JP2002010089A - 画像符号化装置及び画像復号化装置 - Google Patents

画像符号化装置及び画像復号化装置

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JP2002010089A
JP2002010089A JP2000189142A JP2000189142A JP2002010089A JP 2002010089 A JP2002010089 A JP 2002010089A JP 2000189142 A JP2000189142 A JP 2000189142A JP 2000189142 A JP2000189142 A JP 2000189142A JP 2002010089 A JP2002010089 A JP 2002010089A
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JP2000189142A
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Hiroya Nakamura
博哉 中村
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Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隠蔽情報の挿入を第三者に知られ難く、しか
も画質劣化を極力抑えて隠蔽情報の付加、分離が行える
画像符号化装置、画像復号化装置を提供する。 【解決手段】 隠蔽情報挿入判定部4で、輝度信号の各
ブロックの量子化係数に隠蔽情報を挿入するかどうかを
判定する。ここでは、得られた逆量子化係数における輝
度信号のDC成分の値が、予め設定した閾値よりも大き
いかどうかで判断する。隠蔽情報挿入判定部4により隠
蔽情報を挿入すると判断された場合、隠蔽情報挿入部5
は、入力された輝度信号の量子化係数内の予め規定され
た高域成分を隠蔽情報と置き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像情報と隠蔽情
報とを符号化する画像符号化装置、及び、画像情報と隠
蔽情報とを復号する画像復号化装置に関するものであ
る。そして、この発明は特に、画質劣化を極力抑えて隠
蔽情報の付加、分離が行える画像符号化装置及び画像復
号装置を提供することを目的としている。
【0002】
【従来の技術】DCTなどの直交変換を用いた画像符号
化方式としてMPEG方式などがある。この方式では、
ユーザが定義する付加情報を挿入するためのユーザデー
タ挿入領域が定義されている。ユーザデータ挿入領域は
ユーザデータスタートコードで始まり、このユーザデー
タスタートコード以降、次のスタートコードが発生する
まで、任意の付加情報を挿入することができる。
【0003】ユーザデータ挿入領域にデータを挿入する
手法では、任意のデータがユーザデータ挿入領域に挿入
されていることを第三者に容易に知られてしまう。よっ
て、違法コピー防止等の著作権保護のための任意データ
を挿入する方法としては不向きであった。
【0004】そこで、多少の画質劣化が伴なうが、第三
者に任意データの挿入が知られにくい方法として、ブロ
ック単位でDCTを行って得られるDCT係数に付加情
報を重ねて符号化する方法が提案されている。これらは
著作権保護、違法コピー防止のための電子透かしなどに
用いられる場合が多い。付加情報(電子透かし情報)を
重ねて符号化する際、すべてのDCTブロックのDCT
係数に付加情報を付加すると画質の劣化が目立つため、
映像パターンが平坦かどうか(映像パターンに変化がな
いかどうか)を判定し、映像パターンが平坦な区間のみ
に付加情報を付加し、平坦でない区間は付加情報を付加
しないという手法(特開平11-98341)がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の付加情
報(第三者に隠したい隠蔽情報)を重ねて符号化する方
法では、どうしても画質の劣化が目立ちやすかった。こ
の発明は、隠蔽情報の挿入を第三者に知られ難く、しか
も画質劣化を極力抑えて隠蔽情報の付加、分離が行える
画像符号化装置及び画像復号化装置を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために本発明は、下記の符号化装置、復号化装置を
提供するものである。 (1) 直交変換を用いて画像信号の符号化を行う画像
符号化装置において、入来する画像信号の輝度信号と色
差信号とのそれぞれに対してブロック単位で直行変換を
行い、DCT係数を得る直交変換手段と、前記DCT係
数を量子化し量子化係数を得る量子化手段と、前記量子
化係数を逆量子化し、逆量子化係数を得る逆量子化手段
と、前記逆量子化係数における輝度信号のDC成分の値
に応じて隠蔽情報を付加するか否かを判断する判断手段
と、前記量子化手段から量子化係数が供給され、前記判
断手段が前記隠蔽情報を付加すると判断した場合に、輝
度信号の量子化係数の所定高域成分を前記隠蔽情報に置
換する隠蔽情報付加手段と、前記隠蔽情報付加手段から
出力される量子化係数を可変長符号化し、ビットストリ
ームを得る可変長符号化手段と、を備えたことを特徴と
する画像符号化装置。 (2) 直交変換を用いて画像信号の符号化を行う画像
符号化装置において、入来する画像信号の輝度信号と色
差信号とのそれぞれに対してブロック単位で直行変換を
行い、DCT係数を得る直交変換手段と、前記DCT係
数を量子化し量子化係数を得る量子化手段と、前記量子
化係数を逆量子化し、逆量子化係数を得る逆量子化手段
と、前記逆量子化係数における輝度信号のDC成分の値
に応じて、隠蔽情報を付加するか否か、及び前記隠蔽情
報の付加対象となる輝度信号の量子化係数の高域成分領
域を決定する決定手段と、前記量子化手段から量子化係
数が供給され、前記決定手段の決定に応じて前記高域成
分領域を前記隠蔽情報に置換する隠蔽情報付加手段と、
前記隠蔽情報付加手段から出力される量子化係数を可変
長符号化し、ビットストリームを得る手段と、を備えた
ことを特徴とする画像符号化装置。 (3) 背景となるオブジェクトと他のオブジェクトと
の少なくとも2つのオブジェクトを直交変換を用いてオ
ブジェクト毎に符号化する画像符号化装置において、入
来する各オブジェクト画像信号の輝度信号と色差信号と
のそれぞれに対してブロック単位で直行変換を行い、D
CT係数を得る直交変換手段と、前記DCT係数を量子
化し量子化係数を得る量子化手段と、前記量子化係数を
逆量子化し、逆量子化係数を得る逆量子化手段と、前記
逆量子化係数における前記背景となるオブジェクトの輝
度信号の逆量子化係数のDC成分値に応じて、隠蔽情報
を付加するか否かを判断する判断手段と、前記量子化手
段から量子化係数が供給され、前記判断手段が前記隠蔽
情報を付加すると判断した場合に、前記背景となるオブ
ジェクトにおける輝度信号の量子化係数の所定高域成分
を前記隠蔽情報に置換する隠蔽情報付加手段と、前記隠
蔽情報付加手段から出力される量子化係数を可変長符号
化し、ビットストリームを得る可変長符号化手段と、を
備えたことを特徴とする画像符号化装置。 (4) 画像信号の輝度信号と色差信号とのそれぞれに
対してブロック単位で直行変換を行ってから量子化して
得た量子化係数を、可変長符号化することによって生成
したビットストリームが供給され、このビットストリー
ムを復号化して復号画像信号を得る画像復号化装置にお
いて、前記ビットストリームを可変長復号化し、量子化
係数である可変長復号信号を得る可変長復号化手段と、
前記可変長復号信号を逆量子化し、逆量子化係数を得る
逆量子化手段と、前記逆量子化係数における輝度信号の
DC成分の値から隠蔽情報が付加されているか否かを判
定する判定手段と、前記可変長復号化手段から前記可変
長復号信号が供給され、前記判定手段により前記隠蔽情
報が付加されていると判定された場合に、輝度信号の可
変長復号信号の所定高域成分から前記隠蔽情報を取り出
す隠蔽情報取り出し手段と、前記隠蔽情報取り出し手段
を介した可変長復号信号が供給され逆量子化を行う逆量
子化手段と、前記逆量子化手段の出力を直交逆変換して
前記復号画像信号を得る直交逆変換手段と、を備えたこ
とを特徴とする画像復号化装置。 (5) 画像信号の輝度信号と色差信号とのそれぞれに
対してブロック単位で直行変換を行ってから量子化して
得た量子化係数を、可変長符号化することによって生成
したビットストリームが供給され、このビットストリー
ムを復号化して復号画像信号を得る画像復号化装置にお
いて、前記ビットストリームを可変長復号化し、量子化
係数である可変長復号信号を得る可変長復号化手段と、
前記可変長復号信号を逆量子化し、逆量子化係数を得る
逆量子化手段と、前記逆量子化係数における輝度信号の
DC成分の値に応じて、隠蔽情報が付加されているか否
か、及び前記隠蔽情報が付加されている輝度信号の可変
長復号信号の高域成分領域を判定する判定手段と、前記
可変長復号化手段から前記可変長復号信号が供給され、
前記判定手段の判定に応じて前記高域成分領域から前記
隠蔽情報を取り出す隠蔽情報取り出し手段と、前記隠蔽
情報取り出し手段を介した可変長復号信号が供給され逆
量子化を行う逆量子化手段と、前記逆量子化手段の出力
を直交逆変換して前記復号画像信号を得る直交逆変換手
段と、を備えたことを特徴とする画像復号化装置。 (6) 各オブジェクト毎にオブジェクト画像信号の輝
度信号と色差信号とのそれぞれに対してブロック単位で
直行変換を行ってから量子化して得た量子化係数を、可
変長符号化することによって生成したビットストリーム
が供給され、このビットストリームを復号化して各オブ
ジェクトの復号画像信号を得る画像復号化装置におい
て、前記ビットストリームを可変長復号化し、量子化係
数である可変長復号信号を得る可変長復号化手段と、前
記可変長復号信号を逆量子化し、逆量子化係数を得る逆
量子化手段と、前記逆量子化係数における背景となるオ
ブジェクトの輝度信号の逆量子化係数のDC成分値に応
じて、隠蔽情報が付加されているか否かを判定する判定
手段と、前記可変長復号化手段から前記可変長復号信号
が供給され、前記判定手段により前記隠蔽情報が付加さ
れていると判定された場合に、前記背景となるオブジェ
クトにおける輝度信号の可変長復号信号の所定高域成分
から前記隠蔽情報を取り出す隠蔽情報取り出し手段と、
前記隠蔽情報取り出し手段を介した可変長復号信号が供
給され逆量子化を行う逆量子化手段と、前記逆量子化手
段の出力を直交逆変換して前記各オブジェクトの復号画
像信号を得る直交逆変換手段と、を備えたことを特徴と
する画像復号化装置。
【0007】
【発明の実施の形態】[実施例1:画像符号化装置]実
施例1の画像符号化装置について図面を参照しながら詳
細に説明する。図1は実施例1の画像符号化装置の構成
を示す図である。直交変換手段であるDCT(離散コサ
イン変換)部1で画像データをY信号(輝度信号)とC
b、Cr信号(色差信号)とに分割し、各信号のデータを8
×8画素などのブロック単位で2次元DCTを行い、D
CT係数を得る。得られたDCT係数を量子化部2で量
子化し、量子化係数を得る。この量子化係数を逆量子化
部3で逆量子化し、逆量子化係数とする。(ここで、量
子化した画像が参照画像とならない場合はDCT係数の
DC成分のみ逆量子化すればよい。)
【0008】次に、隠蔽情報挿入判定部4で、前記した
輝度信号の各ブロックの量子化係数に隠蔽情報を挿入す
るかどうかを判定する。ここでは、得られた逆量子化係
数における輝度信号のDC成分の値が、予め設定した閾値
よりも大きいかどうかで判断する。例えば、逆量子化さ
れたDC成分の値をIQ(0,0)、予め設定した閾値をLとする
と、 IQ(0,0)<L の場合、隠蔽情報を挿入すると判断する。これは、画像
の暗い部分は人間の視覚的にDCT係数の高域成分の劣
化が目立ちにくいためである。よって、閾値Lの値は視
覚的にDCT係数の高域成分の劣化が目立ちにくいと判
断できる値を設定する。
【0009】隠蔽情報挿入部5には、量子化部2から量
子化係数(輝度信号の量子化係数と色差信号の量子化係
数)が供給される。隠蔽情報挿入判定部4により隠蔽情
報を挿入すると判断された場合、隠蔽情報挿入部5は、
入力された輝度信号の量子化係数内の予め規定された高
域成分を隠蔽情報と置き換える。挿入する隠蔽情報は、
これ以降の処理で完全に可逆で符号化されるので、テキ
ストファイル、ZIPなどの圧縮ファイル、MPEGなどの動
画のビットストリーム、さらにはこれらを暗号化したデ
ータなどどのような形態の情報でもよい。隠蔽情報と置
き換える量子化係数の高域成分は、例えば図5に示すQ
(6,6)、Q(6,7)、Q(7,6)、Q(7,7)である。(ここで、置
き換える高域成分は、画像劣化を極力抑ることと、隠蔽
情報が含まれていることを第3者に悟られないようにす
ることとを考慮して規定する。)
【0010】隠蔽情報挿入部5は、隠蔽情報挿入判定部
4により隠蔽情報を挿入しないと判断された場合には、
供給される量子化係数をそのまま出力する。隠蔽情報挿
入部5から出力された隠蔽情報を含む量子化係数は可変
長符号化部6で可変長符号化され、ビットストリームが
生成される。
【0011】次に、オブジェクト画像符号化装置につい
て考える。矩形形状の背景オブジェクトと任意形状のオ
ブジェクトとなどの2つ以上のオブジェクトを個別に符
号化する場合は、復号して閲覧する視聴者は背景オブジ
ェクトよりも任意形状のオブジェクトに注目するという
特徴がある。従って、矩形形状の背景オブジェクトのみ
に隠蔽情報を付加するようにする。あるいは、背景オブ
ジェクトに付加する隠蔽情報の量を、他のオブジェクト
に付加する隠蔽情報の量よりも多く設定する。
【0012】矩形形状の背景オブジェクトのみに隠蔽情
報を付加するようにする符号化装置としては、背景とな
るオブジェクトと他のオブジェクトとの少なくとも2つ
のオブジェクトを直交変換を用いてオブジェクト毎に符
号化する画像符号化装置において、入来する各オブジェ
クト画像信号の輝度信号と色差信号とのそれぞれに対し
てブロック単位で直行変換を行い、DCT係数を得る直
交変換手段と、前記DCT係数を量子化し量子化係数を
得る量子化手段と、前記量子化係数を逆量子化し、逆量
子化係数を得る逆量子化手段と、前記逆量子化係数にお
ける前記背景となるオブジェクトの輝度信号の逆量子化
係数のDC成分値に応じて、隠蔽情報を付加するか否か
を判断する判断手段と、前記量子化手段から量子化係数
が供給され、前記判断手段が前記隠蔽情報を付加すると
判断した場合に、前記背景となるオブジェクトにおける
輝度信号の量子化係数の所定高域成分を前記隠蔽情報に
置換する隠蔽情報付加手段と、前記隠蔽情報付加手段か
ら出力される量子化係数を可変長符号化し、ビットスト
リームを得る可変長符号化手段と、を備えたことを特徴
とする画像符号化装置。である。
【0013】[実施例2:画像符号化装置]次に、実施
例2の画像符号化装置について図面を参照しながら詳細
に説明する。図2は実施例2の画像符号化装置の構成を
示す図である。図1とは隠蔽情報挿入判定部4が隠蔽情
報挿入判定及び挿入領域決定部14に入れ替わっている
点が大きく異なる。
【0014】DCT部11、量子化部12、逆量子化部
13により逆量子化係数を得るところまでは実施例1の
画像符号化装置と同様である。隠蔽情報挿入判定及び挿
入領域決定部14は、輝度信号の各ブロックの量子化係
数に隠蔽情報を挿入するかどうかを判定し、さらに、隠
蔽情報を挿入する場合は隠蔽情報と置き換える量子化係
数の高域成分領域を決定する。この決定は、逆量子化係
数における輝度信号のDC成分の値が、予め設定した閾値
よりも大きいかどうかで判断する。ここで設定する閾値
は実施例1と同様に隠蔽情報を挿入するかどうかの閾値
に加えて、領域を決定する閾値も設定する。(すなわ
ち、少なくとも2つの閾値が設定される。)例えば、隠
蔽情報を挿入する場合の、置換対象となる量子化係数の
高域成分領域を2段階に切り替えるとした場合、設定す
る閾値は2つ必要となり、逆量子化された輝度信号のDC
成分の値をIQ(0,0)、予め設定した閾値をL1、L2(L1>L
2)とすると、 L2≦IQ(0,0)<L1 の場合、隠蔽情報を挿入すると判断し、また、置き換え
る量子化係数の高域成分領域は後者と比較して狭く設定
する。 IQ(0,0)<L2 の場合も隠蔽情報を挿入すると判断する。但し、置き換
える量子化係数の高域成分領域は前者と比較して広く設
定する。これは画像のより暗い部分は視覚的にDCT係
数の高域成分の劣化が目立ちにくいためである。この例
では領域を2段階で示したが、さらに閾値を設定するこ
とによりより多くの段階で定義することもできる。
【0015】次に、隠蔽情報を挿入すると判断した場
合、隠蔽情報挿入部15は、入力された輝度信号の量子
化係数内の予め規定された高域成分領域を隠蔽情報と置
き換える。隠蔽情報と置き換える量子化係数の領域は、
前述の隠蔽情報挿入判定及び挿入領域決定部14で決定
した結果を用いる。例えば L2≦IQ(0,0)<L1 の場合、図5に示すQ(6,6)、Q(6,7)、Q(7,6)、Q(7,7)
を隠蔽情報と置き換え、 IQ(0,0)<L2 の場合、図5に示すQ(5,5)、Q(5,6)、Q(5,7)、Q(6,5)
Q(6,6)、Q(6,7)、Q(7,5)、Q(7,6)、Q(7,7) を隠蔽情報
と置き換える。このようにIQ(0,0)の値によって適応的
に隠蔽情報と置き換える領域を設定することによって、
画質劣化を抑制してより効率的に隠蔽情報を付加するこ
とができる。
【0016】隠蔽情報挿入部15は、隠蔽情報挿入判定
及び挿入領域決定部14により隠蔽情報を挿入しないと
判断された場合には、量子化部12から供給される量子
化係数をそのまま出力する。隠蔽情報挿入部15から出
力された隠蔽情報を含む量子化係数は可変長符号化部1
6で可変長符号化され、ビットストリームが生成され
る。
【0017】[実施例3:画像復号化装置]実施例3と
して画像復号化装置について図面を参照しながら詳細に
説明する。図3は実施例3の画像復号化装置の構成を示
す構成図である。本画像復号化装置は実施例1で生成し
た形態のビットストリームを復号し、また、隠蔽情報を
取り出す装置である。
【0018】可変長復号部31でビットストリームを可
変長復号し、量子化係数である可変長復号化信号を得
る。可変長復号化信号を逆量子化部32で逆量子化し、
逆量子化係数とする。
【0019】隠蔽情報挿入判定部33では、輝度信号の
各ブロックの量子化係数に隠蔽情報が挿入されているか
かどうかを判定する。ここでは、逆量子化部32で得ら
れた逆量子化係数における輝度信号のDC成分の値が、予
め設定した閾値よりも大きいかどうかで挿入の有無を判
断する。例えば、逆量子化されたDC成分の値をI
Q(0,0 )、予め設定した閾値をLとすると、 IQ(0,0)<L の場合、隠蔽情報が挿入されていると判断する。閾値L
の値は実施例1の画像符号化装置で設定された値と同一
である。(閾値Lの値を知らないユーザは隠蔽情報を取
り出すことはできない。)
【0020】隠蔽情報取り出し部34には、可変長復号
部31で可変長復号して得た量子化係数である可変長復
号化信号が供給されている。隠蔽情報挿入判定部33で
隠蔽情報が挿入されていると判定した場合、隠蔽情報取
り出し部34により、入力された輝度信号の可変長復号
化信号(量子化係数)の中で、予め規定した高域成分を
隠蔽情報とみなして取り出す。隠蔽情報して取り出す可
変長復号化信号は例えば図5に示すQ (6,6)、Q (6,7)
Q (7,6)、Q(7,7)である。この取り出す量子化係数の高
域成分領域は、実施例1の画像符号化装置で設定された
領域と同一である。(この領域を知らないユーザは隠蔽
情報を取り出すことはできない。)さらに、ブロック毎
に取り出されたデータをつなげて隠蔽情報とする。
【0021】隠蔽情報取り出し部34は、隠蔽情報挿入
判定部33により隠蔽情報が挿入されていない判断され
た場合には、可変長復号部31から供給される可変長復
号化信号(量子化係数)をそのまま出力する。
【0022】隠蔽情報取り出し部34から出力された、
隠蔽情報の取り除かれた可変長復号化信号は、逆量子化
部35で逆量子化され、逆DCT部35で逆DCT処理
されて復号画像データとなる。このように、本画像復号
化装置は確実に隠蔽情報を取り出せる。
【0023】また、入来するビットストリームがオブジ
ェクト毎に符号化されたビットストリームであり、背景
となるオブジェクトに隠蔽情報が付加されている場合の
符号化装置は下記の構成となる。
【0024】各オブジェクト毎にオブジェクト画像信号
の輝度信号と色差信号とのそれぞれに対してブロック単
位で直行変換を行ってから量子化して得た量子化係数
を、可変長符号化することによって生成したビットスト
リームが供給され、このビットストリームを復号化して
各オブジェクトの復号画像信号を得る画像復号化装置に
おいて、前記ビットストリームを可変長復号化し、量子
化係数である可変長復号信号を得る可変長復号化手段
と、前記可変長復号信号を逆量子化し、逆量子化係数を
得る逆量子化手段と、前記逆量子化係数における背景と
なるオブジェクトの輝度信号の逆量子化係数のDC成分
値に応じて、隠蔽情報が付加されているか否かを判定す
る判定手段と、前記可変長復号化手段から前記可変長復
号信号が供給され、前記判定手段により前記隠蔽情報が
付加されていると判定された場合に、前記背景となるオ
ブジェクトにおける輝度信号の可変長復号信号の所定高
域成分から前記隠蔽情報を取り出す隠蔽情報取り出し手
段と、前記隠蔽情報取り出し手段を介した可変長復号信
号が供給され逆量子化を行う逆量子化手段と、前記逆量
子化手段の出力を直交逆変換して前記各オブジェクトの
復号画像信号を得る直交逆変換手段と、を備えたことを
特徴とする画像復号化装置。
【0025】[実施例4:画像復号化装置]次に実施例
4の画像復号化装置について図面を参照しながら詳細に
説明する。図4は実施例4の画像復号化装置の構成を示
す図である。本画像復号化装置は実施例2で生成した形
態のビットストリームを復号し、また、隠蔽情報を取り
出す装置である。図3に示した実施例3とは隠蔽情報挿
入判定部33が隠蔽情報挿入判定及び挿入領域決定部4
3に入れ替わっている点が大きく異なる。
【0026】可変長復号部41でビットストリームを可
変長復号し、可変長復号信号を逆量子化部42で逆量子
化し、逆量子化係数とするところまでは実施例3の画像
復号化装置と同様である。
【0027】隠蔽情報挿入判定及び挿入領域決定部43
では、輝度信号の各ブロックの量子化係数(可変長復号
化信号)に隠蔽情報が挿入されているかかどうかを判定
し、さらに、隠蔽情報が挿入されている場合に隠蔽情報
と置き換えられている量子化係数の高域成分領域を判定
する。この判定は、逆量子化部42から供給される逆量
子化係数の輝度信号のDC成分の値が、予め設定した閾値
よりも大きいかどうかで判断する。例えば、隠蔽情報が
挿入されている場合の量子化係数(可変長復号化信号)
の領域が2段階に切り替えられている場合、設定する閾
値は2つ必要となり、逆量子化されたDC成分の値をIQ
(0,0)、予め設定した閾値をL1、L2(L1>L2 :L1、
L2の値は実施例2の画像符号化装置で設定した値と同
一)とすると、 L2≦IQ(0,0)<L1 の場合、隠蔽情報が挿入されていると判断し、また、隠
蔽情報として取り出すべき可変長復号化信号における輝
度信号の高域成分領域を後者と比較して狭く設定してお
く。 IQ(0,0)<L2 の場合も隠蔽情報が挿入されていると判断する。但し、
隠蔽情報として取り出すべき可変長復号化信号の高域成
分領域は前者と比較して広く設定しておく。この例では
領域を2段階で示したが、さらに閾値を設定することに
よりより多くの段階で定義することもできる。(閾値の
数、及び閾値L1、L2の値を知らないユーザは隠蔽情
報を取り出すことはできない)
【0028】次に、隠蔽情報が挿入されていると判断し
た場合、隠蔽情報取り出し部44で入力された輝度信号
の可変長復号化信号の中で、予め規定した高域成分領域
を隠蔽情報とみなして取り出す。隠蔽情報として取り出
す可変長復号化信号の高域成分領域は、実施例2の画像
符号化装置における隠蔽情報挿入判定及び挿入領域決定
部14で決定した領域を用いる。 L2≦IQ(0,0)<L1 の場合、図5に示すQ(6,6)、Q(6,7)、Q(7,6)、Q(7,7)
を隠蔽情報として取り出し、 IQ(0,0)<L2 の場合、図5に示すQ(5,5)、Q(5,6)、Q(5,7)、Q(6,5)
Q(6,6)、Q(6,7)、Q(7,5)、Q(7,6)、Q(7,7) を隠蔽情報
として取り出す。(IQ(0,0)の値における取出すべき領
域を知らないユーザは隠蔽情報を取り出すことはできな
い。)さらに、ブロック毎に取り出されたデータをつな
げて隠蔽情報とする。
【0029】隠蔽情報取り出し部44から出力される隠
蔽情報が取り除かれた可変長復号化信号は、逆量子化部
45により逆量子化され、その逆量子化された逆量子化
係数を逆DCT部46で逆DCTし、復号画像データを
得る。このように、本画像復号化装置は確実に隠蔽情報
を取り出せる。
【0030】
【発明の効果】以上の通り、本発明の画像符号化装置
は、人間の視覚的に高域成分の劣化が目立ちにくい画像
の明るさの暗い部分において、画像信号の量子化後の高
域成分を隠蔽情報に置き換えることにより、画質劣化を
極力抑えて隠蔽情報の付加が行える。もちろん、隠蔽情
報を付加した部分は、画像再生時に付加したことが人間
の視覚的に非常に目立たない部分であるので、第3者に
隠蔽情報が付加されていることを知られにくい。また、
明るさの暗い部分における隠蔽情報の付加領域を、暗い
部分の暗さに応じて適応的に設定するようにした画像符
号化装置は、画質劣化をより抑制してより効率的に隠蔽
情報を付加することができる。本発明の画像復号化装置
は、画質を損なうことなく確実に隠蔽情報を取り出せ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の画像符号化装置を示す構成図であ
る。
【図2】実施例2の画像符号化装置を示す構成図であ
る。
【図3】実施例3の画像復号化装置を示す構成図であ
る。
【図4】実施例4の画像復号化装置を示す構成図であ
る。
【図5】ブロックでの画素構成を示す図である。
【符号の説明】
1 DCT部 2 量子化部 3 逆量子化部 4 隠蔽情報挿入判定部 5 隠蔽情報挿入部 6 可変長符号化部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/08 H04N 7/08 Z 5J064 7/081 7/133 Z 7/30 Fターム(参考) 5B057 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB19 CE08 CG02 5C059 KK43 MA00 MA23 ME01 RC12 RC35 TA45 TA50 TB18 TC43 TD12 UA02 UA05 5C063 AB07 DA20 5C076 AA14 BA06 BA09 5C078 AA09 BA57 CA02 CA14 DA01 DB07 5J064 AA01 BA09 BA16 BC16 BD02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直交変換を用いて画像信号の符号化を行う
    画像符号化装置において、 入来する画像信号の輝度信号と色差信号とのそれぞれに
    対してブロック単位で直行変換を行い、DCT係数を得
    る直交変換手段と、 前記DCT係数を量子化し量子化係数を得る量子化手段
    と、 前記量子化係数を逆量子化し、逆量子化係数を得る逆量
    子化手段と、 前記逆量子化係数における輝度信号のDC成分の値に応
    じて隠蔽情報を付加するか否かを判断する判断手段と、 前記量子化手段から量子化係数が供給され、前記判断手
    段が前記隠蔽情報を付加すると判断した場合に、輝度信
    号の量子化係数の所定高域成分を前記隠蔽情報に置換す
    る隠蔽情報付加手段と、 前記隠蔽情報付加手段から出力される量子化係数を可変
    長符号化し、ビットストリームを得る可変長符号化手段
    と、を備えたことを特徴とする画像符号化装置。
  2. 【請求項2】直交変換を用いて画像信号の符号化を行う
    画像符号化装置において、 入来する画像信号の輝度信号と色差信号とのそれぞれに
    対してブロック単位で直行変換を行い、DCT係数を得
    る直交変換手段と、 前記DCT係数を量子化し量子化係数を得る量子化手段
    と、 前記量子化係数を逆量子化し、逆量子化係数を得る逆量
    子化手段と、 前記逆量子化係数における輝度信号のDC成分の値に応
    じて、隠蔽情報を付加するか否か、及び前記隠蔽情報の
    付加対象となる輝度信号の量子化係数の高域成分領域を
    決定する決定手段と、 前記量子化手段から量子化係数が供給され、前記決定手
    段の決定に応じて前記高域成分領域を前記隠蔽情報に置
    換する隠蔽情報付加手段と、 前記隠蔽情報付加手段から出力される量子化係数を可変
    長符号化し、ビットストリームを得る手段と、を備えた
    ことを特徴とする画像符号化装置。
  3. 【請求項3】背景となるオブジェクトと他のオブジェク
    トとの少なくとも2つのオブジェクトを直交変換を用い
    てオブジェクト毎に符号化する画像符号化装置におい
    て、 入来する各オブジェクト画像信号の輝度信号と色差信号
    とのそれぞれに対してブロック単位で直行変換を行い、
    DCT係数を得る直交変換手段と、 前記DCT係数を量子化し量子化係数を得る量子化手段
    と、 前記量子化係数を逆量子化し、逆量子化係数を得る逆量
    子化手段と、 前記逆量子化係数における前記背景となるオブジェクト
    の輝度信号の逆量子化係数のDC成分値に応じて、隠蔽
    情報を付加するか否かを判断する判断手段と、 前記量子化手段から量子化係数が供給され、前記判断手
    段が前記隠蔽情報を付加すると判断した場合に、前記背
    景となるオブジェクトにおける輝度信号の量子化係数の
    所定高域成分を前記隠蔽情報に置換する隠蔽情報付加手
    段と、 前記隠蔽情報付加手段から出力される量子化係数を可変
    長符号化し、ビットストリームを得る可変長符号化手段
    と、 を備えたことを特徴とする画像符号化装置。
  4. 【請求項4】画像信号の輝度信号と色差信号とのそれぞ
    れに対してブロック単位で直行変換を行ってから量子化
    して得た量子化係数を、可変長符号化することによって
    生成したビットストリームが供給され、このビットスト
    リームを復号化して復号画像信号を得る画像復号化装置
    において、 前記ビットストリームを可変長復号化し、量子化係数で
    ある可変長復号信号を得る可変長復号化手段と、 前記可変長復号信号を逆量子化し、逆量子化係数を得る
    逆量子化手段と、 前記逆量子化係数における輝度信号のDC成分の値から
    隠蔽情報が付加されているか否かを判定する判定手段
    と、 前記可変長復号化手段から前記可変長復号信号が供給さ
    れ、前記判定手段により前記隠蔽情報が付加されている
    と判定された場合に、輝度信号の可変長復号信号の所定
    高域成分から前記隠蔽情報を取り出す隠蔽情報取り出し
    手段と、 前記隠蔽情報取り出し手段を介した可変長復号信号が供
    給され逆量子化を行う逆量子化手段と、 前記逆量子化手段の出力を直交逆変換して前記復号画像
    信号を得る直交逆変換手段と、を備えたことを特徴とす
    る画像復号化装置。
  5. 【請求項5】画像信号の輝度信号と色差信号とのそれぞ
    れに対してブロック単位で直行変換を行ってから量子化
    して得た量子化係数を、可変長符号化することによって
    生成したビットストリームが供給され、このビットスト
    リームを復号化して復号画像信号を得る画像復号化装置
    において、 前記ビットストリームを可変長復号化し、量子化係数で
    ある可変長復号信号を得る可変長復号化手段と、 前記可変長復号信号を逆量子化し、逆量子化係数を得る
    逆量子化手段と、 前記逆量子化係数における輝度信号のDC成分の値に応
    じて、隠蔽情報が付加されているか否か、及び前記隠蔽
    情報が付加されている輝度信号の可変長復号信号の高域
    成分領域を判定する判定手段と、 前記可変長復号化手段から前記可変長復号信号が供給さ
    れ、前記判定手段の判定に応じて前記高域成分領域から
    前記隠蔽情報を取り出す隠蔽情報取り出し手段と、 前記隠蔽情報取り出し手段を介した可変長復号信号が供
    給され逆量子化を行う逆量子化手段と、 前記逆量子化手段の出力を直交逆変換して前記復号画像
    信号を得る直交逆変換手段と、を備えたことを特徴とす
    る画像復号化装置。
  6. 【請求項6】各オブジェクト毎にオブジェクト画像信号
    の輝度信号と色差信号とのそれぞれに対してブロック単
    位で直行変換を行ってから量子化して得た量子化係数
    を、可変長符号化することによって生成したビットスト
    リームが供給され、このビットストリームを復号化して
    各オブジェクトの復号画像信号を得る画像復号化装置に
    おいて、 前記ビットストリームを可変長復号化し、量子化係数で
    ある可変長復号信号を得る可変長復号化手段と、 前記可変長復号信号を逆量子化し、逆量子化係数を得る
    逆量子化手段と、 前記逆量子化係数における背景となるオブジェクトの輝
    度信号の逆量子化係数のDC成分値に応じて、隠蔽情報
    が付加されているか否かを判定する判定手段と、 前記可変長復号化手段から前記可変長復号信号が供給さ
    れ、前記判定手段により前記隠蔽情報が付加されている
    と判定された場合に、前記背景となるオブジェクトにお
    ける輝度信号の可変長復号信号の所定高域成分から前記
    隠蔽情報を取り出す隠蔽情報取り出し手段と、 前記隠蔽情報取り出し手段を介した可変長復号信号が供
    給され逆量子化を行う逆量子化手段と、 前記逆量子化手段の出力を直交逆変換して前記各オブジ
    ェクトの復号画像信号を得る直交逆変換手段と、を備え
    たことを特徴とする画像復号化装置。
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