JP2002006097A - ターゲット冷却配管・計装配線群簡易着脱装置 - Google Patents
ターゲット冷却配管・計装配線群簡易着脱装置Info
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- JP2002006097A JP2002006097A JP2000188822A JP2000188822A JP2002006097A JP 2002006097 A JP2002006097 A JP 2002006097A JP 2000188822 A JP2000188822 A JP 2000188822A JP 2000188822 A JP2000188822 A JP 2000188822A JP 2002006097 A JP2002006097 A JP 2002006097A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は陽子ビームを入射させ中性子ビーム
を発生させるターゲットを設置するターゲット本体に設
ける配管及び計装配線を簡易着脱できるターゲット冷却
配管・計装配線群簡易着脱装置に関する。従来の配管、
配線等の着脱装置は、ワンタッチ着脱が容易でなく作業
時間を要する不具合があった。本発明はこの様な不具合
を解消できる簡易着脱装置の提供を課題とする。 【解決手段】 本発明のターゲット冷却配管・計装配線
群簡易着脱装置は、寸法構造が種々異なる冷却配管と計
装配線とが各々集合体にされ、タ−ゲット本体に装備さ
れた集合体とプラミングキャビティ・駆動遮蔽ブロック
に装備された集合体とが、熱変位や流体振動による微小
変位を吸収できるくさび効果を有する連結装置により連
結されるとともに、保守・補修交換時にはこれらの集合
体の連結を一体的に着脱できるものにした。これによ
り、寸法構造が異なる冷却配管、計装配線毎の着脱が不
要になり、従来着脱装置の不具合が解消され、アクセス
用のスペース確保が容易になり、導通信頼性が確保でき
る。
を発生させるターゲットを設置するターゲット本体に設
ける配管及び計装配線を簡易着脱できるターゲット冷却
配管・計装配線群簡易着脱装置に関する。従来の配管、
配線等の着脱装置は、ワンタッチ着脱が容易でなく作業
時間を要する不具合があった。本発明はこの様な不具合
を解消できる簡易着脱装置の提供を課題とする。 【解決手段】 本発明のターゲット冷却配管・計装配線
群簡易着脱装置は、寸法構造が種々異なる冷却配管と計
装配線とが各々集合体にされ、タ−ゲット本体に装備さ
れた集合体とプラミングキャビティ・駆動遮蔽ブロック
に装備された集合体とが、熱変位や流体振動による微小
変位を吸収できるくさび効果を有する連結装置により連
結されるとともに、保守・補修交換時にはこれらの集合
体の連結を一体的に着脱できるものにした。これによ
り、寸法構造が異なる冷却配管、計装配線毎の着脱が不
要になり、従来着脱装置の不具合が解消され、アクセス
用のスペース確保が容易になり、導通信頼性が確保でき
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加速器からの陽子ビ
ームを重金属製のターゲットに入射して、核破砕反応を
起こさせ、大強度中性ビームを発生させるターゲット
を、線源室内の陽子ビーム入射位置に設定すると共に、
陽子ビームの入射による損傷の大きいターゲット、およ
び、この損傷を防止するために配設されて同様に損傷す
ることのある周辺機器等からなるターゲット本体を、タ
ーゲットステーションの保守・補修位置に移動させるた
めのターゲット台車に装備されるターゲット冷却配管・
計装配線群簡易着脱装置に関する。
ームを重金属製のターゲットに入射して、核破砕反応を
起こさせ、大強度中性ビームを発生させるターゲット
を、線源室内の陽子ビーム入射位置に設定すると共に、
陽子ビームの入射による損傷の大きいターゲット、およ
び、この損傷を防止するために配設されて同様に損傷す
ることのある周辺機器等からなるターゲット本体を、タ
ーゲットステーションの保守・補修位置に移動させるた
めのターゲット台車に装備されるターゲット冷却配管・
計装配線群簡易着脱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】加速器からの陽子ビームを重金属製のタ
ーゲットに入射して核破砕反応を起こし、大強度中性ビ
ームを発生させてこの中性子ビームを使用して生命科
学、物性物理、核物理などの広範囲な分野で先端的研究
を行なう中性子散乱施設のターゲットステーションに
は、陽子ビームを入射させるターゲット、冷却装置等の
集合体からなるターゲット本体が、ターゲット台車上に
載置された水平遮蔽ブロック先端に装着され、核破砕反
応を起こさせる線源室内の陽子ビーム入射位置にターゲ
ットを正確に配置すると共に、陽子ビーム入射による核
破砕反応で損傷することが多いターゲット本体を、ター
ゲットステーション内に設けられた保守・補修区画へ移
送するようにしている。
ーゲットに入射して核破砕反応を起こし、大強度中性ビ
ームを発生させてこの中性子ビームを使用して生命科
学、物性物理、核物理などの広範囲な分野で先端的研究
を行なう中性子散乱施設のターゲットステーションに
は、陽子ビームを入射させるターゲット、冷却装置等の
集合体からなるターゲット本体が、ターゲット台車上に
載置された水平遮蔽ブロック先端に装着され、核破砕反
応を起こさせる線源室内の陽子ビーム入射位置にターゲ
ットを正確に配置すると共に、陽子ビーム入射による核
破砕反応で損傷することが多いターゲット本体を、ター
ゲットステーション内に設けられた保守・補修区画へ移
送するようにしている。
【0003】また、ターゲット台車は、放射線ストリー
ミングの発生しているターゲットステーション内を移動
するために、放射線遮蔽ブロックで被包され、放射線ス
トリーミングによるシール装置等の劣化(損傷)を防止
し、長寿命化を図るようにしている。また、ターゲット
本体に設けられるターゲットの冷却配管・計装配線類等
は、この水平状態にされて放射線遮蔽ブロックの中に配
設されて、放射線遮蔽ブロック終端に設けられたプラミ
ング(Plumbing)キャビティ・駆動遮蔽ブロッ
クへ接続されて外部へ導出させるようにしており、ター
ゲット台車が、実験運転時には、先端部のターゲット本
体を線源室内部に挿入し、ターゲットを陽子ビーム入射
位置に設置すると共に、保守・補修交換時には線源室内
からターゲット本体を引き抜き、保守・補修位置へ搬送
可能にしている。
ミングの発生しているターゲットステーション内を移動
するために、放射線遮蔽ブロックで被包され、放射線ス
トリーミングによるシール装置等の劣化(損傷)を防止
し、長寿命化を図るようにしている。また、ターゲット
本体に設けられるターゲットの冷却配管・計装配線類等
は、この水平状態にされて放射線遮蔽ブロックの中に配
設されて、放射線遮蔽ブロック終端に設けられたプラミ
ング(Plumbing)キャビティ・駆動遮蔽ブロッ
クへ接続されて外部へ導出させるようにしており、ター
ゲット台車が、実験運転時には、先端部のターゲット本
体を線源室内部に挿入し、ターゲットを陽子ビーム入射
位置に設置すると共に、保守・補修交換時には線源室内
からターゲット本体を引き抜き、保守・補修位置へ搬送
可能にしている。
【0004】ターゲットの冷却配管・計装配線類は、外
部の冷却配管・計装配線との着脱操作を容易にするため
に集合配設されるが、放射線に晒される個々の配管、計
装配線類へ遠隔操作装置をアクセスさせるために、隣接
配設される冷却配管・計装配線の間にかなり大きなスペ
ースを要していた。また、一括着脱する場合は、寸法・
構造等が種々異なるために、冷却配管と計装配線とを区
分して配設する必要があった。
部の冷却配管・計装配線との着脱操作を容易にするため
に集合配設されるが、放射線に晒される個々の配管、計
装配線類へ遠隔操作装置をアクセスさせるために、隣接
配設される冷却配管・計装配線の間にかなり大きなスペ
ースを要していた。また、一括着脱する場合は、寸法・
構造等が種々異なるために、冷却配管と計装配線とを区
分して配設する必要があった。
【0005】図7は従来のワンタッチ着脱カプラの鳥瞰
図を示し、図8は図7に示すワンタッチ着脱カプラ装置
を具えた従来の配管群簡易着脱装置の鳥瞰図を示す。図
7(a)に示すように、例えば、冷却配管等に使用され
るワンタッチ着脱カプラ1は、プラグ部材2、ソケット
部材3およびスリーブ部材4とからなり、内部詳細を示
す図7(b)に示すように、軸方向に分割されたプラグ
部材2の接合外周面とソケット部材3の接合部内周面と
の間には、接合時のプラグ部材2とソケット部材3との
相対的な軸方向位置を規制し、両部材2,3の接合力を
発生させるロックボール5が介装されるとともに、接合
時の両部材2,3間の隙間をシールするシールリング6
が設けられている。
図を示し、図8は図7に示すワンタッチ着脱カプラ装置
を具えた従来の配管群簡易着脱装置の鳥瞰図を示す。図
7(a)に示すように、例えば、冷却配管等に使用され
るワンタッチ着脱カプラ1は、プラグ部材2、ソケット
部材3およびスリーブ部材4とからなり、内部詳細を示
す図7(b)に示すように、軸方向に分割されたプラグ
部材2の接合外周面とソケット部材3の接合部内周面と
の間には、接合時のプラグ部材2とソケット部材3との
相対的な軸方向位置を規制し、両部材2,3の接合力を
発生させるロックボール5が介装されるとともに、接合
時の両部材2,3間の隙間をシールするシールリング6
が設けられている。
【0006】プラグ部材2とソケット部材3との接合部
外周面には、軸方向に移動してプラグ部材2とソケット
部材3との接合時にはロックボール5を押圧してロック
状態にし、また、脱離時には押圧部がロックボール5の
位置から外れアンロック状態にするスリーブ部材4が設
けられている。また、このスリーブ部材4は、ソケット
部材3の接合部外周面とスリーブ部材4の内周面との間
にはスプリング7が設けられており、このスプリング7
の張力により、接合時においてスリーブ部材4の押圧部
がロックボール5の外周部に常に位置するようにし、ロ
ックボール5を押圧し、プラグ部材2とソケット部材3
との間の隙間を常時小さくするようにしている。
外周面には、軸方向に移動してプラグ部材2とソケット
部材3との接合時にはロックボール5を押圧してロック
状態にし、また、脱離時には押圧部がロックボール5の
位置から外れアンロック状態にするスリーブ部材4が設
けられている。また、このスリーブ部材4は、ソケット
部材3の接合部外周面とスリーブ部材4の内周面との間
にはスプリング7が設けられており、このスプリング7
の張力により、接合時においてスリーブ部材4の押圧部
がロックボール5の外周部に常に位置するようにし、ロ
ックボール5を押圧し、プラグ部材2とソケット部材3
との間の隙間を常時小さくするようにしている。
【0007】また、ソケット部材3の先端部には止め輪
8が設けられ、接合時におけるスリーブ部材4の軸方向
位置、すなわちスリーブ部材4の押圧部がロックボール
5の外周部に当接する位置をオーバランせずに当該位置
に保持されるようにしている。プラグ部材2の接合側と
反対側端部の内周面およびソケット部材3の接合側と反
対側端部の外周面には、それぞれ着脱装置位置まで配設
された配管と連結するための螺溝9,10が刻設されて
いる。
8が設けられ、接合時におけるスリーブ部材4の軸方向
位置、すなわちスリーブ部材4の押圧部がロックボール
5の外周部に当接する位置をオーバランせずに当該位置
に保持されるようにしている。プラグ部材2の接合側と
反対側端部の内周面およびソケット部材3の接合側と反
対側端部の外周面には、それぞれ着脱装置位置まで配設
された配管と連結するための螺溝9,10が刻設されて
いる。
【0008】従来のワンタッチ着脱カプラ1は、このよ
うに構成されているので、プラグ部材2とソケット部材
3とを接合するときには、スプリング7の力に抗してソ
ケット部材3の先端部をプラグ部材2の外周面に押し込
むことにより、図7(b)に示すようにソケット部材3
とプラグ部材2とはワンタッチで連結され、また、プラ
グ部材2とソケット部材3とを離脱させるときには、同
様にロックボール5を押圧して連結状態を保持している
スリーブ部材4を同様にスプリング7の力に抗してソケ
ット部材3の方向へ移動させた後、プラグ部材2とソケ
ット部材3との間にロックボール5による摩擦力を上回
る離脱力を働かせることにより、プラグ部材2とソケッ
ト部材3とは、ワンタッチで離脱させることができる。
うに構成されているので、プラグ部材2とソケット部材
3とを接合するときには、スプリング7の力に抗してソ
ケット部材3の先端部をプラグ部材2の外周面に押し込
むことにより、図7(b)に示すようにソケット部材3
とプラグ部材2とはワンタッチで連結され、また、プラ
グ部材2とソケット部材3とを離脱させるときには、同
様にロックボール5を押圧して連結状態を保持している
スリーブ部材4を同様にスプリング7の力に抗してソケ
ット部材3の方向へ移動させた後、プラグ部材2とソケ
ット部材3との間にロックボール5による摩擦力を上回
る離脱力を働かせることにより、プラグ部材2とソケッ
ト部材3とは、ワンタッチで離脱させることができる。
【0009】次に、図8に示すように、このようなワン
タッチ着脱カプラ1を複数設けるようにした配管群着脱
装置11は、箱状のケーシング12と蓋13とからな
り、ケーシング12の底面にはプラグ部材2の後部外周
に、それぞれ形成された多角形の挿入部が嵌入されると
共に、蓋13の内周面側に固着された取付板14には、
ケーシング12に取付けられたプラグ部材2と対向して
配設され、それぞれ接合されるソケット部材3が係合部
と螺溝13との間の中央部外周にそれぞれ形成された挿
入部が嵌入されて取り付けられる。
タッチ着脱カプラ1を複数設けるようにした配管群着脱
装置11は、箱状のケーシング12と蓋13とからな
り、ケーシング12の底面にはプラグ部材2の後部外周
に、それぞれ形成された多角形の挿入部が嵌入されると
共に、蓋13の内周面側に固着された取付板14には、
ケーシング12に取付けられたプラグ部材2と対向して
配設され、それぞれ接合されるソケット部材3が係合部
と螺溝13との間の中央部外周にそれぞれ形成された挿
入部が嵌入されて取り付けられる。
【0010】また、ケーシング12の底面には、プラグ
部材2と平行に位置決めピン15が穿設され、蓋13に
設けられた位置決めピン用ソケット16に挿入されるこ
とによって、それぞれ対応して設けられたプラグ部材2
とソケット部材3とが連結される位置に保持され蓋13
とケーシング12とを1体化できるようにしている。さ
らに、取付板14の前面にはロックピン17が突設して
設けられており、このロックピン17はケーシング12
の底面に穿設されたロックピン用ソケット18を貫通
し、蓋13とケーシング12とが1体化されたとき、底
面の裏側に突出したロッピン17先端を裏側に設けられ
たロックレバー19を左右に作動させ着脱することによ
り、蓋13とケーシング12とをロック状態およびアン
ロック状態にできるようにしている。
部材2と平行に位置決めピン15が穿設され、蓋13に
設けられた位置決めピン用ソケット16に挿入されるこ
とによって、それぞれ対応して設けられたプラグ部材2
とソケット部材3とが連結される位置に保持され蓋13
とケーシング12とを1体化できるようにしている。さ
らに、取付板14の前面にはロックピン17が突設して
設けられており、このロックピン17はケーシング12
の底面に穿設されたロックピン用ソケット18を貫通
し、蓋13とケーシング12とが1体化されたとき、底
面の裏側に突出したロッピン17先端を裏側に設けられ
たロックレバー19を左右に作動させ着脱することによ
り、蓋13とケーシング12とをロック状態およびアン
ロック状態にできるようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、前述した
従来の冷却配管をワンタッチ連結するワンタッチ着脱カ
プラの保持部材では、隣接して配設されるプラグ部材2
とソケット部材3との間に遠隔操作装置をアクセスさせ
るためのスペースの確保が難しく、また寸法構造が種々
異るために、冷却配管と計装配線とは区分して設ける必
要があった。さらに、プラグ部材とソケットとがくさび
効果を有して連結されていないため、シール材の耐用寿
命時には、交換治工具等によりスリーブ部材移動させて
プラグ部材とソケットとの連結解除をせざるを得ず、ワ
ンタッチ着脱換装が容易にできず、特に、導通可能にす
る保守・補修交換時の計装配線のワンタッチ着脱容易は
難しい上に、防滴・防塵化を図る必要があり導通の健全
性が確保が難しかった。
従来の冷却配管をワンタッチ連結するワンタッチ着脱カ
プラの保持部材では、隣接して配設されるプラグ部材2
とソケット部材3との間に遠隔操作装置をアクセスさせ
るためのスペースの確保が難しく、また寸法構造が種々
異るために、冷却配管と計装配線とは区分して設ける必
要があった。さらに、プラグ部材とソケットとがくさび
効果を有して連結されていないため、シール材の耐用寿
命時には、交換治工具等によりスリーブ部材移動させて
プラグ部材とソケットとの連結解除をせざるを得ず、ワ
ンタッチ着脱換装が容易にできず、特に、導通可能にす
る保守・補修交換時の計装配線のワンタッチ着脱容易は
難しい上に、防滴・防塵化を図る必要があり導通の健全
性が確保が難しかった。
【0012】また、交換時に高さ・水平方向調整・およ
び微差を吸収して行われるワンタッチ着脱が難しく、さ
らには実験運転時の熱変位や流力振動等による微小変位
を吸収できず、シールリング着脱時の負荷軽減化及び摺
動量軽減化ができない不具合があった。本発明は、この
ような従来のワンタッチ着脱装置の不具合を解消し、さ
らには、集合体にされた冷却配管と計装配線とを一体的
に着脱できるターゲット冷却配管・計装配線群簡易着脱
装置を提供することを課題とする。
び微差を吸収して行われるワンタッチ着脱が難しく、さ
らには実験運転時の熱変位や流力振動等による微小変位
を吸収できず、シールリング着脱時の負荷軽減化及び摺
動量軽減化ができない不具合があった。本発明は、この
ような従来のワンタッチ着脱装置の不具合を解消し、さ
らには、集合体にされた冷却配管と計装配線とを一体的
に着脱できるターゲット冷却配管・計装配線群簡易着脱
装置を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】このため、第1番目の本
発明のターゲット冷却配管・計装配線群簡易着脱装置
は、次の手段とした。
発明のターゲット冷却配管・計装配線群簡易着脱装置
は、次の手段とした。
【0014】(1)ターゲット本体に装備される複数の
冷却配管・計装配線を、遮蔽ブロック終端に設けられた
プラミングキャビティ・駆動遮蔽ブロックへ接続するた
めのターゲット冷却配管・計装配線群簡易着脱装置にお
いて、寸法構造が種々異る冷却配管と計装配線とがそれ
ぞれ集合体にされ、ターゲット本体に装備された集合体
とプラミングキャビティ・駆動遮蔽ブロックに装備され
た集合体とが熱変位や流力振動による微小変位を吸収で
きるくさび効果を有する連結装置で連結され、また、保
守・補修交換時には集合体を一体的に着脱できるものと
した。
冷却配管・計装配線を、遮蔽ブロック終端に設けられた
プラミングキャビティ・駆動遮蔽ブロックへ接続するた
めのターゲット冷却配管・計装配線群簡易着脱装置にお
いて、寸法構造が種々異る冷却配管と計装配線とがそれ
ぞれ集合体にされ、ターゲット本体に装備された集合体
とプラミングキャビティ・駆動遮蔽ブロックに装備され
た集合体とが熱変位や流力振動による微小変位を吸収で
きるくさび効果を有する連結装置で連結され、また、保
守・補修交換時には集合体を一体的に着脱できるものと
した。
【0015】(a)これにより、隣接して配設されるタ
ーゲット本体に装備された集合体とプラミングキャビテ
ィ・駆動遮蔽ブロックに装備された集合体との連結をす
る遠隔操作装置アクセス用のスペースの確保が容易にな
り、また寸法構造が種々異る冷却配管と計装配線とは寸
法毎に区分して連結する必要が無く、また、ターゲット
本体に装備された集合体とプラミングキャビティ・駆動
遮蔽ブロックに装備された集合体とがくさび効果を有し
て連結されているため、シール材の耐用寿命時に交換治
工具等による連結解除が不要になり、ワンタッチ着脱換
装が容易にでき、特に、導通可能にする保守・補修交換
時のワンタッチ着脱容易が難しく、防滴・防塵化を図る
必要があり、導通の健全性が確保が必要な計装配線の集
合体の着脱が容易になる。
ーゲット本体に装備された集合体とプラミングキャビテ
ィ・駆動遮蔽ブロックに装備された集合体との連結をす
る遠隔操作装置アクセス用のスペースの確保が容易にな
り、また寸法構造が種々異る冷却配管と計装配線とは寸
法毎に区分して連結する必要が無く、また、ターゲット
本体に装備された集合体とプラミングキャビティ・駆動
遮蔽ブロックに装備された集合体とがくさび効果を有し
て連結されているため、シール材の耐用寿命時に交換治
工具等による連結解除が不要になり、ワンタッチ着脱換
装が容易にでき、特に、導通可能にする保守・補修交換
時のワンタッチ着脱容易が難しく、防滴・防塵化を図る
必要があり、導通の健全性が確保が必要な計装配線の集
合体の着脱が容易になる。
【0016】また、交換時に高さ・水平方向調整・およ
び微差を吸収して行うワンタッチ着脱が容易なり、さら
には、実験運転時の熱変位や流力振動等による微小変位
がくさび効果により吸収でき、シールリング着脱時の負
荷軽減化及び摺動量軽減化が図れる。
び微差を吸収して行うワンタッチ着脱が容易なり、さら
には、実験運転時の熱変位や流力振動等による微小変位
がくさび効果により吸収でき、シールリング着脱時の負
荷軽減化及び摺動量軽減化が図れる。
【0017】また、第2番目の本発明のターゲット冷却
配管・計装配線群簡易着脱装置は、上述(1)に加え、
次の手段とした。
配管・計装配線群簡易着脱装置は、上述(1)に加え、
次の手段とした。
【0018】(2)ターゲット本体に装備される複数の
計装配線の集合体を、遮蔽ブロック終端に設けられたプ
ラミングキャビティ・駆動遮蔽ブロックの集合体へ接続
するため、固定側高さ調整用の台座21aに支持、立設
され内部に流路又は配線挿通空間を設けるようにしたレ
セタプクル絶縁本体22を設けた。
計装配線の集合体を、遮蔽ブロック終端に設けられたプ
ラミングキャビティ・駆動遮蔽ブロックの集合体へ接続
するため、固定側高さ調整用の台座21aに支持、立設
され内部に流路又は配線挿通空間を設けるようにしたレ
セタプクル絶縁本体22を設けた。
【0019】(3)レセタプクル絶縁本体22の先端外
側テーパ部位23に内側テーパ部位24を接触させて嵌
挿され、ターゲット本体に装備される計装配線の集合体
である導体芯線30が挿通される中央薄肉部位25にさ
れた軟質絶縁ゴム製防滴・防塵用のキャップシール26
外周に挿設したストッパ兼用フランジ付きの保持部材2
7を設けた。
側テーパ部位23に内側テーパ部位24を接触させて嵌
挿され、ターゲット本体に装備される計装配線の集合体
である導体芯線30が挿通される中央薄肉部位25にさ
れた軟質絶縁ゴム製防滴・防塵用のキャップシール26
外周に挿設したストッパ兼用フランジ付きの保持部材2
7を設けた。
【0020】(4)保持部材27がキャップシール26
の内側テーパ部位24及び内側テーパ部位24下方の内
側テーパ部位28で着脱可能にされ、上部はキャップシ
ール26を介し、下部はレセタプクル絶縁本体22外周
面に直接接触して、レセタプクル絶縁本体22の外周面
に挿設されるものとした。
の内側テーパ部位24及び内側テーパ部位24下方の内
側テーパ部位28で着脱可能にされ、上部はキャップシ
ール26を介し、下部はレセタプクル絶縁本体22外周
面に直接接触して、レセタプクル絶縁本体22の外周面
に挿設されるものとした。
【0021】(b)これにより、上述(a)に加え、保
持部材27がキャップシール26を介して、レセタプク
ル絶縁本体22の外周面にくさび効果を有し挿設されて
いるので、キャップシール26の耐用寿命時には、図示
省略した簡易な交換治工具により、保持部材27はキャ
ップシール26とともに容易に換装できると共に、レセ
タプクル絶縁本体22と上方に連結されるプラグ絶縁本
体部材29との水密を保持して連結でき、集合体にされ
た計装配線の絶縁性が確実なものにできる。
持部材27がキャップシール26を介して、レセタプク
ル絶縁本体22の外周面にくさび効果を有し挿設されて
いるので、キャップシール26の耐用寿命時には、図示
省略した簡易な交換治工具により、保持部材27はキャ
ップシール26とともに容易に換装できると共に、レセ
タプクル絶縁本体22と上方に連結されるプラグ絶縁本
体部材29との水密を保持して連結でき、集合体にされ
た計装配線の絶縁性が確実なものにできる。
【0022】また、第3番目の本発明のターゲット冷却
配管・計装配線群簡易着脱装置は、上述(2)〜(4)
の手段に加え、次の手段とした。
配管・計装配線群簡易着脱装置は、上述(2)〜(4)
の手段に加え、次の手段とした。
【0023】(5)連結時にレセタプクル絶縁本体22
の先端内側にキャップシール26を挿通させて設けら
れ、テーパ針状の形状にされプラグ絶縁本体部材29側
に結合された導体芯線30を設けた。
の先端内側にキャップシール26を挿通させて設けら
れ、テーパ針状の形状にされプラグ絶縁本体部材29側
に結合された導体芯線30を設けた。
【0024】(6)連結時に挿入される導体芯線30に
よってキャップシール26中央部が押し広げられ下降す
るとき、キャップシール26の下降部を収納可能にする
格納部位31をレセタプクル絶縁本体の上端に設けた。
よってキャップシール26中央部が押し広げられ下降す
るとき、キャップシール26の下降部を収納可能にする
格納部位31をレセタプクル絶縁本体の上端に設けた。
【0025】(7)レセタプクル絶縁本体22の本体内
側テーパ部位32に、カップ状の上端部を配置し、プラ
ミングキャビティ・駆動遮蔽ブロックの計装配線の集合
体であるカップ状導体芯線33をレセタプクル絶縁本体
22の軸心部に設けた。
側テーパ部位32に、カップ状の上端部を配置し、プラ
ミングキャビティ・駆動遮蔽ブロックの計装配線の集合
体であるカップ状導体芯線33をレセタプクル絶縁本体
22の軸心部に設けた。
【0026】(8) カップ状導体芯線33に下端が接
続され、本体内側テーパ部位32に配設されたテーパ鼓
状多状のヘリカルスプリング導体芯線37を設けた。
続され、本体内側テーパ部位32に配設されたテーパ鼓
状多状のヘリカルスプリング導体芯線37を設けた。
【0027】(9) 連結時にはカップ状導体芯線33
が前記ヘリカルスプリング導体芯線37を介してプラグ
絶縁本体部材29の下降と共に下降させられたテーパ針
状の導体芯線30と係合接触させ導通可能にした。
が前記ヘリカルスプリング導体芯線37を介してプラグ
絶縁本体部材29の下降と共に下降させられたテーパ針
状の導体芯線30と係合接触させ導通可能にした。
【0028】(c)これにより、前述(b)に加え、カ
ップ状導体芯線33がヘリカルスプリング導体芯線37
を介して、キャップシール26を押し広げ挿入された導
体芯線30と導通可能にしたことによって、保守・補修
交換時には計装配線がワンタッチ着脱容易になり、且つ
防滴・防塵化が図れ導通の健全性が確保できる。
ップ状導体芯線33がヘリカルスプリング導体芯線37
を介して、キャップシール26を押し広げ挿入された導
体芯線30と導通可能にしたことによって、保守・補修
交換時には計装配線がワンタッチ着脱容易になり、且つ
防滴・防塵化が図れ導通の健全性が確保できる。
【0029】また、第4番目のターゲット冷却配管・計
装配線群簡易着脱装置は、上述(1)に加え、次の手段
とした。
装配線群簡易着脱装置は、上述(1)に加え、次の手段
とした。
【0030】(10)ターゲット本体に装備される複数
の冷却配管の集合体を、遮蔽ブロック終端に設けられた
プラミングキャビティ・駆動遮蔽ブロックの集合体へ連
結するため、固定側台座上に立設され、外周に成形ベロ
ーズ39が形成され、上端部内周面にテーパ状シート面
46が設けられると共に、上端部外周面に球面状溝50
がそれぞれ設けられたプラミングキャビティ・駆動遮蔽
ブロックの冷却配管の集合体である冷却配管40を設け
た。
の冷却配管の集合体を、遮蔽ブロック終端に設けられた
プラミングキャビティ・駆動遮蔽ブロックの集合体へ連
結するため、固定側台座上に立設され、外周に成形ベロ
ーズ39が形成され、上端部内周面にテーパ状シート面
46が設けられると共に、上端部外周面に球面状溝50
がそれぞれ設けられたプラミングキャビティ・駆動遮蔽
ブロックの冷却配管の集合体である冷却配管40を設け
た。
【0031】(11)冷却配管40の上方に配設され、
下端部が中央部と中央下端部から分岐して中央部外周を
包囲するように垂下された外側部、(本明細書では、便
宜上この形状を二重管形状と呼称することにする。)と
からなり、中央部下端外周面に前記テーパ状シート面4
6と係合容易にする外側テーパ状シート面45が形成さ
れるとともに、外側部下端に係合用のロックボール49
を収納する自在格納穴48が複数穿設された円錐台状カ
プラ47が設けられ、軸芯部に冷却材の流路が形成され
たターゲット本体に装備される複数の冷却配管の集合体
である冷却配管44を設けた。
下端部が中央部と中央下端部から分岐して中央部外周を
包囲するように垂下された外側部、(本明細書では、便
宜上この形状を二重管形状と呼称することにする。)と
からなり、中央部下端外周面に前記テーパ状シート面4
6と係合容易にする外側テーパ状シート面45が形成さ
れるとともに、外側部下端に係合用のロックボール49
を収納する自在格納穴48が複数穿設された円錐台状カ
プラ47が設けられ、軸芯部に冷却材の流路が形成され
たターゲット本体に装備される複数の冷却配管の集合体
である冷却配管44を設けた。
【0032】(12)冷却配管44の外周に配設され、
冷却配管40と冷却配管44との連結時に、自在格納穴
48に収納されたロックボール49を押圧して冷却配管
40の球面状溝50に嵌合させ冷却配管40と冷却配管
44とを連結させるガイド部材54が内周面に設置され
るとともに、冷却配管44を交換側高さ・水平方向調整
・熱変位等吸収及び着脱可能にして、吊上げ台座41へ
緩支承させる着脱用の中空円錐台状スリーブ42を設け
た。
冷却配管40と冷却配管44との連結時に、自在格納穴
48に収納されたロックボール49を押圧して冷却配管
40の球面状溝50に嵌合させ冷却配管40と冷却配管
44とを連結させるガイド部材54が内周面に設置され
るとともに、冷却配管44を交換側高さ・水平方向調整
・熱変位等吸収及び着脱可能にして、吊上げ台座41へ
緩支承させる着脱用の中空円錐台状スリーブ42を設け
た。
【0033】(13)本体台座43へ取り付けられる冷
却配管44が冷却配管40に取り付けられたとき、冷却
配管44外側部の円錐台状カプラ47の外側面がロック
時反力を受けるようアンギュラ型ボールベアリング状溝
形状にされ、円錐台状カプラ47の外周囲上下時、内周
面が摺動可能に挿設され、中空円錐台状スリーブ42の
ロック解除分離時に、球面状溝50に嵌合しているロッ
クボール49を吸着し、自在格納穴48の位置に移動さ
せロック解除する磁石53が挿設され、ガイド部材54
がロックボール49を押圧し、冷却配管40と冷却配管
44との連結しロック状態にしているロック解除時吸着
助勢とロック時抜け止めを防止するとともに、中空円錐
台状カプラ47の自在格納穴48部位に、磁性体製勾配
形状のガイド部材54との干渉回避係合する溝55を設
けた。
却配管44が冷却配管40に取り付けられたとき、冷却
配管44外側部の円錐台状カプラ47の外側面がロック
時反力を受けるようアンギュラ型ボールベアリング状溝
形状にされ、円錐台状カプラ47の外周囲上下時、内周
面が摺動可能に挿設され、中空円錐台状スリーブ42の
ロック解除分離時に、球面状溝50に嵌合しているロッ
クボール49を吸着し、自在格納穴48の位置に移動さ
せロック解除する磁石53が挿設され、ガイド部材54
がロックボール49を押圧し、冷却配管40と冷却配管
44との連結しロック状態にしているロック解除時吸着
助勢とロック時抜け止めを防止するとともに、中空円錐
台状カプラ47の自在格納穴48部位に、磁性体製勾配
形状のガイド部材54との干渉回避係合する溝55を設
けた。
【0034】(d)これにより、上述(a)に加え、冷
却配管44の交換時の高さ・水平方向調整・吸収可能及
びワンタッチ着脱容易で、且つ実験運転時の熱変位や流
力振動等微小変位吸収可能にすることができる。
却配管44の交換時の高さ・水平方向調整・吸収可能及
びワンタッチ着脱容易で、且つ実験運転時の熱変位や流
力振動等微小変位吸収可能にすることができる。
【0035】また、第5番目の本発明のターゲット冷却
配管・計装配線群簡易着脱装置は、上述(10)〜(1
3)の手段に加え、次の手段とした。
配管・計装配線群簡易着脱装置は、上述(10)〜(1
3)の手段に加え、次の手段とした。
【0036】(14)二又状の冷却配管44下端の中央
部外周面に形成された外側テーパ状シート面45に、冷
却配管44のテーパシール面46に付着した冷却材の掻
き落とし機能と両シール面におけるシール機能を有する
スクレイパ・シールリング51を装設した。
部外周面に形成された外側テーパ状シート面45に、冷
却配管44のテーパシール面46に付着した冷却材の掻
き落とし機能と両シール面におけるシール機能を有する
スクレイパ・シールリング51を装設した。
【0037】(15) スクレイパ・シールリング51
の上方部位の外側テーパ状シート面45へ外側テーパ状
シート面45とテーパ状シート面46のシール性を向上
させるダブルのシールリング52A,52Bを装設し
た。
の上方部位の外側テーパ状シート面45へ外側テーパ状
シート面45とテーパ状シート面46のシール性を向上
させるダブルのシールリング52A,52Bを装設し
た。
【0038】(e)これにより、前述(d)に加え、ス
クレイパ・シールリング51及びダブルのシールのリン
グ52A,52Bを装設したことによって、ダブルのシ
ールリング52A,52B着脱時の負荷軽減化及び摺動
量軽減化が図れ、テーパ状シート面46と外側テーパ状
シート面45との摺動による損傷が低減するとともに、
両シート面間のシール性が向上し着脱装置部での健全性
が確保でき、シールの長寿命化を図ることができる。
クレイパ・シールリング51及びダブルのシールのリン
グ52A,52Bを装設したことによって、ダブルのシ
ールリング52A,52B着脱時の負荷軽減化及び摺動
量軽減化が図れ、テーパ状シート面46と外側テーパ状
シート面45との摺動による損傷が低減するとともに、
両シート面間のシール性が向上し着脱装置部での健全性
が確保でき、シールの長寿命化を図ることができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明のターゲット冷却配
管・計装配線群簡易着脱装置の実施の一形態を図面にも
とづき説明する。図1はターゲット計装配線群簡易着脱
装置の代表部位断面図、図2はターゲット冷却配管群簡
易着脱装置の代表部位断面図、図3はターゲット冷却配
管・計装配線群簡易着脱装置の断面図、図4はターゲッ
ト冷却配管・計装配線群簡易着脱装置の平面図、図5は
ターゲット冷却配管・計装配線群簡易着脱装置の全体断
面図、図6はターゲット冷却配管・計装配線群簡易着脱
装置の全体平面図である。
管・計装配線群簡易着脱装置の実施の一形態を図面にも
とづき説明する。図1はターゲット計装配線群簡易着脱
装置の代表部位断面図、図2はターゲット冷却配管群簡
易着脱装置の代表部位断面図、図3はターゲット冷却配
管・計装配線群簡易着脱装置の断面図、図4はターゲッ
ト冷却配管・計装配線群簡易着脱装置の平面図、図5は
ターゲット冷却配管・計装配線群簡易着脱装置の全体断
面図、図6はターゲット冷却配管・計装配線群簡易着脱
装置の全体平面図である。
【0040】図1に示すように、固定側高さ方向調整用
の台座A21aへ下端部が取付けられるレセタプクル絶
縁本体22の先端外側テーパ部位23には、内側テーパ
部位24に設けた中央薄肉部位25が設けられた軟質絶
縁ゴム製防滴・防塵用キャップシール26を上部内周側
に挿設したストッパ兼用フランジ付き保持部材27が設
けられ、前記キャップシール26の内側テーパ部位24
と保持部材27の内側テーパ部位28で着脱可能にレセ
タプクル絶縁本体22の上端に挿設されくさび効果を発
生させるようにしている。
の台座A21aへ下端部が取付けられるレセタプクル絶
縁本体22の先端外側テーパ部位23には、内側テーパ
部位24に設けた中央薄肉部位25が設けられた軟質絶
縁ゴム製防滴・防塵用キャップシール26を上部内周側
に挿設したストッパ兼用フランジ付き保持部材27が設
けられ、前記キャップシール26の内側テーパ部位24
と保持部材27の内側テーパ部位28で着脱可能にレセ
タプクル絶縁本体22の上端に挿設されくさび効果を発
生させるようにしている。
【0041】また、レセタプクル絶縁本体22の先端内
側には、プラグ絶縁本体部材29の軸心部に配設され
た、ターゲット本体に装備される計装配線の集合体であ
る複数のテーパ針状の導体芯線30の針状先端部によっ
て、前記軟質絶縁ゴム製防滴・防塵用のキャップシール
26の中央薄肉部位25が押し広げられ、この押し広げ
られ導体芯線30のテーパ部で押し下げられるキャップ
シール26は、レセタプクル絶縁本体22の上端に設け
られた格納部位31に収納される。
側には、プラグ絶縁本体部材29の軸心部に配設され
た、ターゲット本体に装備される計装配線の集合体であ
る複数のテーパ針状の導体芯線30の針状先端部によっ
て、前記軟質絶縁ゴム製防滴・防塵用のキャップシール
26の中央薄肉部位25が押し広げられ、この押し広げ
られ導体芯線30のテーパ部で押し下げられるキャップ
シール26は、レセタプクル絶縁本体22の上端に設け
られた格納部位31に収納される。
【0042】また、レセタプクル絶縁本体22の本体内
側テーパ部位32には、プラミングキャビティ・駆動遮
蔽ブロックに装備される計装配線の集合体であるカップ
状導体芯線33のカップ状上端部が配置され、カップ状
導体芯線33に接続したテーパ鼓状多条のヘリカルスプ
リング導体芯線37が配設されており、このヘリカルス
プリング導体芯線37が前記テーパ針状の導体芯線30
と係合接触することによって、カップ状導体芯線33と
導体芯線30とは導通可能にされる。このカップ状導体
芯線33は、レセタプクル絶縁本体22の下端部絶縁部
位34内で図示していない導線に接続される。
側テーパ部位32には、プラミングキャビティ・駆動遮
蔽ブロックに装備される計装配線の集合体であるカップ
状導体芯線33のカップ状上端部が配置され、カップ状
導体芯線33に接続したテーパ鼓状多条のヘリカルスプ
リング導体芯線37が配設されており、このヘリカルス
プリング導体芯線37が前記テーパ針状の導体芯線30
と係合接触することによって、カップ状導体芯線33と
導体芯線30とは導通可能にされる。このカップ状導体
芯線33は、レセタプクル絶縁本体22の下端部絶縁部
位34内で図示していない導線に接続される。
【0043】交換側高さ方向部分調整及び着脱可能に吊
上げ台座35へ取付けられるカップ状プラグ絶縁本体部
材29の中央円柱部材36の軸心部下端には、前記テー
パ針状の導体芯線30がテーパ鼓状多条にされたヘリカ
ルスプリング導体芯線37と係合接触して導通可能に突
出装設されている。テーパ針状にされた導体芯線30の
他端部側は、カップ状のプラグ絶縁本体部材29の上端
部絶縁部位38内で図示していない導線に接続される計
装配線コネクタ部位構造にされている。
上げ台座35へ取付けられるカップ状プラグ絶縁本体部
材29の中央円柱部材36の軸心部下端には、前記テー
パ針状の導体芯線30がテーパ鼓状多条にされたヘリカ
ルスプリング導体芯線37と係合接触して導通可能に突
出装設されている。テーパ針状にされた導体芯線30の
他端部側は、カップ状のプラグ絶縁本体部材29の上端
部絶縁部位38内で図示していない導線に接続される計
装配線コネクタ部位構造にされている。
【0044】次に、ターゲット本体に装備される複数の
冷却配管の集合体を、遮蔽ブロック終端に設けられたプ
ラミングキャビティ・駆動遮蔽ブロックの集合体へ接続
するための本実施の形態のターゲット冷却配管群簡易着
脱装置は、図2、図3に示すように固定側の台座B21
bに挿設され、微少変位吸収可能にするために外周に成
形ベローズ39(特記以外は、非磁性体製部材を示す)
を装備した、プラミングキャビティ・駆動遮蔽ブロック
の集合体である冷却配管40上端部内側には、交換側高
さ・水平方向調整・熱変位等吸収及び着脱可能に吊上げ
台座41へ緩支承される着脱用の中空円錐台状スリーブ
42を介し、図5に示す本体台座43へ取付けられる、
ターゲット本体に装備される複数の冷却配管の集合体で
ある冷却配管44下端内部の外側テーパ状シート面45
と係合容易にするためのテーパ状シート面46を具備し
ている。
冷却配管の集合体を、遮蔽ブロック終端に設けられたプ
ラミングキャビティ・駆動遮蔽ブロックの集合体へ接続
するための本実施の形態のターゲット冷却配管群簡易着
脱装置は、図2、図3に示すように固定側の台座B21
bに挿設され、微少変位吸収可能にするために外周に成
形ベローズ39(特記以外は、非磁性体製部材を示す)
を装備した、プラミングキャビティ・駆動遮蔽ブロック
の集合体である冷却配管40上端部内側には、交換側高
さ・水平方向調整・熱変位等吸収及び着脱可能に吊上げ
台座41へ緩支承される着脱用の中空円錐台状スリーブ
42を介し、図5に示す本体台座43へ取付けられる、
ターゲット本体に装備される複数の冷却配管の集合体で
ある冷却配管44下端内部の外側テーパ状シート面45
と係合容易にするためのテーパ状シート面46を具備し
ている。
【0045】また、この冷却配管40の上端部外周側に
は、下端部が中央部と該中央部外周面と離隔して内周面
を設けるようにした外側部とからなる、いわゆる二重管
形状にされ、冷却配管44下端外側部を形成する中空の
円錐台状カプラ部材47は冷却配管40と連結ロック時
に反力を受けるように、外周面がアンギュラ型ボールベ
アリング状溝形状にされ、前記着脱用の中空円錐台状ス
リーブ42の細径化・軽量化を図るために設けた、複数
配設の自在格納穴48に収納される磁性体製のロックボ
ール49による冷却配管40と係合接続可能にする球面
状溝50が設けられている。
は、下端部が中央部と該中央部外周面と離隔して内周面
を設けるようにした外側部とからなる、いわゆる二重管
形状にされ、冷却配管44下端外側部を形成する中空の
円錐台状カプラ部材47は冷却配管40と連結ロック時
に反力を受けるように、外周面がアンギュラ型ボールベ
アリング状溝形状にされ、前記着脱用の中空円錐台状ス
リーブ42の細径化・軽量化を図るために設けた、複数
配設の自在格納穴48に収納される磁性体製のロックボ
ール49による冷却配管40と係合接続可能にする球面
状溝50が設けられている。
【0046】また、前記冷却配管44の中央部下端内側
に形成された外側のテーパ状シート面46には、シール
の長寿命化を図る目的で下端部へ冷却材の掻き落とし機
能とシール機能を有したスクレイパ・シールリング51
を装設し、その上方部位へダブルのシールリング52
A,52Bを装設ししている。また、中空の円錐台状カ
プラ47の外周囲を上下摺動可能に挿設される着脱用の
中空円錐台状スリーブ42には、ロック解除分離時に、
円錐台状カプラ47に穿設された自在格納穴48の位置
にあたる下端部位置に、磁性体製のロックボール49を
ロック解除吸着可能に磁石53が挿設され、その上方部
位の内周側には磁性体製のロックボール49のロック解
除時吸着助勢とロック時抜け止め防止可能にする磁性体
製勾配形状のガイド部材54が装設されている。
に形成された外側のテーパ状シート面46には、シール
の長寿命化を図る目的で下端部へ冷却材の掻き落とし機
能とシール機能を有したスクレイパ・シールリング51
を装設し、その上方部位へダブルのシールリング52
A,52Bを装設ししている。また、中空の円錐台状カ
プラ47の外周囲を上下摺動可能に挿設される着脱用の
中空円錐台状スリーブ42には、ロック解除分離時に、
円錐台状カプラ47に穿設された自在格納穴48の位置
にあたる下端部位置に、磁性体製のロックボール49を
ロック解除吸着可能に磁石53が挿設され、その上方部
位の内周側には磁性体製のロックボール49のロック解
除時吸着助勢とロック時抜け止め防止可能にする磁性体
製勾配形状のガイド部材54が装設されている。
【0047】円錐台状カプラ外周の自在格納穴48部位
には、磁性体製勾配形状のガイド部材54との干渉回避
係合する様に、溝55が設けられる冷却配管カプラ部位
にされている。本体台座43頂部両側には、保守・補修
交換時に、図1に示した前記計装配線コネクタ部位と図
2,3に示す冷却配管カプラ部位とをワンタッチで同時
着脱可能に、吊上げ台座41と一体的に取り付けた複数
の吊上げ要具からなる吊部材56が必要な着脱ストロー
ク量上下摺動容易になるように設けられている。
には、磁性体製勾配形状のガイド部材54との干渉回避
係合する様に、溝55が設けられる冷却配管カプラ部位
にされている。本体台座43頂部両側には、保守・補修
交換時に、図1に示した前記計装配線コネクタ部位と図
2,3に示す冷却配管カプラ部位とをワンタッチで同時
着脱可能に、吊上げ台座41と一体的に取り付けた複数
の吊上げ要具からなる吊部材56が必要な着脱ストロー
ク量上下摺動容易になるように設けられている。
【0048】本実施の形態のターゲット冷却配管・計装
配線群簡易着脱装置20は、上述の様に構成されている
ので、レセタプクル絶縁本体22の先端外側テーパ部位
23に、内側テーパ部位24を有した中央薄肉部位25
の軟質絶縁ゴム製防滴・防塵用のキャップシール26を
挿設したストッパ兼用フランジ付き保持部材27が、キ
ャップシール26の内側テーパ部位24と保持部材27
の内側テーパ部位28で着脱可能にくさび効果を発生さ
せるため、軟質絶縁ゴム製防滴・防塵用のキャップシー
ル26の耐用寿命時にも、図示していない交換治工具で
保持部材27ごと吊り上げることにより容易に換装出来
る。
配線群簡易着脱装置20は、上述の様に構成されている
ので、レセタプクル絶縁本体22の先端外側テーパ部位
23に、内側テーパ部位24を有した中央薄肉部位25
の軟質絶縁ゴム製防滴・防塵用のキャップシール26を
挿設したストッパ兼用フランジ付き保持部材27が、キ
ャップシール26の内側テーパ部位24と保持部材27
の内側テーパ部位28で着脱可能にくさび効果を発生さ
せるため、軟質絶縁ゴム製防滴・防塵用のキャップシー
ル26の耐用寿命時にも、図示していない交換治工具で
保持部材27ごと吊り上げることにより容易に換装出来
る。
【0049】また、レセタプクル絶縁本体22の先端内
側に、プラグ絶縁本体部材29側に設けたテーパ針状の
導体芯線30によって、軟質絶縁ゴム製防滴・防塵用の
キャップシール26の中央部が押し広げられた際、導体
芯線30の下降と共に下降するキャップシール26の下
降部を収納可能にする格納部位がレセタプクル絶縁本体
22の上端に設けられて、レセタプクル絶縁本体22の
本体内側テーパ部位32に配設された、上端部のカップ
状導体芯線33に接続したテーパ鼓状多条のヘリカルス
プリング導体芯線37を介して、テーパ針状の導体芯線
30とカップ状導体芯線33とが係合接触して導通可能
に挿設されるために、保守・補修交換時にワンタッチ着
脱容易で、且つ防滴・防塵化が図れて計装配線の健全性
が確保できる。
側に、プラグ絶縁本体部材29側に設けたテーパ針状の
導体芯線30によって、軟質絶縁ゴム製防滴・防塵用の
キャップシール26の中央部が押し広げられた際、導体
芯線30の下降と共に下降するキャップシール26の下
降部を収納可能にする格納部位がレセタプクル絶縁本体
22の上端に設けられて、レセタプクル絶縁本体22の
本体内側テーパ部位32に配設された、上端部のカップ
状導体芯線33に接続したテーパ鼓状多条のヘリカルス
プリング導体芯線37を介して、テーパ針状の導体芯線
30とカップ状導体芯線33とが係合接触して導通可能
に挿設されるために、保守・補修交換時にワンタッチ着
脱容易で、且つ防滴・防塵化が図れて計装配線の健全性
が確保できる。
【0050】また、成形ベローズ39装備の冷却配管4
0上端部内側に、交換側高さ・水平方向調整・熱変位等
吸収及び着脱可能に吊上げ台座41へ緩支承される着脱
用の中空円錐台状スリーブ42を介し、本体台座43へ
取付けられる冷却配管44下端内部の外側テーパ状シー
ト面45と係合容易にテーパ状シート面46を具備して
いる。この冷却配管40の上端部外周側には、冷却配管
40の下端外側の中空円錐台状カプラ47側にロック時
反力を受けるように、アンギュラ型ボールベアリング状
溝形状とした複数配設の自在格納穴48に収納される磁
性体製のロックボール49と係合接続可能に球面状溝5
0設けられている。
0上端部内側に、交換側高さ・水平方向調整・熱変位等
吸収及び着脱可能に吊上げ台座41へ緩支承される着脱
用の中空円錐台状スリーブ42を介し、本体台座43へ
取付けられる冷却配管44下端内部の外側テーパ状シー
ト面45と係合容易にテーパ状シート面46を具備して
いる。この冷却配管40の上端部外周側には、冷却配管
40の下端外側の中空円錐台状カプラ47側にロック時
反力を受けるように、アンギュラ型ボールベアリング状
溝形状とした複数配設の自在格納穴48に収納される磁
性体製のロックボール49と係合接続可能に球面状溝5
0設けられている。
【0051】また、中空の円錐台状カプラ47の外周囲
を上下摺動可能に挿設される着脱用の中空円錐台状スリ
ーブ42のロック解除分離時には、前記自在格納穴48
の位置にあたる中空の円錐台状カプラ47の下端部位置
に、磁性体製のロックボール49をロック解除吸着可能
にする磁石53が挿設され、その上方部位には磁性体製
のロックボール49のロック解除時の吸着助勢とロック
時抜け止め防止可能にする磁性体製勾配形状ガイド部材
54が装設されている。また、円錐台状カプラ部材47
の自在格納穴48部位には、前記磁性体製勾配形状ガイ
ド部材54との干渉回避係合する様に溝55が設けられ
ている。
を上下摺動可能に挿設される着脱用の中空円錐台状スリ
ーブ42のロック解除分離時には、前記自在格納穴48
の位置にあたる中空の円錐台状カプラ47の下端部位置
に、磁性体製のロックボール49をロック解除吸着可能
にする磁石53が挿設され、その上方部位には磁性体製
のロックボール49のロック解除時の吸着助勢とロック
時抜け止め防止可能にする磁性体製勾配形状ガイド部材
54が装設されている。また、円錐台状カプラ部材47
の自在格納穴48部位には、前記磁性体製勾配形状ガイ
ド部材54との干渉回避係合する様に溝55が設けられ
ている。
【0052】このために、交換時の高さ、水平方向調整
・吸収及びワンタッチ着脱容易で、且つ実験運転時の熱
変位や流力振動等微少変位吸収可能になる。また、前記
着脱用の中空円錐台状スリーブ42の細径化・軽量化が
図れて、冷却配管群の配設スペース集約化が可能とな
る。さらに、前記冷却配管44下端内部の外側テーパ状
シート面部位45下端部に、冷却材の掻き落とし機能と
シール機能を有したスクレイパ・シーリング51を装設
し、その上方部位へダブルのシールリングA,B,52
a,52bを装設しているために、ダブルのシールリン
グA,B,52a,52b着脱時の負荷軽減化及び摺動
量軽微化が図れて健全性が確保でき、シールの長寿命化
が図れる。
・吸収及びワンタッチ着脱容易で、且つ実験運転時の熱
変位や流力振動等微少変位吸収可能になる。また、前記
着脱用の中空円錐台状スリーブ42の細径化・軽量化が
図れて、冷却配管群の配設スペース集約化が可能とな
る。さらに、前記冷却配管44下端内部の外側テーパ状
シート面部位45下端部に、冷却材の掻き落とし機能と
シール機能を有したスクレイパ・シーリング51を装設
し、その上方部位へダブルのシールリングA,B,52
a,52bを装設しているために、ダブルのシールリン
グA,B,52a,52b着脱時の負荷軽減化及び摺動
量軽微化が図れて健全性が確保でき、シールの長寿命化
が図れる。
【0053】また、ターゲット本体60の保守・補修交
換時、本体台座43頂部両側に設けられ吊上げ台座35
と一体的に取り付けられた複数の吊上げ要具の吊部材5
6を、図示していない吊上げ要具で吊り上げると、計装
配線コネクタ群と冷却配管カプラ群をワンタッチで同時
着脱することができる。
換時、本体台座43頂部両側に設けられ吊上げ台座35
と一体的に取り付けられた複数の吊上げ要具の吊部材5
6を、図示していない吊上げ要具で吊り上げると、計装
配線コネクタ群と冷却配管カプラ群をワンタッチで同時
着脱することができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のターゲッ
ト冷却配管・計装配線群簡易着脱装置は、ターゲット本
体に装備される複数の冷却配管・計装配線を、プラミン
グキャビティ・駆動遮蔽ブロックへ接続するために、寸
法構造が種々異る冷却配管と計装配線とをそれぞれ集合
体にし、ターゲット本体に装備された集合体とプラミン
グキャビティ・駆動遮蔽ブロックに装備された集合体と
が熱変位や流力振動による微小変位を吸収できるくさび
効果を有して連結され、また、保守・補修交換時にはこ
れらの集合体を一体的に着脱できるものとした。
ト冷却配管・計装配線群簡易着脱装置は、ターゲット本
体に装備される複数の冷却配管・計装配線を、プラミン
グキャビティ・駆動遮蔽ブロックへ接続するために、寸
法構造が種々異る冷却配管と計装配線とをそれぞれ集合
体にし、ターゲット本体に装備された集合体とプラミン
グキャビティ・駆動遮蔽ブロックに装備された集合体と
が熱変位や流力振動による微小変位を吸収できるくさび
効果を有して連結され、また、保守・補修交換時にはこ
れらの集合体を一体的に着脱できるものとした。
【0055】これにより、隣接して配設されるターゲッ
ト本体に装備された集合体とプラミングキャビティ・駆
動遮蔽ブロックに装備された集合体との連結をする遠隔
操作装置アクセススペース確保が容易になり、また、寸
法構造が種々異る冷却配管と計装配線とは寸法毎に区分
して連結する必要が無く、また、ターゲット本体に装備
された集合体とプラミングキャビティ・駆動遮蔽ブロッ
クに装備された集合体とがくさび効果を有して連結され
ているため、シール材の交換治工具等による連結解除が
不要になり、ワンタッチ着脱換装が容易にでき、特に、
導通可能にする保守・補修交換時のワンタッチ着脱容易
が難く、防滴・防塵化を図る必要があり、導通の健全性
が確保が必要な計装配線の集合体の着脱が容易にでき
る。
ト本体に装備された集合体とプラミングキャビティ・駆
動遮蔽ブロックに装備された集合体との連結をする遠隔
操作装置アクセススペース確保が容易になり、また、寸
法構造が種々異る冷却配管と計装配線とは寸法毎に区分
して連結する必要が無く、また、ターゲット本体に装備
された集合体とプラミングキャビティ・駆動遮蔽ブロッ
クに装備された集合体とがくさび効果を有して連結され
ているため、シール材の交換治工具等による連結解除が
不要になり、ワンタッチ着脱換装が容易にでき、特に、
導通可能にする保守・補修交換時のワンタッチ着脱容易
が難く、防滴・防塵化を図る必要があり、導通の健全性
が確保が必要な計装配線の集合体の着脱が容易にでき
る。
【0056】また、交換時には高さ・水平方向調整・お
よび微差を吸収して行われるので、ワンタッチ着脱が容
易なり、さらには、熱変位や流力振動等による微小変位
がくさび効果により吸収でき、シールリング着脱時の負
荷軽減化及び摺動量軽減化が図れる。
よび微差を吸収して行われるので、ワンタッチ着脱が容
易なり、さらには、熱変位や流力振動等による微小変位
がくさび効果により吸収でき、シールリング着脱時の負
荷軽減化及び摺動量軽減化が図れる。
【0057】また、本発明のターゲット冷却配管・計装
配線群簡易着脱装置は、計装配線をプラミングキャビテ
ィ・駆動遮蔽ブロックへ接続する固定側高さ調整用台座
に支持されたレセタプクル絶縁本体、内側テーパ部位を
接触させ中央薄肉部位にされたキャップシールに挿設さ
れる保持部材を設け、保持部材がキャップシールの内側
テーパ部位及び内側テーパ部位で着脱可能にレセタプク
ル絶縁本体の外周面に挿設させた計装配線群簡易着脱装
置を設けるものとした。
配線群簡易着脱装置は、計装配線をプラミングキャビテ
ィ・駆動遮蔽ブロックへ接続する固定側高さ調整用台座
に支持されたレセタプクル絶縁本体、内側テーパ部位を
接触させ中央薄肉部位にされたキャップシールに挿設さ
れる保持部材を設け、保持部材がキャップシールの内側
テーパ部位及び内側テーパ部位で着脱可能にレセタプク
ル絶縁本体の外周面に挿設させた計装配線群簡易着脱装
置を設けるものとした。
【0058】これにより、計装配線の集合体は、保持部
材がキャップシールを介してレセタプクル絶縁本体の外
周面にくさび効果を発生させて連結され、キャップシー
ルの耐用寿命時、交換治工具により保持部材はキャップ
シールとともに、容易に換装できる。
材がキャップシールを介してレセタプクル絶縁本体の外
周面にくさび効果を発生させて連結され、キャップシー
ルの耐用寿命時、交換治工具により保持部材はキャップ
シールとともに、容易に換装できる。
【0059】また、本発明のターゲット冷却配管・計装
配線群簡易着脱装置は、レセタプクル絶縁本体の先端内
側に設けられ、テーパ針状の導体芯線、導体芯線により
キャップシールが押し広げられた際、キャップシールを
収納する格納部位、本体内側テーパ部位に、上端部がカ
ップ状にされて配設されたカップ状導体芯線、カップ状
導体芯線に接続されたヘリカルスプリング導体芯線を介
しテーパ針状導体芯線と係合接触させて導通可能にし
た。
配線群簡易着脱装置は、レセタプクル絶縁本体の先端内
側に設けられ、テーパ針状の導体芯線、導体芯線により
キャップシールが押し広げられた際、キャップシールを
収納する格納部位、本体内側テーパ部位に、上端部がカ
ップ状にされて配設されたカップ状導体芯線、カップ状
導体芯線に接続されたヘリカルスプリング導体芯線を介
しテーパ針状導体芯線と係合接触させて導通可能にし
た。
【0060】これにより、カップ状導体芯線がヘリカル
スプリング導体芯線を介して、挿入された導体芯線とカ
ップ状導体芯線とを導通可能にし、保守・補修交換時に
は計装配線の集合体がワンタッチ着脱容易になり、且
つ、防滴・防塵化が図れ計装配線導通の健全性が確保さ
れる。
スプリング導体芯線を介して、挿入された導体芯線とカ
ップ状導体芯線とを導通可能にし、保守・補修交換時に
は計装配線の集合体がワンタッチ着脱容易になり、且
つ、防滴・防塵化が図れ計装配線導通の健全性が確保さ
れる。
【0061】また、本発明のターゲット冷却配管・計装
配線群簡易着脱装置は、固定側台座上に立設され、外周
に成形ベローズが装備され、上端部内周面にテーパ状シ
ート面が、外周面に球面状溝が設けられた冷却配管、冷
却配管の上方に配設され、中央部下端外周面にテーパ状
シート面と係合容易にする外側テーパ状シート面が形成
され、外側部下端に自在格納穴が複数穿設された円錐台
状カプラとが設けられた冷却配管、冷却配管の外周に配
設され、冷却配管と冷却配管との連結時に、自在格納穴
に収納されたロックボールを押圧するガイド部材が設置
されるとともに、冷却配管を交換側高さ・水平方向調整
・熱変位等吸収及び着脱可能に吊上げ台座へ緩支承され
る着脱用中空円錐台状スリーブとからなり、本体台座へ
取り付ける冷却配管の集合体をターゲット本体の冷却配
管の集合体に取り付けたとき、円錐台状カプラ側がロッ
ク時反力を受けるように、アンギュラ型ボールベアリン
グ状溝形状にされて円錐台状カプラの外周囲を上下摺動
可能に挿設され、中空円錐台状スリーブのロック解除分
離時に自在格納穴の位置のロックボールを吸着しロック
解除する磁石が挿設され、ガイド部材がロックボールの
ロック解除時吸着助勢とロック時抜け止めを防止し、中
空円錐台状カプラの自在格納穴部位に、磁性体製勾配形
状ガイド部材との干渉回避係合する溝を設けた冷却配管
群簡易着脱装置を設けるものとした。
配線群簡易着脱装置は、固定側台座上に立設され、外周
に成形ベローズが装備され、上端部内周面にテーパ状シ
ート面が、外周面に球面状溝が設けられた冷却配管、冷
却配管の上方に配設され、中央部下端外周面にテーパ状
シート面と係合容易にする外側テーパ状シート面が形成
され、外側部下端に自在格納穴が複数穿設された円錐台
状カプラとが設けられた冷却配管、冷却配管の外周に配
設され、冷却配管と冷却配管との連結時に、自在格納穴
に収納されたロックボールを押圧するガイド部材が設置
されるとともに、冷却配管を交換側高さ・水平方向調整
・熱変位等吸収及び着脱可能に吊上げ台座へ緩支承され
る着脱用中空円錐台状スリーブとからなり、本体台座へ
取り付ける冷却配管の集合体をターゲット本体の冷却配
管の集合体に取り付けたとき、円錐台状カプラ側がロッ
ク時反力を受けるように、アンギュラ型ボールベアリン
グ状溝形状にされて円錐台状カプラの外周囲を上下摺動
可能に挿設され、中空円錐台状スリーブのロック解除分
離時に自在格納穴の位置のロックボールを吸着しロック
解除する磁石が挿設され、ガイド部材がロックボールの
ロック解除時吸着助勢とロック時抜け止めを防止し、中
空円錐台状カプラの自在格納穴部位に、磁性体製勾配形
状ガイド部材との干渉回避係合する溝を設けた冷却配管
群簡易着脱装置を設けるものとした。
【0062】これにより、冷却配管の集合体は、交換時
の高さ・水平方向調整・吸収及びワンタッチ着脱容易
で、且つ実験運転時の熱変位や流力振動等により生じる
微小変位を吸収可能にできる。
の高さ・水平方向調整・吸収及びワンタッチ着脱容易
で、且つ実験運転時の熱変位や流力振動等により生じる
微小変位を吸収可能にできる。
【0063】また、本発明のターゲット冷却配管・計装
配線群簡易着脱装置は、ターゲット本体側に装備される
冷却配管集合体下端内部の外側テーパ状シート面に、冷
却材の掻き落とし機能とシール機能を有したスクレイパ
・シールリングを装設、スクレイパ・シールリングの上
方部位へダブルシールリングを装設した。
配線群簡易着脱装置は、ターゲット本体側に装備される
冷却配管集合体下端内部の外側テーパ状シート面に、冷
却材の掻き落とし機能とシール機能を有したスクレイパ
・シールリングを装設、スクレイパ・シールリングの上
方部位へダブルシールリングを装設した。
【0064】これにより、ダブルシールリング着脱時の
負荷軽減化及び摺動量軽減化が図れ、ターゲット本体側
に装備される冷却配管集合体下端とプラミングキャビテ
ィ・駆動遮蔽ブロックに装備される冷却配管集合体上端
との間に形成される摺動面の健全性が確保でき、シール
の長寿命化を図ることができる。
負荷軽減化及び摺動量軽減化が図れ、ターゲット本体側
に装備される冷却配管集合体下端とプラミングキャビテ
ィ・駆動遮蔽ブロックに装備される冷却配管集合体上端
との間に形成される摺動面の健全性が確保でき、シール
の長寿命化を図ることができる。
【0065】さらに、本発明のターゲット冷却配管・計
装配線群簡易着脱装置では、冷却配管及び計装配線の集
合体の連結着脱を前述の構成にして行うようにしたこと
によって、隣接して配設される冷却配管及び計装配線の
集合体の連結着脱を行う着脱装置近傍には、着脱を行な
うための遠隔操作装置をアクセスさせるためのスペース
を充分に確保できるとともに、冷却配管及び計装配線と
の間で構造寸法が大幅に異なる場合でも区分して着脱装
置を設ける必要がなくなり、着脱装置をシンプルなもの
にできる利点がある。
装配線群簡易着脱装置では、冷却配管及び計装配線の集
合体の連結着脱を前述の構成にして行うようにしたこと
によって、隣接して配設される冷却配管及び計装配線の
集合体の連結着脱を行う着脱装置近傍には、着脱を行な
うための遠隔操作装置をアクセスさせるためのスペース
を充分に確保できるとともに、冷却配管及び計装配線と
の間で構造寸法が大幅に異なる場合でも区分して着脱装
置を設ける必要がなくなり、着脱装置をシンプルなもの
にできる利点がある。
【図1】ターゲット計装配線群簡易着脱装置の代表部位
断面図で、中心より左側は接続時を、右側は分離時をそ
れぞれ示す図、
断面図で、中心より左側は接続時を、右側は分離時をそ
れぞれ示す図、
【図2】ターゲット冷却配管群簡易着脱装置の代表部位
断面図で、中心より左側は接続時を、右側は分離時をそ
れぞれ示す図、
断面図で、中心より左側は接続時を、右側は分離時をそ
れぞれ示す図、
【図3】ターゲット冷却配管・計装配線群簡易着脱装置
の断面図で、中心より左側は接続時を、右側は分離時を
それぞれ示す図、
の断面図で、中心より左側は接続時を、右側は分離時を
それぞれ示す図、
【図4】ターゲット冷却配管・計装配線群簡易着脱装置
を一部破断面で示す平面図、
を一部破断面で示す平面図、
【図5】本発明のターゲット冷却配管・計装配線群簡易
着脱装置の全体断面図、
着脱装置の全体断面図、
【図6】図5に示すターゲット冷却配管・計装配線群簡
易着脱装置の全体平面図、
易着脱装置の全体平面図、
【図7】従来のワンタッチ着脱カプラの鳥瞰図、
【図8】図7に示すワンタッチ着脱カプラを複数設ける
ようにした従来の配管群着脱装置の鳥瞰図である。
ようにした従来の配管群着脱装置の鳥瞰図である。
1 ワンタッチ着脱カプラ 2 プラグ部材 3 ソケット部材 4 スリーブ部材 5 ロックボール 6 シールリング 7 スプリング 8 止め輪 9 螺溝 10 螺溝 11 配管群着脱装置 12 ケーシング 13 蓋 14 取付板 15 位置決めピン 16 位置決めピン用ソケット 17 ロックピン 18 ロックピン用ソケット 19 ロックレバー 20 ターゲット冷却配管・計装配線群簡易着脱装置 21a 台座A 21b 台座B 22 レセタプクル絶縁本体 23 先端外側テーパ部位 24 内側テーパ部位 25 中央薄肉部位 26 キャップシール 27 保持部材 28 内側テーパ部位 29 プラグ絶縁本体部材 30 導体芯線 31 格納部位 32 本体内側テーパ部位 33 カップ状導体芯線 34 下端部絶縁部位 35 吊上げ台座 36 中央円柱部材 37 ヘリカルスプリング導体芯線 38 上端部絶縁部位 39 成形ベローズ 40 冷却配管 41 吊上げ台座 42 中空円錐台状スリーブ 43 本体台座 44 冷却配管 45 外側テーパ状シート面 46 テーパ状シート面 47 円錐台状カプラ 48 自在格納穴 49 ロックボール 50 球面状溝 51 スクレイパ・シールリング 52A,52B シールリング 53 磁石 54 ガイド部材 55 溝 56 吊部材 60 ターゲット本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G21K 5/02 H05H 6/00 H05H 3/06 F16L 37/00 E // H05H 6/00 37/22 A (72)発明者 神永 雅紀 茨城県那珂郡東海村白方字白根2番地の4 日本原子力研究所東海研究所内 (72)発明者 羽賀 勝洋 茨城県那珂郡東海村白方字白根2番地の4 日本原子力研究所東海研究所内 (72)発明者 木下 秀孝 茨城県那珂郡東海村白方字白根2番地の4 日本原子力研究所東海研究所内 (72)発明者 小田 泰嗣 神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1号 三 菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 柳澤 一郎 神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1号 三 菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 永岡 悦雄 神戸市兵庫区和田宮通七丁目1番14号 西 菱エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2G085 BA01 BA17 BB02 BE02 BE03 BE04 BE05 BE06 BE07 BE08 EA05 EA06 3J106 AB06 BA01 BB01 BC04 BD04 BE03 BE12 BE13 BE29 EA03 EB07 EC02 EC07 ED32 EE12 EF07 EF15
Claims (5)
- 【請求項1】ターゲット本体に装備される複数の冷却配
管・計装配線を、遮蔽ブロック終端に設けられたプラミ
ングキャビティ・駆動遮蔽ブロックへ接続するためのタ
ーゲット冷却配管・計装配線群簡易着脱装置において、
寸法構造が種々異る前記冷却配管と前記計装配線とがそ
れぞれ集合体にされて、ターゲット本体に装備された前
記集合体と前記プラミングキャビティ・駆動遮蔽ブロッ
クに装備された前記集合体とが熱変位や流力振動による
微小変位を吸収できるくさび効果を有する連結装置で連
結され、保守・補修交換時には前記集合体を一体的に着
脱できるようにしたことを特徴とするターゲット冷却配
管・計装配線群簡易着脱装置。 - 【請求項2】固定側高さ調整用の台座A(21a)に支
持され立設されたレセタプクル絶縁本体(22)と、前
記レセタプクル絶縁本体(22)の先端外側テーパ部位
(23)に内側テーパ部位(24)を接触させて嵌挿さ
れた中央薄肉部位(25)にした軟質絶縁ゴム製防滴・
防塵用のキャップシール(26)を挿設したストッパ兼
用フランジ付きの保持部材(27)とからなり、前記保
持部材(27)が前記キャップシール(26)の内側テ
ーパ部位(24)及びその下方の内側テーパ部位(2
8)を介して、着脱可能に前記レセタプクル絶縁本体
(22)の外周面に挿設されて、前記計装配線の集合体
の着脱を行うものであることを特徴とする請求項1のタ
ーゲット冷却配管・計装配線群簡易着脱装置。 - 【請求項3】 前記レセタプクル絶縁本体(22)の先
端内側に設けられ、テーパ針状にされてプラグ絶縁本体
部材(29)側に結合された導体芯線(30)と、前記
導体芯線(30)の下降により中央部が押し広げられ下
降した前記キャップシール(26)を収納可能にする格
納部位(31)と、前記レセタプクル絶縁本体(22)
の本体内側テーパ部位(32)にカップ状にされた上端
部が配設されたカップ状導体芯線(33)と、前記カッ
プ状導体芯線(33)に接続され、本体内側テーパ部位
(32)面に配設されたテーパ鼓状多状のヘリカルスプ
リング導体芯線(37)とからなり、前記カップ状導体
芯線(33)が前記ヘリカルスプリング導体芯線(3
7)を介して前記導体芯線(30)と係合接触し導通可
能にしたことを特徴とする請求項2のターゲット冷却配
管・計装配線群簡易着脱装置。 - 【請求項4】固定側台座B(21b)上に立設され、外
周に成形ベローズ(39)が形成され、上端部内周面に
テーパ状シート面(46)が、外周面に球面状溝(5
0)がそれぞれ設けられた冷却配管(40)と、前記冷
却配管(40)の上方に配設され、下端部が2重管形状
にされ、中央側が下端外周面に前記テーパ状シート面
(46)と係合容易にする外側テーパ状シート面(4
5)を形成し、外側が下端に係合用のロックボール(4
9)を収納する自在格納穴(48)を複数穿設した円錐
台状カプラ(47)にされた冷却配管(44)と、前記
冷却配管(44)の外周に配設され、前記冷却配管(4
0)と前記冷却配管(44)との連結時に、前記ロック
ボール(49)を押圧するガイド部材(54)が内周面
に設置し、前記冷却配管(44)を交換側高さ・水平方
向調整・熱変位等吸収及び着脱可能に吊上げ台座(4
1)へ緩支承する着脱用中空円錐台状スリーブ(42)
とからなり、本体台座(43)へ取り付けられる冷却配
管(44)を前記冷却配管(40)に取り付けるとき、
前記円錐台状カプラ(47)側がロック時反力を受ける
ように、アンギュラ型ボールベアリング状溝形状にさ
れ、円錐台状カプラ(47)の外周囲上下慴動可能に挿
設された中空円錐台状スリーブ(42)のロック解除分
離時に、前記自在格納穴(48)の対向位置の前記ロッ
クボール(49)を吸着し、ロック解除する磁石(5
3)が挿設され、前記ガイド部材(54)がロックボー
ル(49)のロック解除時吸着助勢とロック時抜け止め
を防止するとともに、中空円錐台状カプラ(47)の自
在格納穴(48)部位に磁性体製勾配形状の前記ガイド
部材(54)との干渉回避係合する溝(55)が設けら
れて、前記冷却配管の集合体の着脱を行うものであるこ
とを特徴とする請求項1のターゲット冷却配管・計装配
線群簡易着脱装置。 - 【請求項5】 前記冷却配管(44)下端内部の外側テ
ーパ状シート面(45)に、冷却材の掻き落とし機能と
シール機能を有したスクレイパ・シールリング(51)
を装設するとともに、その上方部位へダブルのシールリ
ング(52A,52B)を装設したことを特徴とする請
求項4のターゲット冷却配管・計装配線群簡易着脱装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000188822A JP2002006097A (ja) | 2000-06-23 | 2000-06-23 | ターゲット冷却配管・計装配線群簡易着脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000188822A JP2002006097A (ja) | 2000-06-23 | 2000-06-23 | ターゲット冷却配管・計装配線群簡易着脱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002006097A true JP2002006097A (ja) | 2002-01-09 |
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JP4596632B2 (ja) * | 2000-11-14 | 2010-12-08 | 株式会社ネリキ | 逆止弁付きボンベバルブ |
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