JP2001525642A - ショートメッセージ伝送システムおよびその方法 - Google Patents

ショートメッセージ伝送システムおよびその方法

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JP2001525642A
JP2001525642A JP2000523817A JP2000523817A JP2001525642A JP 2001525642 A JP2001525642 A JP 2001525642A JP 2000523817 A JP2000523817 A JP 2000523817A JP 2000523817 A JP2000523817 A JP 2000523817A JP 2001525642 A JP2001525642 A JP 2001525642A
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JP2000523817A
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Inventor
フオパニエミ,ユホ
グレーン,ツオモ
ボルミスト,ヤリ
Original Assignee
ソネラ ユルキネン オサケユキチュア
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/12Messaging; Mailboxes; Announcements
    • H04W4/14Short messaging services, e.g. short message services [SMS] or unstructured supplementary service data [USSD]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/26Network addressing or numbering for mobility support

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、仮想加入者番号に対してショートメッセージを伝送するシステムに関する。また、本発明は、加入者専用のVPN(仮想的な専用ネットワーク、VPN、バーチャル プライベート ネットワーク)加入者番号に対してショートメッセージを伝送するシステムに関する。さらに、本発明は、仮想加入者番号に対してショートメッセージを伝送する方法に関する。本発明は、加入者専用のVPN加入者番号に対してショートメッセージを伝送する方法にも関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動通信ネットワークを含んでいる通信ネットワーク上での仮想加
入者番号に対してショートメッセージを伝送するシステムおよび方法に関する。
また、本発明は、移動通信ネットワークを含んでいる通信ネットワーク上での顧
客専用の仮想的な専用ネットワーク(バーチャル プライベート ネットワーク
、VPN)の加入者番号に対してショートメッセージを伝送するシステムおよび
方法に関する。
【0002】
【従来技術】
GSMシステムにおいて、加入者はテキスト形式のショートメッセージを送受
信することができる。さらに、GSMシステム上において各種のインテリジェン
トネットワークサービスが導入されており、通信ネットワーク上の仮想的な番号
宛てに通話呼出し(call)をすることが許されている。このようなサービスのう
ちの1つが、仮想加入者番号である。この番号宛ての通話呼出しは、加入者の実
際の番号へ伝えられる。たとえば、このサービスでは、0800および企業の国
際呼出し番号から始まる自由な番号を使用する。仮想的な専用ネットワーク(V
PN)サービスにおいて、個々の加入者がグループ化されるので、ネットワーク
が加入者用の私設交換網のように見える。したがって、拡張番号のみを使用する
ことによって、移動局から他の移動局へ、あるいはブランチ交換局に接続された
通常の電話へ、呼出しをすることができる。しかしながら、上述のインテリジェ
ントネットワークサービスが導入されたとはいえ、呼出しと共に利用することが
可能なだけであった。仮想番号を利用しているインテリジェントネットワークサ
ービスのユーザにショートメッセージを送信することは不可能であった。
【0003】 本発明は、上記した欠点を解消することを目的とする。具体的な本発明の目的
は、ショートメッセージを仮想加入者番号へ伝送することを可能にする新型のシ
ステムおよび方法を開示することである。
【0004】 更なる本発明の目的は、顧客専用のVPN加入者番号にショートメッセージを
伝送するための新型のシステムおよび方法を開示することである。
【0005】 要するに、本発明の目的は、仮想番号を利用しているインテリジェントネット
ワークサービスのユーザにショートメッセージを送信できるようにすることであ
る。
【0006】 本発明の性能特性に関しては、請求の範囲が参照される。
【0007】
【発明の要約】
GSMネットワークのような移動通信ネットワークを含んでいる通信ネットワ
ーク上の仮想加入者番号に対して、ショートメッセージを伝送する本発明のシス
テムは、ショートメッセージを受信、保管および送信するためのショートメッセ
ージサービスセンタ(SMSC、short-message service centre)と、ショートメッ
セージサービスセンタから移動局に対して、ショートメッセージをルーティング
(経路指示)するためのルーティングセンタ(交換局の応対をするショートメッ
セージサービスゲートウェイ、SMS‐GMSC、Short Message Service Gateway ser
vices Switching Centre)と、加入者の情報を保持するためのホームロケーショ
ンレジスタ(HLR、home location register)と、加入者専用のインテリジェン トネットワークサービスのデータを保持するためのサービスデータベース(DB)
と、加入者Bの応対をする移動サービス交換センタ(MSC、mobile services swi
tching centre)とを備えており、通信ネットワーク上において実現されるサー ビスノードを備える。サービスノードは、ショートメッセージサービスセンタ(
SMSC)から分離した装置として、または、ショートメッセージサービスセンタの
ソフトウェア構成の一部として実現されてもよい。重要な点は、実現の形態でな
くサービスノードによって達成される機能性である。
【0008】 このサービスノードの応対は、仮想加入者番号(移動局総合ディジタル通信網
、MSISDN、Mobile Station Integrated Services Digital Network)に対応する
国際加入者番号を確立する際に利用される。
【0009】 本システムの実施形態において、ホームロケーションレジスタ(HLR)および ルーティングセンタ(SMS‐GMSC)は、サービスノードによって互いに接続され るので、サービスノードは、ホームロケーションレジスタ(HLR)およびルーテ ィングセンタ(SMS‐GMSC)の両方に透過的である。さらに、サービスノードは 、内部あるいは外部のサービスデータベース(DB)に接続されている。
【0010】 本システムの実施形態において、ルーティングセンタ(SMS‐GMSC)は仮想番 号の指示によってGT(グローバル名称、GT、Global Title)解析を実行するた
めの手段を備える。そして、ルーティングセンタが、取得された番号の指示によ
ってサービスノードに対して送信されるショートメッセージをルーティングする
ことを可能にする。
【0011】 GSMネットワークのような移動通信ネットワークを含んでいる通信ネットワ
ーク上の加入者専用のVPN加入者番号に対して、ショートメッセージを伝送す
るための本発明のシステムは、加入者Aの応対をする移動サービス交換センタ(
MSC)と、移動局からショートメッセージサービスセンタへショートメッセージ をルーティングするためのルーティングセンタ(ショートメッセージ インター
ワーキング モバイル サービス スイッチング センタ、SMS‐IWMSC、Short
Message InterWorking Mobile Services Switching Centre)と、ショートメッ セージの受信、保管および送信のためのショートメッセージサービスセンタ(SM
SC)と、加入者専用のインテリジェントネットワークサービスデータを保持する
ためのサービスデータベース(DB)と、を備えており、通信ネットワークにおい
て実現されるサービスノードを備える。サービスノードは、ショートメッセージ
サービスセンタ(SMSC)から分離した装置として、または、ショートメッセージ
サービスセンタのソフトウェア構成の一部として実行されてもよい。重要な点は
、実現の形態でなくサービスノードによって達成される機能性である。このサー
ビスノードの応対は、仮想加入者番号(移動局総合ディジタル通信網、MSISDN)
に対応する国際加入者番号を確立する際に利用される。
【0012】 本システムの実施形態において、移動サービス交換センタ(MSC)およびルー ティングセンタ(SMS‐GMSC)は、サービスノードによって互いに接続されるの で、サービスノードは、移動サービス交換センタ(MSC)およびルーティングセ ンタ(SMS‐GMSC)の両方に透過的である。さらに、サービスノードは、内部あ るいは外部のサービスデータベース(DB)に接続されている。
【0013】 本システムの実施形態において、移動サービス交換センタ(MSC)は、サービ スノードの番号によってGT解析を実行するための手段を備える。そして、ルー
ティングセンタが、取得された番号の指示によってサービスノードに対して送信
されるショートメッセージをルーティングすることを可能にする。
【0014】 移動通信ネットワークを含んでいる通信ネットワークの仮想加入者番号に、シ
ョートメッセージを伝送するための本発明の方法において、通信ネットワークは
、ショートメッセージの受信、保管および送信のためのショートメッセージサー
ビスセンタ(SMSC)と、ショートメッセージサービスセンタから移動局(SMS-GM
SC)の方へショートメッセージをルーティングするためのルーティングセンタ(
SMS-GMSC)と、加入者Bの応対をする移動サービス交換センタ(MSC)と、イン テリジェントネットワークサービスのデータを保持するためのサービスデータベ
ース(DB)と、加入者の情報を保持するためのホームロケーションレジスタ(HL
R)と、を備えており、仮想加入者番号に対応する国際加入者番号を確立するた めにサービスノードが通信ネットワークに接続されており、仮想加入者番号宛て
のショートメッセージは、ショートメッセージサービスセンタ(SMSC)からルー
ティングセンタ(SMS-GMSC)へ送信される。
【0015】 加入者Bの仮想加入者番号をパラメータとして含むルーティング問合せは、ル
ーティングセンタ(SMS‐GMSC)からサービスノードに送信される。次に、サー ビスノードは、サービスデータベース(DB)へ、加入者Bの仮想加入者番号をパ
ラメータとして含むサービス問合せを送信する。その問合せは、サービスデータ
ベースからサービスノードへ加入者Bの国際加入者番号(MSISDN)が送信される
ことによって回答される。次に、サービスノードは、ホームロケーションレジス
タ(HRL)へ、加入者Bの国際加入者番号(MSISDN)をパラメータとして含むサ ービス問合せを送信する。これに応答して、ホームロケーションレジスタ(HRL )は、サービスノードへ、加入者Bの国際モバイル加入者識別(IMSI、internat
ional mobile subscriber identity)コード、および、加入者Bの応対をする移
動サービス交換センタ(MSC)のアドレスを送信する。そして、この情報は、
サービスノードからルーティングセンタ(SMS-GMSC)へ送信される。
【0016】 この後に、ショートメッセージは、ルーティングセンタ(SMS-GMSC)から加入
者Bの応対をする移動サービス交換センタ(MSC)へ送信される。それから、加 入者Bの応対をする移動サービス交換センタ(MSC)から、ショートメッセージ の受信通知がルーティングセンタ(SMS‐GMSC)に送信される。そして、ルーテ ィングセンタ(SMS‐GMSC)から、送信の成功または失敗を示すメッセージがサ ービスノードに送信される。このメッセージは、さらにホームロケーションレジ
スタ(HLR)に送信される。そして、ホームロケーションレジスタ(HLR)は、サ
ービスノードへ受信通知を送信することによって応答する。さらに、メッセージ
は、グローバル名称(GT)がサービスノードにおいてルーティングセンタ(SMS-
GMSC)のアドレスに変換された後に、ルーティングセンタ(SMS-GMSC)に送信さ
れる。
【0017】 方法の実施形態では、サービスデータベースにおいて仮想加入者番号に対応す
る国際加入者番号(MSISDN)が発見されない場合、エラーメッセージが、サービ
スノードからルーティングセンタ(SMS‐GMSC)へ送信される。
【0018】 方法の実施形態では、ホームロケーションレジスタ(HLR)から受信されたエ ラーメッセージは、サービスノードからルーティングセンタ(SMS-GMSC)へ送信
される。エラーメッセージの受信通知は、サービスノードによってホームロケー
ションレジスタへ送信されたサービス問合せが不成功である場合に、ホームロケ
ーションレジスタ(HLR)へ送信される。
【0019】 方法の実施形態では、サービスノードとホームロケーションレジスタ(HLR) との間の通信、およびサービスノードとルーティングセンタ(SMS-GMSC)との間
の通信は、標準のマップ(モバイルアプリケーションパート、MAP、mobile appl
ication part)プロトコルの使用によってなされる。
【0020】 方法の実施形態では、サービスノードと外部のサービスデータベース(DB)と
の間の通信は、標準のインテリジェントネットワークプロトコルのデータベース
問合せを使用することによってなされる。標準のインテリジェントネットワーク
プロトコルは、たとえば、欧州電気通信標準化協会(ETSI)、コアインテリ
ジェントネットワークアプリケーションパート(CoreINAP)、国際電気
通信連合の電気通信標準化部門(ITU−T)のキャパビリッティセット1(C
S1)および/またはエックス500(X.500)である。
【0021】 方法の実施形態では、移動通信ネットワークは、GSMと互換性がある。
【0022】 移動通信ネットワークを含んでいる通信ネットワークの加入者専用のVPN加
入者番号に対して、ショートメッセージを伝送するための本発明の方法において
、通信ネットワークは、加入者Aの応対をする移動サービス交換センタ(MSC) と、移動局からショートメッセージサービスセンタの方へショートメッセージを
ルーティングするためのルーティングセンタ(SMS-IWMSC)と、ショートメッセ ージの受信、保管および送信のためのショートメッセージサービスセンタ(SMSC
)と、インテリジェントネットワークサービスのデータを保持するためのサービ
スデータベース(DB)と、を備えており、加入者専用のVPN加入者番号に対応
する国際加入者番号(MSISDN)を確立するためにサービスノードが通信ネットワ
ークに接続されており、加入者専用のVPN加入者番号宛てのショートメッセー
ジは、移動サービス交換センタ(MSC)からサービスノードへ送信される。加え て、加入者Aは、ショートメッセージサービスセンタ(SMSC)のアドレスを、彼
または彼女の端末装置のアドレス領域内において、サービスノードのアドレスに
置き換える。
【0023】 次に、加入者Aの国際加入者番号(MSISDN)および加入者Bの顧客専用のVP
N加入者番号をパラメータとして含んでいるサービス問合せが、サービスノード
からサービスデータベース(DB)へ送信される。それに応答して、加入者Bの国
際加入者番号(MSISDN)は、サービスデータベース(DB)からサービスノードへ
送信される。次に、加入者Bの顧客専用のVPN加入者番号が加入者Bの国際加
入者番号(MSISDN)に置き換えられ、サービスノードのアドレスがショートメッ
セージサービスセンタ(SMSC)のアドレスに置き換えられるように、ショートメ
ッセージのアドレス領域のパラメータは、サービスノード内において変更される
【0024】 この後、ショートメッセージは、サービスノードからルーティングセンタ(SM
S-IWMSC)へ送信される。それから、ショートメッセージの受信通知は、ルーテ ィングセンタ(SMS-IWMSC)からサービスノードへ送信される。その受信通知は 、グローバル名称(GT)が移動サービス交換センタ(MSC)のアドレスに変換さ れた後、さらに移動サービス交換センタ(MSC)へ送信される。
【0025】 方法の実施形態では、サービスノードのアドレスがデフォルトショートメッセ
ージサービスセンタ(SMSC)のアドレスに置き換えられるように、ショートメッ
セージのアドレス領域のパラメータは、サービスノード内において変更される。
そこにおいて、ショートメッセージは、サービスノードからルーティングセンタ
(SMS-IWMSC)へ送信される。そして、受信通知は、ルーティングセンタ(SMS-I
WMSC)からサービスノードへ送信され、その受信通知は、加入者Bの国際加入者
番号(MSISDN)がサービスデータベース内において発見されない場合、移動サー
ビス交換センタ(MSC)へ送信される。
【0026】 方法の実施形態では、サービスノードのアドレスがデフォルトショートメッセ
ージサービスセンタ(SMSC)のアドレスに置き換えられるように、ショートメッ
セージのアドレス領域のパラメータは、サービスノード内において変更される。
そこにおいて、メッセージは、サービスノードからルーティングセンタ(SMS-IW
MSC)へ送信される。そして、受信通知が、ルーティングセンタ(SMS-IWMSC)か
らサービスノードへ送信され、その受信通知は、国際加入者番号(MSISDN)宛て
のメッセージがサービスノードに送信された場合、移動サービス交換センタ(MS
C)へ送信される。
【0027】 従来技術と比較して、本発明は、従来できなかった、仮想番号を利用すると共
にインテリジェントネットワークサービスを利用するユーザへショートメッセー
ジを送信することができる点において優れている。仮想加入者番号へメッセージ
を伝送するためのシステムおよび方法において、ショートメッセージは、ショー
トメッセージサービスを利用するすべてのユーザによって送信されることができ
る。更なる利点は、ユーザの視点から見ると、仮想加入者番号と通常のMSIS
DN番号との間に違いがないことである。一方、加入者専用のVPN加入者番号
に対してメッセージを伝送するためのシステムおよび方法は、インテリジェント
ネットワークのVPNサービスを支援するショートメッセージサービスを提供す
ることを可能にし、その結果、ショートメッセージがVPNサービスと一致した
拡張番号へ送信されることを許可する。本発明の更なる利点は、サービスノード
がショートメッセージサービスセンタ(SMSC)から分離した装置として実行され
るので、ショートメッセージサービスセンタ(SMSC)の供給業者の独立を許すこ
とである。さらに、本発明の方法によって送信されるショートメッセージは、応
答機能を使用することによって回答されることができる。
【0028】
【説明図の一覧】
以下、本発明の2、3の実施形態を添付図面を参照しながら、説明する。
【0029】 図1は、仮想加入者番号へショートメッセージを伝送する本発明のシステムの
物理的構成を示す図である。
【0030】 図2および図3は、仮想加入者番号へショートメッセージを伝送する本発明の
方法における信号の流れを示す図である。
【0031】 図4は、加入者専用のVPN加入者番号へショートメッセージを伝送する本発
明のシステムの物理的構成を示す図である。
【0032】 図5、図6および図7は、加入者専用のVPN加入者番号へショートメッセー
ジを伝送する本発明の方法における信号の流れを示す図である。
【0033】
【詳細な説明】
図1は、GSMネットワークのような移動通信ネットワークを含んでいる通信
ネットワーク上の仮想加入者番号に対して、ショートメッセージを伝送するため
のシステムの物理的な構成を示す図である。ショートメッセージサービスセンタ
1は、それ自体公知であり、送信者からショートメッセージを受信することを引
き受け、それらを更に受信機に配信し、それらがうまく送信されるまで保管する
。ルーティングセンタ2もまた、それ自体公知であり、ショートメッセージサー
ビスセンタ1から加入者Bへのショートメッセージのルーティング(経路指定)
を引き受ける。発明によって提供される新型のルーティングセンタ2の機能は、
仮想番号の指示によってGT解析を実行することである。移動サービス交換セン
タ3は、それ自体が公知の移動サービス交換センタであり、加入者Bの応答をす
る。ホームロケーションレジスタ6は、それ自体が公知のホームロケーションレ
ジスタであり、それは加入者Bのために加入者の情報を保管する。本発明によっ
て提供される完全に新型の要素は、サービスノード4である。サービスノードに
よって提供されるサービスを利用することによって、例えば企業の国際呼出し番
号に対してショートメッセージを伝送することが可能である。ホームロケーショ
ンレジスタ6およびルーティングセンタ2は、サービスノード4に接続されてお
り、このサービスノード4はホームロケーションレジスタ6およびルーティング
センタ2に対して透過的である。換言すれば、サービスノード4は、ルーティン
グセンタ2によってはホームロケーションレジスタ6のように見られ、ホームロ
ケーションレジスタ6によってはルーティングセンタ2のように見られる。サー
ビスノード4の動作は、ユーザの端末装置から見えない。データベース5は、加
入者専用のインテリジェントネットワークサービスのデータを格納するために使
用される。データベース5は、それ自体公知の外部のインテリジェントネットワ
ークサービスのデータベースであってもよいし、あるいはそれがサービスノード
4と統合されていてもよい。
【0034】 図2は、ショートメッセージの伝送が成功した場合、仮想加入者番号に対して
ショートメッセージを伝送する本発明の方法における信号の流れを示す図である
。ショートメッセージは、ルーティングセンタ2で受信される。そして、ルーテ
ィングセンタ2は、ショートメッセージの受信機の仮想番号に基づいて、ホーム
ロケーションレジスタ6を代理するサービスノード4のアドレスを見つけ出す。
ルーティングセンタ2から、マップ(MAP、mobile application part)プロトコ
ルと一致した「SEND_ROUTING_INFO_FOR_SHORT_M
ESSAGE」(SRI_for_SM、ショートメッセージのための送信ルーティング
情報)ルート問合わせが、サービスノード4に送信される。ルート問合せは、以
下のパラメータを含む。
【0035】
【表1】
【0036】 次に、「SEND_ROUTING_INFO_FOR_SHORT_MES
SAGE」メッセージのMSISDNパラメータに基づくデータベース問合せは
、サービスノード4からサービスデータベース5へ送信される。番号がデータベ
ース5において見出されない場合、サービスノード4は、ユーザエラー領域内に
おいて、「未知の加入者」というエラーメッセージを含んでいる「SEND_R
OUTING_INFO_FOR_SHORT_MESSAGE_ACK」(SR
I_for_SM_ACK、ショートメッセージ受信通知のための送信ルーティング情報 )メッセージを用いて応答する。一方、見出される場合は、加入者Bの実際の国
際加入者番号(MSISDN)が、データベース5から返信される。
【0037】 実際の国際加入者番号(MSISDN)に基づいて、サービスノード4は加入者Bの
ホームロケーションレジスタ6のアドレスを得ると共に、ホームロケーションレ
ジスタ6に「SEND_ROUTING_INFO_FOR_SHORT_ME
SSAGE」問合せを送信する。これに対する応答である「SEND_ROUT
ING_INFO_FOR_SHORT_MESSAGE_ACK」において、
ホームロケーションレジスタは、以下の情報を返信する。
【0038】
【表2】
【0039】 「SEND_ROUTING_INFO_FOR_SHORT_MESSAG
E_ACK」メッセージは、サービスノード4からルーティングセンタ2へ変更
されずに伝送される。ルーティングセンタ2は、さらに、移動サービス交換セン
タ3へショートメッセージを送信し、同じものの受信を認める。
【0040】 ルーティングセンタ2は、「REPORT_SM_DELIVERY_STA
TUS」(ショートメッセージ送信状態報告)メッセージをサービスノード4に
送信する。それは更にホームロケーションレジスタ6に送信される。そのメッセ
ージは、以下のパラメータを含む。
【0041】
【表3】
【0042】 SM(Short Message)受け渡し結果パラメータは、加入者が不在であること 、MS(Message Storage)記憶容量を越えたこと、あるいは送信が成功したこ とのうち1つを示す。ホームロケーションレジスタ6は、「REPORT_SM
_DELIVERY_STATUS_ACK」(ショートメッセージ送信状態受
信通知報告)受信通知メッセージを送信して、それはルーティングセンタ2に送
られる。同時に、サービスノードは、GT(Global Title)アドレスをルーティ
ングセンタ2のアドレスに変換する。
【0043】 図3は、サービスノード4からホームロケーションレジスタ6へ送信される問
合せが不成功である場合、仮想加入者番号にショートメッセージを伝送する方法
の実例における信号の流れを示す図である。この場合、サービスノードは、MA
Pプロトコルと一致した「INFORM_SC」(サービスセンタ情報)メッセ
ージをルーティングセンタ2へ伝送すると共に、ルーティングセンタ2によって
返信された受信通知をホームロケーションレジスタ6へ送信する。「INFOR
M_SC」メッセージは、以下のパラメータを含む。
【0044】
【表4】
【0045】 図4は、GSMネットワークのような移動通信ネットワークを含んでいる通信
ネットワークの加入者専用のVPN加入者番号へショートメッセージを伝送する
システムの物理的な構成の実例を示す図である。移動サービス交換センタ7は、
それ自体公知であり、加入者Aの応対をする移動サービス交換センタである。発
明によって提供される新型の機能として、移動サービス交換センタ7は、サービ
スノード8の番号によってGT解析を実行する。ルーティングセンタ9もまた、
それ自体公知であり、加入者Aからショートメッセージサービスセンタ10へ、
ショートメッセージのルーティング(経路指定)を引き受ける。ショートメッセ
ージサービスセンタ10は、それ自体公知であり、送信者からショートメッセー
ジを受信することを引き受け、それらを更に受信機に配信し、それらがうまく伝
送されるまで格納する。本発明によって提供される完全に新型の要素は、サービ
スノード8である。サービスノードによって提供されるサービスを利用すること
によって、インテリジェントネットワークのVPN番号に対してショートメッセ
ージを伝送することを可能にしている。移動サービス交換センタ7およびルーテ
ィングセンタ9は、サービスノード8を介して接続されており、このサービスノ
ード8は移動サービス交換センタ7およびルーティングセンタ9に対して透過的
である。換言すれば、サービスノード8は、ルーティングセンタ9によっては移
動サービス交換センタ7のように見られ、移動サービス交換センタ7によっては
ルーティングセンタ9のように見られる。ユーザの端末装置は、サービスノード
8をショートメッセージサービスセンタ10のように見る。データベース11は
、加入者専用のインテリジェントネットワークサービスのデータを格納するため
に使用される。データベース11は、それ自体公知の外部のインテリジェントネ
ットワークサービスのデータベースであってもよいし、あるいはサービスノード
8と統合されていてもよい。
【0046】 図5は、ショートメッセージの伝送が成功している場合、加入者専用のVPN
加入者番号に対して、ショートメッセージを伝送するための方法の実例における
信号の流れを示す図である。加入者Aは、加入者自身の端末装置のアドレス領域
内におけるショートメッセージサービスセンタ10のアドレスを、サービスノー
ド8のアドレスに変更して、ショートメッセージをVPN番号に対して送信する
【0047】 ショートメッセージは、「MAP_FORWARD_SHORT_MESSA
GE」(ショートメッセージ送信用MAP、MAP_FORWORD_SM)メッセージ内に
おいて、加入者Aの応対をする移動サービス交換センタ7からサービスノード4 8へ伝送される。「MAP_FORWARD_SHORT_MESSAGE」
メッセージのタイトル領域は、以下の情報を含み、サービスノード8内のMAP
オブジェクトによって識別される。
【0048】
【表5】
【0049】 SM‐RP UI(ショートメッセージ応答パスユーザ情報、Short Message
Reply Path User Information)は以下の情報を含み、サービスノード8内のS M‐TPオブジェクトによって、「SM‐TP‐SMS‐SUBMIT」メッセ
ージから識別される。
【0050】
【表6】
【0051】 「MAP_FORWARD_SHORT_MESSAGE」のSM‐RP O
Aパラメータ(送信者のMSISDN番号)および「SM_TP_SMS_SU
BMIT」メッセージのTP‐DAパラメータ(受信機のVPN番号)に基づい
て、サービスノード8は、データベース問合せをする。その応答は、新しいTP
‐DAパラメータ(加入者Bの実際のMSISDN番号)およびショートメッセ
ージサービスセンタ10の番号である。
【0052】 SM‐RP DAパラメータにおいて、サービスノード8のアドレスがショー
トメッセージサービスセンタ10のアドレスに置き換えられ、SM−TP DA
パラメータにおいて、VPN番号がMSISDN番号に置き換えられるように、
サービスノードは、パラメータを変更する。次に、サービスノード8は、「MA
P_FORWARD_SHORT_MESSAGE」メッセージにおいて、ショ
ートメッセージをルーティングセンタ2に送信する。
【0053】 そのルーティングセンタ9は、サービスノードに「MAP_FORWARD_
SHORT_MESSAGE_ACK」(ショートメッセージ送信用MAP受信
通知、MAP_FORWARD_SM_ACK)メッセージを送信することによってショートメ ッセージの受信通知を行なう。「MAP_FORWARD_SHORT_MES
SAGE_ACK」メッセージは、移動サービス交換センタ7がルーティングセ
ンタ9から直接それを受信したのと同じ形式で、サービスノード8によって移動
サービス交換センタ7へ送信される。そして、それは、メッセージのGTアドレ
スが変更されたことを意味する。「MAP_FORWARD_SHORT_ME
SSAGE_ACK」メッセージのパラメータは、呼び出しIDであり、エラー
の場合、失敗の理由を示すユーザエラーである。
【0054】 図6は、ショートメッセージが通常のMSISDN番号について送信された場
合、加入者専用のVPN加入者番号に、ショートメッセージを伝送するための方
法の実例における信号の流れを示す図である。TP‐DAパラメータに基づいて
、サービスノード8は、ショートメッセージを、MSISDN番号と共に送信さ
れる通常のショートメッセージであると確認する。データベース問合せが必要で
はないが、ショートメッセージは直接「MAP_FORWARD_SHORT_
MESSAGE」メッセージにおいて、デフォルトショートメッセージセンタ(
default SMSC)に送られてもよい。サービスノード8は、SM‐RP DAパラ
メータにおいて、サービスノード8のアドレスがデフォルトショートメッセージ
サービスセンタのアドレスに置き換えるられるように、メッセージパラメータを
変更する。次に、サービスノード8は、「MAP_FORWARD_SHORT
_MESSAGE_ACK」メッセージにおいて、ルーティングセンタ9からメ
ッセージを送信した移動サービス交換センタ7へ受信通知を送信する。
【0055】 図7は、加入者がサービスデータベース11において発見されない場合、加入
者専用のVPN加入者番号に対して、ショートメッセージを伝送する方法の実例
における信号の流れを示す図である。この場合、サービスノード8は、加入者が
見出されないことを示しているデータベースエラーを、戻り値としてデータベー
ス11から受信する。サービスノード8は、SM‐RP DAパラメータにおい
て、サービスノード8のアドレスがデフォルトショートメッセージサービスセン
タのアドレスに置き換えられるように、メッセージパラメータを変更した後に、
「MAP_FORWARD_SHORT_MESSAGE」メッセージにおいて
、ショートメッセージをデフォルトショートメッセージセンタへ送信する。
【0056】 本出願は、以前のフィンランドの出願FI 974384号に基づき、それと
同じ出願人によってなされている。前記出願の内容は、本出願の内容に記載され
ている。発明は上記した実施形態の実例に制限されない。そして多くの変更が請
求項によって形成される発明の思想の範囲内で可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ボルミスト,ヤリ フィンランド国,エフアイエヌ−00510 ヘルシンキ,スツレンカツ 16,ソネラ オサケ ユキチュア Fターム(参考) 5K067 AA21 BB04 BB21 DD11 DD53 DD57 EE00 EE02 EE16 HH22 HH24

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動通信ネットワークを含んでいる通信ネットワーク上での
    仮想加入者番号に対してショートメッセージを伝送するシステムであって、 ショートメッセージの受信、格納、および送信を行うためのショートメッセー
    ジサービスセンタ(1)と、 前記ショートメッセージについてルーティングを行うルーティングセンタ(2
    )と、 加入者Bの応対をする移動サービス交換センタ(3)と、 加入者専用のインテリジェントネットワークサービスについてのデータを保持
    するためのサービスデータベース(5)と、 加入者の情報を保持するためのホームロケーションレジスタ(6)と、を含み
    、 前記仮想加入者番号に対応する国際加入者番号(MSISDN)を確立するた
    めの手段(4)を備えることを特徴とするシステム。
  2. 【請求項2】 前記手段(4)は、前記ショートメッセージサービスセンタ
    とは別個のサービスノードとして実現されていることを特徴とする請求項1に記
    載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記手段(4)は、前記ショートメッセージサービスセンタ
    と連絡するサービスノードとして実現されていることを特徴とする請求項1に記
    載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記サービスノード(4)が、前記ホームロケーションレジ
    スタ(6)と前記ルーティングセンタ(2)との双方から見て透過的であるよう
    に、前記ホームロケーションレジスタ(6)と前記ルーティングセンタ(2)と
    が前記サービスノードを介して相互に接続されており、 前記サービスノードは、内部または外部の前記サービスデータベース(5)に
    接続されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のシステム
  5. 【請求項5】 前記ルーティングセンタ(2)は、 取得された番号の指示によって前記サービスノードに送信されているショート
    メッセージをルーティングするために、前記仮想番号の指示によってグローバル
    名称(GT)の解析を実行するための手段を有することを特徴とする請求項1〜4
    のいずれか一つに記載のシステム。
  6. 【請求項6】 移動通信ネットワークは、GSMと互換性があることを特徴
    とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のシステム。
  7. 【請求項7】移動通信ネットワークを含んでいる通信ネットワーク上での加
    入者専用の仮想的な専用ネットワーク(VPN)の加入者番号に対してショートメ ッセージを伝送するシステムであって、 加入者Aの対応をする移動サービス交換センタ(7)と、 ショートメッセージを送るためのルーティングセンタ(9)と、 ショートメッセージの受信、格納、および送信を行うためのショートメッセー
    ジサービスセンタ(10)と、 加入者専用のインテリジェントネットワークサービスについてのデータを保持
    するためのサービスデータベース(11)と、を含み、 加入者専用の仮想的な専用ネットワークの前記加入者番号に対応する国際加入
    者番号(MSISDN)を確立するための手段(4)を備えることを特徴とする
    システム。
  8. 【請求項8】 前記手段(4)は、前記ショートメッセージサービスセンタ
    とは別個のサービスノードとして実現されていることを特徴とする請求項7に記
    載のシステム。
  9. 【請求項9】 前記手段(4)は、前記ショートメッセージサービスセンタ
    と連絡するサービスノードとして実現されていることを特徴とする請求項7に記
    載のシステム。
  10. 【請求項10】 前記サービスノード(8)が、前記移動サービス交換セン
    タ(7)と前記ルーティングセンタ(9)との双方から見て透過的であるように
    、前記移動サービス交換センタ(7)と前記ルーティングセンタ(9)とが前記
    サービスノードを介して相互に接続されており、 前記サービスノードは、内部または外部の前記サービスデータベース(11)
    に接続されていることを特徴とする請求項7〜9のいずれか一つに記載のシステ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記移動サービス交換センタ(7)は、 取得された番号の指示によって前記サービスノードに対して送信されたショー
    トメッセージをルーティングするために、サービスノード(8)の番号によって
    GT解析を実行する手段を有することを特徴とする請求項7〜10のいずれか一
    つに記載のシステム。
  12. 【請求項12】 移動通信ネットワークは、GSMと互換性があることを特
    徴とする請求項7〜11のいずれか一つに記載のシステム。
  13. 【請求項13】 移動通信ネットワークを含んでいる通信ネットワーク上で
    の仮想加入者番号に対してショートメッセージを伝送する方法であって、 前記通信ネットワークは、 ショートメッセージの受信、格納、および送信を行うためのショートメッセー
    ジサービスセンタ(1)と、 前記ショートメッセージをルーティングするためのルーティングセンタ(2)
    と、 加入者Bの応対をする移動サービス交換センタ(3)と、 加入者専用のインテリジェントネットワークサービスについてのデータを保持
    するためのサービスデータベース(5)と、 加入者の情報を保持するためのホームロケーションレジスタ(6)と、を含み
    、 前記仮想加入者番号に対応する国際加入者番号(MSISDN)を確立するた
    めにサービスノード(4)が前記通信ネットワークに接続されており、 前記ルーティングセンタ(2)から前記サービスノード(4)に対して、前記
    加入者Bの仮想加入者番号をパラメータとして含むルーティング問合せを送るス
    テップと、 前記サービスノード(4)から前記ホームロケーションレジスタ(6)に対し
    て、前記加入者Bの国際加入者番号(MSISDN)をパラメータとして含むサ
    ービス問合せを送るステップと、 前記ホームロケーションレジスタ(6)から前記サービスノード(4)に対し
    て、前記加入者Bの加入者識別コード(IMSI)と、加入者Bの応対をする移
    動サービス交換センタ(3)のアドレスとを送るステップと、 前記サービスノード(4)から前記ルーティングセンタ(2)に対して、前記
    加入者Bの加入者識別コード(IMSI)と、加入者Bの応対をする移動サービ
    ス交換センタ(3)のアドレスとを伝えるステップと、 前記ルーティングセンタ(2)から、前記加入者Bの応対をして前記加入者B
    に前記ショートメッセージを伝送する前記移動サービス交換センタ(3)に対し
    て、前記ショートメッセージを伝えるステップと、 を有することを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 前記サービスノード(4)から前記サービスデータベース
    (5)に対して、前記加入者Bの前記仮想加入者番号をパラメータとして含むサ
    ービス問合せが送られ、 前記サービスデータベース(5)から前記サービスノード(4)に対して、前
    記加入者Bの国際加入者番号(MSISDN)が送られることを特徴とする請求
    項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 ショートメッセージの受取りについての受信通知が、加入
    者Bの応対をする移動サービス交換センタ(3)から前記ルーティングセンタ(
    2)に対して送られることを特徴とする請求項13または14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記ショートメッセージの転送の成功/不成功を表すメッ
    セージが前記ルーティングセンタ(2)から前記サービスノード(4)に送られ
    、さらに、前記ホームロケーションレジスタ(6)にも転送されることを特徴と
    する請求項13〜15のいずれか一つに記載の方法。
  17. 【請求項17】 メッセージに対する受信通知が前記ホームロケーションレ
    ジスタ(6)から前記サービスノード(4)に対して送られ、さらに、サービス
    ノード(4)においてジェネラル名称GTがルーティングセンタ(2)のアドレ
    スに変換された後に、当該受信通知は、前記ルーティングセンタ(2)に転送さ
    れることを特徴とする請求項13〜16のいずれか一つに記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記仮想加入者番号に対応する国際加入者番号(MSIS
    DN)が前記サービスデータベース(5)内で見出されない場合には、前記サー
    ビスノード(4)から前記ルーティングセンタ(2)に対して、エラーメッセー
    ジが送信されることを特徴とする請求項13〜17のいずれか一つに記載の方法
  19. 【請求項19】 前記サービスノード(4)から前記ホームロケーションレ
    ジスタ(6)へのサービス問合せの送信が不成功である場合に、 前記ホームロケーションレジスタ(6)から受け取ったエラーメッセージは、
    前記サービスノード(4)から前記ルーティングセンタ(2)に対して転送され
    、このエラーメッセージに対する前記ルーティングセンタ(2)の受信通知が、
    ホームロケーションレジスタ(6)に送信されることを特徴とする請求項13〜
    18のいずれか一つに記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記サービスノード(4)と前記ホームロケーションレジ
    スタ(6)との間の通信、および前記サービスノード(4)と前記ルーティング
    センタ(2)との間の通信は、標準的なMAPプロトコルを用いてなされること
    を特徴とする請求項13〜19のいずれか一つに記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記サービスノード(4)と外部のデータベース(5)と
    の間の通信は、欧州電気通信標準化協会(ETSI)、コアインテリジェントネ
    ットワークアプリケーションパート(CoreINAP)、国際電気通信連合の
    電気通信標準(ITU−T)のキャパビリッティセット1(CS1)および/ま
    たはエックス500(X.500)などの標準化されたインテリジェントネット ワークプロトコルのデータベース問合せを用いてなされることを特徴とする請求
    項13〜20のいずれか一つに記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記移動通信ネットワークは、GSMと互換性があること
    を特徴とする請求項13〜21のいずれか一つに記載の方法。
  23. 【請求項23】 移動通信ネットワークを含んでいる通信ネットワーク上で
    の加入者専用の仮想的な専用ネットワーク(VPN)の加入者番号に対してショー トメッセージを伝送する方法であって、 前記移動通信ネットワークは、 加入者Aの対応をする移動サービス交換センタ(7)と、 ショートメッセージをルーティングするためのルーティングセンタ(9)と、 ショートメッセージの受信、格納、および送信を行うためのショートメッセー
    ジサービスセンタ(10)と、 加入者専用のインテリジェントネットワークサービスについてのデータを保持
    するためのサービスデータベース(11)と、を含み、 加入者専用の仮想的な専用ネットワークの前記加入者番号に対応する国際加入
    者番号(MSISDN)を確立するためにサービスノード(8)が前記通信ネッ
    トワークに接続されており、 加入者専用のVPN加入者番号を宛先とし、かつ、加入者Aが端末装置を介し
    た手動操作によって、ショートメッセージサービスセンタ(10)のアドレスを
    サービスノード(8)のアドレスに置き換えたショートメッセージを、前記移動
    サービス交換センタ(7)から前記サービスノード(8)に対して伝えるステッ
    プと、 前記サービスノード(8)から前記サービスデータベース(11)に対して、
    加入者Aの国際加入者番号(MSISDN)と加入者Bの加入者専用VPN加入
    者番号とをパラメータとして含むサービス問合せを送るステップと、 前記サービスデータベース(11)から前記サービスノード(8)に対して、
    加入者Bの国際加入者番号(MSISDN)を送るステップと、 加入者Bの加入者専用のVPN加入者番号が加入者Bの国際加入者番号(MS
    ISDN)に置き換えられ、前記サービスノード(8)のアドレスがショートメ
    ッセージサービスセンタ(10)のアドレスに置き換えられるように、サービス
    ノード(8)において前記ショートメッセージのタイトル領域のパラメータを変
    更するステップと、 前記サービスノード(8)から前記ルーティングセンタ(9)に対して、ショ
    ートメッセージを送るステップと、 を有することを特徴とする方法。
  24. 【請求項24】 ショートメッセージの受取りについての受信通知が、前記
    ルーティングセンタ(9)からサービスノード(8)に対して送られ、さらに、
    サービスノード(8)においてジェネラル名称(GT)が移動サービス交換セン
    タ(7)のアドレスに変更された後に、当該受信通知は、前記移動サービス交換
    センタ(7)に転送されることを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記サービスノード(8)のアドレスが、デフォルトショ
    ートメッセージセンタのアドレスに置き換えられるように、サービスノード(8
    )において前記ショートメッセージのタイトル領域のパラメータを変更し、当該
    ショートメッセージは、サービスノード(8)から前記ルーティングセンタ(9
    )に送られ、受信通知が前記ルーティングセンタ(9)からサービスノード(8
    )に送られ、加入者Bの国際加入者番号(MSISDN)がサービスデータベー
    ス(11)内に見出されない場合は、前記受信通知は、前記移動サービス交換セ
    ンタ(7)に転送されることを特徴とする請求項23または請求項24に記載の
    方法。
  26. 【請求項26】 サービスノード(8)のアドレスがデフォルトショートメ
    ッセージサービスセンタのアドレスに置き換えられるように、前記ショートメッ
    セージのアドレス領域のパラメータを変更し、当該メッセージは、サービスノー
    ド(8)からルーティングセンタ(9)に送られ、受信通知がルーティングセン
    タ(9)からサービスノード(8)に送られ、国際加入者番号(MSISDN)
    宛てのメッセージがサービスノード(8)に送られた場合は、前記受信通知は、
    前記移動サービス交換センタ(7)に転送されることを特徴とする請求項23〜
    25のいずれか一つに記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記サービスノード(8)と前記移動サービス交換センタ
    (7)との間の通信、および前記サービスノード(8)と前記ルーティングセン
    タ(9)との間の通信は、標準的なMAPである、SM−TP、およびSM−R
    Pプロトコルを用いてなされることを特徴とする請求項23〜26のいずれか一
    つに記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記サービスノード(8)と外部のデータベース(11)
    との間の通信は、欧州電気通信標準化協会(ETSI)、コアインテリジェント
    ネットワークアプリケーションパート(CoreINAP)、国際電気通信連合
    の電気通信標準(ITU−T)のキャパビリッティセット1(CS1)および/
    またはエックス500(X.500)などの標準化されたインテリジェントネッ トワークプロトコルのデータベース問合せを用いてなされることを特徴とする請
    求項23〜27のいずれか一つに記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記移動通信ネットワークは、GSMと互換性があること
    を特徴とする請求項23〜28のいずれか一つに記載の方法。
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