JP2002000952A - 遊戯器具 - Google Patents

遊戯器具

Info

Publication number
JP2002000952A
JP2002000952A JP2000185088A JP2000185088A JP2002000952A JP 2002000952 A JP2002000952 A JP 2002000952A JP 2000185088 A JP2000185088 A JP 2000185088A JP 2000185088 A JP2000185088 A JP 2000185088A JP 2002000952 A JP2002000952 A JP 2002000952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat medium
hollow portion
hollow
heat
cold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000185088A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Arikawa
光浩 有川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000185088A priority Critical patent/JP2002000952A/ja
Publication of JP2002000952A publication Critical patent/JP2002000952A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲(外部)の気温(暑さ・寒さ)に影響を
受けることなく、子供や幼児が、常に、快適に遊ぶこと
ができる遊戯器具を提供することを目的とする。 【解決手段】 中空部1を有し、該中空部1に熱媒体を
流すものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊戯器具に係り、
特に、公園や幼稚園や保育園等の外部に設置される子供
用の遊戯器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、公園や幼稚園や保育園等に設
置されて、子供や幼児が使用する(例えば、すべり台、
ジャングルジム、ぶら下がり器等の)遊戯器具は、金属
板や金属棒等を組み合わせて溶接により作製されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
遊戯器具は、金属製であり、周囲(外部)の気温に(熱
伝導による)影響を受けやすく、夏は暑くなり、また、
冬は冷たくなり、子供や幼児が使いたがらず、しかも、
暑いときや寒いときには、子供や幼児は、進んで遊びた
がらないという問題がある。
【0004】そこで、本発明は、周囲(外部)の気温
(暑さ・寒さ)に影響を受けることなく、子供や幼児
が、常に、快適に遊ぶことができる遊戯器具を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る遊戯器具は、中空部を有し、該中空
部に熱媒体を流すものである。また、中空部を、人体と
接触する部位に設けたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
【0007】図1の簡略正面図は、本発明に係る遊戯器
具の実施の一形態を示し、本遊戯器具は、中空部1を有
し、該中空部1に熱媒体を流すことを特徴としている。
なお、本遊戯器具は、特に、公園や幼稚園や保育園等に
設置されて、子供や幼児が使用する器具であり、図1に
おいては、すべり台となる。
【0008】具体的に述べると、すべり台のすべり部2
及び平坦部3及び階段部4に、夫々、中空部1…を設
け、各中空部1…を連設し、すべり部2の中空部1(の
端部)に熱媒体供給管5を連設し、階段部4の中空部1
(の端部)に熱媒体排出管6を連設する。
【0009】そして、熱媒体は、矢印で示すように、す
べり部2の中空部1、平坦部3の中空部1、階段部4の
中空部1を、順次、流動可能となる。なお、熱媒体は、
(水などの)液体であり、熱媒体供給管5の上流側に取
り付けられている(給湯器・冷水器などの)温度調節器
7により、所望の温度に設定される。そして、熱媒体
は、熱媒体供給管5から各中空部1…へ送水されて、熱
媒体排出管6から支障のない場所へ排水される。
【0010】詳説すると、すべり部2の側面断面図を図
2に示し、(凹形状の)すべり部2の中空部1に熱媒体
Bが充填されている。この場合、熱媒体Bは、外部(外
気)よりも高い温度を有する(熱水などの)液体である
ため、(波形の矢印で示すように)外部へ熱を放出す
る。従って、すべり部2の溝部位をすべる(子供など
の)被験者H(図1参照)には、すべり部2が温かく感
じられ、冬などの寒いときでも、快適に使用することが
できる。
【0011】また、階段部4の正面断面図を図3に示
し、階段部4の中空部1には外部(外気)よりも高い温
度を有する熱媒体Bが充填されているため、階段部4を
上り下りする(子供などの)被験者H(図1参照)に
は、階段部4が温かく感じられ、冬などの寒いときで
も、快適に使用することができる。なお、平坦部3に於
ては、その詳細図は省略するが、すべり部2及び階段部
4と同様の構成・作用・効果を有する。
【0012】一方、夏などの暑いときには、熱媒体Bを
外部(外気)よりも低い温度を有する(冷水などの)液
体に設定し、熱媒体Bに外部の熱を吸収させることで、
(子供などの)被験者H(図1参照)には、すべり部2
及び平坦部3及び階段部4が冷たく感じられ、すべり台
を快適に使用することができる。
【0013】さらに、(図1に示す)手摺り部8に、中
空部1を設け、その中空部1に熱媒体Bを流すことで、
一層快適なすべり台を提供することができる。
【0014】このように、中空部1に熱媒体Bを流すこ
とで、周囲(外部)の気温(暑さ・寒さ)に影響を受け
ることなく、子供や幼児などの被験者Hが、常に、快適
に遊ぶことができるすべり台を提供することができる。
また、中空部1を、人体と接触する部位に設けたこと
で、無駄がなく、効率良く、子供や幼児などの被験者H
に心地よさを感じさせることができると共に、すべり台
の製造及び運転のコストを削減できる。
【0015】また、中空部1を有する(すべり部2・平
坦部3・階段部4などの)部位は、被験者Hが直接触れ
て遊ぶ器具の役目と、熱媒体Bを流して熱を伝達する配
管の役目と、を兼用しているため、スペースを有効に活
用したものとなり、かつ、被験者Hに直接に熱を伝達で
き、被験者Hに確実に心地よさを提供できる。特に、外
部に設置される遊戯器具に好適となる。
【0016】なお、中空部1を有する(すべり部2・平
坦部3・階段部4などの)部位は、熱伝導率の高い金属
製が好ましく、一層、無駄のない効率の良いものとな
る。
【0017】また、熱媒体Bは、液体に限定されず、
(熱風・冷風などの)気体でもよく、(液体と違って)
凍結により中空部1が破損(破裂)することがないた
め、厳寒地に好適なものとなる。この場合、温風器等の
送風機を用い、風量不足の場合は階段部4の下にも設置
するとよい。
【0018】さらに、各中空部1…を、各部位毎に独立
させて、各中空部1…に、熱媒体供給管5を連設しても
よく、所望の部位にのみ、確実に熱媒体Bを送り込むこ
とができ、一層効率の良い、快適なものとなる。
【0019】また、(図1に示す)熱媒体排出管6を熱
媒体供給管5に連設して、熱媒体Bを循環させるように
するのが好ましく、効率がよくなり、コストダウンが図
れる。また、熱媒体Bを中空部1内に停留させるように
してもよく、さらに、熱媒体Bを中空部1に充填せずに
必要量だけ流入してもよく、コストを低減させることが
できる。
【0020】また、温度センサーやタイマー等を用いて
熱媒体供給管5からの熱媒体Bの供給を自動制御しても
よく、手間が掛からないものとなる。
【0021】次に、図4に本発明の別の実施の形態を示
し、図1と比較すると明らかな如く次の構成が相違す
る。なお、同一符号は同様の構成であるので、説明を省
略する。
【0022】即ち、本遊戯器具は、ぶら下がり器とな
り、中空部1を有する金属棒を複数本組み合わせて(溶
着などにより)作製されている。そして、その金属棒の
所定位置に、熱媒体供給管5と熱媒体排出管6が連設さ
れ、熱媒体は、矢印で示すように、熱媒体供給管5から
各中空部1…へ送水されて、熱媒体排出管6から支障の
ない場所へ排水される。
【0023】要するに、中空部1を有する金属棒は、被
験者Hが直接触れて遊ぶ器具の役目と、熱媒体Bを流し
て熱を伝達する配管の役目と、を兼用している。
【0024】従って、ぶら下がり器の金属棒を把持する
(子供などの)被験者Hにとって、夏などの暑いときに
は冷たく感じられ、また、冬などの寒いときには温かく
感じられ、外部の気温に関係なく一年を通して、快適に
使用することができるものとなる。
【0025】次に、図5に本発明の他の実施の形態を示
し、図1と比較すると明らかな如く次の構成が相違す
る。なお、同一符号は同様の構成であるので、説明を省
略する。
【0026】即ち、本遊戯器具は、ジャングルジムとな
り、中空部1を有する金属棒を複数本格子状に組み合わ
せて(溶着などにより)作製されている。そして、その
金属棒の所定位置に、熱媒体供給管5と熱媒体排出管6
が連設され、熱媒体は、矢印で示すように、送風機9に
より熱媒体供給管5から各中空部1…へ送風されて、熱
媒体排出管6から支障のない場所へ排気される。
【0027】要するに、中空部1を有する金属棒は、被
験者Hが直接触れて遊ぶ器具の役目と、熱媒体Bを流し
て熱を伝達する配管の役目と、を兼用している。
【0028】従って、ジャングルジムの金属棒を把持す
る(子供などの)被験者Hにとって、夏などの暑いとき
には冷たく感じられ、また、冬などの寒いときには温か
く感じられ、外部の気温に関係なく一年を通して、快適
に使用することができるものとなる。
【0029】さらに、ジャングルジムは、図6に示すよ
うに、横の金属棒と縦の金属棒の中空部を相互に継ぎ合
わせず、一筆書き状に金属棒を連設する構造とするのが
良く、熱媒体が矢印で示すように(一筆書き状に)流れ
易くなる。なお、図6において、分かりやすくするた
め、金属棒の一部のみを、単線にて示す。
【0030】即ち、図7に示すように、略L字型やU字
型やストレート型の(中空部1を有する)金属棒11を、
ニップルなどの連結具(管継手)12にて、一連状に連設
して、ジャングルジムを形成する。従って、熱媒体が、
熱媒体供給管5から熱媒体排出管6まで、分流や合流を
せずに一筋状に流れ、確実に全体にわたって、効率よく
熱の伝達が行なわれる。
【0031】また、図8に示すように、横(水平)の金
属棒11の曲がり部が、縦(鉛直)の金属棒11の外側を迂
回するように配設されることで、曲がり部の曲率半径を
大きく設定でき、曲がり部の中空部を塞ぐ虞れがなく、
しかも、曲がり部を、被験者の足掛け部分とすることが
できる。なお、この図8に於て、溶接等で外面相互を連
結するのが良い。
【0032】なお、本発明は、上述の実施の形態に限定
されず、鉄棒、登り棒、ブランコ、シーソーなどの遊戯
器具にも利用可能である。また、雨風を避ける為のテン
トなどを設置(併用)して、一層快適に使用できるよう
にしてもよく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変
更可能である。
【0033】
【発明の効果】(請求項1によれば、)中空部1に熱媒
体Bを流すことで、周囲(外部)の気温(暑さ・寒さ)
に影響を受けることなく、子供や幼児などが、常に、快
適に遊ぶことができる。このように、子供の遊ぶ気持ち
を推進させることができ、体力の向上に努めることがで
きる。また、他の種類の熱媒体Bに容易に入れ換えるこ
とができて(例えば、夏と冬に使用できて)適用範囲の
広いものとなる。
【0034】(請求項2によれば、)中空部1を、人体
と接触する部位に設けたことで、直接に、熱を感じさせ
ることができ、無駄がなく、効率良く、確実に、子供や
幼児などに心地よさを感じさせることができると共に、
本遊戯器具の製造及び運転コストを削減できる。
【0035】また、中空部1が設けられた部位は、子供
が直接触れて遊ぶ器具の役目と、熱媒体Bを流して熱を
伝達する配管の役目と、を兼用することができるため、
スペースを有効に活用したものとなり、かつ、子供に一
層確実に心地よさを提供できる。特に、外部に設置され
る遊戯器具に好適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す簡略正面図であ
る。
【図2】要部側面断面図である。
【図3】要部正面断面図である。
【図4】本発明の別の実施の形態を示す簡略図である。
【図5】本発明の他の実施の形態を示す簡略図である。
【図6】本発明のさらに他の実施の形態を示す簡略図で
ある。
【図7】組立説明図である。
【図8】要部拡大図である。
【符号の説明】
1 中空部 B 熱媒体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空部1を有し、該中空部1に熱媒体B
    を流すことを特徴とする遊戯器具。
  2. 【請求項2】 中空部1を、人体と接触する部位に設け
    た請求項1記載の遊戯器具。
JP2000185088A 2000-06-20 2000-06-20 遊戯器具 Pending JP2002000952A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000185088A JP2002000952A (ja) 2000-06-20 2000-06-20 遊戯器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000185088A JP2002000952A (ja) 2000-06-20 2000-06-20 遊戯器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002000952A true JP2002000952A (ja) 2002-01-08

Family

ID=18685452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000185088A Pending JP2002000952A (ja) 2000-06-20 2000-06-20 遊戯器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002000952A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013069220A1 (ja) * 2011-11-11 2013-05-16 ビーエルデーオリエンタル株式会社 遊戯装置
KR101720198B1 (ko) * 2016-07-05 2017-03-27 주식회사 큐 온도조절 놀이터
CN110665236A (zh) * 2019-10-12 2020-01-10 河南亚商嗨练体育科技发展有限公司 一种促进儿童健身用室外趣味滑梯
KR102244160B1 (ko) * 2020-10-26 2021-04-23 전현수 인공지능을 활용한 온도제어기능을 갖는 미끄럼틀

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013069220A1 (ja) * 2011-11-11 2013-05-16 ビーエルデーオリエンタル株式会社 遊戯装置
US9220992B2 (en) 2011-11-11 2015-12-29 Bld Oriental, Co., Ltd. Game device
KR101720198B1 (ko) * 2016-07-05 2017-03-27 주식회사 큐 온도조절 놀이터
CN110665236A (zh) * 2019-10-12 2020-01-10 河南亚商嗨练体育科技发展有限公司 一种促进儿童健身用室外趣味滑梯
CN110665236B (zh) * 2019-10-12 2021-04-20 河南亚商嗨练体育科技发展有限公司 一种促进儿童健身用室外趣味滑梯
KR102244160B1 (ko) * 2020-10-26 2021-04-23 전현수 인공지능을 활용한 온도제어기능을 갖는 미끄럼틀

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002000952A (ja) 遊戯器具
US20070056294A1 (en) Hot-cold cushion
CN2912379Y (zh) 暖气床
CN111067729A (zh) 一种多功能儿科床及其使用方法
CN201790677U (zh) 儿童超声波水疗浴缸
JP2004267594A (ja) 遊戯器具構造
CN110037486A (zh) 一种节能暖气供热床
CN203432007U (zh) 一种空气能冷暖气装置
CN209422432U (zh) 一种多功能可拆卸沙池
JP3858240B2 (ja) 浴槽の快適化方法と装置
CN212765860U (zh) 一种车载降温通风座垫
CN211533480U (zh) 一种通风电竞椅
CN211985197U (zh) 一种儿童用流动水洗护浴缸
CN107853926A (zh) 一种带护桥的净化型婴儿床
CN219088796U (zh) 一种用于半导体冷暖床垫的散热机构
CN202287175U (zh) 一种新型椅子
CN209610540U (zh) 一种冬季床上节能环保保温罩
CN102444930A (zh) 节能浴霸
CN101297728A (zh) 能保温散热的充气睡袋
KR890008798Y1 (ko) 송풍되는 의자 등받이 방석
JPH0378539U (ja)
CN107296678A (zh) 一种脚部取暖装置
CN2331227Y (zh) 通风式气垫
JP3080045U (ja) 冷・熱両用の恒温マットレス装置
CN208025636U (zh) 一种房间内空气循环净化系统

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040615