JP2001516475A - ユーザに追加の製品機能を提供する方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 製品機能により大きい機能性を与える、アップグレードされたリソースを仲介するための方法及び装置は、製品機能（３００）とのユーザの対話を記述するデータを収集することと、少なくとも１つのデータパターン（３０２）が識別できるかどうかを決定するためにデータを分析することと、データパターンが識別されたとき、より大きい機能性（３０６）が利用できることを、該製品のユーザに伝達することとを特徴とする。このシステムは、機能性をアップグレードする、以前の提示から、好適にはそれが学習するように適応性があり、及びシステムは、中央サーバシステムとして、あるいはユーザサイトに位置するシステム中で使用できる。より大きい機能性の提示が、ユーザに向けられる対話式の言葉のメッセージ中に包含されることを特徴とする、電子アシスタントに関係しての使用が好適である。

Description

【発明の詳細な説明】 ユーザに追加の製品機能を提供する方法及び装置発明の背景 本発明は、利用できるリソースを管理するコンピュータを利用した方法及び装 置に関し、より詳しくは、利用できるリソース及びサービスを仲介(brokering) する方法及び装置に関する。 今日、人々がお互いに電子的に通信できるようにする、多くの異なる、商業的 に利用できるデバイスがある。数十年で広がった、至るところに存在する電話に 加えて、現在、少数の例を挙げれば、家庭用のコードレス電話、車用のモバイル 電話、人のジャケットのポケットの中に入るハンドヘルド無線電話、ページャー 、ローカル及びワイドエリアコンピュータネットワーク、及びファクシミリなど がある。明らかに、デバイスの数及び種類、及びそれらの複雑さは、時間をかけ て、増え続けるであろう。実際、他人と通信できるようにする通信デバイスが、 便利にかつ安価に、誰もの手の届く所にあるようになる日が、まもなく到来しそ うである。 異なる種類の通信デバイスの急増及び通信媒体の増加する多様性は、新たな難 題を引き起こす。人々が、お互いと、真に効率的で有用なアクセスを得るために は、異なるデバイス間のかつ異なる通信媒体を通した通信を、どのように調整及 び管理するのであろうか。１つの問題は、異なる通信媒体の間での及びそれらを 通しての情報通信に、関連する。他の問題は、ユーザのアクセス性を維持するた め、通話(call)の数の避けられない増加を扱うことに関する。例えば、より多く の人々が、路上にいる間、あるいはオフィスから離れている間に仕事を処理する ために、彼らの無線電話を頼るにつれて、より大きい時間のパーセンテージ、彼 らの電話は使用中になるであろう。結果として、無線電話は、それの所有者と共 にどこにでも行くことができるものの、その電話が使用中の時にその所有者に連 絡しようとする人々にとって、その所有者は、彼が無線電話を携帯していなかっ たときと同じく、やはりアクセス不可に見えるであろう。更に、そのようなデバ イスの所有者がより多くそれを使用すればするほど、誰か他人が彼に連絡しよう としていたことが彼に分からず、またこのようにして、彼は重要な通話を見逃す ということがますます起きやすくなる。 このように、新しい商業的に利用できる通信デバイスの、多くの明らかな利点 は、それらはユーザに、より大きい機動性の可能性を提供することである。しか し不都合なことに、いつもオフィス電話の近くにいなければならないということ が、仕事をしている人をオフィスに縛り付ける理由ではない。オフィスは、同じ く重要である他のサービスを提供し、またそれほど移動しやすくないであろう。 このように、新しい通信デバイス及び媒体により提供されるより大きい機動性を 完全に実現するためには、仕事中の人が、通信のみならず他のサービスに依存し ていることを考慮して、これらの新しい技術が提供されなければならない。 ユーザに利用できるであろう、多くの種々の技術及びオプションに加えて、こ れらの技術のそれぞれに伴う費用も発生するであろう。ユーザは、彼が利用でき る技術のすべてに、費用を支払いたくはないであろう。同時に、技術の販売者(v endor)は、ユーザの装置に、できるだけ多くの機能及び必要な技術を作り込もう とするであろうし、実際そうするだろう。結果として、できるだけ多くのサービ ス及びオプションを売ろうとする販売者又はセールスマンと、ユーザが欲しいか 、あるいは欲しいと考え、かつ受け入ることができるものに、ほぼ限定されるユ ーザとの間には、常に緊張(tension)がある。 更に、この販売者とユーザとの間の緊張は、電子通信システムに限られない。 今日のシステムの複雑さは、オフィスのコンピュータ及びそれを動作させるソフ トウェアの購入から、家庭のテレビ及びビデオテープレコーダまで、多くの他の 分野で遭遇する。緊張は、配線によって接続された又はモデムが接続された、デ スクトップコンピュータが、中央サーバによりサービスを受ける、サーバベース の、アプリケーションにも存在する。中央サーバは、多くの異なる機能を、ユー ザのコンピュータ（例えばケーブル接続で接続されたとき、しばしば指定された ネットワークコンピュータ）に提供できる。他の技術が、他の分野で働く人に明 らかであろう。 本発明は、ユーザが、彼又は彼女が必要とするアイテムを、彼又は彼女がそれ らを扱うことができるか、あるいはそれらを購入することができるときに、得ら れるようにする、方法及び装置を、有益に提供する。本発明により、ユーザが、 システムを使用するための、彼又は彼女の熟知及び自信を、好都合だが、急がな い成長を与えるように形成することが、更に可能になる。本発明により、ユーザ が、有利だが急がない成長ができるように、システムを使用するための、彼又は 彼女の精通及び自信を形成することが、更にできる。発明の概要 本発明は、製品機能(product function)に、より大きい機能性(functionality )を与える、アップグレードされたリソースを仲介するための方法及び装置に関 する。この方法は、製品機能とユーザの対話(interaction)を記述するデータを 収集するステップと、少なくとも１つのデータパターンが識別されたかどうかを 決定するためデータを分析するステップと、少なくとも１つのデータパターンが 識別されたとき、より大きい機能性が利用できることを、製品ユーザに伝達する ステップとを特徴として有する。 他の態様では、収集するステップは、その製品での使用データの間隔及び／又 はその製品の使用についての統計データを収集するようなステップであることを 特徴とする。全体が参考文献として、内容がここに提示物(Exhibit)Ａとして添 付され、及びここに組込まれている、”ネットワークベースの知性のあるアシス タント(A Network Based Knowledgeable Assistant)”という名称の、１９９４ 年９月３０日出願の、米国特許出願第０８／３１６，６３５号に記述されたよう な、図解された、電子アシスタント(electronic assistant)の環境中の、そのよ うな統計データは、ユーザが、異なる機能に十分熟達したとき（例えば、１週間 中に一定の最小の回数、ある電話番号が、呼び出され又は受信されたとき）を識 別すること、及び／又は種々の機能が意味のある方法で使用されるときを決定す ることを含む。 本発明の他の態様では、本方法は、システムの製品の機能に、より大きい機能 性を与えるための、音声応答電話パーソナルアシスタントシステムの、アップグ レードされた機能性を仲介することに関する。本方法は、製品機能の使用を記述 する、使用データを収集するステップと、少なくとも１つの使用閾値が超過した かどうかを決定するデータを分析するステップと、少なくとも１つの使用閾値が 超過したとき、システムのためのより大きい機能性が利用できることをパーソナ ルアシスタントシステムのユーザに伝達するステップとを特徴として含む。 本発明は、更に、製品機能により大きい機能性を与えるための、アップグレー ドされたリソースを仲介するためのシステムに関する。好適にはプログラムされ たコンピュータ中で実施される本システムは、製品機能とユーザの対話を記述す るデータを収集するステップと、少なくとも１つのデータパターンが識別できる かどうかを決定するためにデータを分析するステップと、少なくとも１つのデー タパターンが識別されたとき、製品機能のユーザに、より大きい機能性が利用で きることを伝達するステップとを達成するためのソフトウェアを含む。コンピュ ータシステム中で動作しているコンピュータソフトウェアにより達成される動作 の中には、製品の使用データの間隔を収集すること及び／又は製品の使用につい ての統計データを収集することがある。図面の簡単な説明 本発明の他の利点及び特徴が、以下の図面と共に、好適な図解した実施形態の 以下の説明から明らかになるであろう。 図１は、電子アシスタント及びオフィスアイテムを示す。 図２は、第１のハードウェア形態を示す。 図３は、システムアーキテクチャの第２の形態を示す。 図４は、ソフトウェアアーキテクチャのプロセス図を示す。好適な実施形態の説明 図１を参照すると、本発明は、米国特許出願第０８／３１６，６３５号のよう な、上述の電子アシスタントの文脈に記述される。しかし、本発明は、多くの他 の分野の、売却(selling up)又はアップグレード処理が、有利に使用できるとこ ろで、多くの他の、製品又は製品の機能性に適用される。このようにして、図２ を参照すると、最も普通の場合、本発明に従うシステムは、複数の入力／出力ラ イン１２０を通して、ローカルエリアネットワーク１１０に接続する、中央プロ セッサ１００を持つことができる。複数のユーザモジュール１３０も、ローカル エリアネットワーク１１０に接続される。この構造は、例えば、ユーザモジュー ルが電話接続であるところ、ローカルエリアネットワークが電話ネットワークで あり、及びライン１２０が、電話ネットワークから中央プロセッサへの接続であ るところで使用できる。米国特許第０８／３１６，６３５号に関して説明された 、電子アシスタントの例では、中央プロセッサは、ユーザがモジュール１３０を 通して利用できる、多くの異なる機能性を提供する。複数のユーザ接続は、複数 の接続ライン１２０により示されるように、いつでも活動できる。 図３を参照すると、他の構造では、中央プロセッサは、電話ネットワーク、ケ ーブルネットワーク、ローカルエリアネットワークなどのいずれかのネットワー クを通して、複数のいわゆる薄いネットワークコンピュータ２１０又は同等物に 接続する、中央サーバ２００として動作する。この形態では、アプリケーション はサーバに記憶され、及びネットワークコンピュータ２１０は、サーバにより提 供されたアプリケーション上で動作する。他の形態が、この分野の当業者には明 らかであろうし、また本発明は、図２及び３に図示された特定の形態には限られ ない。 ここで図１を参照すると、電子アシスタントの文脈で、装置が、多くの新しい 概念を、典型的なユーザ又は加入者に、モデルとして、”仮想オフィス”として 一番よく記述できるものを使用して、紹介する。アシスタント１０は、”アイテ ム”と呼ばれる、加入者の対象物(objects)を含むオフィス中で働く。アイテム は、電子アシスタントが、データベース中に記憶され、かつ加入者のために働く １つの情報である。加入者は、音声の又はプッシュホン式のコマンドを使用して 、電子アシスタントを種々のアイテムで働かせることができ、及び電子アシスタ ントは、次に、対話(dialog)を使用して、１又はより多くのタスクを完了させる ために、それが必要とする情報を、加入者から集める。上述の電子アシスタント のような、多くのシステムが、多くの特徴を持つことができるので、販売者が、 購入された機能性に従って、製品の価格を決めることが、まれではない。米国特 許出願第０８／３１６，６３５号に識別された電子アシスタントでは、種々のア イ テムは、以下の任意のものを含むことができる：スケジュール１２、メッセージ １４、コンタクト１６、（例えば、個人１８、グループ２０、又は場所２２）、 リマインダ(reminder)２４、電話帳２６、又はごみ箱２８。メッセージは、コン タクト、リマインダ、又は呼び出し(page)などのような他のアイテムも含む。メ ッセージはマルチメディアでもよく、又はいかなる種類の複合情報も含むことが できる。 販売者の観点からは、できるだけ多くの機能性を持つ、”完全にロードした” 製品として、加入者に売ることが望ましい。このように、加入者は、完全な機能 を有する製品を、費用を払って持つことができ、及び販売者は、製品の機能性が 最も高いため、最大の代価を得ることができる。しかし、しばしば、加入者は、 完全な機能を有するシステムの費用を、快く支払わないか、若しくは支払えない 、又は販売者が提供できる機能性のすべてを欲しないかもしれないし、若しくは 欲しないと確信する。このように、加入者と販売者との間の固有の対立が存在し 、その結果、究極的には、十分なセールス力のかかわりなしには、売れないか、 又は更なる機能強化の可能性のほとんどない、非常に限られた製品しか売れない かということになりかねない。 しかし、本発明の１つの態様に従うと、ユーザ又は加入者に、具体的な環境及 び費用で、彼が購入していた機能性を超える機能性を自動的に利用できるように する仲介システムが、配送される製品に含まれる。その機能性は、いくつかの例 では、最初から配送されるが、ユーザ又は加入者がそれを購入するまでは、彼に はまだ利用できないように、システム中に構成することができるし、又はそれは 、ユーザ又は加入者により最初に購入された機能を超える追加の機能を含む、例 えば、ユーザのソフトウェア及び／又はハードウェアのアップグレードのような 機能性でも構わない。ユーザ又は加入者に、最初に提供される製品に含まれる仲 介システムは、本発明に従うどのような環境でも、ユーザによる製品の使用のよ うな、種々のデータを自動的にモニタし、及びそれにより、ユーザに、追加の機 能性を提示するとき及び提示すべき機能性の種類に関する決定をなす性能を有す る。 本発明の構造の他の態様に従うと、上述のように、仲介システムは、完全な機 能性を有するサーバベースの集中化システムとすることができ、一方それに接続 されたネットワークコンピュータは、異なる又は種々の機能性を有する。そのよ うなシステムでは、仲介システムは、集中化サーバに含まれ、及び、ユーザによ るサーバの使用のような、それがモニタする又は捜し求める種々のデータにより 、いつ及びどのようにして、ユーザに任意の追加の機能性を提供するか、及び提 供すべき機能性の種類に関する決定をなす。この例では、このため、モニタシス テムは、システムのユーザが購入した部分には組込まれないが、中央のサイト、 サーバ２００で、典型的な例では提供されるであろう完全な機能性と共に，利用 できる。本発明の他の態様では、中央のサイトは完全な機能性を持たなくても良 く、また中央のサイトのオペレータは、ひとたびその機能性への要求が明らかに なると、追加の機能性を購入する必要があるであろう。 このように、米国特許第０８／３１６，６３５号に記載された電子アシスタン トの文脈では、配送されたシステムは、多くの特徴及び機能を含むことができる 。これらは、グループ間での通話の返事(call answering)及び音声メッセージ、 単一番号(single number)すなわち通話ルーティング(call routing)、基本的な スケジュール及びリマインダ、電話番号の音声ダイヤル、コンタクトの音声ダイ ヤル、グループ機能、統一メール箱、などの高いレベルの機能を含む。これらの 特徴が、完全なパッケージとして十分に働く一方、それらの多くは、個別のサー ビスとして単独で働くことができ、又は特徴(feature)の組み合わせとして働く ことができる。 特徴を一緒にグループ化することの２つの欠点がある。１つは、エンドユーザ に対する複雑さであり、もう１つは費用である。本発明は、外見上はより少ない 機能のセットから始め、それは、その後、ユーザ又は加入者に販売した（及びサ ービスに追加された）追加機能を時間をかけて持つことができる機構を、大きい アプリケーションのユーザに提供する方法を開示する。以下により詳しく説明す るように、システムそれ自身が、ユーザの使用及び他のデータをモニタし、追加 のサービス又は機能性を、自動的に提示又は販売する。 上記に示唆したように、全ての特徴を一緒にグループ化することにより、アプ リケーションは非常に大きくなり、そのためにエンドユーザが習得することが難 しくなる。特徴のすべてを最初の製品の販売に入れることの結果、ユーザ又は加 入者は、完全なアプリケーションのリソース要件、開発及びサポートの全ての対 価を（たとえ加入者がより小さい部分を使用するのみだとしても）支払わなくて はならなくなる。これは、新しいコンピュータから始めたばかりの人に、オフィ スプロフェッショナルセット(Office Professional Suite)全体に対して対価を 支払うよう要求することに似ているであろう。もしユーザが、簡単なワードプロ セッサから始めるなら、及びもしシステムが、彼は該ワードプロセッサの特徴を 学習し終わり、その製品を”十分に”熟知したと確認できたなら、該システムは 、彼が完全な特徴を備えたワードプロセッサを試すことを提案できる。システム は自動的に、アップグレード（例えば、オンライン及び望みなら試行ベースで） し、クイックオンラインチュートリアルを配送し、及び新しい特徴の対価の請求 書を送ることができよう。そして（短い）時間間隔の後、該システムは、ユーザ に、スペル及び文法チェックモジュール、そして最小のスプレッドシート、スケ ジューラ、等を提供できよう。これは、ユーザがオフィスプロフェッショナルセ ットのすべての機能性を獲得し終わるまで、続けることができる。ユーザは、彼 自身のペースで機能性を構築し、データベース及びプレゼンテーションパッケー ジを一団(bundle)に追加するかしないかを決定できる。すなわち、必要性及び価 格により、種々のアップグレードが購入できる。 このように、ユーザ又は加入者は、一組の基本的サービスから始める。彼らが これらのサービスを使用するにつれ、システムは自動的に個人の使用パターン、 人口統計(demographics)、及び他のデータを評価し、及びユーザの仕事のスタイ ルに適する追加のサービスを提供する。加入者又はユーザは、彼ら自身のペース で新しいサービスを獲得するので、彼らは、彼らが評価する特徴のみを選択し、 新しい特徴を追加する前に、新しいサービスのそれぞれの組を習得することを、 管理していると感じる。 電子アシスタントに関して記述しているが、本発明は、他の製品機能及びシス テム構造に等しく適用でき、それらを連続的かつ合理的にアップグレードできる 。しかし、以下の記述のために、電子アシスタントの使用は、詳細に継続される 。 本発明の図解した電子アシスタントの実施形態による、基本的な機能の要素は ： １．加入レベルサービス(Entry Level Service，ELS)−電子アシスタントの場合 、これは、音声メッセージ又は音声ダイヤルのような機能性のパッケージでよい 。ユーザ又は加入者は、これらのパッケージの中の基本的な機能性から始める。 音声メッセージの場合、ユーザは、例えば、メッセージを残した人を、見つけ、 再検討し、及びその人に電話で返事することができる。音声ダイヤルの場合、ユ ーザは、電話をかけてコンタクトすることができる。 ２．売却モジュール(Sell up module)−これらは、ＥＬＳに連結できる新しい性 能のモジュールである。例えば、ユーザがメッセージを聴いている間に通話を受 ける性能、ユーザが、彼のメッセージと共に記憶される音声メモ(note)を作るこ とができる性能、リマインダを設定する性能、など。更に、ＥＬＳ自身が、他の ＥＬＳの販売モジュールでもよい。例えば、（それ自身がＥＬＳである）音声ダ イヤルは、音声メールの販売モジュールでもよい。 ３．使用データ(Usage Data)−図解したシステムは、システムの動作、及びユー ザの相対的活動状態(relative activity)、ユーザのアカウント、又はユーザの アカウントのグループからのデータを収集する。例えば、もしユーザが、音声メ ールＥＬＳ(voicemail ELS，VM-ELS)を使用しているなら、本システムは、彼に 電話をした電話のかけ手のそれぞれ、その電話のかけ手の電話番号、その電話の かけ手が彼の名前をどのように言うか、などについて常に把握することもできる 。本システムは、ユーザが、これらの電話のかけ手のいく人かには頻繁に電話で 返事をし、一方他人には電話で返事をしないという事実について、常に把握する こともできよう。収集されることがある他の種類のデータには、以下のものを含 む： − （例えば、該ユーザが十分なシステムの機能性を用いたか、及びもっと習得 する準備ができたかどうかを決定するため）ユーザが特定の特徴を何回使用した か； − だれがユーザに電話するか；システムはどのくらいの間隔で、（例えば、コ ンタクト及び音声ダイヤルの機能性を、どのように、及びいつ販売すべきかを決 定するため）特定の人が電話をしたことを確定するか； − 一日の内のどの時間に、（例えば、システムが、それぞれの日で、一日のそ の時間にユーザに電話をかけようとすることができるように）アカウントがもっ ともよく使用されるか； − （例えば、加入者がフォローミーサービス(follow-me service)を必要とし ているかを決定するために）ユーザが、彼らのモバイル電話を、どのくらいの間 隔で、オンに及びオフにするか。 ４．販売ルール(Sell up Rules)−販売ルールは、販売モジュールに関連し、及 び使用データにより販売モジュールが起動させられるときを定める。例えば、Ｖ Ｍ−ＥＬＳから、ＶＭ−ＥＬＳ＋コンタクト／音声ダイヤルＳＵＭ(Contact/Voi ce-dialing SUM，CVD-SUM)へ、どのように／いつ販売すべきかを定めるルールの 組があってもよい。そのルールは、例えば： もし：（ユーザがＶＭ−ＥＬＳを少なくとも２ヶ月間使用した）ＡＮＤ（（ユー ザが少なくとも２ヶ月間頻繁に通話を受け取っていた）ＡＮＤ（ユーザは少なく とも５日間、一日につき２回、電話番号に電話するコマンド(call-phone number command)を使用した））なら、 このときＣＶＤ−ＳＵＭを販売する。 ５．自動マーケティングマネージャモジュール−これは、ルールを分析し、販売 を示唆する決定をなすモジュールである。それは、直接のルール(straight rule )を評価でき；及び／又は、それは、決定をなすことを助けるためファジーロジ ック(fuzzy logic)を使用できる。それは、それ自身（ルール及び”ファジーさ ”）を、履歴に基づいて、調節したり又は適合させたりすることができる。（こ れは、モジユールが、以下により詳細に記述するように、多くのユーザからデー タを収集することを、通常必要とする。）例えば、モジュールが、より長いユー ザの履歴に基づいて、それ自身を調節したり又は適合させるために、販売が成功 したかどうかを識別するフィードバックループがあるべきである。複数のシステ ムから収集されたデータは、モジュールが、時間をかけて”より賢く”（すなわ ち、養成された）なり、及びそれが販売を提示するときに、より成功できるよう に、（例えば、自動的に）使用され及び分析されることができるべきである。 本発明に従って図４を参照すると、システムは、ステップ３００で、上述の特 徴及び機能のいくつかをモニタする。もしシステムが、ステップ３０２で、閾値 を超過したと確認すると、システムは、ステップ３０４で、それのルールに従っ て、販売をユーザに提示すべきかどうかを決定する。もし、販売を提示すべきで ないならば、システムは、ステップ３００で、それのモニタモードに戻る。もし 販売手順を提示すべきなら、追加される機能性が、ステップ３０６で、使用パタ ーン又は販売を開始させたデータしだいで、ユーザに利用できるようにされる。 ユーザは、ステップ３０８で、追加される機能性を受諾又は拒絶し、もし受諾し たなら、追加される機能性は、ステップ３１０で、提示された条件でユーザが利 用できるようにされる。次に、制御はステップ３００に戻る。 システムでは、それが、中央プロセッサ１００（図２）あるいは中央サーバ（ 図３）が、システムの特徴又は機能をモニタする形態であろうと、システムは、 本発明の図示した実施形態に従う、あらかじめ決められた、又は”ファジーな” 閾値と対照して、それの収集したデータを比較する。システムがモニタするデー タは、上述の使用データのみを含むことができ、又は、それは、システムが販売 についてより知的な決定をすることができるように、人口又は地理的データ及び ユーザにより提供された他のデータを含むこともできる。このようにして、もし ユーザが、米国の北東部におり、かつ冬であるならば、システムは、ユーザに、 例えばスキーで使用するための、追加のデータベースへのアクセスを提示するこ とができる。他の状況では、もしシステムが、ユーザが弁護士(attorney)であり 、かつユーザがシステムを十分に使用していたことを知ったならば、システムは 、ユーザに、法律家(lawyer)のデータベースへのアクセス及びそれに関連する機 能を提示することができる。 このようにして、ひとたび閾値を超過したら、すなわち、ひとたびデータパタ ーンが識別されたら、（及び典型的には、閾値又はデータパターンは、１又はそ れより多くの、モニタされたパラメータ又は情報に依存する）、ステップ３０４ で示すように、システムは販売を提示すべきかどうかの決定をなす。例えば、ル ールにより、すなわち、もし閾値を超過したなら販売を提示すべきである、とい うように、その決定を行うことができる。一方、もしシステムに適応性があるな ら、他のユーザに同じ条件で特定の販売を提示することが成功したかどうかを決 定できる。もし成功率が最小であるなら、システムは販売は提示すべきでないと 決定することができる。このようにして、システムは、販売を提示すべきかどう かを決定するために、複数のユーザからデータを集め、かつそのデータに基づい て機能する性能を有する。図２に図示したシステムの場合では、データは、ユー ザの位置１３０に、個別に記憶させることができ、この場合、システムは、その データを取得する必要があるであろうし；例えば、図３のシステムの場合は、デ ータは、中央に記憶させることができる。どちらの例でも、仲介処理は、同じよ うにデータに基づいて機能する。 ステップ３０６で言及したように、ひとたび販売を提示するという決定がなさ れると、追加の機能性が、ユーザに提示される。本発明の図示した電子アシスタ ントの実施形態に従うと、その提示は、多くの異なる方法で行うことができる。 好適な実施形態によると、ユーザが利用できる種々のメッセージの中に記載され た、対話のメッセージの中に、販売が置かれ、及びメッセージのダイアログは、 対話形式(interactive manner)で進行する。このようにして、システムは、提示 を行うことができ、一部のユーザに基づく、異なる機能性の量、異なる価格、及 び異なる関心を含む、その提示の種々の態様について、ユーザに質問することが でき；及びその後で、もし受諾したなら、システムは、以下により詳細に述べて いくように、追加の機能性を提供することができる。音声対話の性能を有しない システムでは、その提示は、ユーザのディスプレイ画面上で行うことができる。 この環境では、非常にしばしば、システムは、ダイアログボックス、好適には、 システムにより提出された質問に応答して、ユーザのキー操作又はマウスのクリ ックを要する、対話式ダイアログボックスを開くであろう。どちらの環境でも、 ユーザは、対話式ダイアログのどの段階でも、販売の提示を取り消したり、又は 追加の機能性を受諾したりする、選択の自由を有する。 このシステムは、このようにして、対話式音声コミュニケーションにより、ユ ーザのディスプレイを使用するコミュニケーションにより、及び、おそらく、プ リンタのような文書の形態を通したコミュニケーションによってさえ、ユーザに 追加の機能性が利用できることを伝達する、種々の方法を有する。 最後に、もしユーザが、システムに示された条件で提示を受諾することを決め たら、既に機能性がシステム内（例えば、他のユーザのために、サーバ２００内 の、又は以前にパッケージにされかつユーザモジュール１３０で利用できる）に 存在するなら単にその機能性を作動させることによっても、その機能性は、ユー ザが利用できるようになる。他には、システムは、ローカルサイトへ追加の機能 性をダウンロードするため、中央サーバへのモデム接続を必要とすることがあり 、又はそれは、ソフトウェアのようなアップグレードされたデータを、中央の販 売者のところから、実際に購入し及び物理的に配達する必要があることがある。 本発明の、追加、控除、及び他の変更は、本分野の当業者には明らかであろう し、また、添付の請求項の範囲内である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．製品機能により大きい機能性を与える、アップグレードされたリソースを仲 介する方法において、 前記製品機能とのユーザの対話を記述するデータを収集するステップと、 少なくとも１つのデータパターンが識別されたかどうかを決定するため前記デ ータを分析するステップと、 前記少なくとも１つのデータパターンが識別されたとき、前記製品機能のユー ザに、前記より大きい機能性が利用できることを伝達するステップとを有するこ とを特徴とする方法。 ２．請求項１に記載の方法において、前記収集するステップが、前記製品の使用 データの間隔を収集するステップを有することを特徴とする方法。 ３．請求項１に記載の方法において、前記収集するステップが、前記製品の使用 に関する統計データを収集するステップを有することを特徴とする方法。 ４．請求項１に記載の方法において、前記収集するステップが、前記ユーザに関 する人口データを収集するステップを有することを特徴とする方法。 ５．請求項１に記載の方法において、前記収集するステップが、前記ユーザに関 する地理データを収集するステップを有することを特徴とする方法。 ６．請求項１に記載の方法において、前記分析するステップが、前記収集された データが、いずれかの閾値を超過したかどうかを決定するステップを有すること を特徴とする方法。 ７．請求項１に記載の方法において、前記分析するステップが、前記データパタ ーンが識別できるかどうかを決定するため、前記収集されたデータにファジーア ルゴリズムを適用するステップを有することを特徴とする方法。 ８．請求項１に記載の方法において、前記伝達するステップが、前記ユーザと、 対話式に伝達するステップを有することを特徴とする方法。 ９．請求項８に記載の方法において、前記伝達するステップが、前記ユーザと、 音声により、対話式に伝達するステップを有することを特徴とする方法。 １０．請求項８に記載の方法において、前記伝達するステップが、前記ユーザと 、 視覚的機構及び触感応答機構により、対話式に伝達するステップを更に有するこ とを特徴とする方法。 １１．請求項１に記載の方法において、 複数ユーザからデータを収集するステップと、 複数ユーザからユーザの決定を収集するステップと、 少なくともグループユーザデータ及び決定に基づいて、ユーザに、より大きい 機能性を提供すべきときを決定するステップとを更に有することを特徴とする方 法。 １２．音声応答電話パーソナルアシスタントシステムで、前記システムの製品機 能に、より大きい機能性を与えるためのアップグレードされた機能性を仲介する 方法において、 前記製品機能とユーザの対話を記述するデータを収集するステップと、 少なくとも１つのデータパターンが識別されたかどうかを決定するため、前記 データを分析するステップと、 前記少なくとも１つのデータパターンが識別されたとき、前記より大きい機能 性が利用できることを、前記パーソナルアシスタントシステムのユーザに、伝達 するステップとを有することを特徴とする方法。 １３．請求項１２に記載の方法において、前記分析するステップが、少なくとも １つのユーザの閾値を超過したとき、データパターンを識別するステップを、更 に有することを特徴とする方法。 １４．請求項１３に記載の方法において、 複数のユーザからデータを収集するステップと、 複数のユーザから、ユーザのアップグレードの決定を収集するステップと、 少なくともグループの応答データ及び決定に基づいて、前記より大きい機能性 を、ユーザに提示すべきときを決定するステップとを更に有することを特徴とす る方法。 １５．請求項１３に記載の方法において、前記伝達するステップが、使用してい る前記システムのより大きい機能性の、前記ユーザへの提示を、言葉でかつ対話 式に作成するステップを、更に有することを特徴とする方法。 １６．請求項１５に記載の方法において、前記作成するステップが、前記より大 きい機能性の提示を、新しいメッセージの文脈中に、対話式に提示するステップ を有することを特徴とする方法。 １７．請求項１２に記載の方法において、 最初に、前記ユーザが、低い機能性のレベルで開始するステップと、 少なくとも前記データパターンによって、複数のステップの、より大きい機能 性を提示するステップとを、更に有することを特徴とする方法。 １８．製品機能により大きい機能性を与えるため、アップグレードされたリソー スを仲介する方法において、 前記製品機能の使用を記述する使用データを収集するステップと、 少なくとも１つの使用閾値を超過したかどうかを決定するため前記データを分 析するステップと、 前記少なくとも１つの閾値を超過したとき、前記製品機能のユーザに、前記よ り大きい機能性が利用できることを伝達するステップとを有することを特徴とす る方法。 １９．請求項１８に記載の方法において、前記収集するステップが、前記製品の 使用データの間隔を収集するステップを有することを特徴とする方法。 ２０．請求項１８に記載の方法において、前記収集するステップが、前記製品の 使用に関する統計データを収集するステップを有することを特徴とする方法。 ２１．音声応答電話パーソナルアシスタントシステムで、前記システムの製品機 能に、より大きい機能性を与えるためのアップグレードされた機能性を仲介する 方法において、 前記製品機能の使用を記述する使用データを収集するステップと、 少なくとも１つの使用閾値を超過したかどうかを決定するため、前記データを 分析するステップと、 前記少なくとも１つの閾値を超過したとき、前記より大きい機能性が利用でき ることを、前記パーソナルアシスタントシステムのユーザに、伝達するステップ とを有することを特徴とする方法。 ２２．製品機能により大きい機能性を与える、アップグレードされたリソースを 仲介するためのコンピュータを使用した装置において、 前記製品機能とのユーザの対話を記述する使用データを収集する手段と、 少なくとも１つのデータパターンが識別されたかどうかを決定するため前記使 用データを分析する手段と、 前記少なくとも１つのデータパターンが識別されたとき、前記製品機能のユー ザに、前記より大きい機能性が利用できることを伝達する手段とを有することを 特徴とする装置。 ２３．請求項２２に記載の装置において、前記収集する手段が、前記製品機能の 使用データの間隔を収集する手段を有することを特徴とする装置。 ２４．請求項２２に記載の装置において、前記収集する手段が、前記製品の使用 に関する統計データを収集する手段を有することを特徴とする装置。 ２５．製品機能により大きい機能性を与える、アップグレードされたリソースを 仲介するためのコンピュータを使用した装置において、 前記製品機能の使用を記述する使用データを収集する手段と、 少なくとも１つの使用閾値を超過したかどうかを決定するため前記使用データ を分析する手段と、 前記少なくとも１つの閾値を超過したとき、前記製品機能のユーザに、前記よ り大きい機能性が利用できることを伝達する手段とを有することを特徴とする装 置。 ２６．請求項２５に記載の装置において、前記収集する手段が、前記製品機能の 使用データの間隔を収集する手段を有することを特徴とする装置。 ２７．請求項２５に記載の装置において、前記収集する手段が、前記製品の使用 に関する統計データを収集する手段を有することを特徴とする装置。