JP2001523927A - パケットデータストリームをフィルタする方法 - Google Patents
パケットデータストリームをフィルタする方法Info
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Abstract
Description
ケットデータストリームにフィルタをかける方法と装置に関し、特にパケットデ
ータの流れはディジタルテレビシステム用のMPEGフォーマットに適合するも
のである。
輸送パケットの形式でデータを伝送するもので、それぞれのパケットは所定の長
さを有し、かつヘッダとペイロードを備えている。MPEG−2型標準規格はこ
の分野において現在好適な規格であって、輸送パケット用の所定のフォーマット
を詳しく述べている。
は受信器で処理されるべきデータを備えている。パケットヘッダはパケットを識
別するパケットID或はPIDを含む。パケットのペイロードはレシーバ/デコ
ーダにより処理される応用データのごときオーディオ、ビデオ或はその他のデー
タを備えることにより特別な機能を与え、例えば正式に表示されたプログラムに
対しスクリーン上で重ねられるプログラムガイドやその他の可視データを発生し
得るものである。
/デコーダによりフィルタされる。多重分離された画像及び音声のデータはそれ
からそれぞれリアルタイムに画像及び音声を発生するのに用いられるレシーバ/
デコーダ内の専用のプロセッサ部材に直接に送られる。テレテキスト及びサブタ
イトルデータは同様にレシーバ/デコーダの汎用マイクロプロセッサに直接に送
られてリアルタイムでテレテキスト及びサブタイトル表示を発生する。
必要なデータは、従来のパケット化基本ストリーム即ちPESとして知られてい
るものの形式で適切なプロセッサに通信される。伝送パケットのペイロードを組
立てることにより形成されるこの連続的なデータ束は、それ自身パケットのシー
ケンスを備えており、各PESパケットはパケットヘッダとペイロードとを具備
している。輸送用パケットデータと異なり、PESパケットの長さは可変である
。フィルタされたPESストリームはリアルタイム操作を提供するために即時に
処理される。
により規定される最も共通した形式のデータであり、他のフラックス型データは
同様にPESストリームとして構築可能である。
輸送パケットのペイロード内に含まれ得る。リアルタイムでの出力を発生するた
めにプロセッサにより即時処理されるPESデータとは異なり、このデータはプ
ロセッサにより典型的に、非同期的に処理される。データは屡々巡回的なことが
あり、即ち、このデータの規定する機能は若干の間隔でプロセッサにより呼び出
される。この種のデータの実例は所謂るプログラム特定情報又はPSIデータで
ある。
又はテーブルに分割され、夫々はヘッダとペイロードを備え、このヘッダは該テ
ーブルを識別するテーブルID即ちTIDを含んでいる。最初のPIDフィルタ
作用の後に、セクションヘッダに基づく第2段のフィルタ作用が同じTIDに対
しモジュールを分割する如く用いられ、之等のモジュールのペイロードは格納さ
れてレシーバ/デコーダのメモリ要素内に漸次組立てられてダウンロードされた
アプリケーションを形成する。PESデータとは異なり、ある時間の期間にわた
ってこのアプリケーションは組立てられるので、セクションの到達する順序は重
要でない。
欧州特許出願EP0735776(日立)に示されている。輸送パケットデータ
は最初パケットランディング・バッファ内に格納され、その後PIDフィルタ作
用の最初の段階が実施される。オーディオとビデオPESデータはリアルタイム
処理用のオーディオ及びビデオデコーダに即時に送られ、一方PSIセクション
ヘッダ又はTIDレベルにおけるフィルタ作用の第2段がPSIデータに対し実
施され、このデータはその後システムデコーダバッファ内に格納される。
ダ構造を述べており、更にPESデータを送るのに使用される輸送パケットのヘ
ッダ内に含まれる適応フィールド又はADFデータの解析を論じている。
ウンロードしてマイクロプロセッサにより実行可能とされる間に、このプロセス
に必要とされるステップは、このアプリケーションが完了される前に、同じTI
Dを持つすべてのテーブルは識別され、フィルタされ及びメモリに格納されねば
ならぬので、比較的長い処理時間を要することになる。
送信されたデータパケットをフィルタするための方法と装置を提供することであ
る。
いて伝送され、レシーバ/デコーダにより受信されるが如きパケットデータスト
リームをフィルタする方法が提供され、該方法は、トランスポート・パケットヘ
ッダの特性に従って、トランスポート・パケットデータが第1のディジタルフィ
ルタにより第1の段階でフィルタされ、選択されフィルタされたデータがそれか
らレシーバ/デコーダ内のメモリ素子に直接に送られることを特徴とするもので
ある。
ており、この方法ではPIDパケット・ヘッダ値に従ってフィルタされたデータ
が直接に(PESストリームの形式で)専用プロセッサに送られるか或はデコー
ダのメモリ内で組立てられる前にTID又はPSIヘッダ値に従って第2段階で
フィルタされるかのいずれかである。
納することにより、本発明は一連のテーブル等を組立てることにより、然らずん
ばある周期に立ってコンパイル(機械語に翻訳される)されねばならなかったデ
ータの直接及び迅速な処理を可能にするものである。例えば生の或は固有のデー
タは、メモリ内での格納とレシーバ/デコーダの主プロセッサによる引続いての
使用のためにトランスポートパケットデータのペイロードにおいて搬送可能であ
る。
パケットID又はPIDの値に従って少くともフィルタされ得る。しかしながら
、好適な実施例において、パケットIDの値に付加的に、トランスポート・パケ
ットヘッダ内の他のビット値に従ってデータがフィルタ可能である。
のみ、例えばパケットのペイロードに対応可能である。然しながら、好ましくは
、パケットヘッダとペイロードを含む完全なトランスポート・パケットはメモリ
素子に送られ格納される。之によってパケットデータのその後の処理を有利にす
る。例えばトランスポート・パケットヘッダの特性の解析を実行することするこ
とが望まれよう。
ータは固定の寸法のパケットで送信される。1つの都合のよい実施例において、
フィルタされたパケットは、固定のパケット寸法と同じ寸法を有するメモリ素子
に送られる。
ヘッダとペイロードをもつデータの2次パケットの形式で構築され得る。トラン
スポート・パケットとは異なり、之等の2次データパケットは可変のパケット長
を所有し得る。
ンスポートパケットのペイロードに含まれるデータはパケット化された基本スト
リーム或はPES野形式で構築可能である。このパケット化された基本ストリー
ムは、レシーバ/デコーダの対応するプロセッサにより直接処理可能なビデオ、
オーディオ、テレテキスト、サブタイトル或は他のパケット化された基本ストリ
ームに対応可能である。
亦選択データをプロセッサに送るのに使用可能であり、たとえば選択データを映
像プロセッサに送信して、最初メモリ素子に格納されることなしに、画像を発生
するのに使用される。
ッサにデータは送られ得る。トランスポート・パケットのペイロード内に含まれ
るデータが2次データパケットの形式で構築される場合には、第2のディジタル
フィルタは、データの第2のパケットのヘッダの1個以上の素子の値に基づいて
パケットをフィルタすることが可能である。
モリ素子および/又はフィルタされた後に復号化用プロセッサに送られる。
いて送信され、レシーバ/デコーダにより受信される如くパケットデータストリ
ームをフィルタする方法を具備し、該方法においてトランスポート・パケットデ
ータはトランスポート・パケットヘッダの特性に従って第1のディジタルフィル
タにより第1段においてフィルタされ、連続的なデータ束に対応するペイロード
からの選択的にフィルタされたデータは第2段のフィルタ操作用の第2のディジ
タルフィルタにそれから送られることを特徴とする。
は、例えばある周期にわたって組立てられる1組の作表された部分よりはむしろ
連続的なデータ束に対応する。
れる連続的なデータ束は更に、第2のデータパケットの形式で構築され、第2の
ディジタルフィルタは、データの第2のパケットのヘッダの1つ以上の要素の値
に基づいてパケットをフィルタするように動作する。
適用可能であり、該方法において、送信されたデータはMPEGフォーマットで
構築され、特にフィルタされ、格納されたMPEGパケットのペイロードに含ま
れる連続的データ束はパケット化された基本ストリームの形式で構築される。
ィルタ動作の結果に従って、メモリ用の関連するメモリ素子及び/又は実行用プ
ロセッサに送られ得る。
上記のパケットデータをフィルタするいずれかの方法は、トランスポート・パケ
ットデータの他のフィルタ動作と並列に実行され得る。特に対応するプロセッサ
素子に送られるために、トランスポート・パケットデータのフィルタ動作は又、
パケット化基本ストリームデータを分割するようにトランスポート・パケットス
トリームのPIDの値に従って実行され得る。
中に含まれるセクションの別のフィルタ動作に引続いて、該PIDの値に従うト
ランスポート・パケットデータの並列フィルタ動作も亦実行される。
備するディジタルな音声・画像情報伝送システム用のレシーバ/デコーダに拡大
されるもので、選択されたトランスポート・パケットデータが該トランスポート
・パケットヘッダの特性に従って、第1のディジタルフィルタにより第1段にお
いてフィルタされ、その後直接にメモリ素子に送られることを特徴としている。
伝送システム用のレシーバ/デコーダに同様に拡張されるものであり、その特徴
とする所は、トランスポート・パケットデータが第1のディジタルフィルタによ り第1段でフィルタされ、連続的なデータ束に対応するペイロードから選択され フィルタされたデータはそれから第2段のフィルタ動作用の第2のディジタルフ
ィルタに送られる。
として音声・画像情報もしくはマルチメディアディジタルデータを送信又は放送
するためのすべての伝送システムに関係している。本発明は特に衛星、地上また
はケーブルテレビシステムのような放送ディジタルテレビシステムに適用可能で
あるけれども、本発明は同様にマルチメディア・インターネットの応用、組合わ
せ通信及び放送システム等のために固定通信ネットワークから送信されるデータ
をフィルタリングする際に使用可能である。
ーキンググループ「モーションピクチャエクスパートグループ」によって開発さ
れたデータ伝送標準と、ディジタルテレビアプリケーション用に開発され、ドキ
ュメントISO13818−1、ISO13818−2、ISO13818−3
及びISO13818−4に説明されたMPEG−2を特に表わしている。この
特許出願に関連して、用語はディジタルデータ送信の分野に適用可能な基本MP
EGフォーマットのすべての変更、修正又は開発を含んでいる。
、ウェブブラウザースのような他の機能を一体化するデコーダ装置、或はビデオ
レコーダ、テレビ等の如き他のデバイスと共に一体化されたデコーダと同様に、
物理的に分離した受信機と結合して動作するデコーダ装置に関し、デコーダと一
体化された受信機を有する実施例にも同様に本発明は適用されることが理解され
るであろう。
ることにしよう。
発明は、圧縮されたディジタル信号を送信するために公知のMPEG−2圧縮シ
ステムを使用する大部分従来のディジタルテレビシステム2を備えている。更に
詳細に云えば、放送センタのMPEG−2圧縮器3はディジタル信号のストリー
ム(典型的にはビデオ信号のストリーム)を受信する。圧縮器3はリンケージ5
によりマルチプレクサ・スクランブラ4に接続されている。
ームを組立て、圧縮されたディジタル信号を勿論通信リンクを含む広汎な種々の
形式を採り得るリンケージ7を介して放送センタの送信機6に送信する。送信機
6はアプリンク8を介して電磁信号を衛星トランスポンダ9に送信し、そこで電
磁信号は電子的に処理されて、概念的なダウンリンク10を介して接地受信器1
2に、従来はエンドユーザーの所有又は賃借するディシュの形式で放送される。
受信器12の受信した信号はエンドユーザーの所有又は賃借する一体化レシーバ
/デコーダ13に送信され、エンドユーザーのテレビセット14に接続される。
レシーバ/デコーダ13は圧縮されたMPEG−2信号をテレビセット14用の
テレビ信号に復号する。
送、ケーブル伝送、組合わせ型衛星/ケーブルリンク、電話ネットワーク等であ
る。
センタと部分的にデコーダに位置する対話システム16は、エンドユーザをして
モデム・バックチャネル17を介して種々のアプリケーションとの対話を可能に
する。モデム・バックチャネルは又条件付アクセスシステム15で使用される通
信用に使用可能である。例えば、対話型システムはビューアとして特定の事象を
監視したり、アプリケーションをダウンロードしたりする利用権を要求するのに
、伝送センターと即時に通信することを可能にするように使用される。
のに適したセット・トップ・ボックスが説明される。この図に示す各素子は機能
ブロックより説明される。
ロセッサは直列インターフェース21、並列インターフェース22、モデム23
(図1のモデム・バックチャネル17に接続された)及びデコーダの正面パネル
上のスイッチ接続24からの入力データを受信する如く用いられる。
信する如く用いられ、又バンク又は予約のスマートカード29、30を夫々読取
るのに適した2つのスマートカードリーダ27、28を所有する。予約スマート
カードリーダ28は挿入された予約カード30と条件付アクセスユニット29と
係合して必要な制御ワードを逆マルチプレクサ/逆スクランブラ30に供給する
ことによって暗号化された放送信号を逆スクランブルすることを可能ならしめて
いる。デコーダは又ユニット30によりフィルタされ復調される前に衛星伝送を
受信及び復調するための従来型チューナ31と復調器32とを備えている。
央プロセッサのソフトウェア構造は公知のデコーダで使用されるものに対応する
もので本文では詳細に説明しないこととする。例えばそれは、インターフェース
層を介して、デコーダのハードウェア構成部分で実施される低レベル動作システ
ムと対話する仮想機械に基づくことができる。ハードウェア構造のことばで、デ
コーダは、周知のデコーダの場合と同様に、プロセッサ、ROM、RAM、FL
ASH等の如きメモリ素子を具備するであろう。
られるように、これらの信号を含むMPEGパケットは、オーディオ及びビデオ
データのパケット化基本ストリーム(PES)の形式で実時間オーディオおよび
ビデオデータを専用のオーディオ及びビデオプロセッサ或はデコーダ33、34
に送るように逆マルチプレクスされてフィルタされるであろう。オーディオプロ
セッサ33からの変換された出力はプリアンプ35に送られ、その後レシーバ/
デコーダのオーディオ出力を介して送られる。ビデオプロセッサ34からの変換
出力は図形プロセッサ36とPAL/SECAM符号器37を介して、レシーバ
/デコーダのビデオ出力に送られる。
用図形データを付加的に受信し、この情報をビデオプロセッサ34から受信した
情報と組合わせ、移動している画像を上塗りされたテキスト又は他の画像と組合
わせるスクリーン表示を発生する。
を発生するために実時間PESデータの変換は又専用プロセッサにより処理可能
となる。然しながら大抵の従来のシステムでは、之はプロセッサ20により処理
されている。
ジュアル及びテレテキスト/サブタイトルデータを処理することは従来からも行
われており、更に詳細に説明する必要は考えれられない。
タをフィルタするシステムが今度は説明されるであろう。 図3において、(図示されてない)デマルチプレクサの逆スクランブラ部分から
到来する逆スクランブルされたMPEGパケットはディジタルフィルタ40の第
1段により送られる。フィルタのこの段は、ビジュアル、オーディオ、テレテキ
ストおよびサブタイトルデータを抽出するための4個のPIDフィルタ41の標
準の集合と、所定のヘッダ特性を有するMPEGパケットを抽出するための4個
のパケットヘッダーフィルタ42と、および所定のPID値のMPEGパケット
を抽出するための従来の別の28個のPIDフィルタとを具備している。
が示されている。パケットは188バイト、の一定長を有し、ヘッダ61とペイ
ロード62を具備する。ヘッダ61は4バイト(32bits)の一定寸法を有
する。ペイロードは184バイツ(1472ビット)の長さを有する。
ット)はパケットID又はPIDセクション63と他のデータ64により占有さ
れる。PIDセクションは13ビットの長さを有し、同期化データに続く3ヘッ
ダバイトは次のものを具備する: トランスポート・エラー指示部 1ビット ペイロードユニットスタート指示部 1ビット トランスポート・プライオリティ 1ビット PID 13ビット トランスポートスクランブリング制御部 2ビット アダプテーションフィールド制御部 2ビット 連続性カウンタ 4ビット 図3に戻って参照すれば、ビデオ、オーディオ等のデータストリームを抽出す
るためのフィルタ41は、PIDセクション63内のビット値のみに基づくフィ
ルタ機能プロセスを実行する。この理由でこのセクションの寸法に対応して、フ
ィルタは13ビットの寸法を有する。
スポート・パケットはオーディオパケット、ビジュアルパケット等のPIDアド
レスに関する情報を含んでいる。この情報はフィルタ41をして後続の処理のた
めの正確なパケットを引出すことを可能にする。いったんトランスポート・パケ
ットヘッダが取除かれると、ペイロードに含まれ、之等のフィルタによりフィル
タされた取出されたPESストリームは、映像及び音響データにリアルタイム変
換用の適切なプロセッサに直接送られる。
ション63を含むが、同期化バイト62を除外するパケットヘッダ63、64の
全体に基づいて、データのフィルタ動作を実行する。この理由で、フィルタ42
は各々24ビット或は3バイトの寸法を有する。
ットされて一定のビットの存在又は不存在を認識したり、或はこのビットをマス
クすることにより特定の位置におけるビットの値を無視することが可能である。
フィルタ42は固定されたハードウェア回路において、或は埋設されたソフトウ
ェアプログラムを用いて動作する専用のプログラム可能なプロセッサにより実装
可能である。ディジタルフィルタ42の特性はレシーバ/デコーダの中央制御ユ
ニットにより予めプログラム可能であり、所望の如く変更可能である。
めに、該フィルタの出力から出る4個のデータストリームは単一データの流れと
して示された。他の実施例においてその他の数のこのようなフィルタは並列に設
置可能である。
44、例えばRAM素子に送られ記憶され得る。之とは別に、レシーバ/デコー
ダの一般的なメモリにおける所定の空間はこのデータのメモリに割り当て可能で
ある。この実施例において、受信されフィルタされたデータのMPEGパケット
は188バイトの対応する寸法を有するメモリ素子44に記憶される。別の装置
において、MPEGパケットの184バイトのペイロードのみが記憶可能である
。前と同様に4個のフィルタの夫々に対し、4個のこのようなバッファ素子が設
置される。
では最初の整合用パケットのみが記憶され、残りのフィルタされたパケットは無
視されるものであり、或は繰返しモードによるかのいずれかであり、この繰返し
モードでは各々の整合用パケットはメモリに記憶され新しいパケットは先に記憶
したパケットを消去するようになっている。
シーバ/デコーダにより意のままに処理され得る。例えば、トランスポートパケ
ットのペイロードは、デコーダの素子により実施されるために生の或はそのまま
のコードを含むことが可能である。更にトランスポート・パケットのヘッダの特
性を分析することが望まれる。
知のシステムとは異なり、(PIDフィルタ42の下の説明とそれに続く処理を
参照のこと)、フィルタ段42は、一つのシーケンスブロックで到達するように
、ビデオ又はオーディオPESデータのように、PESデータを含むトランスポ
ートパケットをフィルタし記憶するのに特に適している。現在説明されるように
、トランスポートパケットをメモリ44に送る代りに、フィルタ42はトランス
ポート・パケットヘッダを取除いて、ペイロードに含まれたPESデータを第2
のディジタルフィルタ45に送ることができる。
62で搬送され得るPESデータパケット65を表している。MPEGパケット
と異なり、PESパケットは可変長を有し、1つのPESパケットは複数の送信
されたMPEGパケットで搬送され得る。
Sパケットのヘッダセクション66は次の如く分解される。 パケットスタートコード プリフィックス(接頭辞) 3バイト マトリーム識別子 1バイト PESパケット長 2バイト フラグフィールド 2バイト 選択フィールド (可変長) スタフィングバイト (可変長) 現在のケースにおいて、第2段のフィルタ動作プロセスで考えられ得るPES
ヘッダの要素は: フラグフィールドから: フラグ 8ビット(最大) 任意のフィールドから: PTSフィールド 33ビット(最大) DTSフィールド 33ビット(最大) DSMトリックモードフィールド 8ビット(最大) フィールドの各々の意味はディジタル放送のフィールドに関係し、当該技術の
専門家には公知である。用語「PTS」は説明時間スタンプに関係し、そのパケ
ットにおけるデータのディスプレイの相対時間を決定する。用語「DTS」は「
デコーダ時間スタンプ」に関係し、データ処理の相対時間を決定する。又用語「
DSMトリックモード」はデータを特定の方法で、例えば、フレームを凍結する
、フレームを繰返す、等によりデータを処理するのに使用される。用語「フラグ
フィールド」は或る情報の存在或は非存在を示す1組のフラグに関係する。現在
のケースにおいて、フィルタ動作はフラグフィールドにおける利用可能なフラグ
の半分についてのみ実施される。
するために、第2のフィルタ45は、上記すべての値の最大値に対応する82ビ
ットの寸法をもつことが必要である。フィルタ動作のプロセスは「OR」ベース
に基づいて実施可能、即ちフィールド(フラグ、PTS、DTS、DSMトリッ
クモード)のいずれかが存在すると、PESストリームはメモリ素子46へ、或
はスイッチ素子47を介して、リアルタイム処理とプレゼンテーション用の専用
プロセッサ素子に送られ得る。前と同様にフィルタ動作が公知のディジタルフィ
ルタリング技術マスキング、及び一定の最大値対最小値の値に対するフィールド
の比較等に従って実施可能である。
実施された。しかしながら、他の実施例において、フィルタ動作はペイロードに
関して実行可能である。このような場合にシステムオペレータはペイロードの特
性を規定して、例えばフィルタ45等により識別及びフィルタされ得るヘッダの
終了の後に多数の所定のフィールドを規定することによりフィルタ動作が可能と
なる。
きる。現在のケースにおいては、1024バイトのメモリが選択された。
とされる。上記の如く、フィルタ動作の段階42、45はフィルタ41と並列に
動作する。フィルタ42、45が即時リアルタイム処理用プロセッサに一定のP
ESストリーム(例えば、ビデオPESストリーム)を向けるように組立てられ
る場合には、同じデータストリーム形式(例えば、フィルタ41から出るビデオ
PES)の同じプロセッサへの供給を禁止することが必要である。
むが、之はMPEGパケットのペイロード内のセクションの形式で記憶されたア
プリケーション・データを識別し、プロセスのダウンロードを行うのに適してい
るものである。PIDフィルタ43により識別されたアプリケーションデータは
、MPEGパケット・ペイロード内のテーブルのヘッダに存在するテーブルID
を含むセクションヘッダの値に基づいて別のフィルタ機能動作を行う別の組の3
2個のセクションフィルタ48を介して経路を定められる。フィルタされたテー
ブルはそれからプロセッサメモリ50に組立てられるべきFIFOバッファ49
を介して送られる。
ば本出願の名前で提出された係続中の特許出願PCT/EP97/02114に
おいてそれ自身公知で、説明されている。そのようなわけでこれ以上詳細に説明
する必要はないものと思われる。
子を示している。
ーダで使用されるディジタルフィルタを示している。
ケットのペイロード内に含まれるデータの構造を示している。
Claims (25)
- 【請求項1】 ディジタルな音声・画像情報伝送システムにおいて送信され
、レシーバ/デコーダにより受信される様な、パケットデータ・ストリームをフ
ィルタする方法において、該方法は、トランスポート・パケットデータがトラン
スポート・パケットヘッダの特性に従って第1のディジタルフィルタにより第1 段においてフィルタされ、選択されフィルタされたデータが該レシーバ/デコー
ダ内で直接にメモリ素子に送られることを特徴とする、パケットデータストリー
ムをフィルタする方法。 - 【請求項2】 トランスポート・パケットデータが該トランスポート・パケ
ットヘッダの内部で、少なくともパケットIDの値に従ってフィルタされるもので
ある、請求項1記載のパケットデータストリームをフィルタする方法。 - 【請求項3】 該パケットIDの値に加えて、該トランスポート・パケットヘ
ッダ内の他のビットの値に従って該トランスポート・パケットデータがフィルタ
されるものである、請求項1又は請求項2に記載のパケットデータストリームを
フィルタする方法。 - 【請求項4】 該パケットヘッダとペイロードを含む完全トランスポートパ
ケットが該メモリ素子に送られ、そこに記憶される請求項1から3までのいずれ
かに記載のパケットデータストリームをフィルタする方法。 - 【請求項5】 該トランスポート・パケットデータが固定寸法のパケットで
送信され、該メモリ素子は該固定のパケット寸法と同じ寸法を有するものである
、請求項1ないし4のいずれかに記載のパケットデータストリームをフィルタす
る方法。 - 【請求項6】 トランスポートパケットの該ペイロード内部に含まれたデー
タが、それぞれがヘッダとペイロードを有するデータの2次パケットの形式でそ
れ自身構築されるものである、請求項1ないし5のいずれかに記載のパケットデ
ータストリームをフィルタする方法。 - 【請求項7】 該2次データパケットが可変のパケット長を有するものであ
る、請求項6記載のパケットデータストリームをフィルタする方法。 - 【請求項8】 該トランスポート・パケットデータストリームのペイロード
に含まれる該データは連続なデータ束に対応するものである、請求項1ないし7
のいずれかに記載のパケットデータストリームをフィルタする方法。 - 【請求項9】 該送信されたデータはMPEGフォーマットで構築されるもので
ある、請求項1ないし8のいずれかに記載のパケットデータストリームをフィル
タする方法。 - 【請求項10】 MPEGトランスポート・パケットのペイロードに含まれる該
データはパケット化された基本ストリームの形式で構築されるものである、請求
項9記載のパケットデータのストリームをフィルタする方法。 - 【請求項11】 該ディジタルフィルタは又トランスポート・パケットのペ
イロードから選択されたデータを実行用プロセッサに対して通過させるものであ
る、請求項1ないし10のいずれかに記載のパケットデータのストリームをフィ
ルタする方法。 - 【請求項12】 該ディジタルフィルタは亦トランスポート・パケットのペ
イロードから選択されたデータを第2のディジタルフィルタに対して通過させる
ことが可能である、請求項1ないし11項のいずれかに記載のパケットデータス
トリームをフィルタする方法。 - 【請求項13】 トランスポート・パケットのペイロードに含まれるデータ
は2次データパケットの形式で構築され、該第2のディジタルフィルタは、デー
タの2次パケットのヘッダの1つまたは1つ以上の要素の値に基づいて2次パケ
ットをフィルタする如く動作するものである、請求項12に記載のパケットデー
タストリームをフィルタする方法。 - 【請求項14】 前記第2のディジタルフィルタによりフィルタされたデー
タは、フィルタ動作の結果に基づいてそれから記憶用の関連するメモリ素子およ
び/又は実行用のプロセッサに送られるものである、請求項13に記載のパケッ
トデータストリームをフィルタする方法。 - 【請求項15】 ディジタルな音声・画像情報伝送システムにおいて送信さ
れ、レシーバ/デコーダにより受信される様に、パケットデータ・ストリームを
フィルタする方法において、該方法は、トランスポート・パケットデータがトラ
ンスポート・パケットヘッダの特性に従って第1のディジタルフィルタにより第1
段においてフィルタされ、それから連続的なデータ束に従ってペイロードから選
択されフィルタされたデータは第2段のフィルタ動作用の第2のディジタルフィ
ルタへ送られることを特徴とする、パケットデータストリームをフィルタする方
法。 - 【請求項16】 トランスポートパケットのペイロードに含まれる連続的な
データ束は2次データパケットの形式で構築され、第2のディジタルフィルタは
データの2次パケットヘッダの1個以上の要素の値に基づいて該パケットをフィ
ルタする様に作用するものである、請求項15記載のパケットデータストリーム
をフィルタする方法。 - 【請求項17】 送信されたデータはMPEGフォーマットで構築されるもので
ある、請求項15又は16に記載のパケットデータストリームをフィルタする方
法。 - 【請求項18】 フィルタされ記憶されたMPEGパケットのペイロードに含ま
れる該連続的なデータ束はパケット化された基本ストリームの形式で構築される
ものである、請求項17記載のパケット・データストリームをフィルタする方法
。 - 【請求項19】 第2のディジタルフィルタによりフィルタされたデータは
、それから該フィルタ動作の結果に基づいて記憶用の関連するメモリ素子および
/又は実行用プロセッサに送られるものである、請求項16ないし18のいずれ
かに記載のパケットデータストリームをフィルタする方法。 - 【請求項20】 1個又はそれ以上の対応するプロセッサ素子にリアルタイ
ムで送られるようにデータを分割するのに用いられるパケットIDの値に従って、
トランスポート・パケットデータのフィルタ動作と並列に該方法が実施されるも
のである、請求項1ないし19のいずれかに記載のパケットデータストリームを
フィルタする方法。 - 【請求項21】 該パケットIDの値に従って、トランスポート・パケットデ
ータのフィルタ動作と並列に上記方法が実施され、セクションヘッダの値に従っ
てトランスポート・パケットのペイロードの内部に含まれる複数セクションの別
のフィルタ動作が後続して実施されるものである、請求項1ないし20のいずれ
かに記載のパケットデータストリームをフィルタする方法。 - 【請求項22】 第1のディジタルフィルタとメモリ素子を備えたディジタ
ルな音声・画像情報伝送システム用レシーバ/デコーダであって、トランスポー
ト・パケットデータはトランスポート・パケットヘッダの特性に従って該第1の
ディジタルフィルタにより第1段においてフィルタされ、選択されたデータはそ
の後直接にメモリ素子に送られることを特徴とする上記レシーバ/デコーダ。 - 【請求項23】 第1および第2のディジタルフィルタを具備するディジタ
ルな音声・画像情報伝送システム用のレシーバ/デコーダであって、トランスポ
ート・パケットデータは該第1のディジタルフィルタにより第1段においてフィ
ルタされ、連続的なデータ束に対応して該ペイロードから選択されフィルタされ
たデータはそれから第2段のフィルタ動作用の該第2のディジタルフィルタに送
られることを特徴とするディジタルな音声・画像情報伝送システム用のレシーバ
/デコーダ。 - 【請求項24】 実質的に本明細書に記載された如くパケットデータストリ
ームをフィルタする方法。 - 【請求項25】 実質的に本明細書に記載された如くディジタルな音声・画
像情報伝送システム用のレシーバ/デコーダ。
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