JP2002001527A - はんだペーストの保管方法および保管装置 - Google Patents

はんだペーストの保管方法および保管装置

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JP2002001527A
JP2002001527A JP2000182482A JP2000182482A JP2002001527A JP 2002001527 A JP2002001527 A JP 2002001527A JP 2000182482 A JP2000182482 A JP 2000182482A JP 2000182482 A JP2000182482 A JP 2000182482A JP 2002001527 A JP2002001527 A JP 2002001527A
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JP
Japan
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syringe
solder paste
solder
inverting
soldering paste
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000182482A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Yokoyama
康夫 横山
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンジ内に収納されたはんだペーストのは
んだ成分とフラックス成分との分離を遅延させることの
できる、はんだペーストの保管方法および保管装置を提
供する。 【解決手段】 本願発明のはんだペースト保管方法は、
はんだペーストの収納されたシリンジ12を略垂直に支
持し、一定時間毎に上下反転させてはんだ粒子の沈降方
向を逆転させることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、はんだペースト
の保管方法および保管装置に関し、特に、シリンジ内に
あらかじめ充填されているはんだペーストの保管方法お
よび保管装置に関する。
【0002】
【従来の技術】はんだペーストは、はんだ粒子をフラッ
クス中に均一に分散させてなるものであるが、はんだ成
分とフラックス成分との比重差(約8:1)により分離
しやすい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シリン
ジに充填された状態で流通するシリンジ入りはんだペー
ストは、プランジャによりシリンジ中に密閉されている
ため、従来の攪拌機などでははんだペーストを分散、攪
拌することが困難である。そのため、一定の向きで長時
間静置するとフラックス成分に比べて比重の大きなはん
だ粒子が沈降して分離してしまうか、完全な分離に至ら
なくても、シリンジの一端側と他端側とではんだ成分含
有量に差が生じる。このような場合、たとえば、シリン
ジ使用開始時ははんだペーストの出が悪く、しだいに出
が良くなるという傾向が生じ、製造現場において吐出条
件を設定する際に不都合が生じる。そのため、従来、シ
リンジ入りはんだペーストは、製造日からの使用可能期
間が短いものとなっていた。
【0004】それゆえに、本願発明の主たる目的は、シ
リンジ内に収納されたはんだペーストのはんだ成分とフ
ラックス成分との分離を遅延させることのできる、はん
だペーストの保管方法および保管装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明にかかるはんだ
ペーストの保管方法は、はんだペーストの収納されたシ
リンジを略垂直に支持し、一定時間毎に上下反転させて
はんだ粒子の沈降方向を逆転させることを特徴とする、
はんだペーストの保管方法である。一定時間毎にシリン
ジを上下反転させることにより、はんだ粒子の沈降方向
を逆転させ、はんだ粒子とフラックス成分との分離を遅
延させることができる。
【0006】この場合において、シリンジ内のプランジ
ャとシリンジ栓との間に、プランジャを固定するための
支え材を封入することが好ましい。この場合には、シリ
ンジの反転を繰り返した際にプランジャが変位すること
が防止され、それを原因とするはんだペーストへの気泡
混入が完全に防止される。
【0007】また、本願発明にかかるはんだペーストの
保管装置は、はんだペーストの収納されたシリンジを略
垂直に支持する支持手段と、支持手段に支持されたシリ
ンジを上下反転させるための反転駆動手段と、反転駆動
手段を一定時間毎に駆動させるための時限制御手段とを
含む、はんだペーストの保管装置である。時限制御手段
により一定時間ごとに反転駆動手段を駆動させ、シリン
ジを上下反転させることにより、はんだ粒子の沈降方向
を逆転させ、はんだ粒子とフラックス成分との分離を遅
延させることができる。
【0008】本願発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本願発明の一実施例を示す
図解図である。この実施例では、10ccストレートシ
リンジの保管装置および保管方法を説明する。
【0010】図1に示す保管装置10は、支持手段とし
て支持台14を含む。支持台14には、はんだペースト
の収納されたシリンジ12が略垂直に支持される。シリ
ンジ12の胴部には連結軸16の一端部が固着される。
連結軸16は、軸受け部18を介して支持台14に回動
可能に支持される。連結軸16の他端部は、たとえばプ
ーリやベルトなどの動力伝達部を介してモーター20に
機械的に接続される。連結軸16、軸受け部18、動力
伝達部19、およびモーター20によりこの実施例の反
転駆動手段が構成される。モーター20には時限制御手
段としてのタイマー22が電気的に接続される。
【0011】図2はこの実施例に適用されるシリンジ1
2の内部構造を示す図解図である。シリンジ12の先端
部のノズルにはノズル栓12aが着脱自在に嵌着され
る。シリンジ12内部のノズル側には、粘度60P・s
(はんだ粒径32μm)、フラックス含有量16wt%
のはんだペースト24が収納される。ペースト24のノ
ズルと反対側にはプランジャ12bがシリンジ長手方向
へ摺動自在に嵌入される。シリンジ12の他端部にはシ
リンジ栓12cが着脱自在に嵌着される。
【0012】まず、ディスペンサ用はんだペースト入り
シリンジ12のシリンジ栓12cを外し、プランジャ1
2bを固定するための支え材12dがシリンジ12内の
プランジャ12bとシリンジ栓12cとの間に入れられ
る。この支え材12dは、たとえばシリコーンゴムで、
プランジャ12b−シリンジ栓12c間の長さよりも少
し長めに形成される。これは、支え材12dをシリンジ
12内に入れてシリンジ栓12cをした際に、プランジ
ャ12bをノズル方向へ押さえこむ力がかかるようにす
るためである。これにより、シリンジ12の反転時には
んだペーストに空気が混入することが防止される。
【0013】この保管装置10は、室温10℃以下で使
用される。タイマー20によりたとえば反転周期60分
でモーター20を駆動させ、垂直方向に支持されたシリ
ンジ12を180度反転させることにより、はんだ粒子
の沈降方向を逆転させ、はんだ粒子とフラックス成分と
の分離を遅延させることができる。
【0014】
【発明の効果】本願発明によれば、シリンジ内に収納さ
れたはんだペーストのはんだ成分とフラックス成分との
分離を遅延させることができるので、シリンジ入りはん
だペーストを従来よりも長期間保管することができるよ
うになる。また、シリンジ内のはんだ成分の偏りが防止
されるため、はんだペースト吐出時の吐出量の変動が少
なくなる。さらに、シリンジのノズル先端部にはんだ粒
子が沈殿することが防止されるため、使用開始時に行う
捨て吐出がほとんど必要でなくなり、はんだペーストを
節約できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明にかかる一実施例を示す図解図であ
る。
【図2】図1に示す実施例のシリンジの内部を示す図解
図である。
【符号の説明】
10 保管装置 12 シリンジ 14 支持台 16 連結軸 18 軸受け部 20 モーター 22 タイマー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 はんだペーストの収納されたシリンジを
    略垂直に支持し、一定時間毎に上下反転させてはんだ粒
    子の沈降方向を逆転させることを特徴とする、はんだペ
    ーストの保管方法。
  2. 【請求項2】 前記シリンジ内のプランジャとシリンジ
    栓との間に、プランジャを固定するための支え材を封入
    したことを特徴とする、請求項1に記載のはんだペース
    トの保管方法。
  3. 【請求項3】 はんだペーストの収納されたシリンジを
    略垂直に支持する支持手段、 前記支持手段に支持された前記シリンジを上下反転させ
    るための反転駆動手段、および前記反転駆動手段を一定
    時間毎に駆動させるための時限制御手段を含む、はんだ
    ペーストの保管装置。
JP2000182482A 2000-06-19 2000-06-19 はんだペーストの保管方法および保管装置 Pending JP2002001527A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006136935A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Tamura Seisakusho Co Ltd はんだ材料供給装置及びこれを用いたはんだ材料供給方法
KR100974925B1 (ko) * 2008-06-30 2010-08-10 서울반도체 주식회사 Led 제조를 위한 현탁액 분배장치 및 분배방법
JP2014039085A (ja) * 2012-08-10 2014-02-27 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 車載通信システム及び中継装置

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