JP2002008755A - メモリカード用コネクタ - Google Patents
メモリカード用コネクタInfo
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- JP2002008755A JP2002008755A JP2000187209A JP2000187209A JP2002008755A JP 2002008755 A JP2002008755 A JP 2002008755A JP 2000187209 A JP2000187209 A JP 2000187209A JP 2000187209 A JP2000187209 A JP 2000187209A JP 2002008755 A JP2002008755 A JP 2002008755A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- card
- housing
- connector
- memory card
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、コンタクトのギャップ寸法にバラツ
キがなく、安定した接触が得られ、カードを挿入した際
にコンタクトの座屈がなく、接続不良のないメモリーカ
ード用コネクタ10を提供することを目的としている。 【解決手段】上記目的は、2枚のカード32、34が着
脱自在に挿入されるメモリーカード用コネクタ10であ
って、2枚のカード32、34が挿入される嵌合口を有
すると共にコンタクトが挿入される挿入溝を有するハウ
ジング12と、このハウジング12に保持・固定される
と共にカードとの接触部とハウジング12に固定される
固定部と基板に接続する接続部とからなるコンタクトと
構成されるメモリーカード用コネクタにおいて、前記コ
ンタクトの接触部22側を延設した係合部20を設け、
前記ハウジング12の挿入溝28に前記コンタクトの係
合部20と係合する係止部30を設けることにより達成
できる。
キがなく、安定した接触が得られ、カードを挿入した際
にコンタクトの座屈がなく、接続不良のないメモリーカ
ード用コネクタ10を提供することを目的としている。 【解決手段】上記目的は、2枚のカード32、34が着
脱自在に挿入されるメモリーカード用コネクタ10であ
って、2枚のカード32、34が挿入される嵌合口を有
すると共にコンタクトが挿入される挿入溝を有するハウ
ジング12と、このハウジング12に保持・固定される
と共にカードとの接触部とハウジング12に固定される
固定部と基板に接続する接続部とからなるコンタクトと
構成されるメモリーカード用コネクタにおいて、前記コ
ンタクトの接触部22側を延設した係合部20を設け、
前記ハウジング12の挿入溝28に前記コンタクトの係
合部20と係合する係止部30を設けることにより達成
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイプの異なる複
数枚のメモリーカードを同一のコネクタに選択的に挿入
して情報機器を操作する場合のメモリカード用コネクタ
に関するものであって、特にコンタクトの座屈防止に関
するものである。
数枚のメモリーカードを同一のコネクタに選択的に挿入
して情報機器を操作する場合のメモリカード用コネクタ
に関するものであって、特にコンタクトの座屈防止に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、種々の情報の媒体となる、タイ
プの異なるメモリーカードは、各々専用のコネクタを用
意して情報機器に取付けられ、媒体の蓄積情報を取り出
し、または蓄積していた。本出願人は、基板の占有面積
を大きくすることなく、複数のメモリーカードを装着可
能なメモリカード用コネクタを既に、特願2000−1
65932号で提案している。ここで提案したメモリー
カード用コネクタは、メモリーカードが複数挿入出来る
ようになっていることはいうまでもない。上段側のコン
タクトは嵌合口と反対側から挿入され固定されており、
接触部側はフリーの状態になっている。また、下段側の
コンタクトは嵌合口側から挿入され固定されており、接
触部側はフリーの状態になっている。
プの異なるメモリーカードは、各々専用のコネクタを用
意して情報機器に取付けられ、媒体の蓄積情報を取り出
し、または蓄積していた。本出願人は、基板の占有面積
を大きくすることなく、複数のメモリーカードを装着可
能なメモリカード用コネクタを既に、特願2000−1
65932号で提案している。ここで提案したメモリー
カード用コネクタは、メモリーカードが複数挿入出来る
ようになっていることはいうまでもない。上段側のコン
タクトは嵌合口と反対側から挿入され固定されており、
接触部側はフリーの状態になっている。また、下段側の
コンタクトは嵌合口側から挿入され固定されており、接
触部側はフリーの状態になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような構造のメ
モリーカード用コネクタでは、コンタクトの接触部は自
由端でフリーの状態になっている。カードを挿入した際
にカードがコンタクトの接触部先端に引っかかって座屈
してしまい、接続不良になるといった解決すべき課題が
あった。また、コンタクトの接触部がフリーの状態で
は、ギャップ寸法にバラツキがあるため、接触圧にバラ
ツキが生じ、安定した接触を得ることができないといっ
た問題点もあった。
モリーカード用コネクタでは、コンタクトの接触部は自
由端でフリーの状態になっている。カードを挿入した際
にカードがコンタクトの接触部先端に引っかかって座屈
してしまい、接続不良になるといった解決すべき課題が
あった。また、コンタクトの接触部がフリーの状態で
は、ギャップ寸法にバラツキがあるため、接触圧にバラ
ツキが生じ、安定した接触を得ることができないといっ
た問題点もあった。
【0004】本発明は、コンタクトのギャップ寸法にバ
ラツキがなく、安定した接触が得られ、カードを挿入し
た際にコンタクトの座屈がなく、接続不良のないメモリ
ーカード用コネクタを提供することを目的としている。
ラツキがなく、安定した接触が得られ、カードを挿入し
た際にコンタクトの座屈がなく、接続不良のないメモリ
ーカード用コネクタを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、2枚のカー
ドが着脱自在に挿入されるメモリーカード用コネクタで
あって、2枚のカードが挿入される嵌合口を有すると共
にコンタクトが挿入される挿入溝を有するハウジング
と、このハウジングに保持・固定されると共にカードと
の接触部とハウジングに固定される固定部と基板に接続
する接続部とからなるコンタクトと構成されるメモリー
カード用コネクタにおいて、前記コンタクトの接触部側
を延設した係合部を設け、前記ハウジングの挿入溝に前
記コンタクトの係合部と係合する係止部を設けることに
より達成できる。
ドが着脱自在に挿入されるメモリーカード用コネクタで
あって、2枚のカードが挿入される嵌合口を有すると共
にコンタクトが挿入される挿入溝を有するハウジング
と、このハウジングに保持・固定されると共にカードと
の接触部とハウジングに固定される固定部と基板に接続
する接続部とからなるコンタクトと構成されるメモリー
カード用コネクタにおいて、前記コンタクトの接触部側
を延設した係合部を設け、前記ハウジングの挿入溝に前
記コンタクトの係合部と係合する係止部を設けることに
より達成できる。
【0006】
【発明の実施の形態】図に基づいて本発明のメモリカー
ド用コネクタについて説明する。図1は2枚のカードが
挿入された状態の本発明であるメモリカード用コネクタ
の一実施例の斜視図であり、図2は本発明のメモリカー
ド用コネクタの斜視図である。図3は図2のA−A断面
の斜視図である。図4はスイッチ端子を説明するための
説明図である。本発明のメモリーカード用コネクタ10
は、主にカードA用ロングコンタクト14とカードA用
ショートコンタクト16とカードB用コンタクト18と
ハウジング12と各スイッチ端子48、50、52とか
らなっている。このメモリカード用コネクタ10は、上
下2段に異なる種類のカード32、34が挿入できる構
造になっている。例えば、上段にSSFDCカードを、
下段にメモリーステック(MSカード)を挿入できるよ
うになっている。
ド用コネクタについて説明する。図1は2枚のカードが
挿入された状態の本発明であるメモリカード用コネクタ
の一実施例の斜視図であり、図2は本発明のメモリカー
ド用コネクタの斜視図である。図3は図2のA−A断面
の斜視図である。図4はスイッチ端子を説明するための
説明図である。本発明のメモリーカード用コネクタ10
は、主にカードA用ロングコンタクト14とカードA用
ショートコンタクト16とカードB用コンタクト18と
ハウジング12と各スイッチ端子48、50、52とか
らなっている。このメモリカード用コネクタ10は、上
下2段に異なる種類のカード32、34が挿入できる構
造になっている。例えば、上段にSSFDCカードを、
下段にメモリーステック(MSカード)を挿入できるよ
うになっている。
【0007】図1から図4に基づいて、一実施例につい
て説明する。以下、構成部品ごとに説明する。まず、本
発明のポイント部分である上述した3つのコンタクトに
ついて説明する。それぞれのコンタクトとも金属製であ
り、公知技術のプレス加工により製作され、バネ性や導
電性等が要求されるので黄銅やベリリウム銅やリン青銅
が使用されることが多い。それぞれのコンタクトは、主
にカードと接触する接触部とハウジング12に固定され
る固定部と基板に接続する接続部とから構成されてい
る。これらのコンタクトは、上段のカードA32と接触
するカードA用ロングコンタクト14とカードA用ショ
ートコンタクト16と下段のカードB34と接触するカ
ードB用コンタクト18とに分けられる。それぞれのコ
ンタクトは、対応するカードと接触できるようにハウジ
ング12の挿入溝A28と挿入溝Bから突出するように
固定されている。
て説明する。以下、構成部品ごとに説明する。まず、本
発明のポイント部分である上述した3つのコンタクトに
ついて説明する。それぞれのコンタクトとも金属製であ
り、公知技術のプレス加工により製作され、バネ性や導
電性等が要求されるので黄銅やベリリウム銅やリン青銅
が使用されることが多い。それぞれのコンタクトは、主
にカードと接触する接触部とハウジング12に固定され
る固定部と基板に接続する接続部とから構成されてい
る。これらのコンタクトは、上段のカードA32と接触
するカードA用ロングコンタクト14とカードA用ショ
ートコンタクト16と下段のカードB34と接触するカ
ードB用コンタクト18とに分けられる。それぞれのコ
ンタクトは、対応するカードと接触できるようにハウジ
ング12の挿入溝A28と挿入溝Bから突出するように
固定されている。
【0008】前記カードA用ロングコンタクト14及び
前記カードA用ショートコンタクト16には、接触部2
2に連なった係合部20が設けられている。この2つの
コンタクト14、16は嵌合口A44の反対側からハウ
ジング12の挿入溝A28に挿入され、圧入によってハ
ウジング12に保持・固定されている。このような方向
から挿入されるため、2つのコンタクト14、16の自
由端側がカードA32の挿入側に位置することになるの
で、挿入される際に2つのコンタクト14、16の係合
部20が、ハウジング12の挿入溝A28の係止部30
に係合するように圧入し、カードA32が2つのコンタ
クト14、16に引っかからないようにしている。この
ようにカードA用コンタクトをロングとショートの2種
類にしたのは、カードA32との接触位置に対応するた
めである。2つのコンタクト14、16の接続部26の
配置位置としては、基板のパターンに合うように適宜設
計される。
前記カードA用ショートコンタクト16には、接触部2
2に連なった係合部20が設けられている。この2つの
コンタクト14、16は嵌合口A44の反対側からハウ
ジング12の挿入溝A28に挿入され、圧入によってハ
ウジング12に保持・固定されている。このような方向
から挿入されるため、2つのコンタクト14、16の自
由端側がカードA32の挿入側に位置することになるの
で、挿入される際に2つのコンタクト14、16の係合
部20が、ハウジング12の挿入溝A28の係止部30
に係合するように圧入し、カードA32が2つのコンタ
クト14、16に引っかからないようにしている。この
ようにカードA用コンタクトをロングとショートの2種
類にしたのは、カードA32との接触位置に対応するた
めである。2つのコンタクト14、16の接続部26の
配置位置としては、基板のパターンに合うように適宜設
計される。
【0009】前記カードB用コンタクト18は、嵌合口
B46側からハウジング12の挿入溝Bに挿入され、圧
入によってハウジング12に保持・固定されている。こ
のような方向から挿入されるため、カードB用コンタク
ト18の自由端側がカードB34の挿入側と反対側に位
置すると共にコンタクトの接触部が一般的に安定した接
触を得るために湾曲させていることが多いので、カード
B34を挿入する際にカードB用コンタクト18の先端
部分に引っかかることがない。そのため、上述したカー
ドA用コンタクト14、16のように接触部22に連な
った係合部20を設けることもないが、コンタクトの接
触安定性を考えて設けることもあり、場合場合に応じて
適宜設計する。カードB用コンタクト18の接続部の配
置位置としては、基板のパターンに合うように適宜設計
される。
B46側からハウジング12の挿入溝Bに挿入され、圧
入によってハウジング12に保持・固定されている。こ
のような方向から挿入されるため、カードB用コンタク
ト18の自由端側がカードB34の挿入側と反対側に位
置すると共にコンタクトの接触部が一般的に安定した接
触を得るために湾曲させていることが多いので、カード
B34を挿入する際にカードB用コンタクト18の先端
部分に引っかかることがない。そのため、上述したカー
ドA用コンタクト14、16のように接触部22に連な
った係合部20を設けることもないが、コンタクトの接
触安定性を考えて設けることもあり、場合場合に応じて
適宜設計する。カードB用コンタクト18の接続部の配
置位置としては、基板のパターンに合うように適宜設計
される。
【0010】次に、ハウジング12は、電気絶縁性のプ
ラスチックで、公知技術の射出成形で製作される。この
ハウジング12の材質としては、寸法安定性や強度や低
コストが要求されるので、ポリブチレンテレフタレート
(PBT)・ポリアミド(PA)・ポリカーボネイト
(PC)等が使用されることが多い。図1のように該ハ
ウジング12には、カードA32とカードB34とが挿
入できるように嵌合口A44と嵌合口B46が設けられ
ており、また、上述した3つのコンタクトが保持・固定
される挿入溝A28及び挿入溝B(図示せず)が設けら
れている。なお、各スイッチ端子48、50、52が保
持・固定される挿入孔(図示せず)も設けられている。
カードA用ロングコンタクト14とカードA用ショート
コンタクト16とが挿入される挿入溝には、カードA3
2が挿入される側と反対側に突出し、カードA用ロング
コンタクト14及びカードA用ショートコンタクト16
の係合部20に係合する係止部30が設けられている。
この係止部30の突出量は、それぞれのカードA用コン
タクト14、16の係合部20に係合できれば如何なる
大きさでも良い。また、このハウジング12には、コネ
クタを基板に容易に位置決めできるように基板接続側に
突出した位置決めピン40が設けられており、この位置
決めピン40はハウジング12と一体でも別部品でもよ
い。前記ハウジング12は、略コ字形状をしている。
ラスチックで、公知技術の射出成形で製作される。この
ハウジング12の材質としては、寸法安定性や強度や低
コストが要求されるので、ポリブチレンテレフタレート
(PBT)・ポリアミド(PA)・ポリカーボネイト
(PC)等が使用されることが多い。図1のように該ハ
ウジング12には、カードA32とカードB34とが挿
入できるように嵌合口A44と嵌合口B46が設けられ
ており、また、上述した3つのコンタクトが保持・固定
される挿入溝A28及び挿入溝B(図示せず)が設けら
れている。なお、各スイッチ端子48、50、52が保
持・固定される挿入孔(図示せず)も設けられている。
カードA用ロングコンタクト14とカードA用ショート
コンタクト16とが挿入される挿入溝には、カードA3
2が挿入される側と反対側に突出し、カードA用ロング
コンタクト14及びカードA用ショートコンタクト16
の係合部20に係合する係止部30が設けられている。
この係止部30の突出量は、それぞれのカードA用コン
タクト14、16の係合部20に係合できれば如何なる
大きさでも良い。また、このハウジング12には、コネ
クタを基板に容易に位置決めできるように基板接続側に
突出した位置決めピン40が設けられており、この位置
決めピン40はハウジング12と一体でも別部品でもよ
い。前記ハウジング12は、略コ字形状をしている。
【0011】次に、図4に基づいて、各スイッチ端子4
8、50、52について説明する。スイッチ関連の端子
には、スイッチ端子A48とスイッチ端子B50とスイ
ッチ端子C52とがある。各スイッチ端子もコンタクト
同様に金属製であり、公知技術のプレス加工によって製
作され、バネ性や導電性等が要求されるために、コンタ
クトと同様の材料が使用されることが多い。それぞれの
スイッチ端子ごとに役割について説明する。前記スイッ
チ端子B50は、上段側の嵌合口A44内にスイッチ端
子B50の接触部が突出するように配置され、カードA
32が嵌合口A44に挿入されるとスイッチ端子B50
の接触部にカードA32が接触し、スイッチ端子B50
の自由端側が撓みスイッチ端子A48に接触する構造に
なっており、カードA32が挿入されているか否かを検
出できるようになっている。前記スイッチ端子C52
は、下段側の嵌合口B46内にスイッチ端子C52の接
触部が突出するように配置され、カードB34が嵌合口
B46に挿入されるとスイッチ端子C52の接触部にカ
ードが接触し、スイッチ端子C52の自由端側が撓みス
イッチ端子A48に接触する構造になっており、カード
B34が挿入されているか否かを検出できるようになっ
ている。前記スイッチ端子A48は、上述のようにスイ
ッチ端子B50とスイッチ端子C52との接触部を有
し、両端ともハウジング12に固定され、カードA32
とカードB34の挿入を検出するためのものである。
8、50、52について説明する。スイッチ関連の端子
には、スイッチ端子A48とスイッチ端子B50とスイ
ッチ端子C52とがある。各スイッチ端子もコンタクト
同様に金属製であり、公知技術のプレス加工によって製
作され、バネ性や導電性等が要求されるために、コンタ
クトと同様の材料が使用されることが多い。それぞれの
スイッチ端子ごとに役割について説明する。前記スイッ
チ端子B50は、上段側の嵌合口A44内にスイッチ端
子B50の接触部が突出するように配置され、カードA
32が嵌合口A44に挿入されるとスイッチ端子B50
の接触部にカードA32が接触し、スイッチ端子B50
の自由端側が撓みスイッチ端子A48に接触する構造に
なっており、カードA32が挿入されているか否かを検
出できるようになっている。前記スイッチ端子C52
は、下段側の嵌合口B46内にスイッチ端子C52の接
触部が突出するように配置され、カードB34が嵌合口
B46に挿入されるとスイッチ端子C52の接触部にカ
ードが接触し、スイッチ端子C52の自由端側が撓みス
イッチ端子A48に接触する構造になっており、カード
B34が挿入されているか否かを検出できるようになっ
ている。前記スイッチ端子A48は、上述のようにスイ
ッチ端子B50とスイッチ端子C52との接触部を有
し、両端ともハウジング12に固定され、カードA32
とカードB34の挿入を検出するためのものである。
【0012】一般的に、メモリーカード用コネクタ10
を基板に接続する際にカードの挿入時のコジリ等に対応
するために、固定金具36が用いられることが多い。こ
の固定金具36も金属製であり、公知技術のプレス加工
によって作成されている。該固定金具は、コンタクトや
スイッチ端子と一緒に基板にリフロー等により接続され
る。また、本実施例では、図2のように書込み防止用端
子42が配置されており、この書込み防止用端子42の
接触部は嵌合口A44内にカードA32と接触できるよ
うに突出している。書込み防止用端子42は2本設けて
あり、場合によっては設ける必要はないので、設けるか
否かは適宜設計する。
を基板に接続する際にカードの挿入時のコジリ等に対応
するために、固定金具36が用いられることが多い。こ
の固定金具36も金属製であり、公知技術のプレス加工
によって作成されている。該固定金具は、コンタクトや
スイッチ端子と一緒に基板にリフロー等により接続され
る。また、本実施例では、図2のように書込み防止用端
子42が配置されており、この書込み防止用端子42の
接触部は嵌合口A44内にカードA32と接触できるよ
うに突出している。書込み防止用端子42は2本設けて
あり、場合によっては設ける必要はないので、設けるか
否かは適宜設計する。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上述の構造をとることで、以
下のような顕著な効果を得ることができる。 (1)コンタクトの接触部側の自由端に係合部を設ける
と共にハウジングに前記係合部と係合する係止部を設
け、前記係合部と前記係止部を係合させているので、カ
ードを挿入した際にカードがコンタクト先端部分に引っ
かかることがなく、座屈することがなくなった。 (2)コンタクトが座屈することが無くなったために、
接続不良が発生することがない。 (3)コンタクトの接触部側の自由端に係合部を設ける
と共にハウジングに前記係合部と係合する係止部を設
け、前記係合部と前記係止部を係合させているので、コ
ンタクトのギャップ寸法にバラツキが発生することがな
く、接触圧にバラツキが生じない。 (4)コンタクトのギャップ寸法が安定し、接触圧も安
定しているので、安定した接触を得ることができる。
下のような顕著な効果を得ることができる。 (1)コンタクトの接触部側の自由端に係合部を設ける
と共にハウジングに前記係合部と係合する係止部を設
け、前記係合部と前記係止部を係合させているので、カ
ードを挿入した際にカードがコンタクト先端部分に引っ
かかることがなく、座屈することがなくなった。 (2)コンタクトが座屈することが無くなったために、
接続不良が発生することがない。 (3)コンタクトの接触部側の自由端に係合部を設ける
と共にハウジングに前記係合部と係合する係止部を設
け、前記係合部と前記係止部を係合させているので、コ
ンタクトのギャップ寸法にバラツキが発生することがな
く、接触圧にバラツキが生じない。 (4)コンタクトのギャップ寸法が安定し、接触圧も安
定しているので、安定した接触を得ることができる。
【図1】2枚のカードが挿入された状態の本発明である
メモリカード用コネクタの斜視図である。
メモリカード用コネクタの斜視図である。
【図2】本発明のメモリカード用コネクタの斜視図であ
る。
る。
【図3】図2のA−A断面の斜視図である。
【図4】スイッチ端子を説明するための説明図である。
10 メモリーカード用コネクタ 12 ハウジング 14 カードA用ロングコンタクト 16 カードA用ショートコンタクト 18 カードB用コンタクト 20 係合部 22 接触部 24 固定部 26 接続部 28 挿入溝A 30 係止部 32 カードA 34 カードB 36 固定金具 40 位置決めピン 42 書込み防止端子 44 嵌合口A 46 嵌合口B 48 スイッチ端子A 50 スイッチ端子B 52 スイッチ端子C
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B058 CA14 KA24 YA20 5E023 AA04 AA21 BB19 BB22 CC02 CC23 CC26 EE10 EE20 EE28 GG02 GG09 GG15 HH08 5E087 EE14 EE17 FF01 GG14 GG32 MM08 PP07 QQ06 RR06
Claims (1)
- 【請求項1】 2枚のカードが着脱自在に挿入されるメ
モリーカード用コネクタであって、2枚のカードが挿入
される嵌合口を有すると共にコンタクトが挿入される挿
入溝を有するハウジングと、このハウジングに保持・固
定されると共にカードとの接触部とハウジングに固定さ
れる固定部と基板に接続する接続部とからなるコンタク
トと構成されるメモリーカード用コネクタにおいて、 前記コンタクトの接触部側を延設した係合部を設け、前
記ハウジングの挿入溝に前記コンタクトの係合部と係合
する係止部を設けたことを特徴とするメモリーカード用
コネクタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000187209A JP2002008755A (ja) | 2000-06-22 | 2000-06-22 | メモリカード用コネクタ |
US09/871,205 US6352445B2 (en) | 2000-06-02 | 2001-05-31 | Connector for memory cards |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000187209A JP2002008755A (ja) | 2000-06-22 | 2000-06-22 | メモリカード用コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002008755A true JP2002008755A (ja) | 2002-01-11 |
Family
ID=18687227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000187209A Pending JP2002008755A (ja) | 2000-06-02 | 2000-06-22 | メモリカード用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002008755A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7056154B2 (en) | 2003-09-10 | 2006-06-06 | J.S.T. Mfg. Co., Ltd. | Connector and connector unit |
-
2000
- 2000-06-22 JP JP2000187209A patent/JP2002008755A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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