JP2001522683A - 医療用へら - Google Patents

医療用へら

Info

Publication number
JP2001522683A
JP2001522683A JP2000520690A JP2000520690A JP2001522683A JP 2001522683 A JP2001522683 A JP 2001522683A JP 2000520690 A JP2000520690 A JP 2000520690A JP 2000520690 A JP2000520690 A JP 2000520690A JP 2001522683 A JP2001522683 A JP 2001522683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
spatula
grip
cervix
plane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000520690A
Other languages
English (en)
Inventor
フーリー、ピーター、ルッソー
デル メルヴェ、マリウス ファン
Original Assignee
ハーウィル インダストリーズ(プロプライエタリイ)リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ハーウィル インダストリーズ(プロプライエタリイ)リミテッド filed Critical ハーウィル インダストリーズ(プロプライエタリイ)リミテッド
Publication of JP2001522683A publication Critical patent/JP2001522683A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B10/00Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
    • A61B10/02Instruments for taking cell samples or for biopsy
    • A61B10/0291Instruments for taking cell samples or for biopsy for uterus

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Reproductive Health (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Gynecology & Obstetrics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、例えば子宮頚管あるいは子宮膣部のスミア検査(PAP検査)のような脱落細胞診断法用のへらとして特に用途がある医療用へらに関する。本発明によるへらは手握り部(12)と挿入ロッド(14)とから構成される握り部と、概ね平坦なブレード(20)とからなる。ブレード(20)は該ブレード(20)の縁部(24)を画成する開放ループと、周縁部(24)から立ち上がり前記ブレード(20)を横断する離隔したバー(22)とから構成されている。子宮頚部用へら(10)として使用する場合、ブレードの周囲は平均的な子宮頚部の形状に一致するような形状とされている。へら(10)は好ましくは低密度ポリエチレンである、射出成形プラスチックのような弾性変形可能材料から一体形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本発明は医療用へら(spatula)に関する。
【0002】 前記へらは脱落細胞診断法において特に用途があり、例として子宮頚部用へら
(cervical spatula)に関して説明する。
【0003】 子宮癌を診断するために1928年に膣こう検査法を開発したギリシ系アメリ
カ人の医師であるジョージパパニコラオに因んで命名された所謂PAP検査は恐
らく脱落細胞診断法の最も広く使用されている例であろう。PAP検査は通常顕
微鏡検査のために細胞をスライドガラスに移す前に子宮頚部の細胞を切屑するた
めに使用される手持ちのスクレーパすなわちへらを使用して実行される。
【0004】 最も一般的に使用されているへら装置は木製のAYREへらである。これらの
装置は欠点が無い訳でなく、患者に不快感や傷害を与えることなく操作するのが
困難であって、適当な子宮頚管の細胞の標本を取得する上で余り満足な結果をも
たらさない。
【0005】 これらの問題に対応するためにより可撓性のあるへら装置が開発されてきたが
、その中の一つは周知のCYTOBRUSHへらである。CYTOBRUSHは
子宮頚管の細胞を収集する上で木製のへらよりも著しく良好ではあるが、化生性
細胞を収集し、検出する上では目立って良好とはいえない。CYTOBRUSH
へらにおけるこれらの欠点は過度の可撓性に起因している。
【0006】 本発明の目的はこれらの明らかな欠点に対処することである。
【0007】 (発明の要約) 本発明は、握り部と、ブレードの外周の周りを延在している弾性変形可能材料
の開放ループと前記外周ループから立ち上がり、ブレードの本体を横断する弾性
変形可能材料の離隔したバーからなる格子とを含む概ね平坦なブレードとからな
る医療用へらを提供する。
【0008】 本発明の好適形態において、前記へらはそのブレードの周囲が平均的な子宮頚
部の形状と一致する形状とされている。
【0009】 子宮頚骨の形状は女性毎に広範囲に変動し、子宮頚骨の組織の形状と一貫性と
は同じ女性であっても年齢、(もしあるとすれば)妊娠の状態、および月経周期
によっても変動する傾向があることが認められる。
【0010】 従って、へらのブレードは基本的に理想化した子宮頚骨と一致する形状とされ
る。しかしながら、ブレードの可撓性はへらが使用されたときの実際の子宮頚部
によって示されうる理想化された子宮頚部からのずれにブレードの形状を一致さ
せ易くするためのものである。
【0011】 この目的に対して、ブレードは基本的に平面外形が三角形であり、へらの端部
は三角形のブレードの頂点によって構成され、頂点から立ち上がる三角形のブレ
ードの辺は平面外形において凹形とされている。
【0012】 三角形のブレードの平面の外形の全ての隅部は丸くされ、ブレードの根元の隅
部は使用時の不快感あるいは傷害の可能性を排除するために頂点よりもより丸く
されている。
【0013】 ブレードの本体を構成しているバーは間に挿入された溝によって相互に離隔さ
れた複数の一連のランドによって都合よく構成することが出来る。前記溝のある
もの、あるいは全てはブレードの平面を貫通するスロットによって構成すること
が可能である。
【0014】 本発明の好適形態においては、全ての溝はスロットによって構成されている。
【0015】 ブレードと、好ましくは握り部とブレードとからなるへら全体とは、低密度ポ
リエチレンであることが好ましい射出成形プラスチックのような弾性変形可能な
材料から一体形成される。
【0016】 子宮頚部の形状と一致し易くするため、また傷害の危険性を増すことなくブレ
ードの切屑作用を最大とするために、ブレードはその平面において撓むようにさ
れている。
【0017】 このことはブレードに長手方向および横方向のいずれか、あるいは双方にテー
パをつけることによって実行可能である。
【0018】 更にブレードの切屑作用を最大とするために、ブレードの周縁部は断面を比較
的鋭くしうる。
【0019】 握り部はその端部から握り部のブレードに対する取り付け点まで長手方向にテ
ーパを付けることが可能で、テーパの付いた握り部の狭くなった部分はブレード
に対する握り部の取り付け点まで徐々により撓み易くされている。このことは子
宮頚部用へらとして使用される意図のへらに対して特に適している。
【0020】 (発明の実施例の説明) 図に示す脱落細胞診断用へらはPAP検査を行なうための子宮頚部用へら10
である。
【0021】 PAP検査を行なう上で開業医が直面する困難の一つは殆どの女性の子宮頚部
が図12に示すようにある角度をつけて膣通路に入るという事実から判る。しか
しながら、開業医は子宮頚部用へらを挿入し、膣通路と共軸線関係で操作せねば
ならず、へらの挿入端を子宮頚骨と常に最良に係合させる必要がある。
【0022】 このことはへらを回転させる必要があるため標本採集過程の間に達成するのは
極めて困難である。
【0023】 その結果、子宮頚部と膣通路とが角度方向にずれるため例えばAYREのへら
のような剛性のへらを使用してPAT検査を実施する場合子宮頚部の細胞を採集
するのが困難となる。
【0024】 このような困難を克服するために、CYTOBRUSHへらが開発された。そ
れはPAT検査を実行している間子宮頚骨に挿入するようにされた鼻部の各側を
延在する一対の可撓性羽根を含む。しかし残念ながら、前記羽根が可撓性である
ため化生性細胞を採集するのを困難にする。
【0025】 これらの問題を念頭において本発明の子宮頚部用へらが開発されたが、その意
図はへらを回転している間、子宮頚骨の形状と概ね一致しうるようへらの主軸線
において、あるいは主軸線と平行に十分な変形性をへらに提供するが、しかも患
者を傷つけることなく十分な切屑を実行するようブレードの平面において十分な
剛性を提供するようにすることである。
【0026】 本発明の子宮頚部用へら10は細い挿入ロッド14の端部において丸い手の握
り部12からなる握り部を含む。前記握り部12には握り部の形成物として作用
するぎざぎざが設けられている。挿入ロッドはPAP検査を適正に実行するのに
必要とされる長手方向の可撓性を犠牲にすることなく挿入ロッド14の回転剛性
を高めるよう作用する長手方向に延在するぎざぎざ18によって縦溝がつけられ
ている。
【0027】 へら10には反対側の端部において平坦な平面状ブレード20が形成されてい
る。
【0028】 前記へらは低密度ポリエチレンから一体成形されている。
【0029】 前記ブレード20は該ブレード20の外周を画成する材料の閉鎖ループ24に
よって囲まれた離隔したバー22の格子によって構成されている。前記バー22
の間の空間は図4および図5の断面図からより明瞭に判るように前記ブレード2
0の本体を貫通している開放スロットとして形成されている。
【0030】 ブレード20は(握り部14の主軸線に対して共軸線関係にある中心軸線の周 りで対称形であり、ブレード20は基本的に平面外形では三角形である。へらの
挿入端26は三角形のブレードの頂点と該頂点から立ち上がる三角形の辺とによ
って構成されハート形あるいは矢じり形状のへらブレード20を提供する。
【0031】 前記ブレード20の挿入端は標本採集の間子宮頚骨へ入るようにされた鼻部2
8を形成するよう平面において丸くされている。
【0032】 ブレード20の周縁部24は前記鼻部28から各側において離れる方向に対称
的に湾曲している。縁部24の凹形湾曲部は子宮頚部の入り口および子宮膣部領
域に対応する形状とされている。
【0033】 ブレード20の全ての面は傷害、痛みおよび不快感の危険性を最小とするため
に丸みが付けられている。
【0034】 しかしながら、ブレード20の主平面と周囲24との間の交差線に沿って、交
差角度は鋭角であり、交差点は比較的鋭くされている。これは標本採集の間細胞
の蓄積を最大とするよう設計された比較的鋭い縁部25を提供するためである。
同じ理由から、ブレード20の主平面とバー22の縁部との間の交差線に沿って
同じ設計が使用されこれらの領域においても鋭い縁部27を提供する。
【0035】 図7に示す子宮頚部用へら10.1は滑らかな挿入ロッド14.1と握り部1
2.1とを除いて前述した子宮頚部用へら10と類似である。
【0036】 図8、図9、図10および図11に示す子宮頚部用へら10.2は数点におい
て前述した子宮頚管用へら10および10.1と相違する。挿入ロッド14.2
および手握り部12.2がへら10.2において相違するのみならず、ブレード
20.2が顕著に相違する。ブレード20.2はスロットを設ける代わりに、単
に溝が設けられ、そのためバーはランド22.2の間に挿入されている溝23.
2によって相互に離隔されている多数の並置されたランド22.2によって構成
されている。
【0037】 図9、図10および図11において、この局面がより明確に示されている。こ
れらの図面において、溝23.2はブレード20.2の本体を通して完全に延在
してはいない。しかしながら、溝23.2はブレード20.2の各側に形成され
ている。
【0038】 へら10.2はもしも同じような寸法とされ、同じような材料から作られると
すれば、前述したへら10および10.1よりもより剛性となる。
【0039】 ブレード20の双凹形の三角形は子宮頚管および子宮膣部から細胞を選択的に
採集出来るように構成されている。ブレード20の周縁部24は基本的に弾性変
形可能材料のループから構成されるので、子宮頚部の形状の殆どの変動を許容す
るに十分柔軟性がある。
【0040】 ブレード20は概ね平坦であるが、図2の側面図および図4および図5の断面
図から判るように、断面において二方向にテーパが付けられている。
【0041】 縦断面において、ブレード20は鼻部28に向ってテーパが付いている。ブレ
ードの両側の上面と下面とは挿入ロッド14に取り付けられる端部であるブレー
ド20のより厚い部分からブレードの鼻部28に向って収束している。
【0042】 横断面において、ブレード20には逆方向にテーパが付けられ、そのため断面
から見て、側部におけるより中央部における方が厚くされ、ブレード20の最も
厚い部分はブレード20の基部を画成する翼30の部分である。
【0043】 更に、手握り部12から挿入ロッド14を通してブレード20に対する取り付
け点までテーパが付けられているへらの握り部は該握り部のブレード20に対す
る取り付け点まで徐々により可撓性とされている。このため、挿入ロッド14を
、たとえへらを回転させている間に子宮頚部の膣通路に対する角度が整合してい
ないとしてもそれを許容するようその長さに亘って徐々に撓みうるようにする。
この点は本発明の子宮頚部用へらを使用状態で示している図12に概略示されて
いる。この図面において、本発明によるへら10は患者の子宮頚部34が遮られ
ることなく観察しうるようにする鏡32を介して患者の子宮中へ挿入されている
【0044】 鏡32を介してブレード20が子宮頚部34において正しく位置されている点
までブレード20を挿入した開業医はへら10を親指と人差し指との間で回転さ
せ子宮頚部の細胞の標本を収集する。
【0045】 へら10を回転させている間、挿入ロッド14は撓んで子宮頚部と膣通路との
不整合を許容する。更に、ブレード20の周縁部24が回転の間撓んでブレード
20の形状からずれている子宮頚部34の形状のいずれの変動をも許容する。
【0046】 縁部24はブレード20の平面において主として撓み、バー22はそのような
撓みに対して相対的に殆ど抵抗しない。バー22は周縁部24が撓んでも顕著に
影響されることなく細胞の採集に貢献する。
【0047】 子宮頚部34においてへら10が回転している間、ブレード20はまた、ブレ
ード20の平面においても撓む。撓み程度は大きくなく、ブレード20は螺旋状
にへら10の主軸の周りで極僅かに捩じられる。
【0048】 ブレード20はこのように捩じられると、ブレードの捩じりは子宮頚部34内
でのブレード20の回転の間僅かにより鋭角の迎え角でブレード20の周縁部2
4で縁部25を提供するので、僅かにより強力な切屑作用を提供する。ブレード
20を捩じることによってまた、バー22を僅かに不整合とし、バーの縁部27
を子宮頚管の組織に対してより大きい程度に当てる。
【0049】 図13は子宮頚部34内におけるブレード21の位置をより詳細に示している
。この図面において、ブレード20の先端が子宮頚部の細胞を採集するために子
宮頚部34中へ深く進入する態様が判る。ブレード20の凹形の辺29は子宮頚
部内から子宮頚骨の入り口近傍の領域まで延在し、子宮頚部の細胞は徐々により
少なく、ブレード20の中央領域からブレード20の基部における翼部30に向
って徐々により多くの子宮膣部の細胞を収集する。
【0050】 ブレード20は未産婦および経妊婦の子宮頚部に対応するに十分柔軟性がある
【0051】 本発明のへら10は更に別の利点を有している。それは子宮頚管および子宮膣
部から細胞を選択的に採集可能であるのみならず、たとえば同様の要領でスライ
ドガラスに細胞を配置させることが可能であることである。
【0052】 この点については図14に示されている。
【0053】 平坦なブレードへらは採集された標本がへらの平坦面に優先的に接着するとい
う欠点がある。その結果、PAP検査の間収集された細胞をスライドグラスにへ
らが配置させるよりも優先して標本をスライドに強制的に接着させるよう可成の
量の操作を行なう必要がある。この結果、開業医はスライドガラスの周りに細胞
を塗り付け、最終的なサンプルにおける細胞の本来の位置を見失うことになる。
【0054】 本発明のへら10は過度の操作を必要とすることなくスライドガラス36上に
細胞をより効果的に配置させることによってこの欠点を克服しようとしている。
【0055】 このことはスライド上にサンプルを置き易くするために毛細管現象を利用して
実行される。ブレード20がスライドガラス上に平たく置かれると、スライドと
ブレード20のテーパに付いた鼻部28との間に空間が残される傾向がある。こ
の空間はブレード20の表面を画成している格子のバー22の間のスロット23
と連通し、協働する。これらの協働する毛細管現象の空間がスライドガラスに収
集された細胞を置こうとして、開業医がブレード20を(矢印の方向に)スライ
ドガラスに沿って長手方向にブレード20を引き寄せるとブレード20から標本
を吸引し易くする。
【0056】 開業医はサンプルを塗り付ける必要はない。これは、ブレードがスライドガラ
スに直接引き寄せられ子宮頚管の細胞を標本の中央40に、子宮膣部の細胞を各
側42に位置させること意味している。このため病理学者はそれらの起源に関し
て細胞の区別がつきうることを知っていてスライドを検査することが出来る。
【0057】 従って、本発明のへら10は子宮頚管および子宮膣部から細胞を選択的に採集
しうるようにするという利点を有している。更に、細胞を同様に配置させること
も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による子宮頚部用へらの概略斜視図である。
【図2】 図1に示すへらの平面図である。
【図3】 図1に示すへらの側面図である。
【図4】 図3の線4―4に沿って見たブレードの断面図である。
【図5】 図4の一部の半分(丸で囲った部分)の拡大図である。
【図6】 図3の線6―6に沿って見た断面図である。
【図7】 本発明による代替的な子宮頚部用へらの斜視図である。
【図8】 本発明による更に別の代替的な子宮頚部用へらの概略斜視図である。
【図9】 図8の線9―9に沿って見た(部分的に断面で示す)側面図である。
【図10】 図9の丸で囲んだ部分の拡大図である。
【図11】 図8の線11―11に沿って見た、図8に示すへらのブレードの半分の断面図
である。
【図12】 使用時の本発明による子宮頚部用へらの概略図である。
【図13】 子宮頚骨にへらのブレードを位置させた状態を示す概略図である。
【図14】 本発明によるへらで収集した子宮頚部細胞診断のためのサンプルをスライドガ
ラスに位置させる態様を示す概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ファン デル メルヴェ、マリウス 南アフリカ共和国 ケープ プロビンス、 ダーバンビル、ブイジブーム アベニュー 2

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 握り部と概ね平坦なブレード(20)とをからなる医療用へ
    ら(10)において、前記ブレード(20)の外周の周りを延在する弾性変形可
    能材料の開放ループ(24)と、前記の周囲ループ(24)から立ち上がり、前
    記ブレード(20)の本体を横断する弾性変形可能材料の離隔したバー(22)
    の格子とを設けていることを特徴とする医療用へら。
  2. 【請求項2】 前記ブレード(20)の周囲(24)が平均的な子宮頚骨の
    形状に一致する形状とされ、前記ブレード(20)は平面の外形が三角形であり
    、前記へらの端部(28)が三角形のブレード(20)の頂点(28)によって
    構成され、前記頂点から立ち上がる前記三角形のブレードの辺(29)は前記平
    面の外形が凹形であることを特徴とする請求項1に記載のへら。
  3. 【請求項3】 前記バー(22)が間に挿入された溝(23.2)によって
    相互に離隔された複数の一連のランド(22.2)によって構成されていること
    を特徴とする請求項1または2に記載のへら。
  4. 【請求項4】 前記溝(23.2)の少なくともあるものが前記ブレード(
    20)の平面を通して延在するよう形成されたスロット(22)によって構成さ
    れていることを特徴とする請求項3に記載のへら。
  5. 【請求項5】 前記溝の全てがスロット(23)によって構成されているこ
    とを特徴とする請求項4に記載のへら。
  6. 【請求項6】 前記ブレード(20)が弾性変形可能材料から一体形成され
    ていることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載のへら。
  7. 【請求項7】 前記ブレード(20)と握り部とが弾性変形可能材料から一
    体形成されていることを特徴とする請求項6に記載のへら。
  8. 【請求項8】 前記ブレード(20)はその平面において撓むようにつくら
    れ、長手方向断面においてテーパがつけられ、前記ブレード(20)の両側の平
    面は前記握り部に対する取り付け点における前記ブレード(20)のより厚い部
    分から前記握り部の前記ブレードに対する取り付け点とは反対側の該ブレード(
    20)の端部のより薄い部分に向って収束していることを特徴とする請求項1か
    ら7までのいずれか1項に記載のへら。
  9. 【請求項9】 前記ブレード(20)がその平面において撓むようにされ、
    かつ前記ブレード(20)の両側の平面が該ブレード(20)の長手方向に延在
    する縁部から該ブレード(20)の長手方向に延在する中心線に向って収束して
    いる点で該ブレードの横断面においてダブルテーパを有していることを特徴とす
    る請求項1から8までのいずれか1項に記載のへら。
  10. 【請求項10】 前記ブレード(20)の周縁部(25,27)の断面が比
    較的鋭くされていることを特徴とする請求項1から9までのいずれか1項に記載 のへら。
  11. 【請求項11】 前記握り部が手握り部(12)からブレード(20)に対
    する握り部の取り付け点まで長手方向にテーパがつけられ、前記のテーパのつい
    た握り部の細くなった部分(14)がブレード(20)に対する前記握り部の取
    り付け点まで徐々により撓み易くされていることを特徴とする請求項1から10
    までのいずれか1項に記載のへら。
  12. 【請求項12】 請求項1から11までのいずれか1項に記載の子宮頚部用 へら。
JP2000520690A 1997-11-14 1998-11-13 医療用へら Pending JP2001522683A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
ZA97/10284 1997-11-14
ZA9710284 1997-11-14
PCT/GB1998/003431 WO1999025251A1 (en) 1997-11-14 1998-11-13 Medical spatula

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001522683A true JP2001522683A (ja) 2001-11-20

Family

ID=25586717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000520690A Pending JP2001522683A (ja) 1997-11-14 1998-11-13 医療用へら

Country Status (10)

Country Link
EP (1) EP1030601A1 (ja)
JP (1) JP2001522683A (ja)
CN (1) CN1282229A (ja)
AU (1) AU1164999A (ja)
BR (1) BR9814190A (ja)
CA (1) CA2310254A1 (ja)
HU (1) HUP0100218A3 (ja)
ID (1) ID21307A (ja)
PL (1) PL340584A1 (ja)
WO (1) WO1999025251A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7512553B2 (ja) 2020-09-16 2024-07-09 ビオンライフサイエンス インコーポレイテッド 検体採取スティック
JP7512551B2 (ja) 2020-09-16 2024-07-09 ビオンライフサイエンス インコーポレイテッド 検体採取スティック
JP7512552B2 (ja) 2020-09-16 2024-07-09 ビオンライフサイエンス インコーポレイテッド 検体採取スティック
JP7564411B2 (ja) 2020-09-16 2024-10-09 ビオンライフサイエンス インコーポレイテッド 検体採取スティック

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0015304D0 (en) 2000-06-23 2000-08-16 Cellpath Plc Improved medical sampler
GB2359257B (en) * 2001-02-06 2002-01-16 Platinum Feather Consultants L Spatula
GB0108554D0 (en) 2001-04-05 2001-05-23 George Samuel Health screening device
US7540844B2 (en) * 2003-08-20 2009-06-02 Becton, Dickinson And Company Cell scraper
FR2881339B1 (fr) * 2005-02-02 2009-07-10 Commissariat Energie Atomique Dispositif de prelevement moleculaire par contact
FR2903590B1 (fr) * 2006-07-13 2013-05-10 Commissariat Energie Atomique Dispositif de prelevement cellulaire par contact
CN103725594B (zh) * 2013-12-25 2015-07-29 广州洁特生物过滤股份有限公司 一种细胞刮刀
CN104825197A (zh) * 2015-05-18 2015-08-12 南京同仁医院 一种刨刀漏网式宫颈管搔刮器
RU189496U1 (ru) * 2018-04-11 2019-05-24 Научно-Производственный Кооператив "Синтакон" Медицинский шпатель для контейнера с транспортной средой, в частности консерванта
RU194902U1 (ru) * 2019-09-18 2019-12-26 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Курская государственная сельскохозяйственная академия имени И.И. Иванова" Шпатель для исследования ротовой полости, глотки и гортани у животных

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2471088A (en) * 1947-10-01 1949-05-24 Clay Adams Company Inc Cervical scraper
GB1408140A (en) * 1971-12-09 1975-10-01 Levene M M Sampling device
DE3371965D1 (en) * 1982-09-14 1987-07-16 George Pistofidis Gynaecological spatula
US4759376A (en) * 1984-05-29 1988-07-26 Nils Stormby Endocervical sampling brush and smear method
WO1993001749A1 (en) * 1991-07-17 1993-02-04 Lonsten Pty. Limited Pap smear sampling device
PL308486A1 (en) * 1992-10-23 1995-08-07 Lonsten Pty Ltd Endocervicial swabbing probe

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7512553B2 (ja) 2020-09-16 2024-07-09 ビオンライフサイエンス インコーポレイテッド 検体採取スティック
JP7512551B2 (ja) 2020-09-16 2024-07-09 ビオンライフサイエンス インコーポレイテッド 検体採取スティック
JP7512552B2 (ja) 2020-09-16 2024-07-09 ビオンライフサイエンス インコーポレイテッド 検体採取スティック
JP7564411B2 (ja) 2020-09-16 2024-10-09 ビオンライフサイエンス インコーポレイテッド 検体採取スティック

Also Published As

Publication number Publication date
EP1030601A1 (en) 2000-08-30
BR9814190A (pt) 2000-10-03
AU1164999A (en) 1999-06-07
HUP0100218A2 (hu) 2001-06-28
HUP0100218A3 (en) 2001-07-30
ID21307A (id) 1999-05-20
CA2310254A1 (en) 1999-05-27
WO1999025251A1 (en) 1999-05-27
PL340584A1 (en) 2001-02-12
CN1282229A (zh) 2001-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5191899A (en) Pap smear collection device with bristles oriented in a plane
US4620548A (en) Pap smear T-zone sampler
US4441509A (en) Endometrial sampling device
US6364832B1 (en) Vaginal lateral walls retractor for use in combination with vaginal specula and method of performing vaginal/cervical examination
JP2001522683A (ja) 医療用へら
US6740049B2 (en) Self-sampling brush and method for use
US5348023A (en) Curetting instrument and method
US20130338533A1 (en) Apparatus and method for obtaining transepithelial specimen
US5253652A (en) Cytologic sampling device for collecting cervical and vaginal cell specimens
US20200229802A1 (en) Scrape and sweep frictional tissue sampling and collection method and device
US4054127A (en) Endometrial sampling instrument
US5279307A (en) Combination exo-endocervical sampler
EP0448137A1 (en) Device for simultaneously taking samples from the endocervix and the exocervix
US20020120214A1 (en) Spatula for biological sampling
JPH06509003A (ja) パパニコラウスミア(Pap Smear)サンプリング装置
CA1164761A (en) Pap smear t-zone sampler
US20190142399A1 (en) Uterine collection device and method
CA1087951A (en) Endometrial sampling instrument
MXPA00004645A (en) Medical spatula
SU1718866A1 (ru) Устройство дл сбора диагностического материала
JPS5816891B2 (ja) 子宮内組織標本採取装置
CN2403362Y (zh) 宫颈采样器