JP2001516342A - 喫煙中止における抗喫煙組成物および規定食組成物の組合せの使用 - Google Patents

喫煙中止における抗喫煙組成物および規定食組成物の組合せの使用

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Abstract

(57)【要約】 喫煙中止および/またはニコチン依存症の治療を幸運にも完了する人々の数を増大させる効果を有する規定食組成物および抗喫煙組成物の組合せ。該規定食組成物は、1日当り最大1200kcalに等しいカロリー含量を有する。抗喫煙組成物との組合せを用いて、該規定食組成物は、慣用的な抗喫煙組成物に比較して、喫煙中止に関してより高率の成功を生じる。該規定食組成物は、フル・ダイエットに置換えて用いる場合に、1日当り約400ないし800kcalに等しいカロリー含量を含むVLCD(非常に低いカロリー規定食)になり得る。また、該規定食組成物は、1日当り約800ないし1200kcalに等しいカロリー含量を含むLCD(低カロリー規定食)の形態になり得る。該規定食組成物は、喫煙中止の促進用および/またはニコチン依存症治療用の製剤を提供するために用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 喫煙中止における抗喫煙組成物および規定食組成物の組合せの使用 本発明は、一般的には、ニコチン放出剤のごとき抗喫煙組成物および規定食組成 物の組合せおよび喫煙中止および/またはニコチン中毒の治療におけるこの組合 せの使用に関する。また、ニコチン依存症の個人を治療する方法、および規定食 組成物と組合せたニコチン放出剤の形態の抗喫煙組成物を含むキットを供する。発明の背景 医学的証拠は、葉巻およびパイプ喫煙が口腔癌を引き起こし、紙巻タバコの喫煙 が、肺癌に直接的に関連するということを証明してきた。また、噛みタバコおよ び嗅ぎタバコのごとき無煙タバコは、口腔癌のリスク増大と関連付けられてきた 。多くの国において今日、全ての癌死亡の3分の1もの多くが、紙巻タバコの喫 煙に帰すことができる。また、喫煙は、心臓疾患および肺疾患に罹るリスクを増 大させる。これは、タバコの煙が、ニコチンを含む高含量の有害粒子、高含量の 一酸化炭素(CO)および高含量のタールを有し、それら全てが気道および肺の 双方の適当な機能にひどく影響するという事実のためである。長期間にわたる規 則的な喫煙は、気道疾患、例えば、慢性気管支炎リスクの増大に導くことが示さ れてきている。 ニコチンはアルカロイドであり、タバコに含有される多くの有害物質の一つであ る。ニコチンは、一般的に中毒性であるとみなされ、緩和な麻痺作用を起こす。 他のよく知られたアルカロイドは、例えば、コカイン、モルヒネおよびストリキ ニーネである。 ニコチンは重篤な健康害であり、血管を圧縮するので脈管系に対して収縮効果を 有し、血圧の上昇に導く。これらの効果は、心機能に対して重圧をかける。ニコ チン 単独またはタバコ中に存在する4000種以上の異なる物質の1以上との組み合 せでは、タバコ喫煙および/またはタバコの使用に関連した長期間の健康害を引 き起こすかははっきりとは知られていない。本明細書で用いた場合の「タバコの 使用」とは、ニコチン摂取に導くタバコの使用の全態様を含み、喫煙または他を 介してなされること理解されるべきである。その結果、タバコは、紙巻タバコ、 葉巻、パイプタバコ、噛みタバコ、嗅ぎタバコ等において使用するためのタバコ の形態となり得る。 タバコは食欲を抑制し、従って、多くの人々は、タバコを体重コントロールの 補助物として用いることがよく知られている。その結果として、禁煙を望んでい る多くの人々は、しばしば、タバコの使用中止が、非喫煙生活スタイルと関係し た他の積極的効果を容易に打ち消すことができる、所望でない体重増加と関係す ることを経験する。市場で入手できる慣用的な「抗喫煙組成物」は、喫煙を中止 するための独力の決定またはニコチン依存症の治療における慎重な参加と関連し た体重増加という望まない効果をしばしば適切に考慮に入れない。 上記で用いた文章中の「抗喫煙組成物」は、個人が喫煙を中止するのを助けるこ とを一般的に意図した組成物として理解すべきである。かかる「抗喫煙組成物」 の例は、Danish Drug Catalogue(1997)の822−8 23頁にリストされている。該組成物は、ニコチン含有チューインガムまたはニ コチンパッチのごときニコチン放出剤の形態になり得る。かくして、「抗喫煙組 成物」なる用語は、喫煙を禁ずる場所において個人によって使用されるニコチン 放出剤ならびにニコチン依存症の治療中にニコチン含有のタバコの代用品として 用いるニコチン放出剤を述べるのに用いられる。 タバコ使用およびそれと共に関係する多数の健康害間の証明可能な関連性は、多 くの人々、特に喫煙者が習慣を止めることを決め、タバコを使用するのを中止す るのに導く。統計は、非常に説得力がある:全喫煙者の80%超が、禁煙する望 みを表し、各年35%が禁煙を試みるが、5%未満が習慣を止める独力の試みに 成功する (American Psychiatric Association、Dia gnostic and Statistical Manual of Ment al Disorders、DSM-IVTM、4th edition、1995 ;p.242−7)。 ニコチン中毒の結果、喫煙中止に続いて個人によく知られた離脱症状を発生させ る。症状の重篤度は、用いられた期間およびニコチン量に依存する。離脱症状は 、多くの人々が喫煙および/またはタバコを使用する習慣をこわすことを非常に 困難にさせる。ニコチン依存症および離脱は、タバコのいずれの形態(紙巻タバ コ、葉巻、パイプタバコ、噛みタバコ、嗅ぎタバコ等)の使用に続いても、なら びに予防医薬(ニコチンチューインガム、パッチ等)と共に発生するであろう。 依存性を生じ、および/または離脱を誘導するタバコの相対的能力は、当のタバ コのニコチン含量だけではなく投与経路とも関連する。依存性は、タバコを吸う と最も明白であり、依存性の減少は、喫煙して経口摂取するないし経皮投与の範 囲で観察される。 ニコチン依存症は、実質的な量のニコチンを用いたにもかかわらず、悪心、めま いおよび他の特徴的な症状の不存在によって明かにされる。タバコ使用中止に関 連したニコチン離脱は、例えば、集中力の欠如、不安、不快性または抑制ムード 、激怒、落ち付かなさ、欲求不満、不眠、刺激、心拍数の低下、および今度は、 体重増加をしばしばもたらす食欲増進のごとき症状をしばしば誘導する。例えば 、数週間にわたるニコチンの規則的な毎日の摂取後の喫煙および/またはタバコ の使用中止は、上記の症状を生じるであろう。従って、それは、上記の症状に導 く喫煙中止に続く時点でのニコチンの欠如である(American Psyc hiatric Association、Diagnostic and St atistical Manual of Mental Disorders、D SM−IVTM、4thedition、1995;p.242−7)。 ほとんどの研究者は、多くのタバコ喫煙者および/または使用者について、喫煙 中 止が続いての体重増加に導くことを示した。米国の分析においては、男性より女 性が喫煙中止後により体重が一般的に増加する傾向にあったことをさらに示した 。喫煙中止後、試験に参加した女性は、平均3.8kg増加し、一方、男性は平 均2.8kg増加にすぎないことが判明した(Williams DF.、Mad ans J.、Anda RF.ら、Smoking cessation and severity of weight gain in a national c ohort.N.Eng1.J.1991;324;p.739−45)。 いくつかの商業的に入手可能な製品は、喫煙中止を促進するために導入されてき た。多くのこれらの製品はニコチンを含有し、製品の使用中にニコチンを放出す る。かかる製品は、Pharmacia & Upjohn A/SからのNICO RETT 上記製品の使用は、喫煙中止と結び付いて発生する、全てではないが、いくつか の離脱症状を低下させる。使用中に使用者に実質的に放出される上記の製品はニ コチンを含むが、これらの製品を用いる場合でさえ、使用者は体重増加するとい うことは異常ではない。体重増加は、多くの人々が再度喫煙を開始する一つの主 要な理由である。また、心理学的因子が役割を演じるらしく、喫煙中止後の多く の人々によって経験された食欲増進を説明することができる。喫煙中止に続いて 強制的に食べるのを開始し、しばしばケーキ、甘いもの等で自分自身を慰めるこ とはよく知れている。 個人の食事および/または運動習慣は結果的に改変されないが、食欲増進および 過食は、体重増加に容易に導き得る。この知識に基づき、および食欲増進、また 多分過食習慣になるだろうと予想して、多くの人々は喫煙中止および/またはタ バコの使用を結び付けて規定食を変更することを試みるであろう。しかしながら 、規則的 な食習慣を変更し、ダイエット食品または低い量のカロリーを含む規定食を食べ るのを開始するのは常に容易ではない。事実、体重を自由にすることは、多くの 人々につき、それ自体十分に大問題である。 いくつかのケースにおいて、タバコ使用中止と関連した体重増加はかなり優位性 があるので、それはタバコ使用中止と自然に関連した利点と結び付くことができ る。いくつかの試験は、体重増加が男性間より女性問でより明かであることを示 した。多くの女性では、タバコ使用中止に関連した体重増加は許容できず、女性 に再度喫煙を始めさせる。 より多くの因子は、体重増加を、例えば、代謝状態およびターンオーバにおける 変化、所望のまたは好ましい食品の知覚変化、ならびにタバコ喫煙によって前に 供された生理学的効果の代用品としての食品の摂取を含めた生理学的因子のよう に説明できる。たとえ基礎的代謝状態における変化が、食習慣における変化によ って容易にコントロールできないとしても、他の因子のいくつかは、再度の喫煙 開始から個人を防止するためにコントロールできる。体重コントロールプログラ ムおよび喫煙中止を結び付ける試みが行われているが、いずれも本当の成功はな い。 出願人の同時係属出願PCT/IB97/00152は、大豆成分に基づく規定食 組成物を開示する。より詳細には、当該発明は、肥り過ぎまたは肥満の人々のた めの体重低下規定食として有用であり、または一般的に血清脂質を低下させるの に有用な規定食組成物に関する。 PCT/IB97/00152に記載された発明は、血清脂質濃度の増加を有する 対象における血清脂質濃度が、規定食組成物の摂取に続いて有意に低下したとい う観察に基づいている。さらなる利益として、該組成物は、血清脂質濃度の増加 を低下させるだけではなく、正常の血清脂質濃度を有する個人において脂質低下 効果をも有する。 PCT/IB97/00152に開示された規定食組成物は、総コレステロールお よび総トリグリセリドのレベルを低下させることもできる。血清中のHDL/L DL−コレステロール比も改善される。例えば、喫煙によって引き起こされたコ レステロールの高血清中レベルは、身体を通る動脈中のアテローム性動脈硬化プ ラークの形成に寄与することによって疾患および死を引き起こす。発明の概要 本発明の目的は、喫煙中止および/またはニコチン依存症の治療を幸運にも完了 する人々の数を増加させる効果を有する組合せを提供することにある。 また、本発明の規定食組成物は、喫煙中止後の体重増加を低下および/または消 失させるための抗喫煙プログラムに有用である。かかる目的では、本発明による 規定食組成物は、例えば、ニコチン放出剤またはニコチン含有チューインガムま たは慣用的なニコチンパッチのごときニコチン代用品の形態で抗喫煙組成物と組 合せて用いることができる。 本発明の目的は、抗喫煙組成物と組合せて、1日当り最大1200kcalに等 しいカロリー含量を有する既製規定食組成物を用いることによって達成される。 驚くべきことには、抗喫煙組成物と組合せて、本発明による規定食組成物の使用 は、それ自身の抗喫煙組成物の使用より、喫煙中止に関して高率の成功を生じさ せる。さらに、離脱期間中の体重減少は、しばしば、規定食組成物および抗喫煙 組成物のこの組合せの使用と関連する。 本発明の一の態様において、ニコチン依存症の個人を治療する方法が提供され、 該方法は、抗喫煙組成物と組合せて1日当り最大1200kcalに等しいカロ リー含量を有する既製規定食組成物を投与することを含む。 本発明の他の態様において、1日当り最大1200kcalに等しいカロリー含 量を有する既製規定食組成物および抗喫煙組成物との組合せが提供される。該既 製規定食組成物は、フル・ダイエット(full−diet)代用規定食組成物 として用いる場合、1日当り約400ないし800kcal、好ましくは1日当 り520−540kcal、例えば1日当り530kcalに等しいカロリー含 量を含むVLCD規定食組成物になり得る。また、該既製規定食組成物は、フル ・ダイエット代用規定食組成物として用いる場合、1日当り約800−1200 kcalに等しいカロリー含量を含んだLCD規定食組成物の形態になり得る。 本発明のさらなる他の態様において、抗喫煙組成物と組合せて1日当り最大12 00kcalに等しいカロリー含量を有する既製規定食組成物を使用するための 投薬プログラムが提供される。一つの具体例における該投薬プログラムは、毎日 のニコチンまたはタバコ消費、性別、体重、身長、身体状態等のごとき個人的特 性に基づいて、規定食組成物および/または抗喫煙組成物および/または通常得ら れる食品によって混成した規定食の使用に関係する指示を有する、カレンダーの 形態におけるプランを特徴とする。発明の詳細な記載 一の態様において、本発明は、抗喫煙組成物と組合せた、1日当り最大1200 kcalに等しいカロリー含量を有する既製規定食組成物の使用を提供する。1 日当り最大1200kcalに等しいカロリー含量を有するいずれの既製規定食 組成物も、本発明の抗喫煙組成物と組合せて用いることができる。 本発明の規定食組成物の使用は、喫煙中止に続く週に体重増加を妨げ、ニコチン 依存症の治療を幸運にも完了する人々の数を有意に増加させることを見出した。 禁煙を試みる喫煙者は、かくして、結果としてより高い成功率でタバコを止める ことに さらに動機付けることができる。驚くべきことには、規定食組成物および抗喫煙 組成物の組合せの使用は、再度喫煙から人々を予防するのを要求する慣用的治療 において用いられた抗喫煙組成物の単独使用より、喫煙中止を治療することおよ び/またはニコチン依存症の個人を治療するのに非常に有効である。 喫煙中止を進める規定食組成物および抗喫煙組成物の組合せの驚くべき非常に有 効な使用は、まだ明らかではない。しかしながら、その効果は、規定食組成物の 投与およびそれに関係した有利な心理学的および生理学的効果の組合せに最も寄 与するようである。 本発明の一の態様において、組合せの規定食組成物は、出願人の同時係属出願P CT/IB97/00152に開示されたものである。かかる規定食組成物は、正 常または増大した血清脂質濃度を有する対象において、血清脂質濃度を有意に低 下させる効果を有することが従前に判明した。また、PCT/IB97/0015 2に開示された規定食組成物は、個人における総コレステロールおよび総トリグ リセリドのレベルを低下させることができる。 喫煙中止に続く個人の血清脂質および/またはコレステロールレベルを低下させ るために、かかる個人は、本発明による低脂肪、低コレステロールの規定食組成 物を処方され得る。かかる規定食組成物の摂取は、ニコチン依存症の治療を幸運 にも完了する個人の数の増加にも導く。これは、以下の本明細書中に報告した結 果から明らかである。 いくつかの規定食組成物は、投与中の個人に多幸効果を生させ得ることがよく知 られている。かかる多幸効果は、Danish Drug Catalogue( 1997)の110−111頁に簡単に記載されるように、カテコールアミン増 強効果およびセロトニン増強効果と関係しているのかもしれない。例えば、アド レナリンおよびノルアドレナリンの形成の増大に導くカテコールアミン増強効果 は、多幸感 の経験に寄与している。 現在、本発明の喫煙中止に続く規定食組成物の投与は「多幸」状態にも導くと思 われており、それはニコチン依存症の治療中にニコチン離脱からの個人の苦しみ への非常な助けとなると考えられている。「多幸」の状態は、本発明によるニコ チン依存症治療の間、血清脂質および/またはコレステロールを低下させるほど 、上昇すると考えられている。脂肪およびコレステロールの量の低下は、代謝の 変更に導き、アドレナリンおよびノルアドレナリンのごとき化合物の形成をとり わけ促進し、双方は上記の「多幸」感の発生と明確に関連することが知られてい る。 本発明による低脂肪規定食の間、代謝における全ての変化は、実際非常に複雑で ある。神経系のニコチンのまだ十分に理解されていない分子生物学と結合したこ れらの複雑さは、本発明の規定食組成物の摂取と仮に関連した多幸効果を説明の を試みるのを困難にさせる。 ほとんどの脂肪酸は、肝臓で合成される。脂肪酸は、続いて脂肪へ転化され、さ まざまな組織に分布し、または貯蔵エネルギーの源泉として寄託される。かくし て、肝臓における脂肪酸の合成およびそれらの寄託は、容易に獲得可能なエネル ギーの源泉の利用可能性を保証する。重要なことには、脂肪酸は、脳組織を構成 している細胞によって吸収または代謝できない。従って、脳はエネルギーについ てグルコースの形態の血糖に依存する。 また、肝臓は血糖レベルの調節を担い、かくして、グリコーゲンと言われるグル コースの源泉が肝臓に存在するのと同様に長期間、グルコースの一定の供給を維 持できる。グリコーゲンは、正常な生理的およびダイエット条件下、グルコース の形成の下代謝される。 しかしながら、本発明の規定食組成物の投与中、身体のグルコースおよび血清脂 質 のレベルは、共に低下する。この低下に応答して、肝臓はアセトアセテート、3 −ヒドロキシブチレートおよびアセトンのごときケトン化合物を生成するのを開 始する。全てではないが、ほとんどの脳組織を含めた肝外組織は、これらのケト ン化合物を代謝できる。 ケトン化合物の生成は絶食中に増大し、本発明の規定食組成物投与の間もほとん どそのようである。ケトン化合物を合成するのを開始するための肝臓へのシグナ ルは、血中の低レベルのインスリンおよび/または対応する高レベルの、例えば 、アドレナリン、コルチゾールおよびグルカゴンのごときホルモンである。従っ て、アドレナリンおよび/またはケトン化合物の形成に関連した「多幸」感は、 本発明の規定食組成物の全てまたは部分的にのいずれかに基づいた規定食のごと き低脂肪規定食の間に上手に増加できる。 喫煙中止に続く「多幸」感およびニコチン離脱症状の減少間の考えられる関連性 をさらに調査するために現在行われた研究の方向および範囲は、ケトン化合物お よび/またはアドレナリンおよびノルアドレナリンのごときカテコールアミンの 形成が、脳のある種の標的細胞またはニューロンの表面上のニコチン相互作用受 容体を妨害するという仮説に基づいている。かくして、これらの受容体は、ニコ チン分子に結合することに代えて、合成されたケトン化合物またはカテコールア ミンによって占められるであろう。 カテコールアミン化合物であるアドレナリンが、ダイエット条件で変化するため の応答において合成されるべきホルモン、および神経伝達物質であるという事実 は、現在役立つ仮説の支持に証拠を提供するらしい。 その仮説は、一般的なニコチン分子生物学の文献、特に神経系に対するニコチン の効果の試験結果によってさらに置換えられる。かかる結果は、デンマークの保 健省の独立諮問法人であるデンマークの「Tobaksskaderadet」 (Th e Council on Tobacco Hazards)によって、1994 年に、表題「Tobakkens Biologi」(The Biology of Tobacco)のもと公表された試験を形成した。上記試験の一部の結 果は、2以上のニューロン間またはニューロンおよび細胞間のシナプス結合にお けるニコチン分子の作用に集中した。 シナプス結合は、約150オングストローム幅であり、1個のニューロンからも う一つのニューロンまたはニューロンから細胞へのインパルスを伝達するために いわゆる伝達物質の使用を必要とする。シナプス結合における伝達物質の拡散は 、該伝達物質と結合できる、受け取りニューロンまたは細胞の表面上の受容体と 伝達物質との相互作用を促進する。ケトン化合物であるアセチルコリンは、伝達 物質として広く使用され、式(CH33−N+−(CH22−O−CO−CH3を 有する。カテコールアミンであるアドレナリンおよびノルアドレナリンを区別す べきである、それは、2つ後者がアミノ酸チロシンの誘導体であり、ケトン(− CO−)基を含まないからである。 ニコチン分子はシナプス結合においてアセチルコリと同様に作用し、受け取りニ ューロンの表面上のアセチルコリン受容体と結合する。アセチルコリン受容体は 、ニコチンの結合からアセチルコリンの結合を区別できない。結果として、ニコ チンは、「正常な」伝達物質であるアセチルコリンを置換えるのを可能とする効 果があり、かくして、高用量においてインパルスの伝達頻度の増大を促進する。 喫煙者は、例えば、脈拍数および血圧の増大、「敏捷さ」または集中の増大の状 態の促進を経験するであろう。 アセチルコリンおよびニコチン間の一つの有意な差は、一旦インパルスが受容体 ニューロンに伝達されたならば、ニコチンは、アセチルコリンと同様に迅速に分 解しないことにある。かくして、ニコチンは、受け取りニューロンの受容体と関 連してしばらく残り、ニコチン、アセチルコリン、ドーパミンまたは他の伝達物 質であ るべきもう一つの伝達物質との相互作用から受容体を結果的に遮断する。 有益な証拠は、生物体がニコチン相互作用によって遮断されものを置換するため に、この受容体の「妨害」をより多くの受容体を合成することによって妨害でき ることを示唆する。この現象は、神経適合(neuroadaption)とい われ、ニコチン結合受容体数の増加の形態において耐性を確立することによって ニコチン摂取へ生物体を適合するさせるように働くニコチンの効果に対する防御 である。この適合の結果は、伝達物質として作用しているニコチン分子が、増加 した数の受容体に分配され、かくしてインパルスが実際伝達されるべき前に、よ り多くの受容体が「荷電」されなければならないのでニコチンの全効果を低下さ せるであろうことである。また、新しい合成受容体は、ニコチン結合にほとんど 感受性がないと仮定される。 ニコチン結合受容体数の増加は、ニコチン依存症を媒介するのを担うと考えられ る。受容体数が高いほど、より多いニコチンが、「麻痺」作用を生じるために必 要である。また、ニコチンは皮質および辺縁葉において活性増大を媒介する効果 を有し、ニコチンは、例えば、皮質および辺縁葉におけるドーパミン、アセチル コリンおよびノルアドレナリンのニューロンからの分泌を開始するのに働く。ド ーパミンは、多くの喫煙者によって経験される「鎮静」感を生じる原因であるら しい。 従って、喫煙中止に続き経験されたニコチン離脱は、もはや伝達物質に結合せず 、結果的に、もはやドーパミン、アセチルコリン、アドレナリンおよびノルアド レナリンのごときカテコールアミン等を分泌できないニューロン受容体数の増加 の良い直接的な尺度になるであろう。重要なことには、本発明による規定食組成 物を含んだダイエットの結果として、例えば、アセトアセテート、3−ヒドロキ シブチレートおよびアセトンのごときケトン化合物および/または例えば、コル チゾール、グルカゴンのごときホルモン、および肝臓で合成されるカテコールア ミンであるアドレナリンおよびノルアドレナリンは、上記の離脱症状を上手に抑 制し、かくして、 喫煙中止を首尾よく達成するおよび/またはニコチン依存症の治療を完了する個 人の数を増加させることができる。また、本発明の規定食組成物は、喫煙中止お よび/またはニコチン依存症の治療に関連した体重増加を低下および/または消失 できる。前記の観点において、さらなる態様の本発明は、喫煙中止および/また はニコチン依存症の治療を進めるための製剤の製造につき1日当り最大1200 kcalに等しいカロリー含量を有する規定食組成物の使用を供する。 本発明の規定食組成物は、出願人の同時係属出願PCT/IB97/00152に 実質的に記載されたごとき組成物であることが望ましい。好ましくは、本発明に よる既製規定食組成物は、フル・ダイエット代用規定食組成物として使用された 場合に、1日当り約400ないし800kcal、好ましくは520−540k cal、例えば,1日当り530kcalに等しいカロリー含量を含む「VLC D」(非常に低いカロリー規定食)組成物である。 この点で、「フル・ダイエット」は、いずれの慣用的食事制限および/またはさ らなる要求なくして、いずれかの通常得られる規定食に等しい。従って、「フル ・ダイエット」は、「正常な」規定食または食品の「正常な」摂取とみなされる ものに依存して、かくして人の間で異なるかもしれない。本明細書に用いられた 意味の「代用規定食組成物」は、個人の正常な「フル・ダイエット」を置換える のに用いられる場合に、本発明による規定食組成物を指す。「代用規定食組成物 」は以下に全てまたは部分的により詳細に説明されるように正常な規定食と置換 えることができる。本発明の好ましい具体例において、既製規定食組成物は、か かる組成物をフル・ダイエット代用規定食組成物として使用した場合に、1日当 り約800−1200kcalに等しいカロリー含量を含む「LCD」(低カロ リー規定食)組成物である。以下の本明細書の実施例に記載のごとき紙巻タバコ 喫煙女性間の喫煙中止の16週 間長期試験において、本発明の使用および方法は、1群の個人に適用され、一方 、もう1群の個人は、ニコチン依存症の伝統的治療で処置された。成功率は、本 発明の使用および方法に従う群ではるかに高かった。 喫煙中止に成功したと類別されるためには、対象は、第2週ないし第16週に1 0ppm未満の呼気中の一酸化炭素(CO)の読み、および連続的な自己報告の 禁煙完了を有しなければならない(単回の一吐き(puff)は許されない)。 対象は、第2週および16週の間に2回の訪問をはずすことが可能である。第2 週の訪問をはずすならば、対象は、第1週からエンドポイントまでの禁煙でなけ ればならない。試験は、総計287の参加者を含み、総計16週間続いた。同数 の参加者をおよそ含んだ2つの群が形成され、両群は、試験の最初の12週間1 日当り最小のニコチン用量が1日当り16mgのニコチンに等しいという条件付 で、ニコチン放出抗喫煙組成物を自由に使った。12週間後にニコチン放出組成 物の使用は、必要ならば低下できた。両群の参加者は、1日当り1600kca lに等しい最大カロリー含量を含んだ通常得られる食品の規定食を提供できるか どうか指示された。全参加者はこのダイエットに従った。定期的に1群の参加者 は、通常得られる食品に基づく規定食の代わりに既製のVLCD規定食組成物を 過剰に投与された。この群を以下においてVLCD群という。 図1は、2群における禁煙完了の個人数を示す。既製のVLCD規定食組成物を 図2ないし4に示すごとく、16週間中各2週間の3期間の間、第0週ないし第 2週、第6週ないし第8週および第12週ないし第14週にVLCD群に投与し た。治療中、対照群に1日当り1600kcalに等しい最大カロリー含量を含 んだ通常得られる食品を投与した。16週間後に、非常に低いカロリー規定食( VLCD)群において137名の対象のうち49.6%が禁煙であり、対照群に 含まれた150名では36.7%であった(p<0.05)ことが判明した。 図2は、禁煙の対象間で、16週間後にVLCD群において体重が2.1kg減 少したが、対照群においては1.6kg増加した(p<0.001)ことを示す。 まとめると、VLCD群において、体重は、喫煙中止と同時に減少した。対照群 においては、許容される中止率を得たが、穏やかな体重増加であった。 VLCD規定食組成物は、1日当り429kcalの総カロリー含量を含んだ。 N 定食組成物として用い、各チューインガムが2または4mgのニコチンのニコチ ンれるニコチン含有チューインガムを抗喫煙組成物として用いた。 図3は、VLCD群(n=132)におけるわずか22%に比較して、1週間後 のクリニックに参加している対照群の対象(n=137)の52%は、「紙巻タ バコの渇望」を「中程度」または「重篤」と報告した(p<0.001)という さらなる発見を示す。2週間後の対応数は、対照群(n=133)において49 %、VLCD群(n=127)において22%であった(p<0.001)。離 脱症状である「食欲増進」は、同一パターンを示した。 全対象は、紙巻タバコの渇望、頭痛および食欲増進のごとき離脱症状のコントロ ールのために、少なくとも8片の2mgのニコチンチューインガムを用いること を知らされた。もし、1日消費量が20片の2mgのニコチンチューインガムを 超えたならば、対象に4mgのニコチンチューインガムに切替える、または2お よび4mgのニコチンチューインガムを組み合せる機会を与えた。VLCD処置 群の対象は、処置日当り5袋のVLCDを受け取った。各袋は、84kcal( 352KJ)を含み、総計すると毎日420kcal(1.76MJ)である。 図4は、VLCD群の参加者は、1日当り1600kcalの規定食の対照群に 比較して食欲増進の問題はほとんど報告されなかったことを示す。2週間後に、 食欲 増進は、VLCD群の全個人の25%のみについて問題であったが、対照群の全 個人の48%は、かかる問題を報告した。 1年後に結果が評価された場合に、抗喫煙組成物およびVLCD規定食組成物( 各 煙中止の促進において70%を超えて有効であったことが驚くべきことに判明し た。試験の参加者の驚くべき大きな総計27.7%は、1年以内に喫煙をやめた 。この数は、論文に報告された同様な試験からの数よりかなり高い。比較として 、通常の試験からの結果は、喫煙中止を決めた全個人のうちわずか約5%が、決 心から1年以内に喫煙中止を達成することが示している。 1年後に2群間の体重差はない。こらは、喫煙中止を目的とした規定食組成物の 使用が、最初の数週間、より有効であることを示唆できる。ニコチン離脱は、こ の時期中最も明言されるので、それら最初の数週間は、最も重要な期間でもある 。また、上記に仮定のごとく、規定食組成物は、ケトン化合物および/またはホ ルモンと、ニコチンを結合できるニューロンおよび/または細胞の受容体との相 互作用に導き得るので、本発明の規定食組成物の使用と潜在的に関連した「多幸 」感は、治療期間中有意な役割を演じることもできる。 従って、本発明の好ましい具体例において、上記に詳細に説明されたごとく、フ ル・ダイエット代用品として定期的に用い、該使用が通常得られる食品によって 混成される規定食の期間によって定期的に中断される代用規定食組成物を供する 。かくして、通常得られる食品によって混成された規定食は、上記に概説した「 フル・ダイエット」を表す。定期的に使用された規定食は、1日当り1600k calに等しい最大カロリー含量を含むことが好ましい。規定食は、1日当り約 1600ないし2000kcalの限界を超えないことが重要である。 規定食は、蛋白質源、炭水化物源、脂肪源、香味剤、ビタミン、ミネラル、電解 質、微量元素等に関して上手にバランスされていることを保証することが常に重 要である。本発明による既製規定食組成物を用いる一のさらなる利点は、通常得 られる食品から作られた規定食において正しい量で常に存在しないかもしれない 上記の栄養源、ビタミンおよびミネラルの1日供給量によって表される。規定食 中の不十分な量の栄養源は、例えば筋肉の不健康な退化に導きかねない。 上記試験において、VLCD群の参加者は、1日当り429kcalの総カロリ ー含量で規定食を投与される。LCD規定食組成物を用いることも原則として可 能であろう。VLCDおよびLCD規定食組成物間の差は、主に各組成物に用い る炭水化物量および脂肪量にある。従って、本発明は、VLCD規定食組成物の 使用に専ら制限されないが、1日当り約800−1200kcalに等しいカロ リー含量を有するLCD組成物の使用をも含む。1日当り1600kcalによ り近いエネルギー含量は、上記試験の対照群の参加者によって示されるごとく、 いずれの有意な効果も有しないらしい。 好ましいVLCDおよびLCD規定食組成物およびその使用は、以下に記載のご とく供することができる。 VLCD規定食組成物のために以下の成分を混合した: 単離大豆蛋白質 60g 脂肪 8g 炭水化物 50g 大豆繊維 20g ビタミン、ミネラル、電解質および 微量元素、約 5g 混合物を約1000mlの水に懸濁して、VLCD製剤用の1日投与量に対応す る 約530kcalを含んだ飲料を供した。 LCD規定食組成物のために以下の成分を混合した: 単離大豆蛋白質 75g 脂肪 22g 炭水化物 100g 大豆繊維 20g ビタミン、ミネラル、電解質および 微量元素、約 5g 混合物を約1000mlの水に懸濁して、LCD製剤用の1日投与量に対応する 約880kcalを含んだ飲料を供した。 上記のVLCDおよびLCD規定食組成物は、スウェーデン、ストックホルムの Karolinska Hospitalでの臨床試験において評価された。各 処置群に必要な患者数は、5%/3=1.7%の有意レベルおよび80%の力を用 い、12の標準偏差の推定を用いて、処置群VLCD/530およびLCD/88 0処置群間の4kgの真の治療差を検出するために、27名と計算した。 患者は、以下の包括基準により選択された: −体重指数(BMI)<30kg/m2を有する中程度ないし重篤な過体重の人 −両性別 −20および65の間の年齢 −自己報告した、去る2ヶ月以内の安定した体重 表1.年齢の記載(歳) 表2.性別分布の記載 表3.体重指数の記載(kg/m2全3群の対象につき訪問ごとに体重を記録した。体重を下記に記載する。 表4.体重の記載(kg) 表5.コレステロールの記載(mmol/l) 上の表より、VLCD/530は、6週間に25%のコレステロール低下を供し 、LCD/880は、6週間に26.8%のコレステロール低下を供した。VLC D/530においては、1日脂肪摂取は8gであり、LCD/880においては2 2gであった。両処置群の初期のコレステロールレベルの5.6mmol/lは、 正常コレステロールレベルに一致し、示すことができるごとく、6週間後にコン トロールの有意な低下があり、それは、脂肪、炭水化物および大豆蛋白質の摂取 が増加する場合により高い。 表6.トリグリセリドの記載(mmol/l) 表の値より、LCD/530を受けた群においてトリグリセリド濃度は30%ま で、LCD/880を受けた群において44.5%まで低下すると計算できる。再 度、大部分脂肪、炭水化物および単離大豆蛋白質を受けた群においてトリグリセ リド濃度の低下が最も高いことが分かった。 表7.尿酸の記載(μmol/l)表より、尿酸濃度はLCD/530を受けた群において22.1%まで、LCD/ 880を受けた群において15.2%まで増加したと計算できる。EP−0 42 5423 B1によって調製され、繊維を含んだ大豆濃縮物を含有したVLCD/ 420製品との比較試験において、尿酸濃度は同一の6週間で27.9%まで増 加した。 喫煙中止を促進するおよび/またはタバコを用いるいずれかの抗喫煙組成物は、 本発明による規定食組成物との組合で用いることができる。抗喫煙組成物は、1 以上のニコチン放出剤およびニコチン代用品を含むことが好ましい。好ましくは 、ニコチン放出剤は、チューインガム、経皮接触パッチ、経鼻スプレーおよび吸 入剤よりなる群から選択される。 規定食組成物および抗喫煙組成物の組合せは、本発明により多数の方法で達成で きる。1日当りの最小用量のニコチンまたは1日当りのニコチン代用品をある期 間にわたって放出させ、その後、抗喫煙組成物の使用をその後直ちにまたは最小 用量の漸次の低下の減少期間後のいずれかで止める。最小用量のニコチンまたは ニコチン代用品は、例えばニコチン中毒の程度、用いられたニコチン量、ニコチ ン依存症が確立するのに用いられた期間および離脱症状の程度に依存して個人ご とに異なるであろう。本発明の一つの具体例において、最小量の2mgのニコチ ンまたはニコチン代用品、4mgのごとき、例えば6mg、8mgのごとき、例 えば10mg、12mgのごとき、例えば14mg、16mgのごとき、例えば 18mg、20mgのごときニコチンまたはニコチン代用品を本発明の抗喫煙組 成物によって最初に個人に放出する。 他の具体例においては、a)本発明による既製規定食組成物の形態において一部 または全ての規定食の期間、およびb)通常得られる食品から作られたフル・ダ イエット期間の間の漸次の移行を供する。漸次の変化の間に、規定食組成物およ び通常のフル・ダイエットの混合物を供する。上述のごとく、本明細書中で用い たごとき「フル・ダイエット」は、いずれかの慣用的食物制限および/またはさ らなる要求なくしていずれの通常得られる規定食と同等である。移行の規定食組 成物は、本明細書に記載した組成物であり、上述のごときこの熟語の意味におい て「代用規定食組成物」であり得る。「代用規定食組成物」の形態の規定食組成 物は、通常の規定食と十分にまたは部分的に置換えることができる。 本明細書に記載された低脂肪および/または低コレステロール規定食への代替物 として、個人は喫煙中止に続くスタチンのごとき医薬で治療され、低脂肪規定食 およびスタチンの組合せで投与することができる。スタチンは、選択的にHMG -CoA-還元酵素を阻害し、それはコレステロール合成における制御酵素である 。該酵素は、LDL受容体の形成を増大させ、この結果、とりわけ血中LDLコ レステロールのレベルを低下させる。 タバコ使用に関連する健康害のいくつかは、高血清中コレステロールレベルおよ び/または高血清中トリグリセリドレベルおよび/または血清中の低HDL/LD Lコレステロールレベルを伴って複雑で有害な効果を引き起こす。従って、本発 明の規定食組成物は、血清中コレステロールレベルおよび/または血清中トリグ リセリドレベルを直接的または間接的に低下させ、および/または血清中のHD L/LDLコレステロールレベルの比を増大させることが好ましい。 他の具体例において、血清中コレステロールレベルまたは血清中トリグリセリド レベルを低下させる薬剤、および/または例えば、スタチンのごとき血清中のH DL/LDLコレステロールレベルの比を増大させる薬剤は、規定食組成物およ び/または通常のフル・ダイエットとして同時に供される。 本発明の一の好ましい具体例において、規定食組成物は、大豆成分および特に( a)単離大豆蛋白質、(b)大豆繊維、および所望によりさらなる蛋白質源、炭 水化物源、脂肪源、香味剤、ビタミン、ミネラル、電解質、微量元素および他の 慣用的な添加剤を含み、(a)の量は、蛋白質含量が規定食組成物の総エネルギ ー含量の少なくとも15%を供し、(a)および(b)間の重量比が少なくとも 2であるように含む。好ましくは、(a)および(b)間の重量比が少なくとも 2.5であり、より好ましくは、その比が少なくとも3であり、最も好ましい比 が3および4の間にある。 単離蛋白質は、大豆の主要なタンパク様画分である。高品質、無傷、清潔、水分 なしで90%の蛋白質(N×6.25)より多く含む非蛋白質成分の優位性を取 り除くことによって外皮を取った大豆が好ましい。該規定食組成物は、大豆蛋白 質が大豆の残りから分離される一連の工程を通して生じる。炭水化物の除去の結 果、風味において実質的に穏やかで、従ってヒト用規定食組成物に有用である製 品を生じる。 本発明の規定食組成物において用いた単離大豆蛋白質は、好ましくは、ヒトの必 要量の全必須アミノ酸を供するべきである。好ましくは、単離大豆蛋白質は、F ood and Agricultural Organisation、Wor ld Health Organisation and United Nati ons University(FAO/WHO、UNU)によって確立された子 供および大人のための必須アミノ酸必要パターンを満たすまたは超えるべきであ る。また、好ましい単離大豆蛋白質は、高度に消化され易く、牛乳、肉、魚およ び卵蛋白質に対する消化し易さに匹敵するべきである。最後に、好ましい単離大 豆蛋白質は、推奨される摂取レベルにて消費される場合に、窒素バランスを維持 するのに有効であるべきである。前記の要求を満たす好ましい単離大豆蛋白質製 品は、商標名SUP る品質で供給されている。一の特に好ましい製品は、単離大豆蛋白質、甘い乳清 お である。それは、優れた栄養特性、穏やかな風味およびなめらかな口あたりを提 供する。それは、優れた分散性および懸濁性特性を供するためにスプレー乾燥さ れ、水、ジュースまたは牛乳と混合されることを意図した乾燥プレンド飲料に特 に推奨される。もう一つの特に好ましい単離大豆蛋白質製品は、優れた分散性、 穏やかな は、高いバルク密度を有し、従って、ある種の缶に詰める要求を達成するために 高密度蛋白質源を必要とする乾燥ブレンド適用に推奨される。 好ましくは、単離大豆蛋白質は、本発明による規定食組成物における主要でかつ 唯一の蛋白質源である。しなしながら、一部の蛋白質源は、大豆蛋白質濃縮物、 好ましくは粉末としてのスキムミルクのごとき他の蛋白質、および他の植物およ び動物性の、酪農製品を含む蛋白質によって供することもできる。好ましくは、 少なくとも90重量%の蛋白質源が単離大豆蛋白質であり、、少なくとも50% の蛋白質源が単離大豆蛋白質が少し好ましい。 本発明の規定食組成物に用いられた大豆繊維は、多数の異なる方法において大豆 から単離できる繊維である。一つの入手できる源は、上記に検討したごとく、大 豆蛋白質濃縮液であろう。好ましくは、大豆繊維は、大豆の子葉から単離される 。特に、かかる繊維は、外皮を取り、脱脂された大豆子葉由来であり、セルロー スおよび非セルロースの内部細胞壁構造成分の混合物を含む。かかる繊維は、他 の繊維源と同様に大豆外皮由来の大豆繊維とは明らかに異なる。大豆子葉繊維は 、穏やかな味であり、コレステロールを含まず、脂肪およびナトリウムにおいて 低い。それらは、増量剤としてそれを認識させる良好な水結合特性および低カロ リー含量を有する。脂肪修飾および低コレステロール規定食に供された大豆子葉 繊維は、上昇した血漿中コレステロールレベルの対象において、血中コレステロ ールレベルをさらに低下させることが判明した。その効果は、血清中総コレステ ロールの低下、LDL−コレステロールの低下である。HDL−コレステロール および総トリグリセリドは、 大豆子葉繊維によって有意に影響されない。本発明においては、特に大豆の子葉 からの大豆繊維は、正常および上昇した濃度の総コレステロールおよび総トリグ リセリドの双方を有する対象において脂質濃度を低下させるように、単離大豆蛋 白質と組合せて相乗効果を供すると考えられている。大豆繊維の量は、単離大豆 蛋白質の最大50重量%であるべきであり、好ましい量は25および33重量% の間である。大豆繊維の量は、好ましくは乾燥ベースで規定食組成物の総重量の 少なくとも5重量%である。本発明の規定食組成物が総規定食として用いられた 場合、好ましい1日用量は20−30gの大豆繊維である。特に好ましい大豆子 葉繊維製品は、商標 tionalによって製造され、それは乾燥ブレンドされた飲料適用について特 に 1020の下製造されたさまざまな大豆繊維の間で本発明により好ましい。 前記のごとく、単離大豆蛋白質は、蛋白質の主要でかつ唯一の源であるが、他の 蛋白質は存在することができる。蛋白質含量は、規定食組成物の総エネルギー含 量の少なくとも15%を供するべきである。蛋白質は、規定食組成物の総エネル ギー含量の少なくとも20%がより好ましく、好ましくは少なくとも25%、少 なくとも30%がより好ましい。重量に関しては、単離大豆蛋白質量は、規定食 組成物の総蛋白質含量の、50重量%以上、好ましくは75重量%以上であるこ とが好ましく、90重量%以上がより好ましい。 本発明による規定食組成物は、所望により炭水化物源、脂肪源、香味剤、ビタミ ン、ミネラル、電解質、微量元素および他の慣用的な添加物を含むことができる 。これら所望の成分のいずれかが規定食組成物に存在しないならば、全ての必須 食物成分の適当な供給を保証するように、本発明の規定食組成物に補足として通 常供給されるべきある。もし、本発明の規定食組成物は、対象の実質的に一部の 食物摂取を提供することを意図するならば、その分離した摂取を避けることがで きるように、所望の成分が好ましくは存在する。これは、全ての必須食物成分が 推奨される量で供 給されることが重要である体重減少処置に対して過体重または肥満の対象で特に 重要である。 炭水化物源が規定食組成物に存在する場合、好ましくは、規定食組成物の50重 量%未満の量で存在する。好ましくは、炭水化物の量は、規定食組成物の少なく とも20重量%、より好ましくは少なくとも25重量%、最も好ましくは少なく とも30重量%にある。本発明に用いる好ましい炭水化物は、グルコース、フル クトースおよび/またはバクガデキストリンである。スキムミルクおよびココア は、他の可能な炭水化物源である。 脂肪源は、本発明の規定食組成物において存在する場合、規定食組成物の通常3 ないし50重量%の量、好ましくは4ないし40重量%、より好ましくは4ない し12重量%、最も好ましくは5および10重量%で存在する。脂肪源は、ポリ 不飽和脂肪酸およびモノ不飽和脂肪酸ならびに飽和脂肪酸を含むであろう。必須 脂肪酸を含めたポリ不飽和脂肪酸およびモノ不飽和脂肪酸の量は、脂肪源の総量 の重量%で、35ないし50、好ましくは38ないし44の範囲にあり得る。必 須脂肪酸は、オメガ−6およびオメガ−3脂肪酸とも呼ばれ、リノール酸および リノレン酸を含む。 飽和脂肪酸の量は、脂肪酸の総量の20ないし30重量%、好ましくは22ない し26重量%であり得る。 通常、本発明の規定食組成物は、1以上のココア、バニラ、ライム、イチゴのご とき香味剤、またはマッシュルーム、トマトまたはブイヨンのごときスープの香 りをも含むであろう。 ビタミンおよびミネラルは、健康当局によって規定された限界によって規定食 組成物に添加されるであろう。好ましくは、本発明の規定食組成物は、全ての推 奨されるビタミンおよびミネラルを含むであろう。ビタミンは、典型的には、A 、B1、B2、B12、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、C、D、 EおよびKを含む。ミネラルは、典型的には、鉄、亜鉛、ヨウ素、銅、マグネシ ウム、クロ ムおよびセレンを含む。また、ナトリウム、カリウムおよび塩素のごとき電解質 、微量元素および他の慣用的な添加物は、推奨される量で添加される。 本発明の規定食組成物は、ヒト消費に適当であるいずれかの形態を取り得る。好 ましい具体例において、規定食組成物は、水、コーヒー、茶またはフルーツジュ ースのごとき水含有液体に懸濁でき、分散できまたは乳化できる粉末混合物であ る。かかる目的では、規定食組成物は、好ましくは、3日または1週間のごとき 規定された期間にわたって総栄養要求に転化することを意図した包装に包まれ、 それによって規定食組成物は、1日用量の適当なサブユニット、好ましくは、1 日用量当り、女性につき4ないし5サブユニットおよび男性につき4ないし6サ ブユニットに分割し、それは、包装に包むべき前に別々に包まれ、包装は、かか るサブユニットに分配する手段で供されるであろう。 もう一つの好ましい具体例において、本発明の規定食組成物は、個体成分が10 ないし25重量%の量で懸濁、分散または乳化される、水含有液体中の液状規定 食組成物である。液状規定食組成物は飲むことを意図する場合、上記検討の香味 剤を通常含むであろう。しかしながら、液状規定食組成物は、静脈内投与または プローブ(probe)投与のために用いることもできる。 さらなる具体例において、本発明の規定食組成物は、栄養バー、フルーツバー、 クッキー、ケーキ、パンまたはマフィンのごとき固体規定食組成物の形態であり 得る。 過体重または肥満の喫煙者は、特にしばしば血清中コレステロールレベルの増大 およびトリグリセリドレベルの増大を有し、本発明の規定食組成物は、特に喫煙 中止の間にこれらの変数を低下させる効果を有するであろう。しかしながら、本 発明の規定食組成物は、正常な脂質プロフィールを持つヒトにおける総血清中コ レステロールレベルおよび総トリグリセリドレベルに対して実質的に低下させる 効果をも有する。本発明の目的では、5.7mmol/l以下の最初の総血清中コ レステロールレ ベルは、正常または低コレステロール血症を有すると考えられ、一方、5.7m mol/lを超える総血清中コレステロールレベルは、高コレステロール血症で あると考えられる。 有意な脂質低下効果は、抗喫煙組成物と組合せて、ニコチン依存症の治療におい て従前に導入されていないと考えられる。かかる治療の大豆子葉繊維のごとき単 離大豆蛋白質および大豆繊維を含む大豆成分に基づく現在の規定食組成物の使用 は、従ってユニークであると考えられる。 従って、本発明の一の具体例において、血中コレステロールレベルおよびトリグ リセリドレベルを低下させ、喫煙中止に続く血清中HDL/LDL−コレステロ ール比を増大させる医薬としての本発明の規定食組成物の使用を供する。本発明 による規定食組成物の医学的使用は、過体重または肥満の対象に限定されるもの ではないが、増大した血清中コレステロールを持つ正常体重の対象を用いること もできる。また、本発明による規定食組成物は、個人が重量減少処置に参加して いる場合に、通常観察される尿酸濃度の増大において低下効果を有し、処置蛋白 質は、脂肪のない身体集団(body mass)、例えば筋肉から分解できる 。従って、本発明の規定食組成物は、喫煙中止に続く体重減少期間または体重コ ントロール期間中、安全の増大を供する。 また、本発明による規定食組成物は、所望により喫煙中止に続いて、高コレステ ロール血症の喫煙者においてコレステロールを低下させるのに用いることができ る。例えば、通常の食品の1ないし3食の日々の食事は、本発明による規定食組 成物によって置換えることができる。これにより、HDL/LDL−コレステロ ール比の改善と同様に、有意なコレステロールおよびトリグロセリド低下が得ら れる。 喫煙中止に続く体重減少処置における使用では、1日用量の本発明の規定食組成 物は、1日当り400ないし800kcalのエネルギー含量、特に450ない し8 00kcal/日を含むことができ、それは、非常に低いカロリー規定食(VL CD)であると考えられ、または低カロリー規定食(LCD)であると考えられ る800ないし1200kcal/日を含むことができる。 本発明の他の態様において、喫煙中止を促進する方法および/またはニコチン依 存症の個人を治療する方法を提供し、該方法は、抗喫煙組成物と組合せて1日当 り最大1200kcalに等しいカロリー含量を有する既製規定食組成物を投与 することを含む。既製規定食組成物は、フル・ダイエット代用規定食組成物とし て用いた場合に、1日当り約400−800kcal、好ましくは、1日当り5 20−540kcal、例えば1日当り530kcalに等しいカロリー含量を 含むVLCD規定食組成物であり得る。また、フル・ダイエット代用規定食組成 物として用いた場合に、1日当り約800−1200kcalに等しいカロリー 含量を含むLCD規定食組成物の形態で既製規定食組成物が供される。 該方法の一の態様において、定期的な規定食組成物は、フル・ダイエット代用規 定食組成物として用いることができ、該使用は、通常得られる食品によって混成 されたフル・ダイエット期間によって定期的に中断される。一の具体例において 、規定食は、1日当り1600kcalに等しい最大カロリー含量を含む。 一の具体例における方法は、1以上のニコチン放出剤またはニコチン代用品の形 態の抗喫煙組成物を含む。チューインガム、経皮接触パッチ、経鼻スプレーおよ び吸入剤のごときニコチン放出剤は、特に好ましい。 本発明の他の具体例において、1日当りの最小用量ニコチンまたはニコチン代用 品がある期間にわたって放出され、抗喫煙組成物の使用は、その後直ちに、また は最小投薬量を漸次低下させる段階的低下期間の後のいずれかで止める。約10 mgのニコチンまたはニコチン代用品の最小量が抗喫煙組成物により最初に放出 されることが特に好ましい。 該方法の一の具体例において、漸次の移行は、既製の代用規定食組成物の期間お よび通常得られる食品から作られたフル・ダイエット期間の間に存在し、該漸次 の移行の間に代用規定食組成物およびフル・ダイエットの混合物が供される。 該方法の他の具体例において、血清中コレステロールレベルおよび/または血清 中トリグリセリドレベルの低下、および/または血清中HDL/LDL-コレステ ロールレベル比の増大が供される。これは、血清中コレステロールレベルおよび /または血清中トリグリセリドレベルを低下させる、および/または血清中のHD L/LDLコレステロールレベルを増大させるための薬剤を用いることによって 達成でき、同時に規定食組成物および/または規定食として供される。 本発明のさらにもう一つの態様において、1日当り最大1200kcalのカロ リー含量を有する既製規定食組成物および抗喫煙組成物との組合せを供する。該 組合せは、フル・ダイエットとして使用された場合に、1日当り約400−80 0kcal、好ましくは1日当り520−540kcal、例えば、1日当り5 30kcalに等しいカロリー含量を含むVLCD規定食組成物として既製規定 食組成物を含むことができる。もう一つの具体例において、既製規定食組成物は 、フル・ダイエット代用規定食組成物として用いる場合、1日当り約800−1 200kcalに等しいカロリー含量を含むLCD規定食組成物である。 組合せの抗喫煙組成物は、1以上のニコチン放出剤またはニコチン代用品、好ま しくは、チューインガム、経皮接触パッチ、経鼻スプレーまたは吸入剤の形態で 含むことができる。好ましくは、10mgのニコチンまたはニコチン代用品の最 小量は、最初に抗喫煙組成物により放出される。 もう一つの具体例において、組合せは、血清中コレステロールレベルおよび/ま たは血清中グリセリドレベルの低下、および/または血清中HDL/LDL−コレ ステ ロールレベルの比の増大の可能性のある規定食組成物を供する。 さらにもう一つの具体例において、抗喫煙組成物と組合せて1日当り最大120 0kcalに等しいカロリー含量を持つ既製規定食組成物を使用するための投薬 プログラムを供する。一の好ましい具体例において、投薬プログラムは、毎日の ニコチンまたはタバコ消費、性別、体重、身長、身体的状態等のごとき個人的特 性に基づき、規定食組成物および/または抗喫煙組成物および/または通常得られ る食品によって混成される規定食の使用に関係した指示でカレンダーの形態の計 画を含む。 もう一つの具体例において、該プログラムは、毎日のニコチンまたはタバコ消費 、性別、体重、身長、身体的状態等のごとき個人的特性に基づき、規定食組成物 および/または抗喫煙組成物および/または通常得られる食品の使用をモニターす るための例えばディスクまたはコンパクトディスク(CD)上のコンピュタープ ログラムを含む。 また、本発明の投薬プログラムをさらに含めた本発明により組合せを供する。一 の具体例において、投薬プログラムをさらに含めた組合せを容器に予め包装する 。 本発明は、図および限定されない実施例に続いてさらに示されるであろう。 図面の簡単な記載 図1は、最終16週間のニコチン依存症の治療中の禁煙完了の個人数を示す。既 製のVLCD規定食組成物を16週間の各2週間の3つの期間の間、第0ないし 第2週、第6週ないし第8週、および第12週ないし第14週にVLCD群に投 与した。治療を通して、対照群は、1日当り1600kcalに等しい最大カロ リー含量を含む通常得られる食品の規定食を投与した。137個人を含む対象の 49.6%が非常に低いカロリー規定食(VLCD)において禁煙であり、対照 群に含まれる1 50個人の36.7%が16週間後に禁煙であった(p<0.05)ことが判明し た。 図2は、禁煙の対象間の平均体重は、16週間後に、VLCD群において2.1 kg減少したが、対照群においては1.6kg増加した(p<0.001)。まと めると、VLCD群において、体重は喫煙中止と同時に減少した。対照群におい て、穏やかな体重増加があった以外は、許容できる中止率が得られた。 図3は、VLCD群(n=132)におけるわずか22%に比較して、1週間後 のクリニックに参加している対照群の対象(n=137)の52%は、「紙巻タ バコの渇望」を「中程度」または「重篤」と報告した(p<0.001)という さらなる発見を示す。2週間後の対応数は、対照群(n=133)において49 %およびVLCD群(n=127)において22%であった(p<0.001) 。 図4は、VLCD群の参加者が、1日当り1600kcalの規定食の対照群に 比較して食欲増進の問題はほとんど報告しなかったことを示す。2週間後に、食 欲増進は、VLCD群の全個人の25%のみについて問題であったが、対照群の 全個人の48%は、かかる問題を報告した。 実施例 目的 喫煙再開の理由として、喫煙中止に続いて従前の体重増加を報告したわずかに過 体重の女性において、喫煙中止および規定食推奨が一緒であるニコチンチューイ ンガ rma)と組合せたならば、喫煙中止率が高くなるかどうかを調べるため。 含める基準 女性 30−60歳 BMI 23−31kg/m2 1日当り10本以上の紙巻タバコを喫煙すること 3年以上喫煙していること 喫煙を止めるために少なくとも1回の試みたが、体重増加のために再度開始した 除外する基準 痛風、ポルフィリン症、1型糖尿病 野菜だけのダイエット 妊娠または授乳中 重篤な腎臓および肝臓疾患 ラクトース不耐性 試験デザイン 介入 10−15名の患者の群における処置。 体重、CO、喫煙状態、投薬、有害事象および離脱症状は各訪問にて登録した。 さらなる分析は、喫煙および体重履歴、唾液中コチニン(cotinine)、 離 重コントロール−喫煙質問表およびウエスト・ヒップ比を含む。 VLCDコンプライアンスをチェックするための尿中ケトン体分析。 人口統計学(基本的訪問での平均値) 結果 成功した喫煙中止の定義 喫煙中止において成功したと類別するためには、第2週ないし第16週に10p pm未満の呼気中一酸化炭素(CO)の読み、および連続的な自己報告の禁煙完 了(単回の一吐きは許されない)を有しなければならない。対象は、第2週およ び16週の間の2回の訪問をはずすことが可能である。第2週の訪問をはずすな らば、対象は、第1週からエンドポイントまで禁煙であるべきである。 喫煙中止 16週間後に137個人を含む対象の49.6%がVery Low Calor ie Diet(VLCD)において禁煙であり、対照群に含まれる150個人 の36.7%が禁煙であった。 さらなる発見は、VLCD群(n=132)におけるわずか22%に比較して、 1週間後のクリニックに参加している対照群の対象(n=137)の52%は、 「紙巻タバコの渇望」を「中程度」または「重篤」と報告した(p<0.001 )ということである。2週間後の対応数は、対照群(n=133)において49 %およびVLCD群(n=127)において22%であった(p<0.001) 。離脱症状の「食欲増進」は、同一パターンを示す。 体重発育 禁煙の対象間の平均体重は、16週間後に、VLCD群において2.1kg減少 したが、対照群においては1.6kg増加した(p<0.001)。 結果の概要 VLCD群において、体重は喫煙中止と同時に減少した。対照群において、穏や かな体重増加があった以外は、許容できる中止率が得られた。 治療のコンプライアンス 全対象は、紙巻タバコの渇望、頭痛および食欲増進のごとき離脱症状のコントロ ールのために、少なくとも8片の2mgのガムを用いることを知らされた。もし 、1日消費量が20片の2mgのガムを超えたならば、対象に4mgのガムに切 替える、または2および4mgのガムを組み合せる機会を与えた。VLCD処置 群の対象は、処置日当り5袋のVLCDを受け取った。各袋は、84kcal( 352KJ)を含み、総計すると毎日420kcal(1.76MJ)である。 毎日用いたチューインガムの平均数 VLCD処置に対するコンプライアンス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.抗喫煙組成物と組合せた1日当り最大1200kcalに等しいカロリー含 量を有する既製規定食組成物の使用。 2.該既製規定食組成物が、フル・ダイエットの代用規定食組成物として用いら れた場合、1日当り約400ないし800kcal、好ましくは1日当り520 −540kcal、例えば、1日当り530kcalに等しいカロリー含量を含 むVLCD規定食組成物である請求項1記載の使用。 3.該既製規定食組成物が、フル・ダイエットの代用規定食組成物として用いら れた場合、1日当り約800ないし1200kcalに等しいカロリー含量を含 むLCD規定食組成物である請求項1記載の使用。 4.該規定食組成物が、定期的にフル・ダイエット代用規定食組成物として用い られ、該使用が、通常得られる食品によって混成されるフル・ダイエット期間に よって定期的に中断される前記請求項のいずれか1記載の使用。 5.定期的に用いられるフル・ダイエットが、1日当り1600kcalに等し い最大カロリー含量を含む請求項4記載の使用。 6.該抗喫煙組成物が、1以上のニコチン放出剤またはニコチン代用品を含む前 記請求項のいずれか1記載の使用。 7.該ニコチン放出剤が、チューインガム、経皮接触パッチ、経鼻スプレーまた は吸入剤である請求項5記載の使用。 8.最小用量の1日当りのニコチンまたは1日当りのニコチン代用品がある期間 に わたって放出され、該抗喫煙組成物の使用をその後直ちにまたは最小用量を漸次 低下させる段階的減少期間後に止める前記請求項のいずれか1記載の使用。 9.最小量の10mgのニコチンまたはニコチン代用品が、最初に該抗喫煙組成 物によって放出される前記請求項のいずれか1記載の使用。 10.漸次の移行が、既製代用規定食組成物の期間および通常得られる食品から 作られたフル・ダイエット期間の間に存在し、該漸次の移行の間に代用規定食組 成物およびフル・ダイエットの混合物が供される前記請求項のいずれか1記載の 使用。 11.該規定食組成物が、血清中コレステロールレベルおよび/または血清中ト リグリセリドレベルの低下、および/または血清中HDL/LDL-コレステロー ルレベル比の増大を含む効果を有する前記請求項のいずれか1記載の使用。 12.血清中コレステロールレベルおよび/または血清中トリグリセリドレベル の低下、および/または血清中HDL/LDL-コレステロールレベル比の増大の ための薬剤を規定食組成物および/または規定食として同時に供する前記請求項 のいずれか1記載の使用。 13.該規定食組成物が、大豆成分に基づく組成物を含み、 (a)単離大豆蛋白質、および (b)大豆繊維 および所望によりさらなる蛋白質源、炭水化物源、脂肪源、香味剤、ビタミン、 ミネラル、電解質、微量元素および他の慣用的な添加剤を含む請求項2ないし1 2のいずれか1記載の使用。 14.大豆蛋白質が、単離大豆蛋白質である請求項13記載の使用。 15.(a)の量が、蛋白質含量が規定食組成物の総エネルギー含量の少なくと も15%を供し、(a)および(b)間の重量比が少なくとも2であるように含 む請求項13または14記載の使用。 16.(a)および(b)間の重量比が、少なくとも3である請求項15記載の 使用。 17.(a)および(b)間の重量比が、3ないし4である請求項14ないし1 6のいずれか1記載の使用。 18.該大豆繊維が、大豆の子葉から単離される請求項14ないし17のいずれ か1記載の使用。 19.該蛋白質が、該組成物の総エネルギー含量の、少なくとも20%、好まし くは少なくとも25%、およびより好ましくは少なくとも30%を供する請求項 14ないし18のいずれか1記載の使用。 20.該単離大豆蛋白質が、50重量%以上、好ましくは75重量%以上、およ びより好ましくは90重量%以上である請求項14ないし19のいずれか1記載 の使用。 21.該組成物が、該組成物の50重量%未満の量の炭水化物源を含む請求項1 4ないし20のいずれか1記載の使用。 22.該炭水化物源が、グルコース、フルクトースおよび/またはバクガデキス トリンである請求項21記載の使用。 23.該組成物が、該組成物の3ないし50重量%の量、好ましくは4ないし4 0 重量%、より好ましくは4ないし12重量%、最も好ましくは5および10重量 %の脂肪源をさらに含む請求項14ないし22のいずれか1記載の使用。 24.該脂肪源が、必須ポリ不飽和脂肪酸、モノ不飽和脂肪酸および飽和脂肪酸 を含む請求項23記載の使用。 25.大豆繊維の量が、乾燥ベースで少なくとも5重量%である請求項14ない し24のいずれか1記載の使用。 26.該組成物が、必須ビタミン、ミネラルおよび微量元素をさらに含む請求項 14ないし25のいずれか1記載の使用。 27.該組成物が、水、コーヒー、茶またはフルーツジュースのごとき水含有液 体に懸濁でき、分散できまたは乳化できる粉末混合物の形態でなされる請求項1 ないし26のいずれか1記載の使用。 28.該組成物が、液状組成物である請求項1ないし26のいずれか1記載の使 用。 29.該組成物が、10ないし25重量%の量で懸濁、分散または乳化される請 求項28記載の使用。 30.該組成物が、ココア、バニラ、ライム、イチゴのごとき香味剤、またはマ ッシュルーム、トマトまたはブイヨンのごとき石鹸の香りを含む飲用の、液状組 成物である請求項28または29記載の使用。 31.静脈内投与用またはプローブ投与用の請求項28ないし30のいずれか1 記載の使用。 32.該組成物が、固体組成物である請求項1ないし26のいずれか1記載の使 用。 33.該組成物が、栄養バー、フルーツバー、クッキー、ケーキ、パンまたはマ フィンの形態でなされる請求項32記載の使用。 34.該組成物が、過体重または肥満の対象のための部分的または総規定食を含 む前記請求項のいずれか1記載の使用。 35.過体重または肥満の対象が、増大した総血清中コレステロールレベル、増 大したLDL−コレステロールレベルおよび/または増大した総血清中グリセリ ドレベルを有する請求項34記載の使用。 36.例えば、スタチンのごとき脂質低下薬物を組合せる請求項35記載の使用 。 37.喫煙中止を促進するおよび/またはニコチン依存症の個人を治療する方法 であって、抗喫煙組成物と組み合せて1日当り最大1200kcalに等しいカ ロリー含量を有する既製規定食組成物を投与することを特徴とする該方法。 38.既製規定食組成物が、フル・ダイエット代用規定食組成物として用いられ る場合、1日当り約400ないし800kcal、好ましくは、1日当り520 −540kcal、例えば1日当り530kcalに等しいカロリー含量を含む VLCD規定食組成物である請求項37記載の方法。 39.既製規定食組成物が、フル・ダイエット代用規定食組成物として用いられ る場合、1日当り約800−1200kcalに等しいカロリー含量を含むLC D規定食組成物である請求項37記載の方法。 40.該規定食組成物が、定期的にフル・ダイエット代用規定食組成物として用 い られ、該使用が定期的に通常得られる食品によって混成されたフル・ダイエット 期間によって中断される請求項37ないし39のいずれか1記載の方法。 41.定期的に使用されたフル・ダイエットが、1日当り1600kcalに等 しい最大カロリー含量を含む請求項40記載の方法。 42.該抗喫煙組成物が、1以上のニコチン放出剤またはニコチン代用品を含む 請求項37ないし41のいずれか1記載の方法。 43.該ニコチン放出剤が、チューインガム、経皮接触パッチ、経鼻スプレーま たは吸入剤である請求項42記載の方法。 44.最小用量の1日当りのニコチンまたは1日当りのニコチン代用品がある期 間にわたって放出され、該抗喫煙組成物の使用をその後直ちにまたは最小用量を 漸次低下させる段階的減少期間後に止める請求項37ないし43のいずれか1記 載の方法。 45.最小量の10mgのニコチンまたはニコチン代用品が、最初に該抗喫煙組 成物によって放出される請求項37ないし44のいずれか1記載の方法。 46.漸次の移行が、既製代用規定食組成物の期間および通常得られる食品から 作られたフル・ダイエット期間の間に存在し、該漸次の移行の間に代用規定食組 成物およびフル・ダイエットの混合物が供される請求項37ないし45のいずれ か1記載の方法。 47.該規定食組成物が、血清中コレステロールレベルおよび/または血清中ト リグリセリドレベルの低下、および/または血清中HDL/LDL-コレステロー ルレベル比の増大を含む効果を有する請求項37ないし46のいずれか1記載の 方法。 48.血清中コレステロールレベルおよび/または血清中トリグリセリドレベル の低下、および/または血清中HDL/LDL-コレステロールレベル比の増大の ための薬剤を規定食組成物および/または規定食として同時に供する請求項37 ないし47のいずれか1記載の方法。 49.該規定食組成物が、請求項13ないし36のいずれか1記載の組成物を含 む請求項37ないし48のいずれか1記載の方法。 50.1日当り最大1200kcalに等しいカロリー含量を有する既製規定食 組成物と抗喫煙組成物との組合せ。 51.該既製規定食組成物が、フル・ダイエットの代用規定食組成物として用い られた場合、1日当り約400ないし800kcal、好ましくは1日当り52 0−540kcal、例えば、1日当り530kcalに等しいカロリー含量を 含むVLCD規定食組成物である請求項50記載の組合せ。 52.該既製規定食組成物が、フル・ダイエットの代用規定食組成物として用い られた場合、1日当り約800−1200kcalに等しいカロリー含量を含む LCD規定食組成物である請求項50記載の組合せ。 53.該抗喫煙組成物が、1以上のニコチン放出剤またはニコチン代用品を含む 請求項50ないし52のいずれか1記載の組合せ。 54.該ニコチン放出剤が、チューインガム、経皮接触パッチ、経鼻スプレーま たは吸入剤である請求項53記載の組合せ。 55.最小量の10mgのニコチンまたはニコチン代用品が、最初に該抗喫煙組 成 物によって放出される請求項50ないし54のいずれか1記載の組合せ。 56.該規定食組成物が、血清中コレステロールレベルおよび/または血清中ト リグリセリドレベルの低下、および/または血清中HDL/LDL-コレステロー ルレベル比の増大を含む効果を有する請求項50ないし55のいずれか1記載の 組合せ。 57.該規定食組成物が、請求項13ないし36のいずれか1記載の組成物を含 む請求項50ないし56のいずれか1記載の組合せ。 58.抗喫煙組成物との組合せにおける1日当り最大1200kcalに等しい カロリー含量を有する既製規定食組成物の使用のための投薬プログラム。 59.該プログラムが、毎日のニコチンまたはタバコ消費、性別、体重、身長、 身体状態等のごとき個人の特性に基づいて、規定食組成物および/または抗喫煙 組成物および/または通常得られる食品によつて混成した規定食の使用に関係す る指示を有するカレンダーの形態におけるプランを含むことを特徴とする請求項 58記載の投薬プログラム。 60.該プログラムが、毎日のニコチンまたはタバコ消費、性別、体重、身長、 身体的状態等のごとき個人的特性に基づいて、規定食組成物および/または抗喫 煙組成物および/または通常得られる食品によって混成された規定食の使用をモ ニターするための例えばディスクまたはコンパクトディスク(CD)上のコンピ ュタープログラムを含むことを特徴とする請求項58または59記載の投薬プロ グラム。 61.請求項58ないし60のいずれか1記載の投薬プログラムをさらに含む請 求項50ないし56のいずれか1記載の組合せ。 62.該組合せが、容器に予め包装された請求項50ないし56または60のい ず れか1記載の組合せ。
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