JP2001518022A - 眼用レンズの研磨仕上げ方法及び装置 - Google Patents

眼用レンズの研磨仕上げ方法及び装置

Info

Publication number
JP2001518022A
JP2001518022A JP53874399A JP53874399A JP2001518022A JP 2001518022 A JP2001518022 A JP 2001518022A JP 53874399 A JP53874399 A JP 53874399A JP 53874399 A JP53874399 A JP 53874399A JP 2001518022 A JP2001518022 A JP 2001518022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
membrane
tool head
polishing
finishing
ophthalmic lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP53874399A
Other languages
English (en)
Inventor
サボワ,マルク,ワイ.
Original Assignee
マイクロ オプティクス デザイン コーポレーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マイクロ オプティクス デザイン コーポレーション filed Critical マイクロ オプティクス デザイン コーポレーション
Publication of JP2001518022A publication Critical patent/JP2001518022A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B13/00Machines or devices designed for grinding or polishing optical surfaces on lenses or surfaces of similar shape on other work; Accessories therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B13/00Machines or devices designed for grinding or polishing optical surfaces on lenses or surfaces of similar shape on other work; Accessories therefor
    • B24B13/02Machines or devices designed for grinding or polishing optical surfaces on lenses or surfaces of similar shape on other work; Accessories therefor by means of tools with abrading surfaces corresponding in shape with the lenses to be made
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B37/00Lapping machines or devices; Accessories
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B41/00Component parts such as frames, beds, carriages, headstocks
    • B24B41/04Headstocks; Working-spindles; Features relating thereto

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、眼用レンズの研磨仕上げを行う改良された方法、ラップ仕上げツールヘッド及びこの方法を実施する眼用レンズの研磨仕上げ装置に関する。この装置は、ラップ仕上げツールヘッドと、ラップ仕上げツールヘッドのラップ仕上げ部分を覆う可撓性膜と、ラップ仕上げツールヘッド上に研磨スラリを供給するポンプ及びノズルとを備えている。新規方法は、ラップ仕上げツールヘッドに振動を与え、そしてラップ仕上げツールヘッド及びレンズ上に研磨仕上げスラリをポンピングしながらラップ仕上げツールヘッドのラップ仕上げ部分にレンズ表面を接触させる通常の工程を含む。改良は、膜とレンズ表面との間に研磨仕上げスラリが流れるように膜に振動を与えるため膜を周期的に波状に動かす付加的な工程を含むことから成る。ラップ仕上げスラリはこの方法で仕上げられるレンズの品質を改善するためレンズの全表面にわたって有効に動かされる。

Description

【発明の詳細な説明】 眼用レンズの研磨仕上げ方法及び装置 技術分野 本発明は、眼用レンズの研磨仕上げに関するものであり、一層特に本発明は、 力学的に形成できるラップ仕上げ膜を備えたラップ仕上げツールを用いて眼用レ ンズを研磨仕上げする方法及び装置に関する。 臂景技術 眼用レンズを研磨仕上げする装置に関して光学工業の分野において要求される 主要な点は、レンズ表面の曲率を変えることなくレンズの表面仕上げを改善する 能力である。理想的には、レンズの研磨仕上げ作業は、予め決められた曲率を完 全に維持しながらレンズの小さな瑕又は加工跡を取除くことに限定される。ラッ プ仕上げツールヘッドのラップ仕上げ膜におけるあらゆる制御されない圧力点又 はラップ仕上げ膜上の任意の位置における研磨仕上げスラリの消耗があると、研 磨仕上げ作業でレンズのある領域における材料を多少取除くようにさせ得、それ によりそのレンズの予め決められた曲率を変えたり光学的欠陥を生じさせること が認められる。 従来、多くの形式のレンズ研磨仕上げ装置が開発され、種々の成功度で使用さ れてきた。これらの装置は二つの広義のグループに属するものと考えられる。第 1のグループは、レンズの曲率に適合するようにレンズの表面に接触する際変形 し得る弾性又は可撓性ラップ仕上げ膜を備えたラップ仕上げツールを利用してい る。この第1のグループに属する装置の例は、下記の米国特許に開示されている 。 Hans S.Hirschhornの米国特許第3,589,071号、1971年6月29日発行 Dennis R.Pettiboneの米国特許第5,205,083号、1993年4月27日発行 Michael D.James等の米国特許第5,662,518号、1977年9月2日発行 従來技術の第2の形式のレンズ研磨仕上げ装置はレンズ研磨仕上げ膜上に圧力 勾配を付加する多数のプランジャを用いている。これらの装置は、大型の望遠鏡 の研磨仕上げ用に設計されるが、これは本発明に関連する装置の形式である。こ れらの装置の例は、下記の米国特許に開示されている。 Erich Heynacherの米国特許第4,606,151号、1986年8月19日発行 Erich Heynacherの米国特許第4,802,309号、1989年2月7日発行 Erich Heynacher等の米国特許第4,850,152号、1989年7月25日発行 後者の例には、研磨仕上げ膜の種々の領域に種々の圧力を付加する多数のア クチュエータを備えた研磨仕上げ装置が開示されている。種々の圧力は、レンズ 表面における種々の部位において除去されることになる材料の利用に応じて調整 され、それにより研磨仕上げ作業は比較的迅速に行われる。これらの装置は優れ た効果をもたらししかも光学表面の研磨仕上げにおいて非常な進歩である途考え られる。 しかしながら、これらの装置は、レンズ研磨仕上げ作業に通常レンズ表面のあ る領成における研磨仕上げスラリの蓄積または消耗が伴い、これらの領域が幾分 研磨仕上げされ得ると言う事実に向けられてない。これは眼用レンズの光学欠陥 の極めて普通の原因ではあるが、従来技 術において、研磨仕上げ膜とレンズ表面との間の研磨仕上げスラリの動きを制御 することに関しての解決法を提案している装置はない。 発明の開示 そこで、本発明においては、眼用レンズの新しい研磨仕上げ方法が提供される 。また眼用レンズの形状に合わせて膜と研磨仕上げすべき眼用レンズとの間で研 磨仕上げスラリを動かすようにするラップ仕上げツールヘッドが提供される。 広義には、本発明の一つの特徴によれば、ラップ仕上げツールヘッドと、この ラップ仕上げツールヘッドのラップ仕上げ部分を覆う可撓性膜と、ラップ仕上げ ツールヘッド上に研磨仕上げスラリをポンピングするポンプ及びノズル手段とを 備えた装置を用いて眼用レンズの表面を研磨仕上げする改良された方法が提供さ れる。 この新しい方法は、ラップ仕上げツールヘッドに振動を与え、そしてラップ仕上 げツールヘッド及びレンズ上に研磨仕上げスラリをポンピングしながらラップ仕 上げツールヘッドのラップ仕上げ部分にレンズ表面を接触させる通常の工程を含 んでいる。改良点は膜とレンズ表面との間に研磨仕上げスラリが流れるように膜 に振動を与えるため膜を周期的に波状に動かす付加的な工程を有することにある 。 この新しい方法の生な利点は、このプロセスで仕上げたレンズの品質を改善す るためにレンズの全表面にわたってラップ仕上げスラリが有効に動かされること にある。 本発明の別の特徴においては、この新しい方法はまた、一対の直角軸線に沿っ て膜を形成し、そして研磨仕上げされるレンズのベース及びクロス曲線にそれぞ れ同様でありかつそれらの曲線と整列した上記直角軸線に沿って膜のプロファイ ルを画定する工程も含んでいる。膜 のこの形成により、ラップ膜のラップ仕上げ部分に任意の圧力点又は緩和セクタ ーを付加することなしに、ラップ仕上げ作業を一様に実施するのが保証される。 本発明の別の特徴においては、眼用レンズを仕上げるラップ仕上げツールヘッ ドが提供される。ラップ仕上げツールヘッドは、レンズ仕上げ装置に固定するた めの取付け手段及びこのベースプレートに装着した多数の空気取付け部材を備え たベースプレートを有している。ベースプレートにはマニホールドが取付けられ 、このマニホールドは空気回路を備え、各空気回路は空気取付け部材の一つと連 通している。マニホールドには多数の空気シリンダが取付けられ、平行に整列し たシリンダの円形アレイを画定し、各空気シリンダは空気回路のそれぞれ一つに 対して密封連通して接続されている。堅固なシールドは全てのシリンダを取囲み 、そしてマニホールドプレートに対向した各シリンダの鍔端部を個々に包囲して いる。 円形アレイの中心領域においてシールドに不動に取付けられた細長いスリーブ がシリンダと整列して設けられ、また可撓性膜はシリンダ及びシールドを覆って いる。膜のステムは膜からスリーブ内にのび、そしてスリーブ内に固定される。 各シリンダの伸長可能な端部は膜を整形するため可撓性膜に対して可動である。 空気取付け部材がそれぞれの空気圧源に接続するようにされると、シリンダは、 眼用レンズの曲率に応じて膜を整形するために個々に制御できる。膜が眼用レン ズと接触すると、膜の中央部分は、膜とレンズの表面との間の選択した圧力で眼 用レンズに対して膜を位置決めする基準接触点として使用できる。 本発明の別の特徴によれば、ラップ仕上げツールヘッドにおけるシ リンダのアレイはスリーブのまわりに内側及び外側同心円を備えている。従って 、各円内のシリンダが別個に周期的に作動される時、膜は、レンズの表面上にラ ップ仕上げスラリを有利に動かすため、円形波状に動かされる。 本発明のさらに別の特徴によれば、シリンダのアレイはツールヘッドの四つの 直径上相対したセグメントに分割でき、そして各対の対向したセグメントにおけ るシリンダは、レンズの表面上でラップ仕上げスラリを動かす目的で膜に枚射状 波を発生させるためにグループで作動できる。 本発明のさらに別の特徴によれば、シリンダのアレイは二つの同心円を備えて いる。各シリンダは伸長可能な端部を備え、外側円内のシリンダの伸長可能な端 部にはD字型のパッドが取付けられ、パッドの短いセグメントは円形アレイの周 囲に沿ってのび、そして各パッドは、円形アレイの周囲と整列される軸線に沿っ てそれぞれの伸長可能な端部上で回動する。 内側円内のシリンダにおける伸長可能な端部には吸引カップ型のキャップが装 着される。吸引カップ型のキャップは真空源と共に内側円内のシリンダに随意に 接続される。従って、外側円内のシリンダが圧力源に接続され、そして内側円内 のシリンダ及び吸引カップ型のキャップが真空源に接続されると、シリンダのこ のアレイは、最絡レンズ曲率に応じて膜を整形するために使用できる。 本発明のなお別の特徴は、シリンダのアレイが、通常の眼用レンズブランクで 決められた面積に対して実質的に小さいコンパクトな構造であることにある。シ リンダのアレイは、例えば既存のレンズ仕上げ装置に後付けするため、普通のサ イズでしかも従米のレンズラップ仕 上げ装置に適応できるツールヘッドに取付けることができ、それによりラップ仕 上げツールヘッドを光学工業に経済的に利用できるようになる。 図面の簡単な説明 図面を通して同じ部分を同じ番号で示す添付図面には本発明の一実施の形態を 示す。 図1は、本発明の好ましい実施の形態によるレンズ仕上げ装置を簡単化して示 し、さらに簡明にするため装置は通常の駆動モータ、制御装置、キャビネット及 びこの形式の機械に共通する他の装置なしで示されている。 図2は、眼用レンズを支持ブロックに装着して示す側面図である。 図3は、レンズ仕上げ装置に設けられたラップ仕上げツールヘッドの拡大図で ある。 図4は、レンズ仕上げ装置の内側の仕上げ部の部分斜視図である。 図5は、レンズ仕上げ部の部分側面図である。 図6は、カバー膜を切り開いて示すレンズ仕上げ部のラップ仕上げツールヘッ ドの拡大斜視図である。 図7は、カバー膜を外したラップ仕上げツールヘッドの拡大斜視図である。 図8は、カバー膜を外したラップ仕上げツールヘッドの平面図である。 図9は、図8の線9−9に沿ったラップ仕上げツールヘッドの断面図である。 図10は、ラップ仕上げツールヘッドの基部に取付けられるマニホールドプレート の平面図である。 図11は、ラップ仕上げツールヘッドと組合せて使用される空気回路 線図である。図12は、眼用レンズ上におけるラップ仕上げツールヘッドの理想径 路を示す概略図である。 図13は、直径上相対したセクターで作動できる際の種々の圧力ゾーンを示すラ ップ仕上げツールヘッドの概略平面図である。 図14は、同心円において作動できる際の種々の圧力ゾーンを示すラップ仕上げ ツールヘッドの概略平面図である。 発明を実施するための最良の形態 本発明は多くの異なった形態で実施できるが、ここでは本発明による装置の特 殊な実施の形態及び装置の使用方法について図面に示し詳細に説明し、この説明 は本発明の原理の例として考えられ、本発明は例示し説明する実施の形態に限定 されないことが理解される。 まず、図1、図2及び図3を参照すると、これらの図面にはそれぞれ、眼用レ ンズを仕上げる新しい方法を実施する本発明の好ましい実施例による装置の簡単 化下斜視図、支持ブロックに装着した典型的な眼用レンズ及び装置に設けられた ラップ仕上げツールヘッドが示されている。しかしながら、この装置について詳 細に説明する前に、図1の線図をより明瞭に理解できるようにするために、ある 概念的情報が思い起こされるべきであると考える。ここで参照する眼用レンズの 仕上げは、レンズの表面の最絡曲率が機械加工プロセスで決められそして仕上げ 作業中に変えてはならない超精密レンズ形成装置における眼用レンズの製造にお ける随意に選択できる工程に関連する。眼用レンズの仕上げは、最高の品質のレ ンズを製作するために、レンズの表面から目に見えない又はほとんど目に見えな い加工欠陥を取除くように随意に選択して実施される軽いラップ仕上げ作業であ る。レンズの仕上げは、レンズに随意選択できる最終透明樹脂被覆を施す前に実 施さ れる。 上記によれば、そのような仕上げ作業中に、レンズの表面から正確で制御でき る仕方で材料を除去して、予定の結果を得るようにすることが重要であることが 認められる。すなわち、基本的には本発明の好ましい実施の形態による装置及び 方法の生要な目的である。 好ましい実施の形態による装置は、洗浄部20と、仕上げ部22と、レンズブロッ ク28を取付けた眼用レンズ26を設置部(図示していない)から洗浄部20へ、洗浄 部20から仕上げ部22へ、また仕上げ部22から洗浄部及び作業者がレンズ26を装置 から外すことのできる設置部(図示していない)へ移送するロボットマニュプレー タ24とを結合して構成される。設置部(図示していない)は洗浄部に結合され、 そしてレンズ26及びレンズブロック28は最初に、装置を操作する者が洗浄部20内 に設置することが認められる。 ロボットピッカー(マニュプレータ)24は、レンズブロック28と係合しそれを 保持する把持組立体40と、この把持組立体40をそれぞれ矢印42'、44'で示すよう に横方向及び長手方向に動かす一対の第1、第2リニアアクチュエータ及びスラ イド組立体42、44とを備えている。ロボットピッカー24は、好ましくは、レンズ ブロック28を掴んだり放したりするため上下方向にも動くことができる。レンズ 26は好ましくは、洗浄部及びレンズ設置部(図示していない)の部の一方のチャ ックにおける対応した指示(図示していない)に合わせて基準スロット50を手で 合わせることによって洗浄部又はレンズ設置部(図示していない)に挿置される。 図1に戻って、洗浄部20は、レンズブロック28を保持する第1真空チャック60 (図3における80と同様なもの)を備えている。第1 真空チャック60は、洗浄サイクル中レンズ26が回転できるように回転アクチュエ ータ62のアーバに装着されている。また洗浄容器64は第1構造体66に装着され、 この第1構造体66は第3リニアアクチュエータ及びスライド組立体68によって回 転アクチュエータ62に対して上下方向に作動される。第1真空チャック60には、 スプラッシュガードプレート70が可動に取付けられ、そして洗浄容器64の内側に はスプレイノズル72が装着されている。洗浄サイクル中、洗浄容器64はスプラッ シュガードプレート70に対して上昇して、レンズ26、レンズブロック28及びスプ レイノズル72を完全に包囲する。そしてレンズ26を数回転させながら、レンズに 対して水又は水と洗剤との混合液が噴霧される。洗浄サイクルが完了すると、レ ンズ26はロボットピッカー24によって研磨仕上げ部22に移される。 研磨仕上げ部22は、研磨仕上げサイクル中、レンズ26を保持する第2真空チャ ック80を備えている。第2真空チャック80はラップ仕上げツールヘッド82上に装 着され、研磨仕上げすべきレンズ26の表面がラップ仕上げツールヘッド82の頂部 に対面して下向きに指向される。 第2真空チャック80は、図面には簡潔にするため一部分のみを示す第2の構造 体に装着されている。この第2の構造体は第4、第5、第6リニアアクチュエー タ及びスライド組立体84、86、88を備えている。これらのリニアアクチュエータ 及びスライド組立体84、86、88は、対応した矢印84'、86'、88'で示す三つの直 交する方向に第2真空チャック80を動かすように作動できる。第2真空チャック 80をこのように動かすことは、レンズの幾何学的中心をラップ仕上げツールヘッ ド82の垂直中性線と一致するように最初に位置決めするために、又は例 えばレンズのプリズム角にを適応させるようにラップ仕上げツールヘッド82の中 性線に対して公称オフセット距離を最初に位置決めするために有利である。また 好ましくは、レンズが局部的に過多又は過少に研磨仕上げされるのを避けるため に、研磨仕上げサイクル中、ラップ仕上げツールヘッド82の中性線に対して矢印 84'、86'で示す前後及び左右の方向にレンズ26は連続して動かされる。 第2真空チャック80及びラップ仕上げツールヘッド82は、好ましくは密封可能 な包囲体100内に装着される。この包囲体100は好ましくはガラス窓102を備え、 また洗浄容器64は好ましくは透明材料から成り、作業者が装置の傍らに立って両 方の作業を監視できるようにしている。 ラップ仕上げスラリの連続した流れは、図3に符合104で示すように一つ以上 のスラリノズルによってラップ仕上げツールヘッド82及びレンズ26上にポンプで 供給される。 装置のラップ仕上げツールヘッド82は、例えばJohn R.Boltonの米国特許第5 ,175,961号、1993年1月5日発行に開示されている形式の機構によって円形振動 形態で作動される。 回転力はプーリ106を介して機構に加えられる。 特に、図3を参照すると、第2真空チャック80及びラップ仕上げツールヘッド 82は拡大して示されている。第2真空チャック80は一部分のみ示されている。こ の部分例示は図面かを簡潔にするために用いられている。しかしながら、第2真 空チャック80は第1真空チャック60と共に真空で作動され、符号110で示すもの のような導管によって真空源及び適当な制御弁に接続される。 好ましい実施の形態による装置においては、第2真空チャック80 はジンバル112に装着され、ジンバル112は第6リニアアクチュエータ88に取付け られた垂直ブレース114に装着されている。この好ましい取付けは図4及び図5 に明瞭に示されている。 ジンバル112は第1C形部材116を備え、この第1C形部材116は、垂直ブレー ス114における第1軸受(図示していない)を通る関節部材の第1軸線118に沿っ て中心で回動される。第2C形部材120の端部は、第1軸線118に垂直な関節部材 の第2軸線122に沿って第1C形部材116の端部にそれぞれ接続されている。 第2C形部材120は、図5に示すように上側に平坦な表面124を備えている。こ の平坦な表面124は、第2真空チャック80における支持ブロック28の挿入中又は 第2真空チャック80から支持ブロック28を外す際に、ジンバル112を指向させ安 定化させるため、ステー部材126と選択的に接触するために有利に用いられる。 好ましい装置においては、ステー部材126は、リニアアクチュエータ128の伸長ロ ッドに装着された端部の平坦な円形部材である。 図3に戻って、ラップ仕上げツールヘッド82は好ましくは、それの活性(動作 )部分を完全に包囲する布ハット(帽子)130で覆われている。 布ハット130は、ツールヘッドの拡張部分の下側の弾性バンド132によってツー ルヘッドの回りに保持されている。布ハット130の繊維材料は、ラップ仕上げス ラリの吸収及び保持に関して良好な特性及び良好な耐久性を持つように選択され る。布ハット130を製造するのに使用する好ましい形式の繊維材料は、商品名Wea rforce“F”でDuPont社から市販されている。DuPont、E.I.DuPont de Nemour s and]Companyは世界中に支社をもち、本社は米国の1000 Market Street, Wilmington,DE,19898に在る。 好ましい実施の形態の装置の動作中、レンズ26がラップ仕上げツールヘッド82 に対して保持され、そしてレンズの周辺に沿って研磨スラリがポンプで供給され ると、例えばレンズの周囲領域に比べてレンズ26の中心領域にはスラリが豊富に 循環されないことが認められる。 知られているように、スラリは液相、通常、水と、微細な研磨粒子から成るな 固相、通常、典型的には粒径5ミクロン以下の酸化アルミニウム粒子とを含んで いる。液相の働きは研磨仕上げすべき全領域にわたつて研磨粒子を運びかつレン ズからプラスチック又はガラスの研磨された粒子を洗い落とすことにある。しか しながら、レンズが完全にラップ仕上げツールヘッドに接触すると、スラリはレ ンズの全表面にわたって一様に分散されなくなることが認められる。この不都合 により、ラップ仕上げツールヘッド82を覆っている布ハット130の磨耗が一様で なくなり得る。レンズの全表面におけるスラリの一様でない分散はまたレンズの 一様でない研磨仕上りを生じさせることになり得る。 これらの研磨仕上げの欠陥を避けるために、好ましい実施の形態のラップ仕上 げツールヘッド82は、図3及び図6に示すように湾曲膜134、及びレンズ26の曲 率に合わせて膜を整形しかつ吸収布ハット130と膜134とレンズ26の全表面との間 の一様な圧力分布を維持するため膜の下側に装着された多数の空気シリンダ136 を備えている。膜134は好ましくは、空気シリンダ136と組合さつた装置及び機構 をスラリが悪化させるのを阻止するため水不浸透性の可撓性材料から成る。 好ましい実施の形態によるラップ仕上げツールヘッド82の空気シリンダ136は 、膜134とレンズ26との間でラップ仕上げスラリを動か すため、膜134を周期的に波状に動かす付加的な機能を果たす。 次に図6〜図11を一緒に参照して、好ましい実施の形態による装置のラップ仕 上げツールヘッド82について詳細に説明する。ラップ仕上げツールヘッド82は中 央スリーブ138の回りに円形又は六角形アレイに配列した18個の空気シリンダ136 を備えている。円形まは六角形アレイの直径は好ましくは標準のレンズプランク の直径より僅かに小さい。空気シリンダ136のアレイは二つの同心円を備え、外 側円は12個の外側プランジャ140を備え、一方、内側円は6個の内側プランジャ1 42を備えている。 ラップ仕上げツールヘッド82の一形態では、各空気シリンダ136は単一作用、 ばね復帰、鍔取付け形であり、各空気シリンダ136のストロークの長さは、ラッ プ仕上げツールヘッド82の全調整範囲にわたって中間ストローク領域で作動する ように選択される。これに関して、好ましい実施の形態による装置のラップ仕上 げツールヘッド82の膜134の曲率は好ましくは、約マイナス6ディオプトリーの 僅かに凹面形から平面形状そして約16ディオプトリーの凸面まで調整できる。各 外側プランジャ140のロッド端部にはD形のパッド144が設けられ、円形アレイの 周辺部に沿って短いセグメントで円弧を画定している。各D形のパッド144は、 上記の短いセグメントに沿ってのびるピン146(図9)におけるロッド端部に対し て回動支持されている。パッド144のこの形態は、膜134をそれの全表面にわたっ てそして特にそれの周辺部に沿って働かせるために有利である。 内側プランジャ142のロッド端部は好ましくは真空式カップ状キャップ148を備 えている。これらキャップ148の形状は、これらのプランジャの空気シリンダ136 が外方へ作動される時、膜の下側における 圧力分布を一様にするために有利である。これらの真空式カップ状キャップ148 の形状はまた、真空を随意に選択して加えるために、そして後で説明するように 下側の仕上げスラリを動かすために膜を波状に動かす又は例えば膜を平坦な形状 に整形するための相応した引く力を膜に加えるために有利である。 この後者の場合、内側プランジャ142を作動する空気シリンダ136は、好ましく は、真空供給口と連通した中空ロッドを備え、そして単一作用ばね伸長形のもの てある。またキャップ148を装着した内側プランジャ142は真空源にも接続でき、 一方それらのそれぞれのシリンダ136は加圧空気源に接続されることが認められ る。この形態において、各シリンダは真空ポートと圧力ポートとを備え、真空ポ ートは中空プランジャロッドに接続され、圧力ポートはそのロッドの外側のピス トンに接続されている。しかしながら、この形態は空気圧システムにおける当業 者には普通のことであるので、例示してなく、本明細書にかんがみて当掌者には 明らかである。 中央スリーブ138は外側プランジャ140及び内側プランジャ142に対して固定さ れる。それの長手方向軸線は空気シリンダ136の軸線と整列して平行にのびてい る。スリーブ138はラップ仕上げツールヘッド82の中性線を画定している。中央 スリーブ138の内寸は膜134の内側の中央領域からのびるステム150を吏けかつ保 持するようにされている。ステム150はスリーブ138の内側にしっかりと保持でき 、仕上げるべき表面に合わせて膜を整形するための基準点を形成している。ステ ム150は好ましくは膜134自体に関しては弾性ゴムから成り、膜134の一体部分ヒ して成形又は接合される。ステム150の近傍の膜の部分はレンズリに対して位置 し、それにより、好ましくはレンズ表面 に接触して維持される固定ベースを構成し、この固定ベースにより膜は仕上げる べきレンズの曲率に整合するように整形され得る。またステム150の近傍の膜の 部分は、圧力測定装置を用いて第6リニアアクチュエータ88の動きを制御する場 合に仕上げるべきレンズに対してラップ仕上げツールヘッド82を動かすための基 準点も構成する。これに関して、第6リニアアクチュエータ88は好ましくは、調 整可能な高精度圧力調整器(図示していない)に接続される空気リニアアクチュ エータ(図示していない)を備えている。この空気装置はステム150と関連して 、レンズ仕上げ装置の作業者がラップ仕上げツールヘッド82と仕上げるべきレン ズとの間の基本圧力を正確に設定できるようにする。 次に、特に図7、図9及び図10を参照すると、各シリンダ136のポート付き端 部152はマニホールドプレート154に着座され、そしてマニホールドプレート154 におけるそれぞれの空洞内に密封されている。マニホールドプレート154及び空 気シリンダ136は堅固なシールド155によって包囲されている。シールド155はま たマニホールドプレート154に相対して各空気シリンダの鍔端部を包囲し、これ らのシリンダ136を空間的に離してかつ平行に整列して保持する。スリーブ138は またシールド155に取付けられ、シリンダ136に対して平行にのびている。シール ド155の外側表面には一つ以上のスロット158が設けられ、膜134の内側の一つ以 上の同様なリブ(図示していない)と整合しそして膜を指標し保持するようにし ている。 マニホールドプレート154は一つ以上のシリンダ136を六つの穴158の一つに接 続する六つの回路溝156を備え、これらの穴158はラップ仕上げツールヘッド82の ベースプレート162からのびた六つの圧 力供給結合部材160に連通している。ベースプレート162は図示したように角穴を 通してボルトによって振動機構のアーバに装着可能である。六つの回路溝156は 二つ以上のシリンダ136を接続して、中央ステム150と共にラップ仕上げツールヘ ッド82の七つの圧力領域を形成している。各圧力領域は図8、図13及び図14に示 すようにA〜Gの符号で示されている。 圧力供給結合部材160の各々はソレノイド作動式空気弁164に接続され、ソレノ イド作動式空気弁164は加圧空気供給マニホールド166に接続されている。加圧空 気供給マニホールド166の供給ポートには正確な比例圧力調整器168が設けられて いる。各シリンダ136の加圧は一度に一つのソレノイド作動式空気弁164を作動し て圧力調整器168の圧力設定を変えることによって行われる。圧力調整器168はコ ンピュータ制御式高速応答形のものであり、全六つの線の閉塞及び加圧は非常に 短時間、実際に数秒で行われる。各シリンダ136の圧力は好ましくは、ラップ仕 上げツールヘッド82の全動作期間中繰返し調整される。内側プランジャ142が真 空のもとで用いられる場合には、これらのプランジャのキャップ148又は内側プ ランジャ142とキャップ148との両方においてこれらプランジャの圧力設定を制御 するために同様な回路(図示していない)が用いられる。 図10を参照すると、第7回路溝170及び第7穴172がマニホールドプレート154 に示されている。この回路溝はまた圧力供給結合部材160及び加圧空気供給マニ ホールド166並びに調整器168に接続されている。第7回路溝170は、図9に示す ようにラップ仕上げツールヘッド82の中央領域を介してアクセス穴174に接続さ れている。膜134は、例えば図6及び図9に示すように、溝176においてシールド 155のま わりに密封される。加圧空気が導管174に流れると、この圧力はラップ仕上げツ ールヘッド82の内側及び膜134の下側に伝達され、膜を膨らませる。膜の内側の 僅かに正の圧力はこの場合、各プランジャ140又は142における局部圧力集中領域 を低減するために有利である。同様に、回路溝170を真空にして例えば膜134を極 端に湾曲させることもできることが認められる。 次に、図12を参照すると、この図面の領域Aの三つの表示はねレンズの研磨仕 上げ中におけるラップ仕上げツールヘッド82の中央領域の動きを表している。領 域Aだけが示されているが、レンズ26の表面に対するラップ仕上げツールヘッド 82の全体の動きを表すように示されている。振動の直径及び速度は好ましくは調 整できる。直径約75mmのレンズを練磨し上げする場合、好ましい実施の形態の装 置における満足な直径の設定は約10〜約20であり、好ましい速度は、約300〜600 サイクル/分である。 ラップ仕上げツールヘッド82の動作をさらに良く理解するために、以下図13を 参照して説明する。この図面には、ラップ仕上げツールヘッド82及びステム150 とプランジャ140、142とで画定した第7領域を平面図で示す。これらの領域の形 状は、図面に示すように一つ以上の領域を四つのセクターに画定するようにグル ープ化できるようにされる。セクター180、182は相対しかつ対称である。セクタ ー184、186は相対しかつ対称であり、そしてセクター180、182に直角に配置され ている。 セクター180、182は例えばヘッド上の仕上げすべきレンズのクロス湾曲の軸線 (クロス湾曲軸線と記載する)188に沿って配置される。同様に、セクター184、 186はベース湾曲軸線190に沿って配置される。 クロス湾曲軸線188の一側の全ての領域はこの軸線の他側の領域に対して対称に 位置決めされることが認められる。同様に、ベース湾曲軸線190の一側の領域の 位置はこの軸線の他側の領域に対して対称である。従って、ラップ仕上げツール ヘッド82における各領域は、ラップ仕上げツールヘッド82の両直交軸線188、190 に対してその領域の共通面に対する四路対称配列で位置決めされる。ラップ仕上 げツールヘッド82における圧領域のこの形態の利点は以下の説明から明らかとな る。 セクター180、182で画定された圧力領域の圧力設定は、研磨仕上げすべき予定 のレンズのクロス湾曲の形状に応じて調整できる。同様に、セクター184、186で 画定された圧力領域の圧力設定は、研磨仕上げすべき予定のレンズのベース湾曲 の形状に応じて調整できる。2対の相対したセクターに沿って圧力勾配を生じさ せる能力は、レンズ26の両基本的曲率に従ってラップ仕上げツールヘッド82の膜 134における直角プロファイルを整形するために有効であることが立証され、そ れにより、レンズ表面を一様に仕上げることができる。 好ましい実施の形態のラップ仕上げツールヘッド82の別の重要な特徴は、図14 に示され、そしてラップ仕上げツールヘッド82における圧力領域の対称配列に直 接関係している。ラップ仕上げツールヘッド82の18個の空気シリンダ136はね四 つの対称セクター180、182、184、186を形成する場合について上記で説明したよ うに、七つの領域に配列される。七つの領域は三つの同心円又は三つの同心六角 形を形成するように構成される。しかしながら、説明さを簡潔に維持するために 、同心円について説明する。第1円192は固定ステム150を備えた単一領域Aを有 している。第2円194は二つの領域、すなわちそれ ぞれ四つ及び二つの空気シリンダ136を備えたB及びEを有している。第3円196 は四つの領域、すなわちそれぞれ二つのシリンダ、四つのシリンダ、四つのシリ ンダ及び二つのシリンダを備えたC、D、F、Gを有している。領域B〜Gの各 々における各シリンダ136は同じ領域の別のシリンダに対して直径上対称に対向 している。 各円194、196に沿った全ての空気シリンダにおける圧力又は円194内のプラン ジャ142における真空設定は、それらの予定の設定値に対して周期的に昇降され 、膜134を制御された位置に順応させそして膜をレンズ26の表面に対して波状に 動かさせる。円形アレイ194、196は、レンズ26の中心に向って公称量の研磨スラ リを供給し又はレンズ26の中心領域からレンズの周辺領域に向ってスラリを追い 出すように、別々にかつ順に作動し得る。膜134のこの制御された波状の動き及 びそれによって生じるポンピング作用はレンズの表面全体に対する研磨スラリの 一定供給を維持するのに有効である。 各円に含まれる領域はラップ仕上げツールヘッドの形状に対して直径上対称で ありしかも各領域は特定の時間の間作動され得るので、膜134の波状の動きの間 におけるラップ仕上げツールヘッドの研磨仕上げ効果は、レンズの全面にわたっ て一様な仕上げ作用を保証するように制御できる。 脈動円形波による膜の波状の動きによって生じるはく同期ポンピング作用は、 膜の曲率が最大値に近い場合にはある使用者にとつて好ましい。しかしながらレ ンズの曲率が平坦に近い場合には、各対のセクター180−182及び184-186におけ る圧力勾配は交互に変えられ膜134に脈動半径波を発生させそして膜134を掃引の ような仕方で波状に動かしてレンズの全表面上に研磨スラリを分散させるように できる。 膜が円形波モードで周期的に波状に動かされるか又は半径波モードで周期的に 波状に動かされるかにより、研磨仕上げ作用の効率は相当に高められることがわ かった。膜の脈動する波状の動きは好ましくは、各シリンダの予定の圧力設定に 重ねられることが認められる。従って、膜134のプログラムされた曲率は常に各 波の発生の前後及び各波の節で維持される。 上記の脈動作用がレンズ仕上げ作業を大いに改善することは知られているが、 レンズ仕上げ作業に精通し者には、上記した脈動作用が必ずしもラップ仕上スラ リの層を更新するのにツールヘッドラップ仕上げツールヘッドからレンズを周期 的に上昇させる必要性を完全になくすことができないことが認識されよう。 好ましい実施の形態による装置の使用及び動作の一層精巧な仕方に関しては、上 記の説明から明らかであり、従って使用及び動作の仕方に関してさらには説明し ない。 本発明の一つの実施の形態について添付図面に例示し説明してきたが、当業者 に認められるように、本発明の精神及び範囲から逸脱することなしに種々の変更 、代りの構成および等価のものが使用できる。従って、上記の説明及び例示は請 求の範囲で定義される発明の範囲を限定するものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ラップ仕上げツールヘッドと、このラップ仕上げツールヘッドのラップ仕上 げ部分を覆う可撓性膜と、ラップ仕上げツールヘッド上に研磨仕上げスラリをポ ンピングするポンプ及びノズル手段とを備えた装置を用いて眼用レンズの表面を 研磨仕上げする改良された方法において、 ラップ仕上げツールヘッドに振動を与え、そしてラップ仕上げツールヘッド及 びレンズ上に研磨仕上げスラリをポンピングしながらラップ仕上げツールヘッド のラップ仕上げ部分にレンズ表面を接触させる通常の工程を含み、 膜とレンズ表面との間に研磨仕上げスラリが流れるように膜に振動を与えるた め膜を周期的に波状に動かす付加的な工程を含む ことを特徴とする眼用レンズの研磨仕上げ方法。 2.ラップ仕上げツールヘッドが円形であり、そして膜に振動を与えるため膜を 周期的に波状に動かす付加的な工程が膜に半径波を与える工程からなっているこ とを特徴とする請求の範囲1に記載の眼用レンズの研磨仕上げ方法。 3.ラップ仕上げツールヘッドが円形であり、そして膜に振動を与えるため膜を 周期的に波状に動かす付加的な工程が膜に円形波を与える工程からなっているこ とを特徴とする請求の範囲1に記載の眼用レンズの研磨仕上げ方法。 4.ラップ仕上げツールヘッドが中性軸線を備え、そしてさらにこの中性軸線に 対して前後左右に眼用レンズを動かす工程を含むことを特徴とする請求の範囲1 に記載の眼用レンズの研磨仕上げ方法。 5.ラップ仕上げツールヘッドが中性軸線を備え、そしてさらにこの 中性軸線に対して垂直に一対の直角な軸線に沿って膜を整形し、そしてレンズの ベース及びクロス曲率にそれぞれ同様なプロファイルを上記軸線に沿って膜に形 成する工程を含むことを特徴とする請求の範囲1に記載の眼用レンズの研磨仕上 げ方法。 6.上記膜のプロファイルが各波の前後及び各波の節において維持されることを 特徴とする請求の範囲5に記載の眼用レンズの研磨仕上げ方法。 7.膜を整形する工程が、ラップ仕上げツールヘッドに対して膜を同じに押した り引いたりする工程を含むことを特徴とする請求の範囲5に記載の眼用レンズの 研磨仕上げ方法。 8.膜を整形する工程が、膜を僅かに膨らませる工程を含むことを特徴とする請 求の範囲5に記載の眼用レンズの研磨仕上げ方法。 9.膜に振動を与えるため膜を周期的に波状に動かす付加的な工程が膜の一部を 眼用レンズの表面に接触させて維持し続ける工程からなっていることを特徴とす る請求の範囲5に記載の眼用レンズの研磨仕上げ方法。 10.レンズ仕上げ装置に固定するための取付け手段及びこのベースプレートに装 着した多数の空気取付け部材を備えたベースプレートと; ベースプレートに取付けられ、空気回路を備え、各空気回路が空気取付け部材 の一つと連通しているマニホールドと; マニホールドプレートに取付けられ、平行に整列したシリンダの円形アレイを 画定し、各空気シリンダが空気回路のそれぞれ一つに対して密封連通して接続さ れている多数の空気シリンダと; 全てのシリンダを取囲み、そしてマニホールドプレートに対向した各シリンダ の鍔端部を個々に包囲しているシールドと; 円形アレイの中心領域においてシールドに不動に取付けられ、シリンダと整列 して設けられたた細長いスリーブと; シリンダ及びシールドを覆い、スリーブ内にのびるステムを備え、そしてスリ ーブ内に固定される可撓性膜と; とを有し、 各シリンダの伸長可能な端部が膜を整形するため可撓性膜に対して可動であり ; 空気取付け部材がそれぞれの空気圧源に接続するようにされると、シリンダが 、眼用レンズの曲率に応じて膜を整形するために個々に制御でき、また膜が眼用 レンズと接触すると、膜の中央部分が、膜とレンズの表面との間の選択した圧力 で眼用レンズに対して膜を位置決めする基準接触点として使用できる ことを特徴とする眼用レンズを仕上げるラップ仕上げツールヘッド。 11.シリンダのアレイがスリーブのまわりに内側及び外側同心円を備えているこ とを特徴とする請求の範囲10に記載の眼用レンズを仕上げるラップ仕上げツール ヘッド。 12.マニホールドプレートにおける空気回路が膜を膨らませるため膜の内側に連 通している一つの回路を備えていることを特徴とする請求の範囲10に記載の眼用 レンズを仕上げるラップ仕上げツールヘッド。 13.シリンダのアレイが二対の対向セグメントに分割され、また空気回路が各対 における空気シリンダに共通に接続されることを特徴とする請求の範囲10に記載 の眼用レンズを仕上げるラップ仕上げツールヘッド。 14.空気回路が各円における空気シリンダに共通に接続されることを特徴とする 請求の範囲13に記載の眼用レンズを仕上げるラップ仕上 げツールヘッド。 15.外側円内のシリンダにおける伸長可能な端部に各々D形のパッドが装着され 、D形のパッドの短いセグメントが円形アレイの周囲に沿ってのび、またD形の パッドが円形アレイと整列した軸線に沿って伸長可能な端部に回動支持されてい ることを特徴とする請求の範囲10に記載の眼用レンズを仕上げるラップ仕上げツ ールヘッド。 16.内側円内のシリンダにおける伸長可能な端部に吸引カップ形キャップが装着 されていることを特徴とする請求の範囲10に記載の眼用レンズを仕上げるラップ 仕上げツールヘッド。 17.ラップ仕上げツールヘッドと、ラップ仕上げツールヘッドに振動を与える手 段と、ラップ仕上げツールヘッドに接触させてかつ振動に対して眼用レンズを保 持する手段と、ラップ仕上げツールヘッドにラップ仕上げスラリを供給する手段 とを備えたレンズ研磨仕上げ部を有し; ラップ仕上げツールヘッドが、可撓性膜及び膜の下側に装着され膜を肩期的に波 状に動かす手段を備え; ラップ仕上げツールヘッドが眼用レンズの表面を横切って振動するようにされ る時、ラップ仕上げスラリが膜上に供給するようにされる時及び膜が周期的に波 状に動かされる時、ラップ仕上げスラリが膜とレンズの表面との間で動くことが できる ことを特徴とする眼用レンズの研磨仕上げ装置。 18.膜を周期的に波状に動かす手段が膜に半径波を形成する手段からなっている ことを特徴とする請求の範囲17に記載の眼用レンズの研磨仕上げ装置。 19.膜を周期的に波状に動かす手段が膜に円形波を形成する手段から なっていることを特徴とする請求の範囲17に記載の眼用レンズの研磨仕上げ装置 。 20.膜を周期的に波状に動かす手段が一対の垂直軸線に沿って膜を整形する手段 からなっていることを特徴とする請求の範囲17に記載の眼用レンズの研磨仕上げ 装置。
JP53874399A 1998-01-30 1999-01-28 眼用レンズの研磨仕上げ方法及び装置 Pending JP2001518022A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CA2228323 1998-01-30
CA2,228,323 1998-01-30
CA2,260,484 1999-01-27
CA002260484A CA2260484C (en) 1998-01-30 1999-01-27 Method and apparatus for polishing ophthalmic lenses
PCT/CA1999/000066 WO1999038650A1 (en) 1998-01-30 1999-01-28 Method and apparatus for polishing ophthalmic lenses

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001518022A true JP2001518022A (ja) 2001-10-09

Family

ID=25680009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53874399A Pending JP2001518022A (ja) 1998-01-30 1999-01-28 眼用レンズの研磨仕上げ方法及び装置

Country Status (11)

Country Link
EP (1) EP0971810B1 (ja)
JP (1) JP2001518022A (ja)
KR (1) KR20010005800A (ja)
CN (1) CN1262639A (ja)
AT (1) ATE210000T1 (ja)
AU (1) AU2147099A (ja)
CA (1) CA2260484C (ja)
DE (1) DE69900529T2 (ja)
ES (1) ES2171323T3 (ja)
PT (1) PT971810E (ja)
WO (1) WO1999038650A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009522117A (ja) * 2005-12-30 2009-06-11 エシロール アンテルナショナル コムパニー ジェネラル ドプテイク 前面に対し垂直移動する摺動手段を備えた研摩機

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE502005000312D1 (de) 2004-10-29 2007-02-22 Schneider Gmbh & Co Kg Polierwerkzeug mit mehreren Druckzonen
DE102007060467A1 (de) * 2007-12-14 2009-06-18 Carl Zeiss Vision Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum Reinigen einer optischen Linse
DE102010035526A1 (de) 2010-08-25 2012-03-01 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Feinbearbeitungsmembran und -werkzeug
CN102794689B (zh) * 2012-07-30 2014-09-17 中国人民解放军国防科学技术大学 电磁驱动型主动应力盘
CN108890509A (zh) * 2018-07-25 2018-11-27 浙江工业大学 光催化钴基合金加工平台及加工方法
CN108857841B (zh) * 2018-07-25 2023-09-29 浙江工业大学 一种可调整光源的光化学加工平台及其加工方法
DE102018216615A1 (de) * 2018-09-17 2020-03-19 Aktiebolaget Skf Verfahren zum Bearbeiten einer Oberfläche eines Metallgegenstands
CN112676925B (zh) * 2020-12-29 2022-11-11 襄阳华中科技大学先进制造工程研究院 航空发动机叶片磨抛方法、装置、设备及存储介质

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5205083A (en) * 1991-10-24 1993-04-27 Pettibone Dennis R Method and apparatus for polishing optical lenses
US5662518A (en) * 1996-05-03 1997-09-02 Coburn Optical Industries, Inc. Pneumatically assisted unidirectional conformal tool

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009522117A (ja) * 2005-12-30 2009-06-11 エシロール アンテルナショナル コムパニー ジェネラル ドプテイク 前面に対し垂直移動する摺動手段を備えた研摩機

Also Published As

Publication number Publication date
PT971810E (pt) 2002-05-31
CA2260484C (en) 2003-04-15
KR20010005800A (ko) 2001-01-15
EP0971810A1 (en) 2000-01-19
AU2147099A (en) 1999-08-16
CA2260484A1 (en) 1999-07-30
ATE210000T1 (de) 2001-12-15
EP0971810B1 (en) 2001-12-05
CN1262639A (zh) 2000-08-09
DE69900529T2 (de) 2002-08-01
DE69900529D1 (de) 2002-01-17
WO1999038650A1 (en) 1999-08-05
ES2171323T3 (es) 2002-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100666664B1 (ko) 폴리싱장치
US5651724A (en) Method and apparatus for polishing workpiece
KR100581708B1 (ko) 연마 방법 및 연마 장치
US4768308A (en) Universal lens polishing tool, polishing apparatus and method of polishing
KR100525652B1 (ko) 폴리싱 장치
US10493597B2 (en) Method for shaping a workpiece
JP2001518022A (ja) 眼用レンズの研磨仕上げ方法及び装置
JPH08186089A (ja) ポリッシング装置
US20070087670A1 (en) Polishing method
US6110017A (en) Method and apparatus for polishing ophthalmic lenses
US3889426A (en) Optical lens generating machine having an air rotatable spherical bearing workpiece holder
US2916857A (en) Lens surfacing machines
JP4319725B2 (ja) 石英ガラス円筒体の内面研磨装置
US20020102925A1 (en) Surface polishing method and apparatus
JP2012213821A (ja) 眼鏡レンズの製造方法
CN111571444A (zh) 研磨垫修整装置
GB2582639A (en) Shaping apparatus, method and tool
CN216327222U (zh) 一种光学镜片凹面精加工装置
JP2003039305A (ja) 研磨装置
JP2002210647A (ja) 光学レンズの平滑処理方法およびこれを用いた光学レンズの製造方法、光学レンズの平滑処理装置
US946571A (en) Process for grinding bifocal lenses and other spherical surfaces.
US1431194A (en) Apparatus for grinding spherical surfaces
JPH1177520A (ja) 研磨方法及び研磨装置
JPH03221362A (ja) トーリック面研磨装置
JPH11207599A (ja) 非球面研磨工具