JP2002007028A - データファイル編集操作方法および装置 - Google Patents

データファイル編集操作方法および装置

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JP2002007028A
JP2002007028A JP2000181507A JP2000181507A JP2002007028A JP 2002007028 A JP2002007028 A JP 2002007028A JP 2000181507 A JP2000181507 A JP 2000181507A JP 2000181507 A JP2000181507 A JP 2000181507A JP 2002007028 A JP2002007028 A JP 2002007028A
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Tatsuya Adachi
達也 足立
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイコンを用いてデータファイルの編集操作
を簡単に行なう。 【解決手段】 画面上に文書ファイルアイコンAC1〜
AC5と出力装置アイコンBC1〜BC5とが表示され
ている状態で、所望の文書ファイルアイコンAC4にカ
ーソルCRを合わせてグリッドし、グリッドした状態で
マウスを移動させることによって、出力装置アイコンB
C1〜BC5はマウスの移動方向とは逆方向に移動す
る。この移動により所望の出力装置アイコンBC2が、
グリッドされている文書ファイルアイコンAC4に重な
った状態で、マウスによりドロップ操作されてグリッド
状態が解除されると、文書ファイルアイコンAC4に対
応する文書データファイルに対し、出力装置アイコンB
C2に対応する処理プログラムによる出力処理が実行さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は情報処理装置にお
けるアイコンを用いたデータファイルの編集操作方法お
よび装置に関し、特に、GUI(グラフィカルユーザイ
ンターフェイスの略)を実現するためのアイコンを用い
たデータファイルの編集操作方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、情報処理装置では、GUIに
優れたアイコンを用いた操作が行なわれている。そし
て、近年、情報処理装置は、その能力が向上し、画像デ
ータなどの大容量のデータが格納されたデータファイル
も取扱うようになってきている。このような、大容量の
データファイルを取扱うにあたって、特開平6−196
69号公報では、該データファイルの内容を判別するた
めの縮小画像を表示し、その縮小画像をアイコンとして
用いて、印刷、送信などの処理を示す処理アイコンへ、
ドラッグとドロップ操作を行なって移動させることによ
って、データファイルに対する処理を起動させる技術が
提案されている。
【0003】ここで、ドラッグとドロップ操作とは、あ
るアイコンをマウスにより指定してマウスのボタンを押
したまま移動(ドラッグ)させて、所望する他のアイコ
ンに重ねて、マウスボタンを離す(ドロップする)まで
の一連の操作をいう。
【0004】この技術では、データファイルの編集操作
にあたって、該データファイルに対して起動される処理
に対応のアプリケーションソフトウェアをいちいち用い
て画面上に展開して確認しなくても、該データファイル
の内容を確認できて、操作性が向上されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た技術では、編集操作の対象となるデータファイルの数
が増加するなどして、縮小画像アイコンが小さくなる
と、画像が粗くなって細部が見え難くなり、元の画像デ
ータの識別が困難になるという問題がある。これに対し
て、縮小画像アイコンを大きくすると、すべての縮小画
像アイコンを表示できなかったり、ドラッグとドロップ
操作時に、複数の処理アイコンが重複して表示されてし
まい、所望する処理アイコンの指定が困難になる。
【0006】また、縮小画像アイコンを大きくすると、
ドラッグ中の表示処理量が増大して、処理速度が低下す
る。
【0007】また、データファイルに対するアイコンと
処理アイコンが離れていると、データファイル移動の操
作を途中で中止したい場合に、然るべき位置にデータフ
ァイルのアイコンを移動させなければならず、操作性に
優れない。
【0008】また、アイコンをドラッグしたまま移動す
ることが不得手な人も少なくなく、ドラッグ中に処理を
中止しようとした際には、然るべき位置にアイコンを移
動できず、途中でドラッグを解除してしまった場合に
は、意図しない操作が実施されるようなことも想定され
る。
【0009】また、上述した従来技術では、複数のアイ
コンを処理のターゲットとして選択することはできず、
また、同時に2つ以上の動作をさせることもできなかっ
た。
【0010】それゆえにこの発明の目的は、アイコンを
用いてデータファイルの編集操作を簡単に行なうことの
できるデータファイル編集操作方法および装置を提供す
ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明のある局面に係
るデータファイル編集操作方法は、画面上において表示
されて、それぞれが所定データファイルを示す1つ以上
のデータファイルアイコンおよびそれぞれが所定処理を
示す1つ以上の処理アイコン、ならびに外部操作に応じ
て移動されながら画面上において表示されるカーソルを
用いたデータファイル編集操作方法であって、方向検出
ステップと、処理アイコン移動ステップと、ドロップ検
出ステップと、処理実行ステップとを備える。
【0012】方向検出ステップでは、1つ以上のデータ
ファイルアイコンのうちの所望データファイルアイコン
にカーソルが移動して重ね合わせられてグリッドされた
状態において、外部操作により指示されたカーソルの所
望移動方向が検出される。
【0013】処理アイコン移動ステップでは、方向検出
ステップにより検出された所望移動方向とは逆方向に1
つ以上の処理アイコンが移動させられながら表示され
る。
【0014】ドロップ検出ステップでは、処理アイコン
移動ステップにより、1つ以上の処理アイコンが移動し
た際に、グリッド状態の所望処理アイコンがドロップさ
れたことが検出される。
【0015】処理実行ステップでは、ドロップ検出ステ
ップによりドロップが検出されたことに応じて、処理ア
イコン移動ステップによる移動により、1つ以上の処理
アイコンのうちの特定処理アイコンが所望データファイ
ルアイコンに重ね合わせられたことが検出された際に
は、所望データファイルアイコンに対応の所定データフ
ァイルに対して、特定処理アイコンに対応の所定処理が
実行される。
【0016】したがって、所望データファイルアイコン
のデータファイルに対して所望される特定処理アイコン
に対応の所定処理を実行させる場合には、外部操作によ
り所望移動方向を指示するだけで、従来の所望データフ
ァイルアイコンが移動するのとは異なり、1つ以上の処
理アイコンが移動して所望データファイルアイコンに重
ね合せられる。
【0017】このように、1つ以上の処理アイコンが移
動するようなドラッグ中に、処理の実施を中止する場合
には、処理アイコンを所望データファイルアイコンに重
ねずに、所望データファイルアイコンに関してドロップ
をするだけで、所望データファイルアイコンの配置が変
更されるのを回避できる。また、1つ以上の処理アイコ
ンが移動するようなドラッグ中においては、処理アイコ
ンは移動することはないから、処理アイコンがサムネイ
ル表示にて示されている場合であっても、アイコンの表
示処理に関して負担をかけることなく処理アイコンを表
示できて、ユーザは、画面において常に処理対象となる
所望処理アイコンを確認できる。それゆえに、アイコン
を用いてデータファイルの編集操作を簡単に行なうこと
ができる。
【0018】この発明の他の局面に係るデータファイル
編集操作方法は、画面上において表示されて、それぞれ
が所定データファイルを示す1つ以上のデータファイル
アイコンおよびそれぞれが所定処理を示す1つ以上の処
理アイコン、ならびに外部操作に応じて移動されながら
画面上において表示されるカーソルを用いたデータファ
イル編集操作方法であって、処理アイコン選択ステップ
と、ドロップ検出ステップと、処理実行ステップとを備
える。
【0019】処理アイコン選択ステップでは、1つ以上
のデータファイルアイコンのうちの所望データファイル
アイコンにカーソルが移動して重ね合わせられてグリッ
ドされた状態において、1つ以上の処理アイコン中か
ら、外部操作により指示されたカーソルの移動方向にお
いて表示される任意の処理アイコンが選択される。
【0020】ドロップ検出ステップでは、処理アイコン
選択ステップにより任意処理アイコンが選択された状態
において、グリッド状態の所望処理アイコンがドロップ
されたことが検出される。
【0021】処理実行ステップでは、ドロップ検出ステ
ップによりドロップが検出されたことに応じて、選択さ
れた任意処理アイコンに対応の所定処理が、所望データ
ファイルアイコンに対応の所定データファイルに対して
実行される。
【0022】したがって、グリッド状態の所望データフ
ァイルアイコンのデータファイルに対して所望される処
理アイコンに対応の所定処理を実行させる場合には、外
部操作により指示されたカーソルの移動方向において表
示される任意の処理アイコンが、所望処理アイコンとし
て選択されて、選択された処理アイコンに対応の所定処
理が所望データファイルアイコンに対応の所定データフ
ァイルに対して実行される。
【0023】このように、所望処理アイコンがグリッド
された状態において、外部操作によりカーソルの移動方
向を指示すると言う僅かなドラッグ操作で所望処理アイ
コンを選択できる。それゆえに、画面において所望デー
タファイルアイコンと所望される処理アイコンとが離れ
て表示されている場合でも、僅かな外部操作で所望デー
タファイルアイコンの所定データファイルについて実行
されるべき所定処理に対応の処理アイコンを選択できる
から、アイコンを用いたデータファイルの編集操作を簡
単に行なうことができる。
【0024】上述のデータファイル編集操作方法におい
て、処理アイコン選択ステップは、円表示ステップと、
延長方向アイコン選択ステップとを有する。
【0025】円表示ステップでは、1つ以上のデータフ
ァイルアイコンのうちの所望データファイルアイコンに
カーソルが移動して重ね合わせられてグリッドされた状
態において、所望データファイルアイコンの中心との同
心円が表示される。
【0026】延長方向アイコン選択ステップでは、アイ
コン制御手段によりカーソルを外部操作に応じて同心円
内で移動させて、移動後のカーソルの位置と中心とを結
ぶ線の延長方向において表示される任意の処理アイコン
が選択される。
【0027】したがって、グリッド状態にある所望デー
タファイルアイコンに対応の所定データファイルについ
て実行されるべき所定処理に対応の処理アイコンとし
て、ドラッグ操作によりカーソルを所望データファイル
アイコンの中心との同心円内で移動させて、移動後のカ
ーソルの位置と中心とを結ぶ線の延長方向において表示
される任意の処理アイコンが選択される。
【0028】それゆえに、ユーザにとって、選択される
処理アイコンが画面にて位置する方向が分かりやすくな
り、所望する処理アイコンの選択が容易となる。
【0029】上述のデータファイル編集操作方法におい
て、処理アイコン選択ステップでは、グリッドされた所
望データファイルアイコンに対応の所定データファイル
のデータについて実行可能な所定処理に対応した処理ア
イコンが選択の対象とされる。
【0030】したがって、画面上において複数の処理ア
イコンが密集して表示されている場合であっても、複数
の処理アイコン中から、所望データファイルアイコンに
対応の所定データファイルのデータについて実行可能な
所定処理に対応した処理アイコンのみが選択の対象とさ
れる。それゆえに、所望データファイルアイコンに対応
の所定データファイルのデータについて実行できない所
定処理に対応した処理アイコンは選択の対象から確実に
除外されて、ラフな操作であっても所望処理アイコンの
選択が容易に可能となる。
【0031】上述のデータファイル編集操作方法は、さ
らに、確定ステップと、繰返し制御ステップと、確定処
理実行ステップとを備る。
【0032】確定ステップでは、処理アイコン移動ステ
ップによる1つ以上の処理アイコンの移動において、所
定の外部操作がなされたことに応じて、特定処理アイコ
ンが所望データファイルアイコンに重ね合わせられたこ
とが検出された際には、該特定処理アイコンの選択が確
定状態とされる。
【0033】繰返し制御ステップでは、グリッド状態の
所望処理アイコンがドロップされたことが検出されるま
で、処理アイコン移動ステップと確定ステップとが順次
繰返されるように制御される。
【0034】確定処理実行ステップでは、ドロップが検
出された際には、繰返し制御ステップにおける確定ステ
ップの繰返しによって選択確定状態にされた全ての特定
処理アイコンに対応の所定処理が、所望データファイル
アイコンに対応の所定データファイルに対して実行され
る。
【0035】上述のデータファイル操作編集方法におい
ては、さらに、確定ステップと、繰返し制御ステップ
と、確定処理実行ステップとが備えられる。
【0036】確定ステップでは、処理アイコン選択ステ
ップによる任意処理アイコンの選択の際に所定の外部操
作がなされたことに応じて、任意処理アイコンの選択が
確定状態とされる。
【0037】確定ステップでは、グリッド状態の所望処
理アイコンがドロップされたことが検出されるまで、処
理アイコン選択ステップと確定ステップとが順次繰返さ
れるように制御される。
【0038】確定処理実行ステップでは、ドロップが検
出された際には、繰返し制御ステップにおける確定ステ
ップの繰返しによって選択確定状態にされた全ての任意
処理アイコンに対応の所定処理が、所望データファイル
アイコンに対応の所定データファイルに対して実行され
る。
【0039】したがって、繰返し制御ステップにおける
確定ステップの繰返しによって、実行が所望される全て
の所定処理に対応の全ての任意処理アイコンが選択確定
されると、選択確定された全ての所望所定処理が、所望
データファイルアイコンに対応の所定データファイルに
対して実行される。それゆえに、ユーザは、実行を所望
する所定処理に対応の処理アイコンにて一覧確認でき
て、従来のように、1つずつ所定処理を実行する場合に
比較して、操作は簡単になり、また実行すべき所定処理
の指定漏れも回避できる。
【0040】この発明のさらなる他の局面に係るデータ
ファイル編集操作装置は、画面上において表示されて、
それぞれが所定データファイルを示す1つ以上のデータ
ファイルアイコンおよびそれぞれが所定処理を示す1つ
以上の処理アイコン、ならびに外部操作に応じて移動さ
れながら画面上において表示されるカーソルを用いたデ
ータファイル編集操作装置であり、方向検出手段と、処
理アイコン移動手段と、ドロップ検出手段と、処理実行
手段とを備える。
【0041】方向検出手段は、1つ以上のデータファイ
ルアイコンのうちの所望データファイルアイコンにカー
ソルが移動して重ね合わせられてグリッドされた状態に
おいて、外部操作により指示されたカーソルの所望移動
方向を検出する。
【0042】処理アイコン移動手段は、方向検出手段に
より検出された所望移動方向とは逆方向に1つ以上の処
理アイコンを移動させながら表示させる。
【0043】ドロップ検出手段は、処理アイコン移動手
段により、1つ以上の処理アイコンが移動した際に、グ
リッド状態の所望処理アイコンがドロップされたことを
検出する。
【0044】処理実行手段は、ドロップ検出手段により
ドロップが検出されたことに応じて、処理アイコン移動
手段による移動により、1つ以上の処理アイコンのうち
の特定処理アイコンが所望データファイルアイコンに重
ね合わせられたことが検出された際には、所望データフ
ァイルアイコンに対応の所定データファイルに対して、
特定処理アイコンに対応の所定処理を実行させる。
【0045】したがって、所望データファイルアイコン
のデータファイルに対して所望される特定処理アイコン
に対応の所定処理を実行させる場合には、外部操作によ
り所望移動方向を指示するだけで、従来の所望データフ
ァイルアイコンが移動するのとは異なり、1つ以上の処
理アイコンが移動して所望データファイルアイコンに重
ね合せられる。
【0046】このように、1つ以上の処理アイコンが移
動するようなドラッグ中に、処理の実施を中止する場合
には、処理アイコンを所望データファイルアイコンに重
ねずに、所望データファイルアイコンに関してドロップ
をするだけで、所望データファイルアイコンの配置が変
更されるのを回避できる。また、1つ以上の処理アイコ
ンが移動するようなドラッグ中においては、処理アイコ
ンは移動することはないから、処理アイコンがサムネイ
ル表示にて示されている場合であっても、アイコンの表
示処理に関して負担をかけることなく処理アイコンを表
示できて、ユーザは、画面において常に処理対象となる
所望処理アイコンを確認できる。それゆえに、アイコン
を用いてデータファイルの編集操作を簡単に行なうこと
ができる。
【0047】この発明のさらなる他の局面に係るデータ
ファイル編集操作装置は、画面上において表示されて、
それぞれが所定データファイルを示す1つ以上のデータ
ファイルアイコンおよびそれぞれが所定処理を示す1つ
以上の処理アイコン、ならびに外部操作に応じて移動さ
れながら画面上において表示されるカーソルを用いたデ
ータファイル編集操作装置であり、処理アイコン選択手
段と、ドロップ検出手段と、処理実行手段とを備える。
【0048】処理アイコン選択手段は、1つ以上のデー
タファイルアイコンのうちの所望データファイルアイコ
ンにカーソルが移動して重ね合わせられてグリッドされ
た状態において、1つ以上の処理アイコン中から、外部
操作により指示されたカーソルの移動方向において表示
される任意の処理アイコンを選択する。
【0049】ドロップ検出手段は、処理アイコン選択手
段により任意処理アイコンが選択された状態において、
グリッド状態の所望処理アイコンがドロップされたこと
を検出する。
【0050】処理実行手段は、ドロップ検出手段により
ドロップが検出されたことに応じて、選択された任意処
理アイコンに対応の所定処理を、所望データファイルア
イコンに対応の所定データファイルに対して実行させ
る。
【0051】したがって、グリッド状態の所望データフ
ァイルアイコンのデータファイルに対して所望される処
理アイコンに対応の所定処理を実行させる場合には、外
部操作により指示されたカーソルの移動方向において表
示される任意の処理アイコンが、所望処理アイコンとし
て選択されて、選択された処理アイコンに対応の所定処
理が所望データファイルアイコンに対応の所定データフ
ァイルに対して実行される。
【0052】このように、所望処理アイコンがグリッド
された状態において、外部操作によりカーソルの移動方
向を指示すると言う僅かなドラッグ操作で所望処理アイ
コンを選択できる。それゆえに、画面において所望デー
タファイルアイコンと所望される処理アイコンとが離れ
て表示されている場合でも、僅かな外部操作で所望デー
タファイルアイコンの所定データファイルについて実行
されるべき所定処理に対応の処理アイコンを選択できる
から、アイコンを用いたデータファイルの編集操作を簡
単に行なうことができる。
【0053】この発明のさらなる他の局面に係るデータ
ファイル編集操作プログラムを記録したコンピュータで
読取可能な記録媒体は、以下の特徴を有する。この記録
媒体に記録されたデータファイル編集操作プログラム
は、画面上において表示されて、それぞれが所定データ
ファイルを示す1つ以上のデータファイルアイコンおよ
びそれぞれが所定処理を示す1つ以上の処理アイコン、
ならびに外部操作に応じて移動されながら画面上におい
て表示されるカーソルを用いたデータファイル編集操作
方法をコンピュータで実行するためのものである。デー
タファイル編集操作プログラムにより実行されるデータ
ファイル編集操作方法は、方向検出ステップと、処理ア
イコン移動ステップと、ドロップ検出ステップと、処理
実行ステップとを備える。
【0054】方向検出ステップでは、1つ以上のデータ
ファイルアイコンのうちの所望データファイルアイコン
にカーソルが移動して重ね合わせられてグリッドされた
状態において、外部操作により指示されたカーソルの所
望移動方向が検出される。
【0055】処理アイコン移動ステップでは、方向検出
ステップにより検出された所望移動方向とは逆方向に1
つ以上の処理アイコンが移動させられながら表示され
る。
【0056】ドロップ検出ステップでは、処理アイコン
移動ステップにより、1つ以上の処理アイコンが移動し
た際に、グリッド状態の所望処理アイコンがドロップさ
れたことが検出される。
【0057】処理実行ステップでは、ドロップ検出ステ
ップによりドロップが検出されたことに応じて、処理ア
イコン移動ステップによる移動により、1つ以上の処理
アイコンのうちの特定処理アイコンが所望データファイ
ルアイコンに重ね合わせられたことが検出された際に
は、所望データファイルアイコンに対応の所定データフ
ァイルに対して、特定処理アイコンに対応の所定処理が
実行される。
【0058】したがって、データファイル編集操作プロ
グラムにより実行されるデータ編集操作方法によれば、
所望データファイルアイコンのデータファイルに対して
所望される特定処理アイコンに対応の所定処理を実行さ
せる場合には、外部操作により所望移動方向を指示する
だけで、従来の所望データファイルアイコンが移動する
のとは異なり、1つ以上の処理アイコンが移動して所望
データファイルアイコンに重ね合せられる。
【0059】このように、1つ以上の処理アイコンが移
動するようなドラッグ中に、処理の実施を中止する場合
には、処理アイコンを所望データファイルアイコンに重
ねずに、所望データファイルアイコンに関してドロップ
をするだけで、所望データファイルアイコンの配置が変
更されるのを回避できる。また、1つ以上の処理アイコ
ンが移動するようなドラッグ中においては、処理アイコ
ンは移動することはないから、処理アイコンがサムネイ
ル表示にて示されている場合であっても、アイコンの表
示処理に関して負担をかけることなく処理アイコンを表
示できて、ユーザは、画面において常に処理対象となる
所望処理アイコンを確認できる。それゆえに、アイコン
を用いてデータファイルの編集操作を簡単に行なうこと
ができる。
【0060】この発明のさらなる他の局面に係るデータ
ファイル編集操作プログラムを記録したコンピュータで
読取可能な記録媒体は、以下の特徴を有する。この記録
媒体に記録されたデータファイル編集操作プログラムに
より実行されるデータファイル編集操作方法は、画面上
において表示されて、それぞれが所定データファイルを
示す1つ以上のデータファイルアイコンおよびそれぞれ
が所定処理を示す1つ以上の処理アイコン、ならびに外
部操作に応じて移動されながら画面上において表示され
るカーソルを用いたデータファイル編集操作方法であっ
て、処理アイコン選択ステップと、ドロップ検出ステッ
プと、処理実行ステップとを備える。
【0061】処理アイコン選択ステップでは、1つ以上
のデータファイルアイコンのうちの所望データファイル
アイコンにカーソルが移動して重ね合わせられてグリッ
ドされた状態において、1つ以上の処理アイコン中か
ら、外部操作により指示されたカーソルの移動方向にお
いて表示される任意の処理アイコンが選択される。
【0062】ドロップ検出ステップでは、処理アイコン
選択ステップにより任意処理アイコンが選択された状態
において、グリッド状態の所望処理アイコンがドロップ
されたことが検出される。
【0063】処理実行ステップでは、ドロップ検出ステ
ップによりドロップが検出されたことに応じて、選択さ
れた任意処理アイコンに対応の所定処理が、所望データ
ファイルアイコンに対応の所定データファイルに対して
実行される。
【0064】したがって、記録媒体に記録されたデータ
ファイル編集操作プログラムにより実行されるデータフ
ァイル編集操作方法によれば、グリッド状態の所望デー
タファイルアイコンのデータファイルに対して所望され
る処理アイコンに対応の所定処理を実行させる場合に
は、外部操作により指示されたカーソルの移動方向にお
いて表示される任意の処理アイコンが、所望処理アイコ
ンとして選択されて、選択された処理アイコンに対応の
所定処理が所望データファイルアイコンに対応の所定デ
ータファイルに対して実行される。
【0065】このように、所望処理アイコンがグリッド
された状態において、外部操作によりカーソルの移動方
向を指示すると言う僅かなドラッグ操作で所望処理アイ
コンを選択できる。それゆえに、画面において所望デー
タファイルアイコンと所望される処理アイコンとが離れ
て表示されている場合でも、僅かな外部操作で所望デー
タファイルアイコンの所定データファイルについて実行
されるべき所定処理に対応の処理アイコンを選択できる
から、アイコンを用いたデータファイルの編集操作を簡
単に行なうことができる。
【0066】
【発明の実施の形態】以下、この発明の各実施の形態に
ついて説明する。
【0067】(実施の形態1)まず、実施の形態1につ
いて説明する。
【0068】図1は、本実施の形態1に係るデータファ
イルを編集するための操作方法を模式的に説明する図で
ある。図2と図3は、この発明の各実施の形態に適用さ
れる情報処理装置のハードウェア構成図である。図4
は、この発明の各実施の形態に適用されるデータファイ
ル編集操作装置における機能システム構成図である。図
4の装置は、図2および図3の情報処理装置に搭載され
て、各実施の形態で示されるデータファイル編集のため
の操作を処理するための所定プログラム(以下、データ
ファイル編集操作プログラムという)を実行する。
【0069】図2を参照して、情報処理装置は、処理部
41、CRT(陰極線管の略)などの表示装置42、磁
気テープ44がセットされ、該磁気テープ44について
データを読み書きするための磁気テープ装置43、キー
ボード45、ポインティングデバイスの一例であるマウ
ス46、CD−ROM(Compact Disc―Read OnlyMem
oryの略)48がセットされて、CD−ROM48に記
録されたデータをアクセスするためのCD−ROM装置
47、インターネットなどの各種の通信ネットワークN
Eと該情報処理装置とを通信接続するための通信モデム
49を含む。
【0070】図3において、処理部41は、該情報処理
装置自体を集中的に制御および監視するためのCPU
(中央処理装置の略)50、各種のプログラムおよびデ
ータが格納されるROM51、RAM(ランダムアクセ
スメモリの略)52およびハードディスク53を含む。
上述した情報処理装置の各部は、バスを介して相互にデ
ータ転送可能なように接続されている。
【0071】図4を参照して、データファイル編集操作
装置における機能システムは、処理部41において、C
PU50の制御の下に実行される入出力管理プログラム
60、入出力管理プログラム60により参照される情報
が格納される記憶装置61、入出力管理プログラム60
の指示に基づいて、表示装置42を制御する表示制御部
62ならびにマウス46およびキーボード45を制御す
る座標制御部63を含む。記憶装置61はROM51、
RAM52およびハードディスク53に相当し、座標テ
ーブルTBを有する座標記憶部76、文書データファイ
ルBDi(i=1、2、3、…、n)および処理プログ
ラムPPiを格納する。座標記憶部76には、アイコン
やカーソルの座標位置情報が座標テーブルTBにて管理
されて、記憶される。
【0072】入出力管理プログラム60は、入力管理部
71、出力管理部72、座標管理部73、画像管理部7
4およびデータ管理部75のプログラムを含んで、これ
らを管理・制御している。表示制御部62は、表示装置
42における表示画面制御を行ない、座標制御部63
は、キーボード45およびマウス46から入力される座
標情報を制御している。
【0073】入力管理部71は、キーボード45および
マウス46から入力されるカーソルなどの座標情報を管
理する。出力管理部72は、表示装置42に対して出力
される画像データや座標データを管理する。座標管理部
73は、座標記憶部76の内容を管理・制御する。画像
管理部74は、アイコンなどの画像データを管理する。
データ管理部75は、アイコンがサムネイル表示などを
行なっているときに表示されるデータを管理する。サム
ネイルの詳細については後述する。
【0074】ここでは、表示装置42の表示画面におい
て、図1に示されるように、編集操作の対象となるデー
タファイルである文書データファイルBDiに対応のデ
ータファイルアイコンとして文書ファイルアイコンAC
1〜AC5が表示され、データファイルに所定処理を施
すための処理プログラムPPiに対応の処理アイコンと
して出力装置アイコンBC1〜BC5が表示されてい
る。出力装置アイコンBC1〜BC5は、たとえば表示
装置42、図示されないがプリンタなどの出力装置にデ
ータファイルの内容を出力させるための処理プログラム
に対応のものである。処理アイコンは、出力装置アイコ
ンに限定されず、ワードプロセッサ用プログラムあるい
は図形編集用プログラムなどに対応のアイコンであって
もよい。
【0075】図5は、図4の処理プログラムPPiの構
成例を示す図である。処理プログラムPPiは、該処理
プログラムによって処理することのできるデータファイ
ルの種類を示す対象ファイル種類データ80と該処理プ
ログラムPPiの実データ(プログラムデータ)を示す
処理プログラムデータ81と、該処理プログラムPPi
に対応のアイコンに関するデータを示すアイコンデータ
82を含む。
【0076】アイコンデータ82は、該アイコンがマウ
ス46などによりクリックされて選択された状態の画像
データを示すアイコンデータ(選択)832、逆に、非
選択状態における画像データを示すアイコンデータ(非
選択)831、後述するように確定状態の画像データを
示すアイコンデータ(確定)833、表示装置42の表
示画面におけるアイコンのXおよびY方向の表示位置を
示すアイコン位置情報84Xおよび84Y、アイコンの
表示サイズをXおよびY方向にて示すアイコンサイズ情
報85Xおよび85Y、ならびにアイコンの有効サイズ
情報86Xおよび86Yを含む。
【0077】図6は、図4の文書データファイルBDi
の構成例を示す図である。ここでは、文書データファイ
ルBDiについて説明しているが、他の種類のデータフ
ァイルであっても、同様な構成が採用される。
【0078】文書データファイルBDiは、該ファイル
の種類を示すファイル種類データ90、該ファイルの内
容(文書データ)を示すファイルデータ91、対応する
アイコンを示すアイコンデータ92を含む。アイコンデ
ータ92は、アイコン画像データ920を含む。このア
イコンは、該ファイルを開いたときに表示されるファイ
ルデータ91のイメージを縮小したもの、いわゆるサム
ネイルとして表示される場合には、ファイルデータ91
の内容が該情報処理装置にて予め提供される機能である
縮小画像作成部CCにより縮小された結果による縮小画
像データ921が、アイコン画像データ920として参
照される。
【0079】アイコンデータ92はさらに、サムネイル
のデータである縮小画像データ921によるアイコン画
像データの表示画面におけるXおよびY方向の表示位置
を示す縮小画像位置情報93Xおよび93Y、表示にお
ける画像サイズをXとY方向にて示す縮小画像サイズ情
報94Xおよび94Yが含まれる。
【0080】図7は、図1で示される操作方法に対応し
た処理のフローチャートである。図7のフローチャート
はGUIのためのソフトウェアとして入出力管理プログ
ラム60に搭載される。
【0081】ここでは、表示装置42の表示画面におい
て、データファイルアイコンである文書ファイルアイコ
ンAC1〜AC5と、処理アイコンである出力装置アイ
コンBC1〜BC5とが表示されている。
【0082】文書ファイルアイコンAC1〜AC5は、
文書データファイルBD1〜BD5に対応するアイコン
データ920(または縮小画像データ921)により示
されるアイコンである。出力装置アイコンBC1〜BC
5のそれぞれは、表示装置42、図示されないがプリン
タなどの各出力装置のイメージを表わすものである。こ
れら出力装置のそれぞれは対応する処理プログラムPP
iにより制御される。出力装置アイコンBC1〜BC5
のそれぞれは、対応の処理プログラムPPiに対応する
アイコンデータ82により示される。
【0083】図1のような表示画面において、たとえば
文書ファイルアイコンAC4で示される文書データファ
イルBD4の内容を、出力装置アイコンBC2で示され
る出力装置、たとえば表示装置42に出力させる場合の
操作を図7のフローチャートに従い説明する。
【0084】まず、マウス46によってカーソルCRを
移動させて、文書ファイルアイコンAC4に重ね、マウ
ス46のボタンがクリックされ続けることにより、文書
ファイルアイコン4はグリッド状態とされる。
【0085】その後、マウス46を出力装置アイコンB
C2の方向(図中、点線矢印参照)に移動させる動作を
行なうと、この動作によってカーソルCRは固定状態と
なる(S2)。このとき、マウス46が移動していると
判定されるので(S3でYES)、処理アイコンである
出力装置アイコンBC1〜BC5がマウス46の動作方
向とは逆方向(図中、実線矢印参照)に移動する(S
4)。すなわち、従来のドラッグとドロップ操作におい
て文書ファイルアイコンを処理アイコンの方へ移動させ
ようとする動作を行なうことによって、文書ファイルア
イコンではなく処理アイコンが該文書ファイルアイコン
側へ近づくように移動される。
【0086】上述の動作によって、文書ファイルアイコ
ンAC4上に出力装置アイコンBC2が重なって表示さ
れた時点で、マウス46のボタンが離された(ドロップ
された)ことが判定されると(S5でYES、S6でY
ES)、これにより、出力装置アイコンBC2に対応の
処理プログラムPPiが起動して、表示装置42におけ
る文書データファイルBD4の内容の出力(表示)処理
が開始される(S7)。
【0087】また、上述の操作では、ドラッグ中に処理
を中止しようとする場合、データファイルアイコンに処
理アイコンが重なって表示されていない状態で、クリッ
クが解除されるようにすればよい(S5でYES、S6
でNO)。これにより、移動していた処理アイコンであ
る出力装置アイコンBC1〜BC5は元の位置へ移動し
て戻り、アイコンの選択は解除されて表示画面はドラッ
グ開始前の状態となる(S8)。これを後処理と呼ぶ。
そのため、従来のようにして移動した出力装置アイコン
BC1〜BC5を元の表示位置に戻すための操作は必要
がなく、操作は簡単になる。
【0088】また、従来のようにデータファイルアイコ
ンをドラッグとドロップ操作によって処理アイコンまで
移動させる場合において、ドラッグ中に処理を中止しよ
うとする場合、移動させられていたデータファイルアイ
コンがクリック解除によってグリッド状態が解除され
て、元の位置へ自動的に戻る構成とすることは好ましく
ない。なぜならばデータファイルアイコンに関してユー
ザがこれを移動させることによってファイル管理を行な
うといった要求が生じることがあり、このときのアイコ
ン移動には、通常、ドラッグとドロップ操作が用いられ
るからである。すなわち、クリック解除によってデータ
ファイルアイコンが元に位置に戻るように処理した場
合、ユーザが所望するようなファイル整理のためのアイ
コン移動作業が行なえなくなるといった不都合が生じる
からである。
【0089】これに対して、処理アイコンは、これを移
動させて整理するといった必要は生じないため、本実施
の形態1のようにクリック解除によって自動的に元の表
示位置に戻るようにしても何ら不都合は生じない。
【0090】さらに、上述したデータファイルアイコン
は、そのファイル内容を縮小表示するサムネイル表示を
行なっているものであることが多い。この場合、サムネ
イル表示をしているアイコンは、通常のアイコンに比べ
表示データとしての情報量が多いため、このようなアイ
コンを移動させる場合には、表示制御部62による処理
の負荷が増大する。しかしながら、本実施の形態の構成
では、データファイルアイコンは移動しないので表示制
御部62による処理の負担は軽減される。
【0091】(実施の形態2)次に、実施の形態2につ
いて説明する。図8〜図10のそれぞれは、本実施の形
態2に係るデータファイルを編集するための操作方法を
模式的に示す図である。図11〜図13は、図8〜図1
0で示される操作方法に対応した処理のフローチャート
である。図11〜図13のフローチャートはGUIのた
めのソフトウェアとして、入出力管理プログラム60に
搭載される。
【0092】ここでは、文書ファイルアイコンAC1に
対応の文書データファイルBD1の内容を、所望する出
力装置アイコンBC1に対応の出力装置にて出力させる
際の、アイコン操作を説明する。
【0093】図8を参照して、まずマウス46によって
カーソルCRを文書ファイルアイコンAC1に重ねて、
マウス46のボタンをクリックし続けることにより、文
書ファイルアイコンAC1はグリッド状態とされる(図
11のS1でYES)。その後、マウス46を移動させ
る動作を起こす。この動作によってカーソルCRは固定
した状態となるが(S2)、マウス46の移動が判定さ
れたことによって処理アイコンである出力装置アイコン
BC1〜BC5の中から所望の処理アイコンが選択され
る(S3でYES)。
【0094】なお、このとき、データファイルアイコン
および処理アイコンは、画面においてはともに移動しな
い。すなわち、上述したマウス46のクリック操作時に
おけるカーソルCRの位置を原点の初期位置として、そ
の原点からその後のマウス46の移動によるカーソルC
Rの移動位置(実際には、カーソルCRは固定状態であ
るので仮想的な位置となる)とを結ぶ直線(図8中、複
数の点線矢印による直線のいずれか)上に存在する出力
装置アイコンBCiが処理アイコンとして選択される
(S4でYES,S5)。選択された所望の処理アイコ
ンは、対応するアイコンデータ(非選択)831に従う
非選択状態の表示態様から、対応するアイコンデータ
(選択)832により色や模様などの表示態様が変更さ
れて、選択状態であることが認識可能となる。
【0095】次に、所望の処理アイコンが選択されてい
る状態でマウス46のボタンを離した(ドロップした)
ことが検出されると(S7でYES)、これにより、選
択された処理アイコンに対応する出力装置による、すな
わち表示装置42の処理プログラムPPiが起動され
て、文書データファイルBD1の内容の表示装置42に
よる出力処理が開始される(S9)。
【0096】その後、前述したような後処理がなされる
(S10)。一方、処理ステップS4で選択されなかっ
た処理アイコンのうち、既選択状態にあるアイコンは、
対応のアイコンデータ(非選択)831により非選択状
態の画像にして表示される(S6)。
【0097】このような編集操作方法によれば、データ
ファイルアイコンおよび処理アイコンのいずれも移動さ
せないため、これらのアイコンの距離が離れていても、
わずかのドラッグ操作で処理アイコンが選択できるの
で、操作性に優れる。
【0098】図8において、処理アイコン選択のドラッ
グ操作時において、カーソルCRは固定状態であり仮想
的なカーソル位置によってアイコン選択がなされるた
め、選択される処理アイコンの方向がユーザにとって判
別しにくい場合がある。すなわち、選択状態にある処理
アイコンを変更しようとするときに、マウス46をどの
程度移動させればよいのかといった情報が、ユーザに対
して視覚的に伝わりにくい場合がある。
【0099】そこで、図9および図12に示されるよう
に処理する。図12では、図11の処理ステップS2と
S3が処理ステップS2A、S3およびS3Aに代替さ
れているが、他の処理は図11の処理と同じである。
【0100】ここでは、図9において、所望のデータフ
ァイルアイコンである文書ファイルアイコンAC1をマ
ウス46の操作によりクリックしてグリッドすると同時
に(図12のS1)、このアイコンの中心CPに一致す
る中心を有するサークルCIR(図9の点線の円参照)
を画面に表示して(図12のS2A)、該サークルCI
R内においてのみ、マウス46の移動経路に対応してカ
ーソルCRが移動表示されるようにする(図12のS
3、S3A)。このとき、文書ファイルアイコンAC1
の中心CPとサークルCIR内で移動したカーソル位置
CRP1〜CRP3のいずれかとを結ぶ実線矢印の直線
の延長上に存在する処理アイコンが選択されるようにす
れば、カーソルCRによって選択される所望処理アイコ
ンの方向がユーザにとってわかりやすくなる。
【0101】また、文書ファイルアイコンの中心CPを
中心としたサークルCIRの範囲はユーザが操作しやす
いように任意に設定することができる。
【0102】上述の操作においては、文書ファイルアイ
コンの中心CPからいずれかのカーソル位置方向に延び
た実線矢印の各直線上に処理アイコンの領域の一部でも
かかった場合に、該処理アイコンが選択されるとした場
合、該直線の延長上において複数の処理アイコンが選択
されることも想定される。
【0103】この場合、直線上に存在する複数の処理ア
イコンの中から、さらに所望の処理アイコンを選択する
ための操作が必要とされると、操作が煩雑になるから、
図10および図13に示されるように、各処理アイコン
において選択されるための条件を設定する。
【0104】図13では、図11のステップS4の処理
がステップS4Aに代替されているが、他の処理は図1
1のそれと同じである。たとえば、図10に示されるよ
うに、各処理アイコンの中心CP1において任意に設定
変更可能な大きさの選択領域SE(アイコンよりも小さ
い領域)を設定し、上述の直線がこの選択領域SEと重
なるときに(S4AでYES)、該処理アイコンが選択
されたと検出されるようにする。
【0105】この場合、処理アイコンの選択は、文書フ
ァイルアイコンAC1の中心点CPとカーソル位置CR
P1〜CRP3のいずれかとを結ぶ直線上に出力装置ア
イコンBC1〜BC5のいずれかの中心点CP1の領域
SEが交差した場合、その中心点CP1が交差した出力
装置アイコンが選択されたことが検出されれて、該出力
装置アイコンは前述したように選択状態にて表示され
て、選択されたことが容易に認識可能とされる。
【0106】なお、ここでは、出力装置アイコンPC1
〜PC5の中心点CP1を示す領域の大きさは、任意に
変更可能であり、ユーザは所望の出力装置アイコンを簡
単に選択できるように中心点CP1の大きさ(領域S
E)を設定できるので、操作性に優れる。
【0107】これにより、各処理アイコンの選択範囲が
絞られるため、処理アイコンが密集している場合でも、
所望されない処理アイコンが選択されることがなく、ラ
フな操作でもユーザは所望の処理アイコンの選択が容易
となり、便利である。
【0108】上述した実施の形態1および2では、マウ
ス操作によってすべての処理アイコンが移動、もしくは
選択可能とされるようにしている。ここでは、処理対象
となっているデータファイルの種類によって、該データ
ファイルを処理可能な処理アイコンのみ移動させ、もし
くは選択可能とする。
【0109】たとえば、処理対象となっているデータフ
ァイルが画像データのファイルである場合などには、ワ
ープロ処理に関する処理アイコンは、移動もしくは選択
可能とされる処理アイコンからは除外されるようにす
る。また、処理対象となっているデータファイルが文書
データのファイルである場合などには、画像編集処理に
関する処理アイコンは、移動もしくは選択可能とされる
処理アイコンからは除外されるようにする。
【0110】ここで、データファイルの種類の特定は、
ドラッグされているデータファイルアイコンに対応のデ
ータファイルのファイル種類データ90により、そのフ
ァイルデータが画像データであるか、文書データである
かなどを判別できる。
【0111】また、特定データファイルを処理可能な処
理アイコンの特定は以下のようにして可能となる。つま
り、ほとんどの情報処理装置に適用されるオペレーティ
ングシステムでは、システム領域に拡張子に結びついて
いるアプリケーションプログラムの情報をテーブルとし
て有しているので、処理アイコンが特定のアプリケーシ
ョンプログラムに対応するものであることは容易に判別
可能である。また、処理アイコンが入出力デバイスへの
入出力制御用のアプリケーションプログラムに対応する
ものであれば、処理アイコンをクリックすることによっ
て対象となるデータファイルの拡張子を登録するための
表示がなされて、登録することができるので可能であ
る。
【0112】(実施の形態3)次に、実施の形態3につ
いて説明する。
【0113】図14と図15は、この発明の実施の形態
3に係るデータファイルを編集するための操作方法を模
式的に説明する図である。図16と図17は、図14と
図15で示される操作方法に対応した処理のフローチャ
ートである。図16と図17のフローチャートはGUI
のためのソフトウェアとして入出力管理プログラム60
に搭載される。
【0114】上述した実施の形態1および2において
は、1回のドラッグとドロップ操作によって選択される
処理アイコンは1つであるが、本実施の形態3では、1
回のドラッグとドロップ操作で複数の処理アイコンが選
択されて、複数の処理が実行される。この具体例を図1
4と図16を参照し説明する。なお、ここで処理対象と
されるデータファイルアイコンは、文書ファイルアイコ
ンAC1である。図14では、1つのターゲット、たと
えば出力装置アイコンBC1を選択した状態で、キーボ
ード45の特定キーを押下しながら、再度、他のターゲ
ットである出力装置アイコンBCiの選択を行なうこと
により、複数の出力装置アイコンBCiの選択が可能と
なる。図14では、出力装置アイコンBC1が対応のア
イコンデータ(選択)832に従い選択状態のイメージ
にて表示されている。
【0115】図14を参照して、マウス46によってカ
ーソルCRを文書ファイルアイコンAC1に重ねて、マ
ウス46のボタンをクリックし続けることにより、文書
ファイルアイコンAC1がグリッド状態とされる(図1
6のS20でYES)。
【0116】マウス46を移動させる動作を起こすと、
この動作によってカーソルCRは固定した状態となって
(S21)、マウス46の移動によって(S22でYE
S)、処理アイコンである出力装置アイコンBC1〜B
C5の中から所望の処理アイコンが選択される(S24
でYES)。選択された処理アイコンは対応のアイコン
データ(選択)832により、前述したように色や模様
などの表示態様が変更されることにより、ここでは仮の
選択状態とされる(S25)。
【0117】ある処理アイコンが仮選択状態である際
に、クリックを解除せずに、たとえば、キーボード45
上の特定のキー(shiftキーなど)を押すことによ
り(S26でYES)、この時点で仮選択されていた処
理アイコンの選択状態が固定とされる(S27)。選択
状態が固定(確定)とされたことにより、該処理アイコ
ンは対応のアイコンデータ(確定)833に従い選択確
定状態のイメージにして表示される。この時は、マウス
46を移動させてもその選択状態は解除されない。
【0118】選択したい他の所望処理アイコンがあれ
ば、ボタンをクリックしたままマウス46を移動させ
て、他の所望処理アイコンを同様にして選択確定状態と
する(S30でNO、S22でYES)。
【0119】上述したS22〜S30の処理を繰返し行
なうことにより、所望される複数の処理アイコンが選択
確定状態または仮選択状態とされる。
【0120】所望される処理アイコンのすべてが選択確
定または仮選択された状態でマウスのボタンを離した
(ドロップした)ことが検出されると(S30でYE
S)、これにより、選択確定状態または仮選択状態とさ
れたされた所望処理アイコンのそれぞれに対応する処理
プログラムPPiが起動されて、文書データファイルB
D1に対応する処理が開始されて(S31でYES、S
S32)、その後前述したような後処理が行なわれる
(S33)。
【0121】また上述した実施の形態1のように、マウ
ス46の移動に対応させて処理アイコンを移動させて、
複数の処理アイコンを選択する場合の具体例を、図15
と図17を参照して説明する。
【0122】まず、図15において、マウス46によっ
てカーソルCRを文書ファイルアイコンAC1に重ね
て、マウス46のボタンをクリックし続けることによ
り、文書ファイルアイコンAC1がグリッド状態とされ
る(図17のS40でYES)。
【0123】次に、マウス46を移動させると、これに
よってカーソルは固定状態となるが、マウス46が移動
していることが判定されるので(S41、S42でYE
S)、処理アイコンである出力装置アイコンBC1〜B
C5がマウス46の移動方向とは逆方向(図中、太線矢
印方向)に移動する(S43)。
【0124】上述した出力装置アイコンBC1〜BC5
の移動によって、文書ファイルアイコンAC1上に所望
の処理アイコンが重なった時点で、マウス46によるク
リック状態を解除せずに、たとえばキーボード45上の
特定のキー(shiftキーなど)を押下する(S44
およびS45でYES)。これにより、この時点で、文
書ファイルアイコンAC1に重なっていた処理アイコン
が選択されて、その選択状態が確定される(S46)。
【0125】他に、選択を所望する処理アイコンがあれ
ば、マウス46のボタンがクリックされたまま、前述と
同様にマウス46が移動させられて、所望の処理アイコ
ンを文書ファイルアイコンAC1上に重ねた時点で、特
定キーを押下し、選択確定状態とする(S47でNO、
S42でYES、S43〜S47)。
【0126】このようにS42〜S47の処理が、所望
される処理アイコンのすべてが選択されるまで繰返され
る。
【0127】所望される処理アイコンのすべてが選択状
態とされて、マウス46のボタンが離される(ドロップ
される)ことが検出されると(S47でYES)、これ
により、選択されたすべての処理アイコンに対応する処
理プログラムPPiによる文書データファイルBD1に
対する処理が開始される(S49)。
【0128】その後、前述したような後処理が行なわれ
る(S50)。上述したように、本実施の形態3の処理
によれば、複数の所望される処理アイコンの選択状態を
固定、すなわち選択確定状態として一度に対応する処理
プログラムによる処理が実行されるので、実施される処
理をユーザが画面にて一覧確認できて、1つずつアイコ
ンを選択しながら対応の処理を実施する場合に比べて、
実行すべき処理の指定漏れが起こりにくい。
【0129】(実施の形態4)次に実施の形態4につい
て説明する。
【0130】上述した各実施の形態におけるデータファ
イル編集操作装置は、データファイル編集操作処理を機
能させるためのデータファイル編集操作プログラムで実
現される。このプログラムは前述したような各処理フロ
ーチャートに従うプログラムを含み、コンピュータで読
取可能な記録媒体に格納されている。この発明に係る各
実施の形態では、この記録媒体として、図3に示されて
いるメモリ、たとえばROM51のようなものそのもの
がプログラムメディアであってもよいし、また外部記憶
装置として磁気テープ装置43またはCD−ROM装置
47のようなプログラム読取装置が設けられ、そこに記
録媒体、すなわち磁気テープ44またはCD−ROM4
8を挿入することで読取可能なプログラムメディアであ
ってもよい。いずれの場合においても、格納されている
プログラムはCPU50がアクセスして実行させる構成
であってもよいし、あるいはいずれの場合もプログラム
を該記録媒体から読出し、読出されたプログラムは図2
の情報処理装置の所定のプログラム記憶エリア、たとえ
ばROM51、RAM52などの所定のプログラム記憶
エリアにロードされてCPU50により読出されて、実
行される方式であってもよい。このプログラムロード用
のプログラムは、予め情報処理装置の所定記憶領域に格
納されているものとする。
【0131】ここで、上述したプログラムメディアは、
本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テー
プ44やカセットテープなどのテープ系、フレキシブル
ディスクやハードディスク53などの磁気ディスクやC
D−ROM48/MO(Magneto-Optical Discの略)
/MD(Mini Discの略)/DVD(Digital Versati
le Discの略)などの光ディスクのディスク系、IC
(Integrated Circuitの略)カード(メモリカードを
含む)/光カードなどのカード系、あるいはマスクRO
M、EPROM(Erasable and Programmable RO
Mの略)、EEPROM(Electrically EPROMの
略)、フラッシュROMなどによる半導体メモリを含め
た固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
【0132】また、この発明に係る装置においてはイン
ターネットを含む各種の通信ネットワークNEと接続可
能なシステム構成が採用されるから、通信ネットワーク
NEからプログラムがダウンロードされるように、流動
的にプログラムを担持する媒体であってもよい。なお、
このように通信ネットワークNEからプログラムをダウ
ンロードする場合には、そのダウンロード用プログラム
は、予め装置本体内の所定記憶領域に格納しておくか、
あるいは別の記録媒体から予めインストールされるもの
であってよい。
【0133】なお、記録媒体に格納されている内容とし
ては、プログラムに限定されず、データであってもよ
い。
【0134】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態1に係るデータファイルを編集
するための操作方法を模式的に説明する図である。
【図2】 この発明の各実施の形態に適用される情報処
理装置のハードウェア構成図である。
【図3】 この発明の各実施の形態に適用される情報処
理装置のハードウェア構成図である。
【図4】 この発明の各実施の形態に適用されるデータ
ファイル編集操作装置における機能システム構成図であ
る。
【図5】 図4の処理プログラムPPiの構成例を示す
図である。
【図6】 図4の文書データファイルBDiの構成例を
示す図である。
【図7】 図1で示される操作方法に対応した処理のフ
ローチャートである。
【図8】 本実施の形態2に係るデータファイルを編集
するための操作方法を模式的に示す図である。
【図9】 本実施の形態2に係るデータファイルを編集
するための操作方法を模式的に示す図である。
【図10】 本実施の形態2に係るデータファイルを編
集するための操作方法を模式的に示す図である。
【図11】 図8で示される操作方法に対応した処理の
フローチャートである。
【図12】 図9で示される操作方法に対応した処理の
フローチャートである。
【図13】 図10で示される操作方法に対応した処理
のフローチャートである。
【図14】 この発明の実施の形態3に係るデータファ
イルを編集するための操作方法を模式的に説明する図で
ある。
【図15】 この発明の実施の形態3に係るデータファ
イルを編集するための操作方法を模式的に説明する図で
ある。
【図16】 図14で示される操作方法に対応した処理
のフローチャートである。
【図17】 図15で示される操作方法に対応した処理
のフローチャートである。
【符号の説明】
41 処理部、42 表示装置、45 キーボード、4
6 マウス、50 CPU、60 入出力管理プログラ
ム、61 記憶装置、BDi 文書データファイル、P
Pi 処理プログラム、BC1〜BC5 出力装置アイ
コン、AC1〜AC5 文書ファイルアイコン、CR
カーソル。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面上において表示されて、それぞれが
    所定データファイルを示す1つ以上のデータファイルア
    イコンおよびそれぞれが所定処理を示す1つ以上の処理
    アイコン、ならびに外部操作に応じて移動されながら前
    記画面上において表示されるカーソルを用いたデータフ
    ァイル編集操作方法であって、 前記1つ以上のデータファイルアイコンのうちの所望デ
    ータファイルアイコンに前記カーソルが移動して重ね合
    わせられてグリッドされた状態において、前記外部操作
    により指示された前記カーソルの所望移動方向を検出す
    る方向検出ステップと、 前記方向検出ステップにより検出された前記所望移動方
    向とは逆方向に前記1つ以上の処理アイコンを移動させ
    ながら表示する処理アイコン移動ステップと、 前記処理アイコン移動ステップにより、前記1つ以上の
    処理アイコンが移動した際に、グリッド状態の前記所望
    処理アイコンがドロップされたことを検出するドロップ
    検出ステップと、 前記ドロップ検出ステップにより前記ドロップが検出さ
    れたことに応じて、前記処理アイコン移動ステップによ
    る移動により、前記1つ以上の処理アイコンのうちの特
    定処理アイコンが前記所望データファイルアイコンに重
    ね合わせられたことが検出された際には、前記所望デー
    タファイルアイコンに対応の前記所定データファイルに
    対して、前記特定処理アイコンに対応の前記所定処理を
    実行させる処理実行ステップとを備えた、データファイ
    ル編集操作方法。
  2. 【請求項2】 画面上において表示されて、それぞれが
    所定データファイルを示す1つ以上のデータファイルア
    イコンおよびそれぞれが所定処理を示す1つ以上の処理
    アイコン、ならびに外部操作に応じて移動されながら前
    記画面上において表示されるカーソルを用いたデータフ
    ァイル編集操作方法であって、 前記1つ以上のデータファイルアイコンのうちの所望デ
    ータファイルアイコンに前記カーソルが移動して重ね合
    わせられてグリッドされた状態において、前記1つ以上
    の処理アイコン中から、前記外部操作により指示された
    前記カーソルの移動方向において表示される任意の処理
    アイコンを選択する処理アイコン選択ステップと、 前記処理アイコン選択ステップにより前記任意処理アイ
    コンが選択された状態において、グリッド状態の前記所
    望処理アイコンがドロップされたことを検出するドロッ
    プ検出ステップと、 前記ドロップ検出ステップにより前記ドロップが検出さ
    れたことに応じて、選択された前記任意処理アイコンに
    対応の前記所定処理を、前記所望データファイルアイコ
    ンに対応の前記所定データファイルに対して実行させる
    処理実行ステップとを備えた、データファイル編集操作
    方法。
  3. 【請求項3】 前記処理アイコン選択ステップは、 前記1つ以上のデータファイルアイコンのうちの所望デ
    ータファイルアイコンに前記カーソルが移動して重ね合
    わせられてグリッドされた状態において、前記所望デー
    タファイルアイコンの中心との同心円を表示する円表示
    ステップと、 前記カーソルを外部操作に応じて前記同心円内で移動さ
    せて、移動後の前記カーソルに位置と前記中心とを結ぶ
    線の延長方向において表示される任意の処理アイコンを
    選択する延長方向アイコン選択ステップとを有する、請
    求項2に記載のデータファイル編集操作方法。
  4. 【請求項4】 前記処理アイコン選択ステップでは、 グリッドされた前記所望データファイルアイコンに対応
    の前記所定データファイルのデータについて実行可能な
    前記所定処理に対応した前記処理アイコンが選択の対象
    とされることを特徴とする、請求項2または3に記載の
    データファイル編集操作方法。
  5. 【請求項5】 前記処理アイコン移動ステップによる前
    記1つ以上の処理アイコンの移動において、所定の前記
    外部操作がなされたことに応じて、前記特定処理アイコ
    ンが前記所望データファイルアイコンに重ね合わせられ
    たことが検出された際には、該特定処理アイコンの選択
    を確定状態とする確定ステップと、 グリッド状態の前記所望処理アイコンがドロップされた
    ことが検出されるまで、前記処理アイコン移動ステップ
    と前記確定ステップとが順次繰返されるように制御する
    繰返し制御ステップと、 前記ドロップが検出された際には、前記繰返し制御ステ
    ップにおける前記確定ステップの繰返しによって前記選
    択確定状態にされた全ての前記特定処理アイコンに対応
    の前記所定処理を、前記所望データファイルアイコンに
    対応の前記所定データファイルに対して実行させる確定
    処理実行ステップとをさらに備えた、請求項1に記載の
    データファイル編集操作方法。
  6. 【請求項6】 前記処理アイコン選択ステップによる前
    記任意処理アイコンの選択の際に所定の前記外部操作が
    なされたことに応じて、前記任意処理アイコンの選択を
    確定状態とする確定ステップと、 グリッド状態の前記所望処理アイコンがドロップされた
    ことを検出されるまで、前記処理アイコン選択ステップ
    と前記確定ステップとが順次繰返されるように制御する
    繰返し制御ステップと、 前記ドロップが検出された際には、前記繰返し制御ステ
    ップにおける前記確定ステップの繰返しによって前記選
    択確定状態にされた全ての前記任意処理アイコンに対応
    の前記所定処理を、前記所望データファイルアイコンに
    対応の前記所定データファイルに対して実行させる確定
    処理実行ステップとをさらに備えた、請求項2ないし4
    のいずれかに記載のデータファイル編集操作方法。
  7. 【請求項7】 画面上において表示されて、それぞれが
    所定データファイルを示す1つ以上のデータファイルア
    イコンおよびそれぞれが所定処理を示す1つ以上の処理
    アイコン、ならびに外部操作に応じて移動されながら前
    記画面上において表示されるカーソルを用いたデータフ
    ァイル編集操作装置であって、 前記1つ以上のデータファイルアイコンのうちの所望デ
    ータファイルアイコンに前記カーソルが移動して重ね合
    わせられてグリッドされた状態において、前記外部操作
    により指示された前記カーソルの所望移動方向を検出す
    る方向検出手段と、 前記方向検出手段により検出された前記所望移動方向と
    は逆方向に前記1つ以上の処理アイコンを移動させなが
    ら表示する処理アイコン移動手段と、 前記処理アイコン移動手段により、前記1つ以上の処理
    アイコンが移動した際に、グリッド状態の前記所望処理
    アイコンがドロップされたことを検出するドロップ検出
    手段と、 前記ドロップ検出手段により前記ドロップが検出された
    ことに応じて、前記処理アイコン移動手段による移動に
    より、前記1つ以上の処理アイコンのうちの特定処理ア
    イコンが前記所望データファイルアイコンに重ね合わせ
    られたことが検出された際には、前記所望データファイ
    ルアイコンに対応の前記所定データファイルに対して、
    前記特定処理アイコンに対応の前記所定処理を実行させ
    る処理実行手段とを備えた、データファイル編集操作装
    置。
  8. 【請求項8】 画面上において表示されて、それぞれが
    所定データファイルを示す1つ以上のデータファイルア
    イコンおよびそれぞれが所定処理を示す1つ以上の処理
    アイコン、ならびに外部操作に応じて移動されながら前
    記画面上において表示されるカーソルを用いたデータフ
    ァイル編集操作装置であって、 前記1つ以上のデータファイルアイコンのうちの所望デ
    ータファイルアイコンに前記カーソルが移動して重ね合
    わせられてグリッドされた状態において、前記1つ以上
    の処理アイコン中から、前記外部操作により指示された
    前記カーソルの移動方向において表示される任意の処理
    アイコンを選択する処理アイコン選択手段と、 前記処理アイコン選択手段により前記任意処理アイコン
    が選択された状態において、グリッド状態の前記所望処
    理アイコンがドロップされたことを検出するドロップ検
    出手段と、 前記ドロップ検出手段により前記ドロップが検出された
    ことに応じて、選択された前記任意処理アイコンに対応
    の前記所定処理を、前記所望データファイルアイコンに
    対応の前記所定データファイルに対して実行させる処理
    実行手段とを備えた、データファイル編集操作装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007220047A (ja) * 2006-02-20 2007-08-30 Ricoh Co Ltd 表示処理装置、表示処理方法、および表示処理プログラム
JP2013145483A (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP2013196267A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Konica Minolta Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及び画像形成装置の制御プログラム

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