JP2001520787A - 自動化されたダウンロードを有する自動構成方法およびシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 多様な装置をサポートするコンピュータのようなシステムをグレードアップする方法はサポートされる最初の装置を捜し出して識別し装置レベルソフトウェアが格納される遠隔サイトに関連するロケーション情報を求めることを含んでいる。ロケーション情報を求めることは最初の装置の識別に対する自動化された応答であり、遠隔サイトにおける装置レベルソフトウェアは識別された装置に特定のものである。遠隔サイトは伝送回線を介して自動的にアクセスされる。次に、装置レベルソフトウェアが遠隔サイトからシステムへダウンロードされる。好ましい実施例では、ユーザを介入から解放する自動化されたプロセスを実行してダウンロードされたソフトウェアのインストールおよびシステム資源の自動構成が行われる。パーソナルコンピュータに対しては、ダウンロードされるソフトウェアは典型的にはドライバソフトウェアである。

Description

【発明の詳細な説明】 自動化されたダウンロートを有する自動構成方法およびシステム 発明の背景 本発明は一般的にさまざまな装置がシステムによりサポートされるようにする さまざまなドライバを必要とする方法およびシステムに関し、特にこのようなシ ステムの自動化に関する。 関連技術の説明 典型的に、内部アダプターカードや周辺装置をコンピュータへ付加するにはコ ンピュータのシステム資源を再構成する必要がある。特定のシステム資源を特定 の装置へ割り当てるようにコンピュータを構成しなければならないというこの必 要条件により、コンピュータをグレードアップするための複雑さが著しく増大す る。２つ以上の装置が同じ資源を利用しようとすると、ハードウェアおよび／も しくはソフトウェアの競合が生じる。割り当てなければならないシステム資源に は直接メモリアクセス（ＤＭＡ）チャネル、割込み要求回線（ＩＲＱ）、ドライ バソフトウェアのメモリ位置、および入出力（Ｉ／Ｏ）メモリアドレスが含まれ る。アドオン装置を物理的にインストールすることは比較的簡単であるが、シス テム資源の再構成には典型的なユーザの能力を越える専門的技術が必要となるこ とが多い。 コンピュータシステムのグレードアップを簡単にするために、自動構成技術が 次第に注目されてきている。自動構成技術はしばしば“プラグアンドプレイ技術 ”といわれる。ユーザは装置を単に物理的にインストールし、コンピュータが競 合を防止するように自動的にそれ自体を構成する。例えば、パーソナルコンピュ ータのマイクロプロセッサはどの装置がインストールされるか、どんな資源を割 り当てることができるか、インストールされた装置によりどの資源が要求される かを確認するためにコンピュータがサポートするさまざまな装置と通信すること ができる。次に、システムは容認できる割当てを決定することができる。 自動構成技術を実施するのに重要なことではないが、好ましくは自動構成プロ セスには４つの相互作用する構成要素がある。最初の構成要素は付加される装置 である。この装置は周辺装置、アダプターカード等とすることができる。プラグ アンドプレイ環境ては、装置はそれ自体を自動構成プロセスの他の構成要素に対 して識別できなければならず、好ましくは競合の解消に応じて変えることができ る資源割当てを有している。第２の構成要素はコンピュータのベーシックＩ／Ｏ システム（ＢＩＯＳ）である。ＢＩＯＳはさまざまな装置を捜し出し、構成し活 性化することができる。第３の構成要素は資源の競合を発見して解消するオペレ ーティングシステムである。第４の構成要素はコンピュータが休止される時間中 に構成データを格納する非揮発性ランダムアクセスメモリである。４つの構成要 素の中の１つ以上が他の構成要素と協同してプラグアンドプレイ能力を提供する ように設計されていない場合には、残りの構成要素は不足を補償できなければな らない。 自動構成技術はいくつかの方法で実施することができる。例えば、ＢＩＯＳは システムバスをチェックしてどの装置が存在するかを確認することができる。パ ーソナルコンピュータの場合には、システムバスは産業標準アーキテクチュア（ ＩＳＡ）バス、もしくは拡張産業標準アーキテクチュア（ＥＩＳＡ）バスとする ことがてきる。ＢＩＯＳは全てのブート装置を活性化させながらいくつかの装置 をディセーブルすることができる。次に、オペレーティングシステムがロードさ れる。システムのブートアップ中に、オベレーティングシステムは全ての装置の 資源要求を確認して非ブート装置を活性化する。好ましくは、全てのハードウェ アおよび／もしくはソフトウェアの競合はブートアッププロセス中に解消される 。任意所要の装置ドライバがメモリ内へロードされる。ＢＩＯＳによりアドオン 装置が検出されている場合には、ＢＩＯＳによりオペレーティングシステムが通 知される。非揮発性ランダムアクセスメモリ内に格納されている構成テーブルを 調べてどの資源をアドオン装置に割り当てられるかおよび／もしくは既存の装置 に予め割り当てられている資源を再割り当てする必要があるかどうかが確認され る。次に、新しい構成テーブルを非揮発性ランダムアクセスメモリに格納するこ とができる。 協同して自動構成能力を提供するシステムもしくはアドオン装置の設計におい て、典型的にフォワードコンパチビリティ（ｆｏｒｗａｒｄ ｃｏｍｐａｔｉｂ ｉｌｉｔｙ）が問題となる。すなわち、システムおよびボードの設計者は後にイ ンストールすることができる将来のグレードアップに適応させようとする。しか しながら、バックワードコンパチビリティも心配される。例えば、連邦登録商標 ＷＩＮＤＯＷＳとしてマイクロソフト社から市販されているオペレーティングシ ステムがバージョン３．１からＷＩＮＤＯＷＳ９５へグレードアップされる時、 ビデオアクセラレータボード用ドライバにより性能を縮小したり不適切なものと してしうことがある。性能を少なくともその元のレベルまで戻すのに、ビデオア クセラレータボードに特定の置換ドライバおよびグレードアップされたオペレー ティングシステムをインストールすることが必要となることがある。 さまざまな装置をサポートするコンピュータシステムの場合、オペレーティン グシステムのバージョンをグレードアップする時は最新のドライバソフトウェア を得るためにユーザは異なるいくつかのメーカと契約することが必要となること がある。多くのユーザが電気通信回線を介してアクセスできるネットワークサイ トを保守しており、ユーザは利用可能なドライバをダウンロードすることができ る。しかしながら、そのためにはユーザはネットワークサイトを捜し出し、サイ トと契約し、適切なドライバをダウンロードする専門技術を有する必要がある。 多くのユーザは、ダウンロードの必要条件によりプラグアンドプレイ技術の目標 を断念してしまうことがある。それは、例えば、特別なコンピュータハードウェ ア構成要素をパッケージされているドライバソフトウェアが、ハードウェアメー カに帰する“バグ”をメーカからハードウェアのパッケージが出荷されて以来含 んでいる場合に、単一のドライバがインターネットサイトからダウンロードされ るような状況であってもいえることである。 好ましくは自動構成環境内で、いくつかの装置をサボートするシステムおよび システムのグレードアップを容易にする方法が必要とされている。 発明の要約 アダプタボード等の多様な装置をサポートするシステムのグレードアップ方法 は、サポートされる装置を作動させる装置レベルソフトウェアをダウンロードす る手順を少なくとも部分的に自動化することを含んでいる。グレードアップ手順 はシステムによりサポートされる最初の装置を識別し、最初の装置の識別に対す る自動化された応答として、装置レベルソフトウェアが格納される遠隔サイトに 関するロケーション情報を決定するステップを含んでいる。好ましい実施例では 、ロケーション情報は伝送回線を介してアクセスされるネットワークサイトであ り、装置レベルソフトウェアは識別された最初の装置に特定のドライバソフトウ ェアである。ロケーション情報の決定に対する自動化された応答として、システ ムは遠隔サイトへアクセスする。次に、装置レベルソフトウェアが遠隔サイトか らソフトウェアをインストールするシステムへダウンロードされる。システムグ レードアップがコンピュータのオペレーティングシステムのグレードアップであ る場合には、１実施例において、次に第２の装置が捜し出されて識別され、自動 化されたプロセスを繰り返して第２の装置に対する適切な装置レベルソフトウェ アが得られるようにされる。別の実施例では、全ての装置が識別され当該遠隔サ イトが自動的に決定されてからネットワークがアクセスされてさまざまなボード レベルソフトウェア部分がダウンロードされる。システムのグレードアップを容 易にするために、遠隔サイトを識別してアクセスする自動化されたプロセスは特 定の装置と特定のボードレベルソフトウェアとの間に所要の連関のある他のマル チ装置システムへ適用される。 図面の簡単な説明 図１は本発明に従ってシステムグレードアップを実行するシステムのブロック 図。 図２は図１のシステムを使用する時に実行されるステップのフロー図。 詳細な説明 システムをグレードアップするための自動化された方法はシステムにサポート された装置を特定装置ソフトウェアを必要とするものとして認識し、ソフトウェ アが格納される遠隔サイトを識別し、伝送回線を介して遠隔サイトにアクセスし 、特定装置ソフトウェアをダウンロードし、装置およびソフトウェアを適切にイ ンストールすることを含んでいる。少なくともいくつか好ましくは全てのステッ プがユーザ介入を要求されることなく実施される。好ましくは、本方法はシステ ム 資源を自動構成するように設計されるシステム内で実行され、ユーザ介入を必要 とせずにさまざまな装置間のいかなる資源の競合も解消されるようにされる。 アドオン装置をインストールする時もしくはオペレーティングシステムをグレ ードアップする時に、“プラグアンドプレイ技術”ともいわれる、自動構成技術 を使用してシステムは装置を検出し識別する。典型的に、関心のあるアドオン装 置にはハードウェアをインストールする必要条件が含まれるが、重要なことでは ない。自動化されたプロセスは特定のシステム資源を必要としかつ適切に作動す るために他のソフトウェアとの特別の連関を必要とするアプリケーションプログ ラムに対する“ドライバ”を捜し出してダウンロードするのにも使用することが できる。 装置の検出および識別に対する自動化された応答として、遠隔サイトが識別さ れる。ロケーション情報はインターネットサイトのアドレスとすることができる 。例えば、ドライバソフトウェアはファイル転送プロトコル（ＦＴＰ）によりダ ウンロードするワールドワイドウェブ（ＷＷＷ）上のサイトを介してアクセスす るために格納することができる。また、サイトは当該装置のベンダーにより保守 されるビュレチンボードとすることができる。 自動化されたシステムは電気通信回線を介して遠隔サイトとの通信を確立する 。それはモデムやＩＳＤＮとのインターフェイスや他のデジタル網により達成す ることができる。確立された通信によりドライバソフトウェアをダウンロードす ることができる。好ましい実施例では、ダウンロードはユーザが介入せずに行わ れる。本方法を自動構成環境内で利用すると、ダウンロードされたソフトウェア を当業者には周知の技術を使用して自動的にインストールすることができる。 好ましい実施例では、パーソナルコンピュータ付きの自動化方法が利用される 。しかしながら、それは重要なことではない。装置とソフトウェアの特定部分と の間の特定の連関の識別を必要とする洗練化を含むいかなるシステムもこの方法 を利用することがてきる。例えば、ネットワークに取り付けられる構内交換機（ ＰＢＸ）は、ラインカードが付加される等の、新しいボードのインストール時に メーカからのボードレベルソフトウェアの最新バージョンを自動的にダウンロー ドすることができる。他のアプリケーションでは、コンピュータハードウェアの ベ ンダーにより保守される遠隔サイトに自動的にアクセスする技術も使用すること ができる。例えば、特定の遠隔サイトを識別してシステムと遠隔サイト間の通信 を自動的に開始するステップを登録手順で使用することができる。すなわち、パ ーソナルコンピュータに装置がインストールされた後で、コンピュータはユーザ が製品を登録するのに必要な情報を入力することを要求するベンダー保守サイト と自動的にコンタクトすることができる。予知できるように、登録情報はコンピ ュータメモリから直接得ることができる。それにはベンダー保守サイトによるパ ーソナルコンピュータとのある程度の問い合わせが必要である。別の実施例では 、ベンダー保守サイトはパーソナルコンピュータに問い合わせて適切な資源割当 てを確認する。パーソナルコンピュータが全自動構成能力を提供するようには設 計されていない場合に、この実施例は有益である。さらに別の実施例では、自動 化された方法はボードレベルソフトウェアが“バグ”を含むという疑念もしくは 確認に対するユーザの応答として利用される。例えば、装置が不適切に作動して いる場合には、ユーザはソフトウェアの“リフレッシュ”を要求して遠隔サイト を識別し適切な装置レベルソフトウェアをダウンロードすることにより自動化さ れたプロセスを開始することができる。したがって、装置のベンダーが“バグ” をアドレスする装置レベルソフトウェアを最近グレードアップしておれば、グレ ードアップしたソフトウェアが自動的にユーザへダウンロードされる。 図１は自動化されたダウンロードプロセスを実施する典型的なシステム１０を 示す。このシステムは従来のベーシック入出力システム（ＢＩＯＳ）１２を含ん でいる。ＢＩＯＳはバス１４にアクセスするように接続されている。バスは従来 のＥＩＳＡバスとすることができるが、異なるアドレッシングプロトコルを有す る既知の他のバスを使用することができる。このバスはさまざまな装置１６，１ ８および２０を論理的にサポートする。バス接続を提供するボードスロット内へ アダプタカードが挿入されるように状況では、バスは装置を物理的にサポートす ることも多い。しかしながら、装置はケーブルを介してバス１４に接続すること もできる。 オペレーティングシステム２２も従来技術でよく知られているように機能する 。オペレーティングシステムのタイプは重要ではない。オペレーティングシステ ム ２２はいくつかのモジュールを含んでいる。自動化ダウンロードプロセスに最も 関連する２つのモジュールを図１に示す。構成マネジャー２４がさまざまな装置 １６，１８および２０への資源割当てを管理する。競合を回避するために適切に 割り当てなければならない資源には割込み要求、Ｉ／Ｏおよびメモリアドレス、 および直接メモリアクセスチャネルが含まれる。後述するように、無競合構成が 確認されていると、構成は資源テーブル２６として非揮発性ランダムアクセスメ モリに格納される。したがって、資源テーブル２６からの情報はシステム１０が ブートされるたびに利用することができる。 自動構成構成要素２８は自動構成技術により提供される機能を実施する。自動 構成の１実施例ては、装置ロケータ３０が装置１６，１８もしくは２０の１つを 識別する。例えば、システム１０の最終ブートアップ以来最初の沿い１６が付加 されている場合には、装置ロケータ３０は最初の装置を識別する。次に、装置の 資源要求を確認するために最初の装置が“問い合わせ”される。潜在的な競合が 存在しない場合には、自動構成構成要素２８は資源要求を構成マネジャー２４へ 通し、更新された資源テーブル２６が非揮発性ランダムアクセスメモリに格納さ れる。一方、最初の装置１６のシステム要求が利用できない場合には、資源アー ピトレータ３２が活性化される。資源アービトレータはシステム１０の動作中に 競合を回避するように設計される構成を計算する。時々、それにより予め他の装 置１８および２０に割り当てられている資源の再割当てが必要となる。容認でき る割当てが決定されると、構成は構成マネジャー２４へ提出され、それは更新さ れた資源テーブル２６を発生する。 自動構成構成要素２８はＢＩＯＳ１２もしくはオペレーティングシステム２２ に応答することができるが、好ましくは両者と協同することができる。すなわち 、システム資源の構成は好ましくはＢＩＯＳ１２もしくはオペレーティングシス テム２２により制御することができる。さらに、ユーザは自動構成構成要素２８ を一部もしくは全部ディセーブルするよう選択して、ユーザがシステム１０を手 動で構成できるようにすることができる。 システム１０は既知の機能の他に、遠隔サイト３８のアイデンティティを確認 するのに使用されるサイトロケータ３４を含んでいる。遠隔サイトはシステム１ ０をそれによりサポートされないサイトに接続するネットワークインターフェイ ス装置３６を介してアクセスされる。遠隔サイトへの接続は伝送回線４０を介し てなされ、装置３６はモデムもしくはＩＳＤＮへのインターフェイスもしくは他 のデジタルネツトワークとすることができる。好ましい実施例では、伝送回線は 標準電話回線、ＩＳＤＮ回線、Ｔ−１回線、もしくは他の任意のデジタル標準等 の電気通信回線である。遠隔サイトは最初の装置１６のベンダーにより保守され るものとすることができる。前記したように、サイトロケータ３４により識別さ れるサイトには最初の装置１６の動作に関連するソフトウェアが含まれる。 サイトロケータ３４は装置ロケータ３０により識別される最初の装置１６に“ 問い合わせる”。遠隔サイト３８を識別してアクセスするロケーション情報は公 にアクセス可能なビュレチンボードシステム（ＢＢＳ）の電話番号であり、それ はネットワークインターフェイス装置３６をトリガーするのに利用される。一方 、遠隔サイトがＷＷＷサイトであれば、システム１０のウェブアクセスプログラ ム４２が自動的に活性化されネットワークインターフェイス装置３６と共にサイ トへアクセスするのに使用される。 次に、図２において、最初のステップ４４において装置がシステムに接続され る。前例と同様に、最初の装置１６はボードスロットへ挿入されてそれを図１の バス１４に接続するアダプターカードとすることができる。次に、システムがブ ートされると、ステップ４６においてシステム資源の予備割当てが達成される。 ステップ４８において、バス１４が走査され最初のアドオン装置１６が捜し出さ れて識別される。好ましくは、自動構成構成要素２８の装置ロケータ３０はＢＩ ＯＳ１２およびオペレーティングシステム２２の両方と協同してアドオン装置を 識別する。自動構成能力装置の設計者は、この産業において既知の技術を使用し て、装置内に識別子を組み込む。しかしながら、図２の方法では装置設計者は最 初の装置１６に特定のドライバソフトウェアをそこからダウンロードすることが できる遠隔サイト３８の識別も提供する必要がある。ステップ５０において、ロ ケーション情報はサイトロケータ３４により取得される。 １実施例において、遠隔サイトを識別するステップ５０には直接最初の装置１ ６に格納されるデータの受信が含まれる。別の実施例では、ハードウェアをイン ストールする他に、最初の装置のインストールには所要のサイトロケーションを 提供するコンピュータディスクのローディングが含まれる。ディスク上に含まれ るデータは従来アドオンハードウェアがパッケージされるドライバソフトウェア よりも“ダウンレベル”である可能性は少ない。ロケーション情報がファームウ ェア内に格納される最初の実施例は好ましい実施例である。 ステップ５２において、遠隔サイトは伝送回線４０を使用してアクセスされる 。前記したように、遠隔サイト３８をアクセスする考えられるネットワークイン ターフェイス装置３６にはモデムおよびＩＳＤＮへの従来のインターフェイスも しくは他のデジタルネットワークが含まれる。重要ではないが、好ましくはこの 方法は装置レベルソフトウェアをダウンロードするステップ５４を含んでいる。 図１の最初の装置１６に対して、これは最初の装置１６に特定のドライバの最新 バージョンのダウンロードである。次に、ダウンロードされたソフトウェアがイ ンストールされる５６。ここでも、好ましくはこれは自動化されたステップであ る。 ステップ４８−５６の少なくともいくつかを自動化することにより、装置のイ ンストールおよびドライバのインストールにおけるユーザの介入が低減される。 ドライバソフトウェアの最新バージョンをインストールするのに、遠隔サイトと コンタクトしてこれらのサイトからダウンロードする専門技術はもはや必要とさ れない。ステップ４８−５６の全ての自動化により、典型的にインストレーショ ンプロセスに関連する重荷からユーザは解放される。もう１つの利点はユーザは 装置１６に対して装置レベルソフトウェアの最新バージョンをインストールする こを保証されることである。 第２の装置を認識すべきか否かの確認がステップ５８においてなされる。ステ ップ４４においてユーザが２つの装置を接続しておれば、第２の装置に対してス テップ４８−５６を繰り返す必要がある。１つ以上の装置を接続するステップ４ ４がオペレーティングシステムを更新して新しいバージョンをインストールする ステップと置換される場合にもステップを繰り返す必要がある。オペレーティン グシステムを著しくグレードアップする場合には、個別の装置の性能を最大限と するために各装置１６，１８および２０に対するドライバソフトウェアを置換す ることが必要となることがある。 ステッブ５６において、これ以上装置レベルソフトウェアは必要ではないこと が確認されると、システム資源を自動構成する既知のステップ６０へ進む。この ステップは図１の自動構成構成要素２８により実行される。次に、更新された資 源テーブル２６がオペレーティングシステムレベルで格納され、プロセスは終了 する６２。次に、ユーザは任意の装置１６，１８および２０を利用することがで きる。 図２の代替実施例として、ステップ４８，５０はソフトウェアをダウンロード するためにネットワークがアクセスされる前に全ての当該装置および適切な遠隔 サイトが識別されるステップとすることができる。この実施例では、ネットワー クへの接続は１つだけでよく、時間および／もしくは接続コストを節減できる可 能性がある。 主としてパーソナルコンピュータのグレードアップに関して本発明を説明し例 示してきたが、本発明は他の応用に使用することができる。本システムおよび方 法は特定装置の識別および装置と特定のソフトウェアとの連関を必要とする十分 に洗練されたいかなる応用にも利用することができる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．複数の装置をサポートするシステムをグレードアップする方法であって、 前記システムによりサポートされるべき最初の装置を捜し出すステップと、 前記最初の装置の捜し出しに対する自動化された応答として、前記最初の装置 に特定のドライバソフトウェアが格納され前記システムによりサポートされない 遠隔サイトに関連するロケーション情報を求めるステップと、 前記ロケーション情報を求めることに対する自動化された応答として、伝送回 線を介して前記遠隔サイトへアクセスするステップと、 前記ドライバソフトウェアを前記遠隔サイトから前記システムへダウンロード するステップと、 を含む方法。 ２．請求項１記載の方法であって、前記最初の装置を捜し出す前記ステップは プラグアンドプレイ技術のテクニックを使用して実行されるステップである方法 。 ３．請求項１記載の方法であって、前記ロケーション情報を求める前記ステッ プはネットワーク内のアドレスを識別することを含む方法。 ４．請求項３記載の方法であって、前記システムはパーソナルコンピュータで ありアドレスを識別することを含む前記ステップはインターネットアドレスを指 示することを含み、前記遠隔サイトへアクセスする前記ステップは電気通信回線 を使用することを含む方法。 ５．請求項１記載の方法であって、前記最初の装置を捜し出す前記ステップは コンピュータシステムのブートアップ時にコンピュータハードウェア装置の存在 を検出することを含み、前記方法はさらに前記ダウンロードステップの後で前記 ドラィバソフトウェアを自動的にインストールするステップを含む方法。 ６．請求項１記載の方法であって、前記最初の装置を捜し出す前記ステップは コンピュータのオペレーティングシステムの更新もしくは前記コンピュータへの アドオン装置の存在検出のいずれか一方への自動化された応答である方法。 ７．請求項６記載の方法であって、さらに前記ドライバソフトウェアをダウン ロードする前記ステップに続いてシステム資源を自動構成するステップを含み、 前記自動構成は前記システムによりサポートされる前記装置の資源要求に基づい ている方法。 ８．請求項１記載の方法であって、ロケーション情報を求める前記ステップは 前記最初の装置のメーカにより保守されるサイトを識別する情報を指示するステ ップである方法。 ９．装置をシステム内へ立ち上げる方法であって、 コンピュータハードウェアを接続することおよび前記装置のサプライヤーに関 連する遠隔サイトを識別するシステムアクセス可能情報を提供することを含めて 、前記装置を前記システム内へインストールするステップと、 ユーザの干渉なしに、前記システムアクセス可能情報に応答して前記システム と前記遠隔サイト間の通信を開始するステップであって、前記通信を確立するの に電気通信回線を利用することを含むステップと、 前記システム内の前記装置を作動させることに関するデータの交換を含めて、 前記システムと前記遠隔サイトとの間でデータを交換するステップと、 を含む方法。 １０．請求項９記載の方法であって、データを交換する前記ステップは前記遠 隔サイトから前記システムへドライバソフトウェアをダウンロードすることを含 む方法。 １１．請求項１０記載の方法であって、ドライバソフトウェアをダウンロード する前記ステップはユーザの干渉なしに実行される方法。 １２．請求項９記載の方法であって、通信を開始する前記ステップはモデムも しくはＩＳＤＮへのインターフェイスもしくは他のデジタルネットワークの中の １つを利用することを含む方法。 １３．請求項９記載の方法であって、前記最初の装置を捜し出す前記ステップ はコンピュータシステムのアダプターカードを検出することを含む方法。 １４．複数の装置のサポートする自動構成が可能なシステムであって、 前記複数の装置の中の最初の装置を識別する手段と、 前記識別手段に応答して前記システムによりサポートされない遠隔サイトを指 示するロケーション情報を検出するサイト検出手段と、 前記サイト検出手段に応答して伝送回線を介して前記遠隔サイトへ自動的にア クセスする手段と、 前記伝送回線を介して前記遠隔サイトからダウンロードされるドライバソフト ウェアを受信する記憶手段と、 を含むシステム。 １５．請求項１４記載のシステムであって、前記遠隔サイトを自動的にアクセ スする前記手段はモデムもしくはＩＳＤＮへのインターフェイスもしくは他のデ ジタルネットワークの中の１つであるシステム。 １６．請求項１４記載のシステムであって、前記識別手段、前記サイト検出手 段および前記記憶手段はコンピュータシステムの構成要素であるシステム。 １７．請求項１４記載のシステムであって、前記サイト検出手段は前記最初の 装置のベンダーにより保守されるネットワークサイトを識別する手段であるシス テム。 １８．請求項１４記載の方法であって、さらに一部前記ダウンロードされたド ライバソフトウェアに基づいて前記最初の装置へのシステム資源の割当てを自動 的に開始する手段を含むシステム。 １９．システムによりサポートされる装置のドライバソフトウェアを自動的に リフレッシュする方法であって、該方法は、 前記装置が不適切に作動しているという確認に応答して、前記装置に特定のド ライバソフトウェアが取得されることを要求するステップと、 前記要求に対する自動化された応答として、前記ドライバソフトウェアをダウ ンロードできる遠隔ネットワークサイトを識別するステップと、 前記遠隔ネットワークサイトの前記識別に対する自動化された応答として、電 気通信回線を介して前記サイトへアクセスし前記ドライバソフトウェアをダウン ロードするステップと、 前記ダウンロードされたドライバソフトウェアをインストールするステップと 、 を含む方法。