JP2002008479A - プッシュ式スイッチ装置 - Google Patents

プッシュ式スイッチ装置

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JP2002008479A
JP2002008479A JP2001128263A JP2001128263A JP2002008479A JP 2002008479 A JP2002008479 A JP 2002008479A JP 2001128263 A JP2001128263 A JP 2001128263A JP 2001128263 A JP2001128263 A JP 2001128263A JP 2002008479 A JP2002008479 A JP 2002008479A
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light guide
push
light
switch
guide path
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JP2001128263A
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English (en)
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Koichi Takagi
孝一 高木
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Denso Corp
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  • Manufacture Of Switches (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一方向から組付け可能なプッシュ式スイッチ
装置を提供することを目的とする。 【構成】 箱体形状のリフレクター106の両外壁10
2から箱体外方に向かって四角筒状に突出し、第3導光
部材42を形成する。そして、第3導光部材42の突出
方向の一端から他端にかけて2つの第2突出部44、1
01を形成する。また、一端が開口した筒状の押圧スイ
ッチ部20の両内壁103に1列の第1突出部43を形
成する。そして、この第2突出部44、101の間に第
1突出部43が遊嵌するように挿入する。これによっ
て、プリント基盤26、リフレクター106、押圧スイ
ッチ部20、意匠ケース12bを一方向から組付けるこ
とが可能となり、組付性を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、自動車用空気
調和装置、カセットデッキ、ラジオ、VTR等の各種民
生機器に用いられるプッシュ式スイッチ装置において、
とくに照光式プッシュ式スイッチ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように、照光式プッシ
ュ式スイッチ装置は、図中上方から下方に向けて順に、
プリント基板26、ゴム板29a、スライダー16a,
16b、意匠ケース12a、押圧スイッチ部20、2
2、を備えている。プリント基板26には、電気配線が
プリントされ、作動状態を乗員に知らせる発行ダイオー
ド33、夜間時押圧スイッチ部20、22を照明するた
めのランプ32、および複数のスイッチ接点(図示しな
い)が設けられている。
【0003】プリント基板26の下方には、スイッチ接
点に対向する部位が脹らんだ接点部27a、27bを有
するゴム板29aが配設されている。そして、このゴム
板29aの下方には、接点部27a、27bに対向当接
する当接板30a、30bを有し、かつランプ32が発
する光を導光するスライダー16a,16bがそれぞれ
配設されている。このスライダー16a、16bは図中
上下方向に作動することによって当接板30a、30b
が接点部27a、27bを押し上げ、接点部27a、2
7bとスイッチ接点とを接触させる。
【0004】そして、スライダー16a、16bの下方
には、意匠面をなす押圧スイッチ部20、22がそれぞ
れ配設されている。これらの機能部品は、開口部100
aが形成された意匠ケース12a内に配設されており、
この意匠ケース12aおよびスライダ−16a、16b
には、スライダー16a、16bが図中上下方向に可動
するガイドとなるレール34aがそれぞれ設けられてい
る。
【0005】このような照光式プッシュ式装置の組付方
法は、先ず意匠ケース12aの表示面14aを下方に向
け、スライダ−16a、16bそれぞれをスライダ−1
6a、16bに設けられたレール34aと意匠ケースの
レール34bとが摺動するように意匠ケース12aとス
ライダー16a、16bとをそれぞれ組付ける。そし
て、ゴム板29aが覆いかぶされたプリント基板26を
図中上方からスライダー16a,16bの当接板30
a、30bとゴム板29aの接点部27aおよび27b
とが当接するように挿入し固定する。つぎに、意匠ケー
ス12aを図中上下方向を逆転し、押圧スイッチ部2
0、22を上方からスライダー16a、16bに組付け
ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな組付方法では、意匠ケース12aの表示面14aを
図中下方に向けて組付けるため、表示面14aを傷つけ
てしまう。また、意匠ケース12aを上下逆転して組付
けるため、組付工程が複雑になってしまうという問題が
あった。
【0007】そこで、表示面14aを傷つけずに一方向
からこの照光式プッシュスイッチ装置を組付るために、
ゴム板29aが取り付けられたプリント基板26の上に
スライダー16a,16bを配置し、上方から意匠ケー
ス12aを覆いかぶせることが考えられる。しかし、こ
のような組付方法では、意匠ケース12aの開口部10
0aとスライダー16a、16bとの位置決めを行いな
がら、スライダ−16a、16bのレール34aと意匠
ケース12aのレール34bとを摺動させることが非常
に困難であるという問題がある。
【0008】そこで、本発明は上記の問題点に鑑みて、
一方向からの組付が可能で、組付工程が容易なプッシュ
式スイッチ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決する手段】請求項1記載の本発明の構成に
よると、光源と電気的に接続された電気基盤と、一端側
が前記電気基盤に配され、前記光源からの光を導光通路
を介して他端側に導光するために箱体状に一体形成され
た導光部材と、一端が開口した筒状の開口端から略垂直
方向に延設された押込部を有し、前記導光部材の他端側
に摺動自在に配され、この導光部材の導光通路を塞ぐ押
圧部と、前記箱体の底壁に設けられ、この押圧部の変位
により電気的に断続するスイッチ素子とを備え、前記導
光部材の外壁には、第1摺動部材が設けられており、ま
た、前記押圧部の前記第1摺動部に対向する位置には第
2摺動部が設けられており、前記押圧部は、その第1摺
動部が第2摺動部に規制されながら前記導光部材に対し
て摺動変位することにより、前記押込部が前記スイッチ
を断続することを技術的手段として採用する。
【0010】また、前記プッシュ式スイッチ装置は、開
口部を有する箱体内に配設されており、この開口部内に
前記押圧部が配設されている構成としても良い。また、
前記導光通路は、この箱体の底壁から前記光源に向かっ
て形成された第2導光通路と、この第2導光通路と光学
的に連通し、前記底壁から前記箱体の外方に向かって形
成された第3導光通路を備えている。
【0011】また、前記導光部材には、他の機能部品を
保持収納する保持部材が一体形成されている。
【0012】また、前記第1摺動部は、2列に突出した
第1突出部、また前記第2摺動部は、1列に突出した第
2突出部からなり、この2列の第1突出部の間に第2突
出部が遊嵌されて、摺動変位する。
【0013】
【作用及び発明の効果】以上に述べた本発明の構成によ
ると、以下に述べるようにプッシュ式スイッチ装置が組
付られる。先ず、光源と電気的に接続された電気基盤
に、一端側が電気基盤側で、かつ光源からの光を導光通
路を介して他端側に導光するために箱体状に一体形成さ
れた導光部材を配設する。そして、この導光部材の他端
側に摺動自在で、この導光部材の導光通路を塞ぐ押圧部
を配し、この導光部材の外壁に設けられた第1摺動部
が、押圧部の第1摺動部に対向する位置に設けられた第
2摺動部に規制されながら前記導光部材に対して摺動変
位する。ここで、押圧部は、一端が開口した筒状の開口
端から略垂直方向に延設された押込部を有し、この摺動
変位により押込部がスイッチを断続する。このように、
導光部材の外壁に第1摺動部を設け、押圧部の第1摺動
部に対向する位置に第2摺動部を設けたことで、電気基
盤、導光部材、押圧部を一方向からの組付が可能とな
り、組付性が向上できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図に基づいて説
明する。図2にこのプッシュ式スイッチ装置を搭載した
パネルの正面図を示す。パネル10は、車両用空気調和
装置に用いられているもので、通常、車室内前方に配置
されている。そして、パネル10は、乗員によって操作
され、希望の空調状態を得るための空調装置操作盤であ
る。
【0015】なお、本実施例における車両用空気調和装
置の冷凍サイクル(図示しない)は、車両の内燃機関、
すなわちエンジンの回転駆動力を動力断続機(例えば、
マグネットクラッチ)を介してその回転軸を回転駆動さ
せ、冷媒を吸入、圧縮、吐出を行う冷媒圧縮機(例え
ば、コンプレッサ)、この冷媒圧縮機によって高温高圧
となった霧状の冷媒を凝縮する凝縮器(例えば、コンデ
ンサ)、この凝縮器によって凝縮された冷媒を減圧膨張
させる減圧膨張装置(例えば、エキスパンジョンバル
ブ)、この減圧膨張装置によって減圧された冷媒を、蒸
発させる蒸発器(例えば、エバポレータ)の順に冷媒を
循環させる周知のものである。
【0016】パネル10は、オート(AUTO)スイッ
チ39、オフ(OFF)スイッチ40、エアコン(A/
C)スイッチ37、モード(MODE)スイッチ38お
よび温度設定装置41を備えている。温度設定装置41
は、乗員が希望する車室内の設定温度を設定する車室内
温度設定手段であり、具体的には、温度設定ノブ41a
である。そして、この温度設定ノブ41aを図中時計回
りに回転させることで、設定温度を高く設定することが
でき、逆に反時計回りに回転させると設定温度を低く設
定することができるようになっている。
【0017】エアコンスイッチ37は、操作者によって
上述したマグネットクラッチを作動させるか否かを決定
する、すなわち、車両用空気調和装置の冷凍サイクルに
冷媒を循環させるか否かを決定するものである。モード
スイッチ38は、車室内に配設され、乗員の上半身に向
かって空気を送風するためのフェイス吹出口(図示しな
い)から空気を吹き出すフェイスモード、乗員の下半身
に向かって空気を送風するためのフット吹出口(図示し
ない)から空気を吹き出すフットモード、フェイス吹出
口とフット吹出口との両方から空気を吹き出させるバイ
レベルモード、主に車両のフロントガラスの内面に向か
って空気を送風するデフロスタ吹出口(図示しない)か
ら空気を吹き出させるデフロスタモードのうち、どのモ
ードで空気調和装置を作動させるかを選択するモード切
換スイッチである。
【0018】なお、本実施例のモードスイッチ38は、
フェイスモード、バイレベルモード、フットモード、デ
フロスタモードのサイクルで切り換わるものであり、す
なわち、モードスイッチ38を押す度に、このサイクル
に従って順次モードが切り換わる。オートスイッチ39
は、ONされると、車室内温度が上述した温度設定ノブ
41aによって設定された設定温度となるように、EC
Uによって上述した吹出口から吹き出される空気の目標
吹出温度を算出し、さらにこの目標吹出温度に応じて乗
員が最も快適な空調状態となるようにどの吹出口からど
れだけの空気を吹き出させるかを決定し、ECUに電気
的に接続された各種機能部品を自動的に制御する空調状
態自動制御スイッチである。
【0019】なお、オートスイッチ39は、一度操作者
に押されると、上述したように各種空調状態を自動的に
制御するが、その後、例えばモードスイッチ38が操作
者によって押されると、操作者が希望するモードで空気
調和装置は作動する。すなわち、モードだけは、操作者
の意思により決定される。オフスイッチ40は、一度押
されると車両用空気調和装置の作動を一部またはすべて
停止させる空気調和装置作動停止スイッチである。
【0020】以下、本発明のプッシュ式スイッチ装置を
搭載したパネル10の構造について説明する。なお、従
来技術に記載した構成部分と同じ構成のものは同じ数字
にて説明する。図3に図2のA−A断面図を示す。図3
に示すようにパネル10は、図中上方から順に、プリン
ト基板26、リフレクター106、ゴム板29b、押圧
スイッチ部20、21、22、23、意匠ケース12b
を備えている。
【0021】プリント基板26は平板状をしており、電
気配線がプリントされている。そして、プリント基板2
6上には、空気調和装置の作動状態を発光することで乗
員に知らせる発光素子、具体的にはランプ32、25お
よび発光ダイオード33、乗員によって設定された温度
設定ノブ41aの回転位置、すなわち設定温度を電気信
号に変換する電気信号変換手段であるスイッチ素子1
7、スイッチ接点28a〜28dなどが電気的に接続さ
れている。なお、プリント基板26にて電気基盤を構成
している。
【0022】また、スイッチ素子17は、上述した温度
設定ノブ41aに連動固定される回転軸11を備えてい
る。すなわち、温度設定ノブ41aを回転させると、そ
れに伴って、回転軸11も回転し、その回転位置に応じ
た設定温度に相当する電気信号をECUに送る。リフレ
クター106は、本発明の導光部材を構成するものであ
り、ABS樹脂等にて箱体状に形成されており、ランプ
25、32の発する光を意匠面側に導光する導光部材で
ある。また、リフレクター106の一端側は開口してお
り、その開口端がプリント基板26の上面46に当接し
ている。すなわち、リフレクター106は、一端側がプ
リント基板26の上に当接配置されている。
【0023】そして、リフレクター106は、つめ嵌合
もしくはビスなどの固定部材によってプリント基板26
と固定されている。リフレクター106には、ランプ2
5、32それぞれに対向する位置に、リフレクター10
6の底壁48に対して箱体内に窪み、ランプ25、32
方向に向かって傾斜し、導光通路45aを構成する第2
導光部材45が形成されている。なお、本実施例では第
2導光部材45は円錐筒状を呈している。
【0024】つまり、この第2導光部材45は、ランプ
25、32が発する光を意匠面側に導く光導光部材であ
る。さらに、リフレクター106には、図3に示すよう
にリフレクター106の導光通路45aと連通し、リフ
レクター106の底壁48を境にして2つに分岐し、箱
体外方に向かって四角筒状に垂直突出した導光通路45
aを構成する第3導光部材42が形成されている。この
第3導光部材42は、第2導光部材45と光学的に連通
しており、第2導光部材45にて導光された光をさらに
意匠面側に向かって導光し、押圧スイッチ部20〜23
の内面55を照射するものである。これによって、押圧
スイッチ部20〜23の表示面から外部へ光が放たれ、
夜間時など押圧スイッチ部20〜23が見えにくい際、
確実に乗員へ車両用空気調和装置の作動状態を視認させ
ることができる。
【0025】図4に図1のD−D断面図を示し、さらに
リフレクター106の詳細を説明すると、第3導光部材
42の両外壁102には、図4に示すように突出方向に
おける一端から他端にかけて2列に突出した第2突出部
44、101が形成されている。また、リフレクター1
06には、図3に示すように発光ダイオード33に対向
する位置に、リフレクター106の底壁48に対して箱
体内に垂直に窪んだ四角筒状の収納部47が形成されて
いる。この収納部47は、発光ダイオード33の配線足
を保持収納するものである。
【0026】スイッチ素子17に対向するリフレクター
106の底壁48には、箱体の内方に窪んだ第1窪み部
15が形成されている。そして、第1窪み部15には、
固定孔13が形成されており、この固定孔13を介して
スイッチ素子17の回転軸11が支持されている。な
お、収納部47、固定孔13は保持部材を構成してい
る。
【0027】リフレクター106の底壁48の上面に
は、第3導光部材42に近接した位置にスイッチ接点2
8a〜28dが取り付けられている。スイッチ接点28
a〜28dは、フィルム状の配線基板(図示しない)に
よりプリント基板26と電気的に接続されている。ま
た、プリント基板26と配線基板とは、例えばカートリ
ッジのような脱着手段によって脱着可能である。
【0028】スイッチ接点28a〜28dは、後述する
ゴム板29bの接点部27bと接触すると、プリント基
板26を介して電気信号を各種機能部品に送り、操作者
が希望する空調状態に各機能部品を制御するものであ
る。図1に図3の要部拡大図を示す。なお、押圧スイッ
チ部20、22と、隣接する押圧スイッチ部21、23
とは同様な構造であるため、ここでは、図3の左側を拡
大した。
【0029】ゴム板29bは、シリコンゴム等によって
板状に形成されており、スイッチ接点28a〜28d上
に配設されている。そして、スイッチ接点28aおよび
28bに対向するゴム板29bには、スイッチ接点28
a、28bと所定の間隙をとるように窪んだ第2窪み部
35a,35bが形成されており、この窪み内にスイッ
チ接点28a,28bと接触する接点部27a、27b
が配設されている。なお、スイッチ接点28a〜28b
と第2窪み部35a、35bにて本発明のスイッチ素子
を構成している。
【0030】押圧スイッチ部20,22は、本発明の押
圧部を構成するものであり、ABS樹脂等で四角柱型カ
ップ形状に形成されており、その断面形状はコの字型を
呈している。そして、カップ形状の開口端の一側端に
は、垂直に延設された押込部107が形成されている。
なお、押圧スイッチ部20、22は左右逆であるが同じ
構成をしているため、ここでは押圧スイッチ部20だけ
について説明する。
【0031】押圧スイッチ部20の両内壁103には、
この内側壁103の立設方向における一端から他端にか
けて突出した第1突出部43が形成されている(図4参
照)。そして、この第1突出部43が第3導光部材42
の第2突出部44と第2突出部101との間に遊嵌され
ることで、第2突出部44、101が第1突出部43を
規制し、押圧スイッチ部20が第3導光部材42に対し
て図1中上下方向に摺動変位可能となる。
【0032】なお、第1突出部43にて第1摺動部を、
第2突出部44、101にて第2摺動部を構成してい
る。押込部107は、押圧スイッチ部20と第3導光部
材42とが摺動状態で、上述した第2窪み部35aと当
接している。そして、押圧スイッチ部20が図中上方向
に摺動変位することにより、押込部107が第2窪み部
35aを押しつけ、第2窪み部35aの接点部27aと
スイッチ接点28aとが接触または離れることにより電
気信号を断続させるものである。
【0033】意匠ケース12bは、上述した機能部品を
収納するものであり、ABS樹脂等で箱体状に形成され
ている。そして、意匠ケース12bには、プリント基板
26方向に四角筒状に窪み開口した四角状筒部108が
形成されており、この四角状筒部108の開口端19が
押込部107に当接している。即ち、この四角状筒部1
08の開口端19と第2窪み部35aとによって押圧ス
イッチ部20の押込部107が挟持されている。
【0034】また、発光ダイオード33に対向する意匠
ケース12bには、意匠ケース12bの内外を貫通した
窓部54が形成されている。そして、この窓部を塞ぐよ
うに樹脂性の透過部材52が配設されており、この透過
部材52を介して操作者に空気調和装置の作動状態を視
認させるものである。また、図3に戻って説明するが、
意匠ケース12bには、スイッチ素子17の回転軸11
が挿入される挿入孔51が形成されて、回転軸11が支
持されている。
【0035】このような、プッシュ式スイッチ装置の作
動は、操作者によって、図1中下方から上方へ押圧スイ
ッチ部20の表示面109が押されると、押圧スイッチ
部20の第1突出部43と第3導光部材42の第2突出
部44、101が摺動し、図1中上方に押圧スイッチ部
20が可動する。そして、これに伴って、押圧スイッチ
部20の押込部107がゴム板29bの第2窪み部35
aを押しつけ、第2窪み部35a内に配設された接点部
27aとスイッチ素子28aとを接触させる。また、こ
の接触後、第2窪み部35aの弾性力によって、押圧ス
イッチ部20の押込部107が押し戻されることで、押
圧スイッチ部20が元の位置に戻る。
【0036】以下、上述したパネル10の組付方法を図
3に基づいて具体的に説明する。先ず、プリント基板2
6に、発光ダイオード33、ランプ25、32およびス
イッチ素子17を取り付ける。次に、収納部47内に発
光ダイオード33が収納されるように、リフレクター1
06の開口端をプリント基板26の上面46に当接さ
せ、ビスなどの固定部材によってプリント基板26とリ
フレクター106とを固定する。(固定部材による固定
をしなくても良いし、発光ダイオード33はリフレクタ
ー106を固定した後に取り付けても良い。)そして、
リフレクター106に取り付けられているスイッチ素子
28a〜28dと、ゴム板29bの第2窪み部35a,
35bが対向するようにゴム板29bをリフレクター1
06の底壁48の上面に取り付ける。
【0037】次に、スイッチ接点28a〜28dと電気
的に接続されたフィルム状の配線基板の他端をプリント
基板26に接続する。ここで、上述したように、例えば
カートリッジのような脱着手段によって電気的に接続す
る。さらに、上方からリフレクター106の第3導光部
材42に形成された第2突出部44、101との間に、
押圧スイッチ部20の第1突出部43を遊嵌させ、押圧
スイッチ部20の押込部107とゴム板29bの第1窪
み部35aを当接させる(押圧スイッチ部21、22、
23も同様)。
【0038】そして、意匠ケース12bを意匠ケース1
2bの四角状筒部108に押圧スイッチ部20が嵌まり
こむように上方から挿入し、四角状筒部108の開口端
19を押込部107の上面に当接させることでパネル1
0が組付けられる。以上のように、リフレクター106
の第3導光部材42に第1突出部44、101を形成
し、また、押圧スイッチ部20〜23の両内壁103に
第1突出部43を形成したことで、プリント基板26を
最下方として、リフレクター106、ゴム板29b、押
圧スイッチ部20〜23、意匠ケース12bの順に一方
向から組付けることができ(または、その逆の順)、意
匠ケース12bの表示面14bを下方に向ける必要もな
く、組付性を簡略化できる。
【0039】また、従来、押圧スイッチ部の数と同数の
スライダーが必要で、組付が複雑であったが、リフレク
ター106がプリント基板26を覆うように配設するだ
けで良く、大幅に組付工程時間を削減でき、低コスト化
を実現できる。さらにリフレクター106に発光ダイオ
ード33を保持収納する収納部47を一体形成したこと
で、部品点数が削減でき、さらなる低コスト化が実現で
きる。
【0040】また、ランプ32にて発せられた光が、押
圧スイッチ部20の第1突出部43と第3導光部材42
の第2突出部44との隙間から漏れ出たとしても、押圧
スイッチ部20の押込部107が押圧スイッチ部20と
意匠ケース12bとの隙間を横断しているため、外部に
光りが漏れ出すことはなく、パネル10の見栄えを損ね
ることはない。
【0041】また、上記第1実施例では、第2突出部4
4、101および第1突出部43にて図1中上下方向に
摺動可能とさせたが、図1中上下方向に摺動可能なもの
であればどのようなものでも良い。
【0042】また、上記実施例において、第2突出部4
4、101および第1突出部43を廃止し、第3導光部
材42の外壁と押圧スイッチ部20の内壁とを直接当接
させ、摺動させるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における要部拡大図であ
る。
【図2】第1実施例におけるパネルの正面図である。
【図3】図1のA−A断面図である
【図4】図1のD−D断面図である。
【図5】従来のプッシュ式スイッチ装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
12 意匠ケース(箱体) 16 リフレクター(導光部材) 20〜23 押圧スイッチ部(押圧部) 28 スイッチ接点部(スイッチ素子) 35 第2窪み部(スイッチ素子) 43 第1突出部(第1摺動部) 44 第2突出部(第2摺動部) 26 プリント基板(電気基板) 101 第2突出部(第2摺動部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と電気的に接続された電気基盤と、 一端側が前記電気基盤に配され、前記光源からの光を導
    光通路を介して他端側に導光するために箱体状に一体形
    成された導光部材と、 一端が開口した筒状の開口端から略垂直方向に延設され
    た押込部を有し、前記導光部材の他端側に摺動自在に配
    され、この導光部材の導光通路を塞ぐ押圧部と、 前記箱体の底壁に設けられ、この押圧部の変位により電
    気的に断続するスイッチ素子とを備え、 前記導光部材の外壁には、第1摺動部材が設けられてお
    り、また、前記押圧部の前記第1摺動部に対向する位置
    には第2摺動部が設けられており、前記押圧部は、その
    第1摺動部が第2摺動部に規制されながら前記導光部材
    に対して摺動変位することにより、前記押込部が前記ス
    イッチを断続することを特徴とするプッシュ式スイッチ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記プッシュ式スイッチ装置は、開口部
    を有する箱体内に配設されており、この開口部内に前記
    押圧部が配設されていることを特徴とする請求項1記載
    のプッシュ式スイッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記導光通路は、この箱体の底壁から前
    記光源に向かって形成された第2導光通路と、この第2
    導光通路と光学的に連通し、前記底壁から前記箱体の外
    方に向かって形成された第3導光通路を備えていること
    を特徴とする請求項1または2に記載のプッシュ式スイ
    ッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記導光部材には、他の機能部品を保持
    収納する保持部材が一体形成されていることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載のプッシュ式スイッ
    チ装置。
  5. 【請求項5】 前記第1摺動部は、2列に突出した第1
    突出部、また前記第2摺動部は、1列に突出した第2突
    出部からなり、この2列の第1突出部の間に第2突出部
    が遊嵌されて摺動変位することを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれかに記載のプッシュ式スイッチ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006012489A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 押釦装置

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JP2006012489A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 押釦装置

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