JP2001519207A - データ取得成分を含む眼帯 - Google Patents
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- A61J7/0418—Arrangements for time indication or reminder for taking medicine, e.g. programmed dispensers with timers with electronic history memory
Abstract
Description
する内部成分を有する眼帯に関する。特に、本発明は、目パッチが患者に装着さ
れた時に関する情報を記録し、処理し及び転送するマイクロコントローラを含む
目パッチに関する。
な発育の結果として、視覚が弱くなったものと考えられている。弱視は、児童期
の最も一般的な視覚障害であり、約1〜5%の割合を占める。弱視は、児童期の
通常の両眼の使用及び通常の視覚の発育に影響を与える条件によって発生し得る
。多くの場合、弱視に関連する条件は、遺伝である。弱視の最も一般的な原因は
、筋肉の問題に起因する両目の不整合である。他の原因として、両眼の間の焦点
の顕著な相違、高い非点収差、網膜疾患及び白内障などの視覚疾患などがある。
一般的に、弱視は、子供が物を見るためによりよい方の眼だけを過剰に行使する
場合に生じる。例えば、子供が筋肉の問題に起因して片方の目を閉じる際には、
複視を避けるために閉じた方の眼を効果的に「逸らして」、よい方の眼だけを用
いることになる。閉じた方の眼を用いることを少なくするので、通常の機能を果
たすために必要な筋肉及び脳の部分は弱くなり、フィードフォワードプロセスの
ように、弱視を強めることになる、 弱視が子供の発育の早期に発見されると、弱視を矯正する処置は、非常に効果
的である(成功率は93%以上)。弱視を取り扱う最もよいアプローチは、2歳
よりも前に機能障害を発見して、弱視の不使用によるフィードフォワードスパイ
ラルを破壊することである。弱視が始まってしまった場合には、子供が6歳又は
7歳になる前に、適切に処置することで弱視を最も効果的に治療できる。弱視を
矯正するために、子供は強い方の眼だけに頼る代わりに、弱い方の眼を使うよう
にしなければならない。これは、弱い方の眼を強制的に利用させるために、一日
の内数時間の間、強い方の眼に眼帯を付けるすなわちカバーする遮断治療によっ
て行われる。この治療は、しばしば数週間から数年に及ぶ。
。弱視の治療は、子供が6歳以下の時に行わなければならないから、患者が処方
された遮断治療を行っているか否かを医者が決定することは困難であることが多
い。ある研究において、患者のコンプライアンス率は、50%程度であることが
見いだされている。よって、特定の眼帯の養生法が処方されているけれども、未
だに、これらの効果を決定することは困難である。現在、患者のコンプライアン
スは、子供が眼帯を装着する時間を詳述する臨床の看護士又は親の遮断看護日誌
によって計測されている。看護日誌は、遮断をモニターすることを意図している
が、第三者である記録者の偏見及び治療の全継続時間の間の患者をモニターでき
ないことなどの欠点を有する。
めに、遮断度モニター(ODM)が開発されている。ODMは、2個の小型心電
図電極間の減少した抵抗によって、目パッチが皮膚と接触している時間を計測す
ることができるポータブルデータ記録装置である。データ記録装置は、患者にシ
ョルダーバッグの形態で着装され、データ記録装置と目パッチとの間に連結され
ている一対のリード線を含む。患者がODMを着装している場合に、医者は、眼
帯が装着されていたかどうかの情報を得て、治療がどの程度正確になされている
かの客観的な計測結果を得ることができる。ODM以前には、医者は、患者の低
いコンプライアンスと遮断に対する生理学的な非反応性との間を区別することが
できなかった。しかし、ODMを用いることによって、医者は、患者が目パッチ
を装着していた時間を客観的にモニターすることができるようになり、よって自
身の処方を調節することができるようになった。
ているが、ショルダーバッグに含まれているデータ記録装置は、活動的な子供に
は扱いにくく不便である。特に、遮断治療が長期且つ連続的な長期間にわたり処
方される場合には、不便である。加えて、活動的又はデータ記録装置に対するダ
メージを防止することを考えない幼い子供が装着する場合には、外部装着タイプ
のデータ記録装置は、物理的なダメージを受ける。最後に、データ記録装置は、
若い患者に通常でない注意を要求するので、患者の治療に対する抵抗を増加させ
る。よって、患者及び眼帯の状態に関するデータを正確に記録し且つ保存するこ
とができる小さくて控えめな成分を含むコンパクトな眼帯又は目パッチが非常に
有利であることは、明らかである。
る成分を含む眼帯に係る。成分は、患者の通常の活動に与える影響を最小にする
ように患者に装着され得るように、眼帯内に含まれている。
の上全体に位置づけられて、視野を完全に遮断する。マイクロコントローラは、
パッド内に埋め込まれて、完全に含まれている。電源もまた、マイクロコントロ
ーラを作動させるようにパッド内に完全に含まれる。
ていて、パッドの状態に関する信号をマイクロコントローラに提供する。本発明
の一実施形態において、センサは、パッドが患者に接触しているときに第1の信
号を与え、パッドが患者から外されるときに第2の信号を与える。マイクロコン
トローラは、センサからの信号が第1の信号と第2の信号との間で変化する時を
記録するタイマー及びメモリを含む。センサからの信号における変化を記録する
ことによって、マイクロコントローラは、パッドが患者に取り付けられたり外さ
れたりする時を記録する。目パッチが医者の指示に従って使用される場合には、
マイクロコントローラは、客観的に、患者に装着されている時間をモニターして
記録するために機能する。
ッド内に形成されたデータ転送ポートを含む。データ転送ポートは、眼帯を外部
のコンピュータに応答できるようにする。すなわち、センサから受け取ったマイ
クロコントローラ内に保存されている情報をダウンロードして、患者が眼帯をど
のように用いたかを決定するために分析できるようにする。
をより正確に決定することができる。この態様において、医者は、患者が医者の
指示に従ったか否かを決定することができる。
できる内部成分を含む眼帯を提供することにある。特に、本発明の目的は、目パ
ッチが患者に装着されていた時間をモニターし及び記録することができる目パッ
チを提供することにある。
帯を提供することにある。最後に、本発明の目的は、眼帯によって取得され保存
されたデータを読み出して分析するために、外部コンピュータに応答することが
できる眼帯を提供することにある。
当業者には明らかになるであろう。
る。本発明の好ましい実施形態において、眼帯10は、患者14の片方の目の視
野を遮断する機能をする目パッチ12である。本実施形態において、眼帯10は
目パッチ12として説明されるが、後述するように、本発明の範囲を逸脱しない
限りにおいて、種々の異なる形態を取り得るし、種々の材料から構成され得るこ
とは理解されるであろう。図1において明らかなように、目パッチ12は、一対
の粘着ストリップ16などの適当な取り付け手段によって、患者14の顔に取り
つけられる。粘着ストリップ16は、それぞれ目パッチ12の上を通過し、患者
14の顔に接触するようになされている。本発明は、一対の粘着ストリップ16
を有するように記載されているけれども、粘着ストリップ16は目パッチ12の
外縁を広く取り巻く連続的な粘着性ボーダーで置換することもできる。さらに、
取り付け手段は、患者の顔の所定位置に目パッチ12を保持するために存在する
適当な手段であれば、種々の形態をとり得る。
治療する遮断治療に有用である。遮断治療は、弱視の治療として周知の治療法で
あり、患者の良い方の眼の視野を遮断して、弱視すなわち弱い方の眼を専ら強制
的に使わせるものである。目パッチ12として装着する眼帯10としては、目パ
ッチ12は患者14が目パッチ12を介して視ることができないように、充分に
不透明でなければならない。目パッチ12の目的は、患者14が強い方の眼で何
も見えないようにすることであるから、患者の顔に目パッチ12を取りつけるた
めに、目パッチ12の外縁を完全に取り巻く粘着手段を予定している。目パッチ
12の外周を取り巻く連続的な粘着ストリップは、最も効果的な取り付け手段で
あると思われる。なぜなら、連続的な粘着ストリップは、患者14が良い方の眼
を用いて目パッチ12の底部から「のぞき見」することをより効果的に防止する
からである。目パッチ12は、典型的には6歳以下の子供に用いられるので、患
者14がごまかしたり又は良い方の眼を用いて見たりすることを防止することは
重要である。
実施形態の目パッチ12は、全体として3層構造である。すなわち、外側のパッ
ド18と、保護シールド20と、クッション部材22とからなる。外側のパッド
18は、一般的に柔らかく、後述するように、眼帯10の状態に関するデータを
集めて保存する一連の内部成分を有する布状の部材である。特に、外側のパッド
18は、回路基板24を取り巻く。回路基板24は、図4に示すような約1/2
インチ×1/2インチ(1.27cm×1.27cm)の寸法の平坦な回路基板
上に載置されている一連の成分を含む。回路基板24上に載置されている成分は
、電線28によって、電源26に連結されている。電源26は、回路基板24か
ら外方に配置されているように示されているけれども、本発明の範囲を逸脱しな
い限りにおいて、電源を回路基板24に取りつけることもできる。図2に示すよ
うに、電源26は、回路基板24と一緒に外方のパッド18内に完全に含まれて
いる。
ダウンロード可能となるように、さらなる電線30によって、データ転送ポート
32に連結されている。図3は、データ転送ポート32とコンピュータ34に含
まれるインプット/アウトプットポート38との間に延在するケーブル36によ
って、コンピュータ34に結合されている目パッチ12を概略的に示す。図3は
、目パッチ12に直接的に連結されているコンピュータ34を示すが、コンピュ
ータ34と目パッチ12との間に、目パッチ12からの信号を調整する慣用のイ
ンターフェース成分が必要とされても良いことは理解されるであろう。加えて、
赤外線通信又はラジオ波通信などの目パッチ12とコンピュータ34との間でデ
ータを転送する他の等価な手段によってケーブル36を置換しても良い。目パッ
チ12に保存されている情報をダウンロード可能であると共に、コンピュータ3
4は、外方のパッド18内に含まれている回路基板24に載置されている成分を
プログラムするために用いることもできる。本発明の好ましい実施形態において
、コンピュータ34は、目パッチ12からの情報をダウンロードし且つ回路基板
24上に含まれる成分をプログラムするために用いられる種々の市販のプログラ
ムを実行できる慣用のパーソナルコンピュータであってもよい。
護シールド20の間の共通の接着ボンドなどの公知の粘着手段によって保護シー
ルド20に連結されていることがわかる。本発明の一実施形態において、保護シ
ールド20は、全体として図1に示す形状を有するポリカーボネートレンズであ
る。目パッチ12は、患者の目の上全体に置かれるので、患者の目を保護するこ
とが望ましい。
0の背面40にしっかりと連結されている。クッション部材22は、目パッチ1
2を装着している患者の快適レベルを増加させるようなクッション状材料から形
成することができる。クッション部材22は、患者の皮膚に接触するようになる
から、クッション部材22は市販の眼帯に用いられている低刺激性の材料である
ことが好ましい。
するように記載されているけれども、目パッチ12として若しくは以下の説明に
よって容易に明らかになるような別の目的のために、外方パッド18を単独で用
いることもできる。本発明の好ましい実施形態において、外方パッド18は、患
者14が外方パッド18を介して見ることができないように、ほぼ不透明の材料
から構成されている。
よって回路基板24に連結されている。センサ42は、外方パッド18の状態又
は外方パッド18が取りつけられている患者の状態を計測する特定の計測を行う
ために用いられる。図1に示す実施形態において、センサ42は、粘着ストリッ
プ16及び患者14の皮膚の間に位置づけられていて、目パッチ12が患者14
に接触している時間を決定するために、外方パッド18の内部成分によって目パ
ッチ12をモニタできるようになされている。センサ42を粘着ストリップ16
及び患者14の間に置くことによって、センサ42は、目パッチ12が患者によ
って装着されている時間に関する情報を外方パッド18内に含まれる内部成分に
与える。
り、粘着ストリップ16が患者と接触状態にあるときに閉鎖位置にある。特に、
目パッチ12が患者14に取り付けられているときに、粘着ストリップ16が接
触感応性スイッチを閉鎖位置に保持して第1の信号を発生する。粘着ストリップ
16が患者から取り除かれると、接触感応性スイッチは開いて、第2の信号を発
生する。本発明は、センサ42として接触感応性スイッチを組み込むように記載
されているが、広範な種々のセンサ及び/又はスイッチをセンサとして用いるこ
とができる。例えば、センサ42は、熱感応性センサ、触感圧力センサ、皮膚抵
抗に対応する電気スイッチ、眼帯10の所望の使用に重要な変動を計測するその
他のセンサであってもよい。センサ42が別のセンサに置換される場合には、セ
ンサによって発生する信号は、上述の接触感応性スイッチに関するON/OFF
状態よりもむしろ上限と下限との間で変化するであろう。いずれの場合において
も、回路基盤24に載置されている成分は、センサ42からの情報を受け取り、
かような情報を保存するか又は処理することができる。
ともできる。例えば、センサ42が眼帯10の取り付けられている傷の状態をモ
ニタするように、眼帯10を改変してもよい。このタイプの実施形態において、
センサ42は、傷が汚染されているか又は治癒しているかを決定するために、傷
の酸性度(又は酸素蒸気圧)をモニタするpHセンサ(又は飽和酸素のモニタ)
であってもよい。いずれにせよ、回路基盤24に載置されている内部成分は、セ
ンサ42からの情報を受け取り、回路基盤24に載置されている内部成分内でデ
ータを保存又は処理することができる。
電気成分は、マイクロコントローラ46の中心にある。マイクロコントローラ4
6は、好ましくは、プログラム可能なマイクロコントローラであり、慣用の態様
で外部のプログラマーによってプログラム可能である。本発明の好ましい実施形
態において、マイクロコントローラ46は、マイクロチップコーポレーション(M
icrochip Corporation)から販売されている型番PIC12C509である。マイクロコン
トローラ46に対する工場出荷ピン番号は理解しやすくするために図4に示され
ている。マイクロコントローラ46は、マイクロチップ(Microchip)から販売さ れている型番DV003001-NDなどの市販のプログラムキットによってプログラム可 能である。プログラマーは、慣用のPCにロードされたソフトウェアを用いて、
ユーザーがマイクロコントローラ46をプログラムできるようにする。
マイクロコントローラ46に連結されている。本発明の好ましい実施形態におい
て、電源26は、3Vリチウムバッテリなどの小型バッテリである。電源26は
、マイクロコントローラ46を作動させるために必要な電力を提供する。電源2
6に連結することに加えて、VDDピン48及びVSSピン50はそれぞれアウ
トプットターミナル52及び54に連結されている。アウトプットターミナル5
2及び54は、それぞれ、別個のワイヤによって、データ転送ポート32に連結
されている。この態様において、コンピュータ34は、VDDピン48及びVS
Sピン50からの情報を受け取り及び/又は送ることができる。例えば、アウト
プットターミナル52を介して、コンピュータ34は、電源26の現在の状態を
モニタすることができる。加えて、VSSピン50に連結されているアウトプッ
トターミナル54は、コンピュータ34に基準電圧を提供する。基準電圧と、マ
イクロコントローラ46からのアウトプット信号とを比較することができる。
として図4に示されている。センサ42は、GP0ピン56とアースとの間で連
結されていて、膜スイッチが閉鎖されているときにGP0ピン56が接地される
ようになされている。GP0ピン56は、センサ42に直接的に影響されるので
、GP0ピン56はセンサ状態ピンとも呼ばれる。アウトプットターミナル58
もまた、GP0ピン56に連結されていて、マイクロコントローラ46がアウト
プットターミナル58を介してコンピュータ34と連通できるようになされてい
る。センサ状態ピンとしての機能に加えて、GP0ピン56はデータアウトプッ
トピンとも呼ばれる。なぜなら、マイクロコントローラ46が、GP0ピン56
を介して、保存されている情報を外部コンピュータ34に送ることができるから
である。
2を介して、データ転送ポート32に連結されている。GP1ピン60は、読み
出しピンとも呼ばれる。なぜなら、GP1ピン60は、コンピュータ34によっ
て、マイクロコントローラ46内に保存されている情報がコンピュータ34に送
られるべきことをマイクロコンピュータ46に示すために用いられるからである
。GP2ピン64は、アウトプットターミナル66に連結されていて、GP2ピ
ン64がデータ転送ポート32を介して外部コンピュータ34と連通できるよう
になされている。GP2ピン64は、データストローブピンとして機能し、有効
なデータがマイクロコントローラ46のGP0ピン56に存在する時を外部コン
ピュータ34に知らせる。
ラ46に取り付けられている。好ましい実施形態において選択されたマイクロコ
ントローラ46は、固有のタイミング特性を有するが、外部発振器68がより正
確で信頼性の高いタイミングを与えてもよい。外部発振器68は、クオーツ発振
器69と、一対のコンデンサー70及び71を含む。外部発振器68は、マイク
ロコントローラ46上の2個の発振器ピン72及び74の間に連結されている。
外部発振器68のより信頼性の高いタイミングは、眼帯10が長期間にわたって
使用される適用に重要である。しかし、マイクロコントローラ46内に含まれる
発振器は、本発明の範囲内で作用する限りにおいて有用である。マスタクリアラ
インリセット(MCLR)ピン76は、アウトプットターミナル78に連結され
る。外部コンピュータ34は、MCLRピン76を介して、マイクロコントロー
ラ46にリセット信号を送ることができる。この重要性は後述する。
のときインジケータは、マイクロコントローラ46に結合されるであろう。イン
ジケータは、センサ42からマイクロコントローラ46が受け取った情報に基づ
いてマイクロコントローラによって作動され、患者にある所定の状態にあること
を示す。例えば、インジケータは、視覚又は聴覚アラームとすることもでき、患
者に、眼帯10の状態又は患者のモニターされた領域が臨界状態に達したこと及
び速やかに何らかの行動を起こすべきことを示す。
ントローラ46内に保存されている内部操作プログラムを示すフローチャートで
ある。図5のフローチャートは、プログラム及びマイクロコントローラ46の操
作の一方法を示しているが、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、種々の操
作方法を用いることができることは理解されるであろう。最初に、電力が与えら
れた後、マイクロコントローラ46はリセットされ、次いで、スリープ(SLEEP )モードに入り、SLEEPモードの間、マイクロコントローラ46は電力消費を低 減する。この態様において、マイクロコントローラ46は、電源26からの電力
量を削減して、電源26の寿命を延長する。ステップ80で示すように、マイク
ロコントローラ46は、リセット信号を受け取ると、SLEEPモードから抜け出す 。リセット信号を受け取ると、マイクロコントローラ46は、リセット信号がス
テップ82における始動からか又はマスタクリアライン(MCLR)76からか
を決定する。
ロコントローラ46に与えられている電力から受け取られたと判断すると、マイ
クロコントローラ46は、マイクロコントローラ46内に含まれるレジスタをク
リアする一連のステップを実行する。例えば、ステップ84で示すように、マイ
クロコントローラ46は、状態変化時間がマイクロコントローラ46のメモリ内
に保存されるであろうメモリ位置のすべてをクリアする。メモリ位置がクリアさ
れると、マイクロコントローラ46は、ステップ86にて、第1の時間カウント
レジスタTCR0をクリアする。第1の時間カウントレジスタTCR0は、16
ビットユニット時間カウンタの下半分を保存する8ビットレジスタである。第1
の時間カウントレジスタTCR0がクリアされた後、マイクロコントローラ46
は、ステップ88にて、第2の時間カウントレジスタTCR1をクリアする。第
2の時間カウントレジスタTCR1は、16ビットユニット時間カウンタの上半
分を保存するために用いられる8ビットレジスタである。メモリ位置及び時間カ
ウントレジスタがクリアされると、マイクロコントローラ46は、ステップ90
にてSLEEPモードに入り、電力を一定に保つ。
クロコントローラ46は、ステップ92で示すように、読み出しピンがセットさ
れているか否かを分析する。図4に戻ると、読み出しピンは、マイクロコントロ
ーラ46上のGP1ピン60に対応する。読み出しピンがセットされると、後述
するように、マイクロコントローラ46は、保存されているデータをコンピュー
タ34にダウンロードする。読み出しピンがセットされていないときは、マイク
ロコントローラ46は、センサ42の状態をモニタし記録し始める。
に、電力は目パッチ12に供給される。このため、マイクロコントローラ46は
、最初に、眼帯10が患者上にないと予想する。この重要性は後述する。
ように、マイクロコントローラ46上の第1のメモリ位置に時間セーブポイント
(TSP)を設定することである。本発明の好ましい実施形態において、マイク
ロコントローラ46は、41個の8ビットメモリ位置を有する。TSPがデータ
保存用に用いられる第1のメモリ位置に設定されると、マイクロコントローラ4
6は、ステップ96に示すように、所定時間だけ遅れる。本発明の好ましい実施
形態において、ステップ96における遅れ時間は、10分である。
0にて、ユニット時間カウンタの下半分を表す第1の時間カウントレジスタTC
R0を一定量だけ増分させる(インクリメントする)。TCR0レジスタが増分
されると、マイクロコントローラ46は、ステップ102に示すように、TCR
0レジスタが最大カウント値を越えたか否かを決定して、ゼロにサイクルを戻す
。TCR0が最大カウント値を超えてゼロに戻ると、マイクロコントローラ46
は、ステップ104にて、ユニット時間カウンタの上半分を表す第2の時間カウ
ントレジスタTCR1を一定量だけ増分させる。TCR0及びTCR1の対のレ
ジスタは、組み合わせにより、1個の16ビットユニット時間カウンタを表すか
ら、レジスタの対は、標準的な態様で増分されて、バイナリ数(二進数)の増分
を表す。
は、ステップ106にて、目パッチ12が患者に取り付けられているか否かを決
定する。マイクロコントローラ46は、センサ42の状態をモニタリングするこ
とによって、この決定を実行する。本発明の好ましい実施形態において、センサ
42は、ON状態とOFF状態との間で作動可能な接触感応性スイッチであり、
マイクロコントローラ46は、センサ42がON又はOFFのいずれにあるかを
決定する。センサ42の状態が変化しない場合には、マイクロコントローラ46
は、再び、ステップ96にて遅れを実行し、上述のようにレジスタを増分させる
ステップを実行し始める。この態様において、MCLRリセット信号はマイクロ
コントローラ46によって検知されるので、マイクロコントローラ46は、遅れ
96の数のカウントに基づいたタイムフレームを設定する。
の所定位置におかれていることを決定すると、マイクロコントローラ46は、ス
テップ108にて、時間セーブポインタ(TSP)によりそのときアドレス指定
されているメモリ位置に、第1の時間カウントレジスタTCR0をコピーする。
TSPによりアドレス指定されたメモリ位置は8ビットレジスタであるから、T
SPは、ステップ110にて増分されて、ユニット時間カウンタの第2の半体(
TCR1)は、ステップ112にて、TSPによりアドレス指定された次の8ビ
ットレジスタに保存される。この態様において、8ビットTCR0及び8ビット
TCR1の両者からなる完全なユニット時間カウンタは、連続する8ビットレジ
スタに保存される。ゆえに、目パッチ12が患者の所定位置におかれた時間は、
連続してアドレス指定されたメモリ位置にて、マイクロコントローラ46に保存
される。これらのメモリ位置に保存された値は、MCLRリセット信号がマイク
ロコントローラ46によって検知されたことにより発生した遅れ96の数を表す
。時間カウントレジスタTCR0及びTCR1がマイクロコントローラ46内の
メモリ位置に保存された後、TSPはステップ114にて次の未使用のメモリ位
置に増分される。
プ116にて、パッチオンカウンタをクリアする。パッチオンカウンタをクリア
すると、マイクロコントローラ46は、ステップ118に示すように、特定の時
間だけ遅れる。遅れ96で説明したように、遅れ118は、本発明の好ましい実
施形態において10分である。遅れ118の後、マイクロコントローラ46は、
ステップ120にて、パッチオンカウンタを増分させる。パッチオンカウンタを
増分した後、マイクロコントローラ46は、ステップ122にて、第1の時間カ
ウントレジスタTCR0を増分させる。TCR0レジスタが増分した後、マイク
ロコントローラ46は、ステップ124にて、TCR0レジスタが最大カウント
値を超えてゼロに戻ったか否かを決定する。TCR0レジスタがゼロであれば、
マイクロコントローラ46は、ステップ126にて、第2の時間カウントレジス
タTCR1を増分させる。目パッチ12が取りつけられているかいないかにかか
わらず、時間カウントレジスタTCR0及びTCR1の増分を繰り返すことによ
って、マイクロコントローラ46は、目パッチ12が最初に作動した時に関する
時刻表(タイムライン)を発生する。
6は、再び、目パッチ12が取りつけられているかいないかを決定する。センサ
42の状態が変化しない場合、すなわち目パッチ12が取りつけられたままであ
ることを示す場合には、マイクロコントローラ46は、ステップ118にて再び
遅れ、上述したようにレジスタを増分する工程を実行し始める。この態様におい
て、マイクロコントローラ46は、センサ42の状態変化の間の遅れインターバ
ルの数(ステップ118)をカウントする。
ーに位置づけられた後で取り外されたことを示す。目パッチ12が患者から取り
外されると、ステップ130に示すように、マイクロコントローラ46は、パッ
チオンカウンタをTSPの対応するメモリ位置にコピーする。パッチオンカウン
タは、目パッチがユーザーの所定位置に置かれたことによって発生する遅れ時間
の数を示す。例えば、パッチオンカウンタが4個であるときは、目パッチ12が
4個の10分間のインターバルすなわち40分間だけ置かれていたことを示す。
パッチオンカウンタは8ビットレジスタであるから、パッチオンカウンタが最大
カウント255に達し得る。これは、目パッチ12が約42時間置かれていたこ
とを示す。パッチオンカウンタがそのときのTSPに対応するレジスタに保存さ
れた後、TSPはステップ132にて増分される。
、ステップ134にて、TSPがマイクロコントローラ46内の最後のメモリ位
置よりも小さいか又は等しいかを決定する。TSPが最後のメモリ位置よりも大
きい場合には、マイクロコントローラは、そのメモリがいっぱいであると決定し
、センサ42のモニタリングを中止し、SLEEP状態136に入る。TSPが最後 のメモリ位置にないときは、マイクロコントローラは、再び遅れステップ96に
戻り、目パッチ12が患者から外されている時間をモニタする。
患者に装着された時刻及び装着されている時間を決定するために翻訳することが
できるデータを保存する。特に、マイクロコントローラ46は、時間カウントレ
ジスタTCR0及びTCR1をTSPによってアドレス指定されたメモリ位置に
保存することによって、目パッチ12がユーザの所定位置におかれた時を記録す
る。目パッチ12がユーザーの所定位置に置かれた後、マイクロコントローラ4
6は、目パッチがユーザーの所定位置に置かれた時刻とユーザーから外された時
刻との間に生じる10分の遅れ(ステップ118)の数をカウントする。次いで
、パッチオンカウンタは、目パッチ12が患者に以前に取りつけられた時刻が保
存されている位置の次のメモリ位置に保存される。パッチオンカウンタがメモリ
に保存された後、マイクロコントローラ46の次の2個のメモリ位置は、目パッ
チ12が再びユーザーに取りつけられた時刻に対するユニット時間カウンタ値を
含む。この態様において、目パッチ12が患者に取りつけられている時間は、メ
モリ位置を順番に翻訳することによって決定することができる。なぜなら、メモ
リ位置は、目パッチ12が患者に取りつけられた時刻及び目パッチ12が患者の
所定位置に置かれていた時間の情報を含むからである。
されていることを決定すると、マイクロコントローラ46は、メモリ位置から保
存されているデータをコンピュータ34にダウンロードする。保存されている情
報をダウンロードする第1のステップは、ステップ138にて、データアウトピ
ンをクリアすることである。図4に戻ると、データアウトピンは、マイクロコン
トローラ46上のGP0ピン56に対応する。データアウトピンがクリアされる
と、マイクロコントローラ46は、ステップ140にて、GP2ピン64に対応
するデータストローブピンをクリアする。データアウトピン及びデータストロー
ブピンの両者がクリアされると、マイクロコントローラ46は、ステップ142
にて、これらのピンのそれぞれを作動させる。データアウトピン及びデータスト
ローブピンが作動することで、時間セーブポインタ(TSP)は、ステップ14
4にて、データを保存するために用いられた第1のメモリ位置に設定される。次
いで、マイクロコントローラ46は、TSPがマイクロコントローラ46内で可
能な最後のメモリ位置よりも小さいか又は等しいかを決定する。TSPが最後の
メモリ位置よりも小さいか又は等しい場合には、ステップ146にて決定された
ように、マイクロコントローラ46は、ステップ148にて、TSPによってア
ドレス指定されたメモリ位置をコンピュータ34に転送する。メモリ位置が転送
された後、TSPは、ステップ150にて増分され、マイクロコントローラ46
は、再び、TSPが最後のメモリ位置よりも小さいか又は等しいかを決定する。
TSPが最後のメモリ位置に到達すると、マイクロコントローラ46は、ステッ
プ90によって示すように、SLEEPモードに入る。この態様において、マイクロ コントローラ46は、マイクロコントローラ46メモリ内に含まれている多数の
8ビットレジスタ内に保存されている完全なデータをアウトプットすることがで
きる。図示する本発明の実施形態において、8ビットレジスタ内に保存されてい
るデータは、目パッチ12がユーザーの所定位置に置かれた時刻及び目パッチ1
2が患者に置かれていた時間である。この態様において、目パッチ12の完全な
履歴の使用は、マイクロコントローラ46から検索することができる。
トプットするものとして記載されているが、本発明の眼帯10は、眼帯の状態を
モニタすることが重要である種々の機能を実行するように変更することができる
。眼帯10と一緒に用いられるセンサ42のタイプを変えることによって、ユー
ザーは、眼帯10を既述されたような種々の機能を実行するように変更すること
ができる。
、変形例及び改変例は、本発明の範囲に含まれる。
。
切り取った断面図である。
を示す詳細な回路ダイアグラムである。
Claims (29)
- 【請求項1】 眼帯であって、 患者に接触状態に位置決め可能なパッドと、 上記パッド内に含まれるマイクロコントローラと、 上記マイクロコントローラに結合されていて、上記マイクロコントローラに上
記パッドの状態に関連する信号を与えるセンサと、を備え、 上記マイクロコントローラは、上記センサからの上記信号に関する情報を記録
する、ことを特徴とする眼帯。 - 【請求項2】 請求項1に記載の眼帯であって、前記センサは、上限及び下
限を有する信号を発生する、ことを特徴とする眼帯。 - 【請求項3】 請求項1に記載の眼帯であって、前記センサは、前記パッド
が第1の状態にあるときに第1の信号を発生し、上記パッドが第2の状態にある
ときに第2の信号を発生する、ことを特徴とする眼帯。 - 【請求項4】 請求項3に記載の眼帯であって、さらに、前記マイクロコン
トローラに結合されていて、時間信号を発生するタイマーを備える、ことを特徴
とする眼帯。 - 【請求項5】 請求項4に記載の眼帯であって、前記マイクロコントローラ
は、前記第1の信号及び前記第2の信号の間で前記センサからの信号が切り替わ
るときの時間を記録する、ことを特徴とする眼帯。 - 【請求項6】 請求項3に記載の眼帯であって、前記センサは、粘着ストリ
ップと患者との間に位置づけられるべき接触感応性センサである、ことを特徴と
する眼帯。 - 【請求項7】 請求項1に記載の眼帯であって、さらに、前記マイクロコン
トローラに結合されているインジケータを備え、前記マイクロコントローラが前
記センサからの信号に基づいて上記インジケータを作動させることができる、こ
とを特徴とする眼帯。 - 【請求項8】 請求項1に記載の眼帯であって、さらに、前記パッド内に含
まれる前記マイクロコントローラとの外部接続を可能とする前記パッド内に形成
されたデータ転送ポートを備える、ことを特徴とする眼帯。 - 【請求項9】 請求項1に記載の眼帯であって、前記パッドは、ほぼ不透明
であることを特徴とする眼帯。 - 【請求項10】 請求項1に記載の眼帯であって、さらに、前記マイクロコ
ントローラに連結されていて、前記パッドに含まれている電源を備える、ことを
特徴とする眼帯。 - 【請求項11】 遮断治療において用いられる目パッチであって、 パッドと、 上記パッドに含まれていて、情報を保存可能なメモリを有するマイクロコント
ローラと、 患者の目の領域に上記目パッチを取りつける手段と、 上記マイクロコントローラに結合されていて、上記マイクロコントローラに信
号を与えるセンサと、を備え、 上記センサからの信号は、患者に上記目パッチが取りつけられたか否かを示し
、 上記マイクロコントローラは、上記センサからの信号に関する情報を上記メモ
リ内に記録する、ことを特徴とする目パッチ。 - 【請求項12】 請求項11に記載の目パッチであって、さらに、前記マイ
クロコントローラに連結されていて、前記パッド内に含まれている電源を備える
ことを特徴とする目パッチ。 - 【請求項13】 請求項11に記載の目パッチであって、さらに、前記マイ
クロコントローラとの外部接続を可能とする前記パッド内に形成されたデータ転
送ポートを備え、上記データ転送ポートを介して情報が前記マイクロコントロー
ラに転出入可能であることを特徴とする目パッチ。 - 【請求項14】 請求項11に記載の目パッチであって、前記患者にパッド
を取りつける手段は、少なくとも1本の粘着ストリップであることを特徴とする
目パッチ。 - 【請求項15】 請求項11に記載の目パッチであって、前記センサは、前
記患者にパッドを取りつける手段と患者との間に位置づけられた接触感応性セン
サであり、前記目パッチが患者に接触する際に第1の信号を発生し、前記目パッ
チが患者から外されたときに第2の信号を発生する、ことを特徴とする目パッチ
。 - 【請求項16】 請求項15に記載の目パッチであって、さらに、前記マイ
クロコントローラに結合されたタイマーを備え、目パッチが患者に接触する時を
前記マイクロコントローラが記録するように、前記センサからの信号が前記第1
の信号及び前記第2の信号の間で切り替わる時を記録する、ことを特徴とする目
パッチ。 - 【請求項17】 請求項16に記載の目パッチであって、前記タイマーは、
前記パッド内に含まれていて且つ前記マイクロコントローラの外部にある発振器
であることを特徴とする目パッチ。 - 【請求項18】 請求項11に記載の目パッチであって、さらに、 前面及び背面を有し、上記前面に前記パッドが取りつけられている保護シール
ドと、 患者に接触するように上記シールドの背面に取りつけられたクッション部材と
、 を備えることを特徴とする目パッチ。 - 【請求項19】 遮断治療に用いる目パッチであって、 パッドと、 上記パッド内に含まれていて、情報を保存可能なメモリを有するプログラム可
能なマイクロコントローラと、 患者の目の領域全体にパッドを取りつける手段と、 上記マイクロコントローラに連結されていて上記パッド内に含まれている電源
と、 上記マイクロコントローラに結合されていて、上記目パッチが患者と接触する
ときに第1の信号を発生し、上記目パッチが患者から外れたときに第2の信号を
発生するセンサと、 上記パッド内に形成されていてて、上記マイクロコントローラとの外部連結を
可能とし、情報を上記マイクロコントローラに転出入することができるデータ転
送ポートと、 上記パッド内に含まれていて、上記マイクロコントローラに結合されていて、
時間に依存する信号を発生するタイマーと、を備え、 上記マイクロコントローラは、上記タイマーによって発生した時間信号に対応
する患者に上記目パッチが接触した時を記録するように、上記第1の信号と上記
第2の信号との間で上記センサからの信号が切り替わる時を記録することを特徴
とする目パッチ。 - 【請求項20】 請求項19に記載の目パッチであって、さらに、 前面及び背面を有し、上記前面に前記パッドが取りつけられている保護シール
ドと、 上記シールドの背面に取りつけられていて、患者に接触するようになされてい
るクッション部材と、 を備えることを特徴とする目パッチ。 - 【請求項21】 眼帯を装着している患者をモニタリングする方法であって
、 眼帯内にマイクロコントローラを位置づけて、 所望の位置にて、患者に眼帯を固着させ、 上記マイクロコントローラにセンサを取りつけ、 上記センサが患者及び眼帯の状態に基づく信号を発生するように、上記センサ
を位置づけ、 上記センサによって発生する信号をモニタリングし、 上記センサによって発生する信号からの所望の情報を上記マイクロコントロー
ラ内のメモリに記録する、 ことを特徴とする方法。 - 【請求項22】 請求項21に記載の方法であって、さらに、タイマーが眼
帯が患者に固着される時を決定するための基準を形成するように、患者に眼帯を
最初に固着する際に、タイマーを作動させる、ことを特徴とする方法。 - 【請求項23】 請求項21に記載の方法であって、さらに、前記マイクロ
コントローラに保存された記録情報を読み出すことができるように、上記マイク
ロコントローラのメモリから記録情報を外部のコンピュータにダウンロードする
、ことを特徴とする方法。 - 【請求項24】 請求項21に記載の方法であって、さらに、前記マイクロ
コントローラに電力を供給する電源を眼帯内に位置づけることを特徴とする方法
。 - 【請求項25】 目パッチを装着している患者のコンプライアンスを決定す
る方法であって、 上記目パッチ内にマイクロコントローラを位置づけて、 所望の位置にて、患者に上記目パッチを固着し、 上記マイクロコントローラにセンサを取りつけ、 上記センサが、上記目パッチが患者に接触するときに第1の信号を発生し、上
記目パッチが患者に接触していないときに第2の信号を発生するように、上記セ
ンサを患者と上記目パッチとの間に位置づけて、 上記センサにより発生する信号をモニタリングし、 上記第1の信号及び上記第2の信号の間で、上記センサからの信号が変化する
時を決定し、 上記センサからの信号が変化する時を上記マイクロコントローラ内のメモリに
記録する、 ことを特徴とする方法。 - 【請求項26】 請求項25に記載の方法であって、さらに、タイマーが目
パッチが患者に接触する時を決定する基準を形成するように、患者に目パッチを
最初に固着するときに、タイマーを作動させることを特徴とする方法。 - 【請求項27】 請求項25に記載の方法であって、さらに、上記マイクロ
コントローラ内に保存されている記録情報を読み出すことができるように、外部
のコンピュータに上記マイクロコントローラのメモリからの記録情報をダウンロ
ードすることを特徴とする方法。 - 【請求項28】 請求項25の方法であって、さらに、前記マイクロコント
ローラ及び前記センサに電力を供給する電源を目パッチ内に位置づけることを特
徴とする方法。 - 【請求項29】 請求項25に記載の方法であって、前記センサを取りつけ
る際には、接触感応性センサを取りつけることを特徴とする方法。
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