、移動体電話網運
営会社により設けられるものであり、移動体電話網運営
会社のパケット網50とインターネット40との間のイ
ンタフェースを実現するゲートウェイ601やメールサ
ーバ602を有している。メールサーバ602は、メー
ル転送やメールダウンロードの機能を実現するととも
に、固有の機能も提供している。この例のメールサーバ
602は、メールサーバ602のメールアカウントに送
られてきたメールを原則としてパケット網50を介して
携帯電話機20に自動的に転送する機能602aを有し
ている。
【0023】携帯電話機20は、基地局および移動体電
話網(図示しない)を介して他の電話機と通話を行うこ
とができ、さらに、基地局、パケット網50、移動体電
話センタ60を介してインターネット40にアクセスし
てウェブの閲覧等を行なえる。
【0024】図5は携帯電話機20の一例を示してい
る。図5の例において、携帯電話機20は、キー操作部
201および表示部202を有している。また、携帯電
話機20が、通話機能203のほかに、ウェブ閲覧機能
204およびメール閲覧機能205を有している。閲覧
サイトの指定は、キー操作部201から行なうことがで
きる。またブックマーク機能208により簡易に閲覧サ
イトを指定できる。またメール閲覧機能205はメール
文中のURL表示からウェブページをアクセスするウェ
ブアクセス機能206および同様の電話番号表示から発
呼を行なう電話アクセス機能207を有している。
【0025】具体的には、所定のスクロールキー等を用
いてブックマークに登録されたURLを選択して簡易に
ウェブの閲覧を行なえる。さらに、メールの作成送信や
メールの閲覧を行なえる。メールの閲覧時にはメール本
文に含まれるURLを選択して簡易にウェブ閲覧が可能
となっている。またメール本文に含まれる電話番号を選
択して簡易に宛先電話機へ通話(発呼)を行えるように
なっている。
【0026】つぎにこの実施例の動作について詳細に説
明する。
【0027】図6は、実施例の動作を模式的に示してお
り、また図7は約定に関連する処理の詳細を模式的に示
している。図6において、注文者(利用者)は携帯電話
機20やクライアント端末30を用いてHTTPにより
ウェブサーバ101に閲覧要求を送る。また閲覧要求に
かえてCGIプログラム等に引数を渡す。ウェブサーバ
101は、注文者からの要求に応じて認証ウェブペー
ジ、サービス選択ウェブページ、注文ウェブページ、注
文照会ウェブページ、約定照会ウェブページを携帯電話
機20等に返す。以上の処理により、注文者の本人認
証、サービスの選択、売買の注文、注文内容の照
会、約定内容の照会等を行なうことができる。
【0028】図8は認証ウェブページの一例を示してい
る。注文者はこのページの入力フォームに支店番号、口
座番号、暗証番号を入力し、確認ボタンをマークして実
行ボタンを操作し、これら情報をウェブサーバ101に
引き渡す。アプリケーションサーバ102は、顧客デー
タベース108を用いて認証を行ない、認証に成功した
場合にのみ、注文等のサービスを受けられるようにして
いる。
【0029】図9はサービス選択ページの一例を示して
いる。この例では、注文、注文照会、約定照会の各サー
ビスしか示さないが、他のサービス、例えば注文取消、
銘柄情報の閲覧等のサービスを選択できるようにしても
よいし、通常、他のサービスを選択できるようになって
いる。この例では、注文、注文照会、約定照会のオプシ
ョンをマークして実行ボタンを操作すれば、該当するサ
ービスのウェブページの閲覧要求がウェブサーバ101
に送られ、該当するサービスのウェブページが表示され
る。
【0030】図10は株式売買注文のウェブページ(注
文ウェブページ)の一例を示しており、このページの入
力フォームに銘柄コード(取引コード)、数量、種類
(買い、源泉分離の売り、申告分離の売り)を入力し、
確認オプションにマークを行ない、実行ボタンを操作し
て取引を注文する。取消オプションをマークして実行ボ
タンを操作すると、入力を取消できる。
【0031】図11は注文照会のウェブページの一例を
示しており、この例では、注文ごとに、受付け番号、銘
柄名、銘柄コード、数量、取引額(指値)、売り買いの
種類等が表示される。約定が成立した注文については約
定確認のウェブページで確認できる。
【0032】図12は、約定照会のウェブページの一例
を示しており、この例では、約定のあった注文につい
て、受付け番号、銘柄名、銘柄コード、数量、取引額、
売り買いの種類が表示される。また、約定確認のボタン
が表示され、これをマークすると注文者が約定を確認し
たことがウェブサーバ101に送られる。これについて
は後に詳述する。
【0033】つぎに約定に関連する処理の詳細について
主に図7を用いて説明する。
【0034】図7において、証券取引所で取引が成立す
ると売買注文システム101がそのデータを受け取って
約定通知を生成する。これに応じてアプリケーションサ
ーバ102の約定通知メール作成機能111が取引デー
タベース110や顧客データベース108等を参照して
メール本文を作成する。このメールには図13に示すよ
うに約定の内容と有価証券取引システム(ウェブサーバ
101)のURL(例えば認証ウェブページのURL)
が含まれる。つぎにメール送信クライアント105が顧
客情報を参照して当該顧客の携帯電話機20のメールア
ドレス(通常のメールサーバのメールアカウントでもよ
い)に電子メールを送信する。携帯電話機20のメール
アドレス宛てに送信したメールは移動体電話センタ60
のメールサーバ602に送られ自動的に携帯電話機20
に送られる。メールが携帯電話機20に着信すると呼出
音等がなりユーザは電子メールの着信を知ることができ
る。こののち、電子メールを閲覧し、有価証券取引シス
テムのURLの表示を選択してただちに証券会社の取引
センタ10のウェブサイトにアクセスし、本人認証を行
なったのち、約定内容を確認することができる。図13
はこのときの携帯電話機の表示例を示している。すなわ
ち、メール本文を表示し、URLの表示をフォーカス
し、選択ボタンを押してアクセス要求する。
【0035】通常のメールサーバにメールボックスに保
管されているメールはインターネット40を介してクラ
イアント端末30や携帯電話機20によりアクセスされ
る。
【0036】注文者が約定確認ウェブページをアクセス
するには、図7に示すように、携帯電話機20やクライ
アント端末30を用いてウェブサーバ101に約定確認
のウェブページ閲覧を要求する。ウェブサーバ101
は、注文者の支店番号、口座番号をアプリケーションサ
ーバ102(図1)に引き渡す。アプリケーションサー
バ102は取引データベース(取引情報)等を参照して
約定情報を取りだし約定確認ウェブページを作成しウェ
ブサーバ101に送る。このウェブページは携帯電話機
20やクライアント端末30に送られる。この約定照会
ウェブページは図12に示すようなものである。図12
の例では取引ごとに約定確認のボタンが配され、これを
マークして実行ボタンを操作すると、受け付け番号が確
認処理プログラム120に引き渡され、確認処理プログ
ラム120が取引情報(図4)の確認フィールドに確認
フラグを立てる。この例では、例えば、約定確認のボタ
ン表示に確認処理プログラムのURLおよび取引番号を
アンカータグにより埋め込んでおけばよい。
【0037】この後、約定確認の情報はアプリケーショ
ンサーバ102等の手数料計算プログラム121やポイ
ント加算プログラム122や電話確認リスト作成プログ
ラム123により利用される。手数料計算プログラム1
21は取引情報を利用して手数料を計算して注文者に請
求する(または振り返る)。この際、約定確認があった
場合には、手数料を所定割引率で割り引き算出する。ま
たポイント加算プログラム122も取引情報の取引額お
よび約定確認の少なくとも一方に基づいて所定の計算式
でポイントを計算してポイント口座に加算する。ポイン
ト口座は例えば顧客情報に含ませることができる。また
電話確認リスト作成プログラム123は、約定があった
取引のうち約定確認のフラグがたっていないものをソー
トしてリスト(氏名、電話番号、約定内容)を作成し担
当者が約定を電話で通知する。
【0038】このようにこの実施例によれば、約定メー
ルに約定確認を行なうためのURLを埋め込んでいるの
で約定確認を容易に行なえる。さらに、約定を確認した
ことをシステムに通知する手段(確認ボタン)を設け
て、注文者が、約定を確認したことをシステムに通知す
ることができる。したがって、証券会社は、注文者が約
定を知っていることを明示的に把握でき、スムーズな清
算を図ることができる。明示的に約定を知っているかど
うかわからない注文者に対しては電話等で口頭で通知し
てスムーズな清算が可能なようにする。
【0039】なお、上述の例では、有価証券取引システ
ムに関連して約定メールを携帯電話機に送る例を説明し
たが、オークションシステムや予約システム、銀行シス
テム等の種々のシステムにおいて、所定の処理に応じて
電子メールを送ることも有効である。
【0040】図14は、オークションシステム1000
が入札者の情報、入札対象商品(サービス)の情報を保
持し、落札通知メール自動生成部1001を用いて、落
札時に落札者の携帯電話機に電子メールを送信するよう
になっている。電子メールにはオークション管理会社の
オペレータ等への電話番号やウェブサイトのURLが記
入されている。入札対象商品に応じて電話宛先やウェブ
サイトが異なる場合には入札対象商品の情報を利用して
電子メールの埋め込みURLや電話番号を決定する。
【0041】図15は、予約センタ2000が予約状態
を電子メールで通知するものである。予約状態通知メー
ル自動生成部2001が、予約が受付けられたこと(順
番待ちの解消)等を電子メールで通知し、これに連絡先
のURLや電話番号を含ませておくことができる。レス
トラン、ホテル、交通機関、美容院、病院等の予約に対
処することができる。携帯電話機の着信通知を無音(振
動)で行なうようにしておけば周囲に迷惑がかからな
い。
【0042】また、IMT2000等の広帯域の携帯電
話機で動画像を送信し、これにURLや電話番号を含ま
せておくことも有効である。例えば、街角や、公共施
設、興行施設、商業施設等の動画像を送信する。具体的
には、繁華街のスクランブル交差点、有名レストラン、
居酒屋型、ホテル、公共駐車場などに小型カメラを設置
する。そして、状態通知メール自動生成部3001が、
その混雑状況など示す動画像を携帯電話機に送信し、さ
らに、この動画像にURLや電話番号を加えておく。図
16は、このような動画像発信センタ3000を示して
いる。この動画像発信センタ3000に登録されている
携帯電話機に指定された場所の動画像を配信する。この
ようにすれば、所望の情報や予約、予約の問い合わせを
簡単に行なうことができる。もちろん動画像にかえて静
止画像(撮像静止画像)を送信してもよい。
【0043】また、図17や図18に示すように、銀行
システム4000が入金通知メール自動生成部4001
や振替通知メール自動生成部4002等を用いて入金通
知メールや振替通知メール等の電子メールを、口座に関
連する処理を行ったときに送るようにしているので便利
である。
【0044】なお、この発明は上述の実施例に限定され
るものではなくその趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が
可能である。例えば、約定通知メールを取引センタ10
に返信して確認を行なってもよい。また、約定通知メー
ルに確認用のURL(確認処理プログラムのURL)お
よび取引番号等を埋め込んでおき、これを選択操作した
ときに確認処理プログラムに取引番号が引きわたされて
確認が記録されるようにしてもよい。この際も、注文者
の認証を行なうようにすることが好ましい。また、上述
の実施例では約定照会ページの確認ボタンで注文書の約
定確認を通知するようにしたが、別途、約定確認通知ペ
ージを設けてこのページを介して約定確認の通知を行な
うようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、注文者(利用者)が有価証券の取引の成立や不成立
を確認したことを有価証券取引装置側で明示的に知るこ
とができ、成立を確認していない注文者に対して電話等
で連絡を取り、スムーズな決済を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例を全体として示すブロック
図である。
【図2】 この実施例の顧客情報(顧客データベース)
を説明する図である。
【図3】 この実施例の銘柄情報(銘柄データベース)
を説明する図である。
【図4】 この実施例の取引情報(取引データベース)
を説明する図である。
【図5】 この実施例で用いる携帯電話機を説明する図
である。
【図6】 この実施例の動作を説明する図である。
【図7】 この実施例の動作のうち約定の処理に関連す
るものを説明する図である。
【図8】 この実施例の認証ウェブページの一例を説明
する図である。
【図9】 この実施例のサービス選択ウェブページの一
例を説明する図である。
【図10】 この実施例の注文ウェブページの一例を説
明する図である。
【図11】 この実施例の注文照会ウェブページの一例
を説明する図である。
【図12】 この実施例の約定照会ウェブページの一例
を説明する図である。
【図13】 この実施例の約定通知メールの一例を説明
する図である。
【図14】 オークションシステムに電子メールの通知
を適用した例を説明する図である。
【図15】 予約システムに電子メールの通知を適用し
た例を説明する図である。
【図16】 動画像発信システムに電子メールの通知を
適用した例を説明する図である。
【図17】 銀行システムに電子メールの通知を適用し
た例を説明する図である。
【図18】 銀行システムに電子メールの通知を適用し
た他の例を説明する図である。
【符号の説明】
10 証券会社の取引センタ 20 携帯電話機 30 クライアント端末 40 インターネット 50 パケット網 60 移動体電話センタ 70 インターネットサービスプロバイダ 100 売買注文システム 101 ウェブサーバ 102 アプリケーションサーバ 103 データベース管理システム 104 メールサーバ 105 メール送信クライアント 106 ルータ 108 顧客データベース 109 銘柄データベース 110 取引データベース 111 約定通知メール機能 120 確認処理プログラム 121 手数料計算プログラム 122 ポイント加算プログラム 123 電話確認リスト作成プログラム 201 キー操作部 202 表示部 203 通話機能 204 ウェブ閲覧機能 205 メール閲覧機能 206 ウェブアクセス機能 207 電話アクセス機能 208 ブックマーク機能 301 住居 601 ゲートウェイ 602 メールサーバ 602a 機能 1000 オークションシステム1000 2000 予約システム 3000 動画像発信センタ 4000 銀行システム

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有価証券の取引の成立および不成立の少
    なくとも一方を注文者に通知する第1の文書を記憶する
    手段と、 上記通知を受けたことを注文者が確認したことを表す注
    文者からの通知を行なうための第2の文書を記憶する手
    段と、 注文者のクライアント装置からの第1の文書の送信要求
    および第2の文書の送信要求に応じて上記注文者のクラ
    イアント装置に上記第1の文書および上記第2の文書を
    それぞれ送信する手段と、 上記第2の文書を用いて上記クライアント装置から送ら
    れてくる上記注文者からの通知を記憶する手段とを有す
    ることを特徴とする有価証券取引用文書閲覧サーバ。
  2. 【請求項2】 上記第1の文書および第2の文書は1つ
    の文書である請求項3記載の有価証券取引用文書閲覧サ
    ーバ。
  3. 【請求項3】 利用者からのアクセスを認証する手段
    と、 認証に成功した利用者から、有価証券の取引の成立およ
    び不成立の少なくとも一方の確認を行なったことに関す
    る通知を受ける手段と、 上記通知を記憶する手段とを有することを特徴とする有
    価証券取引装置。
  4. 【請求項4】 上記通知の有無に基づいて当該有価証券
    の取引の手数料を決定する手段をさらに有する請求項3
    記載の有価証券取引装置。
  5. 【請求項5】 上記通知の有無に基づいて、通知のない
    注文者を特定する手段をさらに有する請求項3または4
    記載の有価証券取引装置。
  6. 【請求項6】 注文者からのアクセスを認証する手段
    と、 認証に成功した注文者に、有価証券の取引の成立および
    不成立の少なくとも一方を通知する手段と、 上記通知を受けたことを注文者が確認したことを表す注
    文者からの通知を受け取る手段と、 上記注文者からの通知に関する情報を記憶する手段とを
    有することを特徴とする有価証券取引装置。
  7. 【請求項7】 上記有価証券の取引の成立および不成立
    の少なくとも一方を通知する手段は、ウェブページを用
    いて通知を行なう請求項6記載の有価証券取引装置。
  8. 【請求項8】 上記有価証券の取引の成立および不成立
    の少なくとも一方を通知する手段は、電子メールを用い
    て通知を行なう請求項6記載の有価証券取引装置。
  9. 【請求項9】 通知処理実行プログラムのURLおよび
    取引識別子を伴う要求に応じて、有価証券の取引の成立
    および不成立の少なくとも一方の確認を行なったことに
    関する通知を受けとる処理を上記通知処理実行プログラ
    ムに実行させるプログラム実行手段と、 上記通知を記憶する手段とを有することを特徴とする有
    価証券取引装置。
  10. 【請求項10】 注文者からのアクセスを認証するステ
    ップと、 認証に成功した注文者に、有価証券の取引の成立および
    不成立の少なくとも一方を通知するステップと、 上記通知を受けたことを注文者が確認したことを表す注
    文者からの通知を受け取るステップと、 上記注文者からの通知に関する情報を記憶するステップ
    とを有することを特徴とする有価証券取引方法。
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