JP2001522715A - 容器内に流体を導入するための装置 - Google Patents

容器内に流体を導入するための装置

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JP2001522715A JP2000520233A JP2000520233A JP2001522715A JP 2001522715 A JP2001522715 A JP 2001522715A JP 2000520233 A JP2000520233 A JP 2000520233A JP 2000520233 A JP2000520233 A JP 2000520233A JP 2001522715 A JP2001522715 A JP 2001522715A
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ネストラー ゲルハルト
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、容器内に流体を導入するための装置であって、容器(1)の内室(5)内に通じる、破裂ディスク(18)によって閉鎖され、流体のための供給導管に接続された供給部を有している形式のものに関する。機能確実性を高め、破壊ディスクに過剰な力が働くを避けるために、前記供給部が、流体の圧力によって容器(1)の内室(5)内に引き出し走行可能である、容器(1)の最大充填レベルを越えて取り付けられたテレスコープ管(4)として構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 流体を容器内に導入するための装置は、特に材料を補足的に安定化するために
使用される。この材料は一般的な形式で容器又は貯蔵タンク内に貯えられていて
、大きく傾けられることによって、不都合な化学反応、例えば早期の重合、又は
その他の物理的な反応例えば結晶化することを特徴としている。
【0002】 固形の又は溶解した形状の所定の材料又は材料の組合せが、不都合な時点で反
応する重合性の材料を再び安定化させるために適していることは知られている。
この材料は、従来の形式で貯蔵品としてもたらされ、次いで、タンク貯蔵装置に
おいて一般的であるポンプ(ポンプによる汲み上げ及び汲み出しのために設けら
れている)によって、タンク内容物と混合される。この場合、ポンプ自体が、ポ
ンプの詰まりの原因となる早期の重合の出発点であるという欠点がある。従って
場合によっては、混合の課題をもはや満たすことができない。さらに、緊急時に
制限されているか又はたまたま有していないことがある、ポンプを駆動するため
の外部のエネルギー源に依存しているので、安定化液体を搬入することができな
い、という欠点がある。
【0003】 従って、外部のエネルギー源に依存しないようにするために、ガス(気体)を
吹き込むことによる混合法も用いられる。この場合の欠点は、このためにタンク
の内部又は外部に付加的な調整部材若しくはバフル(baffle)を設けなければなら
ないという点である。原則として、このようなバフルは、通常の運転中に損傷を
被ったり破損したりしないよう、タンクに堅固に固定されなければならない。ガ
スを押し込むためのバフルは、効果的にするために、つまり良好な混合が得られ
るようにするために、一般的にはタンクの底部付近に配置されている。このバフ
ルが使用されない時には、反応物質がバフル内に侵入して、ここでわずかな物質
交換によって次第に重合されるので、場合によってはガスの供給が不必要となる
。従って、この解決策を維持するために、しばしばこのような導管を通って少量
の空気が供給される。しかしながらこのような空気流は、タンク内に貯えられた
液体が上昇するのを阻止し、導管を開放状態で維持するために、同様に器具を用
いて監視する必要がある。このような構造は、想定された課題を確実に満たすた
めに、コスト的に高価である。
【0004】 ヨーロッパ特許第0064628号明細書には、抑制剤溶液を添加することに
よって、閉鎖された反応容器内で重合化反応を緊急停止させるための装置につい
て記載されている。添加は、容器の下側領域で破壊ディスクによって閉鎖された
接続フランジを介して行われる。この接続フランジには、圧力ガス導管が接続さ
れている、上側のフランジに通じる折り曲げられた上昇導管が取り付けられてい
る。上昇導管は抑制剤溶液で満たされていて、この抑制剤溶液は、場合によって
は圧力ガスによって容器内に押し込まれる。
【0005】 装置の機能性は、ケーク状の重合体(caked poymer)及び供給エネルギーの故障
とは無関係でなければならないが、安全装置のために一般に必要である規則的な
監視は、この浸されたバフルにおいては困難であって、破壊ディスクのコントロ
ールは、容器が空にされた状態でしか行うことができない。このことはつまり、
タンクは洗浄及び検査中に使用不能であるということを意味している。
【0006】 以上の欠点は、容器の内室内に通じる、破裂ディスクによって閉鎖され、流体
のための供給導管に接続された供給部を有している形式の、容器内に流体を導入
するための装置において、本発明に従って、前記供給部が、流体の圧力によって
容器の内室内に引き出し走行可能である、容器の最大充填レベルを越えて取り付
けられたテレスコープ管として構成されていることによって、避けられる。
【0007】 本発明による装置においては、場合によっては自動的に解除されるテレスコー
プ管が、容器内に存在する物質内に浸入し、液体状又はガス状の材料が物質内に
供給され、材料同時に物質と混合するようになっている。上昇した圧力下にある
流体は、容器内に存在する材料の安定化のために容器内にもたらされ、ガスと液
体とから成る混合物であってよい。
【0008】 この装置は、容器の最大許容充填レベルの上に組み付けられていることによっ
て、この装置は、必要な場合だけ、容器内に存在する物質と接触するので、機能
性は、容器内に存在する物質によって不都合な影響を受けることはない。
【0009】 さらにまた、この装置は、容器が運転中であるかそうでないかに関係なく、い
つでも容器に取り付けることができる。これによって、規則的な機能検査が簡単
な形式で行われる。この装置はその構造に基づいて、構造寸法を変えることなし
に、著しく異なる内容物を有する容器内に組み込むことができ、しかも効果性又
は機能性に不都合な影響を与えることはない。
【0010】 テレスコープ管のための係止装置を有していて、該係止装置が、テレスコープ
管を初期状態において押し込まれた状態で保持するようになっていることによっ
て、テレスコープ管が意図せずに引き出されることは避けられる。
【0011】 有利には、前記係止装置が、テレスコープ管の係止を解除するための手段を有
しており、該手段が、導入しようとする流体の圧力によって操作されるようにな
っている。
【0012】 このための特に簡単な解決策は、前記手段が、ピストン室内でガイドされたピ
ストンを有していることによって得られる。
【0013】 前記手段が係止突起を有していて、これらの係止突起が、テレスコープ管の中
央の内管の開口と協働するようになっていることによって、特に確実な係止が得
られる。
【0014】 係止装置の解除は、ピストンが、係止突起を部分的に受容するための切欠を有
しており、ピストンがしゅう動すると、前記係止突起が切欠から抜け出るように
なっていることによって軽減される。
【0015】 このための特に確実な機能形式は、係止突起がばね弾性的なレバーに取り付け
られていて、内管のための滑動領域と、保持領域とを有していることによって得
られる。
【0016】 本発明による装置は図面に示されている。
【0017】 図1には、容器壁1内に組み込まれた本発明による装置の概略的な断面図が示
されている。容器壁1は、垂直な接続フランジ3を備えた開口2を有している。
この開口2を通って、容器壁1によって制限された容器の内室5内に流体を導入
するための装置のテレスコープ管4が突入している。
【0018】 テレスコープ管4は、1つの外側のケーシング管10と3つの内管11,12
,13とから成っており、これらの管はシール14を介して互いにシールされて
いる。内管11,12,13は、その両端部で保持リング15,16を有してお
り、これらの保持リング15,16は、引き出し時に内管11,12,13の軸
方向運動を制限する。
【0019】 中央の内管13は、その内室5内に存在する端部13.1で、破裂ディスク1
8のための保持部17を備えている。保持部17は、他方の内管11,12が載
ることができる程度に外方にガイドされている。他方の端部13.2で内管13
は、内側に位置するカラー19と、保持リング16を越えて延びる延長部20と
を有しており、この延長部20については後述されている。
【0020】 ケーシング管10は、容器壁1のフランジ3に固定するための支持フランジ2
1を備えており、この場合、固定は直接的に又は中間フランジ22を使用するこ
とによって行うことができる。さらに、ケーシング管10は、係止装置24を固
定するための第2のフランジ23を有している。この係止装置に、パイプライン
フランジ25を介して、内室5内に導入しようとする流体のための図示していな
い供給導管が接続されている。
【0021】 係止装置24はケーシング26を有していて、このケーシング26は、パイプ
ラインフランジ25に流体技術的に直接接続されたピストン室27を取り囲んで
内室28を形成している。ピストン室27内にはピストン29が配置されており
、このピストン29は、初期状態で、パイプラインフランジ25側に向いた状態
でピストン室27の下側に位置している。
【0022】 ピストン室27は、ピストン29によって覆われていない領域内で開口31を
有しており、この開口31を介して、内室28との流体技術的な接続が得られる
。スリットとして構成することができる開口31は、ピストン29が下側の位置
に達した時にはじめて開放される。
【0023】 内室28は、別の開口32を介して、係止装置24とケーシング管10内に存
在する内管11,12,13とによって制限された圧力室33に接続されており
、この圧力室33から、内管11,12,13の運動が、圧力下にある液体で負
荷されながら発せられる。流体技術的な接続は矢印によって示されている。
【0024】 圧力室33内には、内管11,12,13を係止及び解除するための別の手段
が設けられており、この手段については図2にさらに詳しく説明されている。
【0025】 図2には、テレスコープ管4が、既に一部が引き出されている状態が示されて
いる。このために、係止装置24が操作され、それによってピストン29が、ピ
ストン室27内の下側の位置に位置している。ピストン29を軸方向でしゅう動
させることによって、圧力室33内に存在する係止突起34と、中央の内管13
の上端部13.2の係止開口35との係合が解除される。この解除運動は、矢印
36によって示されている。
【0026】 さらにピストン29はその軸方向しゅう動運動中に、内側に位置するカラー1
9に既に当接していて、内管11,12,13の引き出し運動を補助する。
【0027】 この解除を可能にするために、係止突起34はばね舌片37に取り付けられて
いて、ピストン29に向いた側で、図3で拡大して示されているように、運動方
向で面取りされた面38を有している。係止突起34は、錠止位置で、内管13
の上端部13.2の係止開口35に係合し、一部がピストン29の切欠39内に
深く入り込む。切欠39は、係止突起に相応する形状を有しているので、係止突
起はその面取りされた面38で、ピストンの軸方向しゅう動運動時に切欠39か
ら滑り出る。摩擦を小さくするために、係止突起はPTEF(ポリテトラフルオ
ロエチレン)より成っている。係止開口35は、図示の実施例では、中央の内管
13の上区分にフライス切削されたスリット状の開口である。
【0028】 ピストン29の重力の作用下で係止突起34が意図せずに抜け出すのを避ける
ために、係止突起は、相応に剛性なばね舌片37上に又はばね負荷されたレバー
上に配置することができる。ばね舌片37のプレロード若しくは予圧は、面取り
された面38に作用するピストン29の重力が少なくとも補償されるように選定
されている。
【0029】 係止突起は、内管11,12,13の全重量を支持する必要があるので、面取
りされた面38によって形成された滑動領域の他に付加的に、直線的な面40を
備えた保持領域を有しており、この直線的な面40は係止開口35の相応の面と
協働する。ピストン29の切欠39から係止突起34が抜け出ることによって、
直線的な面40は、係合解除され、内管13は同様に係止突起34の下側で面取
りされた面38に沿って滑動する。この際に、内管11,12,13の運動は、
ピストン29が当接することによって、ピストン29の軸方向しゅう動運動時に
内側に位置するカラー19でまず支持されて、引き出し運動が開始される。
【0030】 図4には、最も外側の内管11がケーシング管10から完全に引き出された状
態の装置が示されている。圧力室33の容積は、高い圧力下にある流体で負荷さ
れることによって常に増大する。
【0031】 図4では、錠止機構は中央の内管13を完全に開放していて、この内管13の
、開口35を有する端部13.2がケーシング管10の下端部に位置している。
ピストン室27内でピストン29が下位置にしゅう動することによって、係止突
起34はピストン29の切欠39から滑り出ることが分かる。係止突起34の面
取りされた面38と切欠39の相応の面とによって、この滑り出し運動が、ばね
舌片37のばね力に抗して軽減される。
【0032】 本発明による装置には、パイプラインフランジ25に接続された図示していな
い供給導管を介して、導入しようとする流体が供給される。この流体の所定量は
、貯蔵容器内に所定の圧力下であらかじめ収容されていて、危険な場合にはじめ
て供給導管に接続される。原則として、導入しようとする流体は、圧力容器内に
存在する液体である。圧力容器は、堅固に結合された燃料ガスフランジを備えた
一般的な消火容器であってよい。燃料ガスフランジを開放することによって、ま
ず液体が圧力容器から出されて、テレスコープ管4を通ってタンク内部に供給さ
れる。後から流れ出す余剰のガスは、発生したキャビテーション(気泡)によっ
て生ぜしめられる垂直な流れによって、タンク液体は注入された流体と集中的に
混合される。この場合、圧力容器が、ガスフランジを開放する前に高速カップリ
ングによって供給導管に直接接続されれば充分である。
【0033】 貯蔵容器が操作されると、貯蔵容器内の圧力が、ピストン室27内のピストン
29に伝達される。ピストン29に作用する力によって、場合によっては図示し
ていない圧縮コイルばねのばね力に抗して、ピストン室27内でピストン29が
移動する。
【0034】 この場合、まず係止突起34が切欠39から押し出され、それによって係止が
解除され、他方ではピストン29が保持リング19上に載って、中央の内管13
を係止突起34の下側を通ってスライドさせ、この際に係止突起34を係止開口
35から押し出す。
【0035】 ピストン29がピストン室27内で下側の保持点に達すると直ちに、ガス及び
/又は液体が水平な開口31を介して側方の内室28内に流入し、別の開口32
を介して、可動な内管11,12,13の上側で圧力室33内に流入する。生じ
た圧力の力は、内管11,12,13の上側の端面に伝達され、この際に、内管
11,12,13と、ケーシング管10と、中央の内管13の下端部13.1に
設けられた所定のガス圧に調節された破裂ディスク18との間のシール14によ
って、容器内に圧力が漏れ出ることが阻止される。
【0036】 圧力室33内に存在する、圧力下にある流体が膨張しようとすることによって
、内管11,12,13は次第に下方に移動する。このときに、外側の内管11
,12の外周面が大きくひいては作用面が大きいことによって、これらの外側の
内管11,12がまず下方に移動する。外側の内管11,12が保持部17上に
載るので、中央の内管13も前記外側の内管11,12と一緒に下方に移動する
。外側の内管11の保持リング16が、ケーシング管10の保持リング15上に
載ると、圧力室33の容積が、次の内管12,13の下方運動によって膨張し、
これらの内管12,13を下方に押しやる。すべての内管11,12,13が下
側の保持点に達するか、又は中央の内管13が容器底部上に載ると、圧力室33
の容積の膨張は中断する。場合によっては、下端部が容器底部によって覆われる
ことを避けるための図示していないスペーサホルダを設けることができる。
【0037】 流体で充填された圧力室33もはやそれ以上膨張することはないので、次第に
圧力は上昇する。破壊ディスク18を破壊するために必要な最大圧力が得られる
と、圧力室33内に存在する流体はテレスコープ管4によって容器内室5内で緊
張解除若しくは放圧される。
【0038】 さらに続いて流れる流体が、液体とガス(気体)との混合物であれば、続いて
流れるガスは、圧縮された液体を容器の内容物と混合する。
【0039】 この装置は、支持フランジ21によってタンクフランジ(接続フランジ)3に
固定されている。容器内の最大液体レベルの上側から所望の間隔を保つことがで
きるように、種々異なる高さの中間フランジ22を使用することができる。容積
が次第に大きくなる大容器が、正方形横断面を有する構成形式よりも有利である
ので、本発明の有利な使用範囲は、容積が20乃至1000m3で、それに応じ てテレスコープ伸張が3乃至11メートルである容器が該当する。この装置は、
適当な容器と協働して安定化液体(stabilizer liquid)を収容することができ、 また適当な高速カップリングと協働して、特に反応物質のための安価で確実に作
業する、保守の必要のない安全装置として使用することができる。
【0040】 この装置は、ラジカルな重合化システムのための、フェノチアジン(phenothia
zine)を含有する抑制剤溶液(inhibitor solution)を添加することによって、ラ ジカルな重合を直ちに終了するための方法を実施するためにtokuni 適しており 、この場合、抑制剤溶液の溶剤は、その重量の少なくとも50%までが、N−ア
ルキルピロリドン(N-alkylpyrrolidone)より成っている。この場合、このN−ア
ルキルピロリドンは、N−メチルピロリドン及び/又はN−エチルピロリドンで
あってよい。
【0041】 また、抑制剤のフェノチアジン含有量は、抑止剤溶液の重量に関連して、少な
くとも10重量%、有利には35−45重量%である。
【0042】 この装置は、特にラジカルな重合システムにおいて、物質がラジカルな重合化
された(メト)アクリルモノマー[(meth)acrylmonomere]であって、この場合、 (メト)アクリルモノマーは、(メト)アクリル酸、特に(メト)アクリル酸エ
ステルであってよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 引き出されたテレスコープ管を備えた、容器壁内に組み込まれた装置の概略的
な断面図である。
【図2】 一部が既に引き出された状態のテレスコープ管の概略的な断面図である。
【図3】 テレスコープ管のための係止装置の詳細を示す図である。
【図4】 ケーシング管から完全に引き出された、テレスコープ管の第1の内管を備えた
装置の概略的な断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AU,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,GE, HU,ID,IL,JP,KR,KZ,LT,LV,M X,NO,NZ,PL,RO,RU,SG,SI,SK ,TR,UA,US (72)発明者 ゲルハルト ネストラー ドイツ連邦共和国 ルードヴィッヒスハー フェン ムンデンハイマー シュトラーセ 170 Fターム(参考) 4G068 AA01 AB01 AB07 AB11 AC16 AD40 AD42 AF04 AF24

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内に流体を導入するための装置であって、容器(1)の
    内室(5)内に通じる、破裂ディスク(18)によって閉鎖され、流体のための
    供給導管に接続された供給部を有している形式のものにおいて、 前記供給部が、流体の圧力によって容器(1)の内室(5)内に引き出し走行
    可能である、容器(1)の最大充填レベルを越えて取り付けられたテレスコープ
    管(4)として構成されていることを特徴とする、容器内に流体を導入するため
    の装置。
  2. 【請求項2】 テレスコープ管(4)のための係止装置(24)を有してい
    て、該係止装置(24)が、テレスコープ管(4)を初期状態において押し込ま
    れた状態で保持する、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記係止装置(24)が、テレスコープ管(4)の係止を解
    除するための手段(26乃至40)を有しており、該手段が、導入しようとする
    流体の圧力によって操作される、請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記手段(26乃至40)が、ピストン室(27)内でガイ
    ドされたピストン(29)を有している、請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記手段(26乃至40)が係止突起(34)を有していて
    、これらの係止突起が、テレスコープ管(4)の中央の内管(13)の開口(3
    5)と協働する、請求項3又は4記載の装置。
  6. 【請求項6】 ピストン(29)が、係止突起(34)を部分的に受容する
    ための切欠(39)を有しており、ピストン(29)がしゅう動すると、前記係
    止突起(34)が切欠(39)から抜け出るようになっている、請求項5記載の
    装置。
  7. 【請求項7】 係止突起(34)がばね弾性的なレバー(37)に取り付け
    られていて、内管(13)のための滑動領域(39)と、保持領域(40)とを
    有している、請求項6記載の装置。
JP2000520233A 1997-11-11 1998-11-10 容器内に流体を導入するための装置 Withdrawn JP2001522715A (ja)

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