JP2001523001A - 自己修正ベンドをもつ蛇行電気泳動チャネル - Google Patents

自己修正ベンドをもつ蛇行電気泳動チャネル

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Abstract

(57)【要約】 蛇行電気泳動チャネルが明らかとなり、例えばこれは、マイクロチップフォーマットに用いられる。チャネルは、例えば平行あるいは直角をなす区間のような、直線区間の組み合わせを含み、それぞれ角度αf>αに対する第1曲線状チャネル部位、そして角度αs=αf−αに対する第2曲線状チャネル部位を有する、ある角度をなすチャネル領域によって連結される。ここでαは一対の間の角度である。2つのチャネル区間の角度と断面は、それぞれ、第1曲線状部位における内側と外側の軌道での検体移動の時間の差δtfと、第2曲線状部位における外側と内側の軌道での検体移動の時間の差δtsが等しいようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は電気泳動分離装置に関し、特に、例えばマイクロ組み立て装置におけ
る蛇行分離チャネルを備える装置に関するものである。
【0002】 (発明の背景) 電気泳動は、電界の影響のもと、電荷種を分離すること、および/または、電
荷種の物理的特性を特徴付ける目的のために、分離媒体を介する電荷種の移動速
度差を利用する。典型的に、分離される電荷種を含む試料は分離チャネル(直線
のチャネルまたは、二次元スラブのレーンであってもよい)の一端に置かれ、望
ましい移動到達点が得られるまで、電位差が対向するチャネル両端の間に印加さ
れる。そして、分離された検体分子は、例えば光学検出器、エックス線撮影ある
いは、帯域溶離、によって検出され得る。
【0003】 例えば、ドデシル硫酸塩のような荷電した界面活性剤の存在下におけるゲル電
気泳動は、タンパク質の分離やタンパク質の分子量決定に広く使われている。ゲ
ル中の電気泳動あるいは液体媒体中の電気泳動は、例えばDNA塩基配列決定に
おいて、異なる数の塩基を持つオリゴヌクレオチドを分離するために一般に使わ
れている。
【0004】 提案されたマイクロ組み立て技術の可能な適用例の一つは、電気泳動装置を備
える、カラム分離装置の分野にある。Jacobsenら、Anal.Chem
.66:2369(1994);Electrophoresis16:481
(1995)はオープン電気泳動チャネルをエッチングすることによって形成さ
れる「マイクロチップ」電気泳動装置と、スライドガラス上で適切に接触してい
るレザバについて記述している。小さなチップの大きさ(典型的には側面が10
〜15cm未満)のために、蛇行路の形で分離カラムを形成し、ほとんどすべて
の使用で適切な全カラムの分離距離を得ることが必要である。
【0005】 蛇行カラムはマイクロチップ上の適切なカラム距離の問題を解決するが、カラ
ム分解能の点で潜在的に深刻な限界をもたらす。電気泳動バンドが直線状のチャ
ネルを移動しているとき、バンドを形成している分子は、すべて大体同じ速度で
移動しており、しっかりしたバンドとして移動する傾向がある。しかし、蛇行路
の湾曲部分を移動している同じ分子はチャネルのより短い内側を通るほうが、チ
ャネルのより長い外側を通るよりも速く移動し、バンドの分離そしてチャネル幅
方向に不均一性を生じる。蛇行路の各湾曲部分では、より多くのバンド分解能が
失われる。これまで、この問題のために、実際の電気泳動の使用範囲はマイクロ
チップフォーマットに厳しく限られていた。
【0006】 (発明の要旨) 本発明の適用は、一つの局面において、電気泳動チャネルを含み、それを通っ
て一つ以上の電荷種が、対向するチャネル両端に印加された電位差の影響を受け
て移動しようとする。このチャネルは、(i)互いに角度αになるように配置さ
れた一対のチャネル断片、および(ii)これら二つのチャネル断片を接続する
、角度をつけたチャネル領域を含む。
【0007】 この角度をつけたチャネル領域は、角度αf(αf>αであり、ここでαは二つ のチャネルの断片間の角度である)に対する第1のチャネルの湾曲部分、および
角度αs(=αf−α)に対する第2のチャネルの湾曲部分を有する。第1の湾曲
部分は内部進路、外部進路あるいはチャネルの両側面を規定する。その結果、そ
のような電位差の影響を受けて第1のチャネル部分を移動している検体は、外側
の進路を横切っている同じ検体の移動よりも速く、時間間隔δtfで内側の進路 を横切る。第2の湾曲部分は第2の内部進路および外部進路を規定する。その結
果、同じ電位差の影響を受けて第2のチャネル部分を移動している検体は、外側
の進路を横切る同じ検体の移動よりも速く、外側の進路を時間間隔δtsで横切 る。二つのチャネル部分の角度および断面は、δtfがおよそδtsに等しいよう
になっている。
【0008】 チャネルは複数の上記のような断片を含む蛇行路の典型的な部分であるが、隣
接するチャネル断片の各対が、角度をつけた関連するチャネル領域によって接続
されている。
【0009】 二つのチャネルの断片が互いに直角に配置されている所では、好ましくはそれ
ぞれ、αfは約110°〜160°であり、αsは約20°〜70°である。二つ
のチャネルの断片が実質的に互いに平行に配置されているところでは、好ましく
はそれぞれ、αfは約200°〜250°であり、αsは約20°〜70°である
【0010】 マイクロ組み立てチップのフォーマットにおいて、チャネルは、約25〜25
0ミクロンの大きさの好ましい幅を有し、約5〜100ミクロンの大きさの好ま
しい深さを有する。
【0011】 一つの一般的な実施態様では、第1の湾曲部分および第2の湾曲部分がそれぞ
れ、実質的に一定のチャネル幅WfおよびWsを有する。ここでWf<Wsである。
この実施態様において、角度をつけたチャネル領域は更に、第2のチャネルの湾
曲部分を第1のチャネル部分と、二つのチャネル断片の一つに接続している、幅
が漸減している断片を含む。WfおよびWsのおおよその関係は、関係式 Ws= (αff 2f/αss1/2 によって与えられる。ここでRfおよびRsはそれぞ
れ、第1および第2の湾曲部分の曲率半径である。
【0012】 別の一般的な実施態様において、第1のチャネルの湾曲部分は好ましくは一定
のチャネル幅を有し、第2のチャネル部分は各端から内部に進んだときに、増大
する可変の幅を有する。
【0013】 更に別の実施態様において、第1のチャネルの湾曲部分は、第2のチャネル部
分のほうに進むと増加するチャネル深さを有し、第2のチャネルの湾曲部分は、
第1のチャネルの湾曲部分から遠ざかると減少するチャネル深さを有する。チャ
ネル幅は実質的には、チャネルの断片やその間のチャネル接続領域において、一
定にされ得る。
【0014】 さらに一般的には、本発明はチャネルの対向する端部に加えられた原動力の影
響を受けて、一つ以上の検体が移動しようとする検体分離チャネルを含む。本装
置は、(i)互いに角αで配置している一対のチャネル断片、と(ii)これら二
つのチャネル断片を接続している、前述のタイプの角度をつけたチャネル領域、
を含む。その原動力は対向するチャネル両端に印加された電位差、またはそのチ
ャネルに流動性の動きを生じさせる力、あるいはそれら二つの組み合わせであり
得る。
【0015】 関連のある一つの局面として、本発明は混合物中の検体の電気泳動による分離
のためのマイクロ組み立て装置を含む。この装置は、その上に形成された実質的
に平坦な表面の基板、第1のレザバと第2のレザバ、およびそこの間に伸長して
いる蛇行電気泳動チャネルを含む。そのチャネルは複数の直線状の断片を有し、
隣接する各断片対の隣接する両端、前述のタイプの角度をつけたチャネル領域と
接続している。そのチャネルは直線状の断片と角度を付けたチャネル領域を含み
、約25〜250ミクロンの大きさの好ましいチャネル幅と約5〜100ミクロ
ンの大きさの好ましいチャネル深さを有する。
【0016】 本発明のこれらの目的および特徴、他の目的および特徴は、以下の発明の詳細
な説明を添付図面と合わせて読めば、より十分に明らかになる。
【0017】 (詳細な説明) 図1は、試料混合物中における1つ以上の検体の電気泳動分離および/または
特徴付けのため、本発明に従って構成された微細製造(microfabric
ated)デバイス10を示す。デバイスは一般に平面基板12を含み、平面基
板12は、その上面14、開放レザバ16、18、19、および20、そしてこ
れらのレザバを連結する蛇行電気泳動チャネル22を形成する。レザバ16およ
び18は、電気泳動緩衝液と試料流体をそれぞれ収容することを目的とし、お互
い流体連絡して連結し、フォーク状のコネクター24を通ってチャネル22と連
結する。レザバ19、20は、廃液レザバであることを目的とする。4つのレザ
バは図示されるように、電極26、28、21、および30と連結され、(i)
電極26、28を通して電圧を印加することにより、レザバ16からチャネル2
2へ試料を送り込み、(ii)(ii)チャネルの両端、つまり電極21と30
を通して異なる電圧を印加することによって、電気泳動的に荷電試料成分を分離
するために、デバイス動作中に、適切な電圧リード線に順番に接続される。
【0018】 続けて図1に関して、チャネル22は、区間32、34、および36のような
複数の平行直線チャネル区間、および区間32、34の隣り合う端を連結する曲
線状チャネル領域38のように、隣り合う直線区間の隣り合う端同士を連結する
曲線状のチャネル部領域を含む。典型的な実施態様において、基板もしくはチッ
プは、横の寸法が約1から15cmの間で、そして直線区間は各約0.5から1
0cmの長さである。従って、例えば、各々が約8mmの長さである30個の直
線区間をもつチャネルは、連結領域を無視すると約250mmのカラム長を有す
る。横の寸法が1cmぐらいに小さくなり得るチップ上で、連結領域の寸法を加
えると、合計の寸法は30cmの範囲になり得る。開蛇行チャネルもさらに考慮
しているけれども、基板の蛇行チャネルをもつ部位上に置かれたカバーグラス2
3は、チャネルを囲む役目を果たす。
【0019】 曲線状の連結領域−この場合、領域38−の構成を図2の拡大平面図に示し、
ここには曲線領域によって連結された直線区間32、34の部分も示されている
。この領域は、2つの区間を連結するために必要な最小角度αよりも大きな角度
αfに対した第1曲線状チャネル部位40を含む。ここにおいて、直線区間は平 行で、αは180°、αfは典型的に約200°から250°の間で、すなわち 、最小角度より約20°から70°大きい。図示されるように、部位40は、そ
の寸法に沿って実質的に一定なチャネル幅Wfをもち、連結される直線区間のチ ャネル幅と等しい。
【0020】 図3Aにおいて、図2におけるライン3A−3Aに沿った断面を示し、チャネ
ルは、実質的に幅の寸法Wfと深さ寸法dfの矩形の断面である。Wfは、典型的 に約25から200ミクロンの間、好ましくは50から100ミクロンであり、
そしてdfは典型的に約5から100ミクロン、好ましくは25から75ミクロ ンである。
【0021】 引き続き図2に関して、部位38は、角度αsに対している第2曲線状チャネ ル部位42を含み、αsは、この曲線部位において要求される合計の角度が18 0°、つまり、αs=αf−αという条件を満たすように過度の角度αfを修正す る。従って、例えばここでは、それぞれαが180°、そしてαfが約210° から250°の間で、αsが約20°から70°の間である。第2曲線状部位の 幅Wsは、Wfよりも広く、そして2つの角度αfとαsに関して、本発明に従って
、以下に示され得るように、バンドが部位40を進む際に生成されるバンドの歪
曲を修正するよう選択される。記述される実施態様において、そして図3Cに示
されるように、Wsは、Wfよりも広く、基本的に部位40に相対して、この部位
を通って移動する検体分子の電界強度を弱くする機能を果たす。図3Cに示され
るように、部位42におけるチャネルの深さ寸法dsは、部位40における深さ 寸法と同じ、つまり、ds=dfである。
【0022】 チャネル領域38はさらに二つの漸減幅区間44、46を含み、(i)より小
さい幅をもつ部位40とより大きな幅をもつ部位42(区間44)の間、そして
(ii)より大きな幅をもつ部位42とより小さい幅をもつ直線区間34(区間
46)の間、のインターフェイスとしての機能を果たす。区間44の断面の図を
図3Bに示し、部位40と42の中間であるチャネル幅と、部位40、42と同
じチャネル深さを表す。
【0023】 第1チャネル部位においてもたらされる曲線状チャネル効果を調節する場合に
おける第2チャネル部位の働きについて、図2も参照してこれから議論する。こ
の図において、チャネルを通ってバンドとして移動する荷電化学種は、48aか
ら48gの数字による曲線状チャネル領域を通る種々の段階で表示される。バン
ド48aは、ちょうど曲線状チャネル部位に差しかかる部位で、実質的にひずみ
がなく、これは、このバンドは狭く、また実質的にチャネル軸と直角な軸に沿っ
て配置されることを表す。バンドがチャネル部位40に差しかかるにつれて、4
8bで示されるように、内側の軌道40aに沿ったより短い分子の移動距離と、
外側の軌道40bに沿ったより長い分子の移動距離のために歪曲しはじめる。こ
の歪曲は、バンド48cと48dで図示されるように、バンドが部位40を通っ
て移動するにつれて次第に強まっていく。
【0024】 内側の軌道のバンドはおよそαf(2Wff)/μEf-centerと等しい時間δf で、外側の軌道のバンドを先行することが示され得る。ここで、Rfは曲線部位 40の曲率半径で、Wfはチャネル幅、μはm2/V秒で表される移動化学種の移
動度、そしてEf-centerは軌道の中央での部位40における電界であり、チャネ
ルの両端に印加される電位差により生じる。
【0025】 第2曲線部位の目的は、第1曲線部位で生成されたバンドの歪曲に反対のチャ
ネル側で修正を提供することである。要するに、外側の軌道42b(ここでは2
つの軌道のうちより短い軌道)のバンドは、内側の軌道42aのバンドを実質的
にδfと等しい時間δsで先行するように、この第2曲線部位は設計される。上述
の計算に類似して、δsは、およそαs(2Wss)/μEf-centerと等しいこと
が示され得る。ここで、Rsは曲線部位42の曲率半径で、Wfはチャネル幅、μ
はm2/V秒で表される移動化学種の移動度、そしてEf-centerは軌道の中央で の部位42における電界であり、これもまたチャネルの両端に印加される同じ電
位差により生じる。チャネル42におけるより広いチャネル幅のために、Es= Ef(Wf/Ws)の関係に基いてEs-centerはEf-centerよりも小さいことが注 目される。条件δf=δsはαf(2Wff)/μEf-center=αs(2Wss)/
μEf-centerのとき、つまり、αf/αs=Ws 2s/Wf 2fのとき満たされる。
例として、Wsが50μm、αsが210°、αfが30°、そしてRf=Rs=1 mmを仮定する。Wsはそのとき((50μm)2(210/30))1/2、つま り約132μmである。
【0026】 再び図2に関して、バンド48dは実質的に修正なしに、漸減区間44を通っ
て移動し、部位42中で十分に修正され、そしてそれから修正された形で、つま
りバンドの軸が実質的に区間の軸と直角となって、区間46を通って区間34に
移動することが認識され得る。
【0027】 図4は、本発明に従って構成された、90°に湾曲したチャネル領域50の実
施態様を示し、例えば、上述のタイプの蛇行チャネルにおいて用いられるが、各
180°ターンは、2つの90°ターンを隣接することによって生成される。チ
ャネル領域50は、2つの直線チャネル区間52、54を連結し、この実施態様
においては、互いに対し直角に配置される。
【0028】 チャネル領域50は、90°よりも大きい角度αfに対する第1曲線状チャネ ル部位56、そして曲線状部位において所望の合計角度90°を提供するために
、つまり、αs=αf−αとなるように、過度の角度αfを修正する角度αsに対す
る第2チャネル部位58を含む。α=90°の実施様態において、典型的にそれ
ぞれαfは約110°から160°の間、そしてαsは約20°と70°の間であ
る。180°の実施態様において示されるように、第2曲線状部位の幅Wsは、 Wfよりも広く、そして本発明に従って、2つの角度αfおよびαsに対して、以 下に記述されるように、バンドが部位56を進む際に生成されるバンドの歪曲を
修正するように選択される。記述される実施様態において、チャネル領域全体に
おいて、WsがWfよりも広く、そしてαf(2Wff)/μEf-center=αs(2
ss)/μEf-center、同等にαf/αs=Ws 2s/Wf 2fの関係が述べられ
、チャネルの深さは均一である。ここで、Rf、Rs、μ、Ef-center、Ef-cent er' は上述の通りである。例として、Wsが50μm、αsが120°、αfが30
°、そしてRf=Rs=1mmを仮定する。Wsはそのとき((50μm)2(12
0/30))1/2、つまり約100μmである。
【0029】 領域50はさらに、漸減区間60、62を含み、(i)より小さい幅をもつ部
位56とより大きな幅をもつ部位58の間、そして(ii)より大きな幅をもつ
部位42とより小さい幅をもつ直線区間54の間のインターフェイスとしての機
能を果たす。
【0030】 180°ターン領域38におけるバンドの振る舞いに類似して、実質的に区間
52の軸と直角である、部位56へ移動する検体バンドは、部位56を通る移動
によってバンドの内側を引っ張っるバンドの外側をもち、歪曲され得る。検体は
、実質的に修正なしに漸減区間60を通って移動し、部位58中で十分に修正さ
れ、そしてそれから修正された形で、つまりバンドの軸が実質的に区間の軸と直
角となって、区間62を通って区間54に移動する。
【0031】 図5は、本発明に従って構成され、例えば上述のタイプの蛇行チャネル66で
用いられる、他の90°に湾曲したチャネル領域64の実施態様を示す。チャネ
ル領域64は、2つの直線区間68、70を連結し、この実施態様においては、
もう一方に対し直角に配置される。チャネル領域50は、90°よりも大きい角
度αfに対する第1曲線状チャネル部位72、および曲線状部位において所望の 合計角度90°を提供するために、過度の角度αfを修正する角度αsに対する第
2チャネル部位74を含む。
【0032】 本実施態様は、図4に示される実施様態と、部位50における部位58と2つ
の漸減区間60、62を置き換えて連続的な曲線部位となった曲線状部位74が
異なる。つまり、Wsは部位74を通して最小幅Wsから最大幅Ws-maxまで連続 的に変化する。例示の角度αs、αfは、上述の通りであり、部位74の曲率半径
sは、図4の実施態様におけるRsの約3から4倍である。しかし、曲線状部位
に対するαsは、両方の実施態様においてほぼ同じである。WsとWfの関係は、 上述の場合よりもさらに複雑になるが、上述に所与の関係からαsについて積分 することにより、決定され得る。ここで、Wsの値は既知の角度依存関係に従っ て、部位74にそって連続的に変化する。
【0033】 部位72で生成されるバンドの歪曲を修正する、部位74の動作は、実質的に
上述の通りであるが、バンド修正は部位72と区間70の間の全ての領域にわた
って起こる。
【0034】 90°ターンについて、さらに本発明の他の実施態様が、図6の角度チャネル
領域76によって示される。このチャネル領域は、直角をなすチャネル区間78
、80を連結し、角度αf>90°に対する第1曲線状チャネル部位82、およ び曲線状部位において所望の合計角度90°を提供するために、過度の角度αf を修正する角度αsに対する第2チャネル部位84を含む。また、一部のチャネ ル領域の形成部位は、インターフェイス区間86、88であり、それぞれ部位8
2と部位84、そして部位84と部位80を連結する。実質的に、αfとαsは、
上述の通りである。
【0035】 本実施態様は、図7に図示されるように、部位84の幅Wfは部位82の幅Ws と同じであるが、部位84の深さdsがdfよりも大きい点で上述の実施態様と異
なる。図7は表示される領域76の部位に沿って、区画化された断面(A、B、
C、D、およびEで表示される区間を通して)を示す。さらに図示されるように
、インターフェイス区間86、88の漸減チャネル深さは、前記載の実施態様に
おけるインターフェイス区間の漸減チャネル幅よりもむしろ大きい。
【0036】 部位84における電界Esは、Ef(ds/df)と等しく、αf(2Wff)/ μEf-center=αs(2Wss)/μEs-center、つまり、αf/αs=Wsss /Wfff=dss/dffの場合、バンド修正(δtf=δts)が起こる。 例として、dsが50μm、αsが120°、そしてαfが30°、そしてRf=R s =1mmと仮定する。Wsはそのとき、50μm(120/30)、つまり約2
00μmである。
【0037】 バンド歪曲を修正する領域76の動作は、例えば図4に図示される実施態様に
関して、上述の動作と類似している。要するに、バンドはバンドの内側を引っ張
っるバンドの外側をもち、部位82を通る移動によって、歪曲する。バンドは実
質的に修正なしに、漸減区間86を通って移動し、部位84中で十分に修正され
、そしてそれから修正された形で、つまりバンドの軸が実質的に区間の軸と直角
となって、区間88を通って区間80に移動する。
【0038】 前記から、どのくらい本発明の様々な特徴と目的が満たされるか認識され得る
。本発明は、密接に巻回された蛇行電気泳動、あるいは例えば通常の微細製造技
術を用いて狭い面積のマイクロチップにおいて形成される他のクロマトグラフチ
ャネル構成と両用し得る。微細製造方法は、同じ深さ、可変の幅のエッチング、
または同じ幅、可変の深さのエッチング、あるいは2つの併用のいずれも包含し
得る。
【0039】 この本発明の自己修正ベンドの特徴は、チャネル寸法全体に沿ってバンド分解
を持続しながら、ターンの外側でのより遅い移動のためにターン周辺のバンド移
動によって生成される歪曲を修正する役目を務める。チャネル寸法は多数のター
ン、典型的に90°もしくは180°のターンを含み得る。
【0040】 本発明は、詳細な実施態様に関して記述されるが、種々の変更が、請求項に記
載された本発明の範囲内で行われ得ることが認識され得る。例えば蛇行(ser
pentine)チャンネルは、化学もしくはレーザーエッチング技術で、比較
的大きな規模のプレート上、例えば予備の電気泳動もしくはクロマトグラフィの
ために設計された10cm×10cmのプレート上に形成され得る。蛇行チャン
ネルはキャピラリ電気泳動チューブのような閉チューブで形成され得る。そして
、チューブにおける各ターンは拡張直径、自己修正逆回転を包含する。さらに他
の局面において、自己修正回転は、分離媒体を通して検体分子が動くための原動
力としては、電位差よりむしろ加圧流体流れや重力に依存した、他のタイプのク
ロマトグラフィチャンネルやチューブに適用され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明により組み立てられたマイクロ組み立て装置の斜視図である。
その装置は基板上に形成された、オープン電気泳動チャネルと液体レザバを有す
る。
【図2】 図2は、本発明により形成される蛇行チャネルの180°カーブの拡大図であ
り、バンド歪曲中の自己補正するカーブの効果を例示している。
【図3A】 図3Aは、図2における直線3A−3Aに沿った断面図である。
【図3B】 図3Bは、図2における直線3B−3Bに沿った断面図である。
【図3C】 図3Cは、図2における直線3C−3Cに沿った断面図である。
【図4】 図4は、本発明の一つの実施態様をもとに形成された蛇行チャネルの90°カ
ーブの拡大図である。
【図5】 図5は、本発明の別の実施態様をもとに形成された蛇行チャネルの90°カー
ブの拡大図である。
【図6】 図6は、本発明のさらに別の実施態様をもとに形成された蛇行チャネルの90
°カーブの拡大図である。
【図7】 図7は、図6におけるチャネル路7−7に沿った、図6におけるチャネル領域
の断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャネルを形成された基板を有する検体分離デバイスであっ
    て、該チャネルを通って一つ以上の検体が原動力の影響のもとで、チャネルに渡
    って移動することを意図して、該チャネルが、 (i)相互に関連した角度αで配置された一対のチャネル区間と、 (ii)該2つのチャネル区間を連結する角をなすチャネル領域と、 を含み、該チャネル領域が、 (a)角度αf>αに対応し、そして第1の内側と外側の軌道を規定し、それ によって検体が該力の影響のもとで該第1チャネル部分を通って移動し、同じ検
    体が該外側の軌道を動く時間よりも、時間間隔δtf早く該内側の軌道を動くよ うにする、第1曲線状チャネル部分と、 (b)角度αs=αf−αに対応し、そして第2の内側と外側の軌道を規定し、
    それによって検体が該力の影響のもとで該第2チャネル部分を通って移動し、同
    じ検体が該外側の軌道を動く時間よりも時間間隔δts早く、該外側の軌道を動 くようにする、第2曲線状チャネル部分を有し、ここで該曲線状チャネル部分が
    、δtfがδtsにほぼ等しくなるような断面を有する、検体分離デバイス。
  2. 【請求項2】 前記2つのチャネル区間が、他方と直角に配置され、それぞ
    れαfが約110°から160°の間、αsが約20°から70°の間である、請
    求項1に記載のデバイス。
  3. 【請求項3】 前記チャネル区間が、実質的に他方と平行に配置され、それ
    ぞれαfが約200°から250°の間、αsが約20°から70°の間である、
    請求項1に記載のデバイス。
  4. 【請求項4】 微細製造チップにおいて形成され、チャネル幅が約25から
    250ミクロンの間、そして深さ寸法が約5から100ミクロンの間である、請
    求項1から3のうちいずれかに記載のデバイス。
  5. 【請求項5】 前記区間を複数含む蛇行経路の一部であり、各区間の組み合
    わせは前記角度をなすチャネル領域によって連結される、請求項1から4のうち
    いずれかに記載のデバイス。
  6. 【請求項6】 前記第1および前記第2曲線状部分が、実質的にそれぞれ一
    定の幅WfとWsを有し、Wf<Wsであり、そしてさらに前記角度をなすチャネル
    領域が、該第2曲線状チャネル部分を該第1チャネル部分と、前記2つの関連し
    たチャネル区間のうちの1つとを連結する漸減幅区間を含む、請求項1から5の
    うちいずれかに記載のデバイス。
  7. 【請求項7】 Ws=(αff 2f/αss1/2であり、ここでRfとRs
    それぞれ前記第1および前記第2曲線状部分の曲率半径である、請求項6に記載
    のデバイス。
  8. 【請求項8】 前記第1曲線状チャネル部分が固定のチャネル幅を有し、前
    記第2チャネル部分が各端から内向きに進むにつれて拡大する可変の幅を有する
    、請求項1から5のうちいずれかに記載のデバイス。
  9. 【請求項9】 前記第1曲線状チャネル部分が、前記第2曲線状チャネル部
    分へ向かって進むにつれて増大するチャネル深さを有し、そして該第2曲線状チ
    ャネル部分が該第1曲線状チャネル部分から離れて進むにつれて減少するチャネ
    ル深さを有する、請求項1から5のうちいずれかに記載のデバイス。
  10. 【請求項10】 前記チャネル区間および前記チャネル連結領域において、
    その間、前記チャネル幅が実質的に一定である、請求項9に記載のデバイス。
  11. 【請求項11】 混合物中の検体の電気泳動分離に用いられ、前記原動力が
    、前記チャネルの両端に印加された電位差である、請求項1から10のうちいず
    れかに記載のデバイス。
  12. 【請求項12】 (i)第1および第2レザバと、 (ii)請求項1〜11のいずれか1項に規定されるような、該第1および該第
    2レザバの間に広がるチャネルと、その上に形成する、実質的に平面な基板を含
    む、混合物中の検体の電気泳動分離で用いられる微細製造デバイス。
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