JP2001519868A - 二次硬質シートによって保護された軟質シートを有する流体弁 - Google Patents

二次硬質シートによって保護された軟質シートを有する流体弁

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Abstract

(57)【要約】 浸食性流体に対して作動可能な流体制御弁であって、二次の硬質シート(66)によって保護された一時軟質シート(56)を備えている。二つの不感体(51、53)域が、軟質シートが流体流れから離れる開弁および閉弁の作動において流体の流れを制御する。そらせ部(46)が流体流れを軟質シートから離すために設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】 二次硬質シートによって保護された軟質シートを有する流体弁 本発明は流体制御弁に関し、粒子状物質を含んだ浸食性の流体の流れを調整す るための流体制御弁に関する。 技術背景 プロセスシステムにおいては、たとえば搬送される粒子を含んだ高流速の流体 などの浸食性流体を搬送するための配管を接続する必要性がしばしば生じる。一 例としては、浸食性のある触媒のキャリーオーバーや流体流れの中に蓄積された 異物が存在するシステムである。 このような浸食性のあるシステムでは、流体制御弁が良好な作動状態を維持す るように要求される。とくに、高速の粒子を含んだ浸食性流体はシートを急激に 浸食するため、弁の全部品を定期的に取り替えねばならないことがある。非常に 厳しい条件では、流れの中の高速の浸食性流体およびダメージを与えうる大量の 粒子によってシートが浸食されるので、毎日のように部品の取り替えが必要にな ることがある。 発明の概要 本発明の趣旨に基づけば、多量の粒子を含んだ流体の制御など、浸食性を有す る流体条件に対して信頼性をもった動作が可能な流体制御弁が提供される。弁体 のシートは軟質の一次シートと金属製の硬質の二次シートとを備えている。軟質 シートは 、軟質のプラスチック材料、すなわち、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE )、または他の材料すなわち力が加わったときにヒビが入ったり割れたりせずに 変形しうる程に十分に軟質な材料から形成することができる。本発明の一次の軟 質シートおよび二次の金属製硬質シートは、たとえば、非平衡であるコンツァー ドプラグ(an unbalanced,contoured valve plug)のような、流体が弁体に向か って上方に流れ込み、弁座を通過していく弁体であればいかなるものにも適用す ることができる。運転中は、弁体の一次軟質シートがまずシートリングに当接し 、その後二次硬質シートがシートリングに当接するまでは一次軟質シートに駆動 荷重が加えられる。この時点からは、弁棒のいかなる追加の荷重も硬質の金属シ ートが支持するので軟質シートへの過負荷は防止される。さらに、弁が開弁状態 となって流体の流れがシート面上を通過するときにこの上方に向けて流れる流体 を一次の軟質シートから離すようにそらせるための流れ誘導部が弁体に形成され ている。 この二次の硬質の金属製シートと上記流体流そらせ部とによって保護された軟 質シートを備えた二重シート構造に加えて、弁体の少なくとも一カ所の不感体域 (dead band area)が設けられている。この不感体域は、弁体のシート面が十分 に開いた状態でこのシート面を横切る有効な流路域が流体の流れを制限すること のないように、十分長い寸法とされている。これによって、シート面を横切る流 体の流速は低く保持される。一旦弁体が、流体が弁内を通して流れ始める点に移 動すると、弁体における流体流そらせ部が流体流れを弁体のシート面から離すよ うにそらせる。これは、粒子を含む流体の流れや他の浸食性流体の直接衝突によ るダメージからシート面を防護することとなる。 弁が閉じていくと、弁体の上記不感体域は高速流体がシート面上を通過するこ とを再度制限することとなり、それから弁体は閉弁位置に至る。 粒子を含む流体の流れに対して使用される本発明の一態様にかかる流体弁は、 入口および出口を有する弁箱を備えている。上記弁箱内における上記入口と出口 とのあいだに配設されたシートリングは、粒子を含んだ上記流体の流体通路を構 成する中央空洞を有している。このシートリングは、上記中央空洞の周囲に配設 された円環状シールリムと該シールリムの周囲に配設された円環状硬質シート面 とを備えている。 シートリング保持具が上記シートリングを弁箱内にしっかりと保持している。 上記シートリング保持具内に摺動可能に配設された弁体は、上記円環状シールリ ムと係合して流体をシールして流体流れに対する一次シートを形成する、PTF Eなどの弾力性を有するシート材料からなる軟質シートディスクを有している。 この弁体部材はさらに、流体をシールするように上記円環状硬質シート面に係 合して流体流れに対する二次シートを形成する、上記弁体部材から突出した円環 状の鍔部を有している。また、この弁体部材は、上記シートリングの中央空洞内 に挿入される弁体端部を有しており、この弁体端部は、上記シートリング内の流 体通路の内壁との摺動可能な嵌合によって少なくとも一つの不感帯域を形成して いる。この不感帯域は、上記流体流れを制御して、上記一次および二次のシート が流体流れに対して初期の開状態にあるときに流体流れが上記流体通路を通過す ることを実質的に妨げる。上記弁体端部はそこから横方向に延びる円環状の肩部 を有しており、この肩部は、上記流体通路を通る流体流れをそらせて弾力性を有 するシート材料からなる上 記軟質シートディスクから離す。 上記シートリングと上記弁体端部に形成された第二の不感体域とは、この二重 の不感体域によってより選択的に流体流れを制御できるようにしている。とくに 、上記二重の不感体域により、一次シートと二次シートとが開いても(すなわち 着座状態から離れても)、シートリングを実質的に通過する流体の流れは制限さ れる。弁体のシートリングへの着座位置からそのストロークの約20%離れた位 置においては、一方の不感体域は取り除かれているが、他方の不感体域はまだ弁 座を通過するいかなる実質的な流体流れをも制御する作用を奏している。したが って、軟質シールリングは、浸食性流体が流体通路を通るようになるまではシー トリングからさらに離れてもよい。弁体がそのストロークの50%位置に至った とき、ついに第二の不感体域が取り除かれ、流体はシートリングを通過して流れ ることができる。この位置においては、軟質シールはシートリングから十分に離 れ、また、上記流れそらせ部は流体流れを軟質シートからそらせる作用を信頼性 をもって奏する。そして、この位置においては弁体は弁を通過する流体の流れを 絞り(throttle)始める。 図面の簡単な説明 新規であると確信する本発明の特徴は、付属のクレームにおける特徴とともに 以下に説明される。この発明は添付の図面とともに以下の記述を参考にすること により最もよく理解できる。上記図面においてはいくらかの図の中の同じ要素に は同じ番号が付されており、そして、その図面について、 図1は、本発明にかかる流体制御弁を示す部分断面図であり ; 図2は、図1の流体制御弁の弁体およびシート(弁座)を示す分解断面図であ り; 図3は、図1の流体制御弁の一次軟質シートおよび二次硬質シートを示す拡大 部分断面図であり; 図4は、一次シートおよび二次シートが弁座から離れた状態で流体流れを制御 するうえでの二重不感帯(double dead band)域の有効範囲を示す部分断面図であ り; 図5は、弁体が弁座からそのストロークの20%離れた状態での、単一の不感 帯域の有効範囲を示す部分断面図であり; 図6は、50%ストロークにおける弁体と、一次シートを保護する流体流そら せ部(偏向部)とを示す部分断面図である。 詳細な説明 図1は、流体流れ、とくに、粒子状物質を含んだ浸食性の流体の流れを調整す るための流体制御弁10を示している。この流体制御弁10は、流体入口14と 流体出口16と流体入出口14、16のあいだの弁箱ボア18とを有する弁箱1 2を備えている。上記弁箱ボア18内にはシートリング(弁座)20が好適に取 り付けられており、このシートリング20は従来の弁構造を採用してシートリン グ保持具22によって弁箱にしっかりと保持されている。 シートリング20は流体通路24を構成する中央空洞を備えており、それによ り、弁が開弁状態にあるときに弁入口14から弁出口16へ流体が流れるように 連通している。図1は、後述する保護された二重シートによって全閉状態になっ ている流体制御弁10を示している。 弁体26はその一端に弁体端部28を備え、他端にねじ部30を備えている。 このねじ部30は弁体ガイド34内のねじ部32に螺合して取り付けられており 、この弁体ガイド34はシートリング保持具22内に摺動可能に嵌合されている 。したがって、図1に示すように、弁体26は、弁体ガイド34の上部外周面3 8および下部外周面40をそれぞれシートリング保持具22の内周面によって摺 接、案内されながら、弁体ガイド34内にしっかりと螺着された弁棒36によっ てシートリング保持具22内を移動させられる。上記弁体端部28はそこから半 径方向外側に突出した円環状の鍔部42を有している。この円環状の鍔部42は 、肩部の上面44、傾斜した下面46、およびこれら両面44、46をつなぐ外 周面48によって形成されている。この弁体の外周面48はシートリング20の 上部内周面50の内側にきっちりと嵌合し、後述するように、流体通路24を通 って流れる流体を制御する第一の上部不感帯域51(図3、4参照)を形成する 。流体通路24を通って流れる流体を制御する第二の下部不感帯域53は、弁体 の外周面域52とシートリング20内の下部内周面54との嵌合によって得られ る(図3、4参照)。 軟質シールリング56は、軟質プラスチック材料、すなわち、PTFEや弾力 性を有する他の材料、すなわち力が加わったときにヒビが入ったり割れたりせず に変形しうる程に十分に軟質な材料から形成されており、弁体ガイド34の一端 に形成された好適な形状の凹部58内に配設されている。この軟質のシールリン グ56は、弁体26の上記肩部の上面44上に乗るとともに、シートリング20 の円環状シールリム62と係合してシールし得るように上記肩部の上面44を越 えて外方に延びる周縁シール部60を含むような寸法にされている。このシール リング56と円環状シールリム62との係合は流体制御弁10の一次シートを提 供している。 シートリング20はまた上記円環状シールリム62の外側周囲に、弁体ガイド 34に形成された円環状鍔部66と係合して流体をシールするための硬質シート 面64を備えている。この円環状鍔部66がシートリングの硬質シート面64に 係合することにより、流体制御弁10の二次シートが提供される。 図3は、上記シールリング56と円環状シールリム62との軟シールによって 得られる一次シートの形成をより詳細に示している。さらに図3は、円環状鍔部 66と円環状の硬質シート面64との係合によって得られる二次シートをも示し ている。したがって、弁体ガイドとシートリングとが金属から形成され、リング シール56が弾力性を有する軟質材料から形成されているので、一次シートは軟 質シール構造を構成し、一方、二次シートは金属と金属との硬質シート構造を構 成することになる。 弁体の一次の軟質シートは、これが最初にシートリング20に当接し、二次の 硬質シートがシートリングに当接するまで力が加えられる。この二次硬質シート とシートリングとの当接の時点からは、弁棒のいかなる追加の荷重も硬質の金属 シートが支持するので軟質シートへの過負荷は防止される。さらに、浸食性流体 の流れからの軟質シートの防護が、弁体26の円環状の鍔部42の傾斜した下面 46によって提供される。すなわち、この下面46は、流体の流れを軟質シール リング56の外周シール域62から離すように偏向させる偏向部材として作用す るのである。 図3はまた、二重の不感帯域51、53を詳細に示している。上部不感帯域5 1は弁体の一方の外周面48とシートリング の一方の内周面50との嵌合によって画される。下部不感帯域53は弁体の他方 の外周面52とシートリングの他方の内周面54との嵌合によって画される。 図4、5、6には、軟質シール材料を浸食性流体から防護する上記二重の不感 帯域の作用が示されている。図4は、弁棒36の駆動によって弁体26がシート リング20からちょうど離れた状態を示している。図4によれば、一次シートの 軟質シールリング56および二次シートの円環状鍔部66がともにシートリング から離れていることが判る。しかしながらこの弁状態では、弁体とシートリング とがぴったりと嵌合することによって生じたクリアランスの無い長さ部分である 二重不感帯域51、53により、流体は僅かしか流れないかまたは全く流れない 。弁体の不感帯域は、弁体のシート面が十分に開いた状態でこのシート面を横切 る有効な流路域が流体の流れを制限することのないように、十分長い寸法とされ る。これによって、シート面を横切る流体の流速は低く保持される。図4から、 上記二重の不感帯域は嵌合状態であるため、弁体がシートリングのシート面(弁 座)から離れることによって直ちに流体の流れを制限することが判る。 図5は、弁棒36が駆動されて弁体26をシートリングに完全に着座している 状態(たとえば、図1に示す完全着座位置)からストロークの約20%の位置ま で移動させた状態を示している。図5から判るように、既に弁体の外周面48と シートリングの内周面50との嵌合が解かれて上部不感帯域51が取り除かれて いる。しかしながら、弁体の下部の外周面52はまだシートリングの下部内周面 54との嵌合を維持しているので、下部の不感帯域53は流れを制御するうえで 有効であることが判る。このようにして、軟質シールリング56は、流体が流体 通路24を実質的に通るようになるまでシートリングから離されていくとともに 、そのあいだ、流体の流れは少流量かまたは全く流れない状態になるように制御 され続ける。 図6においては、弁棒36が駆動されて弁体26をシートリング20からスト ロークの約50%の位置まで上昇させている。図6から判るように、今や弁体の 下部外周面52は上昇させられてシートリングの下部内周面54との接触が解か れ、下部の不感帯域53は有効には作用し得なくなっている。そして、流体は弁 入口14から流体通路24を通って弁出口16に流れることができる。図6に示 される弁状態では、軟質シールリング56とシートリング20とのあいだに十分 な間隔がおかれ、軟質シールリング56は流体の流れから離されている。さらに 、この時点では、上記傾斜面46によって流れの偏向がなされており、流体の流 れはシールリングの周縁シール部60からそらされ、このシート面は流体の流れ の直接衝突によるダメージが回避されている。これは、浸食環境にある従来の弁 体構造においては日常的に生じるダメージ、すなわち、流体流れによるエロージ ョンダメージから軟質シート面を十分に保護する。図6に示す弁体ストロークの 50%位置において、弁体の先端部28は流体流れを絞る作用を開始する。 このように、ここで詳述された流体制御弁10は軟質の一次シートと、この一 次シートを保護する硬質の二次シートとを提供し、さらに、上記軟質のシート面 がシートリングから十分に離れるまでは軟質シート面に流体流れが衝突しないよ うにするための二重の不感帯域を提供する。加えて、本弁は、流体が弁内を流れ 始め、流体流れの絞りが生じ始めたときに、流体流れを軟質シールからそらせる 流体偏向部をも提供する。 本発明のコンセプトは、流体が弁体に向かって上方に流れ込 み、弁座を通過していく弁構造であれはいかなる弁にも適用することができもの であると理解されるべきである。本発明の原理の最も一般的な適用は、非平衡で あるコンツァードプラグ(an unbalanced,contoured valve plug)に対する適用 である。本発明の弁は、汚濁した浸食性流体に対して使用する場合に、一次の軟 質シートをその流体流れの直接衝突から保護しうる高い価値を有する長寿命のシ ート構造を提供する。 以上の詳細な説明は理解を明確にするためにのみなされたものであり、変形は 当業者にとって自明であるから、そこからは不必要な限定と解釈するべきではな い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 粒子状物質を含む流体の流れに使用され、入口および出口を有する弁箱 を備えた流体弁であって、その改良が、 上記弁箱内における上記入口と出口とのあいだに配設され、粒子状物質を含ん だ上記流体の流体通路を構成する中央空洞を有するシートリングであって、上記 中央空洞の周囲に配設された円環状シールリムと該シールリムの周囲に配設され た円環状硬質シート面とを含んだシートリングと、 上記弁箱内に配設された、上記シートリングを保持するためのシートリング保 持具と、 (1)上記円環状シールリムと係合して流体をシールして流体流れに対する一 次シートを形成する、弾力性を有するシート材料からなる軟質シートディスクと (2)上記円環状硬質シート面に流体をシールするように係合して流体流れに対 する二次シートを形成する、上記弁体から突出した円環状の鍔部とを含んだ、上 記シートリング保持具内に摺動可能に配設された弁体部材とを備えており、 該弁体部材が、上記シートリングの中央空洞内に挿入される弁体端部を有して おり、上記流体流れを制御して、上記一次および二次のシートが流体流れに対し て初期の開状態にあるときに流体流れが上記流体通路を通過することを実質的に 妨げるために、上記弁体端部と上記シートリングとの摺動可能な嵌合によって少 なくとも一つの不感帯域を形成してなる流体弁。 2. 上記弁体端部が、そこから横方向に延びる円環状の肩部を有しており、該 肩部が上記流体通路を通る流体流れをそらせて、弾力性を有するシート材料から なる上記軟質シートディス クから離すためのものである請求項1記載の流体弁。 3. 上記円環状の肩部が、上記流体流れを軟質シートディスクからそらせて離 すための傾斜面を有してなる請求項2記載の流体弁。 4. 上記弁体端部とシートリングとのあいだに画される第二の不感帯域を有し てなる請求項2記載の流体弁。 5. 上記第一および第二の不感帯域が、流体流れを制御するために順次に動作 しうるように構成されてなる請求項4記載の流体弁。 6. 上記一次シートによる軟シールに対する過負荷を防止するための上記二次 シートの着座の前に、上記一次シートが着座するように構成されてなる請求項1 記載の流体弁。 7. 粒子状物質を含む流体の流れに使用され、入口および出口を有する弁箱を 備えた流体弁であって、その改良が、 上記弁箱内における上記入口と出口とのあいだに配設され、粒子を含んだ上記 流体の流体通路を構成する中央空洞を有するシートリングであって、上記中央空 洞の周囲に配設された円環状シールリムと該シールリムの周囲に配設された円環 状硬質シート面とを含んだシートリングと、 上記弁箱内に配設された、上記シートリングを保持するためのシートリング保 持具と、 (1)上記円環状シールリムと係合して流体をシールして流体流れに対する一 次シートを形成する、弾力性を有するシート 材料からなる軟質シートディスクと(2)上記円環状硬質シート面に流体をシー ルするように係合して流体流れに対する二次シートを形成する、上記弁体から突 出した円環状の鍔部とを含んだ、上記シートリング保持具内に摺動可能に配設さ れた弁体部材とを備えており、 該弁体部材が、上記シートリングの中央空洞内に挿入される弁体端部を有して おり、上記流体流れを制御して、上記一次および二次のシートが開閉するあいだ 、上記弁体端部と上記シートリングとの摺動可能な嵌合によって少なくとも一つ の不感帯域を形成してなる流体弁。 8. 上記弁体端部が、そこから横方向に延びる円環状の肩部を有しており、該 肩部が上記流体通路を通る流体流れをそらせて、弾力性を有するシート材料から なる上記軟質シートディスクから離すためのものである請求項7記載の流体弁。 9. 上記弁体端部とシートリングとのあいだに画される第二の不感帯域を有し てなる請求項8記載の流体弁。 10. 上記第一および第二の不感帯域が、流体流れを制御するために順次に動 作し、上記一次および二次のシートが初期の開状態にあるときに流体流れが上記 流体通路を通過することを実質的に妨げように構成されてなる請求項9記載の流 体弁。 11. 上記一次シートによる軟シールに対する過負荷を防止するための上記二 次シートの着座の前に、上記一次シートが着座するように構成されてなる請求項 10記載の流体弁。
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