JP2001525650A - 障害電流制限器 - Google Patents

障害電流制限器

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JP2001525650A
JP2001525650A JP2000523730A JP2000523730A JP2001525650A JP 2001525650 A JP2001525650 A JP 2001525650A JP 2000523730 A JP2000523730 A JP 2000523730A JP 2000523730 A JP2000523730 A JP 2000523730A JP 2001525650 A JP2001525650 A JP 2001525650A
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superconducting
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JP2000523730A
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ヤン、ブランゲフォルト
ウド、フロム
クリスチャン、サッセ
ソーステン、シュッテ
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エービービー エービー
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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Abstract

(57)【要約】 電流搬送路を有する電力システムの障害電流制限器(4)であって、電流搬送路(3)に配設され、超伝導特性を有する超伝導体手段を備える超伝導装置(6)と、電界を閉じ込める超伝導体手段を取り囲む固体電気絶縁(9)と、障害電流制限器(4)の使用中に臨界温度よりも低い温度に超伝導体手段を冷却する冷却手段(12)とを具備してなる障害電流制限器(4)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電流搬送路を有する電力システムの障害電流制限器に関する。このタ
イプの障害電流制限器は、電流搬送路に配設され、超伝導特性を示す超伝導体手
段を有する超伝導装置と、上記超伝導体手段を取り囲む電気絶縁手段と、上記障
害電流制限器の使用中に上記超伝導体手段をその臨界温度まで冷却する冷却手段
とを具備してなる。本発明はまた、このような障害電流制限器が組み込まれた、
例えば400〜800kV以上の高電圧で動作可能な電力システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のタイプの超伝導障害電流制限器は既知であり、電力システムに異常が発
生すると超伝導状態から非超伝導状態に移行する超伝導体手段により動作する。
通常、抵抗器または誘導コイルが超伝導装置に並列に接続され、超伝導体手段が
非超伝導状態に切替わると電流が抵抗器またはコイルに転流される。上記タイプ
の障害電流制限器の電気絶縁手段は、高い電気絶縁破壊強度を有していなければ
ならない。しかし、紙/油またはポリプロピレン/紙/油から成る従来の絶縁手
段は、高電圧下で劣化する傾向がある。また、その構造に起因する部分放電の悪
影響を受けやすい。そのため、既知の超伝導障害電流制限器の長期に渡る信頼性
は、電気絶縁体によって決まる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、改良された電気絶縁システムを有する超伝導障害電流制限器を提供
することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の1つの態様によると、上記タイプの障害電流制限器は、電気絶縁手段
が上記障害電流制限器の使用中に電界を中に閉じ込める固体材料を含むことを特
徴とする。
【0005】 本発明の別の態様によると、上記タイプの障害電流制限器は、電気絶縁手段が
上記超伝導体手段と電気的に接触する半導電性材料の内側層と、その長さに沿っ
て制御電位の半導電性材料の外側層と、上記内側層と上記外側層との間の電気絶
縁材料の中間層とを具備することを特徴とする。
【0006】 本明細書においては、「半導電性材料」という用語は、導電体よりも非常に低
い導電率を有するが、電気絶縁体のような低導電率は有していない材料を意味す
る。適切には、これに限定されるものではないが、半導電性材料は1〜10 Ωcm、好ましくは10〜500Ωcm、更に好ましくは10〜100Ωcm、
通常20Ωcmの抵抗率を有しているべきである。
【0007】 電気絶縁手段は適切には、機械的に互いに密に接触した層、更に好ましくは例
えば押出し成型で共に結合された層を有する単一形状である。好ましくは上記層
は、少なくとも大気温度での弾力のあるまたは弾性特性を有するプラスチック材
料で形成される。これにより、所望の場合に、巻線を形成するケーブルを曲げた
り所望の形状に形成することが可能になる。場合によっては同じ熱特性を有し複
数の欠陥がほとんどなく製造されうる材料のみを上記層に使用することにより、
絶縁体内の熱および電気負荷が減少する。特に、絶縁中間層、半導電性内側層お
よび外側層の熱膨張係数は少なくともほぼ同一であるべきであり、これにより層
を加熱または冷却する際に異なる熱膨張に起因する欠陥が生じることはない。理
想的には、層は超伝導体手段周辺に共に押出し成型で形成する。
【0008】 好都合なことに、電気絶縁中間層は、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密
度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)などの固体熱可塑性材料
、架橋ポリエチレン(XLPE)などの架橋材料、エチレンプロピレンゴム(E
PR)、エチレンプロピレンジエンモノマー(EPDM)、シリコンゴムなどの
ゴム絶縁材を含む。半導電性内側層および外側層は、中間層と同様ではあるが、
カーボンブラック粒子または金属粒子といった、中に埋め込まれる導電粒子を有
する材料を含む。通常、EPRなどの特定の絶縁材料は、炭素粒子を全く含まな
い、または一部含む場合、同様の機械的特性を有している。
【0009】 半導電性内側層および外側層のスクリーンは、絶縁中間層の内側および外側に
実質的に等電位面を形成するので、電界は内側層と外側層との間の中間層に閉じ
込められる。同心半導電性および絶縁層の場合、電界はほぼ放射状になり、中間
層内に閉じ込められる。特に、半導電性内側層は、取り囲む超伝導体手段に電気
的に接触し、またこれと同一の電位となるよう配設される。半導電性外側層は、
誘導電圧により生じる損失を防ぐスクリーンとして動作するよう設計されている
。外側層の誘導電圧は、外側層の抵抗を上昇させることにより減少する。抵抗は
外側層の厚さを減らすことにより上昇するが、厚さは所定の最小厚さよりも小さ
くすることはできない。また、より高い抵抗率を材料を層に対して選択すること
により、抵抗を上昇させることもできる。一方、半導電性外側層の抵抗率が高す
ぎる場合、制御された例えばアースなどの電位での隣接する2地点の中間の電位
が非常に高くなり、絶縁および半導電性層の腐食により絶縁体でコロナ放電が発
生する恐れがある。そのため、半導電性外側層は低抵抗性でかつ誘導電圧損失が
高いが、通常アースすなわちグラウンド電位などの制御電位に容易に接続される
導体と、抵抗が高く誘導電圧損失が低いが、その長さに沿って制御電位に接続す
る必要のある絶縁体との間の中間物になっている。従って、半導電性外側層の抵
抗率ρはρmin<ρ<ρmaxの範囲内にあるべきであり、ここでρmi は、渦電流損失により生じる許容電力損失と磁束によって誘導される電圧によ
り生じる抵抗損失とにより決定され、またρmaxはコロナまたはグロー放電を
発生させないための必要条件によって決定される。
【0010】 超伝導装置は、例えば鉛の外側導電シールドまたは保護シースを有する伝送ケ
ーブルを含む。あるいは超伝導装置はコイルを含んでいてもよい。後者の場合に
おいて、半導電性外側層を接地、あるいはその長さに沿って離間された点でその
他の所定電位に接続する場合、外側金属シールドおよび保護シースで半導電性外
側層を覆う必要はない。このためケーブルの直径が小さくなり、所定寸法のコイ
ルに更に巻回することが可能となる。
【0011】 好ましくは、障害電流制限器は超伝導装置と並列にインピーダンス部を有する
。制限器の使用中に電流搬送路で障害電流が生じた場合、超伝導体手段の抵抗は
非超伝導になると上昇し、また電流の流れは超伝導体手段からインピーダンス部
へと切替わる。インピーダンス部は、抵抗装置(この場合、限流器は抵抗障害電
流制限器である)または誘導コイル(この場合、限流器は誘導障害電流制限器で
ある)で構成してもよい。抵抗障害電流制限器の場合、通常の動作状態で、その
抵抗が超伝導体手段よりも高くなり、また異常状態で、その抵抗が超伝導体手段
よりも小さくなるよう抵抗装置の寸法が決定される。誘導障害電流制限器の場合
、誘導コイルの等価オーム抵抗(周波数xインダクタンス)は通常の動作状態で
超伝導体手段よりも高くなり、また異常状態では低くなる。
【0012】 冷却手段は、例えば液体窒素などの低温流体が流れ、中に超伝導装置が収容さ
れる絶縁容器手段例えばクリオスタットで構成してもよい。誘導障害電流制限器
により、誘導コイルは電気絶縁手段と同様の固体電気絶縁体を有していてもよく
、この場合誘導コイルも絶縁容器手段内に収容される。あるいは、冷却手段が超
伝導体手段の一部を含んでいてもよい。例えば、超伝導体手段は、低温冷却流体
が流れ、その上に細長の超伝導手段が取り付けられる支持管を含んでいてもよい
【0013】 超伝導体手段は低温半導電性材料を具備してもよいが、好ましくは内側管に螺
旋状に巻回される高温超伝導(HTS)ワイヤやテープなど、例えば細長のHT
S手段といった高温超伝導材料を備えている。好都合なことに、HTSワイヤや
テープは、銀シースBSCCO−2212やBSCCO−2223(数字は[B
i, Pb] Sr Ca Cu分子内の各要素の原子番号を表
す)を含み、以後このようなHTSワイヤまたはテープを「BSCCOワイヤま
たはテープ」と称する。BSCCOテープは、パウダーインチューブ(PIT)
ドロー、転動、焼成、転動処理により銀または酸化銀マトリクスに酸化物超電導
材料の微細フィラメントを入れることにより生成される。あるいは、表面被覆処
理でもテープを形成することができる。何れの場合も、酸化物は最終処理段階で
溶融および再凝固される。TiBaCaCuO(TBCCO−1223)および
YBaCuO(YBCO−123)などの他のHTSテープは、様々な表面被覆
または表面堆積手法で生成される。理想的には、HTSワイヤまたはテープは、
65K、好ましくは77K以上からの動作温度でj〜10Acm−2を超え
る電流密度を有しているべきである。マトリクスのHTS材料の充填率は、テス
ラ範囲内の印加場で工学電流密度jは、10 Acm−2以上でjが大幅
に低下しないよう高くする必要がある。螺旋状に巻回したHTSワイヤまたはテ
ープは、内側支持管を流れる冷却流体、好ましくは液化窒素によりHTS材料の
臨界温度Tを下回る温度に冷却される。あるいは、冷却手段は上記の絶縁容器
手段を含んでいてもよい。
【0014】 本発明の別の態様によると、回路遮断器と本発明の上記他の態様の障害電流制
限器が直列に接続された電流搬送路を有する電力システムが提供される。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、高電圧源2、電流搬送路3、電流搬送路3内に直列に配列された超伝
導抵抗障害電流制限器4、回路遮断器5を含む電力システム1の一部を示してい
る。障害電流制限器4は、超伝導装置6、超伝導装置6に並列に配列された抵抗
器7を含んでいる。超伝導装置6は、例えば液化窒素などの低温流体で冷却され
るクリオスタットなどの熱絶縁容器部12(図1の破線を参照)に収容される。
【0016】 超伝導装置6は、銅または高抵抗金属または合金などの金属を内側に有する細
長い内側超伝導手段10と、支持管21と、管21に螺旋状に巻回され、半導電
性プラスチック材料の層に埋め込まれた例えばBSCCSワイヤ等のHTSワイ
ヤ22とで構成されるケーブル(図3参照)から巻回されるコイルを備えている
。電気絶縁体9は、小さな放射状の間隔24を空けて、層23の外側に配置され
る。この電気絶縁体9は実質的に空隙が無く、内側半導電性層25、外側半導電
性層26、これらの半導電性層に挟まれた絶縁層27を含んでいる。層25〜2
7は好ましくは、その境界面で互いに強固に接続される熱可塑性材料を含んでい
る。都合のよいことに、これらの熱可塑性材料は同じ熱膨張係数(α)を有して
おり、好ましくは内側超伝導手段3の周辺に共に押出し成型される。好ましくは
層25〜27は共に押出し成型され、電気絶縁体の境界面でキャビティや孔が生
じる危険を最小に抑えるようモノリシック構造を成す。絶縁体およびその境界面
にこのような孔やキャビティが存在すると、高電界強度で電気絶縁体においてコ
ロナ放電が生じるので好ましくない。
【0017】 外側半導電性層26は、その長さに沿って離れた領域で例えばアースすなわち
グラウンド電位などの制御電位に接続されており、隣接する接地点の特定の間隔
は層26の抵抗率によって異なる。
【0018】 半導電性層26は静電気シールドおよび接地された外側層として機能し、これ
により超伝導ケーブルの電界は半導電性層25および26間の固体絶縁体内に保
持される。層26の誘導電圧により生じる損失は、層26の抵抗を上げることに
より減少する。しかし、層26は例えば0.8 mm以上の少なくとも所定の最
小厚さを有していなければならないため、その抵抗は比較的高い抵抗率を有する
層の材料を選択することによってのみ上げることができる。しかしながら、抵抗
率はあまり高く上げることはできない。抵抗率が高すぎると、2つの隣接する接
地点の中間にある層26の電圧が高くなりすぎ、コロナ放電発生の危険性を伴っ
てしまう。
【0019】 放射状の間隔24は、電気絶縁体9と内側超伝導手段10(金属管21を含む
)との間の熱膨張係数の差を補正する伸縮隙間を形成している。間隔24は空間
でよく、あるいは超伝導体と絶縁性システムとの間の相対移動を吸収する発泡高
圧縮性材料を含んでいてもよい。発泡材料を使用する場合、これは層23および
25を電気的に接触させる半導電性であってもよい。また、層23および25の
間に必要な電気的接触を確保するために金属ワイヤを配設してもよい。
【0020】 一例として、固体絶縁層27を架橋ポリエチレン(XLPE)を有していても
よい。しかしながら、その他に固体絶縁層を、他の架橋材料、低密度ポリエチレ
ン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)、
ポリブチレン(PB)、ポリメチルペンテン(PMP)、エチレン(エチル)ア
クリレートコポリマー、またはエチレンプロピレンゴム(EPR)、エチレンプ
ロピレンジエンモノマー(EPDM)、シリコンゴムなどのゴム絶縁体を含んで
いることもできる。層23および内側層25および外側層26の半導電性材料は
、例えば固体絶縁層27と同じ材料のベースポリマー、ベースポリマーに埋め込
んだカーボンブラック粒子または金属粒子などの高導電粒子を含んでいる。これ
らの半導電性層の体積抵抗率、通常は20Ω・cmは、ベースポリマーに加えら
れるカーボンブラックの種類と比率を変えることにより、必要に応じて調整でき
る。以下は、異なる種類と量のカーボンブラックを使用してどのように体積抵抗
率が変化するかを示す例である。
【0021】
【表1】 超伝導装置6は、コイルの代わりに伝送ケーブル(図示せず)を含んでいても
よい。装置が伝送ケーブルの場合、外側導電シールドおよび例えば鉛などの保護
シースを半導電性材料の外側層26の周辺に適切に設ける。
【0022】 電力システム1の動作が休止している場合、容器部12内で液体窒素により臨
界温度よりも低い温度に冷却されたHTSワイヤ22は超伝導状態にあり、また
実質的に損失の無い状態で電流がワイヤに流れる。超伝導状態のHTSワイヤに
よって実質的にゼロの抵抗路が形成されるので、電流は抵抗器7に流れることは
ない。電流搬送路3で障害電流が発生した場合、HTSワイヤの臨界電流濃度J は変化し、ワイヤは非導電状態になり、抵抗器7の非常に小さな相対抵抗に比
べて大きな抵抗を有する直列抵抗器となる。障害電流が発生すると、回路遮断器
5が開く。
【0023】 図2は、別の電力システム40を示している。図1および2においては、同一
の参照符号を用いて、同一または同様の部分を示す。2つのシステムの主な違い
は、システム40において超伝導誘導障害電流制限器41が設けられていること
である。障害電流制限器41は、場合によってはコア(図示せず)を含んでも含
まなくとも良い(システム1の抵抗器7の代わりとなる)誘導コイル42に並列
に配列された超伝導装置6を有している。コイル42は、超伝導装置6の電気絶
縁体9と同様の電気絶縁システムに囲まれる従来の(すなわち非超伝導)内側導
体手段を有するケーブルから巻回される。熱絶縁容器部は、(破線12で示す)
超伝導装置6のみ、または(破線44で示す)超伝導装置6およびコイル42の
両者を含んでいても良い。
【0024】 システム40の動作において、異常状態の時は、全てのエネルギーが超伝導装
置6で使用されるので、後者の熱質量は大きくなければならない。HTSワイヤ
2を流れる電流は、誘導コイル42に転流される。コイル42の寸法は、後者が
超伝導状態の時に等価オーム抵抗(周波数xインダクタンス)がHTSワイヤ2
よりも大きくなり、また後者が非超伝導状態で異常が生じた時にHTSワイヤ2
よりも小さくなるように決定される。
【0025】 本発明による障害電流制限器の電気絶縁手段は非常に高い電圧と、このような
電圧で生じる電気負荷および熱負荷に対処することが可能である。一例として、
本発明による障害電流制限器は、数百kVAから1000MVA以上の定格電力
、および3−4kVから400〜800kVの非常に高い送電電圧の範囲の定格
電圧に対応して設計されている。高い動作電圧では、部分放電またはPDが既知
の絶縁システムの深刻な問題となる。絶縁体にキャビティや孔が存在する場合、
内側コロナ放電が生じることがあり、これにより絶縁材料は徐々に劣化し、絶縁
体が破壊されてしまう。超伝導体手段を取り囲む電気絶縁体の電気負荷は、絶縁
体の内側層を内側超伝導体手段とほぼ同一の電位にし、また絶縁体の外側層を例
えばアースなどの制御電位にすることで減少する。従って、内側および外側層間
の絶縁材料の中間層における電界は、中間層の厚さに渡ってほぼ均一に分配され
る。また、同様の熱特性を有し、ほとんど欠陥のない材料を絶縁材料の層に使用
することにより、特定の動作電圧でPDの可能性は減少する。そのため、障害電
流制限器は、通常800kV以下またはこれ以上の非常に高い動作電圧に耐えら
れるよう設計することが可能である。
【0026】 電気絶縁手段が所定位置で押出し成型されることが好ましいが、膜またはシー
ト状の材料の堅固に巻回された重畳層から電気絶縁システムを形成することも可
能である。このように、半導電性層および電気絶縁層の両者を形成することがで
きる。絶縁システムは、内側および外側半導電性層を有するカーボンブラックや
金属粒子などの導電性粒子が埋め込まれた例えばPP、PET、LDPE、HD
PEのポリマー薄膜から成る部分、および上記半導電性層または上記部分の間に
挟まれた絶縁層または絶縁部分を有する全合成膜で形成することが可能である。
【0027】 重畳については、充分に薄い膜はいわゆるパッシェン(Paschen)の最
小値よりも小さな突合せ(butt)隙間を有するので、液体含浸は不要となる
。乾燥した巻回多層薄膜絶縁体も優れた熱特性を有しており、導電体としての超
伝導管に結合させることができ、また液体窒素などの冷却剤は管に送り込まれる
【0028】 電気絶縁システムの別の例は従来のセルロース系ケーブルに類似しており、薄
いセルロース系または合成紙または不織材料が導体に巻回されるラップである。
この場合、絶縁層の何れかの側の半導電性層は、導電粒子が埋め込まれたセルロ
ース紙または絶縁材料の繊維から生成される不織材料で形成することができる。
絶縁層は同一の基礎材料で形成することができ、あるいは他の材料を使用するこ
ともできる。
【0029】 絶縁システムの別の例では、膜および繊維性の絶縁材料を積層または重畳層と
して結合させる。この絶縁システムの例は市販されているいわゆる紙ポリプロピ
レン積層PPLPであるが、その他の膜や繊維性部分を複数組み合わせることも
可能である。これらのシステムにおいては、鉱油や液体窒素などの様々な含浸を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明による障害電流制限器の一実施例を取り入れた電力システムを
示す回路図である。
【図2】 図2は、本発明による障害電流制限器の別の実施例を取り入れた電力システム
を示す回路図である。
【図3】 図3は、本発明による障害電流制限器の超伝導装置の一部を示す概略断面図で
ある。
【符号の説明】
1 電力システム 2 高電圧源 3 電流搬送路 4 障害電流制限器 5 回路遮断器 6 超伝導装置 7 抵抗器 12 熱絶縁容器部
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年1月28日(2000.1.28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 クリスチャン、サッセ スエーデン国ベステロス、ドロットニング ガタン、4ビー (72)発明者 ソーステン、シュッテ スエーデン国ベステロス、バンガタン、5 ビー Fターム(参考) 5G013 AA04 BA01 CA02 5G321 AA01 AA05 AA06 BA99 CA18 CA32 CA48 CB01

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流搬送路を有する電力システムの障害電流制限器であって、電流搬送路に配
    設され、超伝導特性を示す超伝導体手段を有する超伝導装置と、前記超伝導体手
    段を取り囲む電気絶縁手段と、前記障害電流制限器の使用中に前記超伝導体手段
    をその臨界温度よりも低い温度に冷却する冷却手段とを備え、前記電気絶縁手段
    が、前記障害電流制限器の使用中に電界を中に閉じ込める固体材料を含むことを
    特徴とする障害電流制限器。
  2. 【請求項2】 前記電気絶縁手段は、前記超伝導体手段と電気的に接触する半導電性材料の内
    側層と、その長さに沿う制御電位の半導電性材料の外側層と、前記内側層と前記
    外側層との間の電気絶縁材の中間層とを備えるほぼ単一の構造であることを特徴
    とする請求項1に記載の障害電流制限器。
  3. 【請求項3】 電流搬送路を有する電力システムの障害電流制限器であって、電流搬送路に配
    設され、超伝導特性を示す超伝導体手段を有する超伝導装置と、前記超伝導体手
    段を取り囲む電気絶縁手段と、前記障害電流制限器の使用中に前記超伝導体手段
    をその臨界温度より低い温度まで冷却する冷却手段とを備えて成り、前記電気絶
    縁手段は前記超伝導体手段と電気的に接触する半導電性材料の内側層と、その長
    さに沿って制御電位の半導電性材料の外側層と、前記内側層と前記外側層との間
    の電気絶縁材の中間層とを具備することを特徴とする障害電流制限器。
  4. 【請求項4】 前記半導電性外側層が1〜10Ωcmの抵抗率を有することを特徴とする請
    求項2または3に記載の障害電流制限器。
  5. 【請求項5】 前記半導電性外側層が10〜500Ωcm、好ましくは10〜100Ωcmの
    抵抗率を有することを特徴とする請求項2または3に記載の障害電流制限器。
  6. 【請求項6】 前記半導電性外側層の軸方向の単位長さ当たりの抵抗が5〜50,000Ωm −1 であることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1つに記載の障害電流制
    限器。
  7. 【請求項7】 前記半導電性外側層の軸方向の単位長さ当たりの抵抗が、500〜25,00
    0Ωm−1、好ましくは2,500〜5,000Ωm−1であることを特徴とす
    る請求項2乃至5のいずれか1つに記載の障害電流制限器。
  8. 【請求項8】 前記制御電位がグラウンド電位またはこれに近いことを特徴とする請求項2乃
    至7のいずれか1つに記載の障害電流制限器。
  9. 【請求項9】 前記中間層が前記内側層および前記外側層のそれぞれと機械的に密に接触して
    いることを特徴とする請求項2乃至8のいずれか1つに記載の障害電流制限器。
  10. 【請求項10】 前記中間層が前記内側層および前記外側層のそれぞれに接合していることを特
    徴とする請求項2乃至8のいずれか1つに記載の障害電流制限器。
  11. 【請求項11】 前記中間層と前記半導電性外側層との間の接着強度が、前記中間層の材料の固
    有強度の大きさと同一であることを特徴とする請求項10に記載の障害電流制限
    器。
  12. 【請求項12】 前記層が押出し成型により共に接合していることを特徴とする請求項10また
    は11に記載の障害電流制限器。
  13. 【請求項13】 前記半導電性材料の内側層および外側層並びに絶縁中間層が、多層押出し成型
    により超伝導体手段上に一緒に貼り付けられていることを特徴とする請求項12
    に記載の障害電流制限器。
  14. 【請求項14】 前記内側層は、第1導電粒子が分散された第1プラスチック材料を有し、前記
    外側層は、第2導電粒子が分散された第2プラスチック材料を有し、且つ前記中
    間層は、第3プラスチック材料を有することを特徴とする請求項2乃至13のい
    ずれか1つに記載の障害電流制限器。
  15. 【請求項15】 前記第1、第2および第3プラスチック材料のそれぞれが、エチレンブチルア
    クリレートコポリマーゴム、エチレンープロピレンージエンモノマーゴム(EP
    DM)、エチレンープロピレンコポリマーゴム(EPR)、LDPE、HDPE
    、PP、XLPE、EPR、シリコーンゴムなどからなることを特徴とする請求
    項14に記載の障害電流制限器。
  16. 【請求項16】 前記第1、第2および第3プラスチック材料が、少なくともほぼ同一の熱膨張
    係数を有することを特徴とする請求項14または15に記載の障害電流制限器。
  17. 【請求項17】 前記第1、第2および第3プラスチック材料が同一材料であることを特徴とす
    る請求項14、15または16に記載の障害電流制限器。
  18. 【請求項18】 前記超伝導装置が伝送ケーブルを含むことを特徴とする請求項1乃至17のい
    ずれか1つに記載の障害電流制限器。
  19. 【請求項19】 前記伝送ケーブルが外側導電保護シースを有することを特徴とする請求項18
    に記載の障害電流制限器。
  20. 【請求項20】 前記超伝動装置がコイルを含むことを特徴とする請求項1乃至19のいずれか
    1つに記載の障害電流制限器。
  21. 【請求項21】 前記障害電流制限器が前記超伝導装置に並行なインピーダンス部を含むことを
    特徴とする請求項1乃至20のいずれか1つに記載の障害電流制限器。
  22. 【請求項22】 前記インピーダンス部が抵抗装置を含むことを特徴とする請求項21に記載の
    障害電流制限器。
  23. 【請求項23】 前記抵抗装置の抵抗が、通常の動作条件下では前記超伝導体手段の抵抗よりも
    大きいが、また異常条件下では前記超伝導体手段の抵抗よりも小さいことを特徴
    とする請求項22に記載の障害電流制限器。
  24. 【請求項24】 前記インピーダンス部が誘導コイルを含むことを特徴とする請求項21に記載
    の障害電流制限器。
  25. 【請求項25】 前記誘導コイルの等価オーム抵抗が、通常の動作条件下では前記超伝導体手段
    の等価オーム抵抗よりも大きいが、また異常条件下では前記超伝導体手段の等価
    オーム抵抗よりも小さいことを特徴とする請求項24に記載の障害電流制限器。
  26. 【請求項26】 前記冷却手段が例えばクリオスタットなどの絶縁容器手段を含み、これにより
    低温流体が前記絶縁容器手段を通り、また超伝導装置がその内側に収容されるこ
    とを特徴とする請求項1乃至25のいずれか1つに記載の障害電流制限器。
  27. 【請求項27】 前記誘導コイルが固体電気絶縁体を有し、且つ前記誘導コイルが前記絶縁容器
    手段に含まれることを特徴とする請求項24または25に従属する時の請求項2
    6に記載の障害電流制限器。
  28. 【請求項28】 前記超伝導体手段が高温超伝導(HTS)材料を備えていることを特徴とする
    請求項1乃至27のいずれか1つに記載の障害電流制限器。
  29. 【請求項29】 前記HTS材料が、例えば内側管に螺旋状に巻回されたワイヤやテープなどの
    細長手段を備えていることを特徴とする請求項28に記載の障害電流制限器。
  30. 【請求項30】 前記細長手段が、銀シースBSCCOテープを備えていることを特徴とする請
    求項29に記載の障害電流制限器。
  31. 【請求項31】 前記電気絶縁手段が、適切には10kV以上、特に36kV以上、好ましくは
    72.5kVから400kV〜800kV以上のような非常に高い送電電圧まで
    の高電圧用に設計されていることを特徴とする請求項1乃至30のいずれか1つ
    に記載の障害電流制限器。
  32. 【請求項32】 前記電気絶縁手段が、0.5MVA以上、好ましくは30MVA以上で100
    0MVAまでの電力範囲用に設計されていることを特徴とする請求項1乃至31
    のいずれか1つに記載の障害電流制限器。
  33. 【請求項33】 回路遮断器と前記請求項のいずれか1つに記載の障害電流制限器とが直列に接
    続されていることを特徴とする電流搬送路を有する電力システム。
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