JP2002007913A - レンタルスペース運営支援システム - Google Patents

レンタルスペース運営支援システム

Info

Publication number
JP2002007913A
JP2002007913A JP2000184820A JP2000184820A JP2002007913A JP 2002007913 A JP2002007913 A JP 2002007913A JP 2000184820 A JP2000184820 A JP 2000184820A JP 2000184820 A JP2000184820 A JP 2000184820A JP 2002007913 A JP2002007913 A JP 2002007913A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
reservation
rental space
terminal
system host
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000184820A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Okisawa
大輔 沖沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2000184820A priority Critical patent/JP2002007913A/ja
Publication of JP2002007913A publication Critical patent/JP2002007913A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Coin-Freed Apparatuses For Hiring Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンタルスペースの管理者の作業負担を軽減
し、労働力の省力化を進めることのできるレンタルスペ
ース運営支援システムを提供する。 【解決手段】 レンタルスペースの借用の予約を行なう
ために、携帯情報端末10には該予約の内容を示す情報
が入力される。システムホスト30は、予約の内容を示
す情報を携帯情報端末10から取得し、該情報を管理す
る。ルーム端末40は、レンタルスペース毎に設けら
れ、該レンタルスペースについての予約の内容を示す情
報を前記システムホスト30から取得し、該情報に基づ
いて電子キー47を制御して該レンタルスペースへの入
場の制限を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、賃貸ビジネスを支
援する技術に関し、特に、部屋などの空間の短時間の賃
貸の管理を支援する技術に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】いわゆ
るカラオケルームや貸会議室などといった部屋、あるい
はテニスコートや球技場などといった場所を貸与し、そ
の部屋や場所(以下、このような部屋や場所を「レンタ
ルスペース」と総称することとする)の広さや付帯設
備、貸与時間などに応じ、所定の金銭をレンタルスペー
スの借用者から対価として受け取るというビジネスがあ
る。
【0003】従来、このようなレンタルスペースを運営
する場合には、レンタルスペースの管理者を配置し、そ
の管理者が多種多様の作業を行なう必要があった。すな
わち、借用の日時や借用時間などといった借用希望者か
らの借用の予約の情報の管理、レンタルスペースの貸与
(例えばレンタルスペースに入場するための扉の鍵の貸
与など)、貸与したレンタルスペースの実態の把握(貸
与の開始時刻・終了時刻のチェックなど)、レンタルス
ペースの貸与についての対価の集金、レンタルスペース
の維持管理(清掃や付帯設備の維持管理など)、などと
いう煩雑な作業が管理者に課せられていた。
【0004】このような状況を鑑み、レンタルスペース
の管理者の作業負担を軽減し、労働力の省力化を進める
ことのできるレンタルスペース運営支援システムを提供
することが本発明が解決しようとする課題である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るレンタルス
ペース運営支援システムは、レンタルスペースの借用の
予約を行なうために該予約の内容を示す情報が入力され
る情報端末と、前記予約の内容を示す情報を前記情報端
末から取得し、該情報を管理するシステムホストと、レ
ンタルスペース毎に設けられ、該レンタルスペースにつ
いての前記予約の内容を示す情報を前記システムホスト
から取得し、該情報に基づいて該レンタルスペースへの
入場の制限を行なうルーム端末とを有するように構成す
ることによって前述した課題を解決する。
【0006】上記の構成によれば、レンタルスペースの
借用を希望する借用希望者によって情報端末へ入力され
るレンタルスペースについての借用予約情報がシステム
ホストに集められ、複数のレンタルスペースの予約が一
括して管理される。そして、ルーム端末には、当該ルー
ム端末が設けられているレンタルスペースについての借
用予約の情報がシステムホストから送付され、その借用
予約情報に基づいてレンタルスペースへの入場制限が行
なわれる。すなわち、上述したシステムによって、従来
はレンタルスペースの管理者が行なっていたレンタルス
ペースの借用予約の管理、及び借用予約に係るレンタル
スペースの貸与を開始する際に必要な手続(貸与開始時
刻の管理やレンタルスペースの出入口の鍵の管理など)
が代行されるので、レンタルスペースの管理者の作業負
担が軽減される。
【0007】なお、情報端末として、例えばインターネ
ット接続サービスや電子商取引サービスなどを利用する
ための情報表示機能やデータ通信機能を装備する携帯電
話をそのまま流用することが可能であり、必ずしも専用
の情報端末を借用希望者が入手して使用する必要はな
い。
【0008】また、上述したレンタルスペース運営支援
システムを構成するシステムホスト及びルーム端末は、
本発明に係るレンタルスペース運営支援システムについ
てのサブコンビネーションの発明である。
【0009】すなわち、レンタルスペースの借用の予約
を行なうために該予約の内容を示す情報が入力される情
報端末と、該予約の内容を示す情報を管理するシステム
ホストと、レンタルスペース毎に設けられ、該システム
ホストから取得される該レンタルスペースについての該
予約の内容を示す情報に基づいて該レンタルスペースへ
の入場の制限を行なうルーム端末と、からなるレンタル
スペース運営支援システムにおける該システムホストで
あって、前記情報端末から送付される前記予約の内容を
示す情報である予約情報を取得する予約情報取得手段
と、前記予約情報取得手段により取得された前記予約情
報を格納する予約情報格納手段と、前記格納手段に格納
されている前記予約情報であって該ルーム端末の設けら
れているレンタルスペースについての該予約情報を、前
記ルーム端末に宛てて送出する予約情報送出手段とを有
するように構成されたシステムホストも本発明に係るも
のである。
【0010】また、レンタルスペースの借用の予約を行
なうために該予約の内容を示す情報が入力される情報端
末と、該予約の内容を示す情報を管理するシステムホス
トと、レンタルスペース毎に設けられるルーム端末と、
からなるレンタルスペース運営支援システムにおける該
ルーム端末であって、該レンタルスペースの借用者によ
って各種の情報が入力される入力手段と、前記システム
ホストから送付される、前記情報端末に入力された情報
に基づく情報であって該ルーム端末の設けられているレ
ンタルスペースについての借用の予約の内容を示す該情
報である予約情報を取得する予約情報取得手段と、前記
予約情報取得手段により取得された前記予約情報を格納
する予約情報格納手段と、前記予約情報格納手段に格納
されている前記予約情報に基づいて、該ルーム端末が設
けられているレンタルスペースへの入場の制限を行なう
入場制限手段と、を有するように構成されたルーム端末
も本発明に係るものである。
【0011】ここで、入場制限手段は、例えば、前記レ
ンタルスペースの出入口の扉に設けられる電子錠の開錠
・施錠を制御することによって前記レンタルスペースへ
の入場の制限を行なうようにする。
【0012】なお、上述した本発明に係るシステムホス
トにおいて、貸与可能なレンタルスペースについての情
報を前記情報端末に宛てて送出するレンタルスペース情
報送出手段を更に有するようにしてもよく、この構成に
よれば、情報端末を操作する借用希望者に対して、例え
ば、所在地、広さ、定員、付帯設備、禁煙等の貸与条件
といった、貸与可能なレンタルスペースについての情報
を提供できるようになる。
【0013】ここで、貸与可能なレンタルスペースにつ
いての情報は、例えば、前記予約情報格納手段に格納さ
れている前記予約情報に基づいて得られる該レンタルス
ペースについての借用の予約の状況を示す情報としても
よく、この構成によれば、情報端末を操作する借用希望
者に対して、貸与可能なレンタルスペースについての借
用予約の状況を情報として提供することができるように
なる。
【0014】また、上述した本発明に係るシステムホス
トにおいて、前記予約情報取得手段による前記携帯端末
からの前記予約情報の取得に応じ、前記ルーム端末によ
る前記制限を解除するための情報である解除情報を生成
する解除情報生成手段と、前記解除情報を前記携帯端末
に宛てて送出する解除情報送出手段と、を更に有し、前
記予約情報送出手段は、前記解除情報送出手段が前記解
除情報を送出した宛先の携帯端末から送付されて前記予
約情報格納手段に格納されていた前記予約情報に該解除
情報を追加して前記ルーム端末に送付するように構成し
てもよい。
【0015】このとき、予約情報には、前記システムホ
ストによって生成されて前記携帯端末に通知されている
情報であって、前記入場制限手段による前記制限を解除
するための情報である解除情報が含まれているので、上
述した本発明に係るルーム端末における前記入場制限手
段を、前記予約情報に示されている予約の内容における
前記借用の開始時刻、あるいは該開始時刻とみなすこと
と予め定められている時刻において前記入力手段に入力
された情報が、該予約情報に含まれている前記解除情報
と一致したときに、前記制限を解除して前記レンタルス
ペースを使用可能とするようにルーム端末を構成するよ
うにする。
【0016】ここで、解除情報とは、後述する本発明の
実施の形態においては電子キーの開錠のために使用され
ているパスワードである。上述した構成によれば、ルー
ム端末が設置されているレンタルスペースへの入場を可
能とするための鍵として解除情報を機能させることがで
きる。従って、レンタルスペースを貸与する場合に、そ
のレンタルスペースへ入場するための鍵を借用者に渡す
手間が省ける。しかも、同一のレンタルスペースについ
て、借用時間の異なる別々の予約を行なった複数の借用
希望者には各々異なる解除情報を解除情報送出手段で生
成して提供するようにすれば、借用希望者による自己の
予約に係る借用時間以外の時刻におけるレンタルスペー
スへの入場を防止することもできる。
【0017】この上述したルーム端末の構成において、
前記予約情報に示されている予約の内容における前記借
用の開始時刻とみなすことと予め定められている時刻を
経過しても該予約情報に含まれている前記解除情報に一
致する情報が前記入力手段に入力されないとき、若しく
は、前記入場制限手段が前記制限を解除した後に該予約
情報に係る借用の予約の取消を要求する情報が前記入力
手段に入力されたときに、該予約情報に係る借用の予約
の取消を示す情報である予約取消情報を前記システムホ
ストに宛てて送出する予約取消情報送出手段を更に有す
るように構成してもよい。
【0018】このときは、上述した本発明に係るシステ
ムホストに、前記ルーム端末から送付される情報であっ
て前記借用の予約の取消を要求する該情報である予約取
消情報に応じ、該予約取消情報に係る前記予約情報を前
記予約情報格納手段から消去する予約情報消去手段を更
に有するように構成する。
【0019】この構成によれば、借用予約時刻を所定時
間以上経過しても借用希望者がレンタルスペースの使用
を開始しないとき、あるいは、予約をしていた借用時間
よりも早くにレンタルスペースの使用が終了してしまっ
たときに、システムホストの対応する予約情報が削除さ
れるので、新たな別の借用予約を受け付けることができ
るようになり、レンタルスペースの稼働率の向上が期待
できる。
【0020】また、先に述べたルーム端末の構成におい
て、前記予約情報に示されている予約の内容に対応する
レンタルスペースの借用の時間の延長を要求する情報が
前記入力手段に入力されたときに、該予約情報に係る前
記借用の時間の延長を要求する情報である予約時間延長
情報を前記システムホストに宛てて送出する予約時間延
長情報送出手段を更に有するように構成してもよい。
【0021】このときは、上述した本発明に係るシステ
ムホストに、前記ルーム端末から送付される情報であっ
て前記借用の予約における借用時間の延長を要求する情
報である予約時間延長情報に応じ、前記予約情報格納手
段に格納されている予約情報であって該予約時間延長情
報に係る該予約情報の内容を変更する予約情報内容変更
手段を更に有するように構成する。
【0022】この構成によれば、借用者がレンタルスペ
ースの借用時間の延長要求をルーム端末から行なうこと
ができるので借用者の利便性が向上する。また、上述し
た本発明に係るシステムホストにおいて、前記レンタル
スペースの予約若しくは借用に対して課される対価の金
額を算出し、予め取り決められている手段で決済させる
ための処理を行なう課金手段を更に有するように構成し
てもよい。
【0023】この構成によれば、従来はレンタルスペー
スの管理者によって行なわれていたレンタルスペースの
借用者・借用希望者に対する予約料あるいは賃貸料の集
金を代行させることができる。
【0024】ここで、先に述べたルーム端末の構成にお
いて、前記予約情報に示されている予約の内容に対応す
るレンタルスペースの借用の終了の意思表示を行なう情
報が前記入力手段に入力されたときに、該レンタルスペ
ースへの入場が可能とされてから該意思表示を行なう情
報が該入力手段に入力されるまでに経過した時間を示す
情報を該レンタルスペースの借用時間を示す情報として
前記システムホストに宛てて送出する借用時間情報送出
手段を更に有するようにし、また、システムホストの前
記課金手段を、前記レンタルスペースの借用に対して課
される対価の金額を、前記ルーム端末から送付される、
該レンタルスペースの借用時間を示す情報に基づいて算
出するように構成する。
【0025】この構成によれば、レンタルスペースの実
使用時間に合致した、より細かな時間を単位として賃貸
料の課金を行なうことができるので、借用者の賃貸料へ
の不服を少しでも減らすことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明を実施するレンタ
ルスペース運営支援システム(以下、「本システム」と
いう)の全体構成を示す図である。
【0027】本システムにより運営されるレンタルスペ
ースは会員制とし、会員のみがレンタルスペースの貸与
を受けることができる。そして、システムの運営者と会
員との間で、料金の支払をどのような手段により決済す
るか(例えば、銀行口座や信販会社を利用した自動決済
など)を両者の間で予め取り決めておくようにする。
【0028】図1示すように、このレンタルスペース運
営システムは、携帯情報端末10、基地局20、システ
ムホスト30、ルーム端末40より構成される。そし
て、携帯情報端末10と基地局20との間は無線回線5
0を介して、また、基地局20、システムホスト30、
ルーム端末40の間は有線回線50を介して、それぞれ
相互にデータの授受が行なえる。
【0029】携帯情報端末10は、レンタルスペースの
借用を希望する会員(以下、単に「借用希望者」とい
う)が使用し、操作する。携帯情報端末10は、各レン
タルルームの予約状況などの情報を借用希望者に提示し
たり、借用希望者の操作によりレンタルルームの借用の
予約を行なうなどの機能を有している。
【0030】携帯情報端末10は、CPU11、ROM
12、RAM13、表示部14、入力部15、RF部1
6を備えて構成されている。CPU11は、ROM12
に記憶された制御プログラムに従って、RAM13をワ
ークエリアとして使用しながら、携帯情報端末10全体
の動作を制御する中央演算処理装置である。
【0031】ROM12は、CPU11で実行される携
帯情報端末10全体の制御のための制御プログラムが予
め格納されているリードオンリメモリである。RAM1
3は、CPU11による処理のためのワークエリアとし
て、また各種の設定パラメータの記憶用として用いられ
るランダムアクセスメモリである。
【0032】表示部14は、例えばLCD(Liquid Cry
stal Display)を備えて構成され、CPU11に制御さ
れることによって各種の情報を表示して借用希望者に提
示する。
【0033】入力部15は、例えばキーボードやポイン
ティングスティック、あるいは表示部14の表面に設け
られるタッチスイッチなどで構成され、借用希望者によ
る操作に対応した指示や入力を取得し、CPU11に渡
す。
【0034】RF部16は、CPU11から渡されるデ
ータに応じて高周波信号を変調して送信し、無線回線5
0を介して基地局20へ伝送する。また、基地局20か
ら無線回線50を介して送付された変調波を受信して復
調し、基地局20において高周波信号を変調した元のデ
ータを再現する。
【0035】なお、この携帯情報端末10は、例えばイ
ンターネット接続サービスや電子商取引サービスなどを
利用するための情報表示機能やデータ通信機能を装備す
る携帯電話を流用することが可能である。
【0036】基地局20は、無線回線50と有線回線6
0とを接続するものであり、携帯情報端末10と、シス
テムホスト30との間でのデータ授受を可能とするもの
である。すなわち、基地局20は、携帯情報端末10か
ら無線回線50を介して送付された変調波を受信して復
調し、携帯情報端末10において高周波信号を変調した
元のデータを再現し、有線回線60に送出する。また、
有線回線60からデータを受け取ると、そのデータに応
じて高周波信号を変調して送信し、無線回線50を介し
て基地局20へ伝送する。
【0037】システムホスト30は、携帯情報端末10
を使用する借用者に提示する各種情報を示すデータの携
帯情報端末10へ宛てての送出、携帯情報端末10から
送付される借用希望者からのレンタルスペースの借用予
約要求に基づく予約管理、ルーム端末40が設置されて
いるレンタルスペースを使用中の会員(以下、この会員
を借用希望者と区別して「借用者」という)に提示する
各種情報を示すデータのルーム端末40へ宛てての送
出、ルーム端末40から送付されるレンタルスペースを
使用中の借用者からの各種要求に基づくレンタルスペー
スの利用状況管理、レンタルスペースの予約・貸与に対
しての対価を会員から集金するための課金処理、などを
実行する。
【0038】システムホスト30は、CPU31、RO
M32、RAM33、HD34、モデム35、課金部3
6を備えて構成されている。CPU31は、ROM32
に記憶された制御プログラムに従って、RAM33をワ
ークエリアとして使用しながら、システムホスト30全
体の動作を制御する中央演算処理装置である。
【0039】ROM32は、CPU31で実行されるシ
ステムホスト30全体の制御のための制御プログラムが
予め格納されているリードオンリメモリである。RAM
33は、CPU31による処理のためのワークエリアと
して、また各種の設定パラメータの記憶用として用いら
れるランダムアクセスメモリである。
【0040】HD34はハードディスク装置であり、携
帯情報端末10の表示部14に表示させる画面データや
会員に関する登録情報などが蓄積されている。モデム3
5は、システムホスト30と有線回線60とを接続する
ものであり、CPU31と、基地局20若しくはルーム
端末40との間でのデータ授受を有線回線60を介して
行なえるようにする。
【0041】課金部36は、借用希望者に課される借用
予約に対しての対価(予約料)や借用者からのレンタル
スペースの貸与に対しての対価(賃貸料)を集金するた
め、その課金額を算出し、予め会員との間で取り決めら
れている手段で決済させるための処理(前述した自動決
済の例であれば、決済データを銀行や信販会社に伝送す
る処理)を実行する。
【0042】ルーム端末40は各レンタルスペース毎に
設けられる。ルーム端末40は、そのレンタルスペース
を使用している借用者に各種の情報を提示し、また、借
用者の希望によりレンタルルームの借用時間の延長の手
続を行なうなどの機能を有している。
【0043】ルーム端末40は、CPU41、ROM4
2、RAM43、HD44、モデム45、表示部46、
電子キー47、入力部48を備えて構成されている。C
PU41は、ROM42に記憶された制御プログラムに
従って、RAM43をワークエリアとして使用しなが
ら、ルーム端末40全体の動作を制御する中央演算処理
装置である。また、CPU41は現在時刻を計時する時
計機能を有している。
【0044】ROM42は、CPU41で実行されるル
ーム端末40全体の制御のための制御プログラムが予め
格納されているリードオンリメモリである。RAM43
は、CPU41による処理のためのワークエリアとし
て、また各種の設定パラメータの記憶用として用いられ
るランダムアクセスメモリである。
【0045】HD44はハードディスク装置であり、ル
ーム端末40が設置されているレンタルスペースについ
ての予約情報や表示部46に表示する画面表示のための
データなどが蓄積される。
【0046】モデム45は、ルーム端末40と有線回線
60とを接続するものであり、CPU41とシステムホ
スト30との間でのデータ授受を有線回線60を介して
行なえるようにする。
【0047】表示部46は、例えばLCDを備えて構成
され、CPU41に制御されることによって各種の情報
を表示して借用者に提示する。電子キー47は、ルーム
端末40が設置されているレンタルスペースへの出入口
に設けられる扉の鍵であり、CPU41によって開錠・
施錠が制御される電動式のもの(電子錠)である。
【0048】入力部48は、例えばキーボードやポイン
ティングデバイスなどで構成され、借用者による操作に
対応した指示や入力を取得し、CPU41に渡す。な
お、入力部48は、レンタルスペース内部の他に、電子
キー47の設けられている扉の外側にも設けられてい
る。
【0049】本システムは以上のように構成されてい
る。以下、本システムを構成する携帯情報端末10、シ
ステムホスト30、ルーム端末40の動作の詳細につい
て説明する。
【0050】[携帯情報端末の動作]図2及び図3は、
携帯情報端末10の表示部14に表示させる画面の例を
示している。また、図4、図5、及び図6は、携帯情報
端末10のCPU11によりROM12に記憶されてい
る制御プログラムが読み出されて実行されることによっ
て行なわれる、携帯情報端末10の各構成要素を制御す
る制御処理の処理内容をフローチャートで示したもので
ある。以下、図2及び図3に説明を加えながら、図4、
図5、図6に沿って携帯情報端末10の動作の様子を説
明する。
【0051】まず、図4のS101においてイニシャラ
イズ処理が実行され、CPU11の有する内部レジスタ
やRAM13の初期化などといった処理が行なわれる。
S102では、回線確立処理が実行され、携帯情報端末
10のCPU11とシステムホスト30のCPU31と
の間で、RF部16、無線回線50、基地局20、有線
回線60、モデム35を介して相互にデータの授受が行
なえるようになる。
【0052】S103では、携帯情報端末10を操作す
る会員の識別データ(例えば会員番号など)がシステム
ホスト30に宛てて送出される。S104では、前ステ
ップで送出された情報が受信されることによってシステ
ムホスト30から送付されるルームリストの画面を受信
したか否かが判定され、判定結果がYesならばS10
5に進んでルームリスト画面を表示部14に表示させ、
その後にS106に進む。一方、S104の判定結果が
NoならばこのS104の処理が繰り返される。
【0053】図2(A)はルームリストの画面を示して
いる。ルームリストの画面には本システムにより運営さ
れている貸与可能な各レンタルスペースの所在地、広
さ、付帯設備の内容などを、各レンタルスペースを識別
するルームナンバと共に紹介する紹介表71と、カーソ
ルポインタによってオンとされる、「決定」あるいは
「終了」なる表示がされているアイコンボタン(72
a、72b)とが示されている。なお、カーソルポイン
タは、図2及び図3には示されている表示画面上に表示
され、借用希望者による入力部15への操作に応じて画
面上の任意の位置に移動させたり、画面上に表示される
各種のアイコンボタンをオンとすることができる。
【0054】S106では、借用希望者による入力部1
5への操作によってカーソルポインタがルームリストの
画面上を移動させられた結果、図2(A)のルームリス
トの画面に表示されている紹介表71のうちのいずれか
のレンタルスペースの欄内の位置にカーソルポインタが
置かれている(この状態を「ルーム選択」の状態とい
う)か否かが判定され、判定結果がYesの場合にの
み、S107において、選択されているレンタルスペー
スの欄の表示を、例えばその欄を太枠で囲むなどといっ
た表示に変更する。
【0055】S108では、借用希望者による入力部1
5への操作によって、カーソルポインタがルームリスト
の画面上を移動させられて「決定」アイコンボタン72
aに位置しているときにその「決定」アイコンボタン7
2aをオンしたか否かが判定され、判定結果がYesな
らばS111に進み、NoならばS109に進む。
【0056】S109では、借用希望者による入力部1
5への操作によって、カーソルポインタがルームリスト
の画面上を移動させられて「終了」アイコンボタン72
bに位置しているときにその「終了」アイコンボタン7
2bをオンしたか否かが判定され、判定結果がYesな
らばS110に進み、NoならばS106へ戻って上述
した処理が繰り返される。
【0057】S110では、前述したS102の処理に
よって確立されたシステムホスト30との間の回線が断
とされ、その後、この制御処理が終了する。S111で
は、S106の処理によって選択されたレンタルスペー
スのルームナンバと、借用の予約状況についての情報の
取得の要求を示す信号である予約状況要求信号とがシス
テムホスト30に宛てて送出される。
【0058】図5に移り、S112では、前ステップで
送出された信号が受信されることによってシステムホス
ト30から送付される予約状況画面を受信したか否かが
判定され、判定結果がYesならばS113に進んで予
約状況画面を表示部14に表示させ、その後にS114
に進む。一方、S112の判定結果がNoならばこのS
112の処理が繰り返される。
【0059】図2(B)は予約状況画面を示している。
予約状況画面には、S106の処理によって選択された
と判定されたレンタルスペースにおいて、既に他の会員
によって借用予約がなされている時間帯を表示(同図に
おいては既に予約されている時間帯を斜線で示してい
る)する予約状況表示73と、カーソルポインタによっ
てオンとされる、「予約」あるいは「戻る」なる表示が
されているアイコンボタン(72c、72d)とが示さ
れている。
【0060】S114では、借用希望者による入力部1
5への操作によって、カーソルポインタが予約状況画面
上を移動させられて「予約」アイコンボタン72cに位
置しているときにその「予約」アイコンボタン72cを
オンしたか否かが判定され、判定結果がYesならばS
116に進み、NoならばS115に進む。
【0061】S115では、借用希望者による入力部1
5への操作によって、カーソルポインタが予約状況画面
上を移動させられて「戻る」アイコンボタン72dに位
置しているときにその「戻る」アイコンボタン72dを
オンしたか否かが判定され、判定結果がYesならばS
105へ戻り、NoならばS114へ戻って上述した処
理がそれぞれ繰り返される。
【0062】S116では、S106の処理によって選
択されたレンタルスペースのルームナンバと、借用の予
約の要求を示す信号である予約要求信号とがシステムホ
スト30に宛てて送出される。
【0063】S117では、前ステップで送出された信
号が受信されることによってシステムホスト30から送
付される予約画面を受信したか否かが判定され、判定結
果がYesならばS118に進んで予約画面を表示部1
4に表示させ、その後にS119に進む。一方、S11
7の判定結果がNoならばこのS117の処理が繰り返
される。
【0064】図3(C)は予約入力画面を示している。
予約入力画面S106の処理によって選択されたレンタ
ルスペースを識別するルームナンバの表示と、借用希望
者による入力部15への操作によって、そのレンタルス
ペースの借用開始時刻、借用終了時刻、及び借用希望者
の氏名が入力される予約情報入力欄74と、カーソルポ
インタによってオンとされる、「送信」あるいは「戻
る」なる表示がされているアイコンボタン(72e、7
2f)とが示されている。
【0065】S119では、借用希望者による入力部1
5への操作によってカーソルポインタが予約入力画面上
を移動させられた結果、図3(C)の予約入力画面に表
示されている予約情報入力欄74のうちのいずれかの欄
内の位置にカーソルポインタが置かれているときに入力
部15が更に操作されて、その欄に対応する情報が入力
されているか否かが判定され、判定結果がYesの場合
にのみ、S120において、カーソルポインタが置かれ
ている欄にその入力された情報を表示させる。
【0066】S121では、借用希望者による入力部1
5への操作によって、カーソルポインタがルームリスト
の画面上を移動させられて「送信」アイコンボタン72
eに位置しているときにその「送信」アイコンボタン7
2eをオンしたか否かが判定され、判定結果がYesな
らばS123(図6)に進み、NoならばS122に進
む。
【0067】S122では、借用希望者による入力部1
5への操作によって、カーソルポインタが予約入力画面
上を移動させられて「戻る」アイコンボタン72fに位
置しているときにその「戻る」アイコンボタン72fを
オンしたか否かが判定され、判定結果がYesならばS
113へ戻り、NoならばS119へ戻って上述した処
理がそれぞれ繰り返される。
【0068】図6に移り、S123では、S120(図
5)の処理によって図3(C)の予約入力画面に表示さ
れている予約情報入力欄74に表示させた情報である全
ての入力データ(予約データ)が、その予約の対象であ
るレンタルスペースを特定するルームナンバと共にシス
テムホスト30に宛てて送出される。
【0069】S124では、前ステップで送出された信
号が受信されることによってシステムホスト30から送
付されるパスワード画面を受信したか否かが判定され、
判定結果がYesならばS125に進んでパスワード画
面及びパスワードを表示部14に表示させ、その後にS
126に進む。一方、S124の判定結果がNoならば
このS124の処理が繰り返される。
【0070】図3(D)はパスワード画面を示してい
る。パスワード画面はパスワード表示欄75を有してい
る。このパスワード表示欄75に表示されるパスワード
はシステムホスト30によって決定されるものであり、
前ステップまでの処理によって借用の予約を行なったレ
ンタルスペースの扉に設けられている電子キー47を開
錠するために必要なものである。借用希望者は、借用を
予約した時刻にレンタルスペースに向かい、そこでルー
ム端末40の入力部48にこのパスワードを入力すると
電子キー47が制御されて開錠し、レンタルスペースへ
入場することができるうになる。
【0071】S126では、借用希望者による入力部1
5への操作によって、カーソルポインタが予約入力画面
上を移動させられて「戻る」アイコンボタン72gに位
置しているときにその「戻る」アイコンボタン72gを
オンしたか否かが判定され、判定結果がYesならばS
105(図4)へ戻って上述した処理が繰り返される。
一方、S126の判定結果がNoならばこのS126の
処理が繰り返される。
【0072】CPU11が上述した処理を行なうことに
よって、各レンタルルームの予約状況などの情報の提示
やレンタルルームの借用の予約などの機能が携帯情報端
末10で実現される。
【0073】[システムホストの動作]図7はシステム
ホスト30のRAM33についてのメモリマップであ
る。図7(A)に示すように、RAM33には、ルーム
データ、ルームリスト画面データ、予約状況画面デー
タ、予約入力画面データ、パスワード画面データの記憶
領域が設けられている。このうち、ルームデータを除く
他の画面データは、図2若しくは図3に示した携帯情報
端末10の表示部14に表示させる画面を構成するデー
タであり、システムホスト30に電源を投入した直後に
CPU31によって実行されるイニシャライズ処理にお
いてHD34から読み出されてRAM33の所定の記憶
領域に格納される。
【0074】ルームデータの記憶領域には、図7(B)
に示すように、各レンタルスペース毎の記憶領域が設け
られており、同図(C)に示すように、各レンタルスペ
ースの記憶領域には、そのレンタルスペースを特定する
ルームナンバを格納する領域と、そのレンタルスペース
についての1以上の予約データを格納する領域とが設け
られている。
【0075】レンタルスペースの予約データは、同図
(D)に示すように、携帯情報端末10から送付され
る、レンタルスペースの借用予約における借用の開始時
刻、終了時刻、借用希望者を示すデータと、この借用希
望者に対してシステムホスト30のCPU31により発
行された、レンタルルームの扉に設けられている電子キ
ー47を開錠するためのパスワードを示すデータとより
構成されている。
【0076】次に、図8、図9及び図10について説明
する。これらは、システムホスト30のCPU31によ
りROM32に記憶されている制御プログラムが読み出
されて実行されることによって行なわれる、システムホ
スト30の各構成要素を制御する制御処理の処理内容を
フローチャートで示したものである。
【0077】この制御処理は、システムホスト30に電
源を投入した直後にCPU31によって実行される、C
PU31の有する内部レジスタやRAM33の初期化な
どが行なわれるイニシャライズ処理の後に実行が開始さ
れる。
【0078】まず、図8のS201において、携帯情報
端末10のCPU11が回線確立処理(図4のS102
の処理)を実行することによってシステムホスト30に
送付される回線確立要求が送付されてきたか否かが判定
され、判定結果がYesの場合にのみS202において
回線確立処理が実行され、システムホスト30のCPU
31と携帯情報端末10のCPU11との間で、モデム
35、有線回線60、基地局20、無線回線50、RF
部16を介して相互にデータの授受が行なえるようにな
る。
【0079】S203では、携帯情報端末10のCPU
11が図4のS103の処理を実行することによってシ
ステムホスト30に送付される、携帯情報端末10を操
作する会員の識別データが受信されたか否かが判定さ
れ、判定結果がYesの場合にのみ、S204におい
て、RAM33に格納されているルームリスト画面デー
タが読み出されて携帯情報端末10に宛てて送出され
る。
【0080】S205では、携帯情報端末10のCPU
11が図4のS111の処理を実行することによってシ
ステムホスト30に送付される予約状況要求信号が受信
されたか否かが判定され、判定結果がYesならばS2
06に進み、NoならばS208に進む。
【0081】S206では、RAM33に格納されてい
る予約状況画面データ、及び予約状況要求信号と共に送
付されるルームナンバに対応するレンタルスペースのル
ームデータが読み出され、読み出されたルームデータに
基づいて予約状況表示73が作成されて予約状況画面デ
ータに組み込まれる。
【0082】S207では、前ステップの処理によって
得られた予約状況画面データが携帯情報端末10に宛て
て送信される。S208では、携帯情報端末10のCP
U11が図5のS116の処理を実行することによって
システムホスト30に送付される予約要求信号が受信さ
れたか否かが判定され、判定結果がYesの場合にの
み、S209において、RAM33に格納されている予
約入力画面データが読み出されて携帯情報端末10に宛
てて送出される。
【0083】図9に移り、S210において、携帯情報
端末10のCPU11が図6のS123の処理を実行す
ることによってシステムホスト30に送付される予約デ
ータが受信されたか否かが判定され、判定結果がYes
ならばS211に進み、NoならばS217に進む。
【0084】S211では、予約データと共に送付され
るルームナンバが取得され、そのルームナンバに対応す
るレンタルスペースについての予約データが格納されて
いるRAM33の記憶領域に、受信した予約データに示
されている情報(レンタルスペースの借用開始時刻、借
用終了時刻、及び借用希望者の氏名)が追加されて格納
される。
【0085】S212ではパスワードが作成される。パ
スワードの作成は例えば乱数を発生させてその値をパス
ワードとする。この作成されたパスワードは、前ステッ
プの処理によってRAM33に格納された予約データに
追加して格納する。
【0086】S213では、課金処理が実行され、課金
部36が制御されて、借用希望者による借用予約に対し
ての対価(予約料)を集金するため、借用者に課される
金額を算出し、その金額を予め会員との間で取り決めら
れている手段で決済させるための処理が実行される。
【0087】S214では、RAM33に格納されてい
るパスワード画面データが読み出され、S212の処理
によって作成されたパスワードが読み出されたパスワー
ド画面データに組み込まれる。
【0088】S215では、前ステップの処理によって
作成されたパスワード画面データが携帯情報端末10に
宛てて送信される。S216では、前述したS211及
びS212の処理によってRAM33に追加して格納さ
れたパスワードを含む予約データが一旦読み出され、そ
の予約データに係るレンタルスペースのルーム端末40
に宛てて送信される。なお、ここで、有線回線60を介
して接続されているシステムホスト30とルーム端末4
0との間では、特に回線確立のための処理を実行しなく
てものデータの授受が行なえるものとする。
【0089】S217では、ルーム端末40のCPU4
1から送付される「取りやめ信号」(借用者によるレン
タルスペースの借用の予約のキャンセルを示す信号)が
受信されたか否かが判定され、判定結果がYesの場合
にのみ、S218において、RAM33に格納されてい
る、予約のキャンセルされた予約データがその予約デー
タに係るパスワードと共に消去される。
【0090】図10に移り、S219では、ルーム端末
40のCPU41から送付される「予約取消信号」(予
約されたレンタルスペースの借用の開始時刻を所定時間
だけ経過してもレンタルスペースの使用が開始されない
場合に、予約の無断キャンセルとみなして予約内容を取
り消すことを通知する信号)が受信されたか否かが判定
され、判定結果がYesの場合にのみ、S220におい
て、RAM33に格納されている、その予約取消信号に
係る予約データが予約データに係るパスワードと共に消
去される。
【0091】S221では、ルーム端末40のCPU4
1から送付される「延長信号」(予約されているレンタ
ルスペースの借用の終了時刻の延長を要求する信号)が
受信されたか否かが判定され、判定結果がYesの場合
にのみ、S222において、RAM33に格納されてい
る、延長信号に対応する予約データにおける終了時刻の
データを1時間遅らせる(延長させる)。
【0092】S223では、ルーム端末40のCPU4
1から送付される「終了信号」(レンタルスペースの使
用の終了を示す信号)及び「実使用時間」(レンタルス
ペースを使用した実際の使用時間を示すデータ)が受信
されたか否かが判定され、判定結果がYesならば、S
224に進み、NoならばS201(図8)へ戻って上
述した制御処理が最初から繰り返される。
【0093】S224では、前ステップで受信が確認さ
れた実使用時間のデータから賃貸料金が算出される。S
225では課金処理が実行され、課金部36が制御され
て、前ステップにおいて算出された賃貸料を集金するた
め、借用者に課される金額を算出し、その金額を予め会
員との間で取り決められている手段で決済させるための
処理が実行される。
【0094】S226では、S213(図9)及びS2
25で実行された課金処理によって決済された予約料及
び賃貸料を示す情報である課金情報がルーム端末40に
宛てて送出される。この処理を終えた後にはS201
(図8)へ戻って上述した制御処理が最初から繰り返さ
れる。
【0095】CPU31が上述した処理を行なうことに
よって、各レンタルルームの予約管理や利用状況管理、
レンタルルームの貸与についての対価の課金などの機能
がシステムホスト30で実現される。
【0096】[ルーム端末の動作]図11はルーム端末
40のRAM43についてのメモリマップである。図1
1(A)に示すように、RAM43には、ルーム端末4
0が設置されているレンタルスペースについての予約デ
ータが格納される。この予約データは、同図(B)に示
すように、システムホスト30から送付されるそのレン
タルスペースの借用予約における借用の開始時刻、終了
時刻、借用希望者をそれぞれ示すデータ、この借用希望
者に対してシステムホスト30のCPU31により発行
された、レンタルルームの扉に設けられている電子キー
47を開錠するためのパスワード、レンタルスペースを
使用した実際の使用時間を示す実使用時間、予約データ
と対応するレンタルスペースの貸与が実際に行なわれた
か否かを示す使用フラグにより構成されている。
【0097】図12は、ルーム端末40の表示部46に
表示させる画面の例を示している。また、図13、図1
4、図15、図16、及び図17は、ルーム端末40の
CPU41によりROM42に記憶されている制御プロ
グラムが読み出されて実行されることによって行なわれ
る、ルーム端末40の各構成要素を制御する制御処理の
処理内容をフローチャートで示したものである。以下、
図12に説明を加えながら、図13〜図17に沿ってル
ーム端末40の動作の様子を説明する。
【0098】この制御処理は、ルーム端末40に電源を
投入した直後にCPU41によって実行される、CPU
41の有する内部レジスタやRAM43の初期化などが
行なわれるイニシャライズ処理の後に実行が開始され
る。
【0099】まず、図13のS301において、システ
ムホスト30のCPU31が図9のS216の処理を実
行することによってルーム端末40に送付されてくる、
パスワードを含む予約データが受信されたか否かが判定
され、判定結果がYesならばS302に進み、Noな
らばS305に進む。
【0100】S302では、RAM43に予約データを
格納するための記憶領域が図11に示すように確保さ
れ、続くS303で、受信されたデータ(レンタルスペ
ースの借用開始時刻、借用終了時刻、借用希望者の氏
名、電子キー47を開錠するためのパスワード)がその
記憶領域に格納(ストア)される。更にS304におい
て、RAM43に確保された予約データの記憶領域に、
実使用時間の初期値として0が格納される。
【0101】S305では、入力部48に対してパスワ
ードの入力がなされたか否かが判定され、判定結果がY
esならばS306に進み、NoならばS313(図1
4)に進む。この判定処理の結果がYesとなるのは、
携帯情報端末10を用いてレンタルルームの借用予約を
行なった借用希望者が、システムホスト30から受け取
ったパスワードを入力部48に入力した場合である。
【0102】S306では、RAM43からデータを読
み出すための読み出しポインタが変更されて、図11に
示すようにRAM43に連続して格納されている予約デ
ータのうちの最初のものに示されているパスワードが読
み出されるデータとして指定される。
【0103】続くS307において、入力部48に入力
されたパスワードと、前ステップの処理によって変更さ
れた読み出しポインタによってRAM43から読み出さ
れたパスワードとが一致するか否かが判定され、判定結
果がYesならばS308に進み、NoならばS311
に進む。
【0104】S308では、前述した読み出しポインタ
が更に変更されて、前ステップの判定処理においての判
定対象であったパスワードが示されていたRAM43の
予約データに示されている、レンタルスペースの借用開
始時刻が読み出されるデータとして指定される。
【0105】そして、S309において、借用開始時刻
が前ステップの処理によって変更された読み出しポイン
タによってRAM43から読み出され、この読み出され
た借用開始時刻の前後15分以内が現在の時刻であるか
否かが判定される。この判定結果がYesならば、S3
10において電子キー47が制御されて開錠され、その
後はS313(図14)に進む。一方、S309の判定
結果がNoならばS311に進む。
【0106】上述したS309の判定処理は、予約した
レンタルスペースの借用開始時刻から前後15分以内の
レンタルスペースの使用開始は、その予約内容に合致し
たレンタルスペースの使用であるとみなすためのもので
ある。電子キー47が開錠されることにより、借用希望
者はレンタルスペースへ入場することができるようにな
る。
【0107】S311では、RAM43の予約データの
記憶領域において、前述したS307の判定処理におい
ての判定対象であったパスワードが示されていたものに
続く未判定である次の予約データがまだ残っているか否
かが判定される。そして、この判定結果がYesなら
ば、S312において、前述した読み出しポインタが更
に変更されて、その未判定である次の予約データに示さ
れているパスワードが指定され、その後はS307へ戻
って上述した処理が繰り返される。一方、S311の判
定処理の結果がNoならばS313(図14)に進む。
【0108】図14に移り、S313ではレンタルスペ
ースへ入場した借用者により入力部48に借用者につい
ての会員識別データが入力されたか否かが判定され、判
定結果がYesならばS314に進み、NoならばS3
21に進む。
【0109】S314では条件提示画面を表示部46に
表示させる。図12(A)は条件提示画面を示してい
る。条件提示画面には、このレンタルルームの使用規則
などが示され、更に、カーソルポインタによってオンと
される、「OK」あるいは「取りやめ」なる表示がされ
ているアイコンボタン(81a、81b)が示されてい
る。アイコンボタン(81a、81b)はレンタルルー
ムの使用規則に借用者が同意するか否かの意思表示を行
なうために設けられている。
【0110】なお、図12の各画面を表示部46に表示
させるときにもカーソルポインタがこれらの画面上に表
示される。このカーソルポインタも、借用者による入力
部48への操作に応じて画面上の任意の位置に移動させ
たり、画面上に表示される各種のアイコンボタンをオン
とすることができる。
【0111】S315では、借用者による入力部48へ
の操作によって、カーソルポインタがルームリストの画
面上を移動させられて「OK」アイコンボタン81aに
位置しているときにその「OK」アイコンボタン81a
をオンしたか否かが判定され、判定結果がYesならば
S316に進み、NoならばS318に進む。
【0112】S316では、CPU41の備える時計機
能を利用して、「OK」アイコンボタン81aをオンと
されてからの経過時間(実使用時間)のカウントを開始
させる。このカウントは、RAM43の予約データの記
憶領域の一部である実使用時間データの領域を利用して
行なわれる。
【0113】続いてS317では、前述したS309
(図13)の判定処理において予約内容に合致したレン
タルスペースの使用であるとみなされたその予約内容が
示されているRAM43内の予約データの使用フラグを
「オン」に設定し、予約通りのレンタルスペースの貸与
が開始されたことを示す。この処理の後にはS321に
進む。
【0114】S318では、借用者による入力部48へ
の操作によって、カーソルポインタがルームリストの画
面上を移動させられて「取りやめ」アイコンボタン81
bに位置しているときにその「取りやめ」アイコンボタ
ン81bをオンしたか否かが判定され、判定結果がYe
sならばS319に進み、NoならばS315へ戻って
上述した処理が繰り返される。
【0115】S319では、レンタルルームの使用規則
に借用者が同意できなかったので、レンタルスペースの
借用の予約のキャンセルを示す取りやめ信号がシステム
ホスト30に宛てて送信される。
【0116】S320では、レンタルスペースの借用の
予約がキャンセルされたので、RAM43に格納されて
いる、パスワードを含む対応する予約データが削除され
る。S321では、入力部48として設けられている強
制終了スイッチがオンとされたか否かが判定され、判定
結果がYesならばS322に進み、NoならばS32
3(図15)に進む。強制終了スイッチは、予約した借
用の終了時刻よりも前に借用者がレンタルスペースの使
用を終了してしまった場合に、借用者が借用終了の意思
表示を行なうために操作されるスイッチである。
【0117】S322では、レンタルスペースの使用の
終了を示す終了信号、及び前述したS316(図14)
においてカウントを開始させた実使用時間の現在の値を
示すデータがシステムホスト30に宛てて送信される。
この処理の後にはS348(図17)に進む。
【0118】図15に移り、S323では、RAM43
からデータを読み出すための読み出しポインタが変更さ
れて、RAM43に連続して格納されている予約データ
のうちの最初のものが読み出されるデータとして指定さ
れる。
【0119】S324では、前ステップの処理によって
変更された読み出しポインタによってRAM43から読
み出された予約データにおいて、この予約データに示さ
れている借用開始時刻に対して現在の時刻が15分過ぎ
てしまっているか否かが判定される。この判定結果がY
esならばS325に進み、NoならばS328に進
む。
【0120】S325では、RAM43から読み出され
た予約データにおける使用フラグが「オフ」、すなわ
ち、その予約データで示されている予約内容に係るレン
タルスペースが今もなお不使用であるか否かが判定さ
れ、判定結果がYesならばS326に進み、Noなら
ばS328に進む。
【0121】以上のS324及びS325の判定処理の
結果がいずれもYesである場合、すなわち、予約した
レンタルスペースの借用開始時刻から15分を経過して
もそのレンタルスペースの使用が開始されない場合は、
その借用予約は無断でキャンセルされたものとみなされ
る。
【0122】S326では、レンタルルームの借用予約
が無断キャンセルされたとみなされたので、レンタルス
ペースの借用の予約内容を取り消すことを通知する予約
取消信号がシステムホスト30に宛てて送信される。
【0123】S327では、レンタルスペースの借用の
予約がキャンセルされたので、RAM43に格納されて
いる、パスワードを含む対応する予約データが削除され
る。この処理の後にはS330(図16)に進む。
【0124】S328では、RAM43の予約データの
記憶領域において、前述したS324の判定処理におい
ての判定対象であった借用開始時刻が示されていた予約
データに続く未判定である次の予約データがまだ残って
いるか否かが判定される。そして、この判定結果がYe
sならば、S329において、前述した読み出しポイン
タが更に変更されて、その未判定である次の予約データ
が指定され、その後はS324へ戻って上述した処理が
繰り返される。一方、S328の判定処理の結果がNo
ならばS330(図16)に進む。
【0125】図16に移り、S330では、RAM43
からデータを読み出すための読み出しポインタが変更さ
れて、RAM43に連続して格納されている予約データ
のうちの最初のものが読み出されるデータとして指定さ
れる。
【0126】S331では、前ステップの処理によって
変更された読み出しポインタによってRAM43から読
み出された予約データにおいて、この予約データに示さ
れている借用終了時刻に対して現在の時刻が5分以内に
迫ったか否かが判定される。この判定結果がYesなら
ばS334に進み、NoならばS332に進む。
【0127】S332では、RAM43の予約データの
記憶領域において、前ステップの判定処理においての判
定対象であった借用終了時刻が示されていた予約データ
に続く、未判定である次の予約データがまだ残っている
か否かが判定される。そして、この判定結果がYesな
らば、S333において、前述した読み出しポインタが
更に変更されて、その未判定である次の予約データが指
定され、その後はS332へ戻って上述した処理が繰り
返される。一方、S332の判定処理の結果がNoなら
ばS341(図17)に進む。
【0128】S334では、RAM43の予約データの
記憶領域において、前ステップの判定処理においての判
定対象であった借用終了時刻の後で間近な(本実施例に
おいては1時間以内である)借用開始時刻が示されてい
る予約データが存在するか否かが判定され、判定結果が
YesならばS335に進み、NoならばS336に進
む。
【0129】S335では終了予告画面を表示部46に
表示させ、その後はS341(図17)に進む。図12
(B)は終了予告画面を示している。同図に示すよう
に、終了予告画面は、予約されているレンタルスペース
の借用終了時間が迫ったことを借用者に通知して注意を
喚起させるために提示するものである。
【0130】S336では延長依頼画面を表示部46に
表示させる。図12(C)は延長依頼画面を示してい
る。延長依頼画面は、前述したS334の判断処理の結
果、レンタルルームの貸与時間を延長しても他の借用予
約に影響を及ぼさないとみなされた場合に表示部46に
表示させる画面であり、レンタルスペースの借用時間を
1時間延長することを借用者が希望するか否かを質問す
る内容の表示と、カーソルポインタによってオンとされ
る、「OK」あるいは「NO」なる表示がされているア
イコンボタン(81c、81d)とからなる。
【0131】S337では、借用者による入力部48へ
の操作によって、カーソルポインタがルームリストの画
面上を移動させられて「OK」アイコンボタン81cに
位置しているときにその「OK」アイコンボタン81c
をオンしたか否かが判定され、判定結果がYesならば
S338に進み、NoならばS340に進む。
【0132】S338では、予約されているレンタルス
ペースの借用の終了時刻の1時間延長を要求する延長信
号がシステムホスト30に宛てて送信される。S339
では、レンタルスペースの借用時間が延長されたので、
RAM43に格納されている対応する予約データに示さ
れている借用終了時刻の値を1時間延長させる(遅らせ
る)ように変更する。この処理の後にはS341(図1
7)に進む。
【0133】S340では、借用者による入力部48へ
の操作によって、カーソルポインタがルームリストの画
面上を移動させられて「NO」アイコンボタン81dに
位置しているときにその「NO」アイコンボタン81d
をオンしたか否かが判定され、判定結果がYesならば
S341(図17)に進み、NoならばS337へ戻っ
て上述した処理が繰り返される。
【0134】図17に移り、S341では、RAM43
からデータを読み出すための読み出しポインタが変更さ
れて、RAM43に連続して格納されている予約データ
のうちの最初のものが読み出されるデータとして指定さ
れる。
【0135】S342では、前ステップの処理によって
変更された読み出しポインタによってRAM43から読
み出された予約データにおいて、この予約データに示さ
れている借用終了時刻に現在の時刻が達したか否かが判
定される。この判定結果がYesならばS345に進
み、NoならばS343に進む。
【0136】S343では、RAM43の予約データの
記憶領域において、前ステップの判定処理においての判
定対象であった借用終了時刻が示されていた予約データ
に続く、未判定である次の予約データがまだ残っている
か否かが判定される。そして、この判定結果がYesな
らば、S344において、前述した読み出しポインタが
更に変更されて、その未判定である次の予約データが指
定され、その後はS342へ戻って上述した処理が繰り
返される。一方、S343の判定処理の結果がNoなら
ばS301(図13)へ戻って上述した制御処理が最初
から繰り返される。
【0137】S345では終了画面を表示部46に表示
させる。図12(D)は終了画面を示している。同図に
示すように、終了画面は、現在の時刻が予約されている
レンタルスペースの借用終了時間となったことを借用者
に通する内容の表示と、カーソルポインタによってオン
とされる、「終了」なる表示がされているアイコンボタ
ン81eとからなる。
【0138】S346では、借用者による入力部48へ
の操作によって、カーソルポインタがルームリストの画
面上を移動させられて「終了」アイコンボタン81eに
位置しているときにその「終了」アイコンボタン81e
をオンしたか否かが判定され、判定結果がYesならば
S347に進み、NoならばこのS346の処理が繰り
返される。
【0139】S347では、レンタルスペースの使用の
終了を示す終了信号、及び前述したS316(図14)
においてカウントを開始させた実使用時間の現在の値を
示すデータがRAM43から読み出されてシステムホス
ト30に宛てて送信される。
【0140】S348では、レンタルスペースの貸与が
終了したので、RAM43に格納されている、パスワー
ドやを含む対応する予約データが削除される。S349
では、システムホスト30のCPU31が図10のS2
26の処理を実行することによってルーム端末40に送
付されてくる、借用者に対する予約料及び賃貸料の課金
の内容を示す情報である課金情報が受信されたか否かが
判定され、判定結果がYesならばS350に進み、N
oならば課金情報が受信されるまでS349の処理が繰
り返される。
【0141】S350では課金画面を表示部46に所定
の時間だけ表示させ、その後はS301(図13)へ戻
って上述した制御処理が最初から繰り返される。図12
(E)は終了画面を示している。課金画面は、システム
ホスト30から送付される課金情報の内容を借用者に提
示するためのものである。
【0142】CPU41が上述した処理を行なうことに
よって、レンタルスペースの借用者への各種の情報の提
示や、レンタルルームの借用時間の延長の手続を行なう
などの機能がルーム端末40で実現される。
【0143】本システムを構成する携帯情報端末10、
システムホスト30、ルーム端末40が上述したように
動作することによって、本システムでレンタルスペース
の貸与のビジネスの運営を支援することができる。
【0144】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
レンタルスペースの借用の予約を行なうために該予約の
内容を示す情報が入力される情報端末と、前記予約の内
容を示す情報を前記情報端末から取得し、該情報を管理
するシステムホストと、レンタルスペース毎に設けら
れ、該レンタルスペースについての前記予約の内容を示
す情報を前記システムホストから取得し、該情報に基づ
いて該レンタルスペースへの入場の制限を行なうルーム
端末とを有するレンタルスペース運営支援システムを提
供する。
【0145】この構成により、従来はレンタルスペース
の管理者が行なっていたレンタルスペースの借用予約の
管理、及び借用予約に係るレンタルスペースの貸与を開
始する際に必要な手続が代行されるので、レンタルスペ
ースの管理者の作業負担が軽減されるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するレンタルスペース運営支援シ
ステムの全体構成を示す図である。
【図2】携帯情報端末の表示部に表示させる画面の例を
示す図(その1)である。
【図3】携帯情報端末の表示部に表示させる画面の例を
示す図(その2)である。
【図4】携帯情報端末のCPUによって行なわれる制御
処理の処理内容を示すフローチャート(その1)であ
る。
【図5】携帯情報端末のCPUによって行なわれる制御
処理の処理内容を示すフローチャート(その2)であ
る。
【図6】携帯情報端末のCPUによって行なわれる制御
処理の処理内容を示すフローチャート(その3)であ
る。
【図7】システムホストのRAMについてのメモリマッ
プである。
【図8】システムホストのCPUによって行なわれる制
御処理の処理内容を示すフローチャート(その1)であ
る。
【図9】システムホストのCPUによって行なわれる制
御処理の処理内容を示すフローチャート(その2)であ
る。
【図10】システムホストのCPUによって行なわれる
制御処理の処理内容を示すフローチャート(その3)で
ある。
【図11】ルーム端末のRAMについてのメモリマップ
である。
【図12】ルーム端末の表示部に表示させる画面の例を
示す図である。
【図13】ルーム端末のCPUによって行なわれる制御
処理の処理内容を示すフローチャート(その1)であ
る。
【図14】ルーム端末のCPUによって行なわれる制御
処理の処理内容を示すフローチャート(その2)であ
る。
【図15】ルーム端末のCPUによって行なわれる制御
処理の処理内容を示すフローチャート(その3)であ
る。
【図16】ルーム端末のCPUによって行なわれる制御
処理の処理内容を示すフローチャート(その4)であ
る。
【図17】ルーム端末のCPUによって行なわれる制御
処理の処理内容を示すフローチャート(その5)であ
る。
【符号の説明】
10 携帯情報端末 11、31、41 CPU 12、32、42 ROM 13、33、43 RAM 14、46 表示部 15、48 入力部 16 RF部 20 基地局 30 システムホスト 34、44 HD 35、45 モデム 36 課金部 40 ルーム端末 47 電子キー 50 無線回線 60 有線回線 71 紹介表 72a、72b、72c、72d、72e、72f、7
2g、81a、81b、81c、81d、81e アイ
コンボタン 73 予約状況表示 74 予約情報入力欄 75 パスワード表示欄
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E048 AA10 5B049 AA06 BB46 BB58 CC06 CC14 CC22 CC31 CC36 DD01 DD05 EE01 FF04 FF09 GG04 GG06 GG07 5E501 AA13 AB30 AC25 DA03 EA15 FA02 FA05 FA08 FA43 FA46

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンタルスペースの借用の予約を行なう
    ために該予約の内容を示す情報が入力される情報端末
    と、 前記予約の内容を示す情報を前記情報端末から取得し、
    該情報を管理するシステムホストと、 レンタルスペース毎に設けられ、該レンタルスペースに
    ついての前記予約の内容を示す情報を前記システムホス
    トから取得し、該情報に基づいて該レンタルスペースへ
    の入場の制限を行なうルーム端末と、 を有することを特徴とするレンタルスペース運営支援シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 レンタルスペースの借用の予約を行なう
    ために該予約の内容を示す情報が入力される情報端末
    と、該予約の内容を示す情報を管理するシステムホスト
    と、レンタルスペース毎に設けられ、該システムホスト
    から取得される該レンタルスペースについての該予約の
    内容を示す情報に基づいて該レンタルスペースへの入場
    の制限を行なうルーム端末と、からなるレンタルスペー
    ス運営支援システムにおける該システムホストであっ
    て、 前記情報端末から送付される前記予約の内容を示す情報
    である予約情報を取得する予約情報取得手段と、 前記予約情報取得手段により取得された前記予約情報を
    格納する予約情報格納手段と、 前記格納手段に格納されている前記予約情報であって前
    記ルーム端末の設けられているレンタルスペースについ
    ての該予約情報を、該ルーム端末に宛てて送出する予約
    情報送出手段と、を有することを特徴とするシステムホ
    スト。
  3. 【請求項3】 貸与可能なレンタルスペースについての
    情報を前記情報端末に宛てて送出するレンタルスペース
    情報送出手段を更に有することを特徴とする請求項2に
    記載のシステムホスト。
  4. 【請求項4】 前記貸与可能なレンタルスペースについ
    ての情報は、前記予約情報格納手段に格納されている前
    記予約情報に基づいて得られる該レンタルスペースにつ
    いての借用の予約の状況を示す情報であることを特徴と
    する請求項3に記載のシステムホスト。
  5. 【請求項5】 前記予約情報取得手段による前記携帯端
    末からの前記予約情報の取得に応じ、前記ルーム端末に
    よる前記制限を解除するための情報である解除情報を生
    成する解除情報生成手段と、 前記解除情報を前記携帯端末に宛てて送出する解除情報
    送出手段と、 を更に有し、 前記予約情報送出手段は、前記解除情報送出手段が前記
    解除情報を送出した宛先の携帯端末から送付されて前記
    予約情報格納手段に格納されていた前記予約情報に該解
    除情報を追加して前記ルーム端末に送付する、 ことを特徴とする請求項2に記載のシステムホスト。
  6. 【請求項6】 前記ルーム端末から送付される情報であ
    って前記借用の予約の取消を要求する該情報である予約
    取消情報に応じ、該予約取消情報に係る前記予約情報を
    前記予約情報格納手段から消去する予約情報消去手段を
    更に有することを特徴とする請求項2に記載のシステム
    ホスト。
  7. 【請求項7】 前記ルーム端末から送付される情報であ
    って前記借用の予約における借用時間の延長を要求する
    情報である予約時間延長情報に応じ、前記予約情報格納
    手段に格納されている予約情報であって該予約時間延長
    情報に係る該予約情報の内容を変更する予約情報内容変
    更手段を更に有することを特徴とする請求項2に記載の
    システムホスト。
  8. 【請求項8】 前記レンタルスペースの予約若しくは借
    用に対して課される対価の金額を算出し、予め取り決め
    られている手段で決済させるための処理を行なう課金手
    段を更に有することを特徴とする請求項2に記載のシス
    テムホスト。
  9. 【請求項9】 前記課金手段は、前記レンタルスペース
    の借用に対して課される対価の金額を、前記ルーム端末
    から送付される、該レンタルスペースの借用時間を示す
    情報に基づいて算出することを特徴とする請求項8に記
    載のシステムホスト。
  10. 【請求項10】 レンタルスペースの借用の予約を行な
    うために該予約の内容を示す情報が入力される情報端末
    と、該予約の内容を示す情報を管理するシステムホスト
    と、レンタルスペース毎に設けられるルーム端末と、か
    らなるレンタルスペース運営支援システムにおける該ル
    ーム端末であって、 該レンタルスペースの借用者によって各種の情報が入力
    される入力手段と、 前記システムホストから送付される、前記情報端末に入
    力された情報に基づく情報であって該ルーム端末の設け
    られているレンタルスペースについての借用の予約の内
    容を示す該情報である予約情報を取得する予約情報取得
    手段と、 前記予約情報取得手段により取得された前記予約情報を
    格納する予約情報格納手段と、 前記予約情報格納手段に格納されている前記予約情報に
    基づいて、該ルーム端末が設けられているレンタルスペ
    ースへの入場の制限を行なう入場制限手段と、を有する
    ことを特徴とするルーム端末。
  11. 【請求項11】 前記入場制限手段は、前記レンタルス
    ペースの出入口の扉に設けられる電子錠の開錠・施錠を
    制御することによって前記レンタルスペースへの入場の
    制限を行なうことを特徴とする請求項10に記載のルー
    ム端末。
  12. 【請求項12】 前記予約情報は、前記システムホスト
    によって生成されて前記携帯端末に通知された情報であ
    って、前記入場制限手段による前記制限を解除するため
    の該情報である解除情報が含まれており、 前記入場制限手段は、前記予約情報に示されている予約
    の内容における前記借用の開始時刻、あるいは該開始時
    刻とみなすことと予め定められている時刻において前記
    入力手段に入力された情報が、該予約情報に含まれてい
    る前記解除情報と一致したときに、前記制限を解除して
    前記レンタルスペースへの入場を可能とする、 ことを特徴とする請求項10に記載のルーム端末。
  13. 【請求項13】 前記予約情報に示されている予約の内
    容における前記借用の開始時刻とみなすことと予め定め
    られている時刻を経過しても該予約情報に含まれている
    前記解除情報に一致する情報が前記入力手段に入力され
    ないとき、若しくは、前記入場制限手段が前記制限を解
    除した後に該予約情報に係る借用の予約の取消を要求す
    る情報が前記入力手段に入力されたときに、該予約情報
    に係る借用の予約の取消を示す情報である予約取消情報
    を前記システムホストに宛てて送出する予約取消情報送
    出手段を更に有することを特徴とする請求項12に記載
    のルーム端末。
  14. 【請求項14】 前記予約情報に示されている予約の内
    容に対応するレンタルスペースの借用の時間の延長を要
    求する情報が前記入力手段に入力されたときに、該予約
    情報に係る前記借用の時間の延長を要求する情報である
    予約時間延長情報を前記システムホストに宛てて送出す
    る予約時間延長情報送出手段を更に有することを特徴と
    する請求項12に記載のルーム端末。
  15. 【請求項15】 前記予約情報に示されている予約の内
    容に対応するレンタルスペースの借用の終了の意思表示
    を行なう情報が前記入力手段に入力されたときに、該レ
    ンタルスペースへの入場が可能とされてから該意思表示
    を行なう情報が該入力手段に入力されるまでに経過した
    時間を示す情報を該レンタルスペースの借用時間を示す
    情報として前記システムホストに宛てて送出する借用時
    間情報送出手段を更に有することを特徴とする請求項1
    2に記載のルーム端末。
JP2000184820A 2000-06-20 2000-06-20 レンタルスペース運営支援システム Pending JP2002007913A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000184820A JP2002007913A (ja) 2000-06-20 2000-06-20 レンタルスペース運営支援システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000184820A JP2002007913A (ja) 2000-06-20 2000-06-20 レンタルスペース運営支援システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002007913A true JP2002007913A (ja) 2002-01-11

Family

ID=18685217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000184820A Pending JP2002007913A (ja) 2000-06-20 2000-06-20 レンタルスペース運営支援システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002007913A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017187841A (ja) * 2016-04-01 2017-10-12 株式会社エネルギア・コミュニケーションズ ネットワークシステム及びその接続方法
WO2019038865A1 (ja) * 2017-08-23 2019-02-28 株式会社エンリッション 情報処理システム及びプログラム
JP6732320B1 (ja) * 2019-03-01 2020-07-29 株式会社大正スカイビル 時間貸設備
JP2020194257A (ja) * 2019-05-27 2020-12-03 株式会社第一興商 カラオケ決済システム
JP2022091719A (ja) * 2020-12-09 2022-06-21 株式会社コミュニティコム 情報処理方法、プログラムおよび情報処理装置
JP7405477B2 (ja) 2018-07-31 2023-12-26 株式会社スペース二十四インフォメーション 入退室管理システムおよびプログラム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017187841A (ja) * 2016-04-01 2017-10-12 株式会社エネルギア・コミュニケーションズ ネットワークシステム及びその接続方法
WO2019038865A1 (ja) * 2017-08-23 2019-02-28 株式会社エンリッション 情報処理システム及びプログラム
JP6554251B1 (ja) * 2017-08-23 2019-07-31 株式会社エンリッション 情報処理システム及びプログラム
JP7405477B2 (ja) 2018-07-31 2023-12-26 株式会社スペース二十四インフォメーション 入退室管理システムおよびプログラム
JP6732320B1 (ja) * 2019-03-01 2020-07-29 株式会社大正スカイビル 時間貸設備
JP2020194257A (ja) * 2019-05-27 2020-12-03 株式会社第一興商 カラオケ決済システム
JP7256688B2 (ja) 2019-05-27 2023-04-12 株式会社第一興商 カラオケ決済システム
JP2022091719A (ja) * 2020-12-09 2022-06-21 株式会社コミュニティコム 情報処理方法、プログラムおよび情報処理装置
JP7121375B2 (ja) 2020-12-09 2022-08-18 株式会社コミュニティコム 情報処理方法、プログラムおよび情報処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4976141B2 (ja) 電子マネーサーバ、および、電子マネーシステム
JP4199503B2 (ja) システム利用支援方法、サーバ、プログラム
TW497089B (en) Rental system, machine and method for providing rental items
US20050098627A1 (en) System for automatic check-in and check-out for space occupancy
JP2006004264A (ja) 携帯情報端末及び携帯情報端末を用いた電子決済方法
JP2009015703A (ja) 自転車有料レンタル方法、自転車有料レンタル装置、有料貸出し用自転車
JP2002007913A (ja) レンタルスペース運営支援システム
JP2002259545A (ja) コインロッカーサービスシステム、その情報提供方法並びに予約方法及びそのプログラム
JP5330679B2 (ja) 決済方法、決済プログラム、および決済装置
JP4219752B2 (ja) 駐車場管理システム
JP2002312510A (ja) 駐車場貸借システム
JP2007041973A (ja) 遊技用電子マネーシステム、携帯端末、および、電子マネーアプリケーションプログラム
JP4707451B2 (ja) 遊技用電子マネーシステム、サービス提供用サーバ、携帯端末、および、電子マネーアプリケーションプログラム
JP4819435B2 (ja) 遊技用電子マネーシステム、および、サービス提供用サーバ
JP5220318B2 (ja) 取引システム、および、取引管理装置
JP4808023B2 (ja) 電子マネーシステム、および、サービス提供用サーバ
JP4808022B2 (ja) 電子マネーシステム、および、サービス提供用サーバ
JP5032861B2 (ja) 電子マネーサーバ
JP4822867B2 (ja) 電子マネー情報発行システム、携帯端末、および、アプリケーションプログラム
JP2006323685A (ja) 遊技用電子マネーシステム、および、サービス提供用サーバ
JP4822869B2 (ja) 電子マネー情報発行書込システム、発行書込処理サーバ、携帯端末、および、アプリケーションプログラム
JP2003044774A (ja) 携帯電話機を利用したサービス課金システムおよび方法、アミューズメント機、コインランドリー装置
JP2002298174A (ja) 駐車料金精算方法、プログラム、および、駐車料金精算装置
JP4907904B2 (ja) 取引システム、および、サーバ
JP4698287B2 (ja) 遊技用電子マネーシステム、および、サービス提供用サーバ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060206

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060404