JP2002009908A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP2002009908A
JP2002009908A JP2000187372A JP2000187372A JP2002009908A JP 2002009908 A JP2002009908 A JP 2002009908A JP 2000187372 A JP2000187372 A JP 2000187372A JP 2000187372 A JP2000187372 A JP 2000187372A JP 2002009908 A JP2002009908 A JP 2002009908A
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case
cord
reel
earphone
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JP2000187372A
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English (en)
Inventor
Kazuo Koyama
和夫 小山
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Shinwa Kogyo Inc
Shinwa Industry Co Ltd
Original Assignee
Shinwa Kogyo Inc
Shinwa Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Headphones And Earphones (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】イヤホン付きのコードを能率良くケースの内部
に収納できるようにする。 【手段】ボタン2の群を設けた第1ケース1aと、ディス
プレイ3を設けた第2ケース1bとが折り畳み自在に接続
されている。両ケース1a,1b は円形に形成されており、
第1ケース1aに、当該第1ケース1aよりも僅かに小径の
リール16を内蔵し、このリール16にコード7を巻いてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機の改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機が爆発的に普及してお
り、もはや生活に欠かせないものになっている。しか
し、携帯電話機については幾つかの問題点も浮き上がっ
ており、その1つに電磁波の問題がある。
【0003】電磁波の問題は、病院用機器への悪影響や
航空機の制御系統への悪影響、或いは近くにいる人のペ
ースメーカーへの悪影響など、外部の機器類に与える悪
影響の問題と、通話している本人の身体(特に脳)への
悪影響とに大別される。
【0004】このうち、外部の機器類への悪影響の問題
は電源を切っておくことによって対処できる。他方、本
人の脳への悪影響に対しては、電磁波が脳に届かないよ
うに携帯電話機を頭から離して通話すれば良く、そのた
めには、受話手段としてイヤホン(或いはヘッドホン)
を使用すれば良い。
【0005】イヤホンを使用すると、電磁波の悪影響を
回避できるのみでなく、スピーカーとマイクとを本体に
一体化したハンドセットタイプに比べて全長を短かくす
ることができる利点や、ディスプレイを見たりボタン操
作をしながら通話することが可能になるといった利点も
ある。
【0006】このようにイヤホンを使用する場合、イヤ
ホンの紛失や携行忘れを防止したり、不使用時における
コードの絡まりを防止したりするため、コード(及びイ
ヤホン)をケースに内蔵し、使用時に引き出す構造とす
るのが好ましい。
【0007】そこで、ケースの内部に、コードを巻き取
るリールを設けることが提案されている(例えば特開平
4-14323号、特開平 5-14464号、特開平7-107148号、特
開平7-143214号、特開平10-145372 号、特開平11-55369
号、特開2000-49921号、特開2000−134298号の各公報参
照)。なお、特開平3-258061号公報には、ケースの外面
にリールを設けることが記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、携帯電話機
はその特質から軽量化、薄型化が求められているため、
ケースにコードを収納する場合、そのスペースが問題に
なる。
【0009】しかるに、従来のものは、リールをケース
の内部に配置したに過ぎずないため、コードを収納する
ためにまとまったスペースが必要となる。このため、コ
ードの収納スペースが他の部品の収納スペースを大きく
浸食することになり、その結果、携帯電話機が大型化す
る虞があった。
【0010】この点については、リールをできるだけ小
径にしてスペースを小さくすれば良いと考えられるが、
そうすると、コードを巻き取るに際しての抵抗が大きく
なってコードをスムースに引き出し難くなるばかりか、
コードの曲がり変形が大きいため耐久性が低下するとい
う新たな問題が生じる虞がある。
【0011】本発明は、このような現状を改善すること
を目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る携
帯電話機は、ケース(カバー)の内部に、イヤホン又は
マイク若しくは両方が接続されたコードを、ケースの外
周にほぼ沿うような状態で引き出し自在に内蔵してい
る。
【0013】また、請求項2の携帯電話機は、蝶番によ
って折り畳み自在に接続された複数のケースを備えてお
り、これら複数のケースのうちの一つのケースの内部
に、イヤホン又はマイク若しくは両方が接続されたコー
ドを、リング状のコードに巻いた状態で引き出し自在に
内蔵しており、前記リング状のリールは、その外周がケ
ースの外周に沿って延びる大きさに設定されている。
【0014】なお、本発明において携帯電話機とはPH
Sも含むものであり、また、携帯電話機は、通話機能の
みでなく、例えばメールのやりとりや情報の入手、情報
の送信、或いは音楽の配信のような他の機能を備えてい
ても良い。
【0015】
【発明の作用・効果】本発明のように、ケースの外周に
沿う状態でコードをケースに内蔵すると、コードは曲率
半径を大きくした状態でリール等に巻くことができるた
め、コードをスムースに引き出すことができる。また、
コードの曲がり変形を抑制できるため、コードの耐久性
も向上できる。
【0016】特に、請求項2及び請求項3のように、ケ
ースの外周に沿って延びるリング状のリールを使用する
と、コードの引き出しを一層スムースに行える。
【0017】また、両請求項の発明とも、携帯電話機を
構成する部品群の外側に空いているスペースを利用して
コードを配置することが可能になるため、コードを内蔵
したことによって他の部品群の配置スペースが浸食され
ることを防止又は抑制できる。その結果、ケースのスペ
ースを有効利用して、携帯電話機の大型化を招来するこ
となく、長いコードを収納することが可能となる。
【0018】特に、請求項3のように構成すると、リー
ルや戻し回転用弾性手段などはケースの外周部のみに収
納されるため、リールの内側は電池等の他の部品類の収
納部として使用できるため、スペースをより一層有効利
用できる利点がある。
【0019】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。
【0020】(1).第1実施形態(図1〜図11) 図1〜図11では、折り畳み式携帯電話機に適用した第
1実施形態を示している。
【0021】このうち図1は折り畳んだ状態の斜視図、
図2(A)は広げた状態の斜視図であり、これらの図に示す
ように、携帯電話機は、ボタン(キー)2の群を設けた
第1ケース1aと、液晶式等のディスプレイ3を備えた
第2ケース1bとを備えており、両者は蝶番部4に貫通
したピン5によって折り畳み自在に連結されている。第
2ケース1bにも機能ボタンのような幾つかのボタンを
設けている。
【0022】図では表示していないが、両ケース1a,
1bの部品はフラットケーブルで電気的に接続されてい
る。図1に示すように、第2ケース1bの裏面には、電
池6を着脱自在に取付けている。他方、第1ケース1a
にはコード7が接続されたイヤホン8と、固定式のマイ
ク9とを設けている。
【0023】イヤホン8は、第1ケース1aに形成した
凹所10に収納できるようになっており、また、コード
7は、第1ケース1aの内部に収納されている。以下、
図3以下の図面を参照してコード7の収納構造について
説明する。
【0024】図3は広げた状態での平面図、図4は図3
のIV−IV視部分断面図、図5は図3の V-V視断面図、図
6は主要部材の分離した状態での断面図、図7は図6の
VII-VII視図、図8は部分断面図、図9は図3のIX−IX
視図、図10は部分的な平断面図、図11は図10のXI
−XI視図である。
【0025】例えば図4〜図6に示すように、本実施形
態では、第1ケース1aは、円筒状のメインフレーム1
1と、その表面に装着した表面板12と、メインフレー
ム11の裏側に装着した蓋板13とから成っており、メ
インフレーム11に、イヤホン8を収納するための前記
凹所10が半径外側と上方とに開口するように形成され
ている。
【0026】なお、メインフレーム11と表面板12と
を一体に成形することも可能である。また、これらの各
部材は合成樹脂製でも良いし金属製でも良い。
【0027】メインフレーム11には内向きのフランジ
11aが形成されており、このフランジ11aの下面に
基板14を装着している。また、メインフレーム11の
下面のうち外周寄りの部位には環状溝15が形成されて
おり、この環状溝15にリール16が自在に回転し得る
状態で嵌め込まれている。
【0028】リール16は半径外向きに開口して断面コ
字状に形成されており、これに、イヤホン8が接続され
たコード7を幾巻か巻いている。例えば図7に示すよう
にコード7の一端7a寄り部位は何らかの手段でリール
16に固定されている。また、図6に示すように、コー
ド7の一端部は基板14の中心部に空けた穴17から上
方に挿通されており、芯線は出力端子(図示せず)に電
気的に導通している。トロリー方式の通電構造にしても
よい。
【0029】リール16の内部には線ばね(板ばねでも
良い)から成る渦巻きばね18が配置されいてる。例え
ば図7に示すように、渦巻きばね18のうち外周側の端
部はリール16の内周面に固定具19によって固定され
ており、図8に示すように、渦巻きばね18の中央部は
基板14に固定具20で固定されている。
【0030】メインフレーム11の凹所10はリール1
6よりも上方に位置しているため、図9に示すように、
メインフレーム11には、リール16に巻かれたコード
7を引き出すための引き出し穴21が空いている。
【0031】以上の構成において、例えば図7に示すよ
うに、コード7は渦巻きばね18の弾性に抗して引き出
すことができる。換言すると、コード7を引き出すと渦
巻きばね18はその巻き数が大きくなるように弾性変形
する。そして、渦巻きばね18の弾性復元力でリール1
6が回転することにより、コード7をリール16に巻き
取ることができる。
【0032】この場合、コード7を引き出した状態に保
持し、且つ、簡単な操作で自動的にコード7をリール1
6に巻き取るロック手段を設ける必要がある。このロッ
ク手段の例を図10及び図11で示している。
【0033】すなわち、この例では、メインフレーム1
1の外周面のうち適当な部位(例えばマイク9の近くの
部位)に、半径外向きに開口した長溝22を形成し、こ
の長溝22に、軸方向に延びるピン23にてロックレバ
ー24を水平回動可能に取付けている。
【0034】前記ロックレバー24のうちピン23を挟
んだ一端部23aがリール16の外周面に当接してい
る。また、ピン23を挟んだ他端部はばね部23bにな
っており、このばね部23bは、メインフレーム11に
形成した段状凹部25に当接している。
【0035】そして、ロックレバー24は摩擦係数の大
きい合成樹脂から成っており、ばね部24bの弾性によ
ってロックレバー24の一端部24aがリール16の外
周に強く当接することにより、リール16は渦巻きばね
18に抗して回転した状態に保持される。また、ロック
レバー24のうちばね部寄りの部位を押すと、一端部2
4aがリール16から離反することにより、リール16
は渦巻きばね18の弾性復元力によって黒抜き矢印の方
向に回転し、これによってコード7がリール16に巻き
取られる。
【0036】敢えて説明するまでもないが、ロック手段
としては実施形態のような摩擦式のロックレバー24を
使用することには限らず、ラチェット機構を使用した
り、コード7をクランプしたりするなど、様々の機構を
採用することができる。
【0037】図2や図3に示すように、本実施形態で
は、第2ケース1bに固定式のスピーカー26を設けて
いるが、イヤホン8のみの受話方式としても良い(ごく
短時間の通話の場合は、固定式のスピーカー26を使用
しても差し支えない)。
【0038】イヤホン8を使用して通話する場合、ケー
ス1a,1bは使用者の口から離れているので、マイク
9は感度が良くてかつ指向性の高いものが好ましい。図
2(B)に示すように、コード7を二股状に形成して、その
一方にイヤホン8を接続し、他方にマイク27を接続す
るなどしてもよい。また、第2ケース1bにコード7を
収納してもよい。
【0039】(2).第2実施形態(図12) 図12では、請求項2を具体化した第2実施形態を示し
ており、 (A)は平面図、 (B)は (A)の B-B視断面図であ
る。
【0040】この実施形態では、第1実施形態と同様に
第1ケース1aと第2ケース1bとを折り畳み自在に接
続しており、第1ケース1aは、表カバー12′と裏カ
バー13′とで中空状に形成されている。
【0041】他方、リール16はリング状であるが、第
1実施形態とは異なって、表面カバー12′の側に位置
した小径部と裏面カバー13′の側に位置した大径部と
を連設した断面クランク型形成されており、外径部が裏
カバー13′の内周面に密接している。また、カバー1
3′には、リール16の小径が回転自在に嵌まるガイド
筒13aを形成している。
【0042】コード7はリール16の小径部に巻かれて
おり、その一端部7aはリール16に固定されている。
図では表示してないが、コード16の芯線には、例え
ば、リール16とガイド筒13a′に形成されたリング
状のトロリーを介して出力端子と通電している。
【0043】裏カバー13′のガイド筒13a′には、
請求項3に記載した弾性手段の一例として、ゴム紐や細
くて長い引っ張りばねのような糸状弾性体(或いは紐状
弾性体)18′が巻かれている。糸状弾性体18′の一
端部18a′は裏カバー13′に固定されており、糸状
弾性体18′の他端部18b′はリール16の大径部に
固定されている。
【0044】本実施形態では、イヤホン8の収納用凹所
10は、上カバー12′の上面のうちリール16よりも
内側の部位に形成している。また、上カバー12′に
は、コード7の引き出し穴21と、コード7の引き出し
と巻き取りとをガイドするガイド部材16′とを設けて
いる。図では表示していないが、第1ケース1aの外周
部には、第1実施形態と同様に、コード7を引き出した
状態にロックすると共に、プッシュ操作によってロック
を解除するロック手段を設けている。
【0045】本実施形態では、リール16や糸状弾性体
18′は、裏カバー13′のガイド筒13a′よりも外
側に配置されているため、ガイド筒13a′の内側のエ
リア(符号Aで示すエリア)は、電池6等の他の部品類
の格納として利用できるため、スペースを有効利用でき
る。
【0046】(3).第3実施形態(図13) 図13では第3実施形態を示しており、 (A)は平面図、
(B)は (A)の B-B視断面図、 (C)は (A)の C-C視断面図
である。
【0047】この実施形態も基本構造は図12と類似し
ており、第1ケース1aは表カバー12′と裏カバー1
3′とから成っている(第1ケース1aではボタン3の
群は省略している)。他方、リール16は半径内向きに
開口した断面コ字状に形成されており、両ケース1
2′,13′には、リール16が回転自在に嵌まる環状
溝12c′,13c′が形成されている。
【0048】コード7の一端7aはリール16に固定さ
れている。図示していないが、この例でも、コード7の
芯線と出力機部品とを導通させるためのトロリー式導通
手段を設けている。
【0049】この実施形態ではリール16は手動で巻き
取るようにしており、このため、両カバー12′,1
3′の外周部には、リール16の外周に人が指を当てる
凹所12d′,13d′を形成している。また、イヤホ
ン8は第1ケース1aの半径外側に露出させている。
【0050】この実施形態では、リール16の回転操作
により、コード7は環状溝12c′、13c′の内周面
に巻かれることになる(リール16を上向き(又は下向
き)に開口した断面コ字状に形成して、リール16にコ
ード7を巻き取る構造にしても良い)。
【0051】(4).第4実施形態(図12) 図14ではリール16の断面形状の別例である第4実施
形態を示している。このうち (A)では、リール16はコ
ード7は半径方向に一列に重なるように薄型に形成され
ている。他方、 (B)に示す例では、コード7は軸方向に
並列状に並んでいる。これらリール16の断面形状は、
必要に応じて選択したら良い。
【0052】(5).第5実施形態(図15〜図16) 図15〜図16では体5実施形態を示しており、図15
は平面図、図16は図15の XVI-XVI視図である。
【0053】この実施形態は基本的には第1実施形態と
同じ、第1ケース1aと第2ケース1bとを備えている
が、第1実施形態とは、両ケース1a,1bを平面視で
U字状に形成している点で相違している。このため、本
実施形態では、広げた状態で携帯電話機は小判形の形状
になっている。イヤホン8は、両ケース1a,1bに形
成した凹所9に嵌まるようになっている。
【0054】このように両ケース1a,1bを平面視U
字状に形成すると、円形の場合に比べて両ケース1a,
1bの平面積が大きくなるため、ディスプレイ3及びボ
タン2を大きくしたり、ボタン2の数を増やしたりする
ことができる。
【0055】図17の変形例に示すように、第1ケース
1aに、リール16が収納された円形の凸部28を形成
しても良い。また、本実施形態及び第1実施形態のよう
に折り畳み式の携帯電話機の場合、リール16のような
コード収納手段は第1ケース1aに設けても良い。
【0056】(6).第6実施形態(図18〜図19) 図18及び図19では第6実施形態を示しており、図1
8は広げた状態の平面図、図19のうち (A)は図18の
正面図、 (B)は折り畳み途中の状態を示す正面図であ
る。
【0057】この実施形態は、第1〜第3の3つのケー
ス1a,1b,1cを折り畳み自在に接続したもので、
第1ケース1aにはボタン2の群を受け、第2ケース1
bと第3ケース1cとにディスプレイ3を設けている。
このように複数のディスプレイ3を備えていると、受信
した情報と発信する情報との両方を表示することができ
るので、双方向通信機能を備えた形態電話機として便利
である。
【0058】3つのケース1a,1b,1cを折り畳み
式に接続する場合、図20の変形例に示すように、各ケ
ース1a,1b,1cを角形に形成してもよく、このよ
うに角形に形成すると、ディスプレイ3やボタンの配置
効率を向上できる。なお、第1ケース1aにボタン群を
設けているが、図では省略している。
【0059】この場合も、第1ケース1aに大径のリー
ル16を設けて、コードは第1ケース1aの外周にほぼ
沿って延びるように配置している。イヤホン8を収納す
るための凹所10は外周に向かって開口しているが、外
周及び裏側に開口させてもよい。
【0060】(7).第7実施形態(図21) 図21では第7実施形態を示しており、 (A)は分離した
状態での平面図、(B)は(A)のB−B視断面図であ
る。この実施形態は単一のケース1のみからなってお
り、これによディスプレイ3とボタン2の群を設けてい
る。なお、ボタン2の群は一部しか表示していない。
【0061】この実施形態では、ケース1における連接
した二つの側面に外向きに開口した長溝30を形成し、
この長溝30に抜き差し自在に収納できるフレーム(撮
み)31の一端にイヤホン(スピーカ)8を取付け、フ
レーム31の他端にマイク27を取付けている。また、
ケース1のうちフレーム31を長溝30に収納した状態
でイヤホン8及びマイク27に対応した部位には受話用
穴32と通話用穴33とを空けている。したがって、ご
く短時間の通話の場合は、フレーム31をケース1から
取り外すことなく通話できる。
【0062】ケース1の内部には、その一端寄り部位と
他端寄り部位とにそれぞれリール16を回転自在に設
け、これらのリール16にコード7を巻き掛けている。
図では表示していないが、いずれか一方のリール16に
は、コード7を巻き取るための弾性手段を設けている。
【0063】この実施形態では、フレーム31を摘んで
通常の電話機の受話器を使うような要領で通話できるた
め、感度良く通話できる利点がある。コード7は (A)に
一点鎖線で示すようにマイク27の近くに接続してもよ
い。
【0064】(8).第8実施形態(図22) 図22に示すのは第8実施形態であり、 (A)は平面図、
(B) は正面図である。この実施形態は、第1及び第2の
ケース1a,1bを折り畳み式に接続した場合におい
て、第1ケース1aの一端寄りの部位に段部34を形成
してここにディスプレイ3を設け、更に、第2ケース1
bは第1ケース1aの段部34に嵌まるように設定して
いる。なお、ボタン2の群は部分的にしか表示していな
い。
【0065】この実施形態では、第1ケース1aに二つ
のリール16を内蔵して、これらにコード7を巻き掛け
ている。また、第1ケース1aの側面に長溝30を形成
して、これに、第5実施形態と同様に、イヤホン8及び
マイク27を取付けたフレーム31を嵌め込むようにし
ている。もとより、第1実施形態のように、コード7に
イヤホン8を取付けただけの構成でもよい。
【0066】(9).第9実施形態(図23) 図23では、コード7の収納手段の別例である第9実施
形態を示している。
【0067】この実施形態では、長方形に形成されたケ
ース1の内部のうち四隅の箇所に小径のリール16a,
16bを回転自在に設けている。4つのリール16a,
16bのうち一つのリール16aは巻き取りリールに、
他の3つのリール16bはアイドルリール(アイドルプ
ーリ)に成されており、これらのリール16a,16b
にごく細くて引っ張り強度の高い糸35が巻き掛けられ
ている。
【0068】糸35の一端35aはコード7の一端7a
に接続されており、糸35の他端35bは、ばね(図示
せず)を設けた巻き取りリール16aに接続されてい
る。また、図では表示してないか、コード7の芯線は、
糸35と束ね合わせたごく細い芯線に接続されている。
糸35はコード7よりもやや長い長さになっている。
【0069】この実施形態では、糸35を一つのリール
16aに巻き取ることにより、コード7はケース1の外
周に沿った状態で収納される。この場合、糸35はごく
細いため、小径のリール16に邪魔にならない状態で巻
き取られる。なお、アイドルリール16bに代えて、円
弧状のガイドを形成して良い。
【0070】(10). 第10実施形態(図24) 図24に示すのは第10実施形態であり、 (A)は分離し
た状態での平面図、(B) は (A)のB−B視図である。
【0071】図21で説明した第7実施形態に類似した
もので、第7実施形態とは、フレーム31の収納手段と
してケース1に段部36を形成した点で相違している。
また、ケース1の内部には、一つの大径リール16と二
つの小径リール16cとが配置されており、これらのリ
ール16,16cに、図21と同様の糸35を介してコ
ード7を巻き掛けている。いずれかのリール16,16
cは巻き取り用リールになっている。
【0072】この例でも、フレーム31をケース1に装
着したままで通話することができる。フレーム31の脱
落を防止するため、フレーム31とケース1とに、磁石
や面ファスナーのような保持手段37を設けるのが好ま
しい。
【0073】(11). 第11実施形態(図25) 図25に示す第11実施形態は、長方形に形成された第
1ケース1aと第2ケース1bとを、その長手側縁を中
心にして折り畳みできるように接続している。そして、
第1ケース1aに、イヤホン8及びマイク27を取付け
たフレーム31が収納される段部36を形成している。
【0074】(12). その他 本発明は上記の実施形態以外にも様々に具体化できる。
例えば、コードは必ずしもケースの内部に自動的に巻き
取る必要はなく、リールを手動で回転させて巻き取るな
どすることも可能である。
【0075】また、例えば、コードを引き出すと自動的
に通話状態になるスイッチを設けてもよい。また、イヤ
ホンを耳たぶにクリップで固定することも可能であり、
更に、ふたつのイヤホンをフレームで接続してヘッドホ
ン状となすことも可能である(この場合は、フレームに
マイクを設けるとより好ましい)。
【0076】更に、コードをケースの外周に沿って配置
すること以外の構成(例えば第7実施形態や第10実施
形態のように受話器式のフレームを設けること)は、そ
れぞれ独立した請求項になり得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態において畳んだ状態の斜視図であ
る。
【図2】広げた状態の斜視図である。
【図3】広げた状態での平面図である。
【図4】図3のIV−IV視部分断面図である。
【図5】図3の V-V視断面図である。
【図6】主要部材の分離した状態での断面図である。
【図7】図6の VII-VII視図である。
【図8】部分断面図である。
【図9】図3のIX−IX視図である。
【図10】部分的な平断面図である。
【図11】図10のXI−XI視図である。
【図12】第2実施形態を示す図である。
【図13】第3実施形態を示す図である。
【図14】第4実施形態を示す断面図である。
【図15】第5実施形態の平面図である。
【図16】図15の XVI-XVI視図である。
【図17】第5実施形態の変形例を示す図である。
【図18】第6実施形態の平面図である。
【図19】第6実施形態の正面図である。
【図20】第6実施形態の変形例を示す図である。
【図21】第7実施形態を示す図である。
【図22】第8実施形態を示す図である。
【図23】第9実施形態を示す図である。
【図24】第10実施形態を示す図である。
【図25】第11実施形態を示す図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c ケース 2 ボタン 3 ディスプレイ 7 コード 8 イヤホン 9 イヤホン収納用の凹所 11 メインフレーム 12 表面板 13 蓋板 15 環状溝 16 リール 18 渦巻きばね

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースの内部に、イヤホン又はマイク若し
    くは両方が接続されたコードを、前記ケースの外周にほ
    ぼ沿うような状態で引き出し自在に内蔵している携帯電
    話機。
  2. 【請求項2】蝶番によって折り畳み自在に接続された複
    数のケースを備えており、これら複数のケースのうちの
    一つのケースの内部に、イヤホン又はマイク若しくは両
    方が接続されたコードを、リング状のコードに巻いた状
    態で引き出し自在に内蔵しており、前記リング状のリー
    ルは、その外周がケースの外周に沿って延びる大きさに
    設定されている携帯電話機。
  3. 【請求項3】前記コードを内蔵したケースは円形に形成
    されており、このケースの外周部に、当該ケースの外周
    に沿って延びるリング状のリールと、コードを巻き取る
    方向にリールを戻し回転させるための弾性手段と、前記
    弾性手段に抗して引き出したコードをその引き出し状態
    に保持するロック手段とが配置されている、請求項2に
    記載した携帯電話機。
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