JP2001516622A - 内部に真空を組み込んだ吸引針装置およびそれを用いるアダプタ - Google Patents

内部に真空を組み込んだ吸引針装置およびそれを用いるアダプタ

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JP2001516622A
JP2001516622A JP2000511538A JP2000511538A JP2001516622A JP 2001516622 A JP2001516622 A JP 2001516622A JP 2000511538 A JP2000511538 A JP 2000511538A JP 2000511538 A JP2000511538 A JP 2000511538A JP 2001516622 A JP2001516622 A JP 2001516622A
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ミア エイ イムラン
バーバー サイド
ディーパック ガンディー
アミ ケイ メータ
ラッセル スプライアー
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    • A61B10/0283Pointed or sharp biopsy instruments with vacuum aspiration, e.g. caused by retractable plunger or by connected syringe

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Abstract

(57)【要約】 組織から細胞を回収するための吸引針装置は、大気圧以下の圧力に排気されて侵入自在な膜で密閉された囲われた排気空間を有する真空容器からなる。アダプタは、該真空容器を受け入れるための凹部を有する。アダプタには針が取り付けられ、該針は、細胞の試料を回収するための吸引針として機能する遠端と、該凹部に配置されて真空容器の膜に侵入して排気空間を針の流路に連結し大気以下の圧力を針の遠端に供給する近端を有する。アダプタに取り付けられたられたオン−オフ機構は、たわみ自在な手段および凹部に取り付けれられて該凹部内に配置されたたわみ自在な手段の力に抗した真空容器の移動によって作動する部材を含む。該オン−オフ機構は、また、部材に固定されて該部材を順次最後方あるいは休止位置と最前方あるいはラッチ止めされた位置に保持し、それによって、最前方あるいはラッチ止めされた位置では、針手段が膜に侵入して真空容器内の大気圧以下の圧力を針手段に供給し、また最後方あるいは休止位置では、該針手段が膜から離されて大気圧以下の圧力が針手段へ供給されないようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本出願は、1995年4月13日出願で現在は放棄された出願一連番号第08
/421064号の部分継続出願である1995年7月20日出願で現在は米国
特許第5653694号となっている出願一連番号第08/504928号の部
分継続出願である1996年4月12日出願の出願一連番号第08/63153
7号の部分継続出願である。
【0002】
【発明の属する技術分野】
従来、微細針を用いた吸引技術においては、吸引を行うために針に真空をあた
えることが必要である。通常、これは、注射針を用いて行われ、またある場合に
は、吸引法を行う医師の管理のもとで真空ポンプによって針に真空をあたえるこ
とも行われている。しかし、微細針を用いた吸引を行うための簡素化された装置
に対するニーズが存在する。
【0003】 本発明の一つの目的は、広くは、内部に内蔵式に真空を組み込んだ吸引針装置
およびそれとともの用いるアダプタを提供することである。
【0004】 本発明の他の一つの目的は、吸引針を真空容器と係合させるために利用するこ
とのできる取り外し自在なアダプタを提供することである。
【0005】 本発明の他の一つの目的は、上に述べた特性の装置および方法、ならびにそれ
らとともに用いるアダプタであって、針装置内部に容易に真空状態を確立しまた
その後に真空をなくすことができるアダプタを提供することである。
【0006】 本発明の他の一つの目的は、上に述べた特性の装置および方法、ならびにそれ
らとともに用いるアダプタであって、容易に真空状態を確立しまたなくすための
オン−オフ機構が配設されたアダプタを提供することである。
【0007】 本発明の他の一つの目的は、上に述べた特性の装置および方法、ならびにそれ
らとともに用いるアダプタであって、不注意にはずれることのないように真空容
器を受け入れて保持するように形成されたアダプタを提供することである。
【0008】 本発明の他の一つの目的は、上に述べた特性のアダプタであって、反復して使
用することのできるアダプタを提供することである。
【0009】 本発明の他の一つの目的は、上に述べた特性の吸引針装置であって、最初に真
空と連通しその後に真空をなくすための第一および第二の針が配設された装置を
提供することである。
【0010】 本発明の他の一つの目的は、上に述べた特性の吸引針装置であって、一本の針
のみを必要とする装置を提供することである。
【0011】 本発明の他の一つの目的は、上に述べた特性の吸引針装置および方法であって
、細胞試料を媒体とともに第二の真空容器を通じて針から吸い出すことのできる
装置および方法を提供することである。
【0012】 本発明の他の一つの目的は、上に述べた特性の吸引針装置および方法であって
、細胞試料を媒体とともに第二の真空容器に入れて分析のために研究室へ送り出
すことのできる装置および方法を提供することである。
【0013】 本発明の他の目的ならびに特徴は、添付の図面を参照して行う好ましい実施形
態の詳細な説明から明らかとなろう。
【0014】
【実施例】
図1は、本本発明の他の一実施形態を組み込みまたとくに図6−10に示して
以前に説明した吸引針装置221とは異なるオン−オフ機構を組み込んだパッケ
ージ型真空補助式吸引バイオプシー(生検)キット326を示す。該キット32
6は、また、吹き込み成形の透明なプラスチックで形成されたトレー329から
なるパッケージ328も含んでいる.該トレー329は、外側縁部を備え、それ に、内部に収められた吸引針装置327を殺菌するために内部に酸化エチレンを
浸透させることのできる適当なプラスチックで形成された平坦なシート332が
密閉状態で取り付けられており、内部に収められた吸引針装置327を殺菌でき
る構成となっている。該シート332は、また適当なレーベル表示に使用するこ
ともできる。
【0015】 該トレー329には、図示のような吸引針装置327を受け入れて内部に保持
することのできる空洞333が配設されている。該空洞333は、また、該吸引
針装置327を使用したいときには手のゆびで掴んでそこから取り出すいことが
できる構成となっている。以下で説明するように、該吸引針装置327とともに
使用する真空容器336を受け入れるための他の空洞334も配設されている。
該空洞334は、真空容器336を受け入れまた該真空容器336を取り出すと
きには手のゆびを容易に入れることができるように形成されている。
【0016】 該吸引針装置327は、多くの点で第16−20図に示す吸引針装置221と
類似している。該吸引針装置327は、327は、以前に説明した種類の23ゲ
ージのステンレススチールの針342からなり、内部の針は、尖った遠端342
と透明な本体344内に閉じ込められた近端343を有する。該本体344には
、以前に本体226に関して説明したと同じ種類のチャンバーが配設されている
。該本体344には、その近端に、円筒状アダプタ351を取り外し自在に摩擦
ばめして受け入れることのできる円筒状の突起347を受け入れる構成のルア型
取り付け具346が配設されている。該本体344には、また、円筒状突起35
6も配設されており、該突起は、その上に、適当な透明の弾性材料で形成されて
図示のように針341を覆って該針の尖端342と誤って係合するのを防ぐ円筒
状のスリーブ357を摩擦で保持している。突起347と取り付け具346の間
の摩擦ばめによって、これら二つの部品の間は気密状の密閉される。
【0017】 とくに図2に示されるように、アダプタ351は、プラスチックなどの適当な
材料で形成された円形のディスク361の形状に構成され、テーパのついた該突
起347は、ディスク361の中央に配置されてその片側から伸びている。円筒
状のボス362も、やはりディスク361の中央に配置されてその反対側から伸
びている。該ディスク361には、外側に環状のくぼみ363が配設され、円筒
状のスリーブ366の一端を受けまた超音波などの適当な手段によってスリーブ
366の環状のくぼみ367内に固定される。該円筒状スリーブ366は、内部
がその縦方向に伸びるぼ円筒状の中ぐり368となっており、また内部にはフラ
ンジ370を有する円筒状の挿入具369が載置されており、該フランジは、ス
リーブ366の近端に密閉状に取り付けられている。該挿入具369は、プラス
チックなどの適当な材料で形成され、内部には、図21に示す真空容器336と
同じ種類の真空容器372を受け入れる開かれた中ぐり371が、正確に寸法を
合わせて形成されている。該真空容器372と真空容器336は、通常、円筒状
で取り外し自在なねじ山の付いたキャップ374を備えており、該キャップ37
4には、その中の穴376を通じてアクセスして破ることのできる膜375が付
いている。該キャップ374の外側の円筒状表面は、滑らかであり、中ぐり36
8に対して0.001”ないし0.002”の比較的小さい公差を示す寸法とさ
れる。これによって得られるキャップ374と挿入具369の間の摩擦係合のた
めに、真空容器372は、アダプタ351が挿入されているときに不用意に落下
する危険が十分に防がれ、しかも以下に述べる操作時に真空容器372とアダプ
タ351が縦方向あるいは軸方向に容易に移動することが可能となる。
【0018】 アダプタ351のディスク361には、針377が取り付けられている。該針
377は、23−ゲージのステンレススチールの中空の針とすることができ、そ
の遠端378は、ディスク361内に埋め込まれて、図2に示すように突起34
7を通って伸びている。尖った尖端379の形をした近端は、アダプタ・ディス
ク361の反対側から伸びている。以前の実施形態と同様に、尖端379は、す
でに空気が抜かれて大気圧以下の圧力とされている真空容器334内部に配設さ
れた閉じられた空間にアクセスできるように、突き刺し自在の膜375を突き刺
すことのできる構成とされる。
【0019】 円筒状のスリーブ366内部には、オン−オフ機構381が配設され、真空容
器372と係合する構成とされ、以前に説明したオン−オフ機構261とほぼお
なじ型のものであって、真空容器372を解放すると、該真空容器372が円筒
状スリーブ366内で休止状態からラッチされた位置すなわち「オン」位置へと
内側へ移動し、また該真空容器372がラッチされた位置からさらに内側へ移動
して解放すると、休止位置すなわち「オフ」位置へと戻る該真空容器372の移
動によって作動するクリック・オン、クリック・オフ機構として形成されている
。図1−9に示す本発明のこの実施形態のオン−オフ機構381の詳細は、多く
の点で以前に説明したオン−オフ機構261と異なっているが、作動の基本原理
は同じである。
【0020】 該オン−オフ機構381は、円筒状スリーブ366、円筒状の固定ラチェット
382、回転ラチェット383、および渦巻きコイルスプリング384を含む。
該渦巻きコイルスプリング384は、ボス362に摩擦固定され、そこから近端
方向へ伸びている。該オン−オフ機構381に関して、円筒状スリーブ366に
は、その内表面の遠端の半分には、互いに隔てて配置されて縦方向内側に伸びる
複数のリブ構造391が配設されている。図の実施形態の場合には、該リブ構造
391は、周方向に互いに隔てて配置され,6つのリブ構造が図示されている。
とくに図2および23に示されるように、該リブ構造391は、縦方向に中ぐり
393の中で伸びてスリーブ366の両端部とほぼ等距離のところにある棚部3
94で終わっている。該棚部394は、テーパの付いた中ぐり395によって形
成されている。図示の実施形態にあっては、中ぐり393内に6つの立ち上がっ
たリブ構造391が配設されてスプラインを形成している。立ち上がった各リブ
構造391は、互いに隔てられた第一および第二の平行な縦方向内側に伸びる側
リブ396および397およびその間の中間リブ398で構成されるが、該中間
リブ398は、リブ396および397より低いためにやはり縦方向に伸びる込
み凹部を形成している。該第一のリブ396は、凹部392からリブ398上に
配設された傾斜面402まで伸びる傾斜面401を備えている。リブ397の遠
端にも他の傾斜面493が配設されている。
【0021】 固定ラチェット382は、中ぐり383内に滑動自在に取り付けられ、内側に
伸びるリブ構造391と係合協働してその回転移動を妨げるが、その軸方向の滑
動は可能とする構成となっている。該固定ラチェット382は、プラスチックな
ど適当な材料で形成され、円筒状で内部に中ぐり407を有する壁406を備え
ており、該中ぐり407は、一端が中心に穴409の開いた端部壁408で閉じ
られており、以下に説明するように、アダプタ351のキャップまたはディスク
361に取り付けられた針376が、該穴409を通って伸びることのできる構
成となっている。該円筒状の壁406には、その外表面に複数の周方向に互いに
隔てられた縦方向に伸びて外側に向いた凹部411が配設されて、縦方向に伸び
るリブ412を形成しており、該リブ412は、互いに隔てられて、円筒状スリ
ーブ366上に配設された凹部392および398と係合している。該固定ラチ
ェット382には、複数の遠端方向に伸びる尖ったあるいは矢状の突起416が
配設され、その数は、12のリブ412に対応して同じく12となっている。該
尖った突起416は、円筒状壁496と一体に形成され、中ぐり407によって
画定される内表面と環状凹部417によって画定される外表面を有する。尖った
突起416は、小さな軸方向に伸びるスロット418によって分離されている。
各尖った突起416は、平行でまっすぐな表面421および422と尖端426
へと収斂する傾斜面423および424を備えている。傾斜面423は、例えば
60゜など適当な角度で傾斜しており、一方、傾斜面424は、45゜で傾斜し
ている。
【0022】 突起416は、回転式ラチェット383と係合する構成とされる。回転式ラチ
ェットは、円筒状の壁431で構成され、該円筒状壁431は、一端が凹んだ端
壁433で閉止されており、該端壁433は、そこから外側へ伸びるボス434
および穴436を有し、針376は、該穴436を通って伸びる構成となってい
る。複数の外側および縦方向に向かって伸びる突起437(その数は6)は、円
筒状壁431の外表面438上に周方向に互いに等しい間隔で隔てられている。
該突起437は、その各々が、互いに平行に隔てられてまっすぐで外表面438
に対して垂直な表面441および442を有し、該まっすぐな表面441および
442の近端の間には、ほぼ45゜の角度で傾斜面443が伸びている。該突起
437は、また、まっすぐな表面442からほぼ80゜の傾斜角で遠端方向に伸
びる傾斜面444を備えている。各突起437は、また、外側のまっすぐな表面
447に対して例えば60゜の適当な角度で内側へ伸びる表面446を備えてい
る。回転式ラチェット383の中ぐり434は、針396の尖った自由端378
を受ける構成となっている。
【0023】 該吸引針装置327の動作および使用方法は、すでに説明したものとほぼ同じ
であるが、オン−オフ機構381の動作が基本的に異なっている。上端カバー3
32をキット326から取り外し、吸引針装置327の円筒状スリーブ366を
掴んで、装置327をトレー329から取り外す。キャップ374と挿入部36
9は互いにきつくはまりあっているので、真空容器372が誤ってアダプタ35
1から落ちることは起こり得ない。その後は、スリーブ357を取り外して針3
41を露出することができる。試料を得るために、針341が以前に説明したよ
うにしてすでに腫瘍内に刺し込まれていると仮定する。装置を保持している医師
は、手の親指で真空容器372をスリーブ366内に押し込んで、休止位置で固
定ラチェット382と係合させ(図7参照)、また図7に示す休止位置から遠端
方向にさらに回転式ラチェットおよびスプリング384のたわむ力に抗して押し
込む(図27参照)。固定ラチェット382のこの遠端方向への移動によって、
該固定ラチェット382は、スリーブ357内に配設されている直立リブ構造3
91によって形成されるスプライン内を滑動自在に移動することになる。これに
よって、固定ラチェット382の45゜傾斜した表面424は、回転式ラチェッ
ト383の突起437の45゜の傾斜面443と係合する。固定ラチェット38
2が十分に遠端方向に移動して、表面424が図8に示すようにカム表面401
と位置合わせされるようになると、ただちに、該二つの表面401および424
は、傾斜面を形成し、突起437に配設されたこれと係合する傾斜面443は、
スプリング384の力のもとで滑り降りることができるようになり、その結果、
回転式ラチェット383が、図7で見て反時計方向に回転する。回転式ラチェッ
ト383のこの反時計回りの回転は、突起437の表面441がリブ397に配
設された表面に当たるまで続く。この地点で、該機構は、ラチェットあるいは高
い休止位置にあると考えられる(図9参照)。
【0024】 オン−オフ機構381のこの位置では、針377は、すでに真空容器372の
ゴムストッパーあるいは膜を通って進んでおり、すでに真空が針377にあたえ
られている。そして、針が休止位置にきても、針の近端は、まだ真空容器372
の真空チャンバー内にある。オン−オフ機構381は、針へ真空をあたえること
を終わらせたいときまでこの位置にとどまっている。針へ真空をあたえることを
終わらせるときがくると、医師が真空容器372を押し下げるだけで、真空容器
372が固定ラチェット382を遠端方向に付勢して、回転ラチェット382の
45゜の傾斜面443がリブ397の傾斜面403と位置合わせられるようにな
る。そこで、スプリング484の力が、回転式ラチェット383を近端方向にカ
ム式に移動させまた同時にそれを反時計回りに回転させる。この回転運動は、突
起437が直立リブ構造391の間の凹みと位置合わせされるようになるまでつ
づき、それによって、固定ラチェット383は、直立リブ構造391によって形
成されるスプラインの近端である最近位位置に達するまで、固定ラチェット38
2とともに近位方向に移動することができる。この最近位位置すなわち休止位置
では、針341は、すでに真空容器372から引き戻されており、針341への
真空の供給が中断されている。
【0025】 真空の中断時には、のぞむ試料は、すでに真空ビンあるいは容器372内に回
収されていると推定され、したがって、真空容器372は、取り外して、以前に
説明したように分析のために研究室へ送り届けることができる。他の試料を回収
することがのぞましい場合には、トレー329に配設された他の真空容器336
を利用し、それを円筒状スリーブ366内に挿入し、針へ真空をあたえまたあた
えることを終わらせる作業を制御するためにクリック・オン、クリック・オフ機
構381を同様な方法で操作すればよい。
【0026】 図10は、本発明を組み込んだ針装置の他の一実施形態を示すが、この針吸引
装置451は、図21−29に示す吸引針装置327ときわめて類似したもので
ある。この吸引針装置451は、針341で構成され、該針には、尖った遠端3
42が配設され、また該針は、本体344に取り付けられており、該本体は、隣
接する円錐形のチャンバー227および228ならびに円錐形のチャンバー22
8での細胞の回収を観察するためのレンズとして役立つ球形部b231を備えて
いる。本体344の近端には、公知の種類のルア型取り付け具346fが取り付
けられている。
【0027】 該吸引針装置451は、また、すでに説明したように突起347を備えたアダ
プタ351を含むものである。該アダプタ351は、中ぐり368を有しまた中
に円筒状の挿入具369が取り付けられた円筒状スリーブ366を含む。上に述
べた実施形態と同様に、該挿入具369の内部には真空容器372が滑動自在に
取り付けられている。該真空容器372は、透明なプラスチックのビン373か
らなり、該ビンには、キャップ374が配設され、該キャップ374は、円筒状
突起347内に伸びて該突起347を貫通する針377によって破られる膜37
5を有する。上に説明したと同じ種類のクリック・オン/クリック・オフ機構の
形をとるオン−オフ機構381が、配設されている。
【0028】 以上の説明から、吸引針装置451の構造は、上に説明したものとほぼ同じで
あり、突起347上に摩擦で保持されたハブ344の代わりに、近端および遠端
457および478を有する可撓性の細長い管状部材456が配設され、その遠
端458にはテーパが付けられて、ルア型取り付け具に対して気密状に嵌めるこ
とができるように構成されている点のみが異なることがわかろう。近端457に
は、突起347と気密状に摩擦ばめを形成するように構成されたルア型取り付け
具が配設されている。
【0029】 したがって、可撓性の管状部材3456を配設することによって、針341は
、その本体344とともに、真空容器372を取り付けたアダプタ351とは独
立に取り扱うことができることがわかろう。これによって、医師は、アダプタ3
51の配置とは独立に針341を配置することが可能となる。細胞の回収は、本
体344内の針341の近位で行われ、同様に、球形部分344によって構成さ
れる観察バルブも、針341の近端にすぐ隣接して配置される。図10に示す実
施形態にあっては、真空容器372を動かして真空状態を生成することだけが必
要となり、したがって、針377を膜に突き刺すことによって、真空状態が、針
377を通り、そこから可撓性の細長い部材456を通って、円錐形のチャンバ
ー227、228および針341の中にまで広がることになる。 したがって、針341は、円錐形のチャンバー227および228を有するバル
ブと相まって、細胞を傷つけあるいは途中に閉じ込めることなく回収することが
でき、同時に、撮像の目的で球形レンズが利用できることがわかろう。
【0030】 のぞむ場合には、該可撓性の管状部材456は取り外して、バルブ344を上
に述べたようにして直接突起347に取り付け、上に説明したように医師が片手
で操作できる単一のユニットを形成することも可能である。あるいは、医師がの
ぞむ場合には、アダプタ351と本体344の間に細長い管状部材456を再び
挿入して、アダプタ351の移動とは独立に針341を取り扱うことができるよ
うにすることもできる。
【0031】 以上の説明から、内部に真空または大気圧以下の状態を含む本質的に自動吸引
装置が提供されることが理解されよう。本発明の装置によって、チャンバーに回
収される試料を視覚で観察することが可能となり、したがって、十分な細胞の試
料が得られたことを容易に確認することができる。また、オン−オフ機構によっ
て、真空状態を容易に確立し、維持し、さらにこわすことができる。
【0032】 以上、本発明の装置を、触知し得る胸部の腫瘍との関連で説明したが、本発明
は、触知し得ない腫瘍からの細胞の回収ならびに他の組織の細胞の回収にも利用
できることは理解されよう。例えば、ガン状態が生じる前に、身体の組織から細
胞を回収して基本的な規準を設定しておくことも可能である。比較的針を利用す
れば、本発明の装置を用いて、例えば身体の肺臓、肝臓、すい臓、その他の器官
など触知不能な各種組織を分析することができる。その場合に必要なのは、比較
的長い針のみである。
【0033】 アダプタにオン−オフ機構を用いることによって、アダプタおよびそれ取り付
けられた針を、片手で操作し、一本のゆびを周期的に用いて手動のオン−オフ機
構を作動させ、それによって針に大気圧以下の圧力をあたえたり、あるいは針へ
の大気圧以下の圧力の供給を止めたりすることが容易となる。このオン−オフ機
構によって、装置は、使用者によりやさしくなり、細胞の試料により多くの細胞
を得ることが可能となり、さらに細胞の試料の中の細胞の質を高めることが可能
となる。このようなことが可能なのは、針のハブの中に細胞の試料が途中で閉じ
込められることがないためである。吸引作業の間に、ハブ内の試料を容易に視覚
的に観察することができる。針の内部は滑らかであり、尖った縁部はないので、
回収される細胞に外傷が生じるおそれは最小限に抑えられる。さらに、のぞむ場
合には、相互接続用可撓性の管を配設するだけで、回収チャンバーを備えた針と
視覚的観察手段をアダプタから分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 アダプタ内で異なるオン−オフ機構を利用する本発明の他の一実施形態を組み
込んだパッケージ化された装置の平面図。
【図2】 図1に示すアダプタの拡大分解図である。
【図3】 図2の線3−3に添った断面図である。
【図4】 図2の線4−4に添った断面図である。
【図5】 図2の線5−5に添った断面図である。
【図6】 図2の線6−6に添った断面図である。
【図7】 図2に示すア組み立てられたアダプタが休止位置にある状態を示す部分断面拡
大側立面図である。
【図8】 図7とほぼ同様であるが、回転直前の状態を示す図である。
【図9】 図7とほぼ同様であるが、ラッチ点あるいは高い休止点を示す図である。
【図10】 本発明を組み込んだ吸引針装置の他の一実施形態の部分断面拡大側面図である
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月14日(2000.3.14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AL,AM,A T,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA ,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES, FI,GB,GE,GH,GM,HR,HU,ID,I L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG, MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU, ZW (72)発明者 サイド バーバー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94303 パロ アルト ケニス ドライヴ 3445 (72)発明者 ガンディー ディーパック アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95123 サン ホセ ボーウェン アベニ ュー 911 (72)発明者 メータ アミ ケイ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92692 ミッション ヴィーゴ ビショッ プ ストリート 21322 (72)発明者 スプライアー ラッセル アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92557 マリーン ヴァリー ウェラー プレイス 11951

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組織から細胞試料を回収するための吸引針装置において、大
    気圧以下の圧力に排気されて侵入自在の膜によって密閉され囲われた真空空間を
    有する真空容器、前記真空容器を受け入れる凹部を有するアダプタ、該アダプタ
    に連結されて細胞試料を回収するための針手段であって、吸引針として機能する
    遠端および前記凹部に配置されまた真空容器の膜に侵入して排気された空間を該
    針手段の流路に連結し該針手段の遠端に大気圧以下の圧力を供給する近端を有す
    る針手段、および該アダプタに取り付けられてたわみ自在の手段および前記凹部
    内に配置された該たわみ自在の手段の力に抗して前記凹部内に入る該真空容器の
    軸方向の移動によって作動自在に前記凹部内に取り付けられた部材を含むオン−
    オフ機構からなり、前記オン−オフ機構は、また、前記部材を順次最後方の位置
    あるいは休止位置および最前方位置あるいはラッチ止めされた位置に保持するた
    めに前記部材に固定された手段を含み、それによって、最前方位置あるいはラッ
    チ止めされた位置では、該針手段は、膜に侵入して真空容器内の大気圧以下の圧
    力を針手段に供給し、最後方位置あるいは休止位置では、該針手段は、膜から離
    れしたがって針手段には大気圧以下の圧力が供給されない状態となる吸引針装置
  2. 【請求項2】 さらに、前記針手段を前記アダプタに固定するための手段を
    有する請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 さらに、近端および遠端を有する可撓性の細長い管状部材、
    該遠端を該針に接続する手段、および該近端をアダプタに接続して該針手段がア
    ダプタの移動から独立して移動できるようにする手段を含む請求項1に記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 さらに、該アダプタおよび該真空容器に取り付けられた使用
    中に真空容器がアダプタからから誤って落下するのを防ぐための協働手段を含む
    請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記協働手段は、真空容器とアダプタの間のきつい摩擦ばめ
    の形をとる請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記アダプタは、内部に中ぐりを有する円筒状部材を含み、
    前記真空容器は、該中ぐり内に比較的きつく嵌まりしかも該中ぐり内での該真空
    容器の軸方向の移動を可能にする寸法の円筒状のキャップを有する請求項5に記
    載の装置。
  7. 【請求項7】 前記針手段は、該針手段の近端と遠端の間に配置された回収
    チャンバーを含む請求項1に記載の装置。
  8. 【請求項8】 さらに、回収チャンバーの内部を拡大するために該針手段に
    取り付けられた拡大手段を有する請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記オン−オフ機構は、戻り止め手段を含み、前記戻り止め
    手段は、スリーブ内部で該固定ラチェットの軸方向の移動を可能にししかもその
    回転を妨げるために固定ラチェットおよびスリーブ内部に取り付けられた固定ラ
    チェット協働手段、および前記固定ラチェット内に回転自在に取り付けられた回
    転自在ラチェットを含み、前記たわみ自在な手段は、前記回転自在ラチェットに
    たわみ自在な力を加えて、前記固定ラチェット上の回転自在ラチェットを、該ス
    リーブ、および該スリーブ、前記固定ラチェット、および前記下端自在ラチェッ
    トで形成される協働カム面から前記固定ラチェット上へと径方向に付勢し、それ
    によって、前記下端自在ラチェットは、順次、前記最後方あるいは休止位置から
    前記最前方あるいはラッチとめされた位置へ、あるいは前記最前方あるいはラッ
    チ止めされた位置から前記最後方あるいは休止位置へ移動することができる請求
    項1に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記カム手段は、前記回転自在なカムの移動は、一方向の
    回転であるように形成された請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記各種カム面は、固定ラッチおよびスリーブ上のカム面
    は、位置合わせされたときには傾斜面を形成するように形成され、また回転自在
    なカム上に配設されたカム面は、該傾斜面と係合して該傾斜面を移動させ該回転
    自在ラチェットを回転されるように形成されるよう構成された請求項10に記載
    の装置。
  12. 【請求項12】 前記戻り止め手段は、内側向いた脚部を有するスプリング
    部材およびがい部材に取り付けられた溝付きのパターンを含み、前記スプリング
    部材は、溝付きのパターン内に載置される構成の部分および該スプリング部材が
    凹部内に移動したときに該部材の脚部と溝付きのパターンを相対移動させるため
    の手段を有する請求項1に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記溝付きのパターンは、一方向の迷路の形をなし、スプ
    リング部材の脚部が該迷路の一方向にのみ移動できるようにした請求項12に記
    載の装置。
  14. 【請求項14】 吸引針、および該吸引針へ大気圧以下の圧力を供給するた
    めの真空容器であって内部に大気圧以下の圧力まで排気された排気空間および該
    排気空間へアクセスするために破くことのできる膜を有する真空容器とともに使
    用するためのアダプタにおいて、円筒状で内部に端部が開いて該真空容器を受け
    入れるための凹部を有する本体、該本体に取り付けられてその軸方向に該凹部内
    に伸びる針、該凹部に滑動自在に取り付けられて真空容器と係合する構成の部材
    、該凹部内に配置されて該部材を凹部から外へ出る方向にたわみ自在に付勢する
    手段、および該部材と本体の間に接続された戻りとめ手段を有し、該戻り止め手
    段は、第一および第二の位置の間で移動自在であって、前記部材を順次前記第一
    および第二の位置に保持し、第一の位置では真空容器が該部材と係合することを
    可能にしまた該部材が第二の位置から第一の位置へ移動するのに応じて真空容器
    の膜が針の上に移動できるようにし、またその後に真空容器を押す込めると、該
    部材および該真空容器が係合して第二の位置へ移動し、針が膜との係合からはず
    れるようにするアダプタ。
  15. 【請求項15】 さらに、尖った遠端および近端に取り付けられた係合用カ
    プリングを有する追加の針を有し、前記アダプタは、該追加の針上で該カプリン
    グと係合して該追加の針をアダプタ内の針と連通させる構成のカプリングを含み
    、それによって、アダプタ内で針に大気圧以下の圧力が供給されると、追加の針
    にも大気圧以下の圧力が供給される請求項14のアダプタ。
  16. 【請求項16】吸引針および内部に大気圧以下の圧力に排気されまた破ることの
    できる膜を通じてアクセス自在の排気空間を有する真空容器を使用して身体内の
    組織から吸出物質を引き出すための方法において、該吸引針は、針、回収チャン
    バー、尖った遠端および該遠端から該回収チャンバー内へ伸びる流路を有する管
    状部材、内部に該真空容器を受け入れる構成の円筒状の凹部を有するアダプタ、
    該アダプタの凹部内に滑動自在に配置されて真空容器と係合する部材、該アダプ
    タに取り付けられて該部材をアダプタの凹部から出る方向へたわみ自在に付勢す
    るためたわみ自在手段、該部材とアダプタの本体の間に接続されて該部材の移動
    を第一のあるいは休止位置と第二のあるいラッチ止めされた位置に制限しまた前
    記部材を前記第一および第二の位置のいずれかに保持するための戻り止め手段、
    およびアダプタの本体に取り付けられて該前記部材を通って凹部内へ伸びまた尖
    った近端および遠端を有する針を有し、該アダプタは、カプリングを有し、針の
    遠端は吸引針のカプリングと係合するために該カプリングを通って伸び、それに
    よって、アダプタ内の針に大気圧以下の圧力が供給されるときには該大気圧以下
    の状態が吸引針にも供給され、該方法は、吸引針のカプリングをアダプタのカプ
    リングに取り付ける工程、吸引針を細胞の試料を回収する腫瘍内に配置する工程
    、真空容器を動かしアダプタの部材をたわみ自在な手段の力に抗して付勢し戻り
    止め手段を第二のあるいはラチェット止めされた位置へ動かして針を真空容器の
    膜に侵入させ、大気以下の圧力が針に供給され、それによって細胞を腫瘍から分
    離する工程、および再び真空容器を動かし戻り止め手段を操作して細胞の回収を
    終わらせ、たわみ自在な手段がアダプタの部材を付勢して第一のあるいは休止位
    置へ戻らせそれによって膜が針から外れて吸引針へ大気圧以下の圧力の供給を終
    了させる工程からなる方法。
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