JP2002000346A - 塗布具付き容器 - Google Patents
塗布具付き容器Info
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Abstract
を確実に付着させた状態で均一に塗布して、輝きのある
メークを施すことができる塗布具付き容器を提供する。 【解決手段】 塗布具付き容器10は、ラメ材入りマス
カラを容器本体12に収容する。容器本体10の開口部
12aの内側には、円状の開口が形成された開口部16
aを有し変形の少ないしごき16が固着される。塗布具
14は、円柱状の軸部20と断面形状が滴下するしずく
状の櫛部22を含む。ラメ材入りマスカラが付着した塗
布具14を容器本体12から引き抜くとき、しごき16
によって、軸部20のはラメ材入りマスカラが略完全に
擦り取られ、櫛部22の基部24の背部および櫛歯部2
6a〜26nの頂部に付着したラメ材入りマスカラは櫛
部22の両側面部に回りこんで付着する。
Description
を有する塗布具付き容器に関し、特に、ラメ材入りマス
カラを睫毛に塗布するための塗布具付き容器に関する。
イメークアップ用の化粧料が収容される容器は、化粧料
を収容する容器本体とその容器本体を密閉する蓋体とで
構成される。また、この蓋体には容器本体に収容された
化粧料を取り出しこれを睫毛や眉等に塗布するための塗
布具が設けられている(以下、このような容器を塗布具
付き容器という。)。
に付着する余剰の化粧料を払拭し、適正量とするため
に、容器本体の開口部に払拭部が設けられている。そし
て、容器本体から塗布具を取り出す際に、塗布具が払拭
部に擦りつけられることによって塗布具に付着した余剰
の化粧料が払拭され、使用する化粧料が適正な量に調整
される。
場合、このような塗布具付き容器として、従来、図5に
示すタイプや図6に示すタイプのものが用いられる。
2は、蓋体を兼用する柄部3と、軸部4と、軸部4に延
出し軸部4より細径の芯線5aに樹脂製の短繊維5bが
植毛されたブラシ状の塗布部5とで構成される。この場
合、各短繊維5bの先端部を包摂する外周面の径d1は
軸部4の径d2よりも大きく形成されている。一方、容
器本体6は、樹脂製の有底円筒状であり、容器本体6の
開口部には容器底部に向けて収縮して突設された略円錐
状の軟質ゴム製のしごき(払拭部)7が設けられ、しご
きの先端部は塗布具2の軸部4の径よりわずかに小さい
径の開口部7aが形成され、この開口部7aは外力に応
じて拡縮可能とされている。この場合、より拡縮自在と
するために、開口部7aに容器底部に向けてスリットが
形成されたものもある。
してマスカラの入った容器本体6に塗布部5および軸部
4が収容されている。そして、マスカラが塗布部5およ
び軸部4の外周全面に付着した塗布具2を容器本体6か
ら引き出す際に、まず、軸部4の外周がしごき7の開口
部7aに擦りつけられて軸部4に付着した余剰のマスカ
ラが擦り落され、軸部4の外周には殆どマスカラの付着
がない状態とされる。さらに、塗布部5がしごき7の位
置に至ると、塗布部5の外形形状に倣って変形したしご
き7の開口部7aに塗布部5の外周が擦りつけられて塗
布部5の外周に付着した余剰のマスカラが擦り落され、
塗布部5の短繊維5b間の隙間や短繊維5bの表面に所
定量のマスカラが保持される。
図5の塗布具付き容器1aと異なる点は、塗布具2の塗
布部5が図5のブラシ状の形状に代えて基部5cに多数
の櫛歯5dが立設された櫛状に形成されていることであ
る。なお、この場合、櫛状の塗布部5で睫毛を梳き易い
ように塗布部5は軸部4の端部において図6中上方に折
れ曲がった状態に取り付けられている。
も上記図5の塗布具付き容器1aの場合と同様に作用
し、しごき7が塗布具2の形状に倣って自在に変形する
ために、塗布部5の主として側面に付着した余剰のマス
カラが擦り落され、櫛歯5d間の隙間に所定量のマスカ
ラが保持される。
れるマスカラには、固形状と液状のものとがあるが前者
の固形状のものについては最近は殆ど使用されておら
ず、後者の液状のものが多く使用されている。液状のマ
スカラには、油系と水系とがあり、使用者の好みに応じ
て使い分けられる。
輝いて見せるために、金属光沢を有するラメ材を含むい
わゆるラメ材入りマスカラが用いられることも多い。
カラを睫毛に塗布する場合、睫毛全体を輝いてみせるた
めには、睫毛にラメ材を確実に付着させた状態でマスカ
ラを均一に塗布する必要がある。
容器1a、1bでは、いずれも必ずしも好適な使用感を
得ることができない。
6の塗布具付き容器1bとを比較すると、前者の塗布具
付き容器1aの場合、塗布具2へのマスカラの付着量は
比較的充分な量確保され、睫毛に充分な量マスカラを塗
布することができるものの、睫毛を梳いた際にうまく梳
いてさばくことができず、マスカラが睫毛を固めたり玉
になってついたりする不具合が起こり得る。また、この
とき、梳いてさばく動作を必要以上に繰り返すと、付着
したラメ材が剥離するおそれがある。これに対して後者
の塗布具付き容器1bの場合、睫毛を梳いた際にうまく
梳いてさばくことができるものの、塗布具2へのマスカ
ラの付着量が比較的少ないため、睫毛に充分な量塗布す
ることできず、このため、睫毛に対するラメ材の付着量
が少なくなるおそれがある。
のであり、化粧料、特に、ラメ材入りマスカラのラメ材
を確実に付着させた状態で均一に塗布して、輝きのある
メークを施すことができる塗布具付き容器を提供するこ
とを目的とする。
容器は、一端部が閉塞されて有底円筒状に形成され化粧
料を収容するための容器本体と、該容器本体から化粧料
を取り出して塗布するための塗布具と、該容器本体の他
端部である開口部に設けられ該塗布具に付着した化粧料
の一部を擦り落すための払拭部とを有する塗布具付き容
器において、該塗布具は、柄部と、該柄部に延出した断
面形状が円状の軸部と、該軸部に延出した基部および該
基部に多数立設し該軸部の軸線に直角な方向の断面形状
が山形状の櫛歯部を有する櫛部とを含み、該軸部および
該櫛部は同軸に設けられ、該櫛部は該軸線に直角な方向
の断面形状における幅が該軸部の径と同一の部分を含む
とともに、該同一の部分以外の部分の幅が該軸部の径よ
りも小さく形成され、該払拭部は、該軸部および該櫛部
を挿脱可能に摺接する円状の開口が形成された開口部を
有し、該櫛部を挿脱する際に該開口部の原形状が維持さ
れる剛性材料で形成されてなることを特徴とする。
剛性を勘案した上で、実験等により、櫛部を挿脱する際
に開口部の原形状が維持される範囲内で適宜設定するこ
とができる。また、容器本体の形状は円筒状であると好
適であるが、楕円筒状や中空の直方体状であってもよ
い。また、払拭部の開口形状は軸部の断面形状と同じ円
状であると好適であるが、これに限らず、楕円状や矩形
状等の他の形状を排除するものではない。なお、塗布具
は、柄部、軸部および櫛部を一体的に形成したものであ
ってもよく、また、相互に着脱可能に形成したものであ
ってもよい。
す際、まず、軸部が、対応する形状に形成された払拭部
の開口部の開口に擦りつけられることにより軸部の外周
に付着した化粧料が略全量擦り取られて櫛部の側に押し
遣られる。ついで、櫛部が、払拭部の開口に擦りつけら
れることにより軸部から移動してきた化粧料および軸部
の径と同一の寸法の幅を有する櫛部の部分の外側に付着
した化粧料が軸部の径より小さい寸法の幅を有する櫛部
の部分の外側に回り込んで付着し、その状態で櫛部が払
拭部から引き抜かれる。したがって、櫛部には従来の塗
布具の塗布部よりも多くの量の化粧料を付着させること
ができるため、従来よりも多量の化粧料を塗布すること
ができるとともに、このとき、塗布具の塗布部が櫛状に
形成されているため、化粧料を均一に塗布することがで
きる。
基部を下にし前記櫛歯部を上に向けて配置した状態にお
ける前記軸線に直角な方向の該櫛部の断面形状が、滴下
するしずく状に形成されてなると、流線状に形成された
基部の外周が払拭部の開口部と広い範囲で摺接するため
基部に付着した余剰の化粧料を確実に擦り落すことがで
きて、塗布具取り扱い上好ましく、また、櫛歯部が山形
であるため、うまく梳いてさばくことができる。
により形成されてなると、塗布具を傷つけない程度の柔
らかさと塗布具の余剰の化粧料を確実に擦り落すことが
出来る程度の硬さを兼ね備えた材料を容易に選択するこ
とができ、好適である。但し、これに限らず、払拭部は
硬質ゴムや金属等の材料を用いて形成してもよい。
て、前記容器本体に収容される化粧料は、平均粒径が5
〜5000μmのパール材を1〜15%、より好適には
3〜10%含む構成とすると、このパール材を確実に付
着した状態で均一に化粧料を塗布して、輝きのあるメー
クを施すことができる。なお、パール材の配合量の%は
重量%である。
料に配合される原料のうち光沢を有する有色粉粒状ある
いは有色直方体状の原料をいい、天然あるいは合成の顔
料や後述するラメ材を含む概念である。
記化粧料は、マスカラであると、いわゆるラメ材入りマ
スカラを好適に塗布して、輝きのあるアイメークを施す
ことができる。
直方体状原料であり、アクリル系やポリエステル系等の
樹脂フィルムに金属光沢のある色を着色し、これを細か
に裁断したものをいう。
適な実施の形態(以下、本実施の形態例という。)につ
いて、図を参照して、以下に説明する。
化粧料(中味)としてラメ材入りマスカラを容器本体に
収容し、塗布具を用いて睫毛に塗布するためのものであ
る。ラメ材入りマスカラは、例えば、デキストリンやポ
リアクリル酸類等の増粘材を10〜15%程度含む水系
マスカラの処方中に金属光沢を有する、一辺が5〜20
0μm程度の略直方体状のラメ材を好適には3〜10%
程度加えたものである。したがって、この場合、ラメ材
は、平均粒径換算でも約5〜200μm程度である。
破断した側面図に示すように、容器本体12と、塗布具
14とで略構成される。
を用いて、一端部が閉塞して底部とされ、他端部が縮径
されるとともに開口部12aを有する段差のある円筒状
に形成されている(図1(a)参照)。開口部12aの
外周にはねじが切られている。なお、容器本体10の材
料として金属類を用いてもよい。
2の底側に向けて(図1(b)中X1方向に向けて)先
端部が円錐状に縮径された円筒状のしごき(払拭部)1
6が固着されている。しごき16は、例えば、軟質ポリ
エチレン樹脂材料を用いて形成され、縮径された円錐状
先端部である開口部16aは円状の開口を有する。図2
に示すように、開口部16aの開口の径D1は後述する
塗布具14を挿脱可能に摺接するのに適した、塗布具1
4の軸部20の径D2よりも僅かに大きな寸法とされて
いる。
16は、軟質ゴム等との比較において剛性材料であると
いってよく、加えた荷重に対する変形量が小さい。した
がって、しごきに軟質ゴム材料を用いた場合は、例え
ば、塗布具14の柄部18を図1(b)中下側(Y2方
向)に傾けた状態で容器本体12から引き出すときに、
開口部16aが塗布具14の各部の形状に倣って変形す
るとともに、さらに、Y1−Y2方向に変形するが、一
方、本発明の開口部16aの形状は挿脱する塗布具14
の軸部20、櫛部22の形状変化に倣って変化すること
は殆どなく、また、塗布具14の引き出し方向に沿って
変化することも殆どない。
代えて楕円あるいは矩形であってもよく、この場合、容
器本体12および塗布具14の形状を考慮し、本発明の
効果を奏することを実験等により確認した上で所望の形
状さらには所望の寸法を適宜設定することができる。
フタレート樹脂材料を用いて形成され、柄部18と、軸
部20と、櫛部22とで構成される。なお、塗布具14
は、金属等の他の材料を用いて形成してもよい。
把持するための部分であり、この場合、内蓋18aおよ
び外蓋18bからなり容器本体12の開口部12aを閉
塞するための蓋体を兼用した構成とされ、柄部18の内
蓋18aの内側に形成したねじと容器本体12の開口部
12aの外側に形成した前記ねじとが係合する。
が円状に形成され、この場合、柄部18の端部に柄部1
8と同軸に軸部20の一端部が固着され、図1(b)中
X1方向に延出している。図2に示す軸部20の径D2
は、上記したようにしごき16の開口の径D1より僅か
に小さい寸法とされている。
成される。櫛部22は、軸部20に図1(b)中X1方
向に延出する基部24と、基部24に図1(b)中Y1
方向に多数立設した櫛歯部26a〜26nとで構成され
る。言いかえれば、櫛部22は、軸スリット状に形成さ
れている。櫛部22は、図1(b)中X1方向側からみ
た断面形状、すなわち、軸部20の軸線に直角な方向の
断面形状が、図1(b)中Y1方向からY2方向に向け
て滴下するしずく状、あるいは涙(tear orteardrop)
状に形成されている(図1(a)、図2の部分図II−
II参照)。すなわち、櫛部22の断面形状は、基部2
4の外周が流線形あるいは略半円状であり、櫛歯部26
a〜26nの外周が、図1(b)中Y1方向に隆起した
山形状である。
2の部分図II−IIに示すように、櫛歯部26i(2
6a〜26n)の高さ方向に向けた長さ、言いかえれ
ば、断面形状における幅W1が最大寸法を有し、この幅
W1は軸部20の径D2と略同一である。一方、櫛歯部
26a〜26nの高さ方向以外の方向の長さ、言いかえ
れば、断面形状における、例えば、幅W2は、幅W1よ
りも小さい。
0の作用効果について以下説明する。
布具付き容器10は、ラメ材入りマスカラを収容した容
器本体12を塗布具14の柄部18で閉塞し、櫛部22
および軸部20の一部をラメ材入りマスカラ中に浸漬し
た状態とされている。
向の一部は、図3(a)に示すように、断面形状円状の
外周の全面に参照符号28で示すラメ材入りマスカラが
略一定の厚みT1で付着した状態とされている。一方、
櫛部22も、図4(a)に示すように、断面形状しずく
状の外周の全面ににラメ材入りマスカラ28が略一定の
厚みT2で付着した状態とされている。すなわち、櫛部
22は、基部24の背部N(図2II−IIおよび図4
(a)中下方向端部)および櫛歯部26a〜26nの頂
部P(図2II−IIおよび図4(a)中上方向端部)
ならびに左右側面部S1、S2(図2II−IIおよび
図4(a)中左右両側)にいずれもラメ材入りマスカラ
28が略同一の厚みT2で均一に付着した状態にある。
また、図示しないが各櫛歯部26a〜26n間の隙間に
もラメ材入りマスカラ28が付着し、保持されている。
なお、厚みT1と厚みT2は略同じである。
塗布具付き容器10は、塗布具14の柄部18を手指で
把持され、図1中X2方向に、塗布具14が、軸部2
0、櫛部22の順に容器本体12から引き抜かれる。
き16の開口部16aの開口に摺動し、軸部20に付着
したラメ材入りマスカラ28が、図1中X1方向に擦り
取られて、押し遣られる。このとき、図3(b)に示す
ように、軸部20の外周からラメ材入りマスカラ28が
略全量剥離し、櫛部22の外周に押しやられるととも
に、ラメ材入りマスカラ28の一部は直接にあるいは内
壁を伝って容器本体12内に落下する。軸部20は、外
周にラメ材入りマスカラ28の付着が殆どない状態とさ
れる。
ごき16の開口部16aの開口に摺動し、櫛部22の外
周に付着したラメ材入りマスカラ28が、図1中X1方
向に擦り取られる。このとき、図4(b)に示すよう
に、基部24の背部Nおよび櫛歯部26a〜26nの頂
部Pに付着したラメ材入りマスカラ28が略剥離し、図
4(b)中矢印で示すように、左右側面部S1、S2に
回り込むとともに、ラメ材入りマスカラ28の一部は直
接にあるいは内壁を伝って容器本体12内に落下する。
したがって、塗布具14は、軸部20および櫛部22の
基部24の背部Nおよび櫛歯部26a〜26nの頂部P
に付着したラメ材入りマスカラ28が確実に除去され
て、ラメ材入りマスカラ28の付着のない状態とされ
る。一方、しごき16によって擦り取られた軸部20お
よび櫛部22の余剰のラメ材入りマスカラ28が塗布具
14から完全に取り除かれることなく櫛部22の左右側
面部S1、S2に付着し、保持されるため、塗布具14
は、櫛部22の左右側面部S1、S2およびしごき16
に触れることのない櫛歯部26aから26n間の隙間に
多量のラメ材入りマスカラ28が付着した状態とされ
る。
態にある塗布具14を用いてラメ材入りマスカラ28を
睫毛に塗布すると、従来よりも多くのラメ材入りマスカ
ラ28を塗布することができるとともに、このとき、櫛
部22により、化粧料を均一に塗布することができる。
したがって、ラメ材が睫毛によく載った状態でうまく梳
いてさばくことができ、輝いたアイメークを施すことが
できる。
ば、塗布具は、断面形状が円状の軸部と、基部および櫛
歯部を有する櫛部とを含み、軸部および櫛部は同軸に設
けられ、櫛部は軸線に直角な方向の断面形状における幅
が軸部の径と同一の部分を含むとともに、同一の部分以
外の部分の幅が軸部の径よりも小さく形成され、払拭部
は、軸部および櫛部を挿脱可能に摺接する円状の開口が
形成された開口部を有し、櫛部を挿脱する際に開口部の
原形状が維持される剛性材料で形成されてなるため、従
来よりも多量の化粧料を塗布することができるととも
に、化粧料を均一に塗布することができる。
れば、櫛部は、基部を下にし櫛歯部を上に向けて配置し
た状態における軸線に直角な方向の櫛部の断面形状が、
滴下するしずく状に形成されてなるため、基部に付着し
た余剰の化粧料を確実に擦り落すことができて、塗布具
取り扱い上好ましく、また、櫛歯部が山形であるため、
うまく梳いてさばくことができる。
れば、払拭部は、樹脂材料により形成されてなるため、
塗布具を傷つけない程度の柔らかさと塗布具の余剰の化
粧料を確実に擦り落すことが出来る程度の硬さを兼ね備
えた材料を容易に選択することができ、好適である。
れば、容器本体に収容される化粧料は、平均粒径が5〜
5000μmのパール材を1〜15%含む構成であるた
め、このパール材を確実に付着した状態で均一に化粧料
を塗布して、輝きのあるメークを施すことができる。
れば、パール材は、ラメ材であり、また、化粧料は、マ
スカラであるため、いわゆるラメ材入りマスカラを好適
に塗布して、輝きのあるアイメークを施すことができ
る。
るためのものであり、図1(a)は図1(b)中(a)
−(a)線上断面図であり、図1(b)は塗布具付き容
器を一部破断して示す側面図である。
およびしごきを一部省略して示す斜視図である。
へのラメ材入りマスカラの付着状態を説明するためのも
のであり、図3(a)は容器本体中に収容された軸部の
断面を示し、図3(b)は容器本体から引き出された軸
部の断面を示す。
へのラメ材入りマスカラの付着状態を説明するためのも
のであり、図4(a)は容器本体中に収容された櫛部の
断面を示し、図4(b)は容器本体から引き出された櫛
部の断面を示す。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 一端部が閉塞されて有底円筒状に形成さ
れ化粧料を収容するための容器本体と、該容器本体から
化粧料を取り出して塗布するための塗布具と、該容器本
体の他端部である開口部に設けられ該塗布具に付着した
化粧料の一部を擦り落すための払拭部とを有する塗布具
付き容器において、 該塗布具は、柄部と、該柄部に延出した断面形状が円状
の軸部と、該軸部に延出した基部および該基部に多数立
設し該軸部の軸線に直角な方向の断面形状が山形状の櫛
歯部を有する櫛部とを含み、 該軸部および該櫛部は同軸に設けられ、該櫛部は該軸線
に直角な方向の断面形状における幅が該軸部の径と同一
の部分を含むとともに、該同一の部分以外の部分の幅が
該軸部の径よりも小さく形成され、 該払拭部は、該軸部および該櫛部を挿脱可能に摺接する
円状の開口が形成された開口部を有し、該櫛部を挿脱す
る際に該開口部の原形状が維持される剛性材料で形成さ
れてなることを特徴とする塗布具付き容器。 - 【請求項2】 前記塗布具の前記櫛部は、前記基部を下
にし前記櫛歯部を上に向けて配置した状態における前記
軸線に直角な方向の該櫛部の断面形状が、滴下するしず
く状に形成されてなることを特徴とする請求項1記載の
塗布具付き容器。 - 【請求項3】 前記払拭部は、樹脂材料により形成され
てなることを特徴とする請求項1または2に記載の塗布
具付き容器。 - 【請求項4】 前記容器本体に収容される化粧料は、平
均粒径が5〜5000μmのパール材を1〜15%含む
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の塗
布具付き容器。 - 【請求項5】 前記パール材は、ラメ材であり、前記化
粧料は、マスカラであることを特徴とする請求項4記載
の塗布具付き容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000183632A JP4153144B2 (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 塗布具付き容器 |
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---|---|---|---|
JP2000183632A JP4153144B2 (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 塗布具付き容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002000346A true JP2002000346A (ja) | 2002-01-08 |
JP4153144B2 JP4153144B2 (ja) | 2008-09-17 |
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---|---|---|---|
JP2000183632A Expired - Lifetime JP4153144B2 (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 塗布具付き容器 |
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Country | Link |
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2000
- 2000-06-19 JP JP2000183632A patent/JP4153144B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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