JP2001525100A - 時変制約を有するコードを利用するチャンネル用信号空間検出器 - Google Patents

時変制約を有するコードを利用するチャンネル用信号空間検出器

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JP2001525100A JP54948698A JP54948698A JP2001525100A JP 2001525100 A JP2001525100 A JP 2001525100A JP 54948698 A JP54948698 A JP 54948698A JP 54948698 A JP54948698 A JP 54948698A JP 2001525100 A JP2001525100 A JP 2001525100A
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Abstract

(57)【要約】 データがディスク駆動機構(110)内のディスク(112)から検出されかつ複数の時間間隔内に供給されたデータ・サンプルを含むサンプル読出し信号として供給される。信号空間検出器(320)はデータを検出するように構成され、データは複数の時間間隔にわたって第1制約と第2制約との間で変動する時変最大遷移ラン制約を有するコードに従ってコード化される。検出器(320)は、複数の可能なデータ・シンボルの中の1つを表示する第1の複数の項を含む入力サンプルを受け取るように構成されている。次いで、検出されつつある入力サンプルが第1制約によって制約されるとき複数の可能なデータ・シンボルの中の1つが第1制約に基づいて取り除かれて、第2の複数の残りの可能なデータ・シンボルを供給する。第2の複数の残りの可能なデータ・シンボルの中のどれが入力シンボルの所定範囲内にあるかを決定することによって、次いで、検出されつつある入力サンプルに相当する推定データ値が決定される。

Description

【発明の詳細な説明】 時変制約を有するコードを利用するチャンネル用信号空間検出器 発明の分野 本発明は、ディスク駆動機構に関する。特に、本発明は、ディスク駆動機構内 のデータ検出器に関し、そのデータ検出器は時変制約を有するコードに従ってコ ード化されたデータを検出する。 発明の背景 典型的ディスク駆動機構は、回転するようにハブ又はスピンドル上に取り付け られた1つ以上のディスクを含む。典型的ディスク駆動機構はまた、各ディスク の上を浮動するハイドロダイナミック空気軸受によって支持されたトランスジュ ーサを含む。トランスジューサ及びハイドロダイナミック空気軸受は、データ・ ヘッドと集合的に称される。駆動機構コントローラは、慣例では、ホスト・シス テムから受信された命令に基づいてディスク駆動機構を制御するために使用され る。駆動機構コントローラは、ディスク駆動機構を制御して、ディスクから情報 を検索させ及び情報をディスクに記憶させる。 或る慣例のディスク駆動機構では、電磁アクチュエータ(electomec hanical actuator)が負帰還閉ループ・サーボ・システム内で 動作する。そのアクチュエータは、トラック探索動作のためにディスク表面にわ たって半径方向にデータ・ヘッドを動かし、かつトラック追従動作のためにディ スク表面の上に或る1つのトラックにわたってトランスジューサを直接保持する 。 書込み信号をデータ・ヘッドに供給することによって情報がディスクの表面に 典型的に同心円トラックに記憶されて、記憶されるべきデータを表す情報をディ スクの表面に書き込む。ディスクからデータを検索するに当たって、駆動機構コ ントローラは、データ・ヘッドがディスクの上を浮動しかつディスクに記憶され た情報に基づいて読出し信号を発生するように電磁アクチュエータを制御する。 読出し信号は、典型的に、データを回復ために駆動機構コントローラによって調 整(condition)され、次いでデコードされる。 典型的読出しチャンネルは、データ・ヘッド、(前置増幅回路及びフィルタリ ング回路のような)前処理論理(preconditioning logic )、データ検出器及び回復回路、及び誤り検出及び訂正回路を含む。読出しチャ ンネルは、典型的に、ディスク駆動機構と関連した駆動機構コントローラ内に実 施される。 ディスク駆動機構内で、記録されたビットの数当たり誤り率(ビット誤り率) が比較的低レベルに維持されることが重要である。ディスク駆動機構内でビット 誤り率性能を改善するために、又はディスク駆動機構内で直線記録密度を高める ために、最尤列検出(maximum likelihood sequenc e detection;MLSD)法が望まれる。このような方法は、既知の ビタビの算法を使用して実施することができる。しかしながら、MLSD法の直 接実施は非常に高価に付く。例えば、順方向フィルタリング後のチャンネル応答 は、典型的に、極めて長く、かつ10以上の項を含むことがある。それゆえ、ビ タビ検出器は210-1の状態を必要とすることにもなり、これは実用にならないほ どに複雑である。したがって、他の技術が調査されてきており、それらの技術は 複雑性を減らす傾向はあるものの、依然として直接MLSD法の結果に接近する 結果をもたらす。 このような技術は、帰還を用いてそれらの項の中の或るいくつかを取り消すこ とによって減少させた数の項にビタビの算法を適用することである。例えば、2 つの項を除いて全ての項を取り消し(かつ主カーソル(main cursor )を含む)ことによってビタビ検出器に4状態のみを持つことを許す。このよう な検出器は、簡約状態列推定器(reduced state sequenc e estimator;RSSE)と称される。 他の技術は、完全には白色化されないチャンネル応答目標であるが、かなり少 数の項を有する応答目標を選択することである。このようなシステムでは、部分 応答(patial response;PR)目標が開発されてきた。それら の目標の中に強化拡張部分応答最尤(enhanced extended p artial response maximum likelihood; E2PRML)目標と称されるものがある。高記録密度では、(E2PRML)チ ャンネル(のような)或る高次部分応答チャンネルに対しては、このような部分 応答目標と共に使用された検出器の出会った支配誤り事象(2つの入力列間の差 )が一般に形+/−(2、−2、2)のものであることが観察されている。この ような誤りは、典型的に、トリビット(tribit)が1サンプル時間だけシ フトされているとき、又はクワッドビット(quadbit)が双ビット(di bit)と間違えられるか又はこれと逆に間違えられるとき起こる。 発明の要約 比較的新しい種類のコードが最近開発されつつある。このようなコードの中に 入るものに最大遷移ラン(maximum transition run;M TR)コードがあって、データ検出器への入力ビット流から支配誤り事象を取り 去る方策として提案されている。MTRコードは、磁気記録チャンネル内のデー タ・サンプル間の最小ユークリッド距離を増大するように作用する。 例えば、MTR=2コードは、修正波形内の連続遷移のランを2に制限する。 要するに、MTR=2コードは、2つ以上の連続遷移を含むコード化データの全 てのパタンーンを取り去る。したがって、MTR=2コードはまた、高記録密度 かつ高次PRチャンネルでMLSD検出器に対して支配誤り事象を起こす全ての パターンを取り去る。 MTR制約を使用して、或る検出器が開発されており、これは3D−110検 出器と称され、その性能はかなり高いシンボル密度で深さ2の判定帰還を用いる 固定遅延ツリ一探索(fixed delay tree search wi th decision feedback of depth 2;FDTS /DF2)に匹敵する。その検出器は、三次元空間内で、受け取ったサンプル( 例えば、3サンプル)のベクトルを考えることによって構成される。3つの平面 境界が計算されかつ信号空間を2つの領域に分割するために使用され、これらの 領域の各々は現在処理されつつあるビットについての+1か又は−1であるかの 判定に相当する。3D−110検出器はまた順方向フィルタを含み、このフィル タはプリカーソル(precursor)シンボル間干渉(intersimb ole interference;ISI)項を取り 去りかつ2つのポスト・カーソルISI項を、それぞれ、1及び0に強制的にな らせる。ここで、このカーソルはまた1に正規化されている。帰還フィルタが実 施され、これらのフィルタは2つのポスト・カーソルISI項を除いて全てポス ト・カーソルを取り去る。したがって、検出器を通して誤りり伝搬がなく、この 場合、等価離散時間チャンネル・パルス応答を110と表すことができる。チャ ンネル応答へのこのような制約が検出器構造を簡単化するために使用される。 かなり高い記録密度では磁気チャンネル固有応答(natural resp onse)が110目標に近いが、かなり低い記録密度ではそれが110目標か ら顕著に偏向する。それゆえ、パルス応答をこの特定110目標に制約すること は、特にかなり低い記録密度ではFDTS/DF(2)に比較して性能劣化を生 じる。かなり高い密度でも、検出器内の実用素子の実施がチャンネル応答の11 0目標からの偏向を引き起こすことがあり得る。例えば、制約長有限インパルス 応答(finite implse response;FIR)フィルタは、 このような偏向を引き起こすことがあり得る。 それゆえ、3D−110チャンネルは、(かなり複雑なFTDS/DF(2) 検出器のような)他の検出器に優る性能及び/又は簡単性上のかなりの利点をも たらすが、このチャンネルは上に説明した或る種の欠点を含む。 本発明は、これら及び他の問題に取り組みかつ他の利点を与えるシステムを目 指している。 データがディスク駆動機構内のディスクから検出されかつ複数の時間間隔内に 供給されたデータ・サンプルを含むサンプル読出し信号(smpled rea d signal)として供給される。信号空間検出器がデータを検出するよう に構成され、この検出器内でデータは複数の時間間隔にわたり第1制約と第2制 約との間で変動する時変最大遷移ラン制約を有するコードに従ってコード化され る。この検出器は、複数の可能なデータ・シンボルの中の1つを表示する第1の 複数の項を含む入力サンプルを受け取るように構成される。次いで、検出されつ つある入力サンプルが第1制約によって制約されるとき複数の可能なデータ・シ ンボルの中の1つが第1制約に基づいて取り除かれて、第2の複数の残りの可能 なデータ・シンボルを供給する。第2の複数の残りの可能なデータ・シン ボルの中のどれが入力シンボルの所定範囲内にあるか決定することによって、次 いで、検出されつつある入力サンプルに相当する推定データ値が決定される。 第2制約によって制約される入力サンプルが受け取られるとき、その入力サン プルは追加項を含む。第1の複数の可能なデータ・シンボルの中の1つが第2制 約に基づいてかつ第1の複数のデータ・シンボルの部分集合の中のどれが第2入 力サンプルの所定範囲内にあるかに基づいて取り除かれる。 1つの実施例では、推定値は、多次元空間内の第1の複数の面に対する入力サ ンプルの位置を決定することによって決定され、第1の複数の面は多次元空間内 の第2の複数の残りの可能なデータ・シンボルを分割する。推定値は、多次元空 間内の複数の面に対する入力サンプルの位置に基づいて残りの可能なデータ・シ ンボルの中のどれが入力サンプルに相当するか決定することによって決定される 。 図面の簡単な説明 図1はディスク駆動機構の上側ケーシングを取り去ったかつ本発明の特徴を具 体化するディスク駆動機構の上面図である。 図2は図1に示されたディスク駆動機構の高水準ブロック図である。 図3は磁気チャンネル及び関連した読出し回路を概略的に示す線図であって、 ここに使用された表記法(notation)をより良く解説する。 図4−1及び4−2は本発明の1態様による検出器に相当するシンボル配列( constellation)を示すグラフ図である。 図5−1及び5−2は支配誤り事象を示す波形図である。 図6は本発明の1態様による検出器の検出器全体構成を示すブロック図である 。 図7−1及び7−2は本発明の1態様による検出器の動作を示すために使用さ れたFTDS/DFツリーを示すグラフ図である。 図8は本発明の1態様による検出器の検出器全体構成を示すブロック図である 。 好適実施例の詳細な説明 図1は、本発明の教示を組み込むために適した回転ディスク駆動機構システム を線図の形で示しかつ全体的に110で指す。複数の情報記憶ディスク112が ハウジング116内スピンドル・モータ組立体114の回りに軸受けされている 。各ディスク112は、情報を記録するために概略的に118で指示された多数 の 同心円記録トラックを有する。各トラック118は、120で概略的に指示され た複数のセクタに副分割されている。特定トラック118及び特定セクタ120 を対象とすること(referencing)によってデータをディスクに記憶 又はこれらから検索することができる。アクチュエータ・アーム組立体122は 、好適には、ハウジング116の1隅に回転可能に取り付けられている。アクチ ュエータ・アーム組立体122は、複数のヘッド・ジンバル組立体124を坦持 し、ジンバル組立体の各々がスライダ125を坦持し、スライダがディスク11 2から情報を読み出す又はこれに情報を書き込むための読み書きヘッド、すなわ ち、トランスジューサ126を有する。音声コイル・モータ128は、トランス ジューサ126が弧130に沿ってディスク112を横断して運動するようにア クチュエータ組立体122を前後に精確に回転させるために適合している。 図2は、ディスク駆動機構システム110の制御回路132の高水準ブロック 図を示す。ディスク駆動機構システム110は、トランスジューサ126の位置 を制御しかつ情報をディスク112に書き込む又はディスクから受け取る制御回 路132を含む。マイクロコントローラ134は、ディスク駆動機構システム1 10の主機能の全てを直接実施する。136で全体的に指示された読み書きサポ ート及びインタフェース制御回路、及びモータ及びアクチュエータ・コントロー ラ138は、汎用データ、アドレス及び制御バス140によってマイクロコント ローラ134に接続されている。回路136は、一般に、通信バス142を経由 してディスク駆動機構システム110とホスト・コンピュータ・システム(図示 されていない)との間のハードウェア・インタフェースを与える。また、回路1 36は、一般に、モータ及びアクチュエータ・コントローラ138と読み書きチ ャンネル144との間のインタフェースを与える。読み書きチャンネル144は 前置増幅器143から信号を受け取り、前置増幅器は、立ち代わって、トランス ジューサ126から信号を受け取る。読み書きチャンネル144は、線路145 を通じてマイクロコントローラ134とトランスジューサ126との間のインタ フェースとして作用する。読み書きチャンネル144はまた、線路146を通じ てモータ及びアクチュエータ・コントローラ138に信号を供給する。コントロ ーラ138は、線路148を通じてマイクロコントローラ134とモータ組立体 114との間のインタフェースとして与えられ、かつ線路150を通じてマイク ロコントローラ134とアクチュエータ・アーム組立体122との間のインタフ ェースとして与えられる。 図3は、磁気チャンネル160及び検出器162の概略線図でありかつここに 使用されている表記法をより良く理解させる目的で与えられる。チャンネル16 0は、知られているように、ディスク112のような記録媒体及びトランスジュ ーサ126を含む。検出器162は、加算器164、フロント・フィルタ166 、順方向フィルタ168、加算器170、判定装置172、及び帰還フィルタ1 74を含む。検出器162は、一般に、図2に示された読み書きチャンネル14 4内に実施される。磁気チャンネル166への入力176は、好適には、一続き のデータ・ビットであり、現在時間間隔kに対するデータ・ビットがakで表さ れる。入力ビットの列は、好適には、MTR=2コード制約を課するコードに従 って、本発明の1態様により、コード化され、かつそれらのビットは被零復帰反 転(NRZI)書式で供給され、この書式では1が遷移によって表されかつ0が 非遷移によって表される。 データ・ビットが磁気チャンネルから読み出されるとき、それらは逆読み信号 178として供給される。逆読み信号は178は、典型的に、雑音180によっ て汚染され、雑音はn(t)で表され換算器164によって逆読み信号178に 加算される。注意を要するのは、雑音n(t)及び加算器164は逆読み信号1 78を汚染する雑音の表現に過ぎず、それゆえ実ハードウェア実施の部分ではな いことである。どの場合にも、雑音n(t)は、逆読み信号178内に存在しか つ逆読み信号178の部分となる。 汚染された読み出された信号182がフロント・フィルタ156に供給される 。フロント・フィルタ156は、例として、アナログ低域通過フィルタとして実 施され、このフィルタは折り返し(aliasing)を防止し、高周波数雑音 をフィルタして除去し、かつサンプル出力184を適当なスイッチング回路18 6を通して順方向フィルタ168に供給する。 順方向フィルタ168は、好適には、単独で又は他のフィルタリングとの組合 せで動作しかつ修正逆読み信号188(またrkで指定される)を加算器170 に供給する。順方向フィルタ168の例は、複数のタップを含む有限インパルス 応答(FIR)フィルタである。順方向フィルタ168は、全てのプリカーソル ・シンボル間干渉(ISI)項を取り去る。ポスト・カーソルISI項は、それ らの固有値を取ることを許される。これは、チャンネル係数に制約が課せられな いと云う理由による。判定装置172は、好適には、ここに説明されるいくつも る。 また供給され、このフィルタは帰還信号192を加算器170に供給するために 使用される。帰還信号192は順方向フィルタ168の出力rkに加算される。 これらの信号の組合せが判定装置172への加算器170の出力194(またyk で指示される)に供給される。本発明の好適実施例では、帰還フィルタ174 は、2つのポスト・カーソルISI項を除いて全てを取り去る意図の下にある。 それゆえ、判定装置172による先行判定が全て正しいと仮定すると、等価離 散時間チャンネル応答は3つの項を含みかつ(1,f1,f2)と表される。一般 性を少しも失わないで、帰還フィルタ174内の主タップが1に正規化される。 それゆえ、時刻kで、判定装置172への無雑音入力ykを次のように書くこ とができる。 ここに、akは時刻kにおける入力データ・ビットである。 三次元信号空間検出器(three−dimensional signal space detector;3D−SSD)を、まず、三次元空間内でシ ンボル配列を考えることによって実施することができる。一般に、検出器162 は、本発明によれば3D−SSDとして実施される。下に更に詳細に説明するよ うに、検出器162は、入力データ列を表すことができる全ての可能なシンボル を三次元空間へ写像する。次いで、検出器は、入力サンプル列内の入力データ・ サンプルを表示する複数の項を有する入力サンプルを得る。次いで、入力サンプ ルは、配列内の同じ三次元空間に写像される。次いで、検出器は、可能なデータ ・シンボルの中のどれが各時間間隔に入力サンプルに三次元空間内で最接近して いるか決定する。これは、FDTS/DF検出器のような固定遅延検出器の場合 に、又は先読み部分応答チャンネルの場合に、観察サンプル値と所望サンプル値 との間の最小ユークリッド距離に相当する経路を決定することに類似しいる。先 読み部分応答チャンネルは、ペーテル、ルュトリッジ及びソー(Patel,R utledge and So)によって「6サンプル先読み1,7メタ言語検 出チャンネルに関する性能データ」IEEE論文誌、29巻、6号、4012〜 4014頁、1993年11月(“Performance Data For A Six−Sample Look−Ahead 1,7 MLDetec tion Channel”,IEEE Trans.Magn.Vol.29 ,No.6,pp.4012−4014,November,1993)に説明 された及びヤマサキ他、「アナログ雑音白色化検出器を備えた1,7コードEE PR4読出しチャンネルIC」、ISSCCの資料、1997年、316〜31 7頁(Yamasaki et al.,”A 1,7 Code EEPR4 Read Channel IC With Analog Noise W hitened Detector”,PROC.of ISSCC,1997 ,pp.316−317)によって説明されたようなチャンネルである。 異なる検出器判定を指す可能なシンボルの各対は、境界面によって分離される 。平面境界は、信号空間が1つは+1の検出器判定に相当し、かつ他は−1の検 出器判定に相当する2つの領域に区分されるように、論理規則によって組み合わ せられる。検出器入力データ・サンプルが平面境界に対して三次元ベクトル空間 内 発射される。下にまた説明するように、検出器構造は、冗長である面を取り除く ことによって、かつまたそのコードと関連した最小ユークリッド距離(又は自由 距離(freee distance))より遥かに離れている分離シンボルを 取り除くことによって簡単化される。 図4−1及び4−2は、観察ベクトルを構成する3つの項を有する入力列を分 析する検出器に対するベクトル空間を示す。図4−1及び4−2は、2.25の シンボル密度のローレンツ・チャンネル(Lorentzian channe l)のシンボル配列(constellation)を示す。これらの配列は、 軸yk(数字200によってまた指定される)及びy’k-1(数字202によって また指定される)を有する。図4−1及び4−2に示された配列はまた、第3軸 y’’k-2(数字204によってまた指定される)を含む。軸y’’k-2は、図4 −1及び4−2を含む紙面に出入して延びる。 説明するように、或るいくつかのシンボルがMTR制約に基づいて取り去られ 、かつ三次元空間ベクトルを表すことができる可能な残りのシンボルの全てが図 4−1及び4−2に示された配列に写像される。次いで、平面境界がこれらのシ ンボルを配列によって定義された三次元空間内で分割するように構成される。次 いで、観察ベクトルが配列に写像され、及び観察ベクトルが平面境界に対して配 列内でどこに在駐するかに基づいて検出器が判定を行う。 配列の軸は、次のように定義される。 ここに、y’k-1及びy’’k-2は、時刻k−1及びk−2における検出器 2は、検出プロセス中に各時刻kに入力ビットak-2(すなわち、2つの時間問 隔だけ先に受け取られた入力ビット)に判定を下さなければならない。これは、 検出器が或る観察ベクトルとして3入力ビットを処理しつつあると云う理由によ る。 表1は、観察ベクトルが表すことができる全ての可能な入力列を示す。表1は 、2n(ここにn=3)の可能なシンボルに相当する索引番号0〜7を指す索引 を含む。表1はまた、ak-2、ak-1、akで以て書き出された可能なシンボルを 含み、及びチャンネル応答で以て書かれた軸yk、y’k-1、y’’k-2の評価を また掲げる。 図5−1及び5−2は、高密度及び高次部分応答目標でMLSD検出器につい て観察された支配(dominant)誤り事象を表す波形206、208、2 10及び212を示す。図5−1で、波形206がトリビット(tribit) を表すのに対して、波形208が1つの時問間隔だけシフトされた同じトリビッ トを表す。これが、支配誤り事象を表すと観察されている。図5−2で、波形2 10がクワッドビット(quadbit)を表すのに対して、波形212が双ビ ットを表す。このような検出器は双ビットが実際値である場合にクワッドビット を又はこれの逆の関係を不正確に検出することが観察されている。これがまた、 支配誤り事象を表す。 このような支配誤り事象を取り除くために、好適には、トリビットを許さない の値に依存して、シンボル2又はシンボル5のどちらかが許されない。これは、 の場合、シンボル5は、3つの連続遷移を含む形(+1,−1,+1,−1)の を取り去らなければならない。 全ての可能なシンボルを有する。シンボル2は図4−1に示された配列に写像さ 列に写像された可能なシンボルの全てを有する。シンボル5が取り去られている ことに注意されたい。 y’’k-2=+1及び−1に相当するシンボルが、それぞれ、×及び○によっ て表されている。索引番号がシンボル・マーカ×及び○の下に表されている。 図4−1及び4−2はまた、配列に写像された種々のシンボルを分割するため に使用されるスライサ面A、B、C、Dを示す。初めには、注意するが、4つの スライサ面が使用される。しかしながら、説明するように、検出器構造を簡単化 するために、面の数が3に制限される(例えば、面CとDが組み合わされて下に 論じる新面Eを形成する。検出器構造を更に簡単化するために、それらの面の方 向がまた制約される。 面Aは、シンボル0と4を(及び図4−1でまたシンボル1と5を)分離する ために与えられる。最適検出器に対しては、判定境界は分離されるシンボルの対 を接ぐ線を2分する面である。しかしながら、簡単のために、このシステムは、 これら2つのシンボルを三次元空間内で分離するのではなく、これらのシンボル のy'k-1y’’k-2表面への投影を分離するようにこの面を位置決めするように 、制約される。この制約は、2つのシンボル間の距離に最も重く寄与する2つの 座標を取り上げることによって実施される。入力ビットak-2についての異なる 判定に相当する2つのシンボルが軸y’’k-2上で容易に分離されるからこの軸 の座標を存続させるべきであることが判る。残りの2つの座標について(かつ非 常に低シンボル密度についてを除き)、y’k-1座標がyk座標よりも距離に重く 寄与する。それゆえ、それらのシンボルがy’k-1y’’k-2表面へ投影される。 それゆえ、スライサ面Aは、y’k-1y’’k-2表面に垂直にのみ回転するように 制約される。 それゆえ、選択された表面への面Aの投影は、スライサ面が回転することを許 される方向を変化する線として表される。その線上の全ての点は、シンボルの投 影された対から同じ距離を有する。 表1から、シンボル0及び4のy’k-1y’’k-2表面への投影上の座標が、そ れぞれ、(1+f1,+1)及び(1−f1,−1)によって与えられることが判 る。それゆえ、面Aの方程式を次のように得ることができる。 この式を次を生じるように簡単化することができる。 類似の手順を使用して、シンボル3と7を(及び図4−2でシンボル2と6を )分離するスライサ面Bに対する方程式を次のように書くことができる。 k-3=−1のとき、面Cがシンボル3と5を分離する。これらのシンボル間 の距離に最も重く寄与する座標がyk軸及びy’’k-2軸に相当する座標であるか ら、面Cはyky’’k-2表面に垂直にのみ回転するように制約される。その面方 程式は、これら2つのシンボルのyky’’k-2表面への投影を2分する線を見付 けることによって導出される。 この演算がak-3=+1のときシンボル2と4を分離する面Dについて再び繰 り返される。 これらの手順の結果、次の4つの境界面方程式を生じる。 境界C及びDを組み合わせて次を与えることができる。 式12は、(f1−f2)=1を設定することによって更に簡単化することがで きる。注目のかなり低いチャンネル密度では、この面によって分離される2つの シンボルが面A及びBによって分離された2つのシンボルよりも更に離れている から、この簡単化は検出器性能に無視される影響しか及ぼさない。したがって、 面配向及び面位置の僅かな変化がこの面に対する受け取られたサンプルの相対位 置に大きな影響を与えることはない。それゆえ、式12を次のように簡単化する ことができる。 y’k-1及びy’’k-2に式3及び4を代入することによって、3つの境界面に ついて次の関係を得る。 ここに、ΔA、ΔB及びΔCは、次によって与えられるオフセット値である。 オフセット値は、一般に、2進入力を持つ短FIRフィルタ、2入力マルチプ レクサ、又はルックアップ・テーブルとして実施される。 判定論理は、三次元信号空間を通して試験点を移動させかつ面に対する試験点 の相対位置を記録することによって実施することができる。相当する検出器出力 は、試験点に配列内で最も近いシンボルを見付けることによって得られる。次い で、論理規則は、検出器から同じ判定出力を生じるいくつかの場合を組み合わせ ることによって得られる。しかしながら、ここに論じた三次元空間の場合に対し ては、論理規則は、検査によって簡単に得ることができる。境界判定−1を0に 写像すると、論理規則は、次のように書くことができる。 ここに、.は論理AND演算を、及び+は論理OR演算を表す。 図6は、本発明の1態様による3D−SSD検出器214を示す全体構成ブロ ック図である。検出器214は、遅延演算子216及び218、乗算器220、 加算回路222、224及び226、スライサ228、230、234、AND 回路236、及びOR回路238を含む。図6に示されたように、ykが遅延演 算子216に供給され、この遅延演算子はその出力240にy’k-1を供給する 。その項が遅延演算子218にまた供給され、この遅延演算子はその出力242 にy’’k-2を供給する。乗算器220は、その入力224にf1を受け取る。加 算回路222は、それの1つの入力246にオフセット値ΔEをかつそれの他の 2つの入力にyk及びy’’k-2を受け取る。加算回路224は、それの1つの入 力248にオフセット値ΔB受け取りかつそれの他の2つの入力に乗算器220 の出力250及びまたy’’k-2を受け取る。加算回路226は、それの第1入 力252にオフセット値ΔAを受け取りかつそれの他の入力に乗算器220から の出力250及び遅延演算子218からのy’’k-2を受け取る。加算回路22 2、224及び226の出力が、それぞれ、スライサ228、230及び234 に供給される。スライサ228、230及び234の出力229、231及び2 35が図示のように回路236及び238に供給される。回路238の出力 スライサ、3つの加算器、及び3つの2入力マルチプレクサを使用する。類似の 3D−110検出器を、3つのスライサ、3つの加算器、及び3つの2入力マル チプレクサを使用して実施することができる。 上の論議で、検出器214は、各時間間隔に、表1からの2つのシンボル2又 は5の中の1つのみしか信号空間配列内に存在しないと云う事実を利用すること によって構成された。これは、MTR=2が始終2つのシンボルの中の1つを取 り去ると云う理由による。 しかしながら、図5−1及び5−2に関して述べた支配誤り事象は、時変遷移 ラン制約を使用してまた取り去ることができる。このような制約は、トリビット を許すが、しかしそれらに所定間隔に開始することしか許さない。1つの実施例 では、時変遷移ラン制約は、トリビットに1つ置きの(すなわち、偶数又は奇数 の)番号を付けた時間間隔にのみ開始することを許す。この型式の弛緩制約は、 かなり高い率でのコードの展開を許す。それゆえ、時変MTRコードで以て、1 つ置きの時間間隔に信号配列内に両シンボル2及び5を存在させることが可能で ある。本発明により3D検出器を実施するには、コード制約内の変化に順応する ために修正を施さなければならない。 時変コード制約を有するコードに従ってコード化されたデータを検出するのに 必要とされる修正をいっそう良く理解するために、本発明による信号空間検出器 は、深さ2のFDTS/DFツリーを参照して理解することができる。図7−1 はこのようなツリー280を示し、ここでツリーは奇数時間間隔k−3(数字2 82によってもまた指定される)で開始する根を有する。図7−2は、偶数時間 間隔k−3(286でまた指定される)に開始する根を有するこのようなツリー 一般性を少しも失わないで、現在の論議は、トリビットが偶数時間間隔にしか 開始することを許されないと云う仮定の下に進行する。ツリー280及び284 の根がak-3の値を示すのに対して、ツリーに沿って左から右へ進行する後続の 枝がサンプルak-2、ak-1、ak及びak+1の値を示す。相当する時間間隔が各ツ リーの底に沿って示され、かつ図7−1で数字288、290、292及び29 4によって、及び図7−2で数字296、298、300及び302によって指 定されている。 ツリー280及び284を調べることによって、経路2及び5の中の1つがコ ード制約を破るから経路2又は5のどちらかが許されないことが判る。例えば、 図7−1で、経路5は奇数時間間隔に開始するトリビット・パターン(+1,− 1,+1,−1)を見せるから経路5をそのツリーから切り取ることができる。 したがって、根が奇数時間間隔に相当する所では、その状況は先に説明した検出 器におけるMTR=2と同等である。他方、図7−2に示されたように、根が偶 数時間間隔に相当する所では(及びトリビットが偶数時間間隔に開始することを 許される所では)両枝2及び5が許される。 時変MTRコードを用いてFDTS/DF(2)検出器についてコーディング 利得を実現するために、問題のある経路を奇数時間に取り去りかつ偶数時間に回 復することができる。しかしながら、両経路2及び5の存在がツリー280又は 284の誤り選択を起こさせる機会を増やす。事実、利用者密度が高まるに連れ て、これらの誤りが非常に大きくなり始めるのでそれらの誤りが時変MTRコー ドのコードレート(code−rate)の便益を取り除く。 したがって、本発明の1態様によれば、枝2及び5が(時間間隔kを超えて) 時間的に更に1ステップ延長される。このような延長は、図7−1及び7−2に 2A、2B、5A及び5Bと標識され、かつ指定数字304、306、308、 310、312、314、316及び318によってまた指示される。経路2及 び5の延長は、図7−1に示されたようにそれらの枝の切り取りに影響しない。 経路2は依然許されかつ経路5は依然許されない。しかしながら、図7−2では 、1つの追加時間間隔これらの経路を延長することが枝2Bの切り取りを許す。 換言すれば、枝2Aは時変MTRコード制約を破らないので図7−2で同枝は依 然許される。しかしながら、枝2Bは奇数時間間隔に開始するトリビットを表す ので同枝はこのコード制約を破る。同様に、図7−2で枝5Bは許されるのに対 して、枝5Aは取り去ることができる。 図7−2で、切取りの後、残っているシンボルは、経路2A及び5Bによって 表されるものであって、形+/−(2,−2,2,2)の誤り事象に相当する。 それゆえ、これらの2つのシンボル間の距離は、そのコードに対する最小ユーク リッド距離よりも相当に大きいはずである。 この技術を使用して、ak-2、ak-1、ak及びak+1を含む四次元観察ベクトル を更にツリーを切り取るために使用することができる。四次元観察ベクトルを経 路2A及び5Bに相当する残りの2つのシンボルと比較し、かつこれら2つのシ ンボルの中の四次元観察ベクトルに近い方のものを存続させる一方、他をそのツ リーから切り取る。それら2つのシンボルの中の1つを取り去ることで以て、図 4−1及び4−2のものと類似した信号配列の実施を可能とする。 このような検出器を信号空間検出器として実施するために、図7−2の経路2 A又は5Bのどちらかの選択について境界判定を下すに当たって使用することが できる境界面を詳しく説明しなければならない。時刻k+1におけるサンプルを 次のように書くことができる。 新四次元信号空間(yk+1,yk,y’k-1,y’’k-2)内でシンボル2 A及び5Bは、それぞれ、(+1,+f1−f2,+1−f1+f2,−1+f1, +1)及び(−1−f1+f2,−1+f1−f2,1−f1,−1)によって与え られる。新境界面Pがyk+1y’’k-2表面へのこれらの点の投影を2分する。 サンプルyk+1が時間間隔kで利用可能であると仮定すると、面Pの方程式は 、シンボル2A及び5Bを表す2点からの点(yk+1,y’’k-2)の距離を次の ように書くことによって得ることができる。 面Bに因る点2A及び5Bの中の1つの選択は、それがシンボル2又はシンボ ル5のどちらかを取り去るから、偶数時間(すなわち、k−3が偶数のとき)に シンボル配列に影響を与えるだけである。この境界に因る計算遅延を軽減するた めに、判定を、好適には1つの時間間隔だけ早く得る。それゆえ、式22は、判 定が1つの時間間隔だけ早く得られる事実を反映するために、次のように書き直 すことができる。 しかしながら、困難が依然として起こる。時刻kにおけるyk+2の計算が帰還はまだ利用可能でない。それゆえ、次のように、追加パラメータzkが定義され 、ここに帰還タップf3及びf4に因るシンボル間干渉は未だ減算されていない。 着く経路から直接取ることができる。例えば、式22の左辺(LHS)は、図8 らの距離を表す。他方、シンボル5Bに対して(すなわち、式22の右辺(RH (RSSE)に使用されたもののような局部帰還取消しに類似している。同様に 、 値を使用して、次の平面方程式を生じる。 シンボル2Aと5Bとの間の距離が最小ユークリッド距離よりも遥かに大きい から、zk+2の乗除係数を−1に設定することができ、これに伴って性能に無視 可能な影響しか与えない。したがって、スライサ面Pは、次によって与えること ができる。 上に述べたように、偶数時間間隔に面Pに因る判定を行うことによって、検出 器の残りの部分に対するシンボル配列を図4−1及び4−2に示されたものと類 似に作り、及び本発明による修正3D−SSDを実施することができる。全て4 つの面A、B、C、Dに関する方程式が変化しないままであるとは云え、面C及 びDに適用する条件が或る程度修正される必要がある。図4−1に示された配列 時間間隔にある根に関してP=−1のとき、適用する。他方、図4−2に示され P=+1のとき適用可能である。これは、次の表記法によって要約することがで きる。 やはり、2つの面を組み合わせて次のように面E’を与えることができる。 IRフィルタ又は2入力マルチプレクサとして実施することがやはりできる。最 終判定は、式20によってやはり下される。 図8は、本発明の1態様による検出器320を示す全体構成ブロック図である 。検出器320は、図6に示された検出器214に類似している第1部分322 を含みかつ類似の項目は同じ番号を付けられている。しかしながら、検出器32 0はまた、第2検出器部分324を含む。検出器部分324は、上に導出された 境界面Pを実施するように構成される。検出器部分324は、遅延演算子326 、328、330及び322、2入力マルチプレクサ334、336、338及 び340、スライサ342、及び加算回路344、346及び348を含む。 が+1又は−1であるかどうかに基づいて、指定入力の中の1つを供給する。遅 延演算子326は、その入力350に値Zk+2を受け取る。したがって、遅延演 算子326及び328、加算回路344及び346、及びマルチプレクサ334 及び340は、組み合わさって遅延演算子216の入力にykを供給する。 帰還として供給される。更に、マルチプレクサ336、加算回路338、スライ サ342、及び遅延演算子332が演算してスライサ面Pをマルチプレクサ33 されている。マルチプレクサ338は、k−3が偶数か奇数かどうかに基づいて それゆえ、本発明がMTRコード化チャンネル用信号空間検出器を実施するこ とが判る。制約がチャンネル応答に課せられないから、それらの検出器は広い利 用者密度にわたって使用することができる。また、信号空間検出器は、MTR= 2制約ばかりでなく時変MTRコードを用いて本発明によって実施される。MT R=2コードを用いて、検出器は、かなり低い利用者密度で3D−110検出器 に優る顕著な利得を与える。特にかなり高い密度で、かなり高い率の時変MTR コードを用いて性能を更に改善する。 本発明は、ディスク駆動機構110内のディスク112から読み出されたデー タを検出する検出器320を含む。データは、複数の時間間隔内に供給されたデ ータ・サンプルを含むサンプル読出し信号で以て供給される。データは、複数の 時間間隔にわたって第1制約と第2制約との間で周期的に変動する時変最大遷移 ラン制約を有するコードに従ってコード化される。検出器320は、次いで、検 出されつつあるデータ・サンプルが第1制約に従って制約されるとき、多次元空 間内の第1の複数の面に対する、各々が第1の複数の項を有するデータ・サンプ ルの位置を決定するように構成された第1検出器部分322を含む。検出器はま た、次いで、検出されつつあるデータ・サンプルが第2制約に従って制約される とき、多次元空間内の少なくとも1つの追加面に対する、各々が追加項を有する データ・サンプルの位置を決定するように構成された第2検出器部分324を有 する。 1つの実施例では、第1検出器部分322は、多次元空間内の第1の複数の面 に対するデータ・サンプルの位置に基づいて、次いで、検出されつつあるデータ ・サンプルが、多次元空間内で、第1の複数の可能なシンボルの中のどの1つに 相当するか検出するように構成される。1つの解説用実施例では、第1の複数の 項がN項を含みかつ第1の複数の可能なシンボルが全てで2Nの可能なシンボル の部分集合を含む。この部分集合は、次いで、検出されつつあるデータ・サンプ ルが第1制約によって制約されるとき、第1制約に基づいて2Nのシンボルにわ たって簡約(reduce)される。 1つの好適実施例では、第2の複数の項がN+1項を含む。第2検出器部分3 24は、第2制約に基づいてかつ多次元空間内の少なくとも1つの追加面に対す る次いで、検出されつつあるデータ・サンプルの位置に基づいて部分集合を得る ために2Nの可能なシンボルの中のどれを除くべきであるか検出するように構成 される。 解説用実施例によれば、第1検出器部分322は、第1の複数の面に対するデ ータ・サンプルの位置に基づいて次いで、検出されつつあるデータ・サンプルの 推定値を供給するように構成された出力部分238を含む。この解説用実施例で は、出力部分238は、データ・サンプルに相当する可能なシンボルの中の1つ としてデータ・サンプルの推定値を供給するように構成される。 本発明は、方法としてまた実施することができ、この方法では、信号空間検出 器320が入力サンプルを受け取り、このサンプルは第1の複数の可能なデータ ・シンボルの中の1つを表示する第1の複数の項を含む。検出器320は、次い で、検出されつつある入力サンプルが第1制約によって制約されるとき第1制約 に基づいて第1の複数の可能なデータ・シンボルの中の1つを取り除いて、第2 の複数の残りの可能なデータ・シンボルを供給する。検出器320は、第2の複 数の残りの可能なデータ・シンボルの中のどれが入力シンボルの所定範囲内にあ るか決定することによって、次いで、検出されつつある出力サンプルに相当する 推定データ値を決定する。 1つの解説用実施例では、受け取るステップが、次いで、検出されつつある入 カサンプルが第2制約によって制約されるとき、追加項を含む第2入力サンプル を受け取ることを含む。取り除くステップが、第2入力サンプルのために、第2 制約に基づいてかつ第1の複数の可能なデータ・シンボルの部分集合の中のどれ が第2入力サンプルの所定範囲内にあるかに基づいて第1の複数の可能なデータ ・シンボルの中の1つを取り除くことを含む。 なお他の解説用実施例では、決定するステップが多次元空間内の第1の複数の 面に対する入力サンプルの位置を決定することを含み、第1の複数の面がその多 次元空間内の第2の複数の残りの可能なデータ・シンボルを分割する。決定する ステップはまた、多次元空間内の複数の面に対する入力サンプルの位置に基づい て第2の複数の残りの可能なデータ・シンボルの中のどれが入力サンプルに相当 するか決定する。 他の解説用実施例では、取り除くステップが多次元空間内の少なくとも1つの 追加面に対する第2入力サンプルの位置を決定し、かつ多次元空間内の少なくと も1つの追加面に対する第2入力サンプルの位置に基づいて第1の複数の可能な データ・シンボルの中の1つを取り除くことを含む。更に、決定するステップは 、第1の複数の面が多次元空間内で第2の複数の残りの可能なデータ・シンボル を分割するようになっているその多次元空間内で第1の複数の面に対する第2入 力サンプルの位置を決定すること、及び多次元空間内の複数の面に対する第2入 力サンプルの位置に基づいて第2の複数の残りの可能なデータ・シンボルの中の どれが第2入力サンプルに相当するか決定することを含む。 本発明は、上に述べたステップを逐行するように構成された信号空問検出器と してまた実施することができる。 云うまでないはずであるが、本発明の種々の実施例の多数の特性及び利点が本 発明の種々の実施例の構造及び機能の細部と共にこれまでの説明に記載されてい るが、この開示は解説であるに過ぎず、特に本発明の原理内で部品の構造及配置 に関して、添付の請求の範囲を表現している用語の広い意味によって表示された 全程度まで、細部に変更を加えてよい。例えば、特定の素子が特定の部分応答目 標及び特定のMTRコード次第で変更することがある一方、本発明の範囲及び精 神に反することなく同様の機能性を維持する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ディスク駆動機構内のディスクから読み出されたかつ複数の時間間隔内に 供給されたデータ・サンプルを含むサンプル読出し信号として供給されたデータ を検出する検出器であって、前記データが複数の時間間隔にわたって第1制約と 第2制約との間で周期的に変動する時変最大遷移ラン制約を有するコードに従っ てコード化され、 次いで、検出されつつあるデータ・サンプルが前記第1制約に従って制約され るとき、多次元空間内の第1の複数の面に関連する、各々が第1の複数の項を有 するデータ・サンプルの位置を決定するように構成された第1検出器部分と、 次いで、検出されつつある前記データ・サンプルが前記第2制約に従って制約 されるとき、前記多次元空間内の少なくとも1つの追加面に関連する、各々が追 加項を有するデータ・サンプルの位置を決定するように構成された第2検出器部 分とを包含する検出器。 2. 請求項1記載の検出器において、前記第1検出器部分は、前記第1の複数 の面に関連する前記データ・サンプルの位置に基づいて、次いで、検出されつつ ある前記データ・サンプルが、前記多次元空間内で、第1の複数の可能なシンボ ルの中のどの1つに相当するか検出するように構成される検出器。 3. 請求項2記載の検出器において、前記第1の複数の項がN項を含み、前記 第1の複数の可能なシンボルが全てで2Nの可能なシンボルの部分集合を含み、 前記部分集合は、次いで、検出されつつある前記データ・サンプルが前記第1制 約によって制約されるとき前記第1制約に基づいて前記2Nの可能なシンボルに わたって簡約される検出器。 4. 請求項3記載の検出器において、前記第2の複数の項がN+1項を含み、 前記第2検出器部分が前記第2制約に基づいてかつ前記多次元空間内の前記少な くとも1つの追加面に関連する、次いで、検出されつつある前記データ・サンプ ルの位置に基づいて前記部分集合を得るために前記2Nの可能なシンボルの中の どれを取り除くべきであるか検出するように構成される検出器。 5. 請求項4記載の検出器において、前記第1検出器部分が 前記第1の複数の面に関連した、次いで、検出されつつある前記データ・サン プルの位置に基づいて前記データ・サンプルの推定値を供給するように構成され た出力部分 を更に含む検出器。 6. 請求項5記載の検出器において、前記出力部分が前記データ・サンプルに 相当する前記複数の可能なシンボルの中の前記1つとして前記データ・シンボル の前記推定値を供給するように構成される検出器。 7. 信号空間検出器を用いて、ディスク駆動機構内のディスクから読み出され たかつ複数の時間間隔内に供給されたデータ・サンプルを含むサンプル読出し信 号として供給されたデータを検出する方法であって、前記信号空間検出器が前記 データを検出するように構成され、前記データが複数の時間間隔にわたって第1 制約と第2制約との間で周期的に変動する時変最大遷移ラン制約を有するコード に従ってコード化され、 (a) 第1の複数の可能なデータ・シンボルの中の1つを表示する第1の複 数の項を含む入力サンプルを受け取るステップと、 (b) 第2の複数の残りの可能なデータ・シンボルを供給するために、次い で、検出されつつある前記入力サンプルが前記第1制約によって制約されるとき 前記第1制約に基づいて、前記第1の複数の可能なデータ・シンボルの中の1つ を取り除くステップと、 (c) 前記第2の複数の残りの可能なデータ・シンボルの中のどれが前記入 力シンボルの所定範囲内にあるか決定することによって、次いで、検出されつつ ある前記入力サンプルに相当する推定データ値を決定するステップと を包含する方法。 8. 請求項7記載の方法において、前記受け取るステップ(a)が (a)(i)次いで、検出されつつある前記入力サンプルが前記第2制約によ って制約されるとき追加項を含む第2入力サンプルを受け取るステップを を含む方法。 9. 請求項8記載の方法において、前記取り除くステップ(b)が (b)(i)前記第2入力サンプルのために、前記第2制約に基づいてかつ前 記第1の複数のデータ・シンボルの部分集合の中のどれが前記第2入力サンプル の所定範囲内にあるかに基づいて前記第1の複数の可能なデータ・シンボルの中 の1つを取り除くステップを 含む方法。
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