JP2001526584A - ノズルと弁を伴ったスプレー装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、流体の噴流を噴出するノズルを備えるスプレー装置に関する。本発明によれば、スプレー装置はノズルホルダー（６；６，１５，１６，１９）を備え、ノズルホルダーはスプレー装置を使用する時に手で把持されるよう適用されていて、また流体の噴流の方向と実質的に平行にノズルに対し相対的に可動である。スプレー装置はさらに弁を備え、弁はノズルの前に接続されていてノズルに対し流体の噴流の方向にノズルホルダーを移動させた時に開くように適用されている。ノズルはノズルホルダー（６）に対し流体の噴流の方向に付勢されていて、ノズルに対するノズルホルダーの相対的な位置は流体の噴流の反力によって影響される。

Description

【発明の詳細な説明】 ノズルと弁を伴ったスプレー装置 本発明は、弁と流体の噴流を噴出する為のノズルとを備えているスプレー装 置に関する。より詳細には、本発明は、水及び薬品による洗浄、空気による洗浄 、消火，ブラスチング（ｂｌａｓｔｉｎｇ），吹き付け塗装などの為に使用され 得るスプレー装置に関する。 本明細書を簡略化するために、本発明は高圧スプレー装置を使用することに よる洗浄の分野に基づいて記載されるが、流体が弁を通って流れる他の適用の為 にももちろん使用可能である。高圧スプレー装置は工業的に、例えば食品工業や 化学工業などで装置を洗浄する時に、使用される。 ノズルと弁を有していて、スプレーノズルを通過する流れを開閉する為の対 応した制御装置を伴っている高圧スプレー装置の為に意図されている多数の異な ったスプレー装置が存在している。スプレーノズルの為の様々な制御手段に共通 した特徴は、使用者がスプレーノズルのハンドルの握りを離したら、スプレーノ ズルに至る流れを遮断させる安全機能がなければならないことである。今日、こ の安全性機能は、環状部材中の引き金の形態にある制御手段を絞ることによりス プレー装置の弁が開くよう設計されていることである。使用者が引き金の絞り握 りを離した時、それが跳ね返り、これによって弁が閉じて流体の噴流が遮断され る。 環状部材と引き金とを伴っているハンドルを含んでいる設計は、操作の全て の時間中、引き金を絞った時に使用者の手の筋肉に大きな静的荷重を生じさせる 。仕事日が終了した時、洗浄の為に２時間も必要であり、これは手の筋肉に静的 荷重を負荷し疲労と仕事上の損傷を引き起こす結果となる。 洗浄作業をあまり骨の折れないものにしようとすると、ハンドルに対して引 き金を弁の開位置に固定することにより安全性機能が消滅してしまう事態が発生 する。その時に使用者は、通常の握りにおいてハンドルを保持することだけが必 要であり、ハンドルに向かい引き金を継続的に絞る必要はない。この場合におい て使用者が洗浄動作中にハンドルを落下させると、流体の高圧流とそれを介して 流体がスプレー装置に導入される対応した管とが装置及びその近くに立っている 人々に重大な損傷を与えかねない。 今日では、洗浄作業中に絞られる引き金を含んでいる設計によらずに安全機 能を提供する、ノズルと弁とを伴っているスプレー装置はない。 上述した如きノズルと弁とを伴っているスプレー装置は、ドイツ特許（ＤＥ ）第３５ ２７ ９２２号，第（ＤＥ）第１９５ ０３ １０１号，米国特許（ ＵＳ−Ａ）第４，６１３，０７４号，及び英国特許（ＧＢ）第１，５９３，６３ ８号中に記載されている。これらのスプレー装置の欠点はしたがって、操作中に 、これらが手と前腕の筋肉に対して大きな静的で人間工学的に正しくない荷重を 生じさせることである。 デンマーク国実用新案明細書第９５ ００２８５号は、高圧力装置と高圧工 具の為のピストルハンドルを開示している。このピストルハンドルは、引き金が 使用者の手の背後に配置されている活動楔（引き金）の回帰点を有していること により特徴付けられている。この構造によると、高圧力流体の噴流が動作した時 に手がハンドル内で前方に押圧されるので、使用者がハンドルに向けて引き金を 押圧しなければならない力が減少する。しかしながら、この構造は、例えば、全 ての洗浄作業の間にハンドルに向けて引き金が押圧され続けなければならず、こ れが手の筋肉に静的荷重を負荷するという欠点にさらされている。 ノズルと弁とを伴っている先行技術のスプレー装置のさらなる欠点は、ハン ドルがノズルの直接の延長として設計されておらず、これが、使用者が立ってい る平面の上方にある距離をおいて位置している平坦な表面が洗浄される時に不自 然な姿勢を要求するということである。多くの使用者は従ってしばしば、ハンド ルとノズルを彼等の肩の前にある距離をおいて一方の手で保持した状態で、彼等 の背中の背後で彼等の肩を横切って管を保持する作業姿勢を取る。これは、安全 機能が動作している時に高圧スプレー装置の為の今日のスプレー装置では実行不 可能である。 本発明の目的は、上述した欠点を持たないノズルと弁とを伴っているスプレ ー装置を提供することである。 本発明の他の目的，特徴及び利点は以下の明細から明らかであろう。 これらの目的は、添付の請求項１に従っているノズルと弁とを伴っているス プレー装置によって達成される。特に好ましい実施例が独立請求項中に記載され ている。 手短かに言えば、本発明は弁と流体の噴流を噴出する為のノズルとを備えて いるスプレー装置に関する。本発明に従えば、スプレー装置は、ノズルホルダー ６；６，１５，１６，１９を有しており、これはスプレー装置を使用する際に手 で把持されるように適合されているとともに、流体の噴流の方向と実質的に平行 にノズルに対して移動可能となっている。スプレー装置はさらに弁を備えており 、弁はノズルの前部に接続されているとともに、流体の噴流の方向においてノズ ルに対しノズルホルダーを移動させた時に開かれるように適合されている。ノズ ルはノズルホルダー６に対し流体の噴流の方向に付勢されており、そしてノズル に対するノズルホルダーの相対的な位置が流体の噴流の反力によって影響される 。 本発明の好適な実施例においては、圧力ばねがノズルとノズルホルダーとの 間で圧縮されて付勢をもたらす。 ノズルホルダーはスリーブを備えることがあるが、このスリーブは、流体の 噴流の方向における移動によって、弁を開くように適合されている。 本発明の利点は、静的荷重を発生せず、従って、手と前腕の筋肉を疲労させ ないことである。本発明の好適な実施例はさらに、スプレー装置上のノズルホル ダーがノズルの直接的な延長部であるという利点を有している。本発明のこの実 施例は従って、使用者が立っている平面の上方に位置している表面を洗浄する時 にも快適な方法で操作可能である。 本発明の好適な実施例は添付図面を参照しながら以下に説明される。図面は 、本発明の権利範囲を制限するとは考えられない。 図１ａは、弁が閉位置に示されている、本発明の好適な実施例の断面図であ り； 図１ｂは、弁が開位置に示されている、図１ａ中と同じ実施例の断面図であ り； 図２ａは、弁が閉位置に示されている、本発明のさらなる好適な実施例の断 面図であり； 図２ｂは、弁が開位置に示されている、図２ａ中と同じ実施例の断面図であ り； 図３ａは、弁が閉位置に示されている、本発明のさらなる実施例の断面図で あり； 図３ｂは、弁が開位置に示されている、図３ａ中と同じ実施例の断面図であ り； 図４ａは、弁が閉位置に示されている、本発明のもう１つの実施例の断面図 であり； 図４ｂは、弁が開位置に示されている、図４ａ中と同じ実施例の断面図であ り； 図５ａは、弁が閉位置に示されている、本発明のさらなる実施例の一部断面 側面図であり； 図５ｂは、弁が開位置に示されている、図５ａ中と同じ実施例の一部断面側 面図であり； 図６は、図５ａと図５ｂ中に示されている実施例の詳細な前面図である。 図１ａ，１ｂ，３ａ，及び３ｂ中に示されている本発明の実施例は、軸方向 の非接続穴２，３を伴っているスピンドル１を備えている。穴２，３は、スピン ドル１の外側の開口４，５につながっている。開口４，５は、この実施例では、 穴２，３から外側のスピンドル１の側部に至る半径方向の開口を備えているが、 他の方法により設計することも出来ることはこの技術分野において習熟している 者には明らかである。図１と３に従っているスプレー装置はさらに、スピンドル １上で移動可能なスリーブ６という形態でノズルホルダーを備えている。スリー ブ６は、増大されている内径を伴っている軸方向に延長している部分７を有して いる。この部分はスピンドル１の周面に沿い延出することが出来るが、また、開 口４，５に対応している周方向幅を有しているとともに開口４，５の数によって １またはそれ以上の接続部を構成することが可能である。 開口４，５の間の距離は増大されている内径を伴っている部分７の長さを越 えることはない。開口４，５の間で、突出部８がスピンドル１上に配置されてい る。弁がその閉位置に止まっている場合、図１ａ中に示されている如く、突出部 ８は増大された半径を伴っている部分７中の端壁９と係合するように適合されて いる。図１ａ，１ｂ，３ａ及び３ｂ中のように、この突出部８はパッキンを備え ることが出来るが、またスピンドル１の材料中に配置された突出部を備えるここ とも出来る。突出部８がスピンドル１の材料中に配置されているならば、パッキ ンをスピンドル１中に代わりスリーブ６中に配置することが出来る。 図１ａ，１ｂ，３ａ及び３ｂ中に示されているスプレー装置は、スピンドル １に対して固定されているノズル（図示せず）とスリーブ６との間で圧縮されて いる螺旋ばね１０をさらに備えており、螺旋ばね１０はスピンドル１とノズルを スリーブ６に対して矢印Ａの方向に変位させようとする付勢を生じさせる。スリ ーブ６とスピンドル１との間には、Ｏリング１１とテフロンリング１２とを備え ている密封パッケージが配置されている。これらの密封パッケージは、図１ａ， １ｂ，２ａ及び２ｂ中に示されているように、スリーブ６中に配置されることが 可能であるが、図３ａ，３ｂ，４ａ及び４ｂ中に示されているように、スピンド ル１中に配置されることも可能である。スプレー装置を開くときは、スリーブ６ は螺旋ばね１０の方向に軸方向に移動されて、それにより２つの穴２，３の間の 接続部を形成する。加圧されている流体は穴３を通過し、開口４を介してスピン ドルの外にで、そしてスリーブ６内の増大された内径を伴っている部分７中へと 流れ、さらに開口５介して穴２中に入り、そしてノズル（図示せず）を介して外 に出る。弁を通過するある流れが形成されるともに使用者がスリーブを保持した 時、ノズルに負荷された流体の噴流の反力が螺旋ばねがノズルに対してスリーブ ６に適用する力より大きくなる。スプレー装置は従って、誰かがスリーブ６を保 持している限り、流体の噴流の反力によってその開位置に保持される。使用者が スリーブ６の彼の握りを離すと、反力はもはやスリーブ６によって吸収されなく なり、従って、スリーブ６が螺旋ばね１０によって閉弁位置に押し戻されること に対抗するものは何もない。 ばね１０が付勢されるほどより良好な安全性が得られるが、操作された時に スリーブ６がノズル上に流体の噴流により負荷された反力にもかかわらずばね力 によって押し戻されるほど、弁の開位置において付勢されてはならない。流体の 噴流の反力によって許容されるより大きい程度にまでばねを圧縮することが出来 るようにする為に、図５ａと５ｂ中に示されているように、開いた時にばね１０ により供給された余分のばね力を無効にする装置レバー１５，１６を配置するこ とが出来る。図５ａ，５ｂ及び６中に示されている実施例では、装置レバー１５ ，１６は、レバーとして働くとともにリベット１７により１片のばね鋼１６上に 固定して配置されている梃棒１５を備えている。１片のばね鋼１６は凹所１８を 有しており、その直径はスピンドル１を受け入れる為にスピンドル１の外径より 幾分か大きい。装置レバー１５，１６は，もちろん、この技術において習熟して いる人々には明白な他の方法で設計されることが出来る。 図５ａと５ｂ中に示されている本発明の実施例では、ハンドル１９がスピン ドル１とスリーブ６の周面内に移動可能に配置されている。ハンドル１９は装置 レバー１５，１６を受け入れる為の凹所２０を有している。凹所２０は、流体の 噴流の方向におけるハンドル１９の移動が装置レバー１５，１６に影響し、これ が次にスリーブ６を弁の開位置に向かい移動させるよう影響するように、設計さ れている。１片のばね鋼１６は梃棒１５がスピンドル１に対する所定の位置に保 持されるようにし、そしてスピンドル１の長さに渡る１片のばね鋼１６の移動は スピンドル１上に配置されている停止突出部２１により制限されている。停止突 出部２１はまた、弁を開く時に梃棒１５の為の当接表面を構成する。停止突出部 ２１はまた、ハンドル１９が流体の噴流の方向に移動された時に、凹所２０内に 形成されている壁２２と係合し、これによってスピンドル１に対するハンドル１ ９の移動を制限する結果となるように配置されることが出来る。さらに、ノズル （図示せず）の方向におけるスリーブの前部でハンドル１９内に、スリーブ６の 前縁と係合してスリーブ６と特に装置レバー１５，１６に対するハンドル１９の 静止位置を決定するように適合されている１つまたはそれ以上の停止突出部２３ を配置することが出来る。 従って、装置レバー１５，１６は一般的に、流体の噴流の方向におけるノズ ル又はスピンドル１に対するハンドル１９の運動を同じ方向におけるノズル／ス ピンドル１に対するスリーブ６のより小さな運動へと変換するよう適合されてい るある種の装置を構成している。この実施例において、ノズルホルダーは従って ハンドル１９，ギヤ／装置レバー１５，１６そしてスリーブ６を備えている。 流体の噴流の反力によって許容されるより大きな程度にまでばねを圧縮する ことが可能な別の技術は、ノズルに最も近いばねの座１４内であって、ノズルに 最も近いスリーブ６の縁に磁石を配置することである。この磁力は、流体の噴流 の反力によって無力化された力に加えて圧縮されたばね１０が負荷する余分のば ね力を無力化する。使用者がスリーブ６を保持する限り、磁力と流体の噴流の反 力が弁を開状態に維持する位置にスリーブ６を保持する。使用者がスリーブ６を 落とした時、ばね力は磁力を無効化し、そして磁石がある距離だけ離れて移動さ れた時には何の磁力も得られず、そしてばね力は最大の力でスリーブ６を押し戻 し、これによって弁を閉じる。 図２ａ，２ｂ，４ａ及び４ｂ中に示されている本発明の実施例は、スピンド ル１が開口４，５の間で流体の噴流の方向に半径方向における増大を有するとい うことで、図１ａ，１ｂ，３ａ及び３ｂ中に示されている実施例とは異なってい る。この半径における増大は、２つの密封パッケージ１１，１２の間のどこにで も存在させることが出来る。 この設計は、流体の噴流の方向における圧力吸収面積が反対方向における圧 力吸収面積より小さいので、使用者がスリーブ６を落とした時、またはスリーブ ６の彼の保持を離した時に、スプレー装置の自動閉鎖において克服しなければな らない圧力に依存する摩擦を補償する。 これは、半径における増大がスリーブ６の半径が対応して変化するほどに大 きいので、図２ａ，２ｂ，４ａ及び４ｂ中に示されている実施例から明らかであ る。端壁９は端壁１３より遙かに小さな面積を有している。スピンドル１の半径 における増大は、図２ａ，２ｂ，４ａ及び４ｂ中に示されているほどには激烈で ある必要はないが、増大された半径を伴っている部分７のいずれの側のスリーブ ６の内径がスリーブ６の全体に渡って一定であることが出来るほどに小さいこと が出来る。圧力吸収面積は一般的に、増大された内径を伴った部分７と前部及び 後部の密封パッケージ１１，１２に隣接したスピンドル１の表面との間の距離が どのように大きいかによる。 スピンドル１内に配置された密封パッケージ１１，１２を有している図４ａ と４ｂ中に示されている実施例では、スピンドル１が一定の直径を有することが 出来る一方で、ノズル（図示せず）の方向において増大された半径を伴っている 部分７の背後のスリーブ６の内径が同じ部分７の前のスリーブ６の内径より大き いことが出来、このことにより上記と同じ効果を異なった圧力吸収面積で達成す ることが出来る。 本発明に従っているノズルと弁とを伴っているスプレー装置は、従っていか なる静的荷重を負荷することがなく、従って前腕及び手に疲労を生じさせること がないという利点を有している。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ， ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，Ｌ Ｓ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ， ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，Ｅ Ｅ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＧＷ，ＨＵ ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ， ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，Ｍ Ｄ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ， ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，Ｕ Ｚ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ (72)発明者 ツレソン、ヤン・トーニー・スタファン スウェーデン国、310 41 グルブランド ストープ、ネッカフロスティゲン ８

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．弁と流体の噴流を噴出するノズルとを備えているスプレー装置は、スプ レー装置を使用する時に手で把持されるよう適用されているとともに流体の噴流 の方向と実質的に平行にノズルに対し可動であるノズルホルダー（６；６，１５ ，１６，１９）と、ノズルの前部に接続されノズルに対し流体の噴流の方向にノ ズルホルダーを移動させた時に開くよう適用されていてノズルホルダー（６）に 対し流体の噴流の方向に付勢されている弁と、を備えていて、ノズルに対するノ ズルホルダーの相対的な位置が流体の噴流の反力によって影響される、ことを特 徴としている。 ２．請求項１に記載のスプレー装置は、ノズルとノズルホルダー（６）との 間で圧縮されて付勢力を発生する圧力バネ（１０）により特徴付けられている。 ３．請求項１又は２に記載のスプレー装置は、ノズルホルダーがスリーブ（ ６）を備えている、ことにより特徴付けられている。 ４．請求項３に記載のスプレー装置は、スリーブ（６）がスピンドル（１） 上で可動であって、スピンドルはスピンドルの外側の開口（４，５）に至る軸方 向の非接続の穴（２，３）を伴っていて、また、スリーブはノズルに対し流体の 噴流の方向に移動する時に、２つの穴を相互に接続する接続部を有している、こ とにより特徴付けられている。 ５．請求項３又は４に記載のスプレー装置は、ノズルホルダーがさらに、流 体の噴流の方向と実質的に平行に可動であるハンドル（１９）と、流体の噴流の 方向におけるノズルに対するハンドルの移動を同じ方向におけるノズルに対する スリーブ（６）のより小さな移動へと変換するよう適用されている装置（１５， １６）と、を備える、ことにより特徴付けられている。 ６．請求項４に記載のスプレー装置は、ノズルホルダーがまた、スピンドル （１）の外周面とスリーブ（６）中において軸方向に移動可能に配置されたハン ドル（１９）と、流体の噴流の方向において見てスリーブ（６）の背後に配置さ れた装置レバー（１５，１６）と、を備えており、ハンドル（１９）が装置レバ ー（１５，１６）を受け入れる為の凹所（２０）を有し、そしてハンドル（１９ ）中の凹所（２０）が、流体の噴流の方向に移動する時に、弁の開位置に向けて スリーブ（６）を前に押すように適用されている装置レバー（１５、１６）と係 合するように適用されている、ことにより特徴付けられている。 ７．請求項６に記載のスプレー装置は、装置レバー（１５，１６）がばね鋼 片（１６）上に固定するよう配置されている梃棒（１５）を備え、また梃棒（１ ５）の反対側のばね鋼片（１６）の端がスピンドル（１）を受けいれる為の凹所 （１８）を有する、ことにより特徴付けられている。 ８．請求項４乃至７のいずれか１項に記載のスプレー装置は、スリーブ（６ ）の接続部が流体の噴流の方向において圧力吸収面積を有し、この面積は反対方 向においてその圧力吸収面積より小さい、ことにより特徴付けられている。 ９．請求項８に記載のスプレー装置は、スピンドル（１）が圧力吸収面積の 間で流体の噴流の方向における半径の増大を有する、ことにより特徴付けられて いる。 １０．請求項４乃至９のいずれか１項に記載のスプレー装置は、スリーブ（６ ）がその両端間に増大された内径を伴った軸方向に延出した部分（７）を有して おり、また開口（４，５）間の距離が増大された内径を伴った上記部分の長さを 越えることがない、ことにより特徴付けられている。 １１．請求項１０に記載のスプレー装置は、スピンドル（１）から突出し開口 （２，３）間に配置されているとともに、弁が閉じられた時に、増大された内径 を伴った部分（７）の端壁（９）と係合するよう適用されている突出部（８）に より特徴付けられている。 １２．請求項１１に記載のスプレー装置は、突出部（８）がスピンドル（１） 上に配置されているパッキンを備えている、ことにより特徴付けられている。