JP2001515556A - 伝熱式熱交換器を用いる水素燃料動力プラント - Google Patents

伝熱式熱交換器を用いる水素燃料動力プラント

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JP2001515556A JP53036397A JP53036397A JP2001515556A JP 2001515556 A JP2001515556 A JP 2001515556A JP 53036397 A JP53036397 A JP 53036397A JP 53036397 A JP53036397 A JP 53036397A JP 2001515556 A JP2001515556 A JP 2001515556A
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ウエスチングハウス・エレクトリック・コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】 水素(2)が動力プラントの燃料源として用いられる。水素(2)を純粋な酸素(1)中で燃焼(8)させて蒸気(71)を生じさせ、次にこの蒸気を一又は二以上のタービン(24,26,28)内で膨張させ、この蒸気は、引き続くタービン(10,12)相互間で水素と酸素を更に燃焼させることにより再熱される。タービン(76)から排出される蒸気中の熱を燃焼に先立って水素と酸素に伝えることによりかかる熱を回収する。燃焼にあたって炭化水素燃料又は大気を使用しないので、NOx生成が起こらず、従って動力プラントからの唯一の放出物(77)が水であるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】 伝熱式熱交換器を用いる水素燃料動力プラント 発明の背景 本発明は、タービン動力プラントで水素を燃焼させる方法に関する。より詳細 には、本発明は、水素を酸素中で燃焼させ、排熱を伝熱式熱交換器又はレキュペ レータによって回収する動力プラントに関する。 従来型動力プラントでは、炭化水素燃料、例えば天然ガス又は留出燃料油を空 気中で燃焼させて高温ガスを生じさせる。ガスタービン動力プラントでは、次に 、この高温ガス(これは、代表的には約1000〜1500kPa(150〜2 00psia)まで加圧される)をタービン中で膨張させて軸動力を生じさせる。蒸 気タービン動力プラントでは、高温ガスは熱を給水に伝えて蒸気が生じ、次に蒸 気を蒸気タービン中で膨張させて軸動力を生じさせる。いずれの場合でも、ター ビンは負荷、例えば発電機又は圧縮機を駆動して役に立つ軸動力を配給する。 残念なことに、空気中での炭化水素燃料の燃焼の結果として、窒素の酸化物が 生じ、これは大気汚染物質であると考えられる。燃焼中、NOxは主として3つ の発生源、即ち、(1)NOxへの燃焼用空気中の空中窒素の変換(このNOx は一般に「熱的(thermal)NOx」と呼ばれている)、(2)NOxへの、燃料中 の有機的に結合された窒素化合物、例えばHN3(アンモニア)及びHCNの変 換、及び(3)空中窒素と燃料中の炭化水素の分解により生じる炭化水素破片との 反応(これにより生じるNOxは一般に「即発NOx」と呼ばれている)から生 じる。 純水酸素中で水素燃料を燃やすと、NOxは全く発生しない。というのは、即 発NOx及び燃料に結合されたNOxを生じる炭化水素が存在せず、空中窒素も 存在しないからである。ロケットエンジン用の燃焼器は従来、液体水素を液体酸 素中で燃焼させることにより作動される。しかしながら、ロケットエンジンとは 異なり、動力プラント用タービンは、性能低下を起こすことなく長期間にわたっ て動作する必要があり、しかも燃料中の有効エネルギをできるだけ効率的に利用 する必要がある。 したがって、タービン動力プラントにおいて酸素中で水素燃料を燃焼させてN Oxを発生させることなく軸動力を生じさせる効率的な方法を提供することが望 ましい。 発明の概要 したがって、本発明の一般的な目的は、タービン動力プラント内において酸素 中で水素燃料を燃焼させ、それによりNOxを発生させないで軸動力を生じさせ る効率的な方法を提供することにある。 広義には、本発明のこの目的及び他の目的は、回転軸動力を発生させる方法で あって、第1の燃焼器内において加圧酸素の第1の流れの中で加圧水素の第1の 流れを燃焼させ、それにより第1の加圧酸素流のうち少なくとも第1の部分を消 費して高温加圧蒸気の第1の流れを生じさせる段階と、高温加圧蒸気の第1の流 れを膨張させて少なくとも部分的に膨張した蒸気の流れを生じさせ、前記膨張の 少なくとも一部は第1のタービンで達成され、それにより軸動力を発生させる段 階と、熱を少なくとも部分的に膨張した蒸気の流れから、第1の加圧水素流と第 1の加圧酸素流のうち少なくとも一方に、その燃焼に先立って伝える段階とを有 することを特徴とする方法によって達成される。 本発明の好ましい実施形態では、水素の流れ及び酸素の流れは、これらの燃焼 に先立ってこれらの臨界圧力以上に加圧され、熱を膨張蒸気流から伝える段階で は、熱を加圧水素流と加圧酸素流の両方に伝える。 図面の簡単な説明 図1は、酸素を一又は二以上の冷却流路に通した後に水素燃料の燃焼のための 酸素の全てを第1の燃焼器内に供給する本発明のタービン動力プラントの第1の 実施形態の略図である。 図2は、水素燃料の理論混合比による燃焼に必要な酸素だけを各燃焼器に供給 する本発明のタービン動力プラントの第2の実施形態の略図である。 好ましい実施形態の説明 図面を参照すると(図中、同一の符号は同一の部分を示している)、図1には 、本発明の水素燃料動力プラントの第1の実施形態の略図が示されている。動力 プラントの主要な構成要素は、酸素源1、水素源2、伝熱式熱交換器又はレキュ ペ レータ6、一次燃焼器8、二次燃焼器10、三次燃焼器12、高圧タービン14 、中圧タービン16、低圧タービン18であり、これらタービンは各々負荷(図 示せず)、例えば発電機を駆動する。タービンは好ましくは、従来型のものであ り、複数の交互に並んだ静翼列と回転翼列で構成される。静翼はシリンダに取り 付けられ、回転翼は中央に配置された回転シャフトに取り付けられている。燃焼 器は、ガスタービンで用いられる従来形式のものであってもよく、或いは特別な 設計のものであってもよい。 好ましくは、酸素源1からの酸素30は約143°K(258°R)以下の温 度状態にあり、極低温液体となっている。好ましくは、ブースト圧縮機3が、酸 素30の圧力をその超臨界圧力(これは、酸素については約4970kPa(72 0psia)である)よりも高い圧力、最適には約34500kPa(5000psia) まで上げる。すると、加圧された酸素32は伝熱式熱交換器6を通って流れ、こ こで好ましくは約540℃(1000°F)まで加熱される。酸素32は好まし くはその臨界圧力よりも高い圧力に加圧されるので、この加熱に伴う状態変化は 生じず、したがって伝熱式熱交換器から排出される加熱酸素34は本質的には液 体状態のままである。しかしながら、もし亜臨界圧力の酸素(気体状の酸素を含 む)が伝熱式熱交換器6に供給された場合、加熱酸素34は気体の状態になろう 。 伝熱式熱交換器には、酸素と蒸気とを接触させないで熱を低圧蒸気76(これ については、以下に一層詳しく説明する)から加圧酸素32に流すことができる 伝熱面が形成されている。伝熱式熱交換器6は、シェルアンドチューブ形のもの であるのがよく、加圧された酸素32は、フィン付き管を通って流れ、低圧蒸気 76は管上をこれに沿って流れる。 伝熱式熱交換器6からの加熱された加圧酸素34は3つの流れ38,40,4 2に分けられる。酸素流38は、高圧タービン14内に形成された冷却用流路2 4を通って流れ、ここでタービン構成部品を冷却するのに用いられ、したがって これらタービン構成要素は、高圧タービン14を通って流れる高温加圧蒸気/酸 素混合物71によって過度に加熱されることはないようになっている。貫通した 冷却用流路24を有するタービン構成部品としては、回転翼及び静翼が挙げられ る。当該技術分野で周知の原理を用いて、回転翼及び静翼には、冷却用流体通 路が形成されており、かかる冷却用流体通路により、高温蒸気/酸素混合物71 から回転翼及び静翼に伝えられた熱を次に冷却用流路24を通って流れている酸 素38に伝え、それにより酸素38を加熱すると同時に回転翼及び静翼を冷却す る。一段と加熱された酸素39(これは好ましくは約650℃(1200°F) まで加熱されている)を次に冷却用流路24から放出してタービンから出るよう にする。同様に、酸素流40,42は、それぞれ中圧タービン16及び低圧ター ビン18内に形成された冷却用流路26,28を通って流れる。 好ましくは、冷却用流路24,26,28は、冷却用流路に入る酸素38,4 0,42が全てタービン14,16,18から排出されるような閉ループタイプ のものである。変形例として、効果的な冷却を助長することが望まれる場合には 、ある程度の量の酸素38,40,42を冷却用流路24,26,28から抽気 してタービンを通って流れている蒸気/酸素混合物71〜76に流入させてもよ い。 好ましい実施形態では加圧酸素34はタービン構成部品の冷却用流体として用 いられるが、タービンはまた、それだけで、或いは選択されたタービン構成部品 を貫通する別個の酸素及び水素冷却用流路を用いることにより酸素と組合せて加 圧水素54によって冷却してもよい。変形例として、かかる冷却方式は、伝熱式 熱交換器からの蒸気を後述するように再循環させることによって達成できる。 図1を参照すると、タービン14〜18から排出された一段と加熱された状態 の加圧酸素39,41,43の流れは合流して酸素の流れ44になり、次にこの 流れ44は一次燃焼器8に差し向けられる。 好ましくは、水素源1からの水素50は、これまた極低温液体であるように温 度が17°K(30°R)以下の温度状態にある。好ましくは、ブースト圧縮機 4が、水素50の圧力をその超臨界圧力(水素については、約1280kPa( 185psia)よりも高くし、最適には約34500kPa(5,000psia)ま で上げる。すると、加圧水素52は伝熱式熱交換器6を通って流れ、ここで加圧 酸素32と同様の方法で好ましくは約540℃(1000°F)まで加熱される 。水素32は好ましくはその臨界圧力よりも高く加圧されるので、この加熱に伴 う状態変化は生じず、したがって伝熱式熱交換器から排出される加熱水素54は 本質 的に液体状態のままである。しかしながら、亜臨界圧力の水素(気体状の水素を 含む)が伝熱式熱交換器6に供給されると、加熱された水素54は気体状になる であろう。 酸素32の場合と同様、伝熱式熱交換器には、水素と蒸気を接触させないで熱 を低圧蒸気76から加圧水素52に流すことができるようにする伝熱面が形成さ れている。 伝熱式熱交換器6からの加圧された加熱水素54は3つの流れ56,58,6 0に分けられ、これら流れはそれぞれ一次燃焼器8、二次燃焼器10、三次燃焼 器12に差し向けられる。後述するように、中圧タービン16及び低圧タービン 18を通って流れる蒸気/酸素混合物73〜76の圧力は、高圧タービン14を 通って流れている混合物の圧力よりも低い。したがって、この発明の好ましい実 施形態では、水素の流れ58,60はそれぞれ二次燃焼器10及び三次燃焼器1 2内への導入に先立ってそれぞれ小さな出力のタービン20,22内で部分膨張 する。これにより、水素52の圧縮するのに費やされたエネルギのうち一部を有 効な仕事として回収できる。 図1に示す本発明の実施形態では、3つの燃焼器8,10,12のそれぞれの 中の3つの水素流56,58,60の燃焼に必要な酸素44は全て一次燃焼器8 内へ導入される。その結果、一次燃焼器8内では、水素燃料の第1の部分56の 全ては酸素44の一部により燃焼するので一次燃焼器8内における燃焼は、酸素 が濃厚で燃料が稀薄なものとして特徴づけられる。かかる燃焼により、温度は、 例えばもし水素を理論混合比で燃焼させた場合とは異なってけ過度に高くなるこ とはない。 一次燃焼器8内での水素と酸素の燃焼生成物は、超臨界蒸気の形態の純水であ る。その結果、一次燃焼器8は、超臨界蒸気と酸素の混合物で構成される高温加 圧ガス71を排出する。好ましくは、高圧蒸気/酸素混合物71を約1650℃ (3000°F)まで加熱するのに十分な量の水素56の燃焼が一次燃焼器8内 で行われる。 一次燃焼器8からの高圧蒸気/酸素混合物71は、高圧タービン14内で中程 度の圧力状態まで部分膨張して有益な軸動力を生じさせる。その際、蒸気/酸素 混合物72の温度を、好ましくは約810℃(1500°)まで下げる。次に、 高圧タービン14から排出された中程度の圧力の蒸気/酸素混合物72を二次燃 焼器10内で再加熱し、この中で水素燃料の第2の部分59が蒸気/酸素混合物 72中の酸素の一部と共に燃焼する。酸素の残り全部が二次燃焼器10内で消費 されるわけではないので、燃焼は子の場合も、酸素が濃厚で燃料が稀薄なものと して特徴づけることができる。二次燃焼器10内における燃焼は好ましくは、中 程度の圧力の蒸気/酸素混合物の温度を上昇させて、これを約1650℃(30 00°F)に戻す。 次に、二次燃焼器10からの再加熱された中圧力蒸気/酸素混合物73を中圧 タービン16内において低圧状態まで一段と膨張させ、それにより追加の軸出力 を生じさせる。その際、その温度を好ましくは約810℃(1500°F)まで 再び減少させる。中圧タービン16から排出された低圧蒸気/酸素混合物74を 次に三次燃焼器12内で再加熱し、この中で水素燃料の第3の部分57を蒸気/ 酸素混合物74中の酸素の残りの部分と共に燃焼させ、好ましくは低圧蒸気/酸 素混合物の温度を上昇させて約1650℃(3000°F)に戻す。酸素は好ま しくは三次燃焼器10内の燃焼によって減少するので、この燃焼は理論混合比と して特徴づけることができ、三次燃焼器によって排出された流体は本質的に純粋 な蒸気である。 次に、三次燃焼器12からの再加熱低圧蒸気75を低圧タービン18内で一段 と膨張させ、ここでその温度を好ましくは約810℃(1500°F)まで再び 下げる。かくして、低圧タービン18は、さらに多くの軸動力を生じさせる。好 ましくは、低圧タービン18から排出された膨張後の蒸気76の圧力は、大気圧 未満の圧力、例えば約7kPa(1psia)である。 好ましくは、一次燃焼器8から伝熱式熱交換器6までの流体によって生じる全 圧力降下は、高圧タービン14、中圧タービン16及び低圧タービン18の間で ほぼ均等に分割され、したがって各タービン内における膨張比は3の3乗根であ る。 好ましい実施形態では、三次燃焼器12内における燃焼では残りの酸素を全て 消費ずるが、場合によっては、三次燃焼器10内では稀薄燃焼も採用することが 望ましい場合があり、したがって三次燃焼器から排出された流体はある過剰の酸 素を含有するであろう。さらに、図1に示す実施形態は3つのタービン14,1 6,18を採用しているが、熱力学的効率及びコストを最適化するためにこれよ りも多い数又は少ない数のタービンを用いてもよい。 低圧タービン18から排出された蒸気76は、伝熱式熱交換器6に差し向けら れ、ここで、流入している極低温酸素32及び水素52の流れに熱を伝えること により蒸気76の温度を一段と減少させる。低圧タービン16から排出されてい る蒸気から熱を酸素32及び水素52燃料に伝えることにより、サイクル内への エネルギ入力の最適使用が可能となり、それにより熱効率が最大限になる。伝熱 式熱交換器6から排出された蒸気77の温度は、流入蒸気76の温度及び質量流 量だけでなく酸素及び水素の入口温度及び出口温度、並びに流量の関数となろう 。好ましくは、蒸気77は、伝熱式熱交換器6内で十分に冷却されて凝縮される ようになる。次に、凝縮物77をプロセス水として使用するために排出し、或い は環境中に排出する。変形例として、伝熱式熱交換器6は蒸気76を一部だけ冷 却してもよく、伝熱式熱交換器から排出された部分的に冷却された膨張済みの蒸 気は次に凝縮器(図示せず)に差し向けられることになろう。 かくして、本発明によれば、回転軸出力は、NOxを生じさせないで効果的に 得られる。しかも、動力プラントからの唯一の放出物は純水であり、これは大抵 の場合、僅かに冷却した後、環境に安全に放出できる。 図2は、本発明の第2の実施形態を示している。この実施形態では、酸素13 2及び水素152は、それぞれ酸素源150及び水素源102によって供給され る。好ましくは、酸素132及び水素152は、それらの臨界圧力よりも高い圧 力に加圧されるが、極低温状態ではなく、即ち周囲温度及び約20500kPa (3000psia)である。酸素132及び水素152は、上述したように低圧蒸気1 76からの熱の伝達によって伝熱式熱交換器106内で加熱される。この実施形 態では、酸素134及び水素154は好ましくは、約260〜540℃(500 〜1000°F)まで加熱される。 伝熱式熱交換器6からの加熱酸素134及び加熱水素154はそれぞれ3つの 流れに分割される。酸素の第1の部分144及び水素160の第1の部分は、一 次燃焼器108内で燃焼させる。しかしながら、この実施形態では、燃焼は本質 的に理論混合比で行われ、したがって酸素144は本質的に全て水素160の全 ての燃焼の際に消費されるようになる。その結果、一次燃焼器108は、高圧の 超臨界状態の本質的に純水な蒸気171の流れ、即ち約21840kPa(31 68psia)の蒸気の超臨界圧力よりも大きな圧力の状態の蒸気を放出する。 燃焼が理論混合比で行われるにもかかわらず、温度は後述するように超臨界蒸 気181,188の流れを一次燃焼器108内へ導入することによって過度には ならず、これは燃焼器の温度を適度のレベルにする。その結果、一次燃焼器10 8から排出された高圧超臨界蒸気171は、蒸気181,188の注入だけでな く酸素144及び水素160の燃焼によって生じる蒸気によって構成される。好 ましくは、一次燃焼器108によって排出された超臨界蒸気171は、約205 00kPa(3000psia)の圧力、及び1650℃(3000°F)の温度状 態にある。 一次燃焼器108からの高圧超臨界蒸気171は、高圧タービン114内で中 程度の圧力まで部分膨張し、それにより有益な軸出力が得られる。その際、蒸気 の温度は好ましくは、約810℃(1500°F)まで下げられる。次に、高圧 タービン114から排出された中程度の圧力の蒸気172は、二次燃焼器110 内で再加熱され、ここで水素燃料の第2の部分159は酸素の第2の部分136 と共に燃焼する。この場合もまた、二次燃焼器110内における燃焼は好ましく は、本質的に理論混合比の状態で行われて本質的に純水な中程度の圧力の蒸気1 73が生じるようになる。二次燃焼器110内における燃焼は好ましくは、中程 度の圧力蒸気173の温度を上昇させて約1650℃(3000°F)に戻す。 次に、二次燃焼器110からの再加熱された中程度の圧力の蒸気173を中圧 タービン116内で低圧状態まで一段と膨張させ、それにより追加の軸出力を生 じさせる。その際、その温度をこの場合も又、好ましくは約810℃(1500 °F)まで下げる。次に、中圧カタービン116から排出された低圧蒸気174 を三次燃焼器112内で再加熱し、ここで水素燃料の第3の部分157を酸素の 第3の部分135で燃焼させる。この場合も、三次燃焼器112内における燃焼 は好ましくは、本質的に理論混合比の状態で行われて本質的に純水な低圧蒸気 175が生じるようになる。三次燃焼器112内における燃焼は好ましくは低圧 蒸気175の温度を上昇させて約1650℃(3000°F)に戻す。 次に、三次燃焼器112からの再加熱低圧蒸気175を低圧タービン18内で 一段と膨張させ、その温度を再び好ましくは約810℃(1500°F)まで下 げる。かくして、低圧タービン118はさらに多くの軸出力を生じさせる。好ま しくは、低圧タービン118から排出された膨張蒸気176の圧力は上述したよ うに大気圧未満の圧力状態にあり、流体が経験する圧力降下の合計は、高圧ター ビン114、中圧タービン116及び低圧タービン118相互間でほぼ均等に分 割される。さらに、図2に示す実施形態は3つのタービン14,16,18を採 用しているが、上述したようにこれよりも多い数又は少ない数のタービンを用い てもよい。 低圧タービン118から排出された蒸気176は伝熱式熱交換器106に差し 向けられ、ここで、熱を上述したように流入中の酸素132及び水素152の流 れに伝達するが、後述するように加圧水179にも伝達することによって蒸気1 76のの温度は一段と下がる。次に、冷却された蒸気177を凝縮器198に差 し向ける。凝縮器198からの凝縮物を2つの流れ178,199に分割する。 流れ199は他の用途又は他の用途のために排出されるか、或いは環境に排出さ れる。 凝縮物の流れ178は、ポンプ200によりその臨界圧力よりも高い圧力、好 ましくは約20500kPa(3000psia)まで加圧される。加圧水179を 直接一次燃焼器108内に注入して燃焼温度の制御を行うことができるが、好ま しくは加圧水179はまず最初に伝熱式熱交換器106を通って流れる。加圧水 179の温度はここで膨張した蒸気176からの熱の伝達によって上昇する。伝 熱式熱交換器106内では、水179は2つの流れ180,181に分割される 。 第1の流れ180は、伝熱装置の一部だけを通って流れた後に超臨界蒸気の流 れとして伝熱式熱交換器から排出される。好ましくは、その温度は約260℃( 500°F)まで上げられる。次に、伝熱式熱交換器106から排出された蒸気 180は3つの流れ182,184,186に分割され、これらは各々、上述し たように高圧タービン114、中圧タービン116及び低圧タービン118の 構成部品に形成された冷却用流路124,126,128のそれぞれを通って流 れる。冷却用流路の各々において、熱は蒸気に伝えられ、好ましくはその温度を 約540℃(1000°F)に上昇させる。タービンから排出された加熱超臨界 蒸気183,185,187の流れを次に一次燃焼器108内に導入して上述し たように燃焼温度の制御を行う。図2は閉ループタービン蒸気冷却構造を示して いるが、冷却用流路124,126,128に差し向けられる蒸気の全て又は一 部を直接その対応関係にあるそのそれぞれのタービンを通って流れている蒸気内 へ放出してもよい。 伝熱式熱交換器106からの超臨界蒸気181の第2の流れは、伝熱装置の全 体を通って流れた後に排出されてその温度は蒸気180の温度よりも高く、好ま しくはタービンの冷却用流路124,126,128から排出された蒸気流18 3,185,187と同一の温度、即ち約540℃(1000°F)まで上昇す る。伝熱式熱交換器106からの加熱超臨界蒸気の第2の流れは、直接一次燃焼 器108に差し向けられる。 図2に示す実施形態では、伝熱式熱交換器106は低圧タービン118の下流 側に設けられているが、伝熱式熱交換器を有利には低圧タービンの上流側に配置 してもよい。これにより、一方においては伝熱式熱交換器106を通って流れる 加圧酸素132の流れ、水素152の流れ及び水179の流れと、他方において は伝熱式熱交換器を通って流れている蒸気176との間の圧力差が減少する。か かる実施形態では、低圧タービン118は凝縮タイプのものであってもよく、こ の場合、低圧燃焼器を省くことができる。 上述したように、本発明はその精神及び均等範囲から逸脱することなく他の特 定の形態で実施できるので、本発明の範囲を定めるにあたっては上述の説明では なく特許請求の範囲の記載に基づくべきである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年4月15日(1998.4.15) 【補正内容】 請求の範囲 1.第1の燃焼器(8)内において加圧酸素ガス(44)の第1の流れの中で加圧 水素(56)の第1の流れを燃焼させ、それにより加圧酸素ガスの前記第1の流 れのうち少なくとも第1の部分を消費して高温加圧蒸気(71)の第1の流れを 生じさせる段階と、高温加圧蒸気の前記第1の流れを膨張させて少なくとも部 分的に膨張した蒸気(72)の流れを生じさせ、前記膨張の少なくとも一部は第 1のタービン(14)で達成され、それにより軸動力を発生させる段階と、熱を 少なくとも部分的に膨張した蒸気の前記流れから、加圧水素の前記第1の流れ と加圧酸素ガスの前記第1の流れのうち少なくとも一方に、その燃焼に先立っ て伝える段階とを有する回転軸動力を発生させる方法において、前記少なくと も部分的に膨張した蒸気(176)を、これからの前記熱伝達後に凝縮して水 (177)を生じさせる段階を有することを特徴とする方法。 2.水(177)を加圧する段階と、前記燃焼により生じた高温加圧蒸気(171)の 前記第1の流れの冷却のために加圧水(179)を第1の燃焼器(108)内に導入 する段階とを更に有することを特徴とする請求項1記載の方法。 3.水(177)を加圧する段階と、熱を前記部分的に膨張した蒸気(176)から加 圧水(179)に伝えて冷却用蒸気(181)の流れを生じさせる段階と、前記燃焼 により生じた高温加圧蒸気(171)の前記第1の流れの冷却のために冷却用蒸 気の前記流れを第1の燃焼器(108)内に導入する段階とを更に有することを 特徴とする請求項1記載の方法。 4.熱を第1のタービン(114)から加圧酸素ガスの前記第1の流れに伝え、そ れにより第1のタービンを冷却すると共に前記酸素を加熱する段階を更に有す ることを特徴とする請求項1記載の方法。 5.熱を第1のタービン(114)から加圧酸素ガスの前記第1の流れに伝える前 記段階では、加圧酸素ガスの前記流れの少なくとも一部を第1のタービンを通 って流すことを特徴とする請求項4記載の方法。 6.加圧水を第1の燃焼器(108)に導入する段階の実施前に、加圧水(179)の 少なくとも一部を第1のタービン(114)を通って流して第1のタービンか ら熱を奪う段階を更に有することを特徴とする請求項2記載の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第1の燃焼器内において加圧酸素の第1の流れの中で加圧水素の第1の流れ を燃焼させ、それにより加圧酸素の前記第1の流れのうち少なくとも第1の部 分を消費して高温加圧蒸気の第1の流れを生じさせる段階と、高温加圧蒸気の 前記第1の流れを膨張させて少なくとも部分的に膨張した蒸気の流れを生じさ せ、前記膨張の少なくとも一部は第1のタービンで達成され、それにより軸動 力を発生させる段階と、熱を少なくとも部分的に膨張した蒸気の前記流れから 、加圧水素の前記第1の流れと加圧酸素の前記第1の流れのうち少なくとも一 方に、その燃焼に先立って伝える段階とを有することを特徴とする方法。 2.熱を部分的に膨張した蒸気の流れから伝える前記段階では、熱を第1の加圧 水素流にその燃焼に先立って伝えることを特徴とする請求項1記載の方法。 3.第1の水素流を、その燃焼に先立ち、且つ前記膨張蒸気からの熱の伝達に先 立って加圧する段階を更に有することを特徴とする請求項2記載の方法。 4.第1の水素流を加圧する前記段階では、水素を、少なくとも水素の臨界圧力 に等しい圧力まで加圧することを特徴とする請求項3記載の方法。 5.膨張蒸気流から熱を伝える段階では、熱を第1の加圧酸素流に、その燃焼に 先立って伝えることを特徴とする請求項1記載の方法。 6.第1の酸素流を、その燃焼に先立ち、且つ前記膨張蒸気からの熱の伝達に先 立って加圧する段階を更に有することを特徴とする請求項5記載の方法。 7.第1の酸素流を加圧する前記段階では、酸素を、少なくとも酸素の臨界圧力 に等しい圧力まで加圧することを特徴とする請求項6記載の方法。 8.膨張蒸気流から熱を伝える段階では、熱を第1の加圧酸素流と第1の加圧水 素流の両方に、これらの燃焼に先立って伝えることを特徴とする請求項1記載 の方法。 9.第1の加圧酸素流中の酸素の前記第1の部分は、第1の燃焼器内で第1の加 圧水素流と共に燃焼し、燃焼により、加熱された加圧酸素と高温加圧蒸気の混 合物が生じ、加圧酸素と加圧蒸気の前記混合物は、第1のタービン内で実質的 に膨張し、それにより部分的に膨張した酸素と蒸気の混合物が生じることを特 徴とする請求項1記載の方法。 10.第2の燃焼器内において、部分的に膨張した酸素と蒸気の混合物の中で加圧 水素の第2の流れを燃焼させ、それにより第2の加圧酸素流の酸素の第2の部 分を消費して再加熱された部分膨張蒸気の流れを生じさせる段階を更に有する ことを特徴とする請求項9記載の方法。 11.再加熱された部分膨張蒸気の流れを第2のタービン中で膨張させて追加の軸 動力を生じさせる段階を更に有することを特徴とする請求項10記載の方法。 12.第1の加圧酸素流中の実質的に全ての酸素は第1の加圧水素流と共に燃焼す ることを特徴とする請求項1記載の方法。 13.燃焼は、本質的に理論混合比で起こることを特徴とする請求項12記載の方 法。 14.少なくとも部分的に膨張した蒸気を、これからの熱の伝達後に凝縮して水を 生じさせる段階を更に有することを特徴とする請求項1記載の方法。 15.水を加圧する段階と、前記燃焼により生じた高温加圧蒸気の前記第1の流れ の冷却のために加圧水を第1の燃焼器内に導入する段階とを更に有することを 特徴とする請求項14記載の方法。 16.水を加圧する段階と、熱を前記部分的に膨張した蒸気から加圧水に伝えて冷 却用蒸気の流れを生じさせる段階と、前記燃焼により生じた高温加圧蒸気の前 記第1の流れの冷却のために冷却用蒸気の前記流れを第1の燃焼器内に導入す る段階とを更に有することを特徴とする請求項14記載の方法。 17.加圧蒸気は、第1のタービン内で部分的に膨張するだけであり、前記方法は 、加圧水素の第2の流れ及び加圧酸素の第2の流れを前記部分膨張蒸気流中へ 導入してこれを第2の燃焼器内で燃焼させ、再加熱された部分膨張蒸気の流れ を生じさせる段階を更に有することを特徴とする請求項1記載の方法。 18.前記再加熱された部分膨張蒸気流を第2のタービン内で膨張させて追加の軸 動力を生じさせる段階を更に有することを特徴とする請求項17記載の方法。 19.熱を第1のタービンから加圧酸素の前記第1の流れに伝え、それにより第1 のタービンを冷却すると共に前記酸素を加熱する段階を更に有することを特徴 とする請求項1記載の方法。 20.熱を第1のタービンから第1の加圧酸素流に伝える前記段階では、加圧酸素 流の少なくとも一部を第1のタービンを通って流すことを特徴とする請求項1 9記載の方法。
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