JP2002001321A - 水処理装置 - Google Patents

水処理装置

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JP2002001321A
JP2002001321A JP2000179568A JP2000179568A JP2002001321A JP 2002001321 A JP2002001321 A JP 2002001321A JP 2000179568 A JP2000179568 A JP 2000179568A JP 2000179568 A JP2000179568 A JP 2000179568A JP 2002001321 A JP2002001321 A JP 2002001321A
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jet
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Kazunori Sato
一教 佐藤
Tadaaki Mizoguchi
忠昭 溝口
Kazunori Fujita
一紀 藤田
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Babcock Hitachi KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水処理装置のキャビテーションの発生を
一層強化する。 【解決手段】 容器状のリアクタ3と、リアクタ内に挿
入されたノズル5と、ノズルに処理対象である水を供給
する被処理水供給手段19と、リアクタ内にノズルと対
向して形成された邪魔板7とを備えてなる水処理装置に
おいて、邪魔板に凸部11または凹部を形成することに
より、ノズルから噴出されたジェットによってキャビテ
ーションが発生されるとともに、邪魔板に衝突したジェ
ットは壁面噴流になって、凸部または凹部に衝突して渦
が生じ、渦の中心部の負圧および渦による圧力変動によ
って更にキャビテーションが形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水処理装置に係
り、特にキャビテーションの作用によって不純物等を分
解し、また、微生物を殺滅する水処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地下水の汚染物質であるトリクロロエチ
レンやテトラクロロエチレンのような、水中に溶解して
いる有害な有機化合物を、キャビテーションの作用によ
って無害な物質に分解することが考案されている。ま
た、キャビテーションの作用によって、病原性大腸菌
や、耐塩素系の病原性微生物であり原虫の一種であるク
リプトスポリジウムの細胞を破壊して殺滅することもで
きる。
【0003】このようなキャビテーションを発生させる
手段として、超音波法や、攪拌羽根のようなロータを水
中において高速回転させる方法が知られているが、水中
に、水をジェット状に噴出すると、連続的かつ強度の強
いキャビテーションを簡単に発生させることができる。
例えば、水を貯留する容器状のリアクタ内にノズルを設
置し、そのノズルからポンプによって高圧に加圧された
水をジェット状に噴出させることによって、ジェット内
に強力なキャビテーションを発生させることができる。
そして、ノズルの形状や噴出孔径、またはポンプの吐出
圧力を調整することによって、供給対象物質の処理量に
応じてキャビテーションの強度を簡単に制御することが
できる。
【0004】また、リアクタの内部にジェットと対向す
る邪魔板を設けると、ジェットが邪魔板と衝突するとき
の衝突エネルギーによってキャビテーションの発生を助
長できるので、化合物の分解効果を向上でき、また、病
原菌や原虫の細胞破壊による殺滅効果に対しても一層効
果が高いことがわかっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、キャビテーシ
ョンの発生をさらに強化して、不純物等の分解効果およ
び微生物の殺滅効果を一層向上することが要望されてい
る。
【0006】本発明の課題は、キャビテーションの発生
を一層強化することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、容器状のリア
クタと、リアクタ内に挿入されたノズルと、ノズルに処
理対象である水を供給する被処理水供給手段と、リアク
タ内にノズルと対向して形成された邪魔板とを有してな
る水処理装置を対象とし、邪魔板のノズルとの対向面に
凸部または凹部を形成することによって上述した課題を
解決する。
【0008】ノズルから噴出された自由噴流のジェット
は、キャビテーションを発生しながら邪魔板に衝突し、
衝突噴流となる。さらに、衝突噴流は邪魔板の表面に沿
って放射状に進行する壁面噴流へと向きを変えられ、凸
部または凹部に衝突し、凸部および凹部の後流側に渦を
形成する。この渦の中心部における負圧、渦に起因する
不安定な圧力変動および周期的な負圧の発生によって、
さらにキャビテーションが発生する。また、周囲の水中
の気泡核が渦に巻き込まれ、これがキャビテーション核
(Cavitation Nuclei)となることによってキャビテーシ
ョンの発生が助長され、強力なキャビテーションを得る
ことができる。その結果、不純物等の分解効果および微
生物の殺滅効果を向上することができる。
【0009】上記凸部は、邪魔板から突出して形成され
た柱状の突起であってもよい。例えば角柱状や円柱状の
突起を形成してもよい。この突起は、ノズルの軸芯と邪
魔板との交点を中心とする1または同心円状の2以上の
円周上に、それぞれ複数配列することが好ましい。ま
た、2以上の円周上に配置する場合、それぞれの周上の
突起を、他の周上の突起に対して周方向にずらして設け
ることが好ましい。これによれば、効果的にキャビテー
ションを発生させることができる。
【0010】また、ノズルの軸芯と邪魔板との交点を中
心にして環状の突条または環状の溝を設けてもよい。こ
のような構成とすれば、邪魔板を比較的簡単な旋盤加工
によって製作することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用してなる水処
理装置の第1ないし第4の実施形態について、図1ない
し図11を参照して説明する。
【0012】(第1の実施の形態)図1は、第1の実施
形態における構成を示す図である。図2は、図1の水処
理装置の邪魔板であるターゲットプレートをノズル側か
らみた立面図である。図3は、図2のIII−III矢視図で
ある。図1に示すように、水処理装置1は、容器状のリ
アクタ3と、リアクタ3に挿入されたノズル5と、リア
クタ3の中にノズル5と対向して配置された邪魔板とし
てのターゲットプレート7とを有してなる。リアクタ3
は、円筒状の胴部の両端を円盤状の端面によって閉塞さ
れて形成され、ノズル5はその一方の端面から挿入され
ている。ノズル5は、供給された高圧水を縮径された噴
出孔から加速してジェット状に噴出する周知のノズルで
あって、その噴出孔の軸心、すなわち噴出方向をリアク
タ3の筒状部の筒軸と略同一にして固定されている。タ
ーゲットプレート7は、円板状に形成され、その中心が
ノズル5の軸芯上となるように配置されている。このタ
ーゲットプレート7は、リアクタ3のノズル5と反対側
の端面から挿入されている柱状のステー9によって支持
されている。
【0013】ターゲットプレート7には、図2に示すよ
うに、角柱状の突起11が略垂直に突出して多数形成さ
れている。この突起11は、ターゲットプレート7と中
心が同一である3つの同心円の周上に、それぞれ4個ず
つ等間隔に、つまり90度ピッチで設けられている。そ
して、中央の周上の突起11は、最内周上および最外周
上の突起11に対し、円周上において中心からみて45
度位置をずらして設けられている。また、それぞれの突
起11は、それぞれの円周の中心に対向する面を有する
ように配置されている。
【0014】以下、このような水処理装置の動作につい
て説明する。被処理水15は、タンク13に貯留された
後、配管17を通って高圧ポンプ19に送入される。被
処理水は、高圧ポンプ19において例えば500kgf/cm2
いった高圧に加圧され、配管21を通してノズル5に供
給される。そして、被処理水はノズル5の噴出孔におい
て加速され、リアクタ3の内部に貯留されている水の中
に自由噴流のジェット23として噴出させられる。ジェ
ット23の内部およびその周辺では、強力なキャビテー
ションが発生する。そして、キャビテーション気泡の崩
壊による衝撃圧や、OHラジカルの生成による強力な酸
化作用によって、水中の化合物等の不純物は分解され、
病原性の細菌や原虫といった微生物は細胞を破壊され、
殺滅される。そして、ジェット23はターゲットプレー
ト7と衝突し、衝突噴流25が形成される。衝突噴流2
5内においても、衝突のエネルギーによってさらにキャ
ビテーションが発生する。また、キャビテーションは衝
突噴流25の内部における流れの、強い速度勾配に起因
して発生する渦によっても発生する。そして、渦が周囲
の水中の気泡核を巻き込み、気泡核がキャビテーション
核となってキャビテーションの発生が一層助長される。
その後、衝突噴流25は、ターゲットプレート7の表面
に沿って放射状に進行する壁面噴流27へと向きを変え
られる。なお、ターゲットプレート7は、ジェット23
の衝突によるキャビテーションの発生効果を高めるた
め、ステー9のリアクタ3への差込量を調節してジェッ
ト23の進行方向に沿った圧力分布の第2のピーク部付
近に配置されることが好ましい。
【0015】図4および5は、壁面噴流27がターゲッ
トプレート7の表面付近を流れるときの水の流れと、キ
ャビテーションの発生を模式的に示した図である。図4
は、ターゲットプレート7をノズル側からみた図であ
り、図5は、図4のV−V矢視断面図である。これらの図
に示すように、壁面噴流27は突起11と衝突し、突起
11の後流側、すなわちターゲットプレート7の径方向
の外側において、不安定な渦29が形成される。そし
て、渦29の中心部における負圧や、渦29に起因する
圧力変動によって、さらにキャビテーション31が発生
する。また、周囲の水中の気泡核が渦29に引き込ま
れ、キャビテーション核となって、キャビテーションの
発生を助長するので、強力なキャビテーション31が発
生する。このように衝突噴流25や、壁面噴流27にお
いて発生したキャビテーションも、ジェット23におい
て発生したキャビテーションと同様に、不純物等の分解
効果および微生物の殺滅効果を発揮する。
【0016】なお、突起11は、ターゲットプレート7
表面の径方向において、ジェット23の衝突によって発
生したキャビテーションが、壁面噴流27の中で進行し
ながら発達する領域に設けられると、キャビテーション
を発生させる効果が高まるので好ましい。このような領
域は、ターゲットプレート7の表面付近にリング状に形
成される。例えば、噴出孔の径が1mmのノズルを用い
て、噴射圧力Pj=700kgf/cm2でジェットを噴出し、噴
出孔からターゲットプレート7までの距離であるスタン
ドオフ距離Xsを130mmとした場合、このようなキャビ
テーション発達領域32の内径rは3ないし6mmであ
り、外径rは、15ないし40mm程度であるから、突起1
1はこの範囲に設けられるとよい。
【0017】そして、リアクタ3に噴出された水は、リ
アクタ3内に滞留した後、処理済み水として配管33か
ら排出される。配管33から排出される処理済み水の中
の不純物等の分解または微生物の殺滅が不十分なとき
は、切替弁35および配管37を通じてタンク13に還
流され、再びキャビテーションジェットによる処理に供
される。一方、不純物等の分解または微生物の殺滅が十
分になされているときには、処理済み水は切替弁35か
ら配管37に送入され、装置外に排出されて処理は終了
する。
【0018】以下、本実施形態によって得られる効果に
ついて説明する。本実施形態においては、ターゲットプ
レート7の表面に突起11を設けているので、壁面噴流
27が突起11に衝突し、突起11の後流側に渦が形成
され、渦の中心部における負圧、渦に起因する不安定な
圧力変動および周期的な負圧の発生によってキャビテー
ションが発生する。また、周囲の水中の気泡核が渦に巻
き込まれ、気泡核がキャビテーション核となるのでキャ
ビテーションの発生が助長され、強力なキャビテーショ
ンを得ることができる。このためキャビテーションの発
生効果は、突起を持たない既存のターゲットプレートに
比べて非常に強力となり、その結果、不純物等の分解効
果および微生物の殺滅効果を向上することができる。
【0019】また、ターゲットプレート7を、ジェット
23の進行方向に沿った衝撃圧の圧力分布における第2
のピーク位置に設けたことによって、強力なキャビテー
ションを得ることができる。ここで、第2のピークとし
たのは、キャビテーションの発生効果を最大化すること
ができるからである。ちなみに第1のピークはノズルの
近傍に位置する。
【0020】また、突起11をキャビテーション発達領
域32の内部に配置したことによって、キャビテーショ
ンの発生が一層強力になる。
【0021】(第2の実施の形態)図6は、本発明を適
用してなる第2の実施形態におけるターゲットプレート
の正面図である。図7は、図6のターゲットプレートの
VI−VI矢視断面図である。以下、第1の実施形態と異な
る点について説明する。本実施形態においては、角柱状
の突起11の代わりに、円柱状の突起11aが、ターゲ
ットプレート7aのノズルと対向する面から略垂直に突
出して設けられている。これらの突起11aは、ターゲ
ットプレート7aと中心が同一であって同心円をなす4
つの円周上に、内側の円周上から順にそれぞれ4個、8
個、8個、8個ずつ、計28個が設けられている。これ
らの突起11aはそれぞれの周上に、それぞれ等間隔に
配置されている。すなわち、最内周上の突起は90度ピ
ッチ、それ以外の円周上の突起はそれぞれ45度ピッチ
で設けられている。また、内側から2番目および最外周
の円周上のそれぞれ8個の突起11aは、最内周上の4
個の突起11aと1つおきに円周の径方向において整列
する。また、内側から3番目の円周上の突起11aは、
最外周および内側から2番目の円周上の突起11aに対
して、22.5度位置をずらして設けられている。
【0022】第2の実施形態によっても、上述した第1
の実施形態の効果と同様な効果が得られる。以下、従来
技術に係る水処理装置と、上述した第2の実施形態との
分解効果を比較した試験結果について説明する。比較の
対象となる従来技術の水処理装置AおよびBは、以下の
点を除き上述した第2の実施形態のものと同様のもので
ある。まず、水処理装置Aは、ターゲットプレートおよ
びステーが設けられていないものである。また、水処理
装置Bは、ターゲットプレートおよびステーを有する
が、ターゲットプレートの表面は平滑なものである。
【0023】まず、有害な化合物であるトリクロロエチ
レンを対象としたときの分解効果について比較する。水
処理装置Aにおける分解率(大きいほど良)を100とする
と、水処理装置Bの分解率は109であり、第2の実施形
態によれば分解率は127まで向上する。次に、大腸菌類
の病原性菌を処理したときの、処理後に生き残った菌の
割合である生体残存率(小さいほど良)を比較する。水処
理装置Aにおける生体残存率を100とすると、水処理装
置Bの生体残存率は41であり、第2の実施形態によれば
生体残存率は9まで低減される。このように、本実施形
態によれば、不純物等の分解効果が大幅に向上し、特に
菌類に対する分解効果が著しく向上することが実証され
ている。
【0024】以上のように、本実施形態によれば、ポン
プ等の出力を増やさずに、より強力なキャビテーション
を発生させて、水中の不純物等の分解効果および微生物
の殺滅効果を高めることができる。これによって、処理
量の増大、処理時間の短縮または処理にかかるコストの
低減といったメリットが得られる。また、従来法では分
解効果が不足して適用できなかった難分解性の物質も処
理できるようになり、より広い用途に適用することがで
きるようになる。
【0025】(第3の実施の形態)図8は、本発明を適
用してなる水処理装置の第3の実施形態におけるターゲ
ットプレート7cをノズル側からみた図である。図9
は、図8のIX−IX矢視断面図である。本実施形態によれ
ば、ターゲットプレート7cのノズルと対向する面を凹
ませて、ターゲットプレート7cの外周縁と同心円をな
す環状に延在し、かつ矩形断面の溝35が形成されてい
る。これによれば、ジェット23は環状の溝35の略中
心に衝突し、衝突噴流を経てターゲットプレート7cの
表面にそって放射状に進行する壁面噴流へと向きを変え
られる。そして、壁面噴流が溝35の付近を通過すると
きに、溝35の内部および後流側に渦が形成され、渦の
負圧および圧力変動によってキャビテーションが発生す
る。また、溝35の中や、周囲の水中にトラップされて
いる気泡核が渦に巻き込まれ、キャビテーション核とな
ってキャビテーションの発生が助長される。
【0026】第3の実施形態によれば、キャビテーショ
ンの発生を助長して水中の不純物等の分解効果および微
生物の殺滅効果を、第1および第2の実施形態に比較す
ると若干効果は劣るが高めることができる。また、旋盤
を用いて比較的簡単な機械加工によってターゲットプレ
ートを製作でき、製作性が向上する。
【0027】(第4の実施の形態)また、図10は、本
発明を適用してなる水処理装置の第4の実施形態におけ
るターゲットプレート7dをノズル側からみた図であ
る。図11は、図10のXI−XI矢視断面図である。本実
施形態によれば、ターゲットプレート7dのノズルと対
向する面から突出して、ターゲットプレート7dの外周
縁と同心円をなす環状に延在し、かつ矩形断面の突条3
7が形成されている。これによれば、ジェット23は環
状の突条37の略中心に衝突し、衝突噴流を経てターゲ
ットプレート7dの表面にそって放射状に進行する壁面
噴流へと向きを変えられる。そして、このような壁面噴
流が突条37に衝突するときに、突条37の周囲に渦が
形成され、渦の負圧および圧力変動によってキャビテー
ションが発生する。また、周囲水中にトラップされてい
る気泡核が渦に巻き込まれるので、これらがキャビテー
ション核となってキャビテーションの発生が助長され
る。
【0028】第4の実施形態によっても、上述した第3
の実施形態の効果と同様な効果を得ることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、キャビテーションの発
生を一層強化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用してなる水処理装置の第1の実施
形態の構成図である。
【図2】図1の水処理装置のターゲットプレートの正面
図である。
【図3】図2のIII−III矢視図である。
【図4】図2のターゲットプレート上における渦および
キャビテーションの発生を示す模式図であって、ターゲ
ットプレートをノズル側からみた図である。
【図5】図4のV−V矢視断面図である。
【図6】本発明を適用してなる水処理装置の第2の実施
形態のターゲットプレートをノズル側からみた図であ
る。
【図7】図6のVII−VII矢視図である。
【図8】本発明を適用してなる水処理装置の第3の実施
形態のターゲットプレートをノズル側からみた図であ
る。
【図9】図6のIX−IX矢視断面図である。
【図10】本発明を適用してなる水処理装置の第4の実
施形態のターゲットプレートをノズル側からみた図であ
る。
【図11】図6のXI−XI矢視断面図である。
【符号の説明】
1 水処理装置 3 リアクタ 5 ノズル 7 ターゲットプレート 9 ステー 11 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 一紀 広島県呉市宝町3番36号 バブコック日立 株式会社呉研究所内 Fターム(参考) 4D037 AA05 AA11 AB03 AB14 BA26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器状のリアクタと、前記リアクタ内に
    挿入されたノズルと、前記ノズルに処理対象である水を
    供給する被処理水供給手段と、前記リアクタ内に前記ノ
    ズルと対向して形成された邪魔板とを有してなり、前記
    邪魔板の前記ノズルとの対向面に凸部または凹部が形成
    されなる水処理装置。
  2. 【請求項2】 前記凸部は、前記邪魔板から突出して形
    成された柱状の突起であることを特徴とする請求項1に
    記載の水処理装置。
  3. 【請求項3】 前記凸部は、前記ノズルの軸芯と前記邪
    魔板との交点を中心とする環状の突条であることを特徴
    とする請求項1に記載の水処理装置。
  4. 【請求項4】 前記凹部は、前記ノズルの軸芯と前記邪
    魔板との交点を中心とする環状の溝であることを特徴と
    する請求項1に記載の水処理装置。
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