JP2002001360A - 浄水装置 - Google Patents

浄水装置

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JP2002001360A
JP2002001360A JP2000180783A JP2000180783A JP2002001360A JP 2002001360 A JP2002001360 A JP 2002001360A JP 2000180783 A JP2000180783 A JP 2000180783A JP 2000180783 A JP2000180783 A JP 2000180783A JP 2002001360 A JP2002001360 A JP 2002001360A
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water
water purification
activated carbon
particle layer
ceramic particle
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Mamoru Honjo
護 本城
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省スペースで簡単に設置でき、カートリッジ
交換等メンテナンスが容易であり、かつ、健康増進に寄
与する水が得られる浄水装置を提供すること。 【解決手段】 浄水装置Sを、活性炭を主材とする第1
浄水槽1と、その下流に配置された中空糸膜を主材とす
る第2浄水槽2とから構成し、前記第1浄水槽1内にお
いてセラミック粒層3を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として上水道本
管から住宅、マンション、小規模事業所等に至る上水道
支管途中に組み込んで使用される浄水装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】河川の水質悪化や環境汚染問題をはじめ
健康への関心の高まりに伴い、需要者が安全な水は言う
に及ばず健康増進にも寄与しうる水を求めるようになっ
た結果、種々の材料を用いた種々の形式の浄水器や浄水
装置が提供されている。
【0003】代表的な浄水器等としては、ミネラル成分
を残しながら塩素、トリハロメタン、カビ臭の吸着除去
が可能な活性炭を使用したもの、優れたろ過能力を有し
微粒子等濁度成分や細菌類の除去が可能な中空糸膜を用
いたもの、あるいは両者を組み合わせたものが挙げられ
る。
【0004】一方、浄水器等の取付方法についても、水
道蛇口に対して個別に装着使用される簡易なもののほ
か、各住宅等への上水道支管途中に組み込んでしまう本
格的なものまで種々の形式のものが提供されており、適
宜選択が可能な状況にある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
浄水器等は、有害物質の除去には効果的であったが、健
康増進に寄与するという点においては必ずしも十分とは
言えなかった。また、蛇口取付方式では、取付スペース
の問題のほか、台所作業の妨げになったり、風呂や洗濯
場等の複数箇所に必要な場合はコスト高を招来する欠点
があったし、上水道支管途中に組み込む形式のものでも
中空糸膜カートリッジ等の交換作業が困難である等の欠
点があった。
【0006】したがって、本発明では、省スペースで簡
単に設置でき、カートリッジ交換等メンテナンスが容易
であり、かつ、健康増進に寄与する水が得られる浄水装
置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、まず、浄水
装置を、活性炭を主材とする第1浄水槽と、その下流に
配置された中空糸膜を主材とする第2浄水槽とから構成
し、さらに前記第1浄水槽内にセラミック粒層を設ける
ことによって前記所期の課題解決を図った。
【0008】すなわち、水質汚染の要因となっている物
質を単に活性炭等によって吸着除去するのみならず、セ
ラミック粒層内を通過させることによって水質そのもの
の改善を図ったのである。ここで、活性炭としては、ヤ
シガラ活性炭、骨炭、木炭、竹炭等の天然系活性炭のほ
か、樹脂やゴム等の焼成物からの合成活性炭が用いられ
る。また、中空糸膜としては、ポリオレフィン系、ポリ
スルホン系、セルロース系、ポリビニルアルコール系等
の高分子物質からなる多孔質中空糸膜が用いられる。さ
らに、水質改善において最も重要となるセラミック粒層
としては、モバード(株)製「DNAセラミック」(商
品名)が好適に用いられる。この「DNAセラミック」
は、近年注目されている有用微生物群(EM菌)のDN
A情報をセラミックに転写したものであって、EM菌の
DNA情報を電気的エネルギーとして発生し続ける結
果、水に溶けている雑菌や有害物質等の分子構造を変え
て水を生物に有用なものにする効果があるとされてい
る。
【0009】次に、本発明では、前記浄水装置における
セラミック粒層を、円筒状に形成された活性炭カートリ
ッジ内において略棒状体として嵌挿した。
【0010】活性炭や中空糸膜については、長期間使用
により吸着率等が低下するので、いずれも交換可能なカ
ートリッジ形式として提供されるのが通例であるが、セ
ラミック粒層については、半永久的に効果があるために
交換の必要がない。したがって、セラミック粒層につい
ては再利用を可能にすべく、活性炭カートリッジ内に嵌
挿するよう略棒状体に形成し、活性炭カートリッジのみ
を交換することで、セラミック粒層の継続利用を可能に
したのである。
【0011】なお、セラミック粒層を活性炭カートリッ
ジと別体とせず、活性炭カートリッジ内に嵌挿する形式
としたのは、浄水装置全体の構成を簡略化し、生産コス
トの低減を図るためである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づきながら、本発
明に係る浄水装置について詳細に説明する。図1は本発
明に係る浄水装置の一例を示した構成図である。浄水装
置Sは、2つの浄水槽1,2と、これらを接続する配水
管101〜106、および流路変更を可能とする開閉弁B1〜
B4とから構成されている。例えば住宅の場合、台所、
風呂、洗面所、洗濯場など全ての水道蛇口より、浄化さ
れた水が利用できるという点で、浄水装置Sは各住宅等
への上水道支管の途中に設置するのが望ましい。なお、
各浄水槽1,2は、衛生面や耐久性を考慮してステンレ
ス製容器とするのが望ましく、また、カートリッジ交換
の便宜を考慮して上部を開閉可能に形成するのが望まし
い。
【0013】図1において、上水道本管側となる配水管
101より浄水装置S内へ流入した原水は、開閉弁B1か
ら配水管102を経て第1浄水槽1へと導かれる。第1浄
水槽1は、ミネラル成分を残しながら塩素、トリハロメ
タン、カビ臭を吸着除去すべく活性炭を主材としてなる
もので、必要に応じてろ過用フェルト材を伴うものであ
ってもよい。例えば繊維状活性炭を利用したクラレケミ
カル(株)製「クラクティブカートリッジフィルター」
(商品名)が例示される。
【0014】第1浄水槽1を通過した1次浄化水は、配
水管103および配水管104を経て、第2浄水槽2へと導か
れる。第2浄水槽2は、細菌類や水質汚濁要因となる微
粒子を除去すべく中空糸膜を主材とするもので、必要に
応じてさらに粉末活性炭やろ過用フェルト材等を伴うも
のであってもよい。中空糸膜のみからなるものとして、
例えば(株)クラレ製「キャラクター10」(商品名)が
例示される。この第2浄水槽2を通過した2次浄化水
は、配水管105から配水管106を経て、各水道蛇口へと送
水される。
【0015】図1に示した例の浄水装置では、カートリ
ッジ交換などメンテナンスの便宜を考慮して、バイパス
となる配水管107,108が設けられている。したがって、
開閉弁B1と開閉弁B4を開放し、開閉弁B2と開閉弁
B3を閉鎖した状態にあっては、前述のように、原水は
第1浄水槽1と第2浄水槽2を経て各水道蛇口へと導か
れるのであるが、これら閉鎖弁B1〜B4の開閉を組み
合わせることで、浄水槽を経由することなく、原水のま
ま各水道蛇口へ送水することが可能となる。
【0016】図2は、内部にセラミック粒層を設けた例
の第1浄水槽1の縦断面図である。本発明に係る浄水装
置では、セラミック粒層を追加することによって水質改
善を図ることをも目的としているが、請求項2に記載し
た発明では、定期交換が必要なためにカートリッジ形式
となっている活性炭と、永久使用可能で交換不要なセラ
ミック粒とを敢えて併存させることによって、コンパク
ト化、低コスト化を図ることとした。
【0017】すなわち、縦方向に長い筒状容器とした第
1浄水槽1内に収容された、円筒形状の活性炭カートリ
ッジ11の中央空洞内に、多数個のセラミック粒を、例え
ばステンレス製の針金を挿通して略棒状に連結したセラ
ミック粒層3を嵌挿することによって、コンパクト化を
実現した。したがって、図2中、第1浄水槽1の上方か
ら下方へと通過する原水(1次浄化水)は、活性炭カー
トリッジ11によって塩素、トリハロメタン、カビ臭が吸
着除去されつつ、セラミック粒層3によって活性水へと
水質改善されるのである。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る浄水装置は、セラミック粒
層の存在によって、水質汚染物質の除去のみならず水質
改善が図られるので、おいしく、健康増進に寄与する水
が得られる。また、二つの浄水槽を配水管により連結し
た構造の浄水装置であるから、上水道支管の途中に組み
込み設置が可能で、家屋内等に特別な設置スペースが不
要であるし、メンテナンスも容易であるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る浄水装置の一例を示した構成図で
ある。
【図2】内部にセラミック粒層を設けた例の第2浄水槽
の縦断面図である。
【符号の説明】
1 第1浄水槽 2 第2浄水槽 3 セラミック粒 101〜108 配水管 B1〜B4 開閉弁 S 浄水装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/68 540 C02F 1/68 540E 1/28 1/28 G 1/44 1/44 B E03B 7/07 E03B 7/07 Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活性炭を主材とする第1浄水槽と、その
    下流に配置された中空糸膜を主材とする第2浄水槽とか
    ら構成され、前記第1浄水槽内にセラミック粒層を設け
    てなる浄水装置。
  2. 【請求項2】 セラミック粒層が、円筒状に形成された
    活性炭カートリッジ内において略棒状体として嵌挿され
    たものである請求項1記載の浄水装置。
JP2000180783A 2000-06-16 2000-06-16 浄水装置 Pending JP2002001360A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011120963A (ja) * 2009-12-08 2011-06-23 Maeda Kogyo Kk 浄化装置
JP2013091910A (ja) * 2011-10-24 2013-05-16 Aquavend Japan Inc 水供給システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011120963A (ja) * 2009-12-08 2011-06-23 Maeda Kogyo Kk 浄化装置
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