JP2001516548A - 埋込型単一指向性マイクロホン - Google Patents

埋込型単一指向性マイクロホン

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JP2001516548A
JP2001516548A JP53749799A JP53749799A JP2001516548A JP 2001516548 A JP2001516548 A JP 2001516548A JP 53749799 A JP53749799 A JP 53749799A JP 53749799 A JP53749799 A JP 53749799A JP 2001516548 A JP2001516548 A JP 2001516548A
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アール. グロス、スティーヴン
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    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/20Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
    • H04R1/32Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only
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    • H04R1/38Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only by using a single transducer with sound reflecting, diffracting, directing or guiding means in which sound waves act upon both sides of a diaphragm and incorporating acoustic phase-shifting means, e.g. pressure-gradient microphone

Abstract

(57)【要約】 単一指向性マイクロホン要素(12)は、物体にはめ込まれ、物体の表面と同一平面にされるが、指向性識別特性を保持する。音響導波管は、音響入力信号を音響ポートからマイクロホン要素(12)の前部と後部入力ポートとに伝送すると同時に、了解度も得られ、周波数レスポンス形状を高める。マイクロホン要素(12)が取り付けられるハウジング(18)は、マイクロホン要素(12)の前部ポート(14)と後部入力ポート(16)とを音響的に分離している。

Description

【発明の詳細な説明】 埋込型単一指向性マイクロホン 発明の背景 本発明は、マイクロホンに関する。特に、本発明は、マイクロホンが、好まし くは目立たないで、または控えめに用いられる、指向性マイクロホンに関する。 指向性マイクロホンは、信号対雑音レベルを強め、かつ音声了解度を高める目 的のための通信装置に広範に利用されている。指向性マイクロホンは、マイクロ ホンの一次受信ローブ方向以外の方向から生ずる暗雑音と望まれざる音響信号に 対する識別とを提示する。当業者には周知のように、一次指向性(または“傾度 ”)マイクロホン要素は、音圧音場の空間圧力微分係数dp/dxを検知し、こ の圧力差に比例して出力信号を生成するのに用いられる2つの音響入力ポートか らなる。単一指向性マイクロホン要素について、標準慣例として、“前部”エン トリーポートは、最大感度方向に向き、“後部”エントリーポートは、最大阻止 方向に向くように形成される。 数多く適用されるには、物体の表面にマイクロホンを埋め込むか、またははめ 込むかが要求され、または有利であるとされている。表面に全指向性マイクロホ ン要素を埋め込む形は、単一音響エントリーポートの場合、比較的直接的である 。この適用では、主設計の条件(consi deration)は、バフルの寸法が波長に比例して十分大きい周波数の6dBの最大 値(すなわち、圧力の倍)に達する取付バフルの効果を高める圧力である。実質 的に物体の表面の下に全指向性要素をはめ込むために音響回路(例えば、所定の 適用の帯域幅に適当に必要な大きさの空洞と導波管)を用いることは、当業者に は周知である。このような形状は、通常、導波管共振(例えば、剛体終端導波管 の1/4の波長共振)、または場合によっては、ヘルムホルツ共鳴(例えば、空 洞/導波管入力形状との組み合わせから生じるこれら)の条件と制御とを要求す る。 指向性マイクロホンの場合には、しかしながら、マイクロホン要素の埋込、ま たははめ込みは、1)少なくとも2つの音響入力ポートのために指向性マイクロ ホンが必要;2)市販の指向性マイクロホン要素の前部や後部、側部などのエン トリーへの通常設置;3)通常適用の帯域幅によって強要される幾何図形的配列 と寸法の制限;4)それぞれの音響エントリーポートで感知される圧力妨害間で 保護される臨界比較位相(critical relative phase)とマグニチュード関係など の様々な理由でかなり困難である。 様々なはめ込み一次傾度マイクロホン設計は、具体的には、近接通話電話の適 用(close-talk telephonic applic ations)、例えば、Walkerに付与され た米国特許第4,584,702号やBuscheらに付与され た米国特許第4,773,091号、Grovesらに付与された米国特許第4 ,850,016号などに適応されると同時に、源から受話器間の距離がかなり 広い自動車やコンピューター環境に使われるなどハンドフリー適用にはさほど注 目されなかった。Josephsonらに付与された米国特許第5,627,9 01号は、具体的には、ハンドフリー使用向きコンピュータモニターの上部前端 部の中央にはめ込まれた一次傾度マイクロホンを開示している。このマイクロホ ン取付方法は、2つの隣接した直交表面を必要とし、かつ、音響回路の代わりに 、モニターの表面に形成される前部および後部エントリー格子を有する発泡を充 満した空洞を用いている。別の注目すべき設計において、Bartletteら に付与された米国特許第5,511,130号は、4つのエントリーポートから なり、かつ電話送受器の近接通話の使用向けの二次(second-order)傾度マイクロ ホンを開示した。二次回路設計(一次設計に対して)の望ましくない欠点は、空 洞とエントリーポートとの相互作用によるヘルムホルツ共鳴(Helmholtz resonan ces)を採用すると、前部および後部空洞を必要とすることである。さらに、狭い 主ローブと低減された低周波レスポンス(近接効果が本質的にある近接通話適用 に特定的に適当である)とは、必ずしもハンドフリー適用において好ましくない 。発明の概要 前部と後部音響入力とを有する単一指向性マイクロホンを含む指向性マイクロ ホンが、表面に埋め込まれ、要素の自由音場の指向性特性を保護する(または、 望ましい場合、修正をする)。単一指向性要素は、単一指向性要素が取り付けら れるハウジングに表面から音響エネルギーを伝送する2つの包含される導波管で 形成されるハウジングに取り付けられている。第一導波管は、音響信号を単一指 向性要素の第一、または前部音響入力ポートに搬送し、第二導波管は、音響信号 を単一指向性要素の第二、または後部音響入力ポートに搬送する。周波数レスポ ンス形状を高める了解度を得るほかに、導波管は、前部および後部音響信号と考 えられる信号を要素の前部および後部の音響入力に効果的に結合し、要素が物体 にはめ込まれているときでさえ、音響信号を単一指向性要素に搬送させる。その 結果、所望の指向性選択度を伝えると同時に、櫛状フィルターを除去して、了解 度を高める適度で簡単な埋込可能パッケージとなる。 図面の簡単な説明 図1は、単一指向性埋込可能マイクロホンの分解斜視図である。 図2は、図1に示されるマイクロホンの組立図である。 図3は、心臓形源/受話器に相当する点源(point source)/受話器を描いてい る。 図4は、反射境界近くに配置される点源のイメージ理論表示を描いている。 図5は、反射境界近くに配置される心臓形アレーの第一製品定理表示を描いて いる。 図6は、基本型装置(無響環境で測定される)に組み込まれる単一指向性マイ クロホン要素の周波数レスポンスである。 図7は、基本型装置(無響環境で測定される)に組み込まれる単一指向性マイ クロホン要素の極レスポンスである。 図8は、組み合わされた単一指向性マイクロホン基本型装置(無響環境で測定 される)の周波数レスポンスである。 図9は、組み合わされた単一指向性マイクロホン基本型装置(無響環境で測定 される)の極レスポンスである。 図10は、自動車のヘッドライナー(headliner)、またはダッシュボードに取 り付けられるマイクロホンを描いている。 好適な実施の形態の詳細な説明 図1は、単一指向性埋込可能マイクロホン(10)の分解斜視図を示している 。マイクロホン(10)は、2つの音響入力ポート(14,16)を有する周知 の単一指向性マイクロホン要素(12)を含んでいる。単一指向性マイクロホン 要素も、当業者には一次傾度マイクロ ホンとして周知である。好適な実施の形態は、エレクトレットコンデンサマイク ロホン要素を利用しているが、別の変換器を設計に用いることも可能である。 2つの音響ポート(14,16)は、周囲環境にある音響圧力を受け入れる。 マイクロホン要素(12)は、第一と第二音響入力ポート(14,16)間で測 定される音響圧力の空間微分係数(the spatial derivative)に比例する出力ポー ト(図示せず)の電気的測定信号を生成する。指向性(すなわち、心臓形や超心臓 形(supercardioid)、ハイパー心臓形(hypercardioid)、両指向性)マイクロホン 要素の特性は、当業者には周知である。指向性マイクロホン要素は、前部と後部 エントリーポートとの間の効果的な音響通路の長さの差から生じる位相に具体的 に合わせて調整される内部音響位相ネットワークを所有している。この内部音響 ネットワークが、適当に同調されて、明記される入射角(心臓形で180度)の ために、ゼロ振動板速度、またはレスポンスゼロを達成する。 図1に示される心臓形マイクロホン要素(12)の2つの入力ポート(14, 16)は、周知の予め定められた距離によって分離される。マイクロホン要素を 収容する画室は、2等分画室(18,20)を含んでいる。ハウジングの2等分 画室のそれぞれは(18,20)は、実質的にマイクロホン要素(12)の形状 と同一になるように形成される内部ポケットを有する。マイクロホン 要素(12)を取り巻く輪状弾力性のある材料(22)により、ハウジングの等 分画室(18,20)のかみ合い部分でマイクロホン要素(12)の固定圧力嵌 合設置を行い、組み立てられると2つの入力ポート(14,16)間に音響分離 を提供する。好適な実施の形態において、輪状弾力性のある材料(22)は、機 械的衝撃取付台としては作用しない。振動分離を必要とする適用のために、入力 ポート(14,16)間の音響分離が保護される限り、この構成要素をもっと弾 力性のある支持構造と置き換えることが可能である。 ハウジングの2つの等分画室(18,20)が、形成され、音響導波管を含む 。ハウジング(18)の前部半分は、示されるように入力オリフィス(23)を 有する。導波管を形成する内部容積は、導波管の要素端部で丸みを帯びる末端に 向って先細になるまで、一定断面を維持する。導波管のこの端部に、導波管の内 径より大きい内径を有する円筒形容積(25)があり、2つのハウジングの等分 画室(18,20)が図2に示されるように組み立てられるとき、輪状弾力性の ある材料(22)が位置を占めるハウジング内に保持隆起を形成する。輪状弾力 性のある部分(22)の軸方向の長さは、マイクロホン要素(12)の長さより わずかに長く作られ、要素ハウジング(12)が導波管ハウジング(18)と接 触したり、またはがたつかないようにする。好適な実施の形態において、ハウジ ング(18,20)の材料は、プラ スチックであり、輪状弾力性のある材料(22)は、ネオプレンである。 ハウジング(20)の後部半分は、同一形状であり、マイクロホン要素(12 )の後部入力ポート(14)に音響信号を搬送する。ハウジング(20)の後部 半分の内部は、分解されたハウジングの斜視図である図1では見えない。前部ハ ウジング(18)と後部ハウジング(20)との間の唯一の相違点が、電気出力 信号をマイクロホン要素(12)から外部エレクトロニクスに通過させることを 必要とされる後部ハウジング(20)に2つの密閉ケーブル出口穴が存在するこ とであることに注意されたい。 自由音場のマイクロホン要素(12)において、外部空間位相は、要素ハウジ ング(12)の前部と後部との表面に直交して位置する切開平面のθ(theta)の 関数である。埋込マイクロホンアセンブリ(10)について、空間位相は、導波 管ポート開口(23,24)が埋め込まれる平面のθの関数の代替である。好適 な実施の形態の場合のように、マイクロホン要素(12)の最初の指向性特性を 維持することが望まれるときは、センターからセンターまでのポート空間は、指 向性マイクロホン要素(12)の前部と後部エントリーポート(14,16)と の間の効果的な音響通路の長さにほぼ等しい。効果的な音響通路の長さは、必ず しも幾何学的な分離距離に等しくないことに注意されたい。もう一つの指向性チ ュー ンアップは、システム共振における幾何図形的配列変化の衝撃の適当な条件を有 するポート空間距離の操作によって達成可能である。 ハウジング(18,20)内に含まれる音響回路により、バフル外側の半空間 のマイクロホン(10)の指向性極レスポンスを犠牲にしないでバフルのマイク ロホン(10)の埋込を可能にする。明白な美的利点に加えて、埋込形式は、多 くの境界に基づくマイクロホンを劣化させる櫛状フィルター効果を除去するのに 役立ち、そのような取付機構は、取付表面の低乱流“プロフィル”による空気流 誘導雑音やひずみに対する減衰感度を本質的に提示している。 単一指向性マイクロホンが、心臓形極レスポンスを有すると仮定する。音響理 論から、心臓形に相当する点源(または相互作用による受話器)は、図3に描か れているようにダイポール原点に設置される単極を有するダイポール対の代わり になることが可能である。遠い音場状態(すなわち、ダイポール空間より大きい 源から受話器間の空間)と導波管に比べて小さいダイポールの大きさを仮定すれ ば、心臓形アレーの正規化指向性関数は、0.5*(1+cosθ)として当業者 には周知である。定義された心臓形指向性関数について、極レスポンスと周波数 レスポンスとのバフル効果は、調査可能である。 図4に描かれているようにイメージ理論を用い、かつ遠い音場状態を仮定すれ ば、無限に大きい反射平面から 距離hに設置される点源の複素圧力分布は、下記のように計算可能である: 式中、Aは、大きさスケーリング(magnitude scaling)関数であり、 λは、励起波長であり、 Qsは、源の強さであり、 Qiは、イメージ源の強さであり、 rsは、源から受話器間の距離であり、 riは、イメージから受話器間の距離であり、 rは、受話器から源とイメージとの間の中間点までの距離であり、 kは、波数であり、 hは、源と反射平面との間の分離距離である。 上述の方程式によると、指向性関数は、cos[(2πh/λ)sinθ]の式で 示され、櫛状フィルターゼロは、分離距離、h、が1/4の波長の奇数倍数(ま たは数学上、h=λ/4,3λ/4,5λ/4...で示される)に等しくなる ためにすべての周波数で生じる。正確な埋込源(または相互作用による受話器) について、分離距離hは、ゼロに等しく、指向性関数は、すべての周波数とθの すべての値に対し1(unity)に等しい。このように、 埋込マイクロホンの理論周波数レスポンスは、すべての櫛状フィルターの人為構 造の力を受けない。 図5を参照すると、第一製品定理が、心臓形アレーの遠い音場の極レスポンス の埋込効果を測定するために用いられる。無限反射バフルから距離hに、配置さ れる点源の指向性関数に適当に方向付けされた心臓形アレーの指向性関数を掛け ることによって、指向性関数が、無限反射バフルから距離hに配置される心臓形 アレーのために得られる: 上述の指向性関数から、埋込心臓形(すなわち、h=0)について、バフル外側 の半空間の結果としての極レスポンスが、自由音場の心臓形の極レスポンスにな ることが分かる。このように、マイクロホンは、自由音場状態の下でと同じよう に埋込状態で効果的に一次単一マイクロホンとして機能する。 幾何図形配列が、好適な実施の形態に用いられるマイクロホン要素(12)の 直径1センチメートルに加えて埋込形必要条件に指図されているとすれば、要求 される導波管の長さでは、導波管音響インピーダンスの集中要素処理をすること ができない。アメリカン インスティテュート オブ フィジックス(the Am erican Institute of Physics)(copr. 1954,1986)出版のAcousticsでベラネック(Beranek )によって示されるように1<λ/16の集中要素拘束(constraint)を用いると 、10kHzの所望の帯域幅制限および3kHzの最小要求帯域幅に対する長さ 制限は、それぞれに.08”と.28”に対応する。好適な実施の形態の幾何図 形配列では、これらの制限内に導波管の長さの余地がないので、導波管は、下記 に定義される入力インピーダンスを有する剛体境界音響伝送として代わりに扱わ れる: 式中、ρoは、空気密度、cは、空気中の音速度、Sは、導波管の断面積、Lは 、導波管の長さ、およびλは、励磁波長ある。妥当であるこのインピーダンスの 式について、導波管の断面積の大きさは、狭く、導波管の交叉モード伝搬が開始 するのを防ぐ。上述のベラネックによって示されるようにd<λ/16の断面積 拘束を用いると、10kHzの所望の帯域幅制限および3kHzの最小要求帯域 幅に対する交叉面積制限は、それぞれに0.23”と0.75”に対応する。導 波管断面積は、所望の帯域幅によって指図される制限内に維持される必要がある 。 集中要素設計の代替と比べて直送式でないけれど、入力導波管の伝送回線処理 は、マイクロホン(10)に組み込まれるのに有利である著しい設計である。導 波管入 力インピーダンスの方程式によると、共振は、cos(2πL/λ)=0の状態 で、または導波管の長さが、1/4の波長の奇数倍数に等しい周波数で、記述の 等値で生じることが分かる。導波管の長さの適当な選択をして、設計者は、この 共振機構を利用して、マイクロホン周波数レスポンスの臨場感ピークを供給する 。この臨場感ピークを用いると、通信適用において了解度を高めるのに重要であ ることは当業者には周知である。好適な実施の形態において、.660”の導波 管の長さが選ばれ、考慮に入れられる最終修正を有する4.8kHzの理論上の 基本共振周波数を得る。共振は、導波管の長さをそれぞれに長くしたり、または 短くしたりして、周波数を低く、または高く変える。両導波管は、音響上相称的 であり、通常の基本共振に調整され、音響制動材料(26,28)の同等量が充 満されて、共振ピークを適当なレベルに減少することが好ましい。好適な実施の 形態において、制動材料(26,28)は、Scottfeltの1/8−3− 650発泡である。 図6および図7は、好適な実施の形態で用いられる単一指向性マイクロホン要 素(12)の周波数レスポンスと極レスポンスとをそれぞれに描いている。図8 と図9は、好適な実施の形態のハウジング(18,20)に設置されるマイクロ ホン要素(12)の周波数レスポンスと極レスポンスとをそれぞれに描いている 。 前部と後部入力オリフィス(23,24)は、方形の 断面形状である。好適な実施の形態のオリフィス(23,24)の大きい方の直 径は、交叉面積制限よりかなり下の.384”であり、3kHzをかなり超える 交叉モード伝搬を防ぐ。小さい方の直径は、効果的なポート分離距離、dとして 同軸に沿って位置付けされる。小さい方の直径のこの位置付けにより、マイクロ ホン(10)の指向性特性を測定するのに非常に重要であるdの明確な限定値を 作る。 図1において、音響導波管が延通する少なくとも一つの平面外部表面を有する ように成形されることが好ましい。少なくとも一つの平面表面を有するハウジン グ(18,20)を形成することによって、マイクロホン(10)は、平面表面 を有する物体(図示せず)に設置されることが可能である。マイクロホン(10 )は、このような物体に取り付けられているが、マイクロホンの入力ポートが平 面で、かつ平面の表面に埋め込まれていることによってほとんど見ることができ ない。図10に示されるように、マイクロホン(10)は、自動車のヘッドライ ナーやダッシュボードに取り付けてもよい。ハウジングのエントリーポート(2 3,24)の一つは、前部音響入力に対応し、もう一つは、後部音響入力に対応 する。ハウジングは、前部音響入力ポートの方向および位置を変更するために設 置の前後回転可能であり、通話者の位置、または別の適用の特定要素に適合させ る。マイクロホンは、机や会議用テーブル、コンピュータモニタ ーなどを含むがこれらに制限されることなく、別の平坦な表面に使用されること も可能である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.物体の表面に埋込可能な指向性マイクロホンであって、 i)第一と第二音響入力ポートとを有するマイクロホン要素であって、電気出力 ポートで電気信号を生成するマイクロホン要素と、 ii)前記マイクロホン要素を収納し、前記第一音響入力ポートを実質的に前記 第二音響入力ポートから音響上分離する画室とを含み、 前記画室が、さらに、前記一次傾度マイクロホン要素の前記第一音響入力ポー トを前記表面に結合する第一音響入力オリフィスを有する第一音響導波管と、前 記一次傾度マイクロホン要素の前記第二音響入力ポートを前記表面に結合する第 二音響入力オリフィスを有する第二音響導波管とを含む指向性マイクロホン。 2.前記画室が、前記第一と第二音響導波管とが延通する外側画室表面を含む請 求項1に記載の装置。 3.前記画室が、前記2つの音響導波管が延通する少なくとも1つの平面外側画 室表面を含む請求項1に記載の装置。 4.前記単一指向性マイクロホン要素が、心臓形マイクロホン要素である請求項 1に記載の装置。 5.前記第一音響入力オリフィスと前記第二音響入力オリフィスとが、実質的に 同一平面上にある請求項1に記載の装置。 6.前記第一音響導波管が、第一の予め定められた音響の長さを有する請求項1 に記載の装置。 7.前記第二音響導波管が、第二の予め定められた音響の長さを有する請求項1 に記載の装置。 8.前記第一と第二音響の長さが、実質的に等しい請求項1に記載の装置。 9.物体の表面に埋込可能な指向性マイクロホンであって、 i)第一と第二音響入力ポートを有し、前記第一と第二音響入力ポートで音響圧 力を受け入れる一次傾度マイクロホン要素であって、前記第一と第二音響入力ポ ート間の音響圧力差に比例して電気出力ポートで電気信号を生成し、前記第一と 第二音響エネルギー入力ポートとが、予め定められた距離によって分離されてい るマイクロホン要素と、 ii)前記一次傾度マイクロホン要素を収納し、前記第一音響入力ポートを前記 第二音響入力ポートから音響上 分離する画室とを含み、 前記画室が、さらに、前記一次傾度マイクロホン要素の前記第一音響入力ポー トを前記表面に結合する第一音響入力オリフィスを有する第一音響導波管と、前 記一次傾度マイクロホン要素の前記第二音響入力ポートを前記表面に結合する第 二音響入力オリフィスを有する第二音響導波管とを含む指向性マイクロホン。 10.前記画室が、前記第一と第二音響導波管とが延通する外側画室表面を含む 請求項9に記載の装置。 11.前記画室が、前記2つの音響導波管が延通する少なくとも1つの平面外側 画室表面を含む請求項9に記載の装置。 12.前記単一指向性マイクロホン要素が、心臓形マイクロホン要素である請求 項9に記載の装置。 13.前記第一音響入力オリフィスと前記第二音響入力オリフィスとが、実質的 に同一平面上にある請求項9に記載の装置。 14.前記第一音響導波管が、第一の予め定められた音響の長さを有する請求項 9に記載の装置。 15.前記第二音響導波管が、第二の予め定められた音響の長さを有する請求項 9に記載の装置。 16.前記第一と第二音響の長さとが、実質的に等しい請求項9に記載の装置。 17.表面を有する物体に埋め込まれる指向性マイクロホンであって、実質的に 前記表面に埋め込まれている前記指向性マイクロホンが、 i)第一と第二音響入力ポートを有し、前記第一と第二音響入力ポートで音響圧 力を受け入れる一次傾度マイクロホン要素であって、前記第一と第二音響入力ポ ート間の音響圧力差に比例して電気出力ポートで電気信号を生成し、前記第一と 第二音響エネルギー入力ポートとが、予め定められた距離によって分離される前 記マイクロホン要素と、 ii)前記物体の前記表面の下に実質的に取り付けられ、かつ前記一次傾度マイ クロホン要素を収納する画室とを含み、 前記画室が、前記第一音響入力ポートを前記第二音響入力ポートから音響上分 離し、 前記画室が、さらに、前記一次傾度マイクロホン要素の前記第一音響入力ポー トを前記表面に結合する第一音響入力オリフィスを有する第一音響導波管と、前 記一次傾度マイクロホン要素の前記第二音響入力ポートを前記 表面に結合する第二音響入力オリフィスを有する第二音響導波管とを含み、 iii)音響信号を前記第一次傾度マイクロホン要素に貫通させる前記物体の前 記表面にある少なくとも1つの開口とを含む指向性マイクロホン。 18.前記単一指向性マイクロホン要素が、心臓形マイクロホン要素である請求 項17に記載の装置。 19.前記第一音響入力オリフィスが、1つの軸に前記予め定められた距離によ って前記第二音響入力オリフィスから分離されている請求項17に記載の装置。 20.前記第一音響入力オリフィスと前記第二音響入力オリフィスとが、実質的 に同一平面上にある請求項17に記載の装置。 21.前記第一音響導波管が、第一の予め定められた音響の長さを有する請求項 17に記載の装置。 22.前記第二音響導波管が、第二の予め定められた音響の長さを有する請求項 17に記載の装置。 23.前記第一と第二音響の長さとが、実質的に等しい請求項17に記載の装置 。 24.前記第一オリフィスが、幅寸法と長さ寸法とを有し、前記長さの寸法が、 幅寸法を超える実質的に方形である請求項17に記載の装置。 25.前記第二オリフィスが、幅寸法と長さ寸法とを有し、前記長さの寸法が、 幅寸法を超える実質的に方形である請求項17に記載の装置。 26.前記第一と第二導波管が、音響的に基本導波管共振を制動する手段を含む 請求項17に記載の装置。 27.音響的に基本導波管共振を制動する前記手段が、音響発泡である請求項2 6に記載の装置。 28.前記音響発泡が、スコットフェルト1/8−3−650発泡である請求項 27に記載の装置。
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