JP2002000637A - 耳栓の製造方法とそれを利用した補聴器 - Google Patents

耳栓の製造方法とそれを利用した補聴器

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JP2002000637A
JP2002000637A JP2000191908A JP2000191908A JP2002000637A JP 2002000637 A JP2002000637 A JP 2002000637A JP 2000191908 A JP2000191908 A JP 2000191908A JP 2000191908 A JP2000191908 A JP 2000191908A JP 2002000637 A JP2002000637 A JP 2002000637A
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Hidemasa Nakajo
英正 中條
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耳型の不良品の発生を防ぎ、出力、利得等の
性能を向上させ、装用時の緩みを抑制できる耳栓の製造
方法とそれを利用した補聴器を提供する。 【解決手段】 予め外皮部1を外耳道9に深く挿入した
うえで、外皮部1に採型剤3を注入し、その注入圧で外
皮部1の容積を拡張させ、外皮部1を外耳道9の骨部に
密着させる。このあと、採型剤3が凝固することで、採
型剤3と外皮部1が一体化し、これを補聴器用の耳栓2
として採取する。採取した耳栓2には中空部を形成し、
中空部に補聴器5の機能部品4を組み込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、補聴器用耳栓の製
造方法と補聴器に関し、特に外耳道内において採型剤の
注入凝固により、耳型を直接採取する耳栓の製造方法と
それを利用した補聴器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、補聴器用の耳栓を製造する方法と
しては、耳型採取法が広く知られている。この製造方法
では鼓膜を保護するために、予め外耳道の奥部にストッ
パー、たとえば綿球、スポンジ等を挿入装着したのち、
外耳道に採型剤を直接注入し凝固させることで耳型(原
型)を採取し、この型を写し取って耳栓を製造してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この製
造方法では、外耳道の奥部にストッパーを装着させるこ
とが難しく、ストッパーの装着作業にかなりの熟練を要
している。特に、外耳道及びストッパーの大きさや挿入
位置は、被採取者それぞれに大きな個人差があることか
ら、採取者に細心の注意と勘が要求されている。
【0004】もし、ストッパーを外耳道の奥部に詰め過
ぎたは、衛生上好ましくないばかりか、ストッパーの取
り出しが大変面倒になる。また、ストッパーが外耳道に
ピッタリと装着されないときは、採型剤がストッパーと
外耳道の間のすき間からはみ出て、耳型の形態が崩れた
り垂れ下がったりする。場合によっては、耳型に大きな
欠落、凹凸、亀裂等の不具合を生ずることがある。
【0005】耳栓の型取りでは前提条件として、採取者
及び被採取者ともに安全快適に型取りされることが最重
要になっている。この前提条件を配慮すると、採取者と
しては、実際にはストッパーを外耳道奥部の所定位置よ
りも若干手前側に装着せざるを得ない。その結果、外耳
道に対して奥行きの短い型しか採取できず、これを補聴
器用耳栓として使用したときは、補聴器の性能を十分満
足に発揮させることが困難になる。すなわち、奥行きの
短い型の耳栓は音漏れ、ピー音等のハウリングが起きや
すく、出力、利得等の性能及び操作性の面で大きな制限
を受けるという問題があった。
【0006】さらに従来方法では、耳栓の型取りは外耳
道の軟骨部で行っているが、この軟骨部には耳毛が生え
ているうえに、皮脂腺や耳垢腺もあることから、耳栓が
滑りやすい場所になっている。しかも、装用者(被採取
者)が会話や食事のときにあごを動かすと、外耳道の軟
骨部も同時に動いてしまう。したがって、外耳道の軟骨
部に耳栓を挿入することは、耳栓の滑りと軟骨部の動き
が重なり、耳栓に共振作用が起こしやすいことから、装
用時に耳栓が自然と緩んで離脱しやすいという問題もあ
った。本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、その
目的は、耳型の不良品の発生を防止し、出力、利得等の
性能を向上させ、装用時の緩みを抑制することができる
耳栓の製造方法とその補聴器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による耳栓の製造方法は、伸張性をもつ有底
筒状の外皮部を外耳道に挿入したのち、該外皮部に採型
剤を注入凝固することにより、前記外皮部を前記外耳道
と密着するように拡張させ、前記採型剤と前記外皮部と
を一体化させることを特徴とする。
【0008】また、本発明に係る補聴器は、外耳道に挿
入した有底筒状の外皮部に採型剤を注入凝固して耳栓を
形成し、該耳栓にマイクロホン等の補聴器用部品を組み
込んだことを特徴とする。
【0009】本発明において、外皮部は主に軟質の樹脂
を素材とし、任意の厚みと伸張性をもつものである。外
皮部の形状は細長の袋状をなす有底筒形とし、外皮部を
挿入する際は、外皮部の有底部分を先にして外耳道奥部
に挿入する。挿入後、外皮部への採型剤の注入により、
外皮部が膨張拡張して外耳道の骨部に押圧密着する。こ
の場合、耳介、外耳道の軟骨部及び骨部との接触面に応
じて、外皮部の形状が自由に追従変化して密接する。
【0010】耳型材料となる採型剤としては、シリコン
系またはアクリル系の樹脂材料を使用でき、採型剤に凝
固剤を素早く練り合わせて注入器に入れる。そして、外
皮部の奥部から順次注入し、その際、耳介の凹凸の形も
採れるようにする。
【0011】本発明の製造方法では、予め外皮部を外耳
道に挿入し、外皮部の有底部分が骨部外耳道の奥部深く
に位置するように装着する。次いで、外皮部に採型剤を
ゆっくり注入し、その注入圧により外皮部を有底部分か
ら膨張拡張させ、外皮部の外面を骨部外耳道に密着させ
る。この後、暫くすると採型剤が凝固するので、これに
より採型剤と外皮部が一体化し、これをそのまま補聴器
用の耳栓として採取する。採取した耳栓には中空部を形
成し、この中空部に補聴器の機能部品、例えばマイク、
アンプ、信号処理器、メモリ、レシーバを組み込む。こ
の場合、補聴器の全部品を組み込んでもよいし、一部の
部品のみを適宜組み込んでもよい。尚、本発明は耳穴式
補聴器と耳掛け式補聴器のいずれにも適用し得る。
【0012】本発明では、予め外皮部を外耳道に挿入し
て採型剤を注入するので、外耳道の奥部にストッパーを
詰める必要がなく、衛生面でも好ましくなる。また、外
皮部が拡張して外耳道にピッタリと密着するため、採型
剤が外耳道の形そのままに型取られ、耳型の形態が崩れ
たり欠落、凹凸、亀裂等の発生が防止される。
【0013】外皮部を外耳道に挿入して採型すると、外
耳道に対して奥行きの長い型を採取できる。したがっ
て、耳栓の奥行きを一定値以上に長くでき、このこと
は、耳栓の先端面を鼓膜に対し直角に設定できることを
意味し、音の聞こえをさらに向上させることができる。
併せて、奥行きの長い型の耳栓はハウリングが起き難
く、補聴器の出力及び利得が改善され、さらに音漏れが
抑制されることと相まって、補聴器の性能が良好にな
る。つまり、この耳型を使用すれば、高度難聴者、外耳
道変形者、成長期の子供なども、音漏れが効果的に抑制
される。
【0014】さらに、本発明の耳栓の型取りは外耳道骨
部で行なわれる。そのため、耳栓が滑りにくく、たとえ
装用者があごを頻繁に動かしても、外耳道骨部に耳栓が
しっかり固定保持される。したがって、常に耳栓を耳穴
にきちんと装着できるとともに、耳栓の落下を防いで耳
栓の装着保持が安定化する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に示す実施例により説明する。図1は本発明に係る補
聴器を示す断面図、図2は本発明に係る外皮部を示す見
取り図、図3は図2の外皮部を示す断面図、図4は本発
明に係る外皮部の他の形態例を示す見取り図、図5は図
4の外皮部を示す断面図、図6は図5の外皮部を外耳道
に挿入した状態を示す断面図、図7は図6の外皮部に採
型剤を注入凝固させた状態を示す断面図である。
【0016】
【実施例】図1において、1は細長の有底筒状の外皮部
で、外皮部1の開口部12側は開口端にいくほどテーパ
ー状に拡径している。外皮部1は皮膚に馴染みやすい伸
縮性の素材、たとえばシリコン等の軟質樹脂から作製さ
れている。個人差のある外耳道の形状に変形自在に対応
するため、外皮部1の各部は全体としては適当な厚さと
弾発的な伸張性を有している。つまり、外皮部1の底部
13側は、所要の硬さとするために適度な厚みをもたせ
ているが、それ以外の外皮部1の中間部から開口部12
にかけては、柔軟性ないし追従変形性を与えるためにや
や薄く形成している。外皮部1の有底部分の外周面に
は、図2及び図3に示すように、右回転方向に螺旋を描
くように凸条6が形成されている。凸条6は外皮部1を
右方向に回転させることで、いわばネジ山と同じように
回転移動を円滑にするものである。
【0017】外皮部1内には、中空状の補聴器用耳栓2
が一体的に装填されている。耳栓2は外耳道の形状に見
合うように、外耳道に挿入した状態の外皮部1に、シリ
コン等の採型剤3を注入凝固して成型されたものであ
る。この耳栓2の中空部には、補聴器5の部品4全てま
たは部品4の一部のみ、たとえばレシーバ、アンプ、マ
イク等が必要に応じて組み込まれている。
【0018】次に、この補聴器5の製造方法を詳しく説
明する。耳栓2の型取りに際しては、図6に示すよう
に、予め外皮部1を被採取者の外耳道9に深く挿入す
る。この挿入の時、外皮部1を右方向に回しながら挿入
すれば、凸条6がネジ山の働きをするので、外皮部1が
外耳道9の奥の方に少しずつ移動する。そして、外皮部
1の先端部分が外耳道骨部の所定位置に達した地点で、
外皮部1の挿入移動を停止する。尚、本実施例では、先
端外周に凸条6を形成した外皮部1を主に使用するが、
図4及び図5に示すように、中間部内面に螺旋状の凹溝
7を形成した外皮部8を使用しても差し支えない。
【0019】次に、図7に示すように、外皮部1を外耳
道9の骨部に挿入させた状態で、注入器を用いて外皮部
1に採型剤3を奥の方から壁をなぞるように、徐々に引
き出しながら注入する。このようにして採型剤3の注入
量を次第に増加させていくと、採型剤3の注入圧が所定
値まで上昇する。この注入圧により、外皮部1全体の内
容積が膨張拡張し、外皮部1の外面が外耳道9の骨部の
上下内面(密着部)10にジャストフィットして接触す
る。このあと所定時間保持すると採型剤3が凝固し、採
型剤3と外皮部1が一体化する。一体化して得られた耳
型は、補聴器用の耳栓2としてそのまま採取して使用で
きる。
【0020】採取後、耳栓2の内部に中空部を形成し、
この中空部の中に補聴器5の機能部品4を組み込む。こ
の場合、マイクロホン、誘導コイル、スイッチ、増幅
器、レシーバ、各種調整器等の機能部品4をすべて内蔵
させてもよいが、機能部品4のうち最小限必要なものの
みを内蔵させ、残りを別体として耳掛け式に装着させて
もよい。
【0021】この製造方法では、採型の終了が耳栓の完
成を意味し、補聴器用の耳栓として即使用でき、しか
も、型自体を写しかえる必要もなく短時間に精密に製造
できる。同時に、細心の注意を必要とした従来のストッ
パー挿入工程が不要になる。また、外皮部1の中に採型
剤3を注入するため、外耳道9の皮膚に採型剤3が直接
接触することがない。したがって、被採取者になんらの
違和感を与えずに、採取者の方も安心して型取りに専念
できる。つまり、これから採型耳栓を必要とする被採取
者の不安感を払拭することは、補聴器5を装用する前に
おいて、心理面で大切な第一段階となるために、補聴器
5を装用にあたって安心感を高めて非常に好都合とな
る。
【0022】上記の方法で製造された補聴器5の耳栓2
は、外耳道9奥部の鼓膜11に先端部が近接するような
長い寸法の耳型となる。また、外皮部1の先端外周に凸
条6が形成されていることにより、外耳道9への外皮部
1の挿入離脱を容易かつ円滑に行うことができる。つま
り、耳栓2自体の奥行きサイズが長くなっていることと
相まって、挿入時には外皮部1をネジ回し方式にゆっく
り挿入でき、逆に離脱時には反対方向に回しながらゆっ
くり離脱させることができる。加えて、外皮部1に凸条
6を形成したことで、外皮部1と皮膚との接触面積を広
げて相互の密着性及び気密性が増し、ウィンドノイズ等
が少なくなり信号対雑音比(S/N比)が著しく改善さ
れる。
【0023】さらに、耳栓2の先端が外耳道9の奥部ま
で長くなっていること、及び外皮部1に凸条6が形成さ
れていることとの相乗的な機能効果により、外耳道9の
皮膚面に対し外皮部1に強い止め力(固定力)が作用し
て滑りにくくなる。したがって、例えば外耳道軟骨に耳
毛の多い人が会話や食事で口を大きく動かしたとして
も、耳栓2が緩むようなことがなく、音漏れ等の不具合
も未然に防止される。しかも、放湿のための通風性にも
ゆとりができるので、耳穴内における脂、垢、湿度など
による補聴器5の劣化防止に大きく寄与し、製品の使用
寿命及び使用信頼性を大幅に向上させることができる。
【0024】このように本補聴器5では、耳型採取に当
たり採取者と被採取者の双方に安全安心の信頼関係と精
神的受益効果をもたらす。のみならず、外耳道9への耳
栓2の挿入離脱を容易にし、皮膚と耳栓2を傷めずに快
適に使用できる。また、ストッパーの挿入工程等が不要
になり、耳型採取と同時に耳栓2が即座に成型されるこ
とから、大幅な製造期間の短縮化とコスト削減効果が期
待される。
【0025】本発明はこの実施例に限定されない。上記
実施例では、外皮部を樹脂材により形成したが、適度な
伸張性をもつ素材であれば、ゴム等の他の複合材料によ
り形成した外皮部を使用することも考えられる。また、
外皮部と採型剤との固着力を高めるために、外皮部の内
面に滑止め凹凸模様を形成することがある。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、有底筒状
の外皮部を外耳道に挿入し、採型剤の注入圧により外皮
部を拡張して外耳道に密着させて型取るようにしたこと
により、採取者及び被採取者が安全快適に型取りを行う
ことができ、耳型に欠落、凹凸、亀裂等の不具合を生ず
るおそれがなくなる。併せて、外耳道に対して奥行きの
長い型を採取でき、もって、ハウリングが起きにくく出
力音圧レベル及び利得が改善され、補聴器の性能が著し
く向上するという優れた効果がある。また、耳栓の型取
りは外耳道骨部で行なわれるので、会話等で装用者があ
ごを強く動かしても、耳栓をしっかり固定保持して、耳
栓の落下を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る補聴器を示す断面図である。
【図2】本発明に係る外皮部を示す見取り図である。
【図3】図1の外皮部を示す断面図である。
【図4】本発明に係る外皮部の他の形態例を示す見取り
図である。
【図5】図3の外皮部を示す断面図である。
【図6】図1の外皮部を外耳道に挿入した状態を示す断
面図である。
【図7】図5の外皮部に採型剤を注入凝固させた状態を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 外皮部 2 耳栓(耳型) 3 採型剤 4 部品 5 補聴器 6 凸条 7 凹溝 8 外皮部 9 外耳道 10 上下内面(密着) 11 鼓膜 12 開口部 13 底部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸張性をもつ有底筒状の外皮部を外耳道
    に挿入したのち、該外皮部に採型剤を注入凝固すること
    により、前記外皮部を前記外耳道と密着するように拡張
    させて、前記採型剤と前記外皮部とを一体化させること
    を特徴とする耳栓の製造方法。
  2. 【請求項2】 外耳道に挿入した有底筒状の外皮部に採
    型剤を注入凝固して耳栓を形成し、該耳栓にマイクロホ
    ン等の補聴器用部品を組み込んだことを特徴とする補聴
    器。
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Cited By (5)

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