JP2002013778A - 空調機の電力制御方法および装置、コンピュータが読取可能な記録媒体 - Google Patents

空調機の電力制御方法および装置、コンピュータが読取可能な記録媒体

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JP2002013778A
JP2002013778A JP2000196892A JP2000196892A JP2002013778A JP 2002013778 A JP2002013778 A JP 2002013778A JP 2000196892 A JP2000196892 A JP 2000196892A JP 2000196892 A JP2000196892 A JP 2000196892A JP 2002013778 A JP2002013778 A JP 2002013778A
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air conditioner
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air conditioners
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air
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Shigeki Hayashi
茂樹 林
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数台の空調機を稼働させている場合、消費
電力が上限値を超えて停電状態となる事態を防止するこ
と。 【解決手段】 情報処理装置300は、ネットワーク5
00を通じて空調機110(1)〜110(3)の運転
状況を入手し、それぞれの消費電力および総消費電力を
算定する。算定の結果、総消費電力が上限値を超えそう
な場合には、各空調機110(1)〜110(3)の稼
働を制限することで電力消費を抑え、上限値を超えない
ようにする。この電力制御は、空調機110間において
あらかじめ定められた優先順位、各空調機110におけ
る目標値と実際の室温との差の大きさ、等に基づいてお
こなう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電化製品、特に
空調機の電力制御方法および装置、さらには、コンピュ
ータが読取可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各家庭が所有する電化製品は増加
の一途をたどっている。空調機についても、一家に複数
台の空調機を所有する家庭が珍しくない。最近の家電機
器は、インバータ制御、PAM(Pulse Amplitude Mo
dulation)制御などを採用することで、高い能力と低消
費電力とを両立させたものが主流である。このため、家
電機器の台数が増えているほどは、全体としての消費電
力は増大してはいない。
【0003】一般に、各家庭では、電力会社との契約で
定められた電流容量(契約容量)の範囲でのみ電力を使
用することができる。消費電力がこれを超えた場合に
は、配線等へ過大な負担が加わり、火災が発生する可能
性もある。このため、ブレーカが作動し、電力供給を強
制的に遮断するようになっている。電化製品の省エネル
ギー技術の進展もあり、一般家庭の電力の契約容量は3
0A程度であり、従来とさほど変わっていないのが現状
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ある一定期間
ごとの消費電力はさほど増えてはいないものの、以下の
ような問題が生じていた。つまり、インバータ技術、P
AM技術などを採用した家電機器では消費電力がその時
々に応じて大きく変化する。このため、全体としての消
費電力がある時には契約容量以下であったとしても、他
の時には予測を超えて高い数値になり契約容量を超えて
しまう可能性があった。つまり、突然、ブレーカが作動
して停電状態に陥りやすい状況となっている。停電状態
の回避をあまりに重視すると、消費電力が最大となるの
は極一時期であるにもかかわらず、家電機器の使用を控
えざるを得ない。特に、空調機は消費電力およびその変
動幅が大きいため、このような問題が生じがちである。
【0005】一方、突然の停電(あるいは、ブレーカの
作動)によって、ユーザが被る被害は従来よりも大きく
なっている。つまり、各家電機器には、より高い利便性
を実現するため、必要に応じて様々な条件を設定して使
用されるものが増えている。このような家電機器では、
停電状態になると、設定値が消えてしまうことが多い。
そして、家電機器の台数が増えた現状では、消えてしま
った設定値をすべての家電機器についてあらためて設定
し直すことは大変面倒であった。また、パーソナルコン
ピュータなどでは、編集などしている貴重なデータなど
が消失することもある。このようなデータは修復不可能
なことが多く、さらに重大である。場合によっては、パ
ーソナルコンピュータ自体が故障する可能性もある。
【0006】電力会社との契約容量を増やせばこのよう
な原因に由来する停電状態の発生は確実に防止できる。
しかし、実際の電気料金は、完全な従量制ではなく、契
約容量によって基本料金が大きく異なる。したがって、
契約容量を増やすことは、コスト面で無駄が多い場合も
ある。
【0007】そこで、停電状態に陥ることを防止しつつ
快適な室内環境を実現可能な、より高度な電力制御が求
められている。
【0008】そこで、この発明は、上記に鑑みてなされ
たものであって、より高度な電力制御が可能な、空調機
の電力制御方法および装置、さらにはコンピュータが読
取可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1に係る電力制御装置は、複数の空調機の
電力消費を制御する電力制御装置において、前記空調機
の消費電力の総和である総消費電力を求める総消費電力
算定手段と、所定の上限値を備え、該上限値と前記総消
費電力とを比較する比較手段と、前記比較手段による比
較の結果、前記総消費電力が前記上限値を超えていた場
合には、前記空調機のうちの少なくとも一つの運転を制
限することで前記総消費電力を抑制する制限手段と、を
備えたことを特徴とするものである。
【0010】この請求項1に記載の発明によれば、総消
費電力算定手段が総消費電力を求める。比較手段が、上
限値と総消費電力とを比較する。この比較の結果、総消
費電力が上限値を超えていた場合には、制限手段が空調
機のうちの少なくとも一つの運転を制限することで総消
費電力を抑制する。
【0011】請求項2に係る電力制御装置は、請求項1
に記載の発明において、前記制限手段は、前記空調機間
にあらかじめ定められた優先順位および/または前記空
調機による制御目標の達成の度合いに基づいて、前記空
調機のうちの少なくとも一つの運転を制限するものであ
ること、を特徴とするものである。
【0012】この請求項2に記載の発明によれば、制限
手段は、優先順位および/または空調機による制御目標
の達成の度合いに基づいて、空調機のうちの少なくとも
一つの運転を制限する。
【0013】請求項3に係る空調機の電力制御装置は、
請求項1または2に記載の発明において、ネットワーク
を通じて前記空調機と信号を授受する通信手段を備え、
前記制限手段は、前記通信手段によって空調機に所定の
制御信号を送信することで、当該空調機の運転を制限す
るものであること、を特徴とするものである。
【0014】この請求項3に記載の発明によれば、制限
手段は、通信手段によって空調機に所定の制御信号を送
信することで、空調機の運転を制限する。
【0015】請求項4に係る空調機の電力制御装置は、
請求項3に記載の発明において、前記総消費電力算定手
段は、前記通信手段によって受信された、空調機それぞ
れの運転状況を示す情報に基づいて、前記総消費電力を
算定するものであること、を特徴とするものである。
【0016】この請求項4に記載の発明によれば、通信
手段が、各空調機から送信されてくる、運転状況を示す
情報を受信する。総消費電力算定手段は、この情報に基
づいて総消費電力を算定する。
【0017】請求項5に係る空調機の電力制御方法は、
複数の空調機の電力消費を制御する電力制御方法におい
て、前記空調機それぞれの消費電力の総和である総消費
電力を求め、該総消費電力と所定の上限値とを比較し、
該比較の結果、前記総消費電力が前記上限値を超えてい
た場合には、前記空調機のうちの少なくとも一つの運転
を制限することで、前記総消費電力を抑制すること、を
特徴とするものである。
【0018】この請求項5に記載の発明によれば、空調
機それぞれの消費電力の総和である総消費電力を求め
る。そして、この総消費電力と所定の上限値とを比較す
る。比較の結果、総消費電力が上限値を超えていた場合
には、空調機のうちの少なくとも一つの運転を制限する
ことで、総消費電力を抑制する。
【0019】請求項6に係る空調機の電力制御方法は、
請求項5に記載の発明において、前記運転の制限を、前
記空調機間にあらかじめ定められた優先順位と、前記空
調機による制御目標の達成の度合いと、の少なくとも一
方に基づいておこなうこと、を特徴とするものである。
【0020】この請求項6に記載の発明によれば、空調
機間にあらかじめ定められた優先順位と、空調機による
制御目標の達成の度合いと、の少なくとも一方に基づい
て、空調機の運転を制限する。
【0021】請求項7に係る空調機の電力制御方法は、
請求項5または6に記載の発明において、ネットワーク
を通じて空調機に所定の制御信号を送信することで、当
該空調機の運転を制限すること、を特徴とするものであ
る。
【0022】この請求項7に記載の発明によれば、ネッ
トワークを通じて空調機に所定の制御信号を送信する。
この制御信号に基づいて、空調機の運転を制限する。
【0023】請求項8に係る空調機の電力制御方法は、
請求項5〜7のいずれか一つに記載の発明において、ネ
ットワークを通じて得た前記空調機それぞれの運転状況
を示す情報に基づいて前記総消費電力を算定すること、
を特徴とするものである。
【0024】この請求項8に記載の発明によれば、ネッ
トワークを通じて得た空調機それぞれの運転状況を示す
情報に基づいて総消費電力を算定する。
【0025】請求項9に係るコンピュータが読取可能な
記録媒体は、前記請求項5〜8のいずれか一つに記載さ
れた方法を、コンピュータに実行させるプログラムを格
納したことを特徴とするものである。
【0026】この請求項9に記載の発明によれば、コン
ピュータが読取可能な記録媒体に格納されたプログラム
をコンピュータに実行させることで、請求項5〜8のい
ずれか一つに記載された方法を実施する。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明につき図面を参照
しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこ
の発明が限定されるものではない。
【0028】この実施の形態は、複数台の空調機110
を情報処理装置300によって管理することを主な特徴
とするものである。以下、詳細に説明する。
【0029】この実施の形態のシステムは、図1に示す
とおり、空調機110(1)〜110(3)と、これら
を管理する情報処理装置300とを備えて構成されてい
る。また、これらはネットワーク500を介して互いに
つながっている。なお、ここではネットワーク500と
して、Ethernet(登録商標)を想定している。
以下、空調機110(1)〜110(3)を区別する必
要のない場合には、単に、空調機110と呼ぶ。
【0030】まず、空調機110について図1および図
2を用いて説明する。
【0031】空調機110は、図示しない室外機から供
給される冷媒を利用して冷気等を生成しこれを送風する
ことで室内環境を所望の状態に保つためのものであり、
室内(たとえば、壁面)に設置される。空調機110の
筐体111の正面には、図1に示すとおり、冷気等の吹
き出し口112が、また、側面にはネットワーク500
へ接続するための端子部113等が設けられている。筐
体111内部には、熱交換機、送風ファンおよびこれを
作動させる送風ファンモータ121(図2参照)、室内
の空気を外部に排出する換気機構、空気の汚れを除去す
る空気浄化機構などが収容されている。これら各部の制
御には、インバータ制御(あるいは、PAM制御)が用
いられている。
【0032】空調機110は、図2に示すとおり制御構
成上、送風ファン(不図示)を駆動する送風ファンモー
タ121、温度などを検出する各種センサ122、通信
回路123、制御回路125等を備えて構成されてい
る。さらに、この図には示していないが、ファンなどの
換気機構、フィルタなどの空気浄化機構も備えている。
【0033】センサ122は、この空調機の状態、さら
には、室内外の状態を検出するためのものである。この
実施の形態としては、吹き出し口112における冷気な
どの温度を検出する温度センサ、室内の温度を検知する
室温センサ、室外の温度を検知する室外温度センサ、湿
度を検出する湿度センサを備えている。また、冷媒圧力
を検出する圧力センサ、炭酸ガス濃度を検知するガスセ
ンサ等も備えている。
【0034】通信回路123は、ネットワーク500を
通じて他の装置(ここでは、情報処理装置300)と各
種信号を授受するためのものである。このネットワーク
500とは、上述した端子部113(図1)を通じて接
続されるようになっている。通信回路123は、制御回
路125からの指示にしたがって動作している。
【0035】制御回路125は、この空調システム全体
を制御統括するものである。この制御回路125は、具
体的にはメモリ126と、CPU127を含んで構成さ
れている。メモリ126に格納されている制御プログラ
ムを、CPU127が実行することで様々な機能を実現
している。たとえば、制御回路125は、上述した各部
および室外機(不図示)を制御して空調機としての機能
動作を実現している。
【0036】また、この実施の形態の制御回路125
は、この空調機110の運転状況等に関するデータを、
通信回路123によって情報処理装置300へと送信す
る機能を備えている。この運転状況に関するデータとし
ては、各種センサ122の検出値、設定温度、稼働状況
(ON/OFF、インバータ制御における周波数、PA
M制御における電圧、消費電力)等が上げられる。
【0037】さらに、この制御回路125は、通信回路
123を通じて情報処理装置300から入力される制御
命令(動作指示)にしたがって、上記各部を制御する機
能を備えている。
【0038】この他、ネットワーク500上において各
空調機110を識別するための識別コードなどは、メモ
リ126に格納されている。
【0039】次に情報処理装置300について図1およ
び図3を用いて説明する。
【0040】情報処理装置300は、空調機110から
送信されてきた運転状況などを示す情報を蓄積するとと
もに、この蓄積した情報に基づいて各空調機110の運
転を管理するものである。特にこの実施の形態では、ネ
ットワーク500を通じて必要に応じて各空調機110
の運転を制限することで、空調機110(1)〜110
(3)の合計の消費電力(総消費電力)が契約容量を超
えることがないようしている。
【0041】情報処理装置300は、図3に示すとお
り、内部的には、表示回路311、入力回路312、通
信回路313、ネットワーク接続回路314、記憶回路
315および制御回路316を備えて構成されている。
【0042】表示回路311は、使用者による動作指示
の入力に際して必要な各種情報を表示させるためのもの
であり、表示画面301(図1)を構成するCRT(Ca
thode Ray Tube)、表示信号を処理する回路等を含んで
構成されている。各空調機110の消費電力並びにその
合計値等は、この表示画面301上において確認できる
ようになっている。この表示回路311は制御回路31
6からの指示にしたがって、動作している。
【0043】入力回路312は、使用者からの動作指示
の入力を受け付けるためのものであり、キーボード、マ
ウスなどの入力装置302(図1)を含んで構成されて
いる。電力制御に必要な情報のうち、空調機110によ
って得られないものについては、この入力装置302を
用いて使用者が入力するようになっている。この入力回
路312は受け付けた入力内容を、制御回路316へ出
力するように構成されている。
【0044】通信回路313は、他の装置と信号を授受
するためのものである。この通信回路313は、制御回
路316からの指示にしたがって動作するように構成さ
れている。
【0045】ネットワーク接続回路314は、この情報
処理装置300をネットワーク500へ接続するための
ものである。情報処理装置300は、このネットワーク
接続回路314によって、ネットワーク500へと接続
されている。先に述べたとおり、この実施の形態では、
ネットワーク500として、主にEthernetを想
定している。
【0046】記憶回路315は、制御プログラム、各種
データ等を記憶するためのものである。この制御プログ
ラムは、後述するメモリ317へ必要に応じてロードさ
れ、CPU318によって実行されるようになってい
る。
【0047】この記憶回路315には、空調機110の
電力制御をおこなうための制御プログラムが格納されて
いる。また、この電力制御において必要となる各種情報
(たとえば、消費電力の上限値、後述する偏差の基準
値)があらかじめ格納されている。
【0048】ここで言う「上限値」とは、運転の制限を
おこなうか否かの判定の基準となる消費電力値である。
消費電力が契約容量を超えるとその時点でブレーカが作
動し、停電状態となってしまう。これを未然に防止する
ため、この上限値は、実際の契約容量よりもある程度小
さめに設定されている。
【0049】また、ここで言う「偏差」とは、ユーザに
よって指定された制御目標温度と、実際の室内温度との
差(絶対値)である。この偏差が小さいほど、制御上の
目標が達成されている程度が高い(言い換えれば、ユー
ザの要望により応えている)ことになる。また、この偏
差の「基準値」とは、空調機間の優先順位に基づいて運
転を制限する範囲の下限である。後述するとおり、偏差
がこの基準値よりも大きい空調機については、その優先
順位の高低に関わらず、運転を制限する対象から外され
るようになっている。これらの情報(消費電力の上限
値、偏差の基準値)は、実際には上述した電力制御のた
めの制御プログラムの一部として格納されている。
【0050】さらに、この記憶回路315には、電力制
御における空調機110の優先順位を規定した情報が格
納されるようになっている。この優先順位は、どの空調
機に対して優先して電力を供給するかを規定した情報で
ある。基本的には、この優先順位が低い空調機ほど運転
が制限される可能性が高い。この優先順位は、使用者に
よって指定されたものである。
【0051】この他、空調機110(1)〜空調機11
0(3)を識別するための識別コードなども、使用者に
よって入力されこの記憶回路315に格納されるように
なっている。また、この記憶回路315には、空調機1
10から送信されてきたデータ等も格納されるようにな
っている。
【0052】記憶回路315は、コンピュータ読み取り
可能な記録媒体を含んで構成されている。たとえば、ハ
ードディスク装置や光磁気ディスク装置、磁気記録媒体
(たとえば、磁気ディスク、磁気テープ)、フラッシュ
メモリ等の不揮発性のメモリや、CD−ROM等のよう
な読み出しのみが可能な記憶媒体、RAM(Random Acc
ess Memory)のような揮発性のメモリ、あるいはこれら
の組み合わせにより構成されている。なお、記憶回路3
15を構成するこれら記憶媒体(あるいは、記録媒体)
は、必ずしもこの情報処理装置300に固定的に設けら
れている必要はない。情報処理装置300から取り外し
(あるいは、装脱着)可能に構成されていても構わな
い。記憶媒体(あるいは、記録媒体)に対してデータを
読み書きする機構(たとえば、ドライブ装置)について
も同様である。さらに、これらは、必ずしも情報処理装
置300自身が備えている必要はなく、情報処理装置3
00からアクセス可能に構成されていれば足りる。
【0053】制御回路316は、この情報処理装置30
0の全体を制御統括するものであり、メモリ317とC
PU318とを含んで構成されている。上述したとお
り、記憶回路315に格納されたプログラムをメモリ3
17にロードし、これをCPU318が実行すること
で、上記各部を制御して各種機能を実現している。
【0054】たとえば、制御回路316は、ネットワー
ク接続回路314を通じて所定の動作指示を空調機11
0へ送信することで、空調機110を制御する機能を備
えている。特に、この実施の形態では各空調機110の
運転を制限することで、消費電力を抑制する機能を備え
ている。
【0055】情報処理装置300としては、実際にはい
わゆるパーソナルコンピュータ、サーバなどのコンピュ
ータシステム上で、本実施の形態の動作を実現するため
のソフトウエアを実行することで実現可能である。な
お、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや
周辺機器などのハードウエアを含むものとする。また、
上述した構成以外にも専用のハードウエアによって実現
してもよい。
【0056】特許請求の範囲において言う「総消費電力
算定手段」、「比較手段」および「制限手段」は、この
実施の形態では、情報処理装置300の制御回路316
等によって実現されている。「上限値」とは、総消費電
力の判定に用いられている上限値に相当する。「制御目
標の達成の度合い」とは、偏差に相当するものであり、
この偏差が小さいほど達成の度合いが高い。「通信手
段」とは、ネットワーク接続回路314等によって実現
されている。「ネットワーク」とはネットワーク500
に相当する。ただし上記各部は互いに密接に連係して動
作するものでありここで述べた対応関係は厳密なもので
はない。
【0057】次に、このシステムにおける動作を説明す
る。
【0058】まず、空調機110および情報処理装置3
00における電力制御の手順概要を図4を用いて説明す
る。
【0059】空調機110の制御回路125は、通常、
このセンサ122の検出結果に基づいて送風ファンモー
タ121などを制御することで、室内の温度などが、使
用者によって指定された目標値と一致するように自動運
転を行っている。
【0060】これと並行して、空調機110は、該空調
機110の状態などを検出し、情報処理装置300へと
送信している(ステップS101)。より詳しくは、以
下の通りである。空調機110のセンサ122は、常
に、温度、湿度などを検出している。制御回路125は
通信回路123を制御することで、各センサ122の検
出値および運転状況を、ネットワーク500を通じて、
情報処理装置300へと逐次送信している。
【0061】情報処理装置300の制御回路316は、
空調機110から送られてきた各種データに基づいて消
費電力(総消費電力)を算定する。そして、空調機11
0の運転を制限する必要があるか否かを、求めた消費電
力に基づいて判定する(ステップS102)。
【0062】ステップS102における判定の結果、運
転を制限する必要がある場合には、運転制限の対象とす
る空調機を、偏差および優先順位に基づいて決定する
(ステップS103)。そして、ここで決定した空調機
の運転を制限することで、総消費電力を抑制する(ステ
ップS104)。このステップS102〜ステップS1
04については、この後図5を用いてさらに詳細に説明
する。
【0063】この後も以上の一連の動作を継続すること
で、総消費電力は確実に契約容量以下に保たれる。
【0064】次に、情報処理装置300による電力制御
を図5を用いてより詳細に説明する。図5は、図4のス
テップS102〜ステップS104における処理を詳細
に示したフローチャートである。
【0065】この情報処理装置300には、空調機11
0(1)〜110(3)から常にデータが送信されてき
ている。
【0066】まず、制御回路316は、各空調機110
から送信されてくるデータを取り込む(ステップS20
1)。そして、この取り込んだデータに基づいて、各空
調機110それぞれの消費電力(個別消費電力)を算定
する(ステップS202)。さらに、各空調機110そ
れぞれの消費電力を加算することで、全体としての消費
電力(総消費電力)を求める(ステップS203)。
【0067】つぎに、制御回路316は、この総消費電
力が上限値を超えているか否かを判定する(ステップS
204)。既に述べたとおり、この上限値は、実際の契
約容量よりもある程度小さめに設定されている。したが
って、総消費電力がこの上限値を超えたからといって、
即座にブレーカが作動し停電状態となることはない。
【0068】ステップS204における判定の結果、総
消費電力が上限値を超えていなければ、ステップS20
1へ戻る。一方、上限値を超えていた場合には、ステッ
プS205へ進む。
【0069】ステップS205において、制御回路31
6は、各空調機110の偏差を算定する。先に述べたと
おり、この偏差とは、ユーザによって指定された制御目
標温度と、実際の室内温度との差である。
【0070】次に、制御回路316は、各空調機110
についての偏差があらかじめ定められた基準値よりも大
きいか否かを判定する(ステップS206)。つづい
て、制御回路316は、この判定の結果と、空調機間の
優先順位とに基づいて、運転制限の対象を決定する(ス
テップS207)。この実施の形態では具体的には、偏
差がこの基準値よりも小さい空調機のうち、優先順位の
最も低い空調機を、運転制限の対象として選択するよう
になっている。なお、運転制限の対象は、一台とは限ら
ない。複数台を選択するようにしてもよい。
【0071】そして、制御回路316は、ステップS2
07において決定した空調機の運転を制限することで、
空調機110(1)〜110(3)全体として諸費電力
(総消費電力)を抑制する(ステップS208)。この
運転の制限は、たとえば、PAM制御を行っている場合
には、電圧をそれまでよりも所定量だけ下げることでお
こなう。またインバータ制御を行っている場合には、周
波数をそれまでよりも所定量だけ下げることでおこな
う。また制御目標温度を空調機の負荷を小さくなるよう
に変更することでも実現可能である。
【0072】なお、偏差が基準値よりも大きい空調機に
ついては、優先順位の高低に関わらず、運転制限の対象
から外している。これは、当該空調機が担当している部
屋では不快さの度合いが非常に高いと思われるからであ
る。
【0073】すべての空調機110において偏差が基準
値よりも大きい場合には、例外的に、すべての空調機に
ついて運転を制限する。これは、以下のような事情によ
るものである。つまり、偏差が大きい空調機は、制御目
標温度に近づけるべく、コンプレッサなどがフルに作動
しており消費電力が高くなっている。すべての空調機が
このような状態にある場合には、いずれか一つの空調機
の運転を制限するだけでは、不十分なことが多いからで
ある。ステップS208の後は、ステップS201へ戻
り、同様の処理を繰り返す。
【0074】情報処理装置300は、以上述べた一連の
処理動作を常に繰り返し実行し続けることで、空調機1
10(1)〜110(3)の総消費電力が契約容量を超
えることがないように制御している。
【0075】以上説明したとおりこの実施の形態では、
情報処理装置300によって各空調機110の電力消費
を一括して管理している。したがって、予測を超えて総
消費電力が増大し、停電状態に陥るのを防止できる。ま
た、ユーザは停電状態を回避するために、必要以上に空
調機110の運転を抑制する必要がない。つまり、空調
機110の能力を、許される範囲内でフルに発揮させる
ことができる。
【0076】上述した実施の形態では、ネットワーク5
00としてEthernetを想定していたが、これ以
外のネットワークであっても構わない。たとえば、US
B、無線LAN、電灯線通信であっても構わない。また
各空調機110と情報処理装置300とが、離れて設け
られている場合にはインターネットであっても構わな
い。
【0077】上述した実施の形態では、空調機110か
ら送信されるデータに基づいて消費電力を算定していた
が、消費電力を算定する手法はこれに限定されるもので
はない。たとえば、空調機110へ電力を供給している
電源線に計測器を設け、この計測器によって直接測定し
てもよい。
【0078】運転制限の対象とする空調機の選定方法
は、上述した実施の形態の例に限定されるものではな
い。優先順位を設けることなく、もっぱら偏差の大きさ
に基づいて選定してもよい。あるいは、偏差には関係な
く、優先順位のみに基づいて選定してもよい。
【0079】なお、本明細書において言う「コンピュー
タ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネットなど
のネットワークや電話回線などの通信回線を介してプロ
グラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、
動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバや
クライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性
メモリのように、一定時間プログラムを保持しているも
のを含むものとする。
【0080】また、上記プログラムは、前述した機能の
一部を実現するためのものであってもよい。さらには、
コンピュータシステムにすでに記録されているプログラ
ムとの組み合わせで、前述した機能を実現できるもので
あってもよい。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の空調機
の電力制御方法および装置等によれば、空調機を複数台
備える場合でも、停電状態になるのを未然に防止でき
る。その一方で、停電状態を回避するために必要以上運
転を抑制させる必要もない。消費電力の管理は自動的に
おこなわれるため、ユーザ自身は消費電力が上限値を超
えるか否かに気を使う必要がないため、使い勝手がよ
い。より詳細には以下の通りである。
【0082】請求項1に記載の発明では、複数の空調機
全体としての総消費電力を管理することができる。した
がって、消費電力の変動が大きい複数の空調機がそれぞ
れ別個に動作している状況下でも、停電状態に陥る事態
を防止できる。
【0083】請求項2に記載の発明では、優先順位に基
づいて運転を制限すれば、優先順位の高い部屋を重点的
に冷房等することができるため、ユーザの要望により的
確に応えることができる。目標達成の度合いに基づいて
運転を制限すれば、一部の部屋だけが極端に不快な状態
となるのを防止できる。
【0084】請求項3に記載の発明では、電力制御装置
を必ずしも空調機の近傍に設置する必要がなく、遠隔地
からの管理も可能である。また、汎用的なネットワーク
を採用した場合には、電力制御のためだけの配線作業を
最小限にすることができる。
【0085】請求項4に記載の発明では、消費電力を測
定するための計測器を別途設置する必要がないため、実
施が容易である。
【0086】請求項5に記載の発明では、複数の空調機
全体としての総消費電力を管理することができる。した
がって、消費電力の変動が大きい複数の空調機がそれぞ
れ別個に動作している状況下でも、停電状態に陥る事態
を防止できる。
【0087】請求項6に記載の発明では、優先順位に基
づいて運転を制限すれば、優先順位の高い部屋を重点的
に冷房等することができるため、ユーザの要望により的
確に応えることができる。目標達成の度合いに基づいて
運転を制限すれば、一部の部屋だけが極端に不快な状態
となるのを防止できる。
【0088】請求項7に記載の発明では、遠隔地からで
も、複数台の空調機を管理することが容易となる。ま
た、汎用的なネットワークを用いた場合には、電力制御
のためだけの配線作業が最小限で済む。
【0089】請求項8に記載の発明では、消費電力を測
定するための計測器を別途設置する必要がないため、実
施が容易である。
【0090】請求項9に記載の発明では、コンピュータ
が読取可能な記録媒体に格納されたプログラムを実行さ
せることで、汎用性の高い一般のコンピュータを用い
て、空調機の電力制御を実施することができる。これら
の方法を実施するためだけの専用の装置が不要であるた
め、実施に際してのコストを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における空調機の電力管理
システムの概要を示す図である。
【図2】空調機の構成を示す図である。
【図3】情報処理装置の構成を示す図である。
【図4】電力制御の手順を示す図である。
【図5】情報処理装置の処理動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
110 空調機 113 端子部 122 センサ 123 通信回路 125 制御回路 300 情報処理装置 311 表示回路 312 入力回路 313 通信回路 314 ネットワーク接続回路 315 記憶回路 316 制御回路 500 ネットワーク

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の空調機の電力消費を制御する電力
    制御装置において、 前記空調機の消費電力の総和である総消費電力を求める
    総消費電力算定手段と、 所定の上限値を備え、該上限値と前記総消費電力とを比
    較する比較手段と、 前記比較手段による比較の結果、前記総消費電力が前記
    上限値を超えていた場合には、前記空調機のうちの少な
    くとも一つの運転を制限することで前記総消費電力を抑
    制する制限手段と、 を備えたことを特徴とする電力制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制限手段は、 前記空調機間にあらかじめ定められた優先順位および/
    または前記空調機による制御目標の達成の度合いに基づ
    いて、前記空調機のうちの少なくとも一つの運転を制限
    するものであること、 を特徴とする請求項1に記載の電力制御装置。
  3. 【請求項3】 ネットワークを通じて前記空調機と信号
    を授受する通信手段を備え、 前記制限手段は、前記通信手段によって空調機に所定の
    制御信号を送信することで、当該空調機の運転を制限す
    るものであること、 を特徴とする請求項1または2に記載の空調機の電力制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記総消費電力算定手段は、前記通信手
    段によって受信された、空調機それぞれの運転状況を示
    す情報に基づいて、前記総消費電力を算定するものであ
    ること、 を特徴とする請求項3に記載の空調機の電力制御装置。
  5. 【請求項5】 複数の空調機の電力消費を制御する電力
    制御方法において、 前記空調機それぞれの消費電力の総和である総消費電力
    を求め、 該総消費電力と所定の上限値とを比較し、該比較の結
    果、前記総消費電力が前記上限値を超えていた場合に
    は、前記空調機のうちの少なくとも一つの運転を制限す
    ることで、前記総消費電力を抑制すること、 を特徴とする空調機の電力制御方法。
  6. 【請求項6】 前記運転の制限を、前記空調機間にあら
    かじめ定められた優先順位と、前記空調機による制御目
    標の達成の度合いと、の少なくとも一方に基づいておこ
    なうこと、 を特徴とする請求項5に記載の空調機の電力制御方法。
  7. 【請求項7】 ネットワークを通じて空調機に所定の制
    御信号を送信することで、当該空調機の運転を制限する
    こと、 を特徴とする請求項5または6に記載の空調機の電力制
    御方法。
  8. 【請求項8】 ネットワークを通じて得た前記空調機そ
    れぞれの運転状況を示す情報に基づいて前記総消費電力
    を算定すること、 を特徴とする請求項5〜7のいずれか一つに記載の空調
    機の電力制御方法。
  9. 【請求項9】 前記請求項5〜8のいずれか一つに記載
    された方法を、コンピュータに実行させるプログラムを
    格納したことを特徴とするコンピュータが読取可能な記
    録媒体。
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