JP2002002976A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2002002976A
JP2002002976A JP2000194188A JP2000194188A JP2002002976A JP 2002002976 A JP2002002976 A JP 2002002976A JP 2000194188 A JP2000194188 A JP 2000194188A JP 2000194188 A JP2000194188 A JP 2000194188A JP 2002002976 A JP2002002976 A JP 2002002976A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
image forming
feeding unit
lid
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000194188A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Kondo
雅義 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000194188A priority Critical patent/JP2002002976A/ja
Publication of JP2002002976A publication Critical patent/JP2002002976A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置において、蓋の開放スペースを
少なくしつつ容易に給紙ユニットの着脱を行えるように
する。 【解決手段】 着脱自在に装着され、堆積された用紙か
ら最上部の用紙のみを取り出して搬送路へ導く給紙ロー
ラを備えた給紙ユニット28と、第1の回動支点により
回動自在に保持され、給紙ユニット28を装置外へ取り
出す場合に第1の回動支点を中心にして上方から手前下
方に向かって開放される蓋34と、第1の回動支点の他
端において第1の回動支点と平行に設けられた第2の回
動支点を介して蓋34に回動自在に回動自在に保持さ
れ、給紙ユニット28と協働して用紙を搬送する搬送ガ
イドが形成されたガイド部材35とを有する構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真技術など
を利用して記録媒体上に画像を形成する画像形成装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりプリンタや複写機などの画像形
成装置においては、用紙を機体内部に保持するよう構成
されたものがある。この場合、用紙の給紙ユニットも機
体内部に位置することになる。
【0003】このような構成の画像形成装置では、給紙
機構のローラ交換や清掃などのメンテナンスが非常に困
難であるために、給紙ユニットが一体として取り外しで
きるものが要望されている。
【0004】ここで、従来の画像形成装置について説明
する。
【0005】図6は従来の画像形成装置を示す概略図、
図7は図6の画像形成装置におけるメンテナンス時の状
態を示す概略図である。
【0006】図6に示す画像形成装置1において、ベル
ト駆動ローラ19aによって走行駆動される無端状の中
間転写ベルト19は、ベルト駆動ローラ19aとベルト
支持ローラ19bとに閉ループ状に掛け渡され、この中
間転写ベルト19の下方に配置された用紙カセット26
から用紙25が給紙ローラ27によって取り出され、第
2転写ローラ29と中間転写ベルト19との間を抜けて
定着器31へ通紙される概略構成となっている。画像形
成装置1の底部には、この画像形成装置1を支持するゴ
ム足36,37が取り付けられている。
【0007】中間転写ベルト19の上方には、レーザス
キャニングユニット(以下、「LSU」という。)2が
配置され、LSU2と中間転写ベルト19との間に、シ
アン(M)、イエロー(C)、マゼンタ(Y)、ブラッ
ク(K)の画像形成部が配列されている。そして、中間
転写ベルト19に形成されたカラーのトナー画像は、第
2転写ローラ29によって用紙25に転写され、転写さ
れたトナー画像は定着器31において熱と圧力により用
紙25上に定着される。
【0008】なお、中間転写ベルト3上に残ったトナー
を除去するベルトクリーニングユニット24が、中間転
写ベルト19に当接して配設されている。
【0009】画像形成部は、マゼンタ、シアン、イエロ
ー、ブラックの画像が形成される感光体ドラム3,4,
5,6と、感光体ドラム3,4,5,6の表面を一様に
帯電させる帯電器7,8,9,10と、残留トナーを感
光体ドラム3,4,5,6の表面から除去するクリーニ
ングユニット15,16,17,18と、感光体ドラム
3,4,5,6上の静電潜像にトナーを付着させてマゼ
ンタ、シアン、イエロー、ブラックのトナー像を形成す
る現像器11,12,13,14とを備えている。
【0010】また、中間転写ベルト19の内周側の感光
体ドラム3,4,5,6に対応する位置には、感光体ド
ラム3,4,5,6上に形成された各色のトナー像を中
間転写ベルト19に転写させる第1転写ローラ20,2
1,22,23が設けられている。
【0011】紙カセット26から用紙25を取り出す給
紙ローラ27や図示しない搬送ローラなどは給紙ユニッ
ト28内に配置されている。そして、給紙ユニット28
の用紙カセット26と反対側には、画像形成装置1の下
部より挿入された用紙25を搬送する搬送ガイド28a
が形成されている。
【0012】搬送ガイド28aから第2転写ローラ29
に向かう用紙25の搬送経路上には、搬送ガイド28a
と協働して用紙25を搬送する搬送ガイド50aを有
し、回動支点51により矢印Eで示す外方向に開放可能
な蓋50が設置されている。
【0013】これにより、給紙ユニット28は蓋50を
外方向に開放することにより取り外し可能となってお
り、給紙ユニット28全体を取り出した状態で給紙ロー
ラ27の清掃や交換が行える。また、蓋50は搬送ガイ
ド28a,50aで形成される搬送路中に用紙25の詰
まり(ジャム)が発生した場合に、用紙25を取り除く
ために開放される。
【0014】また、中間転写ベルト19上に形成された
トナー像を用紙25に転写する第2転写ローラ29や第
2転写ローラ29の表面をクリーニングするクリーナー
(図示せず)などは第2転写ユニット30内に配置され
ている。
【0015】次に、このような構成を有する従来の画像
形成装置の動作について説明する。
【0016】感光体ドラム3の表面が帯電器7によって
一様に帯電され、LSU2が出力するマゼンタ成分色の
画像情報に従って静電潜像が形成される。そして、マゼ
ンタトナーが感光体ドラム3と現像器11との間に印加
された電圧の電位差によって感光体ドラム3上の潜像に
付着し可視像化される。可視像化されたマゼンタトナー
は第1転写ローラ20によって中間転写ベルト19上に
マゼンタトナー像として転写される。
【0017】この間に、同様にしてシアン成分色の静電
潜像が感光体ドラム4上に形成され、シアントナー像が
顕像化される。そして、第1転写ローラ21により、先
のマゼンタトナー像の転写が終了した中間転写ベルト1
9に重ね合わせてシアントナー像が感光体ドラム4から
転写される。
【0018】以降、イエロートナー像およびブラックト
ナー像についても同様に画像形成が行われ、第1転写ロ
ーラ22,23により、中間転写ベルト19上に4色の
トナー像が重ね合わせられる。
【0019】そして、第2転写ローラ29により、4色
の合成トナー像が中間転写ベルト19から用紙25に一
括転写される。その後、用紙25は定着器31に導入さ
れて転写されたトナー像が用紙25上に加熱定着され、
排紙ローラ32,33から矢印C方向に機体外へ排出さ
れる。
【0020】このような従来の画像形成装置では、画像
形成装置1の下部に補助給紙装置が取り付けられるよう
に構成されており、矢印Dで示すように画像形成装置1
の下部より給紙された用紙25は、搬送ガイド28a,
50aで形成される搬送路を通って第2転写ローラ29
に搬送される。
【0021】図6に示す従来の画像形成装置では、第2
転写ユニット30には第2転写ローラ29やクリーニン
グ機構が設けられているためにある程度の厚さが必要と
なり、また補助給紙装置からできるだけストレートな搬
送路を確保しようとした場合には、蓋50もある程度の
厚みが必要なものとなる。
【0022】そして、給紙ユニット27を取り外すに
は、蓋50を開放して給紙ユニット27の取り外し経路
を確保した上で、給紙ユニット27を引き抜く必要があ
る。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】この場合、図7に示す
ように、蓋50を矢印E方向に開放して給紙ユニット2
7の取り外し経路を確保した上でこの給紙ユニット27
を矢印Gで示す方向に引き抜くためには、蓋50に厚み
があるために相当な角度まで蓋50を開く必要が生じて
しまう。
【0024】ここで、画像形成装置1の下部に補助給紙
装置を装着していた場合には蓋50を開放することもで
きるが、画像形成装置1の下部に補助給紙装置を装着し
ていなかった場合は、蓋50は机など画像形成装置1の
設置面に接触してしまい、十分な量の開放ができないと
いう問題点を有していた。
【0025】これに対応するためには蓋50を取り外す
ようにすればよいが、搬送ガイド28a,50aで形成
される搬送路中にジャムが発生して用紙25を除去する
たびに蓋50を取り外す必要が生じるので、落下衝撃に
よる蓋50の破損などの問題が生じるおそれがあった。
【0026】また、蓋50を回動自在に保ったままでゴ
ム足36,37を下部に取り付けるなどのように、画像
形成装置1の蓋50の下方に位置する開放部の寸法を確
保することも可能であるが、この場合では、画像形成装
置1の下部に無駄なスペースが生じて装置全体が大きく
なってしまうという問題点を有していた。
【0027】そして、蓋50の回動支点を上側に設ける
構成も考えられるが、この場合では、搬送ガイド28
a,50aで形成される搬送路中にジャムが発生したと
きに下側から覗き込んで用紙25を取り出さなければな
らないので、操作性が悪化するという問題点を有してい
た。
【0028】そこで、本発明は、蓋の開放スペースを少
なくしつつ容易に給紙ユニットの着脱を行うことが可能
な画像形成装置を提供することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の画像形成装置は、着脱自在に装着され、堆
積された記録媒体から最上部の記録媒体のみを取り出し
て搬送路へ導く給紙ローラを備えた給紙ユニットと、第
1の回動支点により回動自在に保持され、給紙ユニット
を装置外へ取り出す場合に第1の回動支点を中心にして
上方から手前下方に向かって開放される蓋と、第1の回
動支点の他端において第1の回動支点と平行に設けられ
た第2の回動支点を介して蓋に回動自在に回動自在に保
持され、給紙ユニットと協働して用紙を搬送する搬送ガ
イドが形成されたガイド部材とを有する構成としたもの
である。
【0030】これにより、蓋を開放した後にガイド部材
を待避させることができるので、蓋の開放スペースを少
なくしつつ容易に給紙ユニットの着脱を行うことが可能
になる。
【0031】また、本発明の画像形成装置は、着脱自在
に装着され、堆積された記録媒体から最上部の記録媒体
のみを取り出して搬送路へ導く給紙ローラを備えた給紙
ユニットと、第1の回動支点により回動自在に保持さ
れ、給紙ユニットを装置外へ取り出す場合に第1の回動
支点を中心にして上方から手前下方に向かって開放され
る蓋と、蓋に着脱自在に取り付けられ、給紙ユニットと
協働して用紙を搬送する搬送ガイドが形成されたガイド
部材とを有する構成としたものである。
【0032】これにより、蓋を開放した後にガイド部材
を取り外すことができるので、蓋の開放スペースを少な
くしつつ容易に給紙ユニットの着脱を行うことが可能に
なる。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、着脱自在に装着され、堆積された記録媒体から最上
部の記録媒体のみを取り出して搬送路へ導く給紙ローラ
を備えた給紙ユニットと、第1の回動支点により回動自
在に保持され、給紙ユニットを装置外へ取り出す場合に
第1の回動支点を中心にして上方から手前下方に向かっ
て開放される蓋と、第1の回動支点の他端において第1
の回動支点と平行に設けられた第2の回動支点を介して
蓋に回動自在に回動自在に保持され、給紙ユニットと協
働して用紙を搬送する搬送ガイドが形成されたガイド部
材とを有する画像形成装置であり、蓋を開放した後にガ
イド部材を待避させることができるので、蓋の開放スペ
ースを少なくしつつ容易に給紙ユニットの着脱を行うこ
とが可能になるという作用を有する。
【0034】本発明の請求項2に記載の発明は、着脱自
在に装着され、堆積された記録媒体から最上部の記録媒
体のみを取り出して搬送路へ導く給紙ローラを備えた給
紙ユニットと、第1の回動支点により回動自在に保持さ
れ、給紙ユニットを装置外へ取り出す場合に第1の回動
支点を中心にして上方から手前下方に向かって開放され
る蓋と、蓋に着脱自在に取り付けられ、給紙ユニットと
協働して用紙を搬送する搬送ガイドが形成されたガイド
部材とを有する画像形成装置であり、蓋を開放した後に
ガイド部材を取り外すことができるので、蓋の開放スペ
ースを少なくしつつ容易に給紙ユニットの着脱を行うこ
とが可能になるという作用を有する。
【0035】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図5を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。
【0036】図1は本発明の一実施の形態における画像
形成装置を示す概略図、図2は図1の画像形成装置に設
けられた蓋およびガイド部材と給紙ユニットを示す斜視
図、図3は図2の蓋とガイド部材とが閉じられた状態を
示す斜視図、図4は図2の蓋とガイド部材とが開放され
た状態を示す斜視図、図5は給紙ユニットを図1の画像
形成装置に装着する状態を示す斜視図である。
【0037】図2に示す画像形成装置1において、ベル
ト駆動ローラ19aによって走行駆動される無端状の中
間転写ベルト19は、ベルト駆動ローラ19aとベルト
支持ローラ19bとに閉ループ状に掛け渡され、この中
間転写ベルト19の下方に配置された用紙カセット26
からの用紙(記録媒体)25のうち最上部に位置する用
紙25が給紙ローラ27によって取り出されて搬送路に
導かれ、第2転写ローラ(転写ローラ)29と中間転写
ベルト19との間を抜けて定着器31へ通紙される概略
構成となっている。なお、画像形成装置1の底部には、
この画像形成装置1を支持するゴム足36,37が取り
付けられている。
【0038】つまり、中間転写ベルト19の上方には、
コンピュータ(図示せず)からの画像信号に応じて現像
色に対応した4本のレーザ光を選択的に照射するレーザ
スキャニングユニット(以下、「LSU」という。)2
が配置され、このLSU2と中間転写ベルト19との間
に、シアン(M)、イエロー(C)、マゼンタ(Y)、
ブラック(K)の画像形成部が中間転写ベルト19の走
行方向に沿って順に配列されている。そして、中間転写
ベルト19に形成されたカラーのトナー画像は、中間転
写ベルト19を介してベルト支持ローラ19bを押圧す
る第2転写ローラ29と中間転写ベルト19との間に用
紙25がニップされることによって、この用紙25に転
写され、転写されたトナー画像は定着器31において熱
と圧力により用紙25上に定着され、排紙ローラ32,
33により画像形成装置1の上面に排出される。
【0039】なお、用紙25上に転写されずに中間転写
ベルト3上に残ったトナーを除去するベルトクリーニン
グユニット24が、中間転写ベルト19に当接して配設
されている。
【0040】画像形成部は何れも相互に同じ構成とされ
ており、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの画像
がそれぞれ形成される感光体ドラム3,4,5,6と、
これらの感光体ドラム3,4,5,6の表面を所定の電
位に一様に帯電させるコロナ式の帯電器7,8,9,1
0と、残留トナーを感光体ドラム3,4,5,6の表面
から除去するためのクリーニングユニット15,16,
17,18と、感光体ドラム3,4,5,6上に形成さ
れた静電潜像にトナーを付着させてマゼンタ、シアン、
イエロー、ブラックのトナー像を形成する現像器11,
12,13,14とを備えている。
【0041】また、中間転写ベルト19の内周側の感光
体ドラム3,4,5,6に対応する位置には、バイアス
電圧が印加され、感光体ドラム3,4,5,6上に形成
された各色のトナー像を静電力で吸引して中間転写ベル
ト19に転写させる第1転写ローラ20,21,22,
23が設けられている。
【0042】用紙カセット26から用紙25を取り出す
給紙ローラ27や図示しない搬送ローラなどは給紙ユニ
ット28内に配置されている。そして、給紙ユニット2
8の用紙カセット26と反対側には、画像形成装置1の
下部より挿入された用紙25を搬送する搬送ガイド28
aが形成されている。
【0043】図2に詳しく示すように、搬送ガイド28
aから第2転写ローラ29に向かう用紙25の搬送経路
上には、回動支点(第1の回動支点)34aにより矢印
E方向、つまり上方から手前下方に向かって開放可能な
蓋34と、蓋34の回動支点34aの他端に回動支点3
5aと平行に設けられた回動支点(第2の回動支点)3
5bを介して蓋34に回動自在に保持されて矢印F方向
に開放可能なガイド部材35とが配置されている。そし
て、ガイド部材35には、搬送ガイド28aと協働して
用紙25を搬送する搬送ガイド35aが形成されてい
る。
【0044】給紙ユニット28は蓋34およびガイド部
材35を外方向に開放することにより取り外し可能とな
っており、給紙ユニット28全体を取り出した状態で給
紙ローラ27の清掃や交換が行える。また、蓋34およ
びガイド部材35は搬送ガイド28a,35aで形成さ
れる搬送路中に用紙25の詰まり(以下、「ジャム」と
いう。)が発生した場合に、用紙25を取り除くために
開放される。
【0045】そして、蓋34およびガイド部材35は何
れも略三角形形状であり、図3に示すように、閉じた状
態では両者が一体となって略四角形の箱形となり、開放
した状態では、給紙ユニット28を矢印Gで示すように
水平方向に取り出す経路が確保される。
【0046】また、中間転写ベルト19上に形成された
トナー像を用紙25に転写する第2転写ローラ29や第
2転写ローラ29の表面をクリーニングするクリーナー
(図示せず)などは第2転写ユニット30内に配置され
ている。
【0047】次に、このような構成を有する本実施の形
態の画像形成装置の動作について説明する。
【0048】印字開始の信号が出力されると、中間転写
ベルト19が周回走行を開始する。
【0049】次に、感光体ドラム3の表面が帯電器7に
よって一様に帯電され、LSU2が出力するマゼンタ成
分色の画像情報に従って静電潜像が形成される。そし
て、現像器11上から供給されたマゼンタトナーが感光
体ドラム3と現像器11との間に印加された電圧の電位
差によって感光体ドラム3上の潜像に付着し可視像化さ
れる。可視像化されたマゼンタトナーは第1転写ローラ
20に高電位の電圧を印加することにより中間転写ベル
ト19上にマゼンタトナー像として転写される。
【0050】一方、マゼンタトナー像が中間転写ベルト
19に転写されている間に、同様にしてシアン成分色の
静電潜像が感光体ドラム4上に形成され、続いて現像器
12上に均一薄層化されたシアントナーによってシアン
トナー像が顕像化される。そして、第1転写ローラ21
に高電位の電圧を印加すると、先のマゼンタトナー像の
転写が終了した中間転写ベルト19に重ね合わせてシア
ントナー像が感光体ドラム4から転写される。
【0051】以降、イエロートナー像およびブラックト
ナー像についても同様に画像形成が行われ、第1転写ロ
ーラ22,23に高電位の電圧を印加すると、中間転写
ベルト19上に4色のトナー像が重ね合わせられる。
【0052】そして、用紙カセット26から搬送される
用紙25が矢印A方向から中間転写ベルト19と第2転
写ローラ29との間を通過するときに4色の合成トナー
像が一括転写される。その後、用紙25は矢印B方向に
搬送されて定着器31に導入される。ここで、転写され
たトナー像は定着器31によって用紙25上に加熱定着
され、排紙ローラ32,33から矢印C方向に機体外へ
排出される。
【0053】次に、本実施の形態の画像形成装置につい
て、給紙ユニット28の取り出しについて説明する。
【0054】先ず、図3に示すように、蓋34およびガ
イド部材35を一体に矢印Eで示す方向に開放する。次
に、図4に示すように、さらにガイド部材35を矢印F
で示す方向に開放する。このとき、前述のように、蓋3
4およびガイド部材35は何れも略三角形形状であるた
め、給紙ユニット28を矢印Gで示すように水平方向に
取り出す経路が確保される(図2参照)。
【0055】次に、給紙ユニット28を画像形成装置1
に取り付ける場合、図5に示すように、蓋34およびガ
イド部材35を略四角形の箱形に一体にした状態で矢印
Lで示す方向に開放し、次にガイド部材35を矢印Mで
示す方向に開放する。この状態で給紙ユニット28を矢
印Nで示すように水平方向に画像形成装置1の内部へと
挿入し、その後、蓋34およびガイド部材35を閉め
る。
【0056】本実施の形態の画像形成装置によれば、搬
送ガイド28aと搬送ガイド35aで形成される搬送路
にジャムが発生した場合には、図3で示すように、蓋3
4およびガイド部材35を略四角形の箱形で一体に矢印
Eで示す方向に開放することで簡単に用紙25を取り除
くことができる。また、給紙ユニット28のメンテナン
スを行う場合は、図4に示すように、ガイド部材35を
矢印Fで示す方向に開放することで給紙ユニット28の
取り出し経路が確保され、簡単に給紙ユニット28を取
り外すことができる。
【0057】なお、本実施の形態では、蓋34には回動
自在に略三角形形状のガイド部材35を保持する構成と
しているが、蓋34に対してガイド部材35を着脱自在
に取り付けるようにしてもよい。ジャムの発生頻度に比
べて給紙ユニット28のメンテナンス頻度は少ないた
め、このようなガイド部材35を取り外す構成にしても
操作性の悪化は顕著にはならない。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、蓋の開
放スペースを少なくしつつ容易に給紙ユニットの着脱を
行うことが可能になるという有効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における画像形成装置を
示す概略図
【図2】図1の画像形成装置に設けられた蓋およびガイ
ド部材と給紙ユニットを示す斜視図
【図3】図2の蓋とガイド部材とが閉じられた状態を示
す斜視図
【図4】図2の蓋とガイド部材とが開放された状態を示
す斜視図
【図5】給紙ユニットを図1の画像形成装置に装着する
状態を示す斜視図
【図6】従来の画像形成装置を示す概略図
【図7】図6の画像形成装置におけるメンテナンス時の
状態を示す概略図
【符号の説明】
1 画像形成装置 25 用紙(記録媒体) 27 給紙ローラ 28 給紙ユニット 34 蓋 34a 回動支点(第1の回動支点) 35 ガイド部材 35a 搬送ガイド 35b 回動支点(第2の回動支点)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】着脱自在に装着され、堆積された記録媒体
    から最上部の記録媒体のみを取り出して搬送路へ導く給
    紙ローラを備えた給紙ユニットと、 第1の回動支点により回動自在に保持され、前記給紙ユ
    ニットを装置外へ取り出す場合に前記第1の回動支点を
    中心にして上方から手前下方に向かって開放される蓋
    と、 前記第1の回動支点の他端において前記第1の回動支点
    と平行に設けられた第2の回動支点を介して前記蓋に回
    動自在に回動自在に保持され、前記給紙ユニットと協働
    して用紙を搬送する搬送ガイドが形成されたガイド部材
    とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】着脱自在に装着され、堆積された記録媒体
    から最上部の記録媒体のみを取り出して搬送路へ導く給
    紙ローラを備えた給紙ユニットと、 第1の回動支点により回動自在に保持され、前記給紙ユ
    ニットを装置外へ取り出す場合に前記第1の回動支点を
    中心にして上方から手前下方に向かって開放される蓋
    と、 前記蓋に着脱自在に取り付けられ、前記給紙ユニットと
    協働して用紙を搬送する搬送ガイドが形成されたガイド
    部材とを有することを特徴とする画像形成装置。
JP2000194188A 2000-06-28 2000-06-28 画像形成装置 Pending JP2002002976A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000194188A JP2002002976A (ja) 2000-06-28 2000-06-28 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000194188A JP2002002976A (ja) 2000-06-28 2000-06-28 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002002976A true JP2002002976A (ja) 2002-01-09

Family

ID=18693056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000194188A Pending JP2002002976A (ja) 2000-06-28 2000-06-28 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002002976A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5082836B2 (ja) 画像形成装置
JP2005167801A (ja) 画像形成装置
US7031638B2 (en) Color image forming apparatus with a removable and inclined intermediate transfer body unit
JP4835671B2 (ja) 画像形成装置
JP2014163956A (ja) 画像形成装置
JP4552819B2 (ja) 画像形成装置
JP2011158510A (ja) 画像形成装置
JP4027146B2 (ja) 画像形成装置
JPH0826502A (ja) 画像形成装置の給紙カセット
JP5588922B2 (ja) 搬送機構およびそれを備えた画像形成装置
JP5768171B2 (ja) 搬送機構およびそれを備えた画像形成装置
JP2022152386A (ja) 搬送装置及び画像形成装置
JP2002002976A (ja) 画像形成装置
JP3658444B2 (ja) カラー画像形成装置
JPH11295998A (ja) 画像形成装置
US11899381B2 (en) Image forming apparatus
JP2004240376A (ja) 画像形成装置
JP5310269B2 (ja) 画像形成装置
JP3587566B2 (ja) カラー電子写真装置
JP2010191020A (ja) 画像形成装置
JP2008304810A (ja) 画像形成装置
JP2022167793A (ja) 画像形成装置
JP5814435B2 (ja) 搬送機構およびそれを備えた画像形成装置
JP5768170B2 (ja) 搬送機構およびそれを備えた画像形成装置
JP2023107652A (ja) 画像形成装置