JP2002004606A - ペット洗い場付住宅 - Google Patents

ペット洗い場付住宅

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JP2002004606A
JP2002004606A JP2000191202A JP2000191202A JP2002004606A JP 2002004606 A JP2002004606 A JP 2002004606A JP 2000191202 A JP2000191202 A JP 2000191202A JP 2000191202 A JP2000191202 A JP 2000191202A JP 2002004606 A JP2002004606 A JP 2002004606A
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pet
house
entrance
washing place
washing
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JP2000191202A
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Hiroshi Muramatsu
浩 村松
Shinji Shiraishi
真二 白石
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Asahi Kasei Corp
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Asahi Kasei Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ペットが散歩等から帰って来た時に室内に入
る前にペットに洗浄を容易に施すことが出来るペットの
洗い場付住宅を目的とする。 【解決手段】 住宅1の玄関或は勝手口の出入口2の外
部付近にペット用のシンク形式洗い場3が設置され、こ
のシンク形式洗い場3には水と湯とを混合して給水し得
る混合水栓4とシャワー6とが設けられている。また、
シンク形式洗い場3と住宅1の外壁7との間にはペット
用グッツを収納し得る格子状衝立8が起立されており、
かつこの格子状衝立8には洗剤9等を収納し得る小物入
れ11、タオル12等が吊下げられて収納された構造で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はペットの洗い場設備
を設けた住宅に係り、特に犬等のペットが散歩から帰っ
て来た時に足洗いが簡単に出来、かつペットの身体の洗
浄を容易に行うことが可能なペットの洗い場付き住宅に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ペットを散歩させた後に、ペット
を家内に入れるためには、ペットを抱きかかえて洗面所
或は浴室等の足が洗える場所に連れて行かなければなら
ず不便であった。特に大型ペットの場合には、嵩張り体
重が大きいので、玄関、勝手口等の出入口より浴室等の
洗浄場所に連れて行くのに大きな負担がかかっていた。
【0003】飼い主が高齢者や子供など体力が劣る場合
には、ペットを抱きかかえて洗浄場所に連れて行くこと
は体力的に大きな負担がかかり、更に大変である問題が
あった。
【0004】また、雨や雪の時に散歩させてペットの体
自体が雨で濡れたり、泥で汚れてしまった場合には、ペ
ットを洗浄場所に連れて行く間に屋内の出入口や廊下等
が汚れてしまう問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、各家庭では少子
化傾向及び高齢化傾向にあり、精神的ストレスを解消さ
せるために、ますます犬等のペットをコンパニオンアニ
マルとして飼育する家庭が増加する傾向にある。
【0006】また、一方で住宅は長期間に亘って住むこ
とが出来るロングライフ住宅が開発されており、このロ
ングライフ住宅は長期間に亘って住む家族の家族構成の
変化等に柔軟に対応し、どのような家族構成になっても
家族が満足して住むことが出来、かつペット等を飼育し
ても近隣に迷惑を掛けることがないような住宅が求めら
れていた。
【0007】従来も、例えば特開平11−182074
号公報(第1公知技術)、登録実用新案公報第3033
392号(第2公知技術)、登録実用新案公報第304
6215号(第3公知技術)等に示す発明或は考案が開
発されている。
【0008】前記第1公知技術は、家屋の浴室内に人間
用の洗い場に隣接してペット用の洗い場を設け、ペット
はペット用洗い場で足を洗ったり、或はペットの体をシ
ャンプーで洗浄して、ペットの抜毛、汚れ、臭気等が人
間用の洗い場に付着することを防止するようにした発明
である。
【0009】前記第2公知技術は、アパート等の集合住
宅内でペットを同居させて飼育しようとする考案であっ
て、特に集合住宅の敷地の共用部分に犬等のペットの糞
を捨てたり、足を洗うことが出来る衛生設備を設けた構
造のペット同居型集合住宅の技術である。
【0010】さらに、前記第3公知技術は、ペットと共
生する居住用集合住宅の住居内設備に関する装置の考案
であって、特に集合住宅の居室にペットゲート、温水シ
ャワーシャンプー台を設け、キッチンの一部にペット用
床暖房を設け、居住部分と接続する共用部分(例えばベ
ランダ)に、ペット用足洗い場を設けて構成した集合住
宅の住居内設備装置に関する技術である。
【0011】然るに、前述の第1公知技術及び第3公知
技術に於ては、ペット用洗い場が浴室の一部或は居室又
はベランダにあるので散歩等から帰って来たペットを抱
いて浴室、居室、ベランダ等に連れて行かなければなら
ず、既に詳述したように大きな負担がかかる問題があっ
た。
【0012】また、第2公知技術は、集合住宅の共有敷
地内にペットの足を洗うことが出来る衛生設備があるの
で、散歩から帰って来たペットをその衛生設備を利用し
て足等を洗うことは可能であるが、洗浄が終了したペッ
トを抱えて共有敷地内から離れた自宅まで連れて行かな
ければならず、この場合にも大きな負担がかかる問題が
あった。
【0013】本発明に係るペット洗い場付住宅は、前述
の従来の問題点に鑑み開発された全く新規な技術であっ
て、特に、玄関、勝手口等の住宅の出入口付近にペット
用の洗い場を設置して構成し、散歩等から帰って来たペ
ットを住宅の出入口付近で洗浄して水分をふき取ってか
ら、そのまま家屋の中に放して連れ込むことが出来るよ
うにした全く新しい技術を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係るペット洗い
場付住宅は、前述の従来の問題点を根本的に改善した全
く新しい技術であって、その第1発明の要旨は、玄関、
勝手口等の住宅の出入口付近にペット用洗い場を設置し
て構成したことを特徴としたペット洗い場付住宅であ
る。
【0015】前述の第1発明に於ては、玄関、勝手口等
の住宅の出入口付近にペット用洗い場を設置したので、
散歩等から帰って来たペットを住宅の出入口付近で洗浄
することが出来るので、従来のようにペットを屋内で抱
えて浴室等に連れて行く必要がない。また、洗浄が終わ
ったペットは、そのまま住宅の出入口で放して家内に入
れることが出来る。
【0016】本発明に係るペット洗い場付住宅の第2発
明の要旨は、前記ペット用洗い場には注湯設備とシャワ
ー設備とが設置されていることを特徴とした第1発明の
ペット洗い場付住宅である。
【0017】前述の第2発明に於ては、住宅の出入口付
近に設けたペット用洗い場に、注湯設備とシャワー設備
とを設置したので、冬期等の寒い時期には暖かい湯でペ
ットの足等を洗うことが出来るため洗い手にとっても快
適である。また、シャワー設備を利用することによっ
て、ペットの体自体にシャンプー等の洗浄を行うことが
出来る。
【0018】本発明に係るペット洗い場付住宅の第3発
明の要旨は、前記ペット用洗い場に隣接してペット用グ
ッツを収納することが出来る収納設備を設けて構成した
ことを特徴とした第1発明或は第2発明のペット洗い場
付住宅である。
【0019】前述の第3発明に於ては、ペット用洗い場
に隣接してペット用グッツを収納することが出来る収納
設備を設けて構成したので、この収納設備に洗剤、タワ
シ、タオル、雑巾、ドライヤー、散歩用リード、首輪、
プラスティック袋、ペットのトイレ用品、ふん取り、ペ
ットフード等を収納することが出来る。特に、この収納
設備にタオル、雑巾等を予め収納しておいた場合には、
ペットを洗浄した後で直ちに水分をふき取ることが出来
る。
【0020】本発明に係るペット洗い場付住宅の第4発
明の要旨は、前記収納設備が収納庫或は格子状、桟状等
の衝立であることを特徴とした第3発明のペット洗い場
付住宅である。
【0021】前述の第4発明のように、前記ペット用グ
ッツを収納することが出来る収納設備をクローズ型の収
納庫にした場合には、ペット用グッツを狭い場所に体裁
良く収納することが出来る。また、収納設備をオープン
型の格子状、桟状等の衝立で構成した場合には、ペット
用グッツをこの衝立に簡単に吊下げ等して収納して取出
し易くすると共に、この衝立によってペットの移動範囲
等を規制することが出来る。かつこの衝立によってペッ
トの洗い場を目隠しすることが出来る。また、この衝立
を住宅の外壁面に起立することによって、外壁面の体裁
を良くしたり、装飾したりすることが出来る。
【0022】本発明に係るペット洗い場付住宅の第5発
明の要旨は、洗面所或は浴室にペットが直接出入り出来
る出入口を設けると共に、該洗面所或は浴室或はその近
傍にペット用グッツを収納することが出来る収納設備を
設けて構成したことを特徴としたペット洗い場付住宅で
ある。
【0023】前述の第5発明に於ては、洗面所或は浴室
にペットが直接出入り出来る出入口を設けたので、この
出入口を利用して散歩等から帰って来たペットを、直接
洗面所或は浴室に連れて行って洗浄することが出来る。
また、その近傍にペット用グッツを収納する収納設備を
設けた場合には、ペットを洗浄した後で収納設備よりタ
オル等を取り出して直ぐに水分をふき取ったりすること
が出来る。
【0024】
【発明の実施の形態】図により本発明に係るペット洗い
場付住宅の一実施形態を具体的に説明すると、図1
(a)、(b)は本発明に係る第1実施例のペット洗い
場付住宅の正面或は側面の説明図、図2(a)、(b)
は本発明に係る第2実施例のペット洗い場付住宅の平面
或は正面の説明図、図3は本発明に係る第3実施例のペ
ット洗い場付住宅の平面図である。
【0025】図4は本発明に係る第4実施例のペット洗
い場付住宅の平面図、図5(a)、(b)、(c)は本
発明に係る第5実施例のペット洗い場付住宅の平面、正
面及び側面の説明図、図6は本発明に係る第6実施例の
ペット洗い場付住宅の平面図、図7は本発明に係る第7
実施例のペット洗い場付住宅の平面図である。
【0026】図1(a)、(b)によって本発明に係る
ペット洗い場付住宅の第1実施例について説明すると次
の通りである。即ち、図1(a)、(b)に示す第1実
施例は、住宅の出入口の外側に高さの比較的高いペット
用の流し台(シンク形式洗い場という)を設ける実施例
である。本実施例は小型のペットに適したもので、洗い
手は立ったまま無理のない姿勢で洗うことが出来る。
【0027】住宅1の玄関或は勝手口の出入口2の外部
付近にペット用のシンク形式洗い場3が設置されてい
る。このシンク形式洗い場3には水と湯とを混合して給
水し得る混合水栓4と、排水パイプ5と及びシャワー6
とが夫々取付けられている。
【0028】また、住宅1の外壁7と前記シンク形式洗
い場3との間には、格子状衝立8が起立されている。こ
の格子状衝立8は、ペット用グッツを収納し得るオープ
ン型の収納設備とペットを洗浄した際に外壁7に汚れが
付着することを防止し、かつ外壁7の体裁を良くするこ
とが出来る装飾設備とを兼用している。
【0029】この格子状衝立8の所定位置には、ペット
を洗浄する際に使用される洗剤9、タワシ10等を収納
し得る小物入れ11、タオル12を掛けるタオル掛け1
2a、引き綱13を吊下げることが出来るフック14、
植物用プランター15等が取付けられている。
【0030】前述の第1実施例に於ては、住宅1の出入
口2の外部付近にペット用のシンク形式洗い場3が設置
されているので、前記混合水栓4、シャワー6、洗剤9
等を利用しながらペットを洗浄し、ペットを仮置台34
にのせて、その後でタオル掛け12aに掛けられたタオ
ル12によってペットに付着した水分を除去することが
出来る。また、このように洗浄が終了したペットは、シ
ンク形式洗い場3の近くにある出入口2より家内に放し
て家の中に入れることが出来る。
【0031】図2(a)、(b)によって、本発明に係
るペット洗い場付住宅の第2実施例について説明すると
次の通りである。即ち、図2(a)、(b)に示す第2
実施例は、住宅の出入口の外側に深さの浅い床置き流し
台(ガーデンパン式洗い場という)を設ける実施例であ
る。
【0032】住宅1の洗面所16の外壁7に出入口2を
設けると共に、この出入口2の外側に面してポーチ17
を作り、そのポーチ17の片隅にガーデンパン式洗い場
18を設置した構造である。ガーデンパン式洗い場18
に沿っては給水栓19が起立され、かつ給水栓19には
混合水栓4、シャワー6が取付けられている。
【0033】ポーチ17に設置されたガーデンパン式洗
い場18の側方には、ペット用グッツを収納することが
出来る桟状衝立20が起立されており、かつこの桟状衝
立20にはタオル12を掛けることが出来るタオル掛け
12aと植物用プランター15が取付けられている。図
中21はすのこ、22は浴室、23は廊下、24は玄関
または勝手口である。
【0034】前述の第2実施例に於ては、出入口2の近
くの外側にガーデンパン式洗い場18を設置して構成し
たので、ペットを歩かせながらガーデンパン式洗い場1
8内にペットを導き、ガーデンパン式洗い場18内でペ
ットを立たせたままペットの足や身体をシャワー6を用
いて洗浄し、その後でタオル12でふいて水分を除去
し、ペットをガーデンパン式洗い場18より出してポー
チ17を歩かせながら出入口2より洗面所16内に放し
て家内に入れることが出来る。
【0035】この第2実施例のようにガーデンパン式洗
い場18を出入口2の付近に設置した場合には、高齢者
がペットを抱きかかえながら洗浄したり、家の中に入れ
る必要がなく、高齢者向きの設備である。また、抱きか
かえることが困難な大型犬の場合の洗浄設備としても有
効である。前記シンク形式洗い場3及びガーデンパン式
洗い場18の中には、ペットの足がすべらなくするため
にすのこ或はマット等を必要に応じて敷くことが出来
る。
【0036】図3によって、本発明に係るペット洗い場
付住宅の第3実施例について説明すると次の通りであ
る。即ち、第3実施例は、住宅1の出入口2の外部にポ
ーチ17を設けると共に、そのポーチ17の所定位置に
シンク形式洗い場3を設置している。かつ、出入口2の
近くの家屋内側の廊下25に面しては、ペット用グッツ
を収納することが出来る収納庫26が配置されている。
【0037】前述の第3実施例に於ては、出入口2の外
部にシンク形式洗い場3が設置されているので、散歩か
ら帰って来たペットはこのシンク形式洗い場3で洗浄す
ることが出来る。その後で出入口2よりペットを家内に
入れ、収納庫26に収納されていたタオル或は雑巾(図
示せず)でペットの水分を直ちにぬぐってペットを家内
に放すことが出来る。前述の図3の実施例では、ポーチ
17にシンク形式洗い場3を設置したが、このシンク形
式洗い場3の代りにガーデンパン式洗い場18を設置す
ることも可能である。
【0038】図4により本発明に係るペット洗い場付住
宅の第4実施例について説明すると次の通りである。即
ち、図4に示す第4実施例は、基本的に前記第3実施例
と同じであるが、前述の出入口2に接する廊下25の一
部をたたき27とし、このたたき27及びポーチ17の
一部にすのこ28を敷設し、さらにポーチ17にガーデ
ンパン式洗い場18を設置して構成している構造であ
る。
【0039】前述の第4実施例のように、出入口2に接
する廊下25の一部をたたき27とし、かつそのたたき
27にすのこ28を敷いた場合には、洗浄の終った大型
のペットを歩かせながらたたき27に入れて、このたた
き27内でペットの水分をタオル、雑巾或はドライヤー
等で除去することが出来る。
【0040】図5(a)、(b)、(c)により本発明
に係る第5実施例について説明すると次の通りである。
即ち、図5に示す第5実施例に於ては、住宅1の出入口
2の近くの廊下25のスペースを広くすると共に、この
スペースを広くした廊下25の片側壁面にペットを洗浄
することが出来る流し台29と、この流し台29に並列
された収納庫26とが夫々設置されている。
【0041】この第5実施例の場合には、散歩等から帰
って来たペットを出入口2よりたたき27に入れ、この
廊下25に設けられた流し台29でペットを洗浄し、そ
の後で収納庫26よりタオル等を取り出してペットをふ
くことが出来る。前記流し台29の中にはすべり止めマ
ット30が敷かれている。
【0042】第5実施例に於ては、特に複数個の収納庫
26を設置し、その一部の収納庫26は扉ポシェットタ
イプにして、その中にペットフード缶詰等を収納するこ
とが出来る。また、最下段の収納庫26は、特に図5
(c)に示す如く、ワゴンタイプとして前方に引出させ
るようにし、この中に猫トイレ用砂等を収納することが
出来るようにすることが出来る。
【0043】図6により本発明に係る第6実施例につい
て説明すると次の通りである。即ち、図6に示す第6実
施例に於ては、住宅1の洗面所16の外壁7の所定位置
に出入口2を設け、かつこの出入口2の外部にポーチ1
7を形成し、散歩等から帰って来たペットを洗面所16
内に直接入れることが出来るように構成されている。
【0044】この第6実施例は、前記図2に示す第2実
施例と類似する点もあるが、第6実施例に於ては、特に
洗面所16内に設けられた洗面化粧台31の隣りに収納
庫26が配置されている。そのために洗面化粧台31で
ペットを洗浄した後で、収納庫26よりタオル等を取り
出してペットをふくことが出来るように構成されてい
る。
【0045】また、前記第6実施例の場合には、洗面所
16の出入口2の外側に設けられたポーチ17にガーデ
ンパン式洗い場18が配置されているので、大型ペット
の場合には、このガーデンパン式洗い場18で洗浄する
ことも出来る。
【0046】図7により本発明に係る第7実施例につい
て説明すると次の通りである。即ち、図7に示す第7実
施例に於ては、住宅1の浴室22の外壁7の所定位置に
出入口2を設け、散歩等から帰って来たペットを直接に
浴室22内に入れて、この浴室22内でペットに洗浄を
施すことが出来る。
【0047】また、第7実施例に於ては、浴室22の隣
りの洗面所16内に収納庫26が設けられているので、
浴室22内で洗浄したペットはこの収納庫26より取り
出したタオル等でふいて水分を除去することが出来る。
図中32は浴槽、33は浴室22と洗面所16との間に
設けられた浴室ドアである。
【0048】前述の第1実施例乃至第7実施例は、いず
れも本発明のペット洗い場付住宅の多くの実施例の中の
比較的代表的な実施例について記述したものである。従
って、前記第1実施例乃至第7実施例は夫々その一部の
構成を変化させて実施し得ることは当然である。また、
前記住宅1の出入口2としては、玄関、勝手口の他に非
常口、くぐり戸等が利用出来る。かつ、衝立20として
は、格子状のもの、桟状のものの他に、ブラインド状の
もの等が考えられる。
【0049】
【発明の効果】本発明に係るペット洗い場付住宅は、玄
関、勝手口等の住宅の出入口付近にペット用洗い場を設
置したので、散歩等から帰って来たペットを住宅の出入
口付近で洗浄することが出来るので、従来のようにペッ
トを屋内で抱えて浴室等に連れて行く必要がなく、かつ
洗浄が終わったペットは、そのまま住宅の出入口で放し
て家内に入れることが出来る。従って、大型ペットの洗
浄を容易にし、高齢者の負担を少くし、かつ家内の廊下
等が汚れることを防止出来る効果を有している。
【0050】また、住宅の出入口付近に設けたペット用
洗い場に、注湯設備とシャワー設備とを設置した場合に
は、冬期等の寒い時期には暖かい湯でペットの足等を洗
うことが出来るため洗い手の快適さが向上する。かつ、
シャワー設備を利用することによって、ペットの体自体
にシャンプー等の洗浄を行うことが出来る。従って、ペ
ットの洗浄を容易かつ充分にし、ペットを常に衛生的に
飼育することが出来る効果を有している。
【0051】ペット用洗い場に隣接してペット用グッツ
を収納することが出来る収納設備を設けて構成した場合
には、この収納設備に洗剤、タワシ、タオル、雑巾、ド
ライヤー、散歩用リード、首輪、プラスティック袋、ペ
ットのトイレ用品、ふん取り、ペットフード等を収納す
ることが出来る。特に、この収納設備にタオル、雑巾等
を予め収納しておいた場合には、ペットを洗浄した後
で、これ等を利用して直ちに水分をふき取ることが出来
る。また、このような収納設備を設けることによって、
ペット用グッツを常に一個所に整理して収納することが
出来、取扱いに便利であると共に衛生的である等の効果
を有している。
【0052】前記ペット用グッツを収納することが出来
る収納設備をクローズ型の収納庫にした場合には、ペッ
ト用グッツを狭い場所に体裁良く収納することが出来
る。また、収納設備をオープン型の格子状、桟状等の衝
立で構成した場合には、ペット用グッツをこの衝立に簡
単に吊下げ等して収納して取出し易くすると共に、この
衝立によってペットの移動範囲等を規制することが出来
る。かつこの衝立によってペットの洗い場を目隠しする
ことが出来る。また、この衝立を住宅の外壁面に起立す
ることによって、外壁面の体裁を良くしたり、装飾した
り、或は外壁面の汚れを防止することが出来る等の効果
を有している。
【0053】洗面所或は浴室にペットが直接出入り出来
る出入口を設けた場合には、この出入口を利用して散歩
等から帰って来たペットを、直接洗面所或は浴室に連れ
て行って洗浄することが出来る。また、その近傍にペッ
ト用グッツを収納する収納設備を設けた場合には、ペッ
トを洗浄した後で収納設備よりタオル等を取り出して直
ぐに水分をふき取ったりすることが出来便利である等の
効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)、(b)は本発明に係る第1実施例
のペット洗い場付住宅の正面或は側面の説明図である。
【図2】図2(a)、(b)は本発明に係る第2実施例
のペット洗い場付住宅の平面或は正面の説明図である。
【図3】図3は本発明に係る第3実施例のペット洗い場
付住宅の平面図である。
【図4】図4は本発明に係る第4実施例のペット洗い場
付住宅の平面図である。
【図5】図5(a)、(b)、(c)は本発明に係る第
5実施例のペット洗い場付住宅の平面、正面及び側面の
説明図である。
【図6】図6は本発明に係る第6実施例のペット洗い場
付住宅の平面図である。
【図7】図7は本発明に係る第7実施例のペット洗い場
付住宅の平面図である。
【符号の説明】
1 …住宅 2 …出入口 3 …シンク形式洗い場 4 …混合水栓 5 …排水パイプ 6 …シャワー 7 …外壁 8 …格子状衝立 9 …洗剤 10 …タワシ 11 …小物入れ 12 …タオル 12a…タオル掛け 13 …引き綱 14 …フック 15 …植物用プランター 16 …洗面所 17 …ポーチ 18 …ガーデンパン式洗い場 19 …給水栓 20 …桟状衝立 21 …すのこ 22 …浴室 23 …廊下 24 …玄関または勝手口 25 …廊下 26 …収納庫 27 …たたき 28 …すのこ 29 …流し台 30 …すべり止めマット 31 …洗面化粧台 32 …浴槽 33 …浴室ドア 34 …仮置台

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】玄関、勝手口等の住宅の出入口付近にペッ
    ト用洗い場を設置して構成したことを特徴としたペット
    洗い場付住宅。
  2. 【請求項2】前記ペット用洗い場には注湯設備とシャワ
    ー設備とが設置されていることを特徴とした請求項1の
    ペット洗い場付住宅。
  3. 【請求項3】前記ペット用洗い場に隣接してペット用グ
    ッツを収納することが出来る収納設備を設けて構成した
    ことを特徴とした請求項1或は請求項2のペット洗い場
    付住宅。
  4. 【請求項4】前記収納設備が収納庫或は格子状、桟状等
    の衝立であることを特徴とした請求項3のペット洗い場
    付住宅。
  5. 【請求項5】洗面所或は浴室にペットが直接出入り出来
    る出入口を設けると共に、該洗面所或は浴室或はその近
    傍にペット用グッツを収納することが出来る収納設備を
    設けて構成したことを特徴としたペット洗い場付住宅。
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Cited By (2)

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