JP2001516165A - モジュラートランシーバシステム及びそのモジュールの識別 - Google Patents

モジュラートランシーバシステム及びそのモジュールの識別

Info

Publication number
JP2001516165A
JP2001516165A JP2000510214A JP2000510214A JP2001516165A JP 2001516165 A JP2001516165 A JP 2001516165A JP 2000510214 A JP2000510214 A JP 2000510214A JP 2000510214 A JP2000510214 A JP 2000510214A JP 2001516165 A JP2001516165 A JP 2001516165A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
module
functional module
circuit
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000510214A
Other languages
English (en)
Inventor
アンドリュー クリストファー キングスウッド
ティモシー ランド
Original Assignee
ノキア ネットワークス オサケ ユキチュア
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ノキア ネットワークス オサケ ユキチュア filed Critical ノキア ネットワークス オサケ ユキチュア
Publication of JP2001516165A publication Critical patent/JP2001516165A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/08Access point devices
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3036Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers
    • H03G3/3042Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers in modulators, frequency-changers, transmitters or power amplifiers
    • H03G3/3047Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers in modulators, frequency-changers, transmitters or power amplifiers for intermittent signals, e.g. burst signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/3827Portable transceivers
    • H04B1/3877Arrangements for enabling portable transceivers to be used in a fixed position, e.g. cradles or boosters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/40Circuits
    • H04B1/401Circuits for selecting or indicating operating mode
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/52TPC using AGC [Automatic Gain Control] circuits or amplifiers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 無線通信ネットワークのモジュラートランシーバシステムに接続する機能的モジュールが提供される。この機能的モジュールは、RF周波数の入力信号を受け取る入力と、その入力信号を受け取って処理するためのRF信号プロセッサと、機能的モジュールを特徴付けるID信号を発生するためのID発生回路と、このID信号を質問回路へ送信するためのIDポートとを有する。ID信号を受け取ってそれに作用するための自己構成型トランシーバモジュールも提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、モジュラートランシーバシステム、及びその中のモジュールを識別
することに係る。より詳細には、本発明は、取り付けられたモジュールの機能を
識別する自己構成型モジュラートランシーバシステムに係るが、これに限定され
るものではない。
【0002】
【背景技術】
移動無線テレコミュニケーションネットワークは、少なくとも1つのベースス
テーション及び複数の移動ステーションより成る。移動ステーションは、ベース
ステーションを経て互いに通信する。ベースステーションは、ベーストランシー
バシステムを備え、該システムの少なくとも1つのトランシーバは、移動ステー
ションのトランシーバと通信する。エンドユーザが自分のニーズに対してシステ
ムを最適化できるようにベーストランシーバシステムを適応させることが望まれ
る。例えば、著しい信号減衰がある場合には、ベーストランシーバシステム内に
ブースタ回路を設けることにより信号をブーストすることが望まれる一方、著し
いトラフィックがある場合には、ブースタ回路に代わって第2又は第3のトラン
シーバを含ませることが好ましい。それ故、機能的モジュールの交換又は追加に
よって変更又はグレードアップすることのできるモジュラーシステムとしてベー
ストランシーバシステムを市場に出すことが所望される。しかしながら、ベース
トランシーバシステムは、機能的ユニットの複雑な集合体であり、これらユニッ
トを首尾良く集合させることは、熟練度を要する困難な作業である。ベーストラ
ンシーバシステムが自己構成型であることが望まれる。このようにすれば、エン
ドユーザは、必要な機能的モジュールをベーストランシーバステーションに単純
に取り付けることができ、そしてシステムは、所望の機能のワークシステムを得
るようにそれ自身で構成することができる。
【0003】
【発明の開示】 本発明の1つの特徴によれば、RF周波数範囲内のRF周波数で動作する無線
通信ネットワークのモジュラートランシーバシステムに接続される機能的モジュ
ールにおいて、RF周波数の入力信号を受け取るための入力と、上記入力に接続
され、上記入力信号を受け取って処理するためのRF信号プロセッサと、機能的
モジュールを特徴付ける識別信号を発生するためのID発生回路と、識別信号を
トランシーバシステムの質問回路に送信するためのIDポートとを備えた機能的
モジュールが提供される。
【0004】 上記機能的モジュールは、例えば、ブースタモジュール又はフィルタモジュー
ルのような電力増幅モジュールである。 又、本発明は、RF周波数範囲内のRF周波数で動作する無線通信ネットワー
クのモジュラートランシーバシステムに使用される自己構成型トランシーバモジ
ュールにおいて、RF周波数範囲のRF信号を発生及び受信するためのRFユニ
ットと、接続された機能的モジュールから識別信号を受け取るためのIDポート
とを備え、上記識別信号は、上記機能的モジュールを特徴付けるものであり、そ
して更に、識別信号から機能的モジュールの性質を識別しそしてそれに応答して
トランシーバシステムを構成するための検出回路を備えたトランシーバモジュー
ルも提供する。
【0005】 これは、トランシーバモジュールが、接続された機能的モジュールに基づいて
トランシーバシステムを自動的に構成できるようにする。従って、モジュラート
ランシーバシステムに挿入されるモジュールの形式をユーザが手動で決定する必
要はない。というのは、自己構成型トランシーバモジュールは、接続された機能
的モジュールに基づいてトランシーバシステムを適切に自動的に構成するからで
ある。
【0006】 又、本発明は、別の特徴において、RF周波数範囲内で動作するモジュラート
ランシーバシステムの機能的モジュールを自動的に識別する方法であって、上記
RF周波数範囲から外れたチェック周波数におけるチェック信号を機能的モジュ
ールに供給し、上記チェック周波数において上記機能的モジュールの応答を測定
し、この応答は、機能的モジュールの性質を特徴付けるものであり、そして上記
応答に基づいて機能的モジュールの性質を識別し、それに応じてトランシーバシ
ステムを構成するという段階を含む方法も提供する。
【0007】 この方法は、好ましい実施形態では直流であるチェック周波数における質問に
より機能的モジュールを識別できるようにする。しかしながら、チェック周波数
は、直流である必要はなく、RF周波数より著しく低い周波数、例えば、RF周
波数の1/10又は1/100であってもよい。 識別信号の電源は、機能的モジュール内に含むこともできるし、又はトランシ
ーバモジュール内に含むこともできる。電源が機能的モジュール内に設けられる
場合には、ID信号が電圧レベルであってもよいし、電流レベルであってもよい
し、又はシリアルデータ流であってもよい。
【0008】 特に好ましい実施形態では、同軸ケーブルの形態の二重コネクタが、RF信号
を受け取るための入力と、識別信号を送信するための識別ポートとを与える。こ
れは、識別信号がRF周波数範囲から外れた周波数にありそして好ましくはRF
周波数より著しく低い場合に可能となる。このとき、ID信号及び入力信号は、
機能的モジュール内のチョーク及びキャパシタ構成体と、トランシーバモジュー
ルの同様の構成体とによって分離することができる。
【0009】 本発明は、トランシーバモジュールが、出力RF信号からフィードバックされ
た検出された電力レベルを使用する電力制御ループを有する場合に特に有益であ
る。電力制御ループのコンフィギュレーションは、フィルタモジュールが存在す
るときにある構成を有し、そしてブースタ増幅器モジュールが存在するときに別
の構成を有する。
【0010】 既存のトランシーバモジュールにおいては、電力制御ループの要素であるピー
ク電力検出器がトランシーバモジュール内に配置される。ブースタモジュールが
トランシーバモジュールの出力に接続されたときには、ブースタモジュール内の
個別のピーク電力検出器が電力制御ループ内に構成されねばならない。従って、
トランシーバモジュールの電力制御ループ内の残りの電力制御回路は、トランシ
ーバモジュールのピーク電力検出器ではなく、ブースタモジュールのピーク電力
検出器の出力を使用しなければならない。本出願人の英国特許出願第97064
23.2号に開示されたように、これは、スイッチによって行うことができる。
【0011】 本発明の上記特徴によれば、このスイッチは、ブースタモジュールの存在が検
出された際に自動的にトグルすることができ、従って、モジュールをベースとす
るトランシーバシステムがブースタモジュールを利用するようにグレードアップ
される場合にオペレータが介在する必要性を排除することができる。これは、ト
ランシーバモジュールを標準化するという利益も有する。 本発明を良く理解すると共に、本発明がいかに実施されるかを示すために、添
付図面を参照して以下に詳細に説明する。
【0012】
【発明を実施するための最良の形態】
図1は移動通信システムにおけるベーストランシーバシステム10(BTS)
を背景技術として示すブロック図である。2つのトランシーバTRX1、TRX
2の各々は、この技術で知られた送信及び受信回路を備えている。送信回路Tx
1、Tx2の出力はフィルタ3に接続され、該フィルタは、それら出力を、アン
テナ5を経て送信するための形態で供給する。送信される無線信号は、参照番号
17で示されている。又、アンテナ5は、移動ステーションから無線信号19を
受け取り、そしてそれらを受信信号RxとしてトランシーバTRX1、TRX2
の受信回路へ供給する。
【0013】 送信回路は、送信されるべきデータを適当な搬送波周波数の搬送波に変調する
ための変調回路を備えている。現在、GSM規格は、900MHz付近の搬送波
周波数を有し、実際にはアップリンク890−915MHz(移動体−BTS)
及びダウンリンク935−960MHz(BTS−移動体)の周波数を有してい
る。図2に示すように、各トランシーバTRXは、プロセッサ7及びRFユニッ
ト(RFU)を備えている。送信されるべきデータは、プロセッサ7から供給さ
れる。又、プロセッサ7及びRFユニットは、フィルタユニットからそこに供給
される受信信号Rxのダウン変換、フィルタ、復調及びデコードも行う。又、プ
ロセッサ7は、RFユニットに制御信号も供給する。特に、プロセッサ7は、ト
ランシーバにより送信される信号の電力レベルを制御する電力制御信号Vcを供
給する。
【0014】 図3は、ベーストランシーバシステム10のモジュラー構造を示す。ベースト
ランシーバシステム10は、バックプレーンをもつラック11と、複数のモジュ
ールが各々接続される複数のコネクタ(図示せず)とを備えている。図3は、そ
の状態Aにおいて、フィルタモジュール3と、第1トランシーバモジュールTR
X1と、第2トランシーバモジュールTRX2と、電源モジュールPUS9とを
示している。ベーストランシーバシステムの機能を実施するために必要に応じて
他のモジュールも存在する。トランシーバは、各トランシーバとフィルタモジュ
ール3との間を接続する同軸ケーブル14、15により容易に交換することがで
きる。状態Aに示された同軸接続は、トランシーバTRX1、TRX2が送信器
として動作するのに必要なものであり、それらが受信器として動作するのに必要
な接続は図示されていない。モジュラーベーストランシーバシステムの利点は、
あるモジュールを、機能の異なる別のモジュールと交換できることである。例え
ば、第1トランシーバTRX1のコネクタ40から同軸ケーブル14を解除しそ
してそれをブースタモジュールの出力コネクタ62に接続することにより、第1
トランシーバTRX1をブースタモジュール12と交換することができる。他方
のトランシーバTRX2の同軸ケーブル15は、ブースタモジュール12の入力
コネクタ52に接続される。
【0015】 図4は、モジュラーベーストランシーバシステム10に関連した図で、本発明
の特徴を示している。ベーストランシーバシステム10は、複数の機能的モジュ
ールで構成され、その1つが機能的モジュール30として個別に示されている。
残りのモジュールは、参照番号20で示されており、簡単化のために、ここでは
BTSモジュール20と称する。BTSモジュール20と機能的モジュール30
との組み合せが、モジュラーベーストランシーバシステム10を構成する。
【0016】 図3の例では、BTSモジュール20は、TRX2及び電源9を含み、一方、
機能的モジュール30は、TRX2の出力53に接続されたフィルタ3であるか
、TRX2の出力53に接続された(フィルタの後に)ブースタモジュール12
であるか、或いは電力増幅モジュール(図示せず)である。従って、ここに示す
実施形態では、機能的モジュール30は、BTSモジュール20の出力22から
高周波信号(RF信号)23を受け取る入力32を有する。RF信号プロセッサ
34は、RF信号23を処理し、そしてその出力を出力35に与える。RF信号
は、それらが送信されるか又は受信された周波数の信号である。又、機能的モジ
ュール30は、IDポート38に識別信号(ID信号)37を与えるID発生回
路36も有する。ID信号37は、機能的モジュール30を、例えば、ブースタ
モジュール12、電力増幅モジュール、又はフィルタモジュール3として識別す
る。機能的モジュール30がブースターモジュールであるときには、RF信号プ
ロセッサは、TRX2からの信号の電力レベルを、アンテナ5へ送信する前に、
ブーストする。機能的モジュール30がフィルタモジュールであるときは、RF
信号プロセッサは、TRXからの信号(適宜ブーストされた)を、アンテナ5へ
送信する前に、フィルタする。機能的モジュール30が電力増幅モジュールであ
るときには、RF信号プロセッサは、TRX2からの信号の電力レベルを送信前
に増幅する。電力増幅は、ブースト及び/又はフィルタ動作の前に行なわれても
よい。上述したように、TRXは、フィルタモジュール3に直結することもでき
るし、又はブースタモジュール12を経てフィルタ3に接続することもできるこ
とが容易に明らかである。
【0017】 BTSモジュール20は、質問回路26を備え、これは、受け取ったID信号
37に基づいて機能的モジュール30を識別し、そして接続された機能的モジュ
ールの識別に基づいてBTSモジュール20を構成する。 特定の形式の各機能的モジュール30は、それを異なる形式の機能的モジュー
ル30と区別する同じID信号を発生する。このID信号は、例えば、モジュー
ル30の機能に基づいて変化する電圧レベルである。次いで、受信したID信号
37を予想値と比較し、取り付けられた機能的モジュール30の機能を決定する
ことができる。機能的モジュール30の形式の識別を使用して、BTSモジュー
ル20を適宜構成することによりベーストランシーバシステム10の動作を制御
することができる。
【0018】 上述したように、BTSモジュール20及び機能的モジュール30は、同軸ケ
ーブルによって相互接続することができる。このような接続は、RF信号23を
BTSモジュール20から機能的モジュール30へ通せると共に、ID信号37
を機能的モジュール30からBTSモジュール20へ通すことができる。 上述したように、GSM規格におけるRF信号は、上記のようにアップリンク
とダウンリンクとで分離されて、890−960MHzの範囲内にある。この規
格による無線通信は、この定められた周波数範囲内で生じ、そしてRF信号は、
この範囲に適合される。BTSモジュール20及び機能的モジュール30が、R
F信号23及びID信号37の両方を同時に通す同軸ケーブルによって相互接続
されるときには、ID信号が直流で発生されるか、又は同じ同軸ケーブルに沿っ
て搬送できる低い周波数で発生される。
【0019】 ID信号37は、ID発生回路36において発生される。しかしながら、この
発生のための電源は、機能的モジュール30に配置されてもよいし、又はBTS
モジュール20に配置されてもよい。図5aないし5cは、ID発生回路36及
び質問回路26を示すもので、この場合、ID信号37の電源は機能的モジュー
ル30内に配置される。
【0020】 図5aは、BTSモジュール20及び機能的モジュール30を含むベーストラ
ンシーバシステム10の一実施形態を示す図である。機能的モジュール30内の
ID発生回路36は、ID信号37を確立して維持するための電力を与える。こ
のID発生回路36は電圧源であり、ID信号37は電圧レベルであり、そして
BTSモジュール20の質問回路26は電圧レベル検出器である。各形式の機能
的モジュールは、ID発生回路36として異なる電圧源を有し、従って、ID信
号37として異なる電圧レベルを与える。質問回路26は、受け取った電圧レベ
ルを測定し、そして取り付けられた機能的モジュール30を識別する。識別は、
測定された電圧レベルと記憶された電圧レベル値との比較によって行なうことが
でき、この場合、各々の記憶された電圧レベル値は、特定形式の機能的モジュー
ル30に関連される。好ましい実施形態では、ID発生回路36は、直流電圧を
与える電圧源である。ID発生回路36は、電圧源として示されているが、例え
ば、電流源のようないかなるアクティブな発生器でも充分である。従って、質問
回路26は、電流の形態のID信号に応答するように適応される。
【0021】 図5bは、図5aの回路を使用するベーストランシーバシステム10を示し、
この場合、RF信号23及びID信号37は、共通の相互接続部に沿ってBTS
モジュール20と機能的モジュール30との間に通される。共通の相互接続部は
図5bに示すように同軸ケーブルである。図4及び図5aと共通の図5bの番号
は、同じ特徴を示す。機能的モジュール30において、入力32及びIDポート
38は共通である。この共通ポートを経て受け取ったRF信号23は、RF信号
プロセッサ34へ通される。ID発生回路36、この場合は電圧源によって発生
されたID信号37は、この共通ポート32、38及び同軸ケーブル41を経て
BTSモジュール20へ通される。参照番号24は、RF信号23を発生するた
めの機能的回路(例えば、プロセッサ7及びRFユニットRFU)を表わし、上
記信号23は、出力22に与えられそして同軸ケーブル41に沿って送られる。
質問回路26は、同軸ケーブル41からID信号37を受け取る。
【0022】 図5cは、図5bの回路をいかに実施するかを示す。図5bと共通の図5cの
参照番号は、同じ特徴を示す。同軸ケーブル41は、BTSモジュール20から
機能的モジュール30へRF信号23を供給すると共に、機能的モジュール30
からBTSモジュール20へID信号37を供給し、ID信号37は、直流であ
る。これは、RFチョーク、例えば、インダクタンス又は1/4波長トラック、
及びキャパシタの使用によって達成される。共通ポート32、38と、RF信号
プロセッサ34との間には、キャパシタ33が接続される。キャパシタ33は、
高周波数のRF信号23には低いインピーダンスを与え、そして直流のID信号
37には高いインピーダンスを与え、その結果、RF信号プロセッサ34をID
信号37から分離するが、RF信号23の供給を妨げることはない。BTSモジ
ュール20のキャパシタ27は、機能的回路24に対して全く同等に作用する。
RFチョーク39は、共通ポート32、38と、ID発生回路36の電圧源との
間に接続される。RFチョーク39は、高周波数のRF信号23に対して高いイ
ンピーダンスを与え、そして直流のID信号37に対して低いインピーダンスを
与える。従って、RFチョーク39は、ID発生回路36の電圧源をRF信号2
3から分離するが、ID信号37の通過を妨げることはない。BTSモジュール
20のRFチョーク28も同様に作用する。機能的モジュール30のキャパシタ
31は、ID発生回路36の出力をRFチョーク39に接続するノードと、アー
スとの間に接続される。これは、高周波信号に対しアースへの低インピーダンス
経路を与える。BTSモジュール20のキャパシタ21も同様に作用する。
【0023】 ID信号は、直流である必要はなく、RF信号23より著しく低い周波数であ
ってもよい。識別周波数は、定められた周波数範囲の周波数値の1/10又は1
/100であるのが好ましい。 従って、ID発生回路36の電圧源により発生されるID信号37は、RFチ
ョーク39、共通部分32、38、同軸ケーブル41、RFチョーク28を経て
進行し、そして質問回路26に受け取られる。機能的回路24に発生されたRF
信号23は、キャパシタ27、同軸ケーブル41、キャパシタ33を通過し、そ
してRF信号プロセッサユニット34に受け取られる。 ID発生回路36と共に、ID信号37の電力がBTSモジュール20によっ
て供給される質問回路26を示した図6a−6cについて説明する。
【0024】 図6aは、BTSモジュール20が機能的モジュール30に電力を供給し、こ
れにより、機能的モジュールがID信号37を発生できるベーストランシーバシ
ステム10(図4について既に述べた)を示す図である。機能的モジュール30
は、接地点とIDポート38との間に接続されたインピーダンスZ2を含むID
発生回路36を有している。BTSモジュール20は、電圧源25、インピーダ
ンスZ1及び電圧レベル検出回路29を含む質問回路26を有する。BTSモジ
ュール20及び機能的モジュール30は、インピーダンスZ1及びZ2が機能的
モジュール30の接地点とBTSモジュール20の電圧源25との間に直列接続
された電圧分割回路を形成するように接続される。電圧レベル検出回路29は、
インピーダンスZ2(又はZ1)にまたがる電圧を測定する。その結果、既知の
電圧源25に対して、Z2の異なる値は、異なる形式の機能的モジュール30を
特徴付ける。
【0025】 RF信号の周波数範囲において、波の反射を防止するために、接続するモジュ
ールの入力インピーダンスと出力インピーダンスが一般的にマッチングされる。
RF周波数範囲内では、モジュールへの入力インピーダンスが通常50オームで
ある。しかしながら、設計により、直流では、異なる形式の機能的モジュールが
異なるインピーダンス値を有し、そして同じ形式のモジュールが同じインピーダ
ンス値を有することができる。従って、質問回路が質問信号を機能的モジュール
に送信する場合には、機能的モジュールの測定されたインピーダンス、即ちID
信号が、機能的モジュールの形式を識別する。
【0026】 ここに述べる実施形態では、電圧源25は、一定の直流電圧を発生し、そして
インピーダンスZ1及びZ2は抵抗である。電圧レベル検出回路29は、受け取
った電圧レベルを測定し、そして取り付けられた機能的モジュール30を識別す
る。識別は、測定された電圧レベルと記憶された電圧レベル値との比較により行
なわれ、この場合、記憶された電圧レベル値の各々は、特定形式の機能的モジュ
ール30に関連される。 機能的モジュールの識別は、連続的に行うことができる。或いは又、ID発生
回路36は、例えば、機能的モジュール30が最初にBTSモジュールに取り付
けられたときには短い時間中だけイネーブルされてもよいし、又はベーストラン
シーバシステム10の初期シーケンス中にイネーブルされてもよい。
【0027】 図6bは、RF信号23及びID信号37が共通の相互接続部に沿ってBTS
モジュール20と機能的モジュール30との間に通過する図6aの回路を使用す
るベーストランシーバシステム10を示す。共通の相互接続部は、図6bに示す
ように同軸ケーブル41である。図4及び図6aと共通の図6bの番号は、同じ
特徴を指す。機能的モジュール30において、入力32とIDポート38は共通
である。この共通のポート32、38を経て受け取られたRF信号23は、RF
信号プロセッサ34へ通される。ID発生回路36に発生されたID信号37は
、この共通ポート32、38及び同軸ケーブル41を経てBTSモジュール20
へ通される。BTSモジュール20は、前記したように、RF信号23を発生す
るための機能的回路24を有し、RF信号は、出力22に与えられそして同軸ケ
ーブル41に沿って送られる。質問回路26(この場合は、電圧レベル検出回路
29を含む)は、同軸ケーブル41からID信号37を受け取る。ID信号37
の電圧レベルは、電圧レベル検出器29により検出される。Z2に間に発生され
たID信号37は、共通の相互接続部に通され、電圧レベル検出回路29により
測定される。ID信号37は、質問信号による励起に対する電圧分割回路の応答
に依存する。
【0028】 図6cは、図6bの回路をいかに実施するかを示す。図6bと共通の図6cの
参照番号は同じ特徴を指す。同軸ケーブル41は、RF信号23及び直流の質問
信号をBTSモジュール20から機能的モジュール30へ供給すると共に、ID
信号37を機能的モジュール30からBTS20へ供給する。RFチョーク、例
えば、インダクタンス又は1/4波長トラック、及びキャパシタが使用される。
共通ポート32、38とRF信号プロセッサ34との間にキャパシタ33が接続
される。キャパシタ33は、高周波数のRF信号23には低いインピーダンスを
与え、そして直流のID信号37及び質問信号には高いインピーダンスを与え、
従って、RF信号プロセッサ34をID信号37及び質問信号から分離するが、
RF信号23の供給を妨げることはない。同軸ケーブル41と機能的回路24と
の間に接続されたBTSモジュール20のキャパシタ27は、機能的回路24に
対して同様に作用する。共通ポート32、38と、ID発生回路36との間には
RFチョーク39が接続される。RFチョーク39は、高周波数のRF信号23
に対して高いインピーダンスを与え、そして直流のID信号37及び質問信号に
対して低いインピーダンスを与える。従って、RFチョーク39は、電圧発生器
36をRF信号23から分離するが、ID信号37及び質問信号の通過を妨げる
ものではない。BTSモジュール20のRFチョーク28は、全く同様に作用す
る。ID発生回路36の出力をRFチョーク39に接続するノードと、アースと
の間に機能的モジュール30のキャパシタ31が接続される。これは、周波数の
高い信号に対しアースへの低インピーダンス路を与える。BTSモジュール20
のキャパシタ21も同様に作用する。
【0029】 質問信号及びそれに応答するID信号37は、RFチョーク39、共通ポート
32、38、同軸ケーブル41、及びRFチョーク28を経て進行し、ID信号
は質問回路26に受け取られる。機能的回路24に発生されたRF信号は、キャ
パシタ27、同軸ケーブル41、キャパシタ33を通過し、そしてRFユニット
34に受け取られる。 図6a−6cは、ID信号37を発生するためのエネルギーを供給するBTS
モジュール20を示している。これらの各図におけるエネルギー供給源は、電圧
源25である。図7には、BTSモジュール20の質問回路26における電圧源
25及びインピーダンスZ1が電流源に置き換えられた別の構成体が示されてい
る。電流源は、ID信号37を発生するための電力(質問信号)を供給する。 本発明の特定のそして特に効果的な実施形態を示した図8ないし12について
以下に説明する。
【0030】 図8は、トランシーバTRX内の電力レベリングループを示す。増幅回路4は
、第1及び第2の前置増幅器124、126を伴う前置増幅段4aと、電力RF
増幅器128を伴う電力増幅段4bとを備えている。前置増幅段4aは、変調さ
れた搬送波をRF入力信号108として受け取る。又、前置増幅段4aは、利得
制御回路130、例えば、可変電圧減衰器(VVA)130も備えている。この
VVA130は、第1及び第2の増幅器124、126間に接続され、そして積
分器134より成る比較回路から制御入力132を受け取る。積分器134は、
標準的な積分器であり、ここでは詳細に述べないが、図10に幾つかの部品が示
されている。適当な積分器が図11に示されている。前置増幅段4aに入力され
たRF信号108は、第1RF増幅器124によって増幅された後に、VVA1
30及び第2増幅器126へ供給される。第2増幅器126は、更に、制御信号
132によりVVA130にセットされた減衰に基づいて信号を増幅する。この
ようにして増幅された信号は、大部分の電力増幅を行う電力RF増幅器128に
供給される。増幅された信号Vampは、循環回路146を経てフィルタ回路3
に供給される。参照番号32は、フィルタ回路3へのコネクタを示す。
【0031】 積分回路134は、電力増幅器128からの増幅された信号Vampのピーク
電圧を表わす検出された電圧レベルVdetを受け取る。検出された電圧レベル
は、電力カプラー144から導出される増幅された信号の割合から検出回路12
0により検出される。このカプラーは、エッジ結合された並列ラインのマイクロ
ストリップハイブリッド方向性カプラーとして実施することができる。又、積分
器は、プロセッサ7から電力制御信号Vcを受け取り、そしてVcとVdetと
の間の差132を決定する。電力制御信号Vcは、図9に例示されたTDMAシ
ステムにおいて各信号バーストに対して電圧レベル及び傾斜時間を定めるための
電圧包絡線の形態をとる。各バーストに対する傾斜時間及び巾は、GSM規格に
基づいて設定される。典型的な値は、傾斜時間が10μsであり、そしてバース
トの巾が577μsである。電圧包絡線の振幅は、所要の電力レベルに依存し、
これは、セルラー移動通信ネットワークにおけるセルサイズ、アンテナの電力効
率、及び移動ステーションにより報告される信号強度を含む多数の異なるパラメ
ータに基づいて設定される。VcとVdet132との間の差は、VVA130
に付与され、その減衰度を制御する。従って、電力レベリングループが確立され
る。
【0032】 図8は、全ての増幅段が電力レベリングループ内に含まれたトランシーバに対
する既存の電力制御アーキテクチャーを示す。しかしながら、拡張されたセルの
応用に対し、電力ブースタが時々必要になる。ブーストされる電力レベルを正確
に制御することも必要とされるので、電力レベリングループ内にブースタを配置
することが望ましい。 図10は、ブースタモジュール12が存在する電力レベリングループのコンフ
ィギュレーションを示す回路図である。図8と同じ部分が同じ番号で示されてい
る。図10の回路は、本出願人の英国特許出願第9706423.2号に開示さ
れた回路と同様であり、その内容を参考としてここに援用する。
【0033】 ブースタモジュール12は、ブーストされた信号Vboostを発生するRF
増幅器118を含む。電力増幅回路4は、2つのピーク検出器の第1検出器12
0を含む。2つのピーク検出器の第2検出器122は、ブースタ回路12におい
てRF増幅器の後に接続される。ブーストされた信号Vboostの一部分は、
カプラー158を経て第2検出器122に接続される。ここに示す実施形態にお
いては、カプラーが、エッジ接続された並列ラインのマイクロストリップハイブ
リッド方向性カプラーであるが、他の実施も考えられる。ブーストされた信号V
boostの主成分は、フィルタ回路に供給するために、循環回路160を経て
出力コネクタ35へ供給される。第2検出器122は、ブーストされたRF信号
Vboostのピーク電圧を表わす検出された電圧レベルVBDETを供給する。第
2検出器122からの出力信号は、同軸ケーブル15を経て電力増幅器4の電力
レベリング回路130、134へ送信されて戻される。
【0034】 同軸ケーブル15は、増幅された信号Vampを電力増幅器4からブースタ1
2へ供給すると共に、ブースタ12からのブーストされた信号の検出レベルVBD ET をTRX2へ返送する。これは、RFチョーク39、例えば、インダクタンス
又は1/4波長トラック及びキャパシタ33、31の使用により達成される。R
Fチョーク39及びキャパシタ31は、入力コネクタ52(32)と接地点との
間に直列に接続される。キャパシタ33は、入力コネクタ52(32)とRFブ
ースト増幅器118との間に接続される。検出レベルVBDETは、RFチョーク3
9とキャパシタ31との接続部に供給される。
【0035】 検出レベルVBDETは、非常にゆっくりと変化し、そして長い時間にわたって一
定の直流レベルにあることが明らかである。変化の周波数は、TDMAバースト
のバースト周波数に関連している。いずれにせよ、キャパシタは、検出レベルV BDET に対する開路を表わし、一方、RFチョークは、低抵抗経路を表わす。従っ
て、検出レベルは、RFチョーク39を経、同軸ケーブル15を経てトランシー
バTRX2の出力53(22)に送信される。これは、キャパシタ33によりR
F増幅器118に影響を及ぼすことが防止される。TRXの電力増幅段4bにも
、検出レベルVBDETを受け取るために、同様のRFチョーク及びキャパシタ構成
体が設けられる。従って、キャパシタ27は、検出レベルが電力増幅器128に
フィードバックされるのを防止し、一方、RFチョーク28は、ライン42に沿
ってそれを前置増幅段4aへ送信する。
【0036】 ライン142は、ブーストされた信号の検出レベルVBDETを3端子スイッチ1
36の1つの入力に供給するために前置増幅段4aへフィードスルーされる。ス
イッチ136の第2入力は、図8について述べたように、元の電力レベリングル
ープから増幅された信号の検出レベルVdetを受け取る。 前置増幅段4aのスイッチ136は、ブースタが取り付けられた場合に、第1
検出器120からの出力Vdet、又は第2検出器122からの出力VBDETのい
ずれかを積分器134へ与えるのに使用される。制御信号138は、積分器13
4にどの入力が付与されるかを決定する。
【0037】 制御信号138は、ライン142から入力を受け取る質問モジュール26によ
って供給される。質問モジュール26への入力は、ブースタ12内に収容されて
RFチョーク39とキャパシタ31との間のノードに接続されたID発生回路3
6により与えられる。質問モジュール26とID発生回路36との接続は、図5
c及び6cに示すように達成され、そしてこれらの回路は、これらの図面を参照
して説明したように動作する。特に、ID発生回路36は、出力ノード53(R
F出力22として働く)へのブースタ12の接続を識別するID信号37を発生
する。この信号は、質問モジュール26内の検出回路により検出されると、制御
出力138を発生する。この出力は、スイッチ136を制御し、そしてライン1
42が積分器134に接続されるよう確保する。図6cに基づく1つの実施形態
では、ID発生回路36は、50オームでないインピーダンスZ2を有する。
【0038】 図12について説明する。この図は、ブースタモジュール12がアンテナフィ
ルタモジュール3に置き換えられたこと以外は、図10と同じである。アンテナ
フィルタモジュール3は、循環回路171を含む。この循環回路は、同軸ケーブ
ル15を経て電力増幅回路4bに接続された共通ポート54(32)と、接地さ
れたインピーダンスZ3と、同軸ケーブル15を経て受け取ったRF信号をフィ
ルタするように動作する機能的回路172とに接続される。インピーダンスZ3
は、同軸ケーブル15の特性インピーダンス、例えば、50オームである。図1
2の回路において、接地点と循環回路171との間の接続及びインピーダンスZ
3は、ID発生回路36のように動作する。このID発生回路は、図10のID
発生回路とは著しく異なり、質問モジュール26は、ブースタの存在とフィルタ
の存在を弁別することができる。質問モジュール26は、ライン142を経て受
け取った信号に基づき、スイッチ136を制御する。この場合に、質問モジュー
ルは、電力増幅器4bの出力に接続されたブースタ回路12の存在を識別しない
ので、質問モジュールは、ライン142を積分器134に接続するようにスイッ
チ136を制御しない。その結果、図12に示す回路の電力制御ループは、図8
に示したものと同等である。
【0039】 スイッチ136の制御は、質問モジュールの感度と、図10及び12のID発
生回路の相違点、即ちZ3がZ2と充分に相違することとに依存することが明ら
かであろう。 従って、図12に示す回路では、ブースタが存在せずそして電力増幅器4bが
フィルタに接続されたときに、電力増幅された信号Vampは、第1検出器12
0、積分器134及び減衰回路30で構成された電力レベリングループを経てそ
のレベルが制御され、そしてこの信号は、TRXの出力ノード53(22)に発
生されて、フィルタモジュール3へ供給される。ブースタモジュール12が存在
するときには、図10に示すように、ブーストされた電力信号Vboostは、
第2検出器122、RFチョーク39の形態の送信回路、RFチョーク28の形
態の受信回路、積分器134及び減衰回路130より成る電力レベリングループ
を経てそのレベルが制御される。レベリングされたブースト電力信号Vboos
tは、次いで、ブースタの出力コネクタ35においてフィルタモジュール3へ供
給される。
【0040】 同軸ケーブル15は、ブーストされた信号の検出レベルVBDETを増幅段4a、
4bへ返送するのに使用される。又、同軸ケーブルは、電力増幅された信号Va
mpをブースタモジュール12へ送信するのにも使用される。この信号Vamp
は、GSM規格の場合に900MHz程度のRF周波数であり(他の規格では他
の周波数が適用される)、従って、RFチョーク39、28を通過することがで
きない。従って、これらは、RF信号Vampがライン142に沿って下流に進
行するのを防止するか、又は第2検出器22に影響するのを防止する。キャパシ
タ33、27は、周波数が高いことによりRF信号を通過する。従って、同軸ケ
ーブル15は、増幅されたRF信号Vamp及び直流の検出レベルVBDETの両方
に対する送信経路を与える。従って、電力レベリングループは、簡単で且つ有効
なやり方で閉じることができる。特に、これは、ブースタモジュール12がトラ
ンシーバモジュールTRX1に置き換わるときにラック11のバックプレーンへ
の変更を必要としない。
【0041】 図10ないし12を参照して上述したシステムは、トランシーバの出力とブー
スタの入力との間に既存のケーブルを使用し、従って、BTSの他のモジュール
への変更を最小にする。ノイズをピックアップする可能性は最小にされる。とい
うのは、同軸ケーブルにフィードバック経路が維持され、この経路が高速デジタ
ル信号ラインの付近を通らないからである。上記システムは、BTS内にブース
タモジュールを有する。しかしながら、ブースタモジュールをBTSから例えば
マストヘッドへ移動して、同軸ケーブルの長さを増加することもできる。この場
合、伝播遅延の影響を考慮しなければならない。
【0042】 図10ないし12を参照して上述したシステムにおいて、ブーストされた信号
の検出された電圧レベルは、アナログ電圧として電力レベリングループへフィー
ドバックされる。或いは又、これは、信号対雑音比を高めるデジタル形態でフィ
ードバックすることもできるが、A/Dコンバータの使用を必要とする。 ブースタにおける検出器の電圧出力を前置増幅段へフィードバックする別のや
り方は、それが搬送波周波数に変調された場合である。例えば、これは、ブース
タにおいて発生された100MHzのFM変調された搬送波をデュープレクサに
より同軸ケーブルを経て送信し、そして同軸ケーブルの他端で別のデュープレク
サにより抽出するという形態をとることができる。この搬送波は、次いで、復調
され、そして元の検出信号を回復することができる。主搬送波周波数とフィード
バック搬送波周波数との間の差に基づき、上記チョークシステムに代わってこれ
ら信号をマルチプレクスするために二重フィルタが必要とされる。
【0043】 図10の回路は、RF入力信号を受け取りそして第1の増幅された信号を出力
ノードへ供給するように接続された第1増幅回路と、上記第1の増幅された信号
を検出しそしてその第1の増幅された信号の検出レベルに基づいて第1増幅回路
の増幅係数を変更するように接続できる第1検出回路と、第1入力が第1検出回
路に接続されそして第2入力が第2の増幅された信号の検出レベルを受け取る手
段に接続された自動スイッチ回路とを備え、このスイッチが第1又は第2の入力
を選択するよう制御でき、第2入力が選択されたときに第1増幅回路の増幅係数
が第2の増幅された信号の検出レベルに基づいて変更されるようなベーストラン
シーバシステムのための電力レベリングループを構成する。
【0044】 ユニット34は、RF信号プロセッサとして示されたが、他の実施形態では、
信号23がデジタル信号である状態でDSP機能を遂行することもできる。 図6a−6cを参照して既に述べた電圧レベル検出回路29の実施形態を示す
図13a−13cについて以下に説明する。図6a−6cに使用したものと共通
の図13a−13cの参照番号は、同じ構造素子を示すものである。
【0045】 BTSモジュール20及び機能的モジュール30は、インピーダンスZ1及び
Z2が機能的モジュール30の接地点とBTSモジュール20の電圧源25との
間に直列接続された電圧分割回路を形成するように接続される。電圧レベル検出
回路29は、インピーダンスZ1とZ2との間に位置する電圧ノード63から入
力(ID信号37)を受け取る。電圧レベル検出回路29は、この電圧ノード6
3の電圧を基準電圧と比較する。比較は、入力ノード47及び基準ノード46の
2つの入力を有する比較器44により行なわれる。入力ノード47は、ID信号
37を受け取り、そして基準ノード46は、抵抗器43を経て基準電圧42に接
続され、そして基準信号48を受け取る。基準電圧42は、電圧源25と同じ電
圧である。従って、比較器44の出力は、R、Z1及びZ2の値に基づく。それ
故、Z2の異なる値が異なる機能的モジュール30を特徴付けることができる。
図13aに示す電圧レベル検出回路29は、電圧源25が直流電圧を与えるとき
に使用される。比較器44の出力は、例えば、図10及び12に示すスイッチを
制御するように使用することができる。
【0046】 電圧源25が交流電圧を与えるときには、図13bに示す電圧レベル検出回路
29を実施しなければならない。図13aと共通の図13bの参照番号は、同じ
構造素子を指す。図13bと図13aとの相違は、入力54及び出力55を有す
る交流検出器45が比較器44への各入力を処理することである。第1の交流検
出器45が比較器44の基準ノード46と抵抗器43との間に配置される。これ
は、入力54に基準信号48を受け取り、そしてその出力55は、比較器44の
入力ノード47に接続される。比較器44の入力ノード47と電圧ノード63と
の間に第2の交流検出器45が配置される。これは、入力54にID信号37を
受け取り、そしてその出力55は、比較器44の入力ノード47に接続される。
この交流検出器45は、受け取った交流信号(ID信号37及び基準信号48)
を処理し、そして比較器44の入力ノード47及び基準ノード46に直流信号を
与え、これらは、各々、ID信号37及び基準信号48の交流レベルを表わす。
【0047】 図13cは、適当な交流検出器45、即ちダイオード検出器を示す。検出器4
5は、交流信号を受け取る入力54と、その受け取った交流信号のゆっくり変化
する振幅に比例する直流信号を与える出力55とを有する。検出器45は、次の
部品、即ちキャパシタ57及び60、抵抗器58及び61、ダイオード59及び
バッファ56を含む。抵抗器58及び61と、キャパシタ60は、接地される。
検出器のこれら部品は、電圧源の周波数(基準電圧25の周波数)における受け
取った交流信号の振幅に比例する出力信号を与えるように選択される。この周波
数は、RF周波数範囲を外れたものであり、そして好ましくは、RF周波数より
も著しく低い。
【0048】 図14は本発明の更に別の実施形態を示すもので、図5a−5cと同じ部分が
同じ番号で示されている。この実施形態は、ID発生回路がデータ発生器36’
に置き換えられ、そして質問回路がデータデコーダ26’に置き換えられた以外
は同様に作用する。データ発生器は、機能的モジュール30を独特に識別するデ
ータ流を発生し、これは、例えば、「マンチェスター」エンコーディングとも称
される2相フォーマットを使用して同軸ケーブル41に沿って送信される。デー
タデコーダは、信号をデコードして機能的モジュールを識別する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ベーストランシーバシステムのブロック図である。
【図2】 トランシーバモジュールの内部要素を示すブロック図である。
【図3】 モジュールベースのトランシーバシステムを示す図である。
【図4】 本発明の種々の特徴を理解する原理を示すブロック図である。
【図5a】 ベーストランシーバシステムの一実施形態を示す図である。
【図5b】 モジュール間に二重接続を使用した図5aの実施形態を示す図である。
【図5c】 図5bの実施形態を示す回路図である。
【図6a】 ベーストランシーバシステムの別の実施形態を示す図である。
【図6b】 モジュール間に二重接続を使用した図6aの実施形態を示す図である。
【図6c】 図6bの実施形態を示す回路図である。
【図7】 前記実施形態において電圧源と電流源との置き換えを示す図である。
【図8】 トランシーバモジュール内の電力レベリングループの回路図である。
【図9】 TDMAシステムの信号バーストを示すタイミング図である。
【図10】 ブースタモジュールが存在する電力レベリングループのコンフィギュレーショ
ンを示す回路図である。
【図11】 図10の回路に使用するのに適した積分器を示す図である。
【図12】 フィルタモジュールが接続されたトランシーバモジュールを示す図である。
【図13a】 図6aないし6cに示す電圧レベル検出回路29の一例を示す図である。
【図13b】 図6aないし6cに示す電圧レベル検出回路29の別の例を示す図である。
【図13c】 図13bの電圧レベル検出回路29に使用するのに適した交流検出器45を示
す図である。
【図14】 本発明の更に別の実施形態を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ランド ティモシー イギリス ハンプシャー ジーユー13 0 ビーエヌ フリート チャーチ クロッカ ム バーンズ アベニュー 22 Fターム(参考) 5K011 AA04 AA16 DA01

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 RF周波数範囲内のRF周波数で動作する無線通信ネットワ
    ークのモジュラートランシーバシステムに使用される自己構成型トランシーバモ
    ジュールにおいて、 RF周波数範囲のRF信号を発生及び受信するためのRFユニットと、 接続された機能的モジュールから識別信号を受け取るためのIDポートとを備
    え、上記識別信号は、上記機能的モジュールを特徴付けるものであり、そして 更に、上記識別信号から機能的モジュールの性質を識別しそしてそれに応答し
    てトランシーバシステムを構成するための検出回路を備えたことを特徴とするト
    ランシーバモジュール。
  2. 【請求項2】 質問信号を発生するための質問回路と、その質問信号を接続
    された機能的モジュールへ送信するための出力とを更に備えた請求項1に記載の
    システム。
  3. 【請求項3】 上記質問信号及び識別信号は、共通の相互接続によって搬送
    される請求項2に記載のシステム。
  4. 【請求項4】 上記共通の相互接続は、同軸ケーブルである請求項3に記載
    のシステム。
  5. 【請求項5】 上記RF信号も、共通の相互接続によって搬送される請求項
    3又は4に記載のシステム。
  6. 【請求項6】 上記質問信号は、RF周波数範囲から外れたチェック周波数
    において発生される請求項1ないし5のいずれかに記載のシステム。
  7. 【請求項7】 上記チェック周波数は、RF周波数信号の1/10未満であ
    りそして好ましくは1/100未満である請求項6に記載のシステム。
  8. 【請求項8】 上記質問信号を発生するための電源を備えた請求項2又は請
    求項3ないし7のいずれかに記載のシステム。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載の自己構成型トランシー
    バシステムと、それに接続された電力増幅モジュールである機能的モジュールと
    の組合体。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし8のいずれかに記載の自己構成型トランシ
    ーバシステムと、それに接続されたフィルタモジュールである機能的モジュール
    との組合体。
  11. 【請求項11】 RF周波数範囲内のRF周波数で動作する無線通信ネット
    ワークのモジュラートランシーバシステム(10)に接続される機能的モジュール(1
    ,2,3,12;30)において、 RF周波数の入力信号(23)を受け取るための入力(32)と、 上記入力(32)に接続され、上記入力信号(23)を受け取って処理するためのRF
    信号プロセッサ(34)と、 上記機能的モジュール(30)を特徴付ける識別信号(37)を発生するためのID発
    生回路(36)と、 上記識別信号(37)をトランシーバシステム(10)の質問回路(26)に送信するため
    のIDポート(38)と、 を備えたことを特徴とする機能的モジュール。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の機能的モジュールと、それに接続され
    た自己構成型トランシーバモジュールとの組合体であって、自己構成型トランシ
    ーバモジュールが請求項1ないし8のいずれかに記載のものである組合体。
  13. 【請求項13】 上記識別信号を発生するための電源を備えた請求項11に
    記載の請求項11に記載の機能的モジュール。
  14. 【請求項14】 RF周波数範囲内で動作するモジュラートランシーバシス
    テムの機能的モジュールを自動的に識別する方法において、 上記RF周波数範囲から外れたチェック周波数におけるチェック信号を機能的
    モジュールに供給し、 上記チェック周波数において上記機能的モジュールの応答を測定し、この応答
    は、機能的モジュールの性質を特徴付けるものであり、そして 上記応答に基づいて機能的モジュールの性質を識別し、それに応じてトランシ
    ーバシステムを構成する、 という段階を含むことを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 上記チェック周波数は、RF周波数範囲内の動作RF周波
    数の1/10未満であり、そして好ましくは1/100未満である請求項14に
    記載の方法。
JP2000510214A 1997-08-20 1998-08-05 モジュラートランシーバシステム及びそのモジュールの識別 Pending JP2001516165A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9717672.1 1997-08-20
GB9717672A GB2329792A (en) 1997-08-20 1997-08-20 Identification signals enable a transceiver module to correctly configure itself to an attached functional module
PCT/EP1998/005114 WO1999009664A1 (en) 1997-08-20 1998-08-05 Modular transceiver system and identification of modules therein

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001516165A true JP2001516165A (ja) 2001-09-25

Family

ID=10817793

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000510214A Pending JP2001516165A (ja) 1997-08-20 1998-08-05 モジュラートランシーバシステム及びそのモジュールの識別

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6584303B1 (ja)
EP (1) EP1005719A1 (ja)
JP (1) JP2001516165A (ja)
CN (1) CN1267407A (ja)
AU (1) AU748994B2 (ja)
GB (1) GB2329792A (ja)
NO (1) NO20000806L (ja)
WO (1) WO1999009664A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009506697A (ja) * 2005-08-30 2009-02-12 テールズ パルスモード増幅器の2ピーク電力レベル制御方法および装置

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2362544A (en) * 2000-05-17 2001-11-21 Roke Manor Research Filtering module for multi-mode communiction terminal
US20030092381A1 (en) * 2001-08-31 2003-05-15 Claude Buel Modular satellite communications equipment
US20030093811A1 (en) * 2001-11-13 2003-05-15 General Instrument Corporation Bandwidth directional coupler
US7283843B2 (en) * 2004-03-19 2007-10-16 Superconductor Technologies, Inc. Systems and methods for receiver upgrade
US7395091B2 (en) * 2004-03-19 2008-07-01 Superconductor Technologies, Inc. Systems and methods for receiver upgrade
CN100389620C (zh) * 2005-07-19 2008-05-21 上海华为技术有限公司 使收发信机模块获得自身位置信息的方法及系统
US7747833B2 (en) 2005-09-30 2010-06-29 Mosaid Technologies Incorporated Independent link and bank selection
US7652922B2 (en) * 2005-09-30 2010-01-26 Mosaid Technologies Incorporated Multiple independent serial link memory
US20070076502A1 (en) * 2005-09-30 2007-04-05 Pyeon Hong B Daisy chain cascading devices
TWI543185B (zh) * 2005-09-30 2016-07-21 考文森智財管理公司 具有輸出控制之記憶體及其系統
US20070165457A1 (en) * 2005-09-30 2007-07-19 Jin-Ki Kim Nonvolatile memory system
US11948629B2 (en) 2005-09-30 2024-04-02 Mosaid Technologies Incorporated Non-volatile memory device with concurrent bank operations
US8069328B2 (en) * 2006-03-28 2011-11-29 Mosaid Technologies Incorporated Daisy chain cascade configuration recognition technique
US8335868B2 (en) * 2006-03-28 2012-12-18 Mosaid Technologies Incorporated Apparatus and method for establishing device identifiers for serially interconnected devices
US8364861B2 (en) * 2006-03-28 2013-01-29 Mosaid Technologies Incorporated Asynchronous ID generation
US7551492B2 (en) 2006-03-29 2009-06-23 Mosaid Technologies, Inc. Non-volatile semiconductor memory with page erase
US7802064B2 (en) * 2006-03-31 2010-09-21 Mosaid Technologies Incorporated Flash memory system control scheme
US7904639B2 (en) * 2006-08-22 2011-03-08 Mosaid Technologies Incorporated Modular command structure for memory and memory system
US8700818B2 (en) * 2006-09-29 2014-04-15 Mosaid Technologies Incorporated Packet based ID generation for serially interconnected devices
US7817470B2 (en) * 2006-11-27 2010-10-19 Mosaid Technologies Incorporated Non-volatile memory serial core architecture
US8331361B2 (en) * 2006-12-06 2012-12-11 Mosaid Technologies Incorporated Apparatus and method for producing device identifiers for serially interconnected devices of mixed type
US7853727B2 (en) * 2006-12-06 2010-12-14 Mosaid Technologies Incorporated Apparatus and method for producing identifiers regardless of mixed device type in a serial interconnection
US8271758B2 (en) 2006-12-06 2012-09-18 Mosaid Technologies Incorporated Apparatus and method for producing IDS for interconnected devices of mixed type
US8010709B2 (en) * 2006-12-06 2011-08-30 Mosaid Technologies Incorporated Apparatus and method for producing device identifiers for serially interconnected devices of mixed type
US7818464B2 (en) * 2006-12-06 2010-10-19 Mosaid Technologies Incorporated Apparatus and method for capturing serial input data
US7529149B2 (en) * 2006-12-12 2009-05-05 Mosaid Technologies Incorporated Memory system and method with serial and parallel modes
US8984249B2 (en) * 2006-12-20 2015-03-17 Novachips Canada Inc. ID generation apparatus and method for serially interconnected devices
US8010710B2 (en) * 2007-02-13 2011-08-30 Mosaid Technologies Incorporated Apparatus and method for identifying device type of serially interconnected devices
WO2008098342A1 (en) * 2007-02-16 2008-08-21 Mosaid Technologies Incorporated Semiconductor device and method for reducing power consumption in a system having interconnected devices
US7796462B2 (en) * 2007-02-22 2010-09-14 Mosaid Technologies Incorporated Data flow control in multiple independent port
US8086785B2 (en) * 2007-02-22 2011-12-27 Mosaid Technologies Incorporated System and method of page buffer operation for memory devices
US8046527B2 (en) * 2007-02-22 2011-10-25 Mosaid Technologies Incorporated Apparatus and method for using a page buffer of a memory device as a temporary cache
US7913128B2 (en) * 2007-11-23 2011-03-22 Mosaid Technologies Incorporated Data channel test apparatus and method thereof
US7983099B2 (en) 2007-12-20 2011-07-19 Mosaid Technologies Incorporated Dual function compatible non-volatile memory device
US7940572B2 (en) 2008-01-07 2011-05-10 Mosaid Technologies Incorporated NAND flash memory having multiple cell substrates
CN101959224B (zh) * 2009-07-14 2014-01-01 中兴通讯股份有限公司 全球移动通信系统基站收发信台类型的识别方法及装置
US8185120B2 (en) * 2010-03-26 2012-05-22 Microsoft Corporation Cellular service with improved service availability
GB2519287A (en) * 2013-09-26 2015-04-22 Socowave Technologies Ltd Network element, radio frequency mast-top module and methods therefor
CN106414615B (zh) 2014-05-01 2020-10-16 瑞恩麦特克斯股份有限公司 通过反应性提取从含木质素的残余物升级木质素

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0775324B2 (ja) * 1989-08-18 1995-08-09 日本電気株式会社 携帯無線機
US5857151A (en) * 1990-05-04 1999-01-05 Nokia Mobile Phones Ltd. Radio unit for a telephone set with automatic adjustment of operating parameters based on a connected power module
US5479479A (en) * 1991-10-19 1995-12-26 Cell Port Labs, Inc. Method and apparatus for transmission of and receiving signals having digital information using an air link
EP0602608A1 (de) * 1992-12-18 1994-06-22 Siemens Aktiengesellschaft Mobilfunkgerät
JPH06276146A (ja) * 1993-03-19 1994-09-30 Fujitsu Ltd 移動電話装置
DE4319961A1 (de) * 1993-06-16 1994-12-22 Marc A Nieding Telekommunikationseinrichtung
FI108100B (fi) * 1993-06-23 2001-11-15 Nokia Networks Oy Tiedonsiirtomenetelmä ja tiedonsiirtojärjestelmä solukkoradioverkossa
GB2281663B (en) * 1993-08-18 1997-08-20 Nokia Telecommunications Oy Filters for radio base stations
DE4441621A1 (de) * 1994-11-23 1996-05-30 Philips Patentverwaltung Funkfeststation
JP2914425B2 (ja) * 1994-12-27 1999-06-28 日本電気株式会社 自動電源制御機能付き携帯電話機
US5737687A (en) * 1995-03-01 1998-04-07 Qualcomm Incorporated Self-attenuating RF transceiver system using antenna and modem interfaces and cable link
GB2323726B (en) 1997-03-27 1999-05-26 Nokia Telecommunications Oy Power control of RF signals

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009506697A (ja) * 2005-08-30 2009-02-12 テールズ パルスモード増幅器の2ピーク電力レベル制御方法および装置

Also Published As

Publication number Publication date
NO20000806D0 (no) 2000-02-18
WO1999009664A1 (en) 1999-02-25
AU9261298A (en) 1999-03-08
CN1267407A (zh) 2000-09-20
GB2329792A (en) 1999-03-31
US6584303B1 (en) 2003-06-24
GB9717672D0 (en) 1997-10-29
AU748994B2 (en) 2002-06-13
NO20000806L (no) 2000-02-18
EP1005719A1 (en) 2000-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001516165A (ja) モジュラートランシーバシステム及びそのモジュールの識別
US7383023B2 (en) Communication apparatus
EP0812497B1 (en) Radio frequency transceiver system for digital communication
EP0695031B1 (en) Mobile communication device having an output power sensor succeeding a transmission filter
JPH09511116A (ja) セルラー無線システム、中継器及びベースステーション
JPH0583209A (ja) 分散アンテナシステムにおける接続ステージ
EP0859464A3 (en) Mobile station having dual band RF detector and gain control
JP2916265B2 (ja) 受信アンテナの状態を測定する構成体
JPH06197037A (ja) 増幅器制御システムおよび増幅器制御方法
KR100193842B1 (ko) 무선통신시스템의 전력조절 회로 및 방법
US9048931B2 (en) Method and arrangement for feeder sharing in a telecommunication system
EP0972360B1 (en) Power control of rf signals with booster module
US5430411A (en) High-frequency amplifier arrangement, transceiver station comprising such an amplifier arrangement and mobile radio system comprising such stations
JPS60121830A (ja) 送信出力の制御方法
CN110233685B (zh) 一种无线信号共存干扰测试方法及其测试系统
CN210111982U (zh) 一种uhf频段机载接收射频电路
US20040058655A1 (en) Active antenna system of a radio communication terminal
CN117202383A (zh) 空地联合自组网干扰系统
GB2330960A (en) Feedback rf power control with offset stored during off period removed during on period
KR100252784B1 (ko) 이동통신기기의송신출력제어회로
MXPA98001453A (en) Method and system for gain control with non-ortogo noise energy base
JPS63301630A (ja) 送信電力制御方式