JP2001521143A - 充てんレベルセンサ - Google Patents
充てんレベルセンサInfo
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- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
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- G01F23/30—Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by floats
- G01F23/32—Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by floats using rotatable arms or other pivotable transmission elements
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Abstract
(57)【要約】
充てんレベルセンサは、シャックル（２）に固定されたレバーワイヤ（３）を有する保持部分（１）を有しており、レバーワイヤはビーム形のエプロン（１１）によって軸方向に案内されている。シャックル（２）はその旋回可能なかつ軸方向に移動不能な支承のために半径方向に突出するウェブ（９，１０）を有しており、これらのウェブは保持部分（１）のフランジ片（７，８）によってつかまれる。シャックル（２）はこれによって保持部分（１）に対してコンスタントな間隔を有しており、更に特に簡単に構成されている。
Description
【０００１】 本発明は、容器内の液体の充てんレベルに関連して電気信号を生ぜしめるため
の充てんレベルセンサであって、保持部分に旋回可能かつ軸方向に移動不能に支
承されていて、その調節角度に関連して制御器を操作するシャックルと、このシ
ャックルに固定されていてフロートを支持しているレバーワイヤと、シャックル
の旋回軸線から離れて配置されている軸方向の案内とを有している形式のものに
関する。
の充てんレベルセンサであって、保持部分に旋回可能かつ軸方向に移動不能に支
承されていて、その調節角度に関連して制御器を操作するシャックルと、このシ
ャックルに固定されていてフロートを支持しているレバーワイヤと、シャックル
の旋回軸線から離れて配置されている軸方向の案内とを有している形式のものに
関する。
【０００２】 このような充てんレベルセンサは今日の自動車において例えば燃料タンク内の
燃料の充てんレベルを調べるために使用され、実地において周知である。この場
合シャックルは軸方向の案内として、支承部から離れて配置されている保持部分
のカラーの背後に係合するフックを有している。フロートからレバーワイヤに、
ひいてはシャックルに伝達される力はこれによって、旋回軸及び軸方向の案内の
範囲において支えられる。制御器は、保持部分上に配置されたすり導電路とシャ
ックルに固定されすり導電路にプレストレスをかけられているすり接点とを有す
るポテンシォメータとして構成されている。シャックルの軸方向案内によって、
保持部分からのシャックルのコンスタントな間隔、ひいてはすり導電路に対する
すり接点の所定のプレストレスが保証される。
燃料の充てんレベルを調べるために使用され、実地において周知である。この場
合シャックルは軸方向の案内として、支承部から離れて配置されている保持部分
のカラーの背後に係合するフックを有している。フロートからレバーワイヤに、
ひいてはシャックルに伝達される力はこれによって、旋回軸及び軸方向の案内の
範囲において支えられる。制御器は、保持部分上に配置されたすり導電路とシャ
ックルに固定されすり導電路にプレストレスをかけられているすり接点とを有す
るポテンシォメータとして構成されている。シャックルの軸方向案内によって、
保持部分からのシャックルのコンスタントな間隔、ひいてはすり導電路に対する
すり接点の所定のプレストレスが保証される。
【０００３】 公知の充てんレベルセンサの欠点は、シャックルが軸方向の案内のためのフッ
クによって、射出成形による製作が困難な構造部分として構成されていることで
ある。更に、公知の充てんレベルセンサにおいては、シャックルにおけるレバー
ワイヤの結合箇所がフロートに作用する力によって極めて強く負荷される。この
ことは、構造的に高価な費用をかけてレバーワイヤをシャックルに固定すること
を必要とする。
クによって、射出成形による製作が困難な構造部分として構成されていることで
ある。更に、公知の充てんレベルセンサにおいては、シャックルにおけるレバー
ワイヤの結合箇所がフロートに作用する力によって極めて強く負荷される。この
ことは、構造的に高価な費用をかけてレバーワイヤをシャックルに固定すること
を必要とする。
【０００４】 本発明の根底をなす問題は、最初に述べた形式の充てんレベルセンサを、構造
が可及的に簡単で安価に製作し得るように、構成することである。
が可及的に簡単で安価に製作し得るように、構成することである。
【０００５】 この問題は本発明によれば、案内が、保持部分上に配置されレバーワイヤをつ
かんでいるエプロンを有していることによって、解決される。
かんでいるエプロンを有していることによって、解決される。
【０００６】 この構成によって、フロートからレバーワイヤに伝達される力はレバーワイヤ
の範囲内でエプロンによって支えられ、したがってシャックルにおけるレバーワ
イヤの結合部の負荷は特にわずかである。シャックルは軸方向の案内のためのフ
ックを必要とせず、したがって特に簡単に構成することができる。軸方向の案内
のすべてのエレメントは保持部分に配置されているので、シャックルは射出技術
的に極めて簡単に製作することができる。これによって本発明による充てんレベ
ルセンサは特に安価に構成される。
の範囲内でエプロンによって支えられ、したがってシャックルにおけるレバーワ
イヤの結合部の負荷は特にわずかである。シャックルは軸方向の案内のためのフ
ックを必要とせず、したがって特に簡単に構成することができる。軸方向の案内
のすべてのエレメントは保持部分に配置されているので、シャックルは射出技術
的に極めて簡単に製作することができる。これによって本発明による充てんレベ
ルセンサは特に安価に構成される。
【０００７】 エプロンは本発明の有利な１実施形態では、ビーム形に構成されており、これ
により構造が特に簡単で寸法は極めて小さくなる。これによって本発明による充
てんレベルセンサは極めて小さく構成された開口を通して特に簡単にタンク内に
挿入することができる。更にレバーワイヤはこの構成によって特に確実に案内さ
れ、したがってすり導電路に対するすり接点の所定のプレストレスがいつでも保
証されている。本発明によって、更に、制御器として磁気的に作用する位置セン
サを使用することができ、この場合シャックル上に配置された磁石がコンスタン
トな間隔をもって、保持部分上に固定された抵抗網に沿って案内される。
により構造が特に簡単で寸法は極めて小さくなる。これによって本発明による充
てんレベルセンサは極めて小さく構成された開口を通して特に簡単にタンク内に
挿入することができる。更にレバーワイヤはこの構成によって特に確実に案内さ
れ、したがってすり導電路に対するすり接点の所定のプレストレスがいつでも保
証されている。本発明によって、更に、制御器として磁気的に作用する位置セン
サを使用することができ、この場合シャックル上に配置された磁石がコンスタン
トな間隔をもって、保持部分上に固定された抵抗網に沿って案内される。
【０００８】 シャックルの旋回は、本発明の別の有利な１実施形態では、エプロン及び保持
部分の、レバーワイヤに向いた範囲が、それぞれ１つの、レバーワイヤを案内す
るための幅狭い滑り路を有していることによって、摩擦損失あるいはレバーワイ
ヤに対するエプロンの粘着によっては単にわずかに制動されるに過ぎない。
部分の、レバーワイヤに向いた範囲が、それぞれ１つの、レバーワイヤを案内す
るための幅狭い滑り路を有していることによって、摩擦損失あるいはレバーワイ
ヤに対するエプロンの粘着によっては単にわずかに制動されるに過ぎない。
【０００９】 レバーワイヤは、本発明の別の有利な１実施形態では、滑り路がレバーワイヤ
の方向で互いに間隔をおいていることによって、滑り路の間に特に簡単に挿入す
ることができる。
の方向で互いに間隔をおいていることによって、滑り路の間に特に簡単に挿入す
ることができる。
【００１０】 レバーワイヤの組み立てを更に簡単にするために、本発明の別の有利な１実施
形態では、保持部分の滑り路がシャックルの旋回軸線の方向に傾斜したウェブ上
に配置されている。
形態では、保持部分の滑り路がシャックルの旋回軸線の方向に傾斜したウェブ上
に配置されている。
【００１１】 レバーワイヤの旋回範囲は、本発明の別の有利な１実施形態では、エプロンが
アームによって保持部分と結合されており、アームがレバーワイヤの旋回範囲を
制限するように、構成されていることによって、特にわずかな構造的費用で制限
することができる。
アームによって保持部分と結合されており、アームがレバーワイヤの旋回範囲を
制限するように、構成されていることによって、特にわずかな構造的費用で制限
することができる。
【００１２】 エプロンが保持部分と一体に製作されていると、本発明による充てんレベルセ
ンサは組み立てるべき構造部分が特にわずかになる。これによって例えばまずシ
ャックルを保持部分に組み付けることができる。次いでレバーワイヤを保持部分
及びエプロンの両方の滑り路の間を通して導くことができる。
ンサは組み立てるべき構造部分が特にわずかになる。これによって例えばまずシ
ャックルを保持部分に組み付けることができる。次いでレバーワイヤを保持部分
及びエプロンの両方の滑り路の間を通して導くことができる。
【００１３】 エプロンが係止結合部によって保持部分に固定されていると、本発明による充
てんレベルセンサの組み立てを更に簡単にすることができる。
てんレベルセンサの組み立てを更に簡単にすることができる。
【００１４】 エプロンは、本発明の別の有利な１実施形態では、エプロンがシャックルの旋
回範囲に相応して円弧形に構成されていることによって、シャックルの端部の特
に近くに配置することができる。
回範囲に相応して円弧形に構成されていることによって、シャックルの端部の特
に近くに配置することができる。
【００１５】 保持部分におけるシャックルの支承部は、本発明の別の有利な１実施形態では
、シャックルが少なくとも２つの、半径方向に突出しているウェブを有し、保持
部分が、これらのウェブをつかんでいてこれらのウェブの寸法に等しい間隔だけ
互いに離されているフランジ片を有していることによって、大きな軸方向力を受
け止めるために単に極めてわずかな寸法しか必要としない。組み立てのために、
シャックルのウェブはフランジ片の間に簡単に挿入し、次いでフランジ片の下側
に旋回させることができる。
、シャックルが少なくとも２つの、半径方向に突出しているウェブを有し、保持
部分が、これらのウェブをつかんでいてこれらのウェブの寸法に等しい間隔だけ
互いに離されているフランジ片を有していることによって、大きな軸方向力を受
け止めるために単に極めてわずかな寸法しか必要としない。組み立てのために、
シャックルのウェブはフランジ片の間に簡単に挿入し、次いでフランジ片の下側
に旋回させることができる。
【００１６】 シャックルの支承部は、本発明の別の有利な１実施形態では、ウェブが、フラ
ンジ片及び又は保持部分に当接する滑りエレメントを有していることによって、
摩擦を特にわずかにすることができる。
ンジ片及び又は保持部分に当接する滑りエレメントを有していることによって、
摩擦を特にわずかにすることができる。
【００１７】 保持部分におけるシャックルの支承部は、本発明の別の有利な１実施形態では
、シャックルが孔を有し、保持部分がこの孔内に突入するピンを有していること
によって、特に簡単に構成される。
、シャックルが孔を有し、保持部分がこの孔内に突入するピンを有していること
によって、特に簡単に構成される。
【００１８】 レバーワイヤは、公知の充てんレベルセンサにおけるように、シャックルの上
面上に固定することができる。しかしながらこれによって充てんレベルセンサは
寸法が極めて大きくなる。本発明による充てんレベルセンサの寸法を減少させる
ために、レバーワイヤを保持するためのシャックルの係止エレメントが側方の範
囲に配置されているようにすることができる。これによってレバーワイヤはスペ
ースを節減して、シャックルと同じ平面内に位置する。
面上に固定することができる。しかしながらこれによって充てんレベルセンサは
寸法が極めて大きくなる。本発明による充てんレベルセンサの寸法を減少させる
ために、レバーワイヤを保持するためのシャックルの係止エレメントが側方の範
囲に配置されているようにすることができる。これによってレバーワイヤはスペ
ースを節減して、シャックルと同じ平面内に位置する。
【００１９】 レバーワイヤは例えばもっぱらシャックルに固定しておくことができる。しか
しながら、レバーワイヤに作用する引き力又は押し力を受け止めるためには、シ
ャックルにおけるレバーワイヤの固定部を特に安定して構成しなければならない
。レバーワイヤの引き力及び押し力は、本発明の別の有利な１実施形態では、保
持部分のピンが、レバーワイヤの折り曲げ部を収容するための孔を有しているこ
とによって、シャックルには伝達されない。これによってシャックルは特に軽量
に、かつコンパクトに構成することができる。
しながら、レバーワイヤに作用する引き力又は押し力を受け止めるためには、シ
ャックルにおけるレバーワイヤの固定部を特に安定して構成しなければならない
。レバーワイヤの引き力及び押し力は、本発明の別の有利な１実施形態では、保
持部分のピンが、レバーワイヤの折り曲げ部を収容するための孔を有しているこ
とによって、シャックルには伝達されない。これによってシャックルは特に軽量
に、かつコンパクトに構成することができる。
【００２０】 シャックルは、本発明の別の有利な１実施形態では、シャックルが、レバーワ
イヤの折り曲げ部からウェブの一方にわたって延びている切り欠きを有している
ことによって、ピンの孔内にレバーワイヤの折り曲げ部が挿入されている状態で
、組み付けかつ取り外すことができる。
イヤの折り曲げ部からウェブの一方にわたって延びている切り欠きを有している
ことによって、ピンの孔内にレバーワイヤの折り曲げ部が挿入されている状態で
、組み付けかつ取り外すことができる。
【００２１】 レバーワイヤに作用する力は、シャックルを支承部とエプロンとの間で傾動さ
せることがある。しかしながらこの傾動は、本発明の別の有利な１実施形態では
、制御器がエプロンとシャックルの旋回軸線との間の中間に配置されていること
によって、制御器の間違った信号を生ぜしめることはない。
せることがある。しかしながらこの傾動は、本発明の別の有利な１実施形態では
、制御器がエプロンとシャックルの旋回軸線との間の中間に配置されていること
によって、制御器の間違った信号を生ぜしめることはない。
【００２２】 本発明による充てんレベルセンサの騒音は、シャックル又は保持部分がプラス
チックＰＫから製作されており、その都度他方の構造部分がＰＯＭから製作され
ている場合には、簡単に回避することができる。プラスチックＰＫは Carilon という商品名で知られており、ＰＯＭから製作された保持部分上で滑る場合に、
不所望の騒音を生ぜしめることはない。金属から製作されたレバーワイヤが保持
部分のプラスチックに沿って滑る場合にも、やはり騒音は生じない。
チックＰＫから製作されており、その都度他方の構造部分がＰＯＭから製作され
ている場合には、簡単に回避することができる。プラスチックＰＫは Carilon という商品名で知られており、ＰＯＭから製作された保持部分上で滑る場合に、
不所望の騒音を生ぜしめることはない。金属から製作されたレバーワイヤが保持
部分のプラスチックに沿って滑る場合にも、やはり騒音は生じない。
【００２３】 本発明は多数の実施例で実施することができる。本発明の基本原理を更に明確
にするために、多数の実施例のうちの３つの実施例を図面に示し、以下に説明す
る。
にするために、多数の実施例のうちの３つの実施例を図面に示し、以下に説明す
る。
【００２４】 図１は本発明による充てんレベルセンサを概略的に示す。充てんレベルセンサ
は保持部分１を有しており、この保持部分上にシャックル２が旋回可能かつ軸方
向に移動不能に支承されている。シャックル２にはフロート４を有するレバーワ
イヤ３が固定されている。充てんレベルセンサは例えば図示していない自動車燃
料タンクの鉛直の壁に取り付けることができる。燃料液面の位置に従うフロート
４は制御器５によって把握され、この制御器は電気信号をシャックル２の調節角
度に関連して生ぜしめる。シャックル２は側方の範囲に、レバーワイヤ３を保持
するための係止エレメント６を有している。
は保持部分１を有しており、この保持部分上にシャックル２が旋回可能かつ軸方
向に移動不能に支承されている。シャックル２にはフロート４を有するレバーワ
イヤ３が固定されている。充てんレベルセンサは例えば図示していない自動車燃
料タンクの鉛直の壁に取り付けることができる。燃料液面の位置に従うフロート
４は制御器５によって把握され、この制御器は電気信号をシャックル２の調節角
度に関連して生ぜしめる。シャックル２は側方の範囲に、レバーワイヤ３を保持
するための係止エレメント６を有している。
【００２５】 保持部分１は２つのフランジ片７，８を有しており、これらのフランジ片は、
シャックル２の２つの半径方向のウェブ９，１０をつかんでいる。フランジ片７
，８は相互に、ウェブ９，１０の幅に等しい間隔を有しており、したがってウェ
ブ９，１０は組み立てのためにフランジ片７，８の間に挿入して、次いでフラン
ジ片７，８の下側に旋回させることができる。ウェブ９，１０及びフランジ片７
，８はこれによりシャックル２の軸方向の支承部を形成している。保持部分１は
レバーワイヤ３をつかむエプロン１１を有しており、このエプロンは図平面に対
して垂直なレバーワイヤ３の旋回を阻止する。エプロン１１は側方でそれぞれ１
つのアーム１２，１３によって保持されている。アーム１２，１３はレバーワイ
ヤ３の旋回範囲を制限するストッパを形成している。
シャックル２の２つの半径方向のウェブ９，１０をつかんでいる。フランジ片７
，８は相互に、ウェブ９，１０の幅に等しい間隔を有しており、したがってウェ
ブ９，１０は組み立てのためにフランジ片７，８の間に挿入して、次いでフラン
ジ片７，８の下側に旋回させることができる。ウェブ９，１０及びフランジ片７
，８はこれによりシャックル２の軸方向の支承部を形成している。保持部分１は
レバーワイヤ３をつかむエプロン１１を有しており、このエプロンは図平面に対
して垂直なレバーワイヤ３の旋回を阻止する。エプロン１１は側方でそれぞれ１
つのアーム１２，１３によって保持されている。アーム１２，１３はレバーワイ
ヤ３の旋回範囲を制限するストッパを形成している。
【００２６】 図２は図１の充てんレベルセンサを II−II 線に沿って断面して示す。これか
ら分かるように、エプロン１１及び保持部分１はそれぞれ１つの幅狭い滑り路１
４，１５をレバーワイヤ３のために有している。これによってレバーワイヤ３は
特に摩擦なしに案内される。制御器５は磁気的に作用する位置センサとして構成
されていて、保持部分１上に設けられた抵抗網１６と、シャックル２に固定され
た磁石１７とを有している。
ら分かるように、エプロン１１及び保持部分１はそれぞれ１つの幅狭い滑り路１
４，１５をレバーワイヤ３のために有している。これによってレバーワイヤ３は
特に摩擦なしに案内される。制御器５は磁気的に作用する位置センサとして構成
されていて、保持部分１上に設けられた抵抗網１６と、シャックル２に固定され
た磁石１７とを有している。
【００２７】 図３には保持部分１上におけるシャックル２の支承部が著しく拡大して示され
ている。保持部分１はシャックル２の孔１８内に突入するピン１９を半径方向支
承部として有している。レバーワイヤ３は折り曲げ部２０を有しており、この折
り曲げ部はピン１９の中央の孔２１内に突入している。制御器５の磁石１７はシ
ャックル２に固定されているので、レバーワイヤ３の折り曲げ部２０は孔２１内
で大きな遊びを有することができ、これにより充てんレベルセンサの不正確な測
定が行われることはない。シャックル２のウェブ９，１０は多数の小突起２２，
２３を有しており、これらの小突起は保持部分１及びフランジ片７，８に当接し
ている。
ている。保持部分１はシャックル２の孔１８内に突入するピン１９を半径方向支
承部として有している。レバーワイヤ３は折り曲げ部２０を有しており、この折
り曲げ部はピン１９の中央の孔２１内に突入している。制御器５の磁石１７はシ
ャックル２に固定されているので、レバーワイヤ３の折り曲げ部２０は孔２１内
で大きな遊びを有することができ、これにより充てんレベルセンサの不正確な測
定が行われることはない。シャックル２のウェブ９，１０は多数の小突起２２，
２３を有しており、これらの小突起は保持部分１及びフランジ片７，８に当接し
ている。
【００２８】 充てんレベルセンサを組み立てるために、まずシャックル２が保持部分１のピ
ン１９上に差しはめられる。ウェブ９，１０はこの場合フランジ片７，８の間に
達する。次いでレバーワイヤ３がエプロン１１及び保持部分１の滑り路１４，１
５の間を通され、その折り曲げ部２０をピン１９の孔２１内に挿入される。今や
シャックル２を旋回させて、ウェブ９，１０をフランジ片７，８の下側に位置さ
せることができる。レバーワイヤ３をシャックル２の係止エレメント６にクリッ
プ止めすると、充てんレベルセンサが組み立てられている。
ン１９上に差しはめられる。ウェブ９，１０はこの場合フランジ片７，８の間に
達する。次いでレバーワイヤ３がエプロン１１及び保持部分１の滑り路１４，１
５の間を通され、その折り曲げ部２０をピン１９の孔２１内に挿入される。今や
シャックル２を旋回させて、ウェブ９，１０をフランジ片７，８の下側に位置さ
せることができる。レバーワイヤ３をシャックル２の係止エレメント６にクリッ
プ止めすると、充てんレベルセンサが組み立てられている。
【００２９】 図４は本発明による充てんレベルセンサの別の実施例を示す。シャックル２は
その旋回軸線の範囲に半径方向で一方のウェブ９にわたって外方に導かれている
切り欠き２４を有している。この切り欠き２４はレバーワイヤ３と等しい幅を有
している。これによってシャックル２はレバーワイヤ３を挿入した状態で組み立
て及び取り外しを行うことができる。レバーワイヤ３はシャックル２の係止エレ
メント６の範囲においてわずかに曲げられている。この箇所において制御器５を
、図１に示したフロート４の位置に合わせてレバーワイヤ４を曲げることにより
、調節することができる。
その旋回軸線の範囲に半径方向で一方のウェブ９にわたって外方に導かれている
切り欠き２４を有している。この切り欠き２４はレバーワイヤ３と等しい幅を有
している。これによってシャックル２はレバーワイヤ３を挿入した状態で組み立
て及び取り外しを行うことができる。レバーワイヤ３はシャックル２の係止エレ
メント６の範囲においてわずかに曲げられている。この箇所において制御器５を
、図１に示したフロート４の位置に合わせてレバーワイヤ４を曲げることにより
、調節することができる。
【００３０】 図５は本発明による充てんレベルセンサの別の実施例を縦断面図で示す。充て
んレベルセンサはポテンシォメータとして構成された制御器２５を有しており、
この制御器は保持部分１上に固定された厚膜ループ路２６を有しており、この厚
膜ループ路に、シャックル２に固定されたすり接点２７がプレストレスをもって
接触せしめられている。もちろん制御器２５は図１の実施例におけるように磁気
的に作用する位置センサとして構成しておくこともできる。レバーワイヤ３は、
ビーム形のエプロン２８上及び斜めのウェブ２９上に配置された滑り路３０，３
１によって軸方向に案内されている。ウェブ２９はレバーワイヤ３の方向でエプ
ロン２８から間隔をおいている。この構成は、レバーワイヤ３をエプロン２８の
下側に特に簡単に導入することを可能にする。ウェブ２９は垂直な壁３２を介し
て保持部分１に支えられている。
んレベルセンサはポテンシォメータとして構成された制御器２５を有しており、
この制御器は保持部分１上に固定された厚膜ループ路２６を有しており、この厚
膜ループ路に、シャックル２に固定されたすり接点２７がプレストレスをもって
接触せしめられている。もちろん制御器２５は図１の実施例におけるように磁気
的に作用する位置センサとして構成しておくこともできる。レバーワイヤ３は、
ビーム形のエプロン２８上及び斜めのウェブ２９上に配置された滑り路３０，３
１によって軸方向に案内されている。ウェブ２９はレバーワイヤ３の方向でエプ
ロン２８から間隔をおいている。この構成は、レバーワイヤ３をエプロン２８の
下側に特に簡単に導入することを可能にする。ウェブ２９は垂直な壁３２を介し
て保持部分１に支えられている。
【図１】 本発明による充てんレベルセンサの概略図である。
【図２】 図１の II−II 線に沿った充てんレベルセンサの縦断面図である。
【図３】 図２のｘの部分の拡大図である。
【図４】 本発明による充てんレベルセンサの別の実施例を示した図である。
【図５】 本発明による充てんレベルセンサの別の実施例の縦断面図である。
１ 保持部分、 ２ シャックル、 ３ レバーワイヤ、 ４ フロート、 ５
制御器、 ６ 係止エレメント、 ７ フランジ片、 ８ フランジ片、 ９
ウェブ、 １０ ウェブ、 １１ エプロン、 １２ アーム、 １３ アー
ム、 １４ 滑り路、 １５ 滑り路、 １６ 抵抗網、 １７ 磁石、 １８
孔、 １９ ピン、 ２０ 折り曲げ部、 ２１ 孔、 ２２ 滑りエレメン
ト、 ２３ 滑りエレメント、 ２４ 切り欠き、 ２５ 制御器、 ２６ 厚
膜ループ路、 ２７ すり接点、 ２８ エプロン、 ２９ ウェブ、 ３０
滑り路、 ３１ 滑り路、 ３２ 壁
制御器、 ６ 係止エレメント、 ７ フランジ片、 ８ フランジ片、 ９
ウェブ、 １０ ウェブ、 １１ エプロン、 １２ アーム、 １３ アー
ム、 １４ 滑り路、 １５ 滑り路、 １６ 抵抗網、 １７ 磁石、 １８
孔、 １９ ピン、 ２０ 折り曲げ部、 ２１ 孔、 ２２ 滑りエレメン
ト、 ２３ 滑りエレメント、 ２４ 切り欠き、 ２５ 制御器、 ２６ 厚
膜ループ路、 ２７ すり接点、 ２８ エプロン、 ２９ ウェブ、 ３０
滑り路、 ３１ 滑り路、 ３２ 壁
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１２年４月１８日（２０００．４．１８）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項１
【補正方法】変更
【補正内容】
【請求項１】 容器内の液体の充てんレベルに関連して電気信号を生ぜしめ
るための充てんレベルセンサであって、保持部分に旋回可能かつ軸方向に移動不
能に支承されていて、その調節角度に関連して制御器を操作するシャックルと、
このシャックルに固定されていてフロートを支持しているレバーワイヤと、シャ
ックルの旋回軸線から離れて配置されている軸方向の案内とを有しており、その
際シャックルは少なくとも２つの半径方向に突出しているウェブを有し、支持部
分は、これらのウェブをつかんでいて相互にこれらのウェブの寸法に等しい間隔
で隔てられているフランジ片を有している形式のものにおいて、案内が、保持部
分上に配置されレバーワイヤ（３）をつかんでいるエプロン（１１，２８）を有
していることを特徴とする、充てんレベルセンサ。
るための充てんレベルセンサであって、保持部分に旋回可能かつ軸方向に移動不
能に支承されていて、その調節角度に関連して制御器を操作するシャックルと、
このシャックルに固定されていてフロートを支持しているレバーワイヤと、シャ
ックルの旋回軸線から離れて配置されている軸方向の案内とを有しており、その
際シャックルは少なくとも２つの半径方向に突出しているウェブを有し、支持部
分は、これらのウェブをつかんでいて相互にこれらのウェブの寸法に等しい間隔
で隔てられているフランジ片を有している形式のものにおいて、案内が、保持部
分上に配置されレバーワイヤ（３）をつかんでいるエプロン（１１，２８）を有
していることを特徴とする、充てんレベルセンサ。
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１２年４月１８日（２０００．４．１８）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００３
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００３】 公知の充てんレベルセンサの欠点は、シャックルが軸方向の案内のためのフッ
クによって、射出成形による製作が困難な構造部分として構成されていることで
ある。更に、公知の充てんレベルセンサにおいては、シャックルにおけるレバー
ワイヤの結合箇所がフロートに作用する力によって極めて強く負荷される。この
ことは、構造的に高価な費用をかけてレバーワイヤをシャックルに固定すること
を必要とする（FR 2 661 497, FR 2 656 419）。
クによって、射出成形による製作が困難な構造部分として構成されていることで
ある。更に、公知の充てんレベルセンサにおいては、シャックルにおけるレバー
ワイヤの結合箇所がフロートに作用する力によって極めて強く負荷される。この
ことは、構造的に高価な費用をかけてレバーワイヤをシャックルに固定すること
を必要とする（FR 2 661 497, FR 2 656 419）。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 Ｋｒｕｐｐｓｔｒａｂｅ 105，Ｆｒａｎ ｋｆｕｒｔ ａｍ Ｍａｉｎ，ＢＲＤ
Claims (17)
- 【請求項１】 容器内の液体の充てんレベルに関連して電気信号を生ぜしめ
るための充てんレベルセンサであって、保持部分に旋回可能かつ軸方向に移動不
能に支承されていて、その調節角度に関連して制御器を操作するシャックルと、
このシャックルに固定されていてフロートを支持しているレバーワイヤと、シャ
ックルの旋回軸線から離れて配置されている軸方向の案内とを有している形式の
ものにおいて、案内が、保持部分上に配置されレバーワイヤ（３）をつかんでい
るエプロン（１１，２８）を有していることを特徴とする、充てんレベルセンサ
。 - 【請求項２】 エプロン（１１，２８）がビーム形に構成されていることを
特徴とする、請求項１記載の充てんレベルセンサ。 - 【請求項３】 エプロン（１１，２８）及び保持部分（１）の、レバーワイ
ヤ（３）に向いた範囲が、それぞれ１つの、レバーワイヤ（３）を案内するため
の幅狭い滑り路（１４，１５，３０，３１）を有していることを特徴とする、請
求項１又は２記載の充てんレベルセンサ。 - 【請求項４】 滑り路（３０，３１）がレバーワイヤ（３）の方向で互いに
間隔をおいていることを特徴とする、請求項１から３までのいずれか１項記載の
充てんレベルセンサ。 - 【請求項５】 保持部分（１）の滑り路（３０）がシャックル（２）の旋回
軸線の方向に傾斜したウェブ（２９）上に配置されていることを特徴とする、請
求項１から４までのいずれか１項記載の充てんレベルセンサ。 - 【請求項６】 エプロン（１１）がアーム（１２，１３）によって保持部分
（１）と結合されており、アーム（１２，１３）がレバーワイヤ（３）の旋回範
囲を制限するように、構成されていることを特徴とする、請求項１から５までの
いずれか１項記載の充てんレベルセンサ。 - 【請求項７】 エプロン（１１，２８）が保持部分（１）と一体に製作され
ていることを特徴とする、請求項１から６までのいずれか１項記載の充てんレベ
ルセンサ。 - 【請求項８】 エプロン（１１，２８）が係止結合部によって保持部分（
１）に固定されていることを特徴とする、請求項１から７までのいずれか１項記
載の充てんレベルセンサ。 - 【請求項９】 エプロン（２８）がシャックル（２）の旋回範囲に相応して
円弧形に構成されていることを特徴とする、請求項１から８までのいずれか１項
記載の充てんレベルセンサ。 - 【請求項１０】 シャックル（２）が少なくとも２つの、半径方向に突出し
ているウェブ（９，１０）を有し、保持部分（１）が、これらのウェブ（９，１
０）をつかんでいてこれらのウェブ（９，１０）の寸法に等しい間隔だけ互いに
離されているフランジ片（７，８）を有していることを特徴とする、請求項１か
ら９までのいずれか１項記載の充てんレベルセンサ。 - 【請求項１１】 ウェブ（９，１０）が、フランジ片（７，８）及び又は保
持部分（１）に当接する滑りエレメント（２２，２３）を有していることを特徴
とする、請求項１から１０までのいずれか１項記載の充てんレベルセンサ。 - 【請求項１２】 シャックル（２）が孔（１８）を有し、保持部分（１）が
この孔（１８）内に突入するピン（１９）を有していることを特徴とする、請求
項１から１１までのいずれか１項記載の充てんレベルセンサ。 - 【請求項１３】 レバーワイヤ（３）を保持するためのシャックル（２）の
係止エレメント（６）が側方の範囲内に配置されていることを特徴とする、請求
項１から１２までのいずれか１項記載の充てんレベルセンサ。 - 【請求項１４】 保持部分（１）のピン（１９）が、レバーワイヤ（３）の
折り曲げ部（２０）を収容するための孔（２１）を有していることを特徴とする
、請求項１から１３までのいずれか１項記載の充てんレベルセンサ - 【請求項１５】 シャックル（２）が、レバーワイヤ（３）の折り曲げ部（
２０）からウェブ（９，１０）の一方にわたって延びている切り欠き（２４）を
有していることを特徴とする、請求項１から１４までのいずれか１項記載の充て
んレベルセンサ。 - 【請求項１６】 制御器（５，５）のすり接点（２７）又は磁石（１７）が
エプロン（１１，２８）とシャックル（２）の旋回軸線との間の中間に配置され
ていることを特徴とする、請求項１から１５までのいずれか１項記載の充てんレ
ベルセンサ。 - 【請求項１７】 シャックル（２）又は保持部分（１）がプラスチックＰＫ
から製作されており、その都度他方の構造部分がＰＯＫから製作されていること
を特徴とする、請求項１から１６までのいずれか１項記載の充てんレベルセンサ
。
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